目次
2024-03-17 国立西洋美術館
2024-03-10 この一週間
2024-02-29 シーモア・パパート 誕生日(1928)
2024-02-28 食洗機 長期使用レビュー
2024-02-24 カーテン替え
2024-02-24 寒い
2024-02-20 暑い
今月の日記
長男の受験も一区切りつき、発表を待っている。
次女は来年度受験生だが、まだ余裕がある。
久しぶりに家族でどこか遊びに行きたい。
一泊旅行もしたいのだが、それを行う時間も急には都合がつかないので、日帰りでどこか行こう、となった。
予定日は、3月16日の土曜日。
妻は美術館に行きたいという。横浜美術館? と考えて調べたところ、しばらくリニューアルオープンのためにお休みしていたそうで、3月15日がオープン日だった。
それは混みそうだねぇ。ということで、パス。
鎌倉の近代美術館は? となったが、こちらは近すぎるのでいつでも行けそう。またの機会に。
で、妻の要望もあって、国立西洋美術館の常設展を見よう、となった。
長女、次女も、最近どうぶつの森の影響で少し美術館は気にいなっていたそうで、行きたいという。
長男は山歩きがしたかったらしいが、それはまた今度ね、ということになった。
久しぶりの上野。8年ぶりか。駅前風景が一変していて驚いた。
4年前に大幅な工事をしたのね。駅の位置が移動して、駅前の道路がなくなり、駅を出たら目の前が上野公園になっている。
目的の西洋美術館へ。前庭にいくつかのブロンズ像が置いてある。「考える人」とかね。
特に大作、ロダンの「地獄の門」があった。せっかくなので、まずそれを見る。
子供たち、美術の教科書に載ってた、という反応。
長女がこれ本物? と聞くので、ブロンズ像の説明から行う。
版画作品の場合、たくさんの絵が作られて、どれも本物だ。
同じように、ブロンズ像は、元となる彫像が作られた後にかたどりをして、大量生産される。
どれも本物だ。
ちょうど先日、長女は高校の美術で、自分でデザインしたメダルの鋳造を行った。
小さなメダルでも鋳造は大変だったそうで、このサイズのものを作るなんて想像を絶する、と驚いていた。
実際、地獄の門はでかいのだ。高さ5メートルくらいか。
普通は石膏で型取りして鋳造するのだと思うが、このサイズを作るのはどうやったのか、想像もつかない。
中に入ると、企画展はこちらでーす、と案内している人がいたが、今回の目的は常設展。
これは妻の考えで、企画展というのは、すでに美術をある程度分かっている人間か、全く知らないがミーハー的に見に来る人を相手にしているものだから、とのこと。
常設展は、わかりやすく美術を教えることを目的にしているので、最初はいろいろな美術館の常設展を見に行くと良いそうだ。
これ、後で書くけど実際勉強になった。
常設展の入り口で、ギャラリートークの案内が書いてあった。
ボランティアの解説員と一緒に、1時間くらいで見所を見て回る、というツアー。
美術館に入ったのは10時前だが、10時45分受付開始、11時からスタートで、15名が定員らしい。
ひとまず時間を待ちながら展示を見始める。
展示の最初は16世紀ごろの宗教画から。年代を追って進んでいくようだ。
さて、実際にはいろいろ考えながら見進めていったのだけど、ここで初めての人向けにガイドするつもりで、見所だけ書いていこう。
まず、今時持ってない人はいないと思うが、一人一台のスマホを持っていくべきだ。
イヤホンがあるとなおよい。
自分のメールアドレスをすぐ入れられるようにしておき、QR コードの読み方も知っておくこと。
というのも、今時はスマホで音声ガイドが聞けるためだ。昔はそういう機械を貸し出していたが、今は存在しない。
館内には FreeWifi があるのだが、この認証にメールを使用する。自分のメールアドレスを入れ、受け取ったメールに書かれた番号を入力することで認証とする。
自分のアドレスとかは当然すぐに使えたのだが、子供は普段メールを使わない(スマホは親との LINE 連絡用)ので、メールアドレスをすぐに入れられず苦労した。
この音声ガイドは、個々の絵の鑑賞ポイントを教えてくれるものだ。
