社会科見学の日記です

目次

2017-08-28 よるのどうぶつえん 2017 in 金沢動物園
2017-04-23 キッザニア東京
2016-09-26 ホテルグリーンプラザ強羅
2016-09-26 おもしろ歴史ミュージアム・かまぼこの里
2016-09-26 小田原城
2016-09-26 箱根小涌園ユネッサンに行きたい人へのまとめ(3/3)
2016-09-26 箱根小涌園ユネッサンに行きたい人へのまとめ(2/3)
2016-09-26 箱根小涌園ユネッサンに行きたい人へのまとめ(1/3)
2016-09-04 海辺散歩
2016-07-30 相模原JAXA公開日
2016-07-26 ソーセージ作り体験
2016-01-10 上野公園
2016-01-10 国立科学博物館(続き)
2016-01-10 国立科学博物館
2015-11-23 三菱みなとみらい技術館
2015-11-23 「ちきゅう」一般公開
2015-08-10 アクアマリンふくしま・締めくくり
2015-08-10 アクアマリンえっぐ
2015-08-10 アクアマリンふくしま・展示内容
2015-08-10 アクアマリンふくしま・本館
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よるのどうぶつえん 2017 in 金沢動物園  2017-08-28 17:25:51  旅行記 社会科見学 家族

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8月最初の週末には、キッザニアに行った。

次の週末は町内会の夏祭りがあり、その次の週末は家族旅行。


8月に入ってから毎週末忙しい。

昨日、8月最後の日曜日で、長男も長女も、残った学校の宿題をやると言っていた。

(大体終わらせているが、いくつか終わっていないものもあるようだ。)


