第1回打ち合わせ

土地購入からわずか5日後の8月10日、SWHとの本格的な打ち合わせが始まります。

これまでも打ち合わせは行ってきましたが、土地も決まっていなかったために仮の間取りを書きながら要望のヒアリング調査をしている程度のものでした。

場所も、家の近所にある展示場の一室。


それが今回からは、横浜にあるスウェーデンハウスの打ち合わせルームです。展示場と何が違うかといえば、打ち合わせルームにはさまざまな外壁材・屋根材・タイル・カーテンなどが置いてあります。

実物をすぐに確認しながら話を進められるわけで、いかにも「打ち合わせています!」と言う雰囲気(笑)


でも、今回は最初なのでインテリア・エクステリアの話にはなりません。

土地を入手してすぐにサウンディング調査(土地にずぶずぶと槍を突き刺し、固さを調べる調査)をしてもらっていたので、その報告などが中心です。


まずは土地の形状の確認。えぇ、見てきたから知っていますとも。

変形地です。細長いウナギの寝床です。高圧電線の下です。目の前の道が、法律上は道ではありません。大通りから入ってくる道の幅が、一番狭いところで1.8メートルしかありません。

で、問題になるのが最後の「道が狭い」と言う問題。トラックが入ってこれません。クレーンも入ってこれません。コンクリートミキサー車も入ってこれません。

そんなわけで、作業は基本的に全て手作業。その分「ちょっと」工賃が嵩むそうです。


つづいて、サウンディングの結果。

思ったより芳しくないそうです。無理して作った造成地ではなく昔からの土地なのできっと固いはず、というのが土地購入を手伝ってくれた不動産屋さんMさんの予想だったのですが、予想は残念ながら外れていました。

どうやら、岩盤まで鉄の杭を打ち、その上に家を建てるという工法をとらなくてはならないようです。

えーと、4メートルの杭を、ざっと60本。ちょっとお値段がかかるそうです。


この土地にかかる建築規制の確認。市の条例で、土地の境界から建物までの間を1メートル開けなくてはなりません。

で、これらの規制をクリアしつつ、要望を満たす間取りを作ってみたのがこんな感じです。…と青写真を見せられます。


ラフプラン実のところ、ラフな設計は既に頂いていました。

でも、詳細な設計を見るとやっぱり嬉しくなってきます。


右図がラフプラン。当初プランもこれとほぼ同一でした。後に決まった最終プランになると随分と違う場所も多くなるのですが、家の図面を公開するのもセキュリティ上好ましくないので、ラフプランのみの公開にしておきます。


でも…ちょっと心配事が。土地が決まる前の設計よりも、家のサイズが少し大きくなっているし、総2階じゃなくなってるんですよね (^^;


総2階と言うのは、1階と2階のサイズが同じ家のこと。形状が単純なので安くなります。
 今回、土地が変形地な上「境界から1メートル」の制限で当初の設計そのままと言うわけには行かず、両親の寝室を1階からはみ出させた形になっていました。
 親世帯の寝室の上に何も無い設計は、子供が上で騒いだりすることも無いのである意味理想なのですが…


さて、SWHの営業Hさんも、設計のTさんも、「ちょっとお値段がかかります」と言う言葉をよく使うのですが、結局のところいくらになるのかを、ちっとも教えてくれません。

