家族で旅行で行った、ユネッサンの紹介をしています。
つづいて、屋外設備の説明に行きましょう。
ちなみに、体験日は雨でした。屋外に行けば、当然雨が降っています。
▼ロデオマウンテン
屋外に出ると、目の前に人工の山があり、山肌にスライダーが作られています。
いわゆるウォータースライダーです。
「ロデオマウンテン」は一応このスライダーの名前のようですが、山の名前でもあるようです。
スライダーには、イージー・ノーマル・ハードの3コースあります。
イージーは小さな子供向け。勢いが出ないため、体重が重いと途中で止まってしまいます。
小学校1年の次女はイージーばかりやっていたけど、6年の長男だともう止まってしまう感じ。
ノーマルは適度に速度も出て、左右に振られて誰でも楽しめます。
妻と3年生の長女は、ノーマルが一番楽しいと言ってました。
ハードは、激しく左右に振られ、多くの人が転倒します。
慣れると態勢を保って転倒しないようにするのが面白いのだけどね。
僕はハードばかり滑ってました。
妻によれば、ある程度体重がないと、カーブの際に速度が落ちてしまうようです。
これが妻がノーマルが楽しいと言っていた理由で、自分の体重に合わせて選んだほうが楽しめるらしいです。
僕が行ったときは雨も降っていたため寒く、人気があるロデオマウンテンに並んでいると体が冷えました。
山頂には温泉があるので、グループの場合は交代で温まりながら並ぶのが良いかと思います。
また、滑り降りたところにあるプールからは速やかに出なくてはならないのですが、出てすぐのところに小さな風呂があります。
グループの他のメンバーを待つときは、そこに入っているとよいでしょう。
ところで、ロデオマウンテンは 110cm 以上でないと利用できません。
うちの次女は 108cm なのですが…「ほぼ 110cm」ということで、係のお兄さんに OK をいただきました。
背の高さが微妙な子は、一度 OK が出れば、「110cm 以上だった」という印の腕輪をもらえます。
これがあれば、後は何度でも楽しめます。
係の人は、時々交代します。そして、人によって判断も甘かったり厳密だったりするようです。
子供の背が微妙な時は、何度も足を運べばあるいは、許可が出るかもしれません。
▼龍の水辺
ロデオマウンテンの山頂から温泉の滝が流れ落ち、山の脇に池を作っています。
ここが龍の水辺。もちろん暖かいです。屋外なので温度は高め。
滝に打たれて修行ごっこもいいと思いますし、滝の裏には洞窟があります。
▼洞窟風呂
滝の裏の洞窟は、洞窟風呂になっています。
中で繋がっているのですが、滝の裏も含めて入り口は3つ。
そして、洞窟風呂も3種類。
ひとつは、洞窟らしい薄暗い風呂です。
中央に「マリンローズ」という岩手県の野田村でしか産出しないという珍しい石で作られた玉が飾られているのですが…
なぜ岩手県? 箱根で産出する石、とかならわかるのだけど。
調べてみると、過去にユネッサン内に「縁むすび風呂」というのがあって、そこに飾られていたのね。
マリンローズ自体がパワーストーンとして「縁むすび」の意味を持つようですが、それ以上に震災復興支援の一環でもあったようです。
それなら岩手からわざわざ運んだのも納得。
さて、残る二つは、上部から橙色の光が注ぐ風呂と、水面下で緑色の光が輝く風呂。
おそらく、橙色の風呂は、洞窟の天井に穴が開き、太陽光が降り注ぐイメージなのでしょう。
そして、緑色の風呂は、イタリアのエメラルドの洞窟。
ところで、先に「入り口は3つ」と書きましたが、実はもう一つあります。
洞窟内から階段を登ると、ロデオマウンテンの山頂に出られます。
▼サウナ
龍の水辺の横に、大きな窓があり、中のサウナが見えます。
というか、サウナからロデオマウンテン全体が見えるようにしてあるのですね。
サウナの温度はちょっと低め。
長時間入っていられるので、子供がロデオマウンテンで遊んでいるけど、寒いから暖かい場所にいたい…という人向けのようです。
中は木の香りがする落ち着く空間でした。
▼ボザッピィのジャングルジム
屋内にも「湯ゥ遊広場」というのがあったボザッピィ。
…彼はいったい何者なんだ、と思いますが、一応ユネッサンのキャラクターです。
四角い顔の猫で「ハコネコ」。箱根と掛けてます。