しかし、朝になってから長女がいった。

よるのどうぶつえん、行くのむりかなぁ、と。




長女が今年学校でチラシをもらってきて初めて知ったのだが、横浜市の動物園では、毎年8月に「よるのどうぶつえん」というイベントをやっているらしい。


1998年ごろ、旭川動物園の「行動展示」が話題になった。

ただ動物の展示をするだけではなく、動物の生態を考慮して、活き活きと動くさまを見てもらおう、という試み。


この人気を受けて、全国の動物園で同様の試みが始まった。

2000年代前半には、サファリパークなどで「ナイトサファリ」が、水族館などで「水族館泊」イベントが続々行われ話題になった。


どちらも、夜行性の動物・魚の生態を見るために、園館内で一泊してしまおうというイベントだ。

さすがに一泊となると人数が限られるし、値段も高い。興味はあったが当時我が家は乳飲み子を抱えていたこともあり、行けなかった。



一泊とまではいかなくても、夜の営業時間を延長して動物を見てもらおう、という試みはあったようだ。

横浜市でも、2004年頃に数日間だけ試験導入し、2008年からは8月の毎週土日に行っているらしい。


でも、先に書いたけど、恥ずかしながら知らなかった。

今年長女が学校でチラシをもらってきて、初めてそういうイベントをやっているのを知った。



で、可能なら行きたいと思っていたのだけど、冒頭に書いた通り8月の週末は忙しく、あきらめようと思っていた。

そこに、長女が「無理かなぁ」と聞いてきたのだ。




長女の発言は朝10時ごろ。

長男、長女に宿題の様子を聞き、それほど多いわけではないとわかる。

動物園に行くなら行きたい、ということなので、今日の予定をできるだけ集中し、早く終わらせるように言う。


夜がメインなので、午後のおやつを食べてから、ゆっくり出よう。


#ちなみに、次女はまだ小学校低学年なのでそれほど宿題が無く、すでにすべて終わらせている。



「よるのどうぶつえん」の話を聞いたときは、行くなら少し遠いが規模の大きいズーラシアに、と思っていた。

肉食動物、夜行性の動物も多く、楽しそうだからだ。


しかし、急に決めたので一番近い金沢動物園にする。

希少動物も多いのだが、草食獣中心の動物園なので、夜行性はそれほど多くないはず。



夕食の時間にかかるので、お腹がすくだろうとしっかりおやつを食べ、16時半ごろ出発。


…が、動物園に向かう車中で、妻が「もうお腹すいてきた」と言い出す。

途中でスーパーにより、弁当を買っていくことにする。動物園で食べるのも良いだろう。


ちなみに、今年の夏は雨が多く、数日前にやっと晴れたと思ったらすごく暑かった。

でも、この日は朝から涼しい。これで日が沈んだら、屋外でも結構快適に過ごせるだろう。




動物園に入ったのはまだ夕暮れで明るい時間。

いつもは17時閉園の動物園に、17時過ぎてから入るという不思議な感覚。


よるのどうぶつえんは毎週行われているが、この日は特別イベント「ひかるどうぶつえん」が行われる、ということだった。

…それが何かよくわかっていないのだけど。


園に入ってすぐの広場で、イベント内容を理解した。

園の数カ所にスクリーンを設け、動物園をテーマにした映像作品を放映するようだ。


後でいろいろ見て回った話を先に書くことになるが、例えばヒツジ舎の前では、食いしん坊の羊のショートアニメが流れていた。

いろいろなものを食べるが、かならず「んめー」と叫ぶ。


ある森の中では、ふくろうのアニメが流れていた。

余り動きはないが、かわいらしい動きで、時々「ほっほー」と鳴き声が出る。

こちらは、ショートアニメというより、永遠にループして繰り返しているようだ。



アニメばかりではなく、実写作品もあった。

動物園内にある雑木林を、昼に撮影して編集した作品。それを夜の雑木林で、4枚ものスクリーンを使って上映する。

夜の林で寂しいはずなのに、昼間の喧騒が見え隠れする。不思議な雰囲気を醸し出す。




夕食は買ってきたけど、腰を落ち着けるような場所が無くて、園内を歩き始める。


通常のコースと逆なのだけど、入って左手に進み、ユーラシア区を目指してみる。

案内図に「夜景ポイント」と書かれた印が付いていたためだ。


