第5回打ち合わせ

10月4日、出産後初めて、妻も参加して打ち合わせが行われました。

というのも、ほとんどの打ち合わせがすでに終了していて、残すはカーテンのみだからです。


壁紙はサンプル帳等を借りて決めることも出来ましたが、カーテンは壁紙よりもずっと多彩です。これはちょっと借りて…と言う訳には行かない部分でした。

それに、家とは関係のない話ですが、近いうちにどうしても子供をつれて出かけないといけない用事もありました。そこで、この日は子連れで出かける実験も兼ねていたのです。


まずは、最終確認のつもりで今までに決めた部分を全部再確認させてもらいます。

妻にはある程度説明していますが、実物を見れる機会はなかったためです。


途中、子供が泣いたために授乳したり(授乳のために、個室ブースまで用意しておいて貰いました)、打ち合わせが中断することもありました。

そんな場合は、設計変更の打ち合わせを始めます。設計変更と言うよりは、経費削減の打ち合わせですが…

外構業者に再見積もりを出してもらい、随分と安くなりました。しかし、以前の計画とポスト・表札位置がずれたので、それに合せてインターホンの位置も見直したほうが…妻が授乳中の個室に行って、ごにょごにょと相談。インターホンの位置、こっちに移動してください。

そういえば、草刈はシルバーセンターに頼んだところ、2万円程度とのことです。正式な見積もりはまた後日。


仕様の詳細について妻の了承も得られ、次回は詳細見積もりを出してくれる、と言うことでお願いしておきます。

これまで、経費削減のためにいろいろなものを削ってきましたが、毎回その都度差分の見積もりが出るだけで、全体を通しての見積もりはしていなかったのです。


差分があれば十分じゃないか、と思われるかもしれないが、差分の見積もりはあくまでも「部分変更」の見積もりに過ぎない。
 実際には、部分変更が全体に影響を及ぼすこともある。全体を通してあらためて見積もりしなおさないと完全な金額はわからないのだ。
 でも、全体を通して見積もるのはなかなか大変なことなので、細かな打ち合わせ中は行ってくれないのです…


そして、本日のメインのカーテン選び。

Hさんの見積もりでは、カーテンは仮に60万円、そのうち30万円がサービスとなっていました。


SWHで家を建てると、自動的にスウェーデンハウスクラブ(SHC)に入会となります。
 そして、家の購入やリフォームごとにポイントが加算され、そのポイントでリフォームをしてもらったり、JALのマイルを貰ったり出来ます。
 最初に家を購入する時点では、30万円分のカーテンか40,000マイルかが選べる状態で、特にJALの会員になっていないうちではカーテンを貰ったわけです。

60万円分の見積もり、ということは、普通にカーテンをつけていくと60万円分くらいになると予想されるわけです。

しかし、余計な支出は出来るだけ抑えたい。そこで、あらかじめ妻と話し合って「不要なものはつけず、最低限に抑えても30万以上になるようなら施主支給」と考えていました。


まず、カーテンとは何か、という根本から見直します。

カーテンの機能は4つと考えます。日差しをさえぎる、目線をさえぎる、寒さをさえぎる、窓辺に表情をつける、の4つです。

実は、現在住んでいるアパートは南向きの部分が全面ガラスで、壁がありません。このため日差しが強いので遮光カーテンをつけています。しかし、光をさえぎりすぎて「明るすぎるか、暗すぎる」の両極端になりがちであまり良くないのです。

そこで、妻の希望で「遮光カーテンは採用しない」ということがまず最初から決まっていました。

これは、「SWHは元々窓が小さいし、今のアパートほどまぶしくない」ことが前提でもあります。


日差しをさえぎることの逆で、家の中の明かりを外に逃がさず、照明効果を上げるということもあると思います。しかし、これは外と中の光を隔てる、という意味で同じ問題です。

次に、目線の問題ですが、建築予定地は南が水田、北が畑、東は隣の家の倉庫で西は入り口方向(車庫予定)です。どこにも目線がないので、あまり深くは追求しないことにします。

寒さをさえぎる、に関しては、3重ガラスのSWHなら問題なしと考えます。


寒さをさえぎることと、暑さをさえぎることは別問題。熱は赤外線として透過します。これを防ごうとしたらカーテンではダメで、オーニングを使わないといけません。(カーテンでは、カーテンが熱くなることで室内温度を上げてしまう)

窓辺の表情としてはカーテンは重要です。しかし、「過度な装飾は嫌い」な妻と僕ですから、あっさりとしたものにしようと考えます。


ここで、レースのカーテンの問題が出ます。レースのカーテンは装飾なのか?

本当は、レースカーテンには「明かりを取り入れたいが目線は気になる」「微妙な光の具合を作り出す」というような、日差し・目線を考慮した機能があるように思います。しかし、先に書いたとおりこの2つは余り問題にはならないと考えています。

そうなると、レースのカーテンは窓辺の表情、つまり装飾の機能のみと考えられます。そこで、レースのカーテンは不要と考えました。


以上を前提に、各部屋のカーテンを計画します。

まず、リビングと和室はシェードカーテンを考えていました。少し高めだけど、やっぱ生活の中心となる空間は見栄えのするものが欲しいから。

それ以外の部屋は、東と南にはドレープカーテンをつけます。

西側は、西日が入るようなら欲しいのですが、入らなければ不要…。というのも、購入した土地の西の方角には、ちょっと遠いところに山があって西日が当たらない可能性が高いためです。実際どうなっているかは後日確認。

北側には、カーテンは一切不要です。これは部屋の配置の問題なのですが、北は直射日光は入らないし、窓際にパソコンデスクなどをおく予定なので、カーテンがあっても埃っぽくなってしまうだけだろうと言う判断。


そして、実際の選択。

リビング向けに生地を選んでいたら、本来はレースのカーテンで面白いものを見つけました。

レースのカーテンの扱いなのに、ほとんど光を通しません。絵柄の一部がところどころ透けているためレース扱いなのですが、ほとんど普通のカーテンです。

リビングには見栄えのするカーテン、と考えていましたし、結構いい柄だったのでこれに決定。

和室は、和紙のプリーツにすることにしました。これは特殊なものなので、30万円のサービス対象外。でも、和室に和紙だと障子っぽさがでて、非常によさそうです。

それ以外の部屋は、気に入った柄で適当に選びます。


一応、西側にもカーテンを入れておきました。無くすのは後でも簡単なので。

また、両親の寝室は仮のものにしておき、後で両親に決めてもらうことにします。

この日はこれで終了。ちなみに、子供はカーテン打ち合わせ中はずっと寝てました。手がかからないいい子です。


次回は最終確認。隔週月曜日に打ち合わせをしてきたので、このペースだと次は18日になります。

しかし、18日はインテリアコーディネーターのT2さんが都合が悪いそうです。翌日火曜日は僕が都合が悪く、水木はSWHの定休日。

「せっかくいいペースで決まってきていますから、先延ばしするより早めましょう」と設計担当のTさんから提案があります。

土日は、当然のように打ち合わせが沢山入っているそうなので避け、15日の金曜日に最終確認をすることにしました。


しかし、僕はうっかりしていました。15日はうちの子供の誕生日で、今のところ毎月検診に行っているのです。

気づいて翌日連絡し、Tさんにスケジュールを調整してもらったのですが、どうしても15日以外は難しいとのことでした。そりゃ、元々他の日が無理で15日に落ち着いたのですからね…


子供の検診は午前中。SWHの最終確認は午後。時間的には重なっていないとはいえ、ちょっと忙しいスケジュールです。

(ページ作成 2004-11-15)

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