それとは別に、ところどころに、ひとまとまりの作品をまとめて鑑賞ポイントを教えてくれる、解説ページへのリンクの URL が置いてある。
途中までその違いに気づいていなかったのだが、一緒に見るより楽しめるかと思う。
#この音声ガイド、やはり以前は機械で行っていたが、コロナもあって貸し出しをやめていたらしい。
スマホで見られる形のものが、先月から使えるようになったばかりだったらしい。
絵なんて言うのは、生活の役に立つものではない。だから、裕福になるまで、見て楽しむための「美術」なんて存在しない。
16世紀ごろの宗教画、というのはそのギリギリ最初のポイントで、文字が読めない人に聖書の教えを伝えるために描かれ始めている。だから、楽しむための美術ではなく、実用品なのだ。
また、この時代の絵の具というのは大変高価だ。ここでも、権力を持った教会などでないと発注できないのだ。
しかし、やがて金を持った貴族などが、絵にお金を使い始める。
最初は、寄進する宗教画として。絵の一部に自分の城を書いてもらったり、自分自身を入れてもらったりして。
そのうち、聖書の人物の顔を自分にする、などの形で、宗教画の形式をとった肖像画が出始める。
そして、宗教から離れて肖像画を作り始める。
もう一つの鑑賞ポイントとして、宗教画は、宗教上の理由で「人をだましてはならない」物だった。
それが、本物と見間違えるようなものであってはならない。形式的な絵を描くだけで、遠近法などを取り入れてはならない。
それが、宗教を離れて貴族がパトロンになるにつれ、どんどんリアルに描かれるようになっていく。
最初は肖像画が中心だが、食卓に飾るから食材の絵を描いてくれとか、いろいろな注文で絵の幅が広がっていく。
…と、ある程度見て回っていたら、そういう意図をもって順序が組まれているように思えたので、子供たちに解説した。
鑑賞ポイントが分かった方が面白いからね。
ギャラリートークの時間が来たので、エントランスに戻って参加する。
15名の予定だったが、大人気だったようで 30人以上いたと思う。
解説員のボランティアの方が、驚くと同時に感動していた。
この方、7年間ボランティアを務めていたが、この日で最後だったらしい。
普段はここまで集まらないのに、最後の回がこんなに大盛況で驚いたと言っていた。
西洋美術館は多くの作品があるので、1時間程度ではとても全部は説明できない、ということで、最初に説明された作品は、宗教画の時代よりも後の作品。
そして、モネ。印象派の代表、睡蓮をたくさん書いた人だね。
さらに、モネと同時代を生き、彫刻を作ったロダン。最後には中庭の地獄の門を解説してくれた。
地獄の門は大きな作品なので、資金が無くて生前には型まで作ったものの、ブロンズ鋳造されなかったらしい。
最初に資金を出す、と名乗りを上げたのが日本人で、上野にあるのが最初の鋳造のものなのだとか
その日本人が、西洋美術館の元となるコレクションを作り上げた人。
モネ、ロダンとも実際に面識があり、本人から直接買い付けてきたらしい。
そのため、西洋美術館は、モネとロダンのコレクションが豊富。
と言っても、コレクションの多くは、「購入」したものの、ヨーロッパにあった。
第二次世界大戦の敗戦時に、敗戦国の財産として、フランスの管理下に置かれた。
いろいろあったが、日本に返却するときの条件が、ちゃんと管理を行える美術館の建造だった。
それで作られたのが、国立西洋美術館。
ギャラリートークは楽しかったが、同時に速足で美術館の全貌を見せてくれたので、「朝のペースで見ていたら一日では見終わらない」と分かった。
中庭で終了となったので、そのまま一旦外に出て昼ご飯にする。
そして、もう一度常設展へ。常設展は、一日の間何度でも出入りできる。
さて、宗教画から貴族の肖像画などが中心の時代を見終え、その後の時代に入る。
ギャラリートークでも最初に説明してくれた絵は、貴族の家を飾る、四季の連作として描かれた一枚だった。
だんだん、絵の内容…テーマが自由になっていく。風景を描いた絵や、狩猟風景を描いた絵など。作者が美しいと思ったものを絵にとどめ、それが評価されれば買い手が付く時代。