それはともかく、名前の上ではジャングルジムで、格子状にパイプをくみ上げてあるのですが、登ることはできません。
上から落ちる水をいろいろな仕掛けが受け止め、流れ落ちてくるのを楽しむもの。
水車にたまった水が時々一気に流れ落ちてきたり、ホースから強く流れ出してくる水があったり、滝のように流れる水があったり…
…いや、面白そうに書いてみましたが、保育園児向けです。
小学校1年生の次女が興味を持ったので行ってみましたが、水車から水が落ちてくるのをゆっくり待って2回ほど浴びたらそれで満足しました。
一応屋外施設としてはこれだけなのですが、イベントとしてフジテレビの「めちゃ×2イケてるッ!」の企画で作られた、「小涌園のわき園」という温泉もありました。
番組は、一時期楽しく見ておりました。…15年くらい前までね。
今でも続いていることを知らなかった。もともと内輪うけの好きな番組だったけど、温泉も非常に内輪うけだった。
つまりは、番組を見てないと面白くもなんともない、ということです。
子供受けを狙った仕掛けも多数あったのだけど、うちの子供としては、すべて「面白くない」という反応だったし。
楽しんでいるらしい家族もいました。おそらくは番組を見ているのでしょう。
一方で、うちと同じように、とりあえず見に来たけど面白くないのでひとめぐりして帰る、という人も…こちらの方が圧倒的多数で…いました。
あの番組の芸人さんて、基本的に「空気を読んで面白いことを言える人達」だと思うから、本人不在で面白がらせる仕掛けってできないのだろうな、という印象。
まぁ、こういうのはファンサービス的に行う企画なので、見ている人だけが楽しめるというのも、それはそれでいいと思います。
さて、記事を3つに分けて書いてきましたが、最後にまとめを。
半日では物足りない施設だけど、1日楽しむのはちょっと難しいかな、というボリュームです。
着替えなどの時間も含めて6時間くらいが目安かな。
我が家の場合、朝9時半に到着し、10時ごろから遊び始めました。
まずはどんなものがあるのか見てみよう、と、屋内をひとめぐりして11時。
実は、この間にガリガリ君の投入ショーも体験しています。
そして、屋外もひとめぐりして12時。
多分、飽きる人はこれで飽きます。全部見てしまったのだから。
これなら「半日しかもたない施設」です。
屋外で寒かったので、暖かいコーヒー風呂に戻ります。
そうしたら、なんだか妙に混んでいる。ここで、投入パフォーマンスの時間が近いことに気付きます。
折角だから見て行こう…と、特に期待せずに見たら、これが非常に面白い。
この後は昼だったのでご飯を食べたのですが、レストランからはワイン風呂が見える位置にあります。
食事をほぼ食べ終わった時に、投入用のワインを運んでいるのが見えたので、慌てて駆けつけました。
こちらも是非見たいと思ったから。
ちなみに、パフォーマンス自体は1回15分程度。
次々と見て行けるような時間設定になっています。
でも、ワイン風呂見たらそれで「全部」だったんだよね。うちのばあい。
もういちどロデオマウンテン行きたい、とか子供の要望に答えてましたけど、15時には出ようと思ってました。
そうしたら、「コーヒー風呂のパフォーマンスが面白かったからもう一度見たい」と長男からの提案。
ちゃんと時間をチェックしていて、15時からガリガリ君、15時半からコーヒー風呂だそうです。
結局終了は、予定から1時間延長しての、16時。さすがにもういいや、という感じ。
19時までは営業しているので「丸1日」ではありませんが、十分に楽しめました。
最初に書いた通り、施設を見て回るだけなら2~3時間でできます。
投入パフォーマンスの面白さに気付くと、さらに2~3時間楽しめます。
ということは、投入パフォーマンスを見ないユネッサンは、料金の半分損してます。
「ただワインやコーヒー入れるだけでしょ? 興味ない」って思わずに、時間調整してでも見ましょう。
同じテーマの日記(最近の一覧)
関連ページ
おもしろ歴史ミュージアム・かまぼこの里【日記 16/09/26】
箱根小涌園ユネッサンに行きたい人へのまとめ(1/3)【日記 16/09/26】
別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |