2024年05月06日の日記です


横浜散策(4/4)  2024-05-06 22:46:42  旅行記 社会科見学 家族

横浜散策の続き。



人形の家の後は中華街へ。


実は、横浜散策の最大の目的は「中華街でゴマ団子を食べる」ことだった。


長女の誕生日は四月末なのだが、次女の誕生日のすぐ後でもある。

ごちそうが連続しても胃がもたれる、という長女の意向もあり、すぐには誕生日祝いをしなかった。


その時に、ケーキくらい買おうか? と聞いたところ「ゴマ団子が食べたい!」というリクエストだったのだ。

長女はゴマ団子が好きなのだが、せっかくだから中華街でゴマ団子が食べたい、と。



事前にネットで調べたのだが、ネットで予約などをいれられる店は、軒並み高い。

高級店、もしくは「食べ放題 2500円」というような店だ。


うちの子たちはみな、それほど食べる方ではないので、食べ放題を好まない。

それよりは買い食いで構わないので、いろいろなものを少しづつ食べたい、という意向。


ひとまず中華街に行き、「横浜大世界」前の辻を目指す。

山下公園方面から歩いてくると、中華街に入ってすぐのあたり。

このあたり、昔から食べ歩き用にスタンド販売している小店舗が多いのだ。


しかし、数年ぶりの中華街。

以前よりも…なんというか、「個性」がなくなったね。

沢山店があるのだけど、店が違うだけで売っているものはみんな同じ。


どうも、中華食材を卸している企業があるようで、みんなそこの材料を店頭で調理して出しているだけ、ということのようだ。

だから、料理もメニューも値段も同じ。


あぁ、事前にネットで調べたときにも、同じような値段の店が多いと思っていたけど、こういうカラクリか。

おそらくは、食べ歩き用のメニューも、「食べ放題」を掲げる店のメニューも同じ。


ひとまず、長女の希望であったゴマ団子を購入。多くの店で6個550円と書いてあったのに、6個500円の店があったので列に並んだら、カウンターに値上げ告知が書いてあって550円だった。

これも、みんな同じもの売っているんだな、と確信した理由。


以前中華街に来たときに、同じあたりでゴマ団子を買い、すぐ近くの山下町公園で食べた。

だから同じように行ってみたら、G.W.なので公園中に人がいて座る場所もなかった。

まぁいいや。立ち食い。長女が2個食べる。


長男が、どこかのお店入って何か食べる感じ? と聞いてきた。

僕としてはそれをやりたかったのだけど、最近の中華街は点心食べ放題ばかりになってしまって気軽に店に入れない。

さもなければ、しっかり食事をとるコースになってしまう。


そう説明すると、ちょっと残念そう。

僕も食べたいとは思っているので、ちょっと店を探してみようと思うが、いい店なかったらごめん、と言っておく。


長女のもう一つの希望は、「美味しい胡麻餡月餅が食べたい」。

こちらも、昔は美味しい中華菓子のお店があったのでそのあたりに行って見ようと思うのだけど、最近の中華街ではどうも中華菓子はウケないようで、店がずいぶん減ったのだよね。




関帝廟通りを歩きながら、中華食材屋さんを覗く。

我が家のみんなが好きな、麻花兒(まふぁーる)、話梅(わーむい)、山査子餅(さんざしもち)と、菊花烏龍茶を購入。


関帝廟の手前で右手に曲がる。この通りには、点心食べ放題や、点心セットの店が並んでいたはずだ。

どこか安い店があれば入っても良いかも。


とおもったら、すぐに「1皿100円から」という店があった。黄山飯店

呼び込みをしていたおばちゃんに、それほどお腹すいてないのだけど点心を食べたいので、少しだけでも構わないか聞いた。

別に少しでも構わない、と言ってくれたので、入ることにする。


入ってから詳しい説明。1皿100円からだけど、それは「1個」の値段。シウマイ1個、ゴマ団子1個、で100円。

メニューは全部3個の写真だけど、3個100円ではない。了解。


みんなで分けやすいものは少しずついろいろ買って、分けにくいものは5個買おう。


揚げワンタン5個、中華粽3個、蓮葉糯米2個、小籠包5個。


点心だけでなく、小皿料理もある。この場合、1皿350円が基本のようだ。

油淋鶏を2皿頼む。


ひとまずここまで。


少し待つと次々と料理が運ばれてくる。どれも熱い。出来立てだ。

油淋鶏、子供たちに大人気。


僕は油淋鶏が好きだから頼んだのだけど、子供はあまり食べた記憶がないようだ。

君たちが保育園~小学校低学年頃に頑張って作ったことあるんだけどね。

家で作るには面倒くさい料理なので、その後作ったことはない。


みんな、まだ夕食には早くてお腹すいてない、と言っていたのに、食べ始めてみたらもっと食べたい、となった。


料理をいくつかとって、みんなで取り分けて食べよう。

料理は、800~1000円程度。


黒チャーハン、鶏肉とカシューナッツ炒め、ワンタンメンを頼んだ。

ワンタンが5個入っていたのは、5人家族だから分けやすいように気を使ってくれたか。


鶏肉とカシューナッツ炒めは、僕が大好きなので頼んだもの。

「中華街に来るたびに食べてる」と妻に笑われた。それほど食べていたかは定かではないが、好きなのは事実。

そして、とてもおいしいと子供に大好評。

これも、家で作ったことあるのだけど、カシューナッツが結構高いのよ。店で食べる方が気楽。


もう少し食べてもいいかな、という感じだったが、長女がもうお腹いっぱいというので終了。

この前に、大き目のゴマ団子2個食べているからね。




月餅を買おうと目指した店は、昔から中華菓子を売っている老舗だが、高かった。

月餅1枚1000円する。安いものでも500円くらい。


そこまで高価なものが欲しいわけではない、気軽に食べれるのも美味しさのうち、と長女が言うので別の店へ。

以前は向かいにも似たようなライバル店があったのだが、そちらは無くなってしまったようだ。


中華のスーパーで、大きい月餅が4個入りで 700円のパックを見つけた。

ただ、胡麻餡じゃない。長女は胡麻餡が食べたい、といっている。

しかし他にないので、ひとまず購入。この店では土鳳梨酥(パイナップルケーキ)も購入。


もう、帰りの電車の駅に向かいながら、さらに別の店に入る。

そこでは各種の月餅が売られていた。小さめだが、1個250円。胡麻餡のものを2つ購入。

1つは長女が1人で食べる。もう一つは4人で分ける。


さらに、店頭で桃饅頭を売っていたのを購入。長女が食べたがったので。

写真とか見ると、先ほど食べた店で点心メニューに入っていたものを全く同じ。値段も1個100円。


桃饅頭は、あんまんと何が違うの? と長女が聞いてきた。

特に何も変わらない。桃の形をしているだけ。


ただ、桃は中国では邪気を払うと考えられている果物で、桃太郎などもそのイメージから。

桃をかたどったお菓子は、お祝いごとに使われる。


さらに、大きな桃饅頭を切ると、なかから小さな桃饅頭がいっぱい出てくる、というのは、結婚式で好まれる。

西洋的なケーキ入刀を模した儀式もできるし、小さなものが沢山出てくるのは、子孫繁栄を意味するから。




翌日、月餅を食べる。

4個入りだった大きい月餅、ナッツたっぷりの味で悪くはないのだけど、少しボソボソとした食感。

胡麻餡の月餅も、胡麻の香ばしさがそれほど無い。


…ヤマザキパンの月餅は偉大だな、と再認識。




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