逆に言えば、もう宗教や貴族はパトロンではなく、絵描きが自分の才能を金に換える方法を、自分自身で探さないといけない時代にもなっていく。
絵の技術は十分に高まり、本物のように美しい絵も現れ始める。
そして、印象派の時代へ。
本物と見間違うような美しい絵、というのが当たり前になってくると、差別化するのは「作者の視点」になってくる。あえてリアルを外し、絵ならではの美しさを求め始める。
…マネの「ブラン氏の肖像」リアルとは程遠いよね。陰影とか少なくて、アニメ絵っぽさもある。
しかし、それによって描きたい人物がはっきりとわかるし、彼の伊達男っぷりも…とにかく明るい、薄っぺらい印象の人なのかもしれない、というようなことまで思ってしまう。
モネになると、さらに進んで、「絵である」ことを主張し始める。
あえて筆の跡を残し、そこかしこに筆者の痕跡を残し始める。
リアルを求めるのであれば、だれが描いても同じものになってしまう。だからこそ、作者の痕跡が重要なものとなり始めたのだ。
で、ここからは今回初めて知ったこと。モネの絵が飾ってある部屋の片隅の QR コード解説に書いてあった受け売りだけど。
ロダンとモネは、誕生日が近くて、仲が良かったそうだ。
絵と彫刻で分野は違うけど、同じ芸術家としてよく話をしたらしい。
そして、二人とも同じ方向性を持ち始める。モネは筆の跡を残すようになっていき、ロダンは粘土に指の跡を残すようになっていく。
なるほど、言われてみれば同じような手法だが、説明されるまで一切気づいていなかった。
美術作品を、頭でわかろうとするな、見て感じろ、という人がいるのだけど、こういう話は見ても感じられない。
でも、知識を持ってから見ると、非常に面白い。美術の好き嫌いは自分の感性に従えばよいのだけど、頭でわかることは大切だと思う。
その後も徐々に時代が進んでいく。日本の影響を受けた、ジャポニズムの時代のあたりは面白い。
西洋の絵なのに、掛け軸のように縦長で、署名まで縦書きしていたりする作品がある。
最後に、近代の作品。ピカソとか、ムンクとか。
ピカソのキュビズムが壮大な実験だ、というのはよく知られているのだけど、飾られていた中に、もっと晩年の作品があった。
ピカソの晩年は、シンプルで力強い線を好むようになるんだよね。で、やたらと男にチンコを描きたがる。
若いころは、無茶苦茶な絵に見えても、性的モチーフはそれほど描かなかったのにね。
あれは、性的に衰えてきた老人が、まだまだ若いところを見せようとわざと性的なものを見せびらかしているんだと思う、と僕が言ったら、妻も「そうそう、街中にいるような露出狂も、性的に自信がない人の方が多い」と同意。妻、若いころはよく露出狂に近寄られていたので、撃退方法も心得てます。
チンコ、という言葉に、さすがに高校生の長女は恥ずかしそうな反応だけど、「ピカソ、完全に迷惑老人じゃん」と。
うん、実際女性関係だらしなくて、周囲に迷惑かけていた人だからね。
しかし、この時代になると「作者の痕跡を残す」どころではなく、作者の個性がむき出しになっている。
それもまた面白い。
あと、やはり近代の作品で、絵の具を盛り付けるように塗ってある作品を並べてある一角があった。
これも、流行した技法なんだよね。特に白を盛り上げるのが流行したみたいだけど、別の色もある。
絵の具の「減色混合」では決して表せない、輝くような光を表現するための技法。
白を盛り上げて塗りたくることで、白の表面で光が乱反射し、輝きを表現できる。
また、盛り上げることで、立体的な描画も可能としている。
ここら辺、美術の教科書で見てもわからない。本物を見てやっと価値が分かるものだ。
…と、こんなあたりで展示はおしまい。
最後に、今回一番「興味深かった」絵を紹介。西洋美術館の WEB ページにも紹介があるので、リンクしておく。拡大もできるので、是非見てみて。
宗教画なのだけど、リアルに描かれるようになった後の作品。
僕が注目したのは、中央で磔になっているキリストの右側、槍を持っている人物。
キリストの右わき腹には、傷跡がある。これは、聖書でも磔刑のあとに、死んだか確かめるために兵士が右脇腹を槍で刺した、とある。
恐らく、キリストの右に描かれる、槍を持った人物がその兵士なのだろう。