これは、金沢八景の街がよく見えるポイントだった。食事できそうなところはなし。


先に進むと、「ほのぼのひろば」という動物ふれあいスペースがある。

この近くに、4人掛けのテーブルがあった。ちょうどいいからここで食事にしよう。


ヤギ舎がちかく、一部のヤギを除いてすでに屋内に入っているようだ。

ヤギは昼行性の動物だから、夜になると家に入りたがるのだろうね。


ご飯を食べていると、時々急に「めぇー」とヤギの鳴く声が聞こえる。




ご飯を食べている間にすっかり暗くなった。

先に進むと、ゾウの展示個所は真っ暗だった。


係り員がしゃべり続けている。

他の個所では、動物が見えるように控えめだけど明かりをつけている。

でも、この区域では、「まっくらどうぶつえん」として、本当の夜の雰囲気を出しているそうだ。


象舎の前の手すりには、懐中電灯がいっぱいぶら下がっている。

これを使って象を見てよい。でも、所詮は懐中電灯なので暗い。照らしても非常暗く、カメラには映らない程度。


野生の象は真っ暗な森の中でも移動するため、夜急に出くわしたらこんな感じです…とのこと。

すこし離れて懐中電灯で照らしても、全身が照らせないほどの巨体。怖すぎる。



唐突だけど、これを見ていて、以前観たテレビドキュメンタリーの内容を思い出していた。


アフリカの、象が出る地域に昔から暮らす部族。

昔から部族の戦士は象と闘い、象を倒してきた。


ある時、干ばつで象がトウモロコシ畑を荒らすようになり、部落の長老が、現在の戦士に「象を殺せ」と命令する。

…が、今は象は保護動物で殺してはならない。そして現代の戦士は法律を理解している。


長老に象を殺してはならない、と言っても理解されない。

長老が戦士だった頃は、象と闘って倒してきたのだ。


象を殺せないのは戦士として心が弱いとか、話が噛み合わない。

…アフリカの奥地にも老害はあるのだな。


そして、戦士は板挟みのまま孤独な戦いを始める。


その方法が、畑の中に潜み、象をギリギリまで引き寄せてから、爆竹を鳴らすこと。

象は頭が良いので、潜んでいると気づかれてしまえば効果はないそうだ。

また、爆竹を鳴らすのが早すぎても、象はすぐ戻ってくる。


ギリギリまで引き付けて驚かすと、本当に恐怖を感じ、しばらく近寄らないそうだ。

ただし、ギリギリまで引き付けるので、象がパニックを起こして暴れれば、待つのは自分の死だ。


このときの映像が、暗視カメラで目の前でとらえた象だった。

懐中電灯で照らされた象に、その話を思い出したのだ。




まっくらどうぶつえんはもう一つあって、ニホンカモシカだった。

こちらは「本日一番見つけるのが難しい動物」だそうだ。


象のように巨体ではなく、生息地を真似たごつごつの岩場の中に潜む。

このときは、一番奥に作られた岩山のてっぺんに寝そべっていた。


懐中電灯の明かりは弱くて、遠すぎるカモシカを照らせない。

でも、複数の人が協力して照らすと、目が良い人ならカモシカがいるとわかる、という感じ。




昼行性の動物でも、夜は少し違った表情を見せていた。


最初にご飯を食べたあたり、ヤギや羊と触れ合えるスペースで、ヤギの目が昼間と違うことに気付いた。


ヤギの瞳孔は横に長く、昼間は細長い四角い目をしている。

それが、黒目がちな丸い目をしていたのだ。昼間見るよりずっとかわいい。



これほど近づける例は他にないのだけど、昼間とは違う雰囲気の中で、やはり昼間とは少し違う行動をとっているのがわかった。

昼行性の動物だからこそ、ライトがあると寄ってくるものがいる。

昼間は日陰に隠れて見えにくい動物が、光に惹かれて見えやすいところに出てきていた。




コース通りに回れば、この後はしばらく動物はいない下り坂になる。


ここでも飽きさせないように、林の中に LED で作った球を吊り下げたりしてあって、美しい光に囲まれながら散策できる。


やがて「円海山ゲート」(あまり使われない出入り口)の前に出るが、そのあたりの雑木林の中ではカブトムシが見られるように展示してあった。


そこから先に進むと、オーストラリアの生き物がいるオセアニア区なのだけど…

もう閉園時間がちかい。少し小走りで行ってみた。


