旅行まで

いろいろな事情もあり、急に結婚することにしました。というと「出来ちゃった婚?」と聞いてくる奴がいるのであらかじめ言っておきますが、そうではないです。もっと別の理由によるものです。

急に結婚を決めたので披露宴はやらないのですが、式くらいやりたいと思っていました。自分の中で「区切り」が欲しかったので。

また、彼女は「式はいらないけど旅行くらい行こう」と言います。…で、ふと気付いたのが海外挙式。新婚旅行と結婚式を兼ねてしまおうということです。


思い立ったが吉日。旅行のパンフレットを集めます。ネットも駆使して2〜3社を検討し、「JTBにしよう」と決めます。決めたらすぐに旅行窓口へ。なんと言っても時間がないので、行動するに限ります。

地元大船のJTB窓口に相談に行くと、「式場は1ヶ月後からの予約しか受け付けてない」とのこと。このとき5月下旬。せっかくだからジューンブライドにしよう、と、6月下旬に予約を入れてしまいます。

これで日程が決まってしまいました。比較的安く、彼女も気に入った教会の予約が 6月29日になったので、日本の出発は28日。時差があるので28日の夜に出発すると、28日の朝に到着します。で、そのまま貸衣装屋で打ち合わせをして、翌日挙式というスケジュールです。


式には指輪が必要です。買いに行くと、結婚指輪と言うのは受注生産で、1ヶ月くらい待たされるとのこと。それでは間に合いません。幸い、数店回って一番気に入った店でおずおずと納期を尋ねると「2週間」ということなのでそこに決めます。(この指輪は、6月11日には届きました)

6月1日には「覚えやすい」と言う理由で入籍。ジューンブライドで1日、ってわかりやすいし。というか、僕は忘れっぽいのでこれくらいわかりやすい日でないとダメです。

同日デジカメを購入。実は、僕ははじめての海外旅行です。初めての海外で、結婚式も新婚旅行も兼ねるのだから、いいカメラで記録を残しておきたかったのです。


個人的な話ですが、高校のとき写真部にいました。友達に連れられて入っただけで、自分の才能のなさに気付いて卒業後は写真はやらなくなりました。それでも、写真と言うのは「ひたすら多く撮影すること」が重要だとわかりました。

しかし、フィルムで撮影すると高いです。QV-10 が出たときは「デジタルで96枚も撮れる」のに気をよくして、すぐ購入しました。しかし、旅行で96枚は少なすぎることもわかりました。

僕は写真の腕はそれほどないので、写真単体で人を感心させることは出来ません。しかし、大学の頃には写真と組み合わせて「旅行記」を書くのが好きになっていました。


今回購入したカメラは1000枚以上の撮影が可能です。ちょっとしたムービーも撮れます。まさに自分好みのカメラです。


着々と準備をすすめます。30歳になって初の海外旅行でわくわくしていると、彼女から「遠足を待つ子供みたい」などとも言われましたが、いよいよ旅が始まります。前日はよく眠れませんでした。本当に遠足の前日のように。

(ページ作成 2002-07-05)

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