兵士は「無名の兵士」とされるが、のちに名前を与えられ、ロンギヌスと呼ばれる。
「ロンギヌスの槍」というのはキリストの血が付いた聖遺物の一つとされて、中二病な小説なんかだと強い武器の名前になっていたりするね。
で、その彼だが、この服装は一体何か。
リンク先で画像を表示して、ズームしてよく見ていただきたい。
明かに服を着ている。というか、これは服ではなく鎧だと思う。
しかし、腹筋は見えるし、へそも見える。WEB の画像ではわかりにくいが、乳首まで見えているのだ。
さらに書く。当時は男でもスカートをはくのは普通だし、スカート状の鎧もある。彼が来ているのもそうした鎧に見える。
しかし、このスカートが、腰の周囲にあるのではなく、足にまとわりつくように股の部分がはっきりわかるんだよね。
最近の男性向けのイラストなどで、女の子が「服を着ている」にもかかわらず、服越しに「へそがくぼんで見えている」物がある。
同様に、スカートをはいているのに、股の位置がはっきりわかるように描かれる絵もある。
衣服がどんなに張り付いてもへその中まで張り付くことはないと思うし、立っている状態でスカートが股にへばりつくこともない。
どちらも、「ちゃんと服を着ている」と言いながら、裸を連想させるための書き方なのだと思っている。
そういうのは最近のエロイラストの描き方の一つだと思っていたのだが、16世紀前半にすでにそういう絵が描かれているとは…。
しかも、ここでは女の子ではなく、おっさんのへそと乳首が見えてるんだよね。誰得なんだろう。
最近のエロイラストみたいな描き方が16世紀にあった、というだけでなく、最近のものだと思われている腐女子も、すでにいたのかもしれない。
性癖は時代を超える。
茶化しているように見えるかもしれないけど、結構本気で書いてる。
エロって、人間が生物である以上、非常に魅力的なコンテンツだからね。
現代人が欲しているものを、16世紀の人も同様に欲していても、何ら不思議はない。
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別年同日の日記
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ここのところ忙しくて日記書いてなかった。
3月入ってからだから、一週間ではないな。でも、そのくらいの内容をざっとかいつまんで。
3月3日はひな祭り。
でもそれ以前に、町内会の防災訓練だった。近隣三町内が合同で行っている。
今年の防災訓練は、いつもと少し違うような…
例年だと、期限切れが近い保存食の試食会があったり、給水車が来ていて実際の使用の際の話があったりするのだが、そういうものが無かった。
一方で、いつもは出てこない、隣町の消防団が来てくれて、災害時の救出を想定した訓練を…訓練というよりは、寸劇を披露してくれた。
これ、後で聞いたのだけど、保存食や給水車は能登に送ってしまったのだそうだ。その関連もあってボリュームが減ってしまうので、隣町の消防団にも来てもらうよう依頼した、という流れ。
(わが町にも消防団はあり、毎年放水訓練の実演をしてくれる。それは例年通り行われた)
能登に送ろうというので募金活動も行った。2万円弱集まったそうだ。
これに、防災訓練をすると市から支援金が1つの町内会に対して1万円出る。この3万円を足し、5万円程度を能登に送る予定だという。
夜はひな祭りなのでちらし寿司作った。好評。
今週は、長女の高校は入試があって休みになったり、定期試験があって午前中で終わりだったりで、弁当が2日だけ。
長男も今は家で勉強しているので(大学受験は、国立の後期も受験予定で準備している)、思った以上に弁当おかずを使わない。
そういえば、長女の弁当箱を新調した。
…いや、これは先月末にすでに書いていたな。
3月8日。朝雪が降ったが、すぐに雨に変わり、積もっていたものも融けた。
別に大した話ではないのだが、3月に入っての雪は少し珍しいので記す。
今年は大雪も降ったが、全体としては暖冬だ。
3月9日。2週間前に注文したロールカーテンが来たので、和室につけた。
