2019年05月21日の日記です


あーすフェスタ  2019-05-21 13:57:08  その他

19日(日曜日)に、毎年恒例の「あーすフェスタ」に行ってきた。


本郷台駅前の「あーすぷらざ」で行われるお祭り。

「あーすぷらざ」は、異文化交流を目的とする施設で、あーすフェスタもそうしたお祭り。


なので、世界中の屋台料理が食べられる。珍しいビールが飲める。

変わった輸入雑貨なども売っている。




しかし、毎年恒例なので、子供はもうそれほど興味持ってないのね…


長男(中3)は、前日の土曜日がオープンスクール(参観日)だったこともあって「疲れたから家にいたい」。

長女(小6)も、友達とテレビゲームの通信対戦する約束した、とかで家にいたい。


次女(小4)が行きたがったのと、妻も行きたいというので、僕を含めた3人だけで出かけた。


3人で、というのは、実は去年と同じだ



…今年は長女は来ると思ったんだけどな。

長男が自炊能力が怪しいので、一人だったら「昼ご飯勝手に作って食べな」というつもりだったのだが、最近料理好きの長女が昼ご飯作ってしまった。




さて、あーすフェスタでは、まずチャナダルを買いに行く。


一昨年買って、すごくおいしかった。

去年買おうとしたら、最後に行ったので売り切れていた。だから、今年は最初に行くのだ。


チニーズ、というスパイス屋さんの出店。

チャナダル 900g で 450円。今過去の日記読んだら、2年前から 50円値上げになっているな。

しかし、それでも激安。


他の商品を見ていたら、次女が「シナモンパウダー」に興味を示した。

サンリオキャラクターのシナモンが好きだから。


そして、隣にある「シナモンホール」を見て「なにこれ?」と不思議がる。

次女の知識では、シナモンはパウダーかスティックのようだ。しかし、シナモンホールはどう見ても木片。


シナモンって何だと思う? と聞いたら、果物か何かだと思っている様子だったので、いい香りのする木の皮の部分だ、と教えてあげる。


じゃぁ、ホールってなに? というのが次の質問。

他にもペッパーホールとか、バジルシードホールとか商品が並んでいるけど…


「丸ごと」って意味だと教えて、納得。

面白そうなので、シナモンホールを買ってみることにする。



さらに、妻が、バジルシードホールと、マスタードホールに興味を示した。それも買う。

ほかにガラムマサラと、次女が「前に食べておいしかった」というフェンネルの砂糖掛け。


結構買った。




昼ご飯時間帯なので、各国ご飯食べ歩き。


次女がケバブ食べたいという。

ケバブは人気あって、数店で出している。ちょうど焼きあがってそぎ落としている店があったので、そこでマヨネーズ味のケバブサンド(千切りキャベツと一緒にピタに詰めたもの)を購入。


アフリカ料理を出しているところで、アフリカ風のピラフ購入。

あと、アフリカンビール。「フルーツ&ハーブ」というのがあったので買ってみたが、ビールじゃなくてカクテルだった。


#原材料みたら、スピリッツにフルーツとアフリカンハーブを漬け込んだものを、炭酸水で割った、と英語で書いてあった。

 アフリカンハーブの正体が知りたいところ。


まぁ、おいしかったからいいのだけど。


親だけビール飲んでずるい、何か飲み物ほしい、と次女が言うので、すぐ近くにあったタピオカドリンク購入。

味がいくつかあったので、マンゴー味にした。


家族でケバブとピラフを食べていたら、近くに中華の歩き売りが来る。

うまそうだったので、角煮・味付けゆで卵丼を購入。



…で、食べ終わって一息。

屋台を全部見てないので見てみよう、と少し歩くが、とりあえず追加で食べたいほどのものはなかった。


次女がフライドポテト欲しがったので、それだけ購入。

次女はフライドポテト大好きで、体の半分はフライドポテトでできているのではないか、というほど。




じつは、食い歩きを始める前から、呼び込みをやっていて気になっていたものがある。


「世界のお茶・コーヒー」を紹介する催しをやっているという。

ちょっと興味ある、と言ったら、妻も興味があるというので、見に行くことにした。


5つの国のテーブルがあり、それぞれ先着50名だという。

11時からやっているというが、すでに時間は13時近く。まだ大丈夫かな…



会議室でイベントをやっていて、入り口で食券を買う方式。すでにいくつかは売り切れたという。

売り切れは、トルココーヒーと中国茶と、インドのチャイ。


しかし、それは幸いだった。その3つは飲んだことがある。

残りは、ベトナムと韓国のお茶。


…ここで、詳細を知り、「え? ベトナム飲みたい!」となる。

ベトナムには、蓮茶があった。いつか飲んでみたいと思っていたあこがれのお茶。


ベトナムにはもう一つ、アーティチョーク茶もあった。

こちらは妻が興味を示す。実は、庭でアーティチョークを育てていて、「お茶にできる」と聞いて過去にやったことがあるのだ。


だけど、苦いばかりでおいしくなかった。ちゃんとしたものを飲んでみたい。


そしてもう一つ、韓国のお茶はトングレ茶。ユリ科の花の根のお茶、とのことだった。



3つあるんだから、3人で1杯づつ買って、全部味わおう…と思ったら、ベトナムは1回分の料金で2杯だという。

じゃぁ、ベトナムと韓国両方1杯づつで。




まずベトナムのテーブルに着く。

1杯分しかお金払ってないけど、どうぞ座ってくださいと3つの椅子を出していただけた。


さらに、お茶菓子は1つ分だけど、どうぞ飲んでくださいと、僕と妻の両方にお茶をくれるという。



どちらから飲みますか? といわれ、まずはあこがれの蓮茶を、と頼む。

そうしたら、淹れている間、どうぞ蓮茶の茶葉の香りをかいでみてください、と器に入れた茶葉を出してくれた。


ここで、次女からの疑問。蓮茶って何?