…えっと、申し訳ないが、ここはわざわざ夜に見に来る必要が無いように思う。

コアラはもともと屋内展示で、夜でも変わらない。


金沢動物園のカンガルーは、人間がカンガルーの飼育スペースに入っていいことが特徴なのだけど、夜は足元が見えにくいので入れなかった。



以上でほぼすべて。

オカピ・キリンのいるあたりを通っていないのだけど、このコース取りだと、出口に向かうときに必ず通ることになる。


時間もないので、横眼に見ながら急いで通り過ぎた。





以下は動物園の話題ではない、おまけ。


閉園時間のお知らせのアナウンスが入ったので、急いで出口に向かう。



出口付近で、映像とも彫刻とも言い難い不思議な展示が一つあった。

投射式のゾートロープ。先に書いた「ひかるどうぶつえん」の展示の一つだ。


ゾートロープがあまり一般的に知られていないな。

映画やアニメの原型となったおもちゃで、覗くと絵が動いて見える。


これを、覗くのではなく周囲の地面に投射するようにして、装置をハンドルで回すと周囲に馬が走る、という作品。


そして、全体を木工で作り、置いてあるだけでも味わいのある、機能を持った彫刻として置いてあった。


…が、うまく動かない、制作者の方が隣で調整していた。

投射する映像が明滅するように明るさが変わってしまい、そのせいであまり馬が走っているように見えないのね。

馬の画像自体も、投影する場所が若干流れてしまうように感じる。



制作者の人が隣にいたのでお話を伺ったが、投射式を見たことがないので作ってみたそうだ。

そして、うまく動かないので「みんなが作らない理由もこれなのだろうな」と感じているようだ。


失敗かもしれない。

でも、僕はこういう失敗、すごく高く評価したい。

やろうとしていることがあって、やってみたら難しいとわかった。じゃぁ、次は何が邪魔をしているのか調べてみないと。



僕はちょっと見ただけなので、なぜうまくいかないのかはわからない。


そもそも、ゾートロープは円形の壁についたスリットから、中心をとおった向こう側の壁の絵を見る仕組みだ。

中央にライトを置いて投射する、という時点で、本来のゾートロープとも構造が違っているのだろう。

その仕組みは製作者でないとわからない。


#本来のゾートロープは十分にスリットが小さく、映像が見えてない時間のほうが長い、という点が重要。

 たぶんだけど、投射式で明るさを確保しようとしたためにスリットを大きくとりすぎ、そのために光が「徐々に漏れ、徐々に減る」のが明滅の原因。

 同時に、内部で乱反射した光が、この「少しづつ開くスリット」を通るために、画像が流れてしまうのではなかろうか。

 対策はスリットを小さくすることなのだけど、それでは光量が不足するので、凸レンズで集光してスリットを通し、再度凹レンズで光を投射、などの工夫が必要かもしれない。



制作者の方、「失敗」と落ち込んでいるかもしれない。

でも、少なくとも、僕は見たことのない「投射型ゾートロープ」に惹かれた。

たとえそれが未完成だとしても。


お会いした方がこの日記を読むとも思えないのだけど、失敗を乗り越えて、いつか完成させてほしいと思う。



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旅行記

家族

別年同日の日記

09年 ドーラと類似のアニメ

13年 IBM407

14年 ミヒャエル・エンデの命日(1995)


名前 内容

あきよし】 その通りでした。動物園で見ている最中からタイトル勘違いしていました…(^^;
指摘ありがとうございます。本文修正しました。
 (2017-08-31 11:56:17)

【tap】 いつも楽しく拝見しています。文中の「ひかりのどうぶつえん」というのは「ひかるどうぶつえん」ではないでしょうか (2017-08-29 16:49:46)

キッザニア東京  2017-04-23 23:39:19  社会科見学 家族

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1か月くらい前、長女が急に「誕生日にキッザニア行きたい」と言った。