以前のものは、和紙を細かく折りたたむ形のシェードカーテン。プリーツスクリーンというのかな。
薄いベージュ色で、その形状から、横縞だった。
新しいものは、ロールスクリーンだが、素通しの網とベージュの布が横縞に交互に入っている物。
これが2重になっていて、重なり具合を調節することで光の入る量を加減できる。
つけてみると、以前のものとほとんど見た目が変わらず違和感がない。
部活で出かけていた長女が返ってきた際に、わざとカーテンを変えたことを伝えなかったら、しばらく気づかなかったくらい。
取り付けは僕が行った。以前使っていたカーテンのネジ穴を利用して付けたので簡単だった。
今日、3月10日。
3町内合同のグランドゴルフ大会。
親睦を深める、という側面もあるが、市民の健康のためにスポーツを推進する、スポーツ推進委員というものがあり、年に何度かスポーツ大会を行うことで助成金が出ているのだ。
その助成金で、ささやかだが商品なども用意された。タオルや手ぬぐいだけど。
で、普段からグランドゴルフの愛好者が遊んではいるらしいのだけど、人数あわせで呼ばれた僕は初参加。
ルールを教わるところから。
グランドゴルフというのは、生涯スポーツとして近年人気があるようだ。
ゲートボール的なものだけど、パターゴルフに近い。
ゲートボールがチームスポーツなのに対し、グランドゴルフは個人競技なのだな。
チームスポーツだと、下手な人がいじめられるなどの問題もあり、近年のグランドゴルフ人気の後押しにもなっているようだ。
で、少し早めに行って、練習する。基本的には8ホールが1セットで、今回はこれを2セット行い、合計打数で競う、となっていた。
最短 15m、最長 50m。50mはかなり強くたたかないと1打では届かないが、15mだと力を加減しないと行き過ぎてしまう。
なかなか微妙な感じ。しばらくやってみて、どのホールも3打くらいを狙っていけば良さそう、と分かるが、実際3打で入れるのは難しいともわかる。
あと、大きく崩してしまうと面白くなくなるため、5打以上はすべて5打の扱い。
(これはローカルルールのようだ。グランドゴルフの公式ルールには書いてなかった。)
3町内後合同だが、1町内から2名づつ出して6名で1グループ。8グループ作って、8ホールそれぞれから一斉に始める。8ホール回るのに1時間くらい。
一応個人競技だが、町内対抗の形式をとるので、各町内ごとの「平均打数」で競うことになっていた。
平均としているのは、欠席者が出たときのため。
とりあえず、足を引っ張らないようにしよう。平均3打でまわれれば良いかな…と思っていた。
ところが、前半に2回、ホールインワンを出してしまった。初心者なのでわからなかったが、案外出ないものだという。
ホールインワンの際は、最後の集計時に -3打のボーナスが着くそうで、前半8ホール回ったところで、実際の打数 21打、ゲーム上は 15打となった。
これが、ダントツに良い成績。初参加だけどこの調子だったらトップ間違いなし、などと言われた。
休憩。
ハーフ終ったところで、ちゃんと休憩が入って、おやつやお茶などがふるまわれる。ゴルフなのだ。
個包装になっている袋菓子をたくさん開けただけだけど、成績が良い事を褒められながらのおやつタイム。
悪くはなかった。
さて後半。緊張で大きく崩さないと良いけど…と自分で思っていたのだが、初心者なのでそううまい具合は続かないのだ。
一度、OBしてしまいペナルティ1打。この際は、1ホール最大5打のルールに救われた。
そして、「大叩きしないように、堅実に行こう」と考えていたら、全体に打つのが弱すぎる。
とはいえ、終わったら 24打。平均3打なので、決して悪いスコアではないが…
打数としては、全体で2位だった。上手な人が堅実に回った方が、やはり打数が少ないのだ。
とはいえ、初参加で2位(同着の人がいて、2位は2名)というのは悪くなかったのだと思う。
ちなみに、先に書いたように町内対抗なので、個人には特に賞は出ない。
町内会としては2位だった。手ぬぐい頂いた。
午前中だけで終わったが、まぁ楽しめた。
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今日は珍しい「うるう日」。
