2004年11月06日の日記です


親不知  2004-11-06 17:56:06  OTHER
1ヶ月ほど前から歯医者に通っている。

すでに治療は終わり、歯のクリーニングをやってもらっていた。

で、半年前にも言われた親不知(おやしらず)のことをもう一度言われた。
「親不知、少し頭見えてますね。抜歯したほうがいいと思いますよ」


あぁ、やっぱりなぁ。
気にはしていたのだが、前回言われた時は仕事が忙しかったので「また今度」と逃げた。
今は、あの時よりも忙しい。仕事に子育てに、家作りまであるのだ。

でも、前回逃げたので、「そのうちいつか、と言っていると、機会を逃す」事にはもう気づいていた。


よし、忙しくても親不知抜いてしまいましょう。
思い立ったが吉日。すぐに歯医者に予約を入れておいた。

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で、今日が抜歯の日。右下を抜いた。

麻酔をかけたので全く痛みはない。
痛みはないのだが、口の中の麻酔がかかっていない部分に伝わる感触で、何をしているのかはわかる。

最初に何かやったあと、のどの奥にどろりとしたものと、鉄の味を感じた。
きっと、歯茎を切り開いて血が出ているのだろう。


なにやら器具で歯を挟み込み、ぐらぐら揺らしている。
「抜歯」とは言うが、抜くのではなくて横にまげて脱臼させるのだ、という妹の話を思い出していた。
(僕の妹は歯科衛生士の免許を持っている)


で、「動かないな。なににつかえてるんだろう」という歯医者さんの言葉の後、「×××持ってきて」となにやら声が飛ぶ。
助手が持ってきた器具を使ってもうまくいかないようだ。「△△△持ってきて」…また別の器具だ。でも、うまくいかないみたい。

今度は、高速回転のカッターで歯を削り始めたようだ。
どうやら、隣の歯につかえている部分を切ってしまうつもりらしい。

しかし、これでも動かない。
「◇◇◇持ってきて」…次々と新兵器投入。


いろいろな器具を入れられ、ガッツンガッツン力を加えられ、高速回転のカッターで歯を切られ…
口の中で工事をしている状態。たまに力を入れている器具が滑って思い切り上の歯に当たるが、こちらの歯は麻酔をしていないのでちょっと痛い。


しばらくして「バキッ」と音がした。
どうやら、脱臼させることに成功した様子。
でも、外れたはずの歯が抜けない。

「どこに当たってるんだろう」と、歯医者さんは相変わらず試行錯誤。
どうでもいいけど、時間かかりすぎて途中で麻酔が切れるってことはないだろうな、と心配になる。

もう一度カッター登場。どうやら、これで切ったらうまく抜けるようになったらしく、何回かに分けて歯根を除去している模様。

最後に、歯茎を糸で縫っている。唇に糸が当たるのでわかるのだが、「もう一本…いや、さらに一本必要かも」と助手に言っているのは何針縫うかと言うことなのだろう。


結構な大手術だったようだが、無事抜歯終了。
終わった後で抜いた歯(血まみれ)を見せてくれたが、隣の歯を抱え込むように形が変形していたため、引っかかってしまってびくともしなかったらしい。



この日記を書いている時点では、手術から2時間程度。まだ痛みはないし、舌や唇に麻酔が残っている。
麻酔が切れると痛いのかもしれない。歯医者さんは「翌日は、間違いなく腫れます」と保証してくれた。

…痛み止めは貰ってきているが、ちょっと怖い。


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