搭乗前

6月28日。飛行機は夜出発です。成田には夕方集合で、逆算すれば家を昼過ぎに出れば間に合います。

それまでは仕事を…とおもっても、あまり手につかない。そわそわ。ネットで電車の時刻などを調べてすごします。


エアポート成田1時半に家を出発。2時20分に大船駅を出る「エアポート成田」に乗れば成田空港までは乗り換え無しでいけます。片道一人2210円。これだけでもちょっとした旅行です。(ちなみに、熱海まで行っても950円。2210円の距離はまさに「旅行」です)


駅出口の手荷物検査…2時間20分の電車旅。成田空港につきました。電車に乗っているだけで腹減った。成田空港では、駅から出るだけで手荷物検査があります。

手荷物検査とはいっても簡単に終わり、駅を出ればそこはすぐに空港。空港でお金の両替やらなくちゃ…と探します。実は駅を出てすぐに両替所があったのですが、旅行ガイドで「空港内の東京三菱銀行で両替するのが良い」と書いてあったので探します。

確かに、両替所と銀行を比較すると銀行の方がレートが良いようです。$1=\122.30で、$300の両替。良く使うお金を袋に入れた「パック」を自動販売機で売っているので、それを使うと楽です。



まだ少し早いので、集合場所だけ確認に行きます。すぐ近くに待合ロビーがあったので…そこに座って途方にくれる。「さて、時間が余っているし、どうしようか?」

とりあえず飛行機の写真など撮ってみます。いったいどれがノースウェストのだろう? ノースウェストを利用することはわかっているのですが、どういうマークなのかがわかりません。


夕方6時になり、腹も減ってきたので食事へ。「京成友膳」という店に入ったところ、箸袋に各航空会社のマークが書いてありました。

ノースウェストのマークなるほど、こういうマークだったか。待合ロビーでは見られなかったな…

ちなみに、この店で食べたのは、彼女が「とんこつ高菜ラーメン」\980、僕が「ひれかつ丼」\1180。共にちょっと高めだけど味は悪くありません。空港の店だから、高くてまずいのを想像していたのですが。


食べ終わってもまだ時間があるので、空港内の土産物屋を歩きます。外国人が買うようなお土産を置いてあるわけですが、日本人からみると面白いです。

蹴球クッキーワールドカップ開催中なので、「蹴球」と書いたクッキーを売っていました。漢字を使ったほうが外国人受けするのでしょうが、日本人でも蹴球なんて言いません。

外国人の名前を揃えた「印鑑」なんてものも売っています。「江戸語」と書いて「エドワード」とか「皇子」と書いて「プリンス」はまだ良いのですが、「愚麗素」で「グレース」はないと思う。暴走族じゃないんだから。


曙ラウンジ適当に見ている間に集合時間です。JTBのカウンターに行き、手続きを済ませます。荷物は小さくまとめているので、預けません。そんなわけであっという間にやることは終わり、また暇に…

どうせやることがないのだからと、搭乗ゲートまで移動します。移動中に「曙ラウンジ」なんていう、よくわからないものを発見。曙って、力士のあの曙?


後で調べたら、曙ラウンジはビジネスクラスの人だけが利用できる待合室だそうです。菓子パンとかジュースとか飲み放題だとか…。力士とは関係ないみたい。


ノースウェスト22便そのうちにゲートに到着。46番ゲートは成田の一番端でした。…遠いぜ。

ノースウェスト22便、出発は21時00分。ここでもやることはなく、搭乗開始までぼーっと待ちます。電光掲示で各国語の注意が流れている。ふぅん、ノースウェストって、中国語では西北なんだ。

20時30分になって搭乗開始。まずはファーストクラス、次いで子供のいるグループから。僕らは面倒だったので、人ごみを避けて最後のほうに。

ゲートを通ると、警備員に呼び止められます。「荷物検査にご協力下さい」ということで、完全検査。荷物を開けて底の方まで検査され、靴を脱いで全身金属探知機検査、さらにデジカメも起動できることを確認します。

どうやら、男性を中心に数グループごとに代表者をチェックしているようです。全員の検査ではないので危険物持込が完全に阻止できるとは思えませんが、悪い人を牽制する目的があるのでしょうね。なかなか面白い体験でした。

検査も済んで席に座った時には、20時50分頃になっていました。

(ページ作成 2002-07-05)

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