LOGO 言語の設計者、シーモア・パパートの誕生日です。
…以前書いているのですが、間違えて 3/1 に書いてしまったので、リンク張っときます。
4年に一度のチャンスなので。
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別年同日の日記
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ふと気づくと、食洗器を買い替えてから1年近くたっている。
使い始めて1週間目でファーストインプレッションを書いているが、そろそろ長期使ってみての感想を書いても良いだろう。
長い間に、以前の食洗器と同じような使い方は求めなくなった。
以前使っていたホシザキの食洗器は、非常に短時間で洗うことができて、連続使用で効率よく洗えた。
そのため、ある程度食器をまとめて夜洗っていた。
リンナイの食洗器は、そのような洗い方に適していない。
1回の洗いが速くても1時間なのだが、その間、食洗機の近くで対応しているわけにはいかない。
なので、いっそのこと乾燥まで含めて1時間半かかるモードで稼働させている。
朝、家族全員が食事をする。これは、洗い桶に入れて汚れが乾燥しないようにしておく。
箸などは、昼も使うから手洗いしておく。
昼、僕と妻、場合によっては家にいる数人の子供が食事をする。
茶碗なんかは適当なものを使う。全員分はなくても、多少の余裕はあるもんだ。
で、昼ご飯が終わったらまとめて洗う。朝の全員分と、昼の少しをまとめて洗えるだけの余裕はある。
場合によっては、小さな鍋とかも入るし、昨日の余り物をタッパーに入れておいて昼食べたのであれば、そのタッパーも洗える。
そうそう、子供たちがいない間に、子供たちのコップなども洗っておく。
夜、子供たちの弁当箱も併せて、夕食の食器を全部洗う。
夜は次女が塾に行っていることがあるが、待ってから洗うと何かと面倒なので、一旦洗ってしまう。
後で次女の分だけ洗うことになるが、その時は余裕があるので、まな板とか鍋蓋とか、普段洗わないものもまとめて洗う。
というわけで、昼と夜の2回使う、時には3回使う、というのが定常パターンとして落ち着いた。
ファーストインプレッションでも書いたが、「標準食器」専用に作られた籠の形状は今でも怒りを覚える。
少し標準からずれた形があると、場所は空いているのに入れることができないんだ。
とはいえ、家にある普段使っている食器のすべてにおいて、何がどこに入るか、というパターンは把握できた。
どこにでも入れられる食器もあれば、特定の位置にしか入らない食器もある。
あとは、その時使っている食器に合わせて、どのように入れるのが最も効率的かを考えるパズルゲームになる。
どうしても無理な時は、少しだけ手洗いすることになる。
鍋類も、以前は食洗機任せだったけど、すっかり手洗いが定着したね。
何度も書くが、なんでも洗えたホシザキは優秀だった。使わなくなって1年たってもそう思う。
なんでも洗える、と言えば、長女の弁当箱が、ホシザキでは問題なく何度も洗っていたのに、リンナイでは洗えなかった。というか、洗ってはいけなかったらしい。
弁当箱に、密閉するための中蓋である「シール蓋」がついているタイプ。シール蓋には耐熱温度として 120度と書いてあったから、80度のお湯で洗っても大丈夫なつもりでいた。
ところが、何度か洗っているうちに「伸びて」しまったのだ。最初は、なんか蓋をしづらいぞ、くらいに思っていたのが、そのうち明確に蓋が閉められなくなった。
ホシザキは、60度で洗う。リンナイは 80度で洗う。この温度の違いで、ダメな素材もあったようなのだ。
おかげで、弁当箱を買いなおす羽目になった。今度は食洗機対応と明確にうたっているものを購入したよ。
おそらく同じ理由で、僕が使っている箸は急激に色落ちしたようだ。
安物の漆塗りだったが、高温に耐えられないらしい。安物で思い入れもないので別にいいのだけど。
ホシザキは 60度で洗っていて、特に汚れ落ちが悪いということもなかった。
リンナイにも 60度モードが欲しい。多少汚れ落ちが悪くても構わない。
