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N2 TTS
Llama は喋ることもできます。
これは、Android の Text To Speech (以下 TTS)機能のおかげです。…が、英語以外を喋らせるには、言語に対応した「TTS エンジン」のインストールが必要です。
国内の Android では、プリインストールされている場合もあります。
残念ながら入っていない場合は自分で好きなものをインストールできます。大抵は有料だけど。
そんな中で、おそらく唯一の無料 TTS エンジンが、この N2 TTS です。
KDDI が作って配布しているものなので、品質は十分。もちろん、KDDI (au)以外の端末でも使えます。KDDI 太っ腹！
Android 設定の「テキスト読み上げ」のなかから設定を行いますが、「N2 TTS の設定」の項目があるにもかかわらず、この項目ではほとんど N2 の設定が行えないので注意が必要です。
・規定のエンジンで、N2 を選択する
こうすると、他の設定項目が、N2 の設定用に切り替わります。
・音声の速度を設定する（初期設定は「非常に遅い」です）
・言語設定を変える（言語設定、と言いながら、ここで男声か女声を選びます）
無料だけあって、漢字を読みこなすのは苦手らしい(笑)
でも、Llama で使うなら自分で文章を入れることになるので、それほど問題ないはず。
Locale Plugin
Llama では Locale プラグインが動作します。
Locale は、Llama よりも古い、Llama 類似のソフト。
プラグインで機能が拡張できるのが特徴で、有料・無料の多数のプラグインが作られています。
Locale 用のプラグインは、この手の「状況により設定を切り替えるソフト」のスタンダードになっていて、Tasker でも使えたりします。
でも、Locale と Tasker で使える、と明言しているプラグインはあっても、Llama で使える、と明言しているものはないです。
つまり、使えるようになっているけど、無保証。有料であっても無保証。
SMS を自動で送ったりするものがあります。
…僕は使ったことがないので、情報だけにとどめておきます。
（一応、Google Play で購入した場合、１５分以内にアンインストールすると課金キャンセルとなります。なので、有料プラグインを使う場合、すぐに動作を確認して、動かなければアンインストールすれば、お金はかかりません）
筆者のお薦め
Lock Screen Message
別に Llama と連携する機能は無いですが、僕が使っているのでご紹介。
Llama では、ロック画面の表示・非表示を切り替えられます。
家ではロック画面を出さないけど、外出中は万が一紛失したときに備え、ロック画面を表示、とかできるわけです。
じゃぁ、実際紛失したらどうなるの？
「連絡先」を見てもらえれば、自分の知り合いとかに連絡がくるかもしれません。
でも、ロックされているから、拾った人は見ることができない。
そういうときに備えて、居場所を通知してくれるアプリ、と言うのもあります。
でも、大抵はモバイルデータ通信を常時オンにしていないといけない。
（僕はパケ代節約しているので、それはできません）
本当に位置を特定しようと思ったら、常時 GPS オンが求められます。
これがただの許可フラグだとはわかっているけど…電池持ちを考えると、ちょっとその勇気はない。
結局、最初に書いた「ロックされているから、拾った人が中を見られない」が問題の根本です。
Lock Screen Message は、「ロック画面に、拾った人へのメッセージを書いておく」ためのソフト。
仕組みは単純だから、Llama でできるとうれしいんだけどね…今のところ別アプリの力を借りているわけです。
Notification Launcher
こちらも、Llama と連携できるわけではないのですが、僕が便利に使っているので…
各種設定のトグルスイッチを、通知領域に表示するアプリです。
通知領域にあるので、他のアプリを使用中にもすぐ呼び出せて便利です。
類似アプリは多数あるのですが、中には設定が変わったときにすぐに表示を変えてくれないものもあります。
一度画面を消した後とか、一度通知領域を閉じた後とか、状況次第でちゃんと追随してくれるのですが、このアプリでは「リアルタイムに」変化してくれます。
それともうひとつ。名前のとおり、アプリの Launcher にできます。
Llama の場合、ショートカットを登録して、イベントを実行できます。
僕の使っている機種では、電源ボタンが押しにくく、「画面オフ」がすぐにできません。
そこで、Llama に「画面オフ」だけのイベントを作り、いつでも呼び出せるようにしています。