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03-31 母三回忌
03-31 牧場ソフトクリーム
母の三回忌法要が行われた。
昨日、3月30日の土曜日の事。
直前の28日夜から、29日の午前中にかけては、台風並みの大嵐だった。
しかし、30日は穏やかな晴天。台風一過と同じですね。
我が家からの参加者は僕のみ。
子供たちが物心ついたころには母の痴呆が始まっていて、余り想い出ないからね。
長姉夫婦に、駅からの車での送迎をお願いされていた。
父母の菩提寺は我が家からそれほど遠くない場所にあるので僕は車で行けるのだが、遠方からくる兄弟にとっては、駅からの交通手段が難しいのだ。
次兄は駅からバスで行く、と言っていたが、こちらもお寺で合流後の交通手段は頼まれていた。
午後1時からお寺で法要。
墓は少し離れた市民霊園にある。住職さんにもそちらに移動してもらい、墓でも法要。
話としては、これで終わり。
久しぶりに兄弟が集まるので、この後食事をしよう、と長兄が手配してくれていた。
しかし、お店の予約時刻まで1時間半もあった。ちょっと早い。
どうしよう、と話をしていたら、次兄から「美空ひばりのお墓を見てみないか」と提案。
じつは、同じ市民霊園内にあるのは知っているのだが、行ったことはない。
父は美空ひばりのファンであったが、父も同じ霊園内にあることは知っていながら、見に行ったことはなかったんだよね。
しかし場所がわからない。
調べてみると、お墓の管理を任している石材店さんのウェブページに案内動画が載っていた。
しかし、これを見てもよくわからない。
墓参りの際に借りていた水桶などを返すついでに、美空ひばりのお墓について聞いてみた。
そうしたら、ちょうど話をした方が、この動画をアップした本人だった。
なんとなくの位置を聞いて、行ってみる。
案内動画もわかりにくいし、話に聞いた位置案内もよくわからなかったので、少し道に迷った。
別に石材店さんが悪いのではなくて、お墓の中なので似たような光景ばかりで分かりにくいのだ。
どうもこっちっぽいな…と進んだところにあった地図に、「美空ひばりの墓」とわざわざ書かれていた。
でも、この地図も主目的は墓の位置を示すことではなかったので、詳細位置がわからない。
どうもこのあたりだろう…というあたりを、親戚一同で探す。
そして、見つけた。
美空ひばりは芸名で、本名は加藤和枝。だから、加藤家の墓になる。
これはわかっていたのだけど、加藤って名前の墓、多すぎるよ…
そして、美空ひばりの墓だからと言って、特に大きくて立派ということもない。だからわかりにくい。
ただ、明らかにこれだ、と決め手になったのは、墓に入れないように門がついていて、中に立派な花束が所狭しと置いてあったから。
また、門の前に線香を置く焼香台があり、火のついた線香があった。今でもファンが訪れ続け、献花や焼香が絶えないようだ。
門から中に入ってはいけないのに花が沢山あるのはなぜだろう、とも少し思ったが、門の前に水が入った桶がいくつか置いてあった。
つまり、花束はここに入れておけば、管理している人が中に置いてくれるのだろう。
急に来たので線香の持ち合わせがなかった。さっき我が家の墓で全部使ってしまった。
…と思ったら、焼香台のところに箱があって、線香とマッチも置いてあった。自由に使っていいようだ。
ろうそくも置いてあったが、皆で線香を1本ずつ備える。
こんなことをしているうちに良い時間になった。会食の場所に移動。
去年行った一周忌では、九つ井で会食した。有名なお蕎麦屋さんだが、そばに限らず懐石料理なども出している。
今年は侘助。同じところだよね…と思っていたら、違った。
すぐ隣にあって、侘助もお蕎麦屋さん。だから僕は、九つ井が経営している、別のスタイルのお店なんだと思っていた。でも、全く違う経営母体のお店。
こちらも、懐石料理なども出している。非常においしかった。
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次女が、牧場のソフトクリーム食べたい、と言ったのは去年の夏の話。
小学校の修学旅行で行った日光で、牧場のソフトクリームを食べたのだそうだ。
濃厚でとてもおいしかった、と。それを、夏の暑いころに思い出したのだった。
昨年夏は、長男が大学受験でとても旅行に行ける状態ではなかった。
単にソフトクリームなら食べられるけど、牧場の、となると旅行になってしまうし、とても無理だよ、とその時は言っておいた。
長男の大学受験は終わった。
次年度は、次女が高校受験生となる。
じゃぁ、この春休みの間に旅行にでも行こうか、と思っていたのだが、長女が高校の部活で忙しいという。
大事な発表会があり、部員一丸となって追い込みになったのだ。
とても旅行になどいけない。
次女が、牧場のアイス食べたい、と言った。春になれば旅行に行けるだろうと思って楽しみにしていたそうなのだが、どうも無理だと判ったら、余計に食べたくなったという。
うーん、どうにかしてやりたい。牧場のは無理でも、美味しいソフトクリームならよい、というので、近所で評判のソフトクリームが無いか探してみる。