教えないというのは、十分説明してからでないと教えられないような額なのだろうな…と想像が付きます。一体いくら高くなっているのやら…


で、やっと値段の話。当初予定よりも700万円もオーバーしていました。

土地改良と擁壁工事に300万。道が狭くて搬入・建築を人手でやる都合で200万。その他家の面積が広くなったこととか、なんだかんだで〆て700万円。


この額はちょっと…100万程度なら何とかなると思っていたのですけど、あまりにもすごすぎてどうにもならない額です。

「どうでしょう? ご予算のほうこれ以上増やすことはできそうですか?」とHさん。

そんなこと、できるわけ無いじゃないですか。もう即答です。この額だって、無理を言って借金するんですから。


Hさん、Tさんのほうでももう少し方法を考えてくれるそうです。でも、すぐに「何を無くすか」という相談が始まります。

妻の希望として「作り付けの家具」があったのですが、まずはこれをやめます。

子供部屋(2部屋)は、もともと最初は大きな一部屋にしておくつもりだったので、間の壁は要りません。

キッチン横の勝手口も要りません。リビングから庭に出れる必要もありません。2階のトイレはウォシュレットでなくて良いです。

それから、えーっと…思い切ってバルコニーも無くしましょう。ウッドデッキも要りません。

父母の動線にない扉については、吊扉でなくてもかまいません。


吊扉って言うのは、その名の通り上から吊ってある扉のこと。これによって床には凹凸がなくなり、躓くことがなくなります。摩擦も少ないため軽い力で開閉できます。高齢者向け、というわけでもなく、万人に優しい扉です。
 でも、この扉が結構高いのよ…

思い切ってバッサバッサと切り捨てます。多分、削りすぎるということは無いような気がします。

もう削れるところが思いつかなくなったので、この日の打ち合わせはこのくらいで終了。

緊急会議

余りにも金額がオーバーしたので、実家に連絡を取って相談に行きます。

8月12日〜13日の一泊。たまたま、すでに持ち家に住んでいる姉も帰省していたので、姉も交えて相談です。


父の希望で作ったサンルームですが、父はやはり要らない、と言い出しました。

でも、これには妻が反対。最初は父の意見でしたが、妻も植木いじりは趣味なのです。冬の間に寒さに弱い植物を置いておけるスペースがあるのは、ちょっと嬉しく思っていました。


ならば、クローゼットを思い切ってなくそうと言うことになりました。とにかく、父としては両親の寝室を広げて欲しいそうです。理由は、箪笥などを置きたいから。

妻の希望で、家具は出来るだけ作り付けで、と考えていたのでクローゼットを用意したのですが、高齢の両親には使い慣れた箪笥のほうが落ち着くそうです。

ならば、ここはありがたく申し出を受け入れましょう。内部の造作は少ないほうが安くなります。


じゃぁ、その勢いで自分たちの寝室のクローゼットもなくします。妻が作り付け家具を欲しかった理由は「家具が地震で倒れるのが怖い」からだったのですが、自分の家なのだから家具を何らかの方法で壁に固定してしまおう、ということで決着。


お腹に赤ちゃんの入っている妻を連れてまでわざわざ実家に行ったのは、実家にある家具を見たい、と妻が言ったからでした。

作り付け家具をやめるとなると、当然今もっている家具を使うことになります。実家の家具もあわせて使うでしょうけど、そうなるとインテリアのコーディネートが…

妻はグラフィックデザインの仕事をやっていたりもするので、やっぱりそういう点は気になるのだそうです。


帰りに、ついでなのでちょっと足を伸ばして、松戸の展示場にSWHを見に行きました。

なにかヒントが掴めないかと思ったので。


しかし、「あぁ、モデルハウスって高価な作りになっているのね」と再確認。ピーリング天井にあこがれていたけど、ちょっと手が出ないわ…


さらに、帰りに姉の家にも寄らせてもらいます。

こちらは、出産が近いのでベビーベッドとベビーバスを借りるためもあったのですが、間取りなどを見学させてもらいました。

出産

実家から帰った直後…翌々日には妻が男の子を出産しました。

予定よりも3週間も早く、2240gの赤ちゃんでした。


家に来たので疲れたのではないか、と心配する両親に「そんなことは無いと思うよ」と答えておきましたが、実はその可能性は高いとも思っています (^^;

でも、後で考えると結果的には出産が早まったのは良かったです。小さく産んで大きく育ちましたので…


しかし出産後は忙しく、次回の打ち合わせまでに決めるべきことも決めないまま、打ち合わせの日を迎えるのでした。

(ページ作成 2004-10-21)
(最終更新 2004-11-03)

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