給湯器から、60度以上のお湯を供給しているのだ。でも、リンナイはそれからさらに沸かしているので、洗い時間を延ばす要因になっているし、電気代も余計に使っていることになる。
というわけで、1年間使っていて、良かった点、悪かった点は書きつくしたかな…
ファーストインプレッションで書いたことはわざわざ書きなおしていないが、それらも含めて簡単にまとめよう。
・リンナイは、他の国内メーカーよりも、ホシザキよりも、1回に洗える食器量が多い。
5人家族だが、毎食ごとに洗う必要はないし、余裕があるときには鍋やまな板も洗えてる。
・しかし、標準食器、という考えが悪すぎる。存在しない架空の食器に最適化されているため、実際の食器が入れにくい。
ただし、これはリンナイに限らずほかのメーカーも同じ。
・洗う温度が固定なのが害悪。もっと低い温度でも使えるようにすれば、各種問題が解決するのに。
もちろん低い温度を選ぶのはユーザーなので、洗いあがりが悪くても自己責任でよい。
・いろいろ文句はあるが、便利に使っている。リンナイ製にしたことに後悔はない。
食洗機探している方がいましたら、参考までに。
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居間のカーテンを変えた。
居間、と書いてあるが、和室とダイニングが繋がった2部屋の空間。
和室は、和風にするために和紙プリーツスクリーン、ダイニングはローマンシェードを使っていた。
名前を見るとややこしいが、どちらも上から下に降ろす、ブラインドのようなカーテンだな。
で、このブラインドのような機構って、簡単ではあるが機械式なんだ。機械はいつか寿命が来る。
我が家のものはとっくに寿命が来ていて、10年くらい前には動きが悪くなっていたし、コロナの流行初期にはもう一つの方も壊れた。
しかし、コロナの時というのはタイミングが悪く、住宅メーカーの人を呼んで相談するのも、お店に行くのもはばかられた。
いつか交換しよう、と思いながらも、壊れたとはいえなんとなく使えていたので、そのままになってしまっていた。
それが先日、この二つの部屋とは別のところで使っていた、イケアで買ってきたハニカムカーテンが壊れたんだ。
このハニカムカーテンというのも、上から引き下ろす式のカーテン。
これは動きが悪いとかではなく、完全に動かなくなってしまった。
ハニカムカーテンは当時イケアでしか売っていなかったのだが、人気商品で今は他社も同じようなものを売っている。
まずはハニカムカーテンを交換しよう、と近所のニトリに見に行くことにしたんだ。
ニトリの既製品ハニカムカーテンは、欲しいものよりもかなり丈が長かった。
長い分には困らないようにも思うが、長すぎるのも使いづらそう。
しかし、ニトリの場合、欲しいサイズの「木製ウッドブラインド」があり、安かった。
ブラインドは、子供のころ住んでいた家にあった。借家だったのだが、もともと家についていたものだ。
そして、埃が溜まって掃除が面倒だったので、いい印象がない。
僕としてはブラインドは無し、と思っていたのだが、ハニカムスクリーンはオーダーで作ると高い。
いったん保留。
ほかの部屋のカーテンも見るが、和室はオーダーになりそう。
オーダーするなら窓のサイズとかしっかり図ってこなくちゃ、と、この時は一旦引き上げることにした。
これが先週の話。
1週間の間に、いろいろ考える。
昔のブラインドはスチール製で、静電気で埃を吸着しやすかったが、木製は大丈夫、と妻の強力プッシュ。
何よりも、ハニカムカーテンをサイズオーダーで作るよりも、既製品の方がはるかに安い。
まぁ、安ければだめならまた買い替えるということもできる。まずは木製ウッドブラインドを購入してみよう。
和室とダイニングの窓のサイズも図る。
ダイニングは、普通のカーテンに付け替えよう。機械式は寿命が短いと判ったから。
和室にカーテンはおかしいので、プリーツスクリーンと似ている、調光ロールスクリーンにする。
ロールスクリーンも、巻き上げ機構がいろいろある。
これは、できる限りシンプルなもので。複雑な機械は壊れる。
単にループ状のチェーンで、棒を動かして巻き取るものにしよう。