…結構近所に牧場があり、直営のソフトクリームショップがある、と知った。車で 30分かからない。
じゃぁ食べに行こうか、と話をしていたら、長女も食べたいという。先に書いたように高校の部活で忙しいので、それが終わったらみんなで行こう、となった。
で、今日やっと行くことができた。
3月末ではあるが、25度を記録した夏日だった。
ソフトクリームを味わうにはちょうどいい。
横浜市戸塚区には牧場が多いのだそうだ。
横須賀総武快速に乗ると、東戸塚駅の手前で牛が見える。
こんな町中に牧場がある、というのは気になっていたが、それ以外にもたくさんあるのだそうだ。
西洋人は日常の食生活の中に「ミルク」が当たり前に入っている。
日本人がミソを当然のものとして使うように、西洋ではミルクがあって当然なのだ。
そのため、横浜が開港し、西洋人が住み始めたときに、ミルクを供給する体制がすぐに整えられた。
その時に牧場が作られたのが戸塚区のあたりで、今でも小さい牧場が点在しているのだとか。
今回アイスクリームを食べに行ったのは、小野牧場さんの経営する、横浜アイスクリーム工房本店。
普通に町中にある。牧場も近くにあるが、少し離れている場所。
ソフトクリームの味は1種類のみ。牧場直営なので、非常に濃厚で美味しかった。
恐らく乳脂肪分が多いのだろう。乳脂肪分が増えると溶けやすくなるため、流通には向かない。作ってすぐ提供するスタイルでないと出せない味わいだ。
で、ジェラートがいろいろな味がある。
ジェラートとソフトクリームを一緒にした、「ソフトトップ」なんていうメニューもあるので、両方の味を楽しみやすい。
長男はソフトクリームを注文。基本的な味をちゃんと確認したかったそうだ。コーンの上にのせてくれるのはこれだけ。
次女と僕はソフトトップで、ジェラート部分は、チョコミントと抹茶。
長女はサンデー。これは、ソフトクリームの上にソースがかかる。キャラメル味を頼んだ。
妻はダブルワッフル。この中では一番の豪華メニュー。
焼きたてのベルギーワッフル2つに、ソフトクリームとジェラートが付く。ジェラートはほうじ茶味を選択。
で、みんなで各味を分け合って食べる。どの味も美味しい。
ただ、ジェラートは思っていた「ジェラート」と違う。
牧場だから、ミルク多めに入れて、そうすると柔らかくなるのでよく空気含ませてるよね。
世間ではそれをアイスクリームと呼ぶ。
(ジェラートとアイスクリームの違いは、乳脂肪分と空気の含有量)
さて、ソフトクリームを食べるのが目的で外出して、大満足だが、食べ終わったところで昼頃。
じつは、次女はもう一つ「ミスドでラーメン食べたい」という要望を出していた。
こちらも、コロナ禍以降外出することが少なく、ミスド自体は買って帰ることで何度か食べているのだが、ラーメンなどはイートインでしか食べれないからだ。
ソフトクリーム屋から最寄りのミスドは、戸塚駅のショッピングモールである、「トツカーナモール」内にある。
トツカーナモール、完成から 14年になるが、実はまだ行ったことが無かった。
それ以前は時々戸塚に行っていたのよ。でも、ちょうどトツカーナ完成のころに次女が生まれ、子供三人抱えての外出は難しくなった。
それでも戸塚に行った覚えはあるのだが、目的地が別の場所だったりで、駅前のショッピングモールには入っていなかった。
調べると、トツカーナの駐車場は高い。
駅の逆側にある、アピタの駐車場が安いのでそちらに停める。後で買い物すればいいだろう。
で、少し歩いてミスドへ。
ところで、戸塚駅の近くを流れる柏尾川は護岸に桜が植えられ、花見の名所でもある。
長女が「花見したい」というので、もし花が咲いていたら、ラーメンは別の機会にして、ドーナツをテイクアウトして花見をしよう、ということになっていた。
これは次女は少し不服そうだったが、今日はすでに「ソフトクリーム食べたい」という次女の願いは叶えている。それでよい、ということになっていた。
駅が近づいて確認すると、まだ桜はほとんど咲いていない。花見には早すぎる。
じゃぁイートインで、となったら次女は大喜び。
抹茶好きの長女は、ミスドでちょうどやっている抹茶味のフェアを楽しみにしていた。
あと、半年ほど「世界のスープ麺」という特別メニューがあったらしく、最終日だった。
思い思いにたくさんのドーナツと、次女が食べたがっていた坦々麺、長男はブイヤベース麺を注文。
美味しかった。
アピタに戻り、長女が普段使いのバッグを欲しがっていたというので、バッグ売り場を見る。
ちょうどいいものがあった。
今は、長女が出掛ける時のバッグとして、妻が使っていた肩掛けの小さなバッグを使っていた。
ただ、これは少し小さいという。
店の人に断ったうえで、長女の気に入ったバッグに、いま持ち歩いているものをいれさせてもらう。
全部入った上で結構余裕がある。これが使いやすそうだというので購入。
駐車場料金はこれで無料になった。
簡単なお出かけではあったが、家族みんなで出かけて楽しめた。
結局春休みに旅行はいけなかったが、満足。
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