蓮茶は、蓮の花の香りを茶葉に移した高級茶だ。

蓮の花は、開いてしまえば急速に香りが逃げてしまう。しかし、開く前のつぼみは固い。


そこで、花が開く直前の夜明けごろに池の上に船を出し、今から開きそうなつぼみを収穫する。

そして、つぼみを少し開いて茶葉を詰め込み、先端を縛って蓮の花の香りを移す。


手間がかかるので、もちろん高級茶。

そもそも、こんな手間をかけるのだから、茶葉の時点でも高級な良いものしか使わず、とても高価なものになる。


#…という認識だったのだが、今調べたところ、つぼみに入れて縛る、というのは本当に高級な、王族が飲むようなものだけのようだ。

 普通のものは、香りの元である花粉をたっぷりとつけたおしべと混ぜる。とはいえ、これでも高級品。

 


…と説明していたら「詳しいですねぇ。もしかして、奥さんベトナム人?」と聞かれる。

妻は生粋の日本人だが、肌が浅黒いので時々東南アジア系に間違われる。



今回いただいた蓮茶は、ティーバッグの安いもの。人工香料で香りをつけてあるようだ。

とはいえ、蓮の香りのお茶を初めて飲んだ。なかなかおいしい。


感激していると「今は、日本でも簡単に手に入りますよ。カルディで売ってます」と言われた。

カルディ、時々行って買い物してる。憧れのお茶を売っていたのに気づかないなんて。




お茶を飲みながらお茶菓子をいただく。


バインザーロン

リンク先のベトナム菓子店のものを出してくれた。


豚の皮のお菓子、という意味だそうだが、豚肉が入っているわけではない。

見た目が美しい層になっていて、豚の三枚肉のようだ、ということらしい。


おいしい。独特の食感で、間に何かクリーミーなものを挟んでいる感じ。


…食感は、ういろうだな。

クリーミーに感じているものも、薄く焼いた生地を挟んであって、それが水分で柔らかくなっている感じ。


ベトナムだし、米粉を蒸したようなお菓子ですか? と聞いてみたところ、タピオカ粉とのこと。

当たらずとも遠からず。間の生地はココナツミルクの香りだ。


とてもおいしかった。



「豚皮のお菓子」というのは、見た目が三枚肉に似ているから、とその場では聞いたし、今見つけたお菓子屋さんのページによれば、食感が豚皮に似ているからではないか、とのこと。


でも、饅頭とか羊羹と同じような由来ではないのかな。

両方とも、もともとは肉を使った料理で、後に肉を使わないおやつに変わったものだ。




アーティチョーク茶もおいしかった。


蓮茶は緑茶に蓮の香りを付けたものだけど、アーティチョーク茶はお茶の葉は入っていない。


ノンカフェインの…薄めの麦茶のような味わいだ。とてもやさしい味でおいしい。


ありがとうございました、おいしかったです、と伝え、次は韓国のテーブルへ。




韓国のテーブルは、ちょうどお客さんが多くて座席が1つしかなかった。

しかし、隣にフリースペースであるテーブルがあったので、そちらに座らせてもらい、いただく。


お茶を入れてもらっている間に、韓国のお茶文化を説明しているファイルがあったので読ませてもらう。


トングレ茶は、ユリ科のアマドコロの根を使ったお茶だそうだ。

今日いただくものは、トングレだけでなく、クコの実を一緒に入れて煮出しているそうだ。


それを読んで妻が言う。アマドコロなら、近所の森林公園に自生してるよ、と。



百合の根って、毒がある種類もなかったっけ? と聞くと、「毒があるのと無いのが激しいので、素人がゆり根だとか言って適当に食べてはならない」とのこと。


まぁ、お茶として飲むのだから毒はないか、熱で壊れる種類の毒か、あっても「薬効成分」になるくらい弱いのだろう。


今調べたらたしかにこの花見たことある。

そして、実は有毒だそうだ。




お茶としては、こちらも麦茶のような風味。

お茶の葉が入っていないので、カフェインレスの優しい風味。


いただいたお茶菓子は、ヨモギ餅に少し乾燥させた感じの餡子をまぶしたようなお菓子。

こちらもおいしく…僕と妻は一口もらったが、次女が気に入って残り全部食べた。




以上で終了。


あーすフェスタの終了時刻まではまだ時間があったのだが、この日は夕方から長男の塾があったので、早めに切り上げた。





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