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どんなアプリ?

基本的なこと。


まず、Llama が何をするものなのか明確にしておきましょう。


基本は「決められた状況で、決められた設定に変えるアプリ」です。

家では着信音を普通の音量で鳴らすけど、外出中は音は消して振動で知らせる、とか。


「状況」には、時間を設定することも可能です。

夜になったら音を出さない、とか。


これから映画見るから、2時間だけ音を鳴らさないようにして、2時間後には元に戻す、なんていうのも簡単です。


Llama の中には、2つの概念があります。


プロファイル(Profile)

最初の概念は、「プロファイル」。これは、スマホ以前の携帯風に言えば「モード」のこと。

ドライブモード、マナーモード…、オリジナルモード設定ができる機種もありました。


着信音は鳴らすけど通知音は鳴らさず、バイブ設定はありで…というような、ひとまとめの設定を「プロファイル」と呼んでいます。


こうしたプロファイルをいくつも作っておき、必要に応じて切り替えられる、というのがLlamaの重要機能。

最初から「大声(LOUD)」「普通(Normal)」「静粛(Quiet)」「黙止(Silent)」の4つのプロファイルが入っていますが、作り直したり追加することも可能。


設定したプロファイルは、タップするだけで切り替えられます。この設定だけでも、かなり便利なアプリです。


プロファイル、というのは、英語では「こまごましたものを、まとめて大掴みにする」感じ。
人物紹介でプロフィール、といえば、その人の特徴をまとめたものですし、統計データもプロファイルと呼びます。

日本ではプロファイル、という言葉は一般的ではありません。以降では、あえて「モード」と呼ぶことにします。


英語圏の携帯電話では、日本で「モード」と呼んでいたものを「プロファイル」と呼んでいました。
プロファイルというのは Llama 独自の概念ではなく、英語圏の人には親しんだ概念なわけです。
ならば、日本語に訳すときに「モード」と訳しても間違いではないはず。文字数半分で読みやすいしね。



場所(Area)

もうひとつの重要概念は、場所。

実際には、携帯の電波塔が持つ ID だったり、自宅で使っている WiFi のアドレスだったり、GPSで得た位置情報だったりしますが、そうしたものをひっくるめて「場所」として名前をつけることができます。


こちらも、最初から「家(Home)」と「仕事場(Work)」が入っています。

ただ、これは名前がついているだけで、本当の「場所」を教えるのは自分で。(他に詳しい紹介をしているページもあるので、ここでは割愛)


基本的には、この2つの概念、モードと場所を結びつけて設定していきます。


家では普通モードだけど、仕事場では静粛モード、どちらでもない外出中は大声モードで…など。


この設定のために「イベント(Event)」が存在します。

実際のところ、これは非常に簡単な「プログラム」です。


こちらも、最初からサンプルが入っていますが、作り変えは自由。


場所に入ったら / 場所を出たら、というのが基本です。

場所ではなくて、「決めた時間帯に入ったら」というのも可能。

特定アプリが起動したら、とか、イヤホンが接続されたら、というのもあるので、音楽を聴くときだけ設定を変えたりもできます。


そして、「モード変更」以外の仕事もできます。

画面の明るさを変えたり、WiFi 接続したり、音楽を鳴らしたり、喋らしたり。


できることは非常に多いですし、作者さんはまだまだ精力的に拡張を行っています。

(ページ作成 2012-05-28)
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