と、決めて昨日またニトリに行った。
ウッドブラインドを見る。値段は6千円程度。色は妻の主張で白に。
カーテンを見る。
いろいろな生地があるが、ダイニングに合いそうなものがあった。
で、ここで気づく。オーダーするつもりだったが、この生地は既製品コーナーのものだった。
サイズを見ると、既製品で大丈夫そうだった。念のためオーダーカーテンも見るが、既製品の方がむしろ柄が好みだった。
というわけで、オーダーではなく既製品を購入することにする。
カーテンレールもつけないといけないが、これもある程度伸縮可能なものがあるので買っていき、適当なサイズで取り付けるようにする。
さて、ロールスクリーンのオーダー。これはオーダーでないと作れない。
先週来たときにある程度生地の色などは決めていたので、サイズなどを伝えるだけで完了。受け取りは2週間後。
さて、決めていたカーテンなどを持ってレジへ向かうか…と思ったところで、店内の隅にお買い得品コーナーを見つけた。
何気なく覗いたら、購入しようとしていたウッドブラインドが2500円で置いてあった。
搬送時にぶつけてしまい、商品に1カ所傷がついている、と説明にある。
確認したら小さな傷。箱もなくてビニール袋に入っているのだが、箱も壊れたということなのだろう。
傷は大したことの無い大きさ。これで半額以下ならお買い得、とこれを買うことにする。
カーテンはオーダーではなくなったし、ウッドブラインドも安くなって予定より出費が抑えられた。
家に帰って取り付け。以前のものを全部外して、取り付けるのが結構力仕事だった。
ウッドブラインドは、天井付けにも壁付けにもできる構造だったが、そのつけ方で使用する部品が一部異なる。
そして、傷がついていたのは、壁付けにするときだけ使う部品だった。
我が家は天井付け。というわけで、傷はまったく影響なし。
ダイニングのカーテンも良い感じ。
実は、ダイニングの壁紙などは、縦縞模様になっている。しかし、以前使っていたローマンシェードは、その形式上横向きの皺が入ってしまうものだった。
これが、普通のカーテンにしたので縦の皺になった。ちなみに、購入した模様も縦縞。
そんなわけで、より部屋の雰囲気に合うものになった。
和室は、先に書いた通り2週間後の完成なので、まだ取り付けていない。
実は先週ニトリに行った際にも、食器とか結構買っている。
ラーメン丼と、丼鉢。
子供が小さい時に買ったので、最初から全員分はなかったり、長年の間に割れた食器もあり、家族全員同じものを揃えられなかったのだ。
それを買い替えた形。
家の中のニトリ比率が急に高まった。
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4日前に、2月だというのに関東各地で夏日を記録した。
2月の気温記録として観測史上最高気温だそうだ。
で、昨日は関東の各所で雪が降った。
2月下旬に雪が降るのは10年ぶりだそうだ。
気温の落差が激しい。
特に何というわけではないが、面白いので記録のために書いておく。
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2月だというのに暑いね。
部屋の暖房は OFF にしているのだけど、仕事場が2階で暖かい空気が溜まるのもあって、暑くて仕方がない。
(花粉症なので窓は開けたくない)
今月頭、2月5日には大雪が降っている。これほど積もったのは5年ぶり、だそうだ。
ちょうど長男が、家から一番遠い大学の受験日で、帰ってこられるか心配だった。
(無事帰ってきたが、電車のダイヤは乱れて大変だったらしい)
そして、先週後半からぐんぐん気温は上がり、最高気温が 20度越え。
今日は、群馬では夏日(最高気温25度以上)になったそうだ。
天気予報では、これからだんだん気温が下がって、来週頭くらいにはまた雪が降るかも、と言っている。
今度は大雪というわけではなさそうだけど、来週頭は長男の本命大学の受験あるんだよね。
そもそも雨が降らないと良いのだけど。
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