もうずいぶん前になるが、テレビの「探検バクモン」でキッザニアの紹介をしていた

その際に興味を持っていたのだけど、「いつか行こう」と約束したままになっていた。


行きたいと言われて思い出し、その場で携帯で調べる。

オープン当初は「3ヵ月前に予約しないと入れない」と言われていたのだけど、さすがにそんなことは無くなったようだ。


長女の誕生日は4月25日。次女は4月21日。

ちょうど4月22日(土曜日)の予約が取れたので、後先考えずに入れてしまう。

ダメそうなら後からキャンセルすればいいだろう。




特にダメなことはなかったので、昨日行ってきた。

キッザニアは1日2部の完全入れ替え制となっているのだけど、予約したのは9時から15時の1部。

6時間遊べることになる。


1週間前から事前準備。

地図をプリンタで印刷し、そこに書かれた職業などで興味があるものがあれば、パソコンで調べてよいことにする。


長女と次女は一緒に相談しながらいろいろコース取りを考えている。


公式ホームページには体験に必要な時間も書かれているのだけど、都合よく待ち時間もなしに体験できる前提で考えている。

待ち時間もあるだろうし、そんなに都合よくは出来ないよ、と言っておく。


でも、お菓子作り体験(森永出店のパビリオンで、ハイチュウを手作りする)は是非やりたいらしい。



長男はのんびりしたもので、「あ、これ面白そう」とか目星は付けているのだけど、順番とかは考えていないようだ。

細菌研究所(ヤクルト出店のパビリオン)は是非やりたいらしい。

もう中学生なので、「壮大なごっこ遊びなんでしょ?」ってちょっと冷めている。



親の方も調べてみるけど、よくわからない。

基本的には親は暇なのかなー、という感じで、暇つぶしの本とかを持っていくことにする。

実際は親も結構忙しく、暇つぶしなんて必要なかったのだけど。


あと、結構早くいかないとダメらしい、とわかったので、朝6時半に家を出ることを目指す。

家からだと、高速でも1時間はかかる。実際、ついたのは7時40分ごろ。


実は、これでも遅いくらいの時間だった。




とにかくついた人から順に、番号の書いたカードを渡される。

これさえ受け取ってしまえば、手続きの順番とは関係なしに入場順が確定する。


96番だった。実のことろ、この時点で「第2部」の入場待ちがすでに出来上がっている。



車の中でパンを少し食べたけど、朝ごはんは基本的に食べてない。

でも、列に並んで残りのパンなど食べる。


入園手続きをして列に並んだのが8時過ぎだったのだけど、8時10分頃には列が進み始める。

先頭は8時ごろから入園を開始しているようだ。入ったのは8時半ごろ。



長男には好きに行動してよい、と言ってあったので、すぐにどこかに行ってしまった。

長女・次女は「お菓子作りに行かなくちゃ」っていうので地図を調べながら行ってみる。


…すでにすごい列ができていたけど、とにかく並ぶ。

列に並んだら親としてはやることがない。近くにいたら、長男がやってきた。


町を一周見て回ってきたらしいけど、何があるかだいたい把握したので、一番やりたい細菌研究所に来たという。

森永のパビリオンの隣だった。


森永は長蛇の列だけど、細菌研究所は…誰もいないように見える。

「どこに並べばいいの?」と長男に言われたので、近くにいた、白衣を着た、いかにも「研究所」の人に聞いてみる。


あまり人気が無くて、長男が最初のお客さんだったようだ。

その後ちらほら人が来たけど、わざわざ最初に並ばないでも入れるようなパビリオンだった。



9時になって、お仕事開始。

長男はすぐに中に入って職業体験を始めたけど、森永の方はここから「予約受付」が始まる。


長男の仕事ぶりを見ている間に、長女・次女を見失ってしまった。

この時点で気づいたけど、森永は「本日の受付終了」になっていた。


予約受付で、今日体験できる人数を確定させて終了、のようだ。

後で知ったのだけど、キッザニアで一番の人気アトラクションで、始めてきたのに予約を入れられたのは、ラッキーだったようだ。




折角なので長男が終わるまで見ていた。

研究者らしくマグネチックスターラーをつかったり、マイクロピペットを操ったり。


最初はちょっと器具の扱いに慣れる練習なのだけど、途中で「相談」のメールが来る。

町に原因不明の病気が流行っており、症状は発熱・腹痛・下痢。患者から得たサンプルから原因特定をしてほしい、というもの。


サンプルを少し試験管にとり、希釈液で薄め、試験管ミキサーで攪拌。

再びピペットでスライドガラスにサンプルを取り、顕微鏡で覗く。


いくつかの菌の写真が載った「辞典」から菌を特定。

カンピロバクター、と特定されました。


…あー、ヤクルトだもんね。

腸内フローラを整えていれば発症を抑えやすい。


って思っていたら、最後にヤクルトの試飲があった。


お仕事終了の「報告書」と、お給料8キッゾ(仮想通貨)をもらって終了。



#後で知ったけど、菌は日によって変わるそうです。




長女・次女を見失ってしまったので、長男と一緒に銀行に行く。

最初の30分は混んでいる、と情報に書かれていたのだけど、もう空いていた。


…これ、公式ページの情報が少し古いのもあるようだ。

昔は、入り口でもらえる「トラベラーズチェック」は、必ず銀行で換金しないと使えなかった。

このため、開始直後に銀行が混んだ。


でも、今はトラベラーズチェックはそのまま現金と同じように通用するので、銀行は混まなくなったようだ。



ともかく、銀行預金を作ったら財布をもらえた。

実際に使えそうな立派な財布。いわゆる「べりべり財布」だけど。



長男には自由に遊んでいいよ、と言ってここで別れる。

心配だから長女と次女を探さなくては。



誕生日の子は、普通なら仮想通貨で有料の「お客さん体験」も無料でできる。

だからスマホ借りたい、と言っていた。


ドコモショップに行ってみると、長女と次女がちょうど使い方の説明を受けてスマホを借り終えるところだった。


予め僕と妻の携帯番号は教えてあったのだけど、お互いに電話をかけ、履歴からすぐに呼び出せるようにしておく。

これでどこに行っても連絡とれる、という状態になったら、長女がどこかに行ってしまった。


次女にも「一人で好きなところ行っても大丈夫だよ」と言ったが、怖いからついてきて欲しいという。




ピザづくりしたい、と言っていたのでピザーラへ。90分待ちだった。

予約は1個しか入れられない(終わったらまた予約を入れられる)のだけど、お菓子作りの予約を午後1時10分に入れてあるので、やるなら待たないといけない。

そんなに待っていられないので、他のものを見に行く。


シャウエッセン作り、30分待ち。

これなら短いからやってみたら? と言ったところ、ソーセージ作り体験は去年の夏にやったから別にいい、とのこと。


#実は、このとき長女はソーセージ作りに並んでいたようだ。

 気づいていたら次女も入ったのだろう。



いろいろ回るが、待ち時間があるのが嫌なようだ。


…と、そこにおあつらえ向きに「今なら待ち時間ゼロ」の仕事があった。

コールセンターテレフォンオペレーター。

子供にはピンとこない仕事で、あまり人気がないようだ。


最初はよくわからないとしり込みしていたけど、「パソコン画面に表示されるセリフを読むだけ」と係のお姉さんに説得(?)され、やってみることにした。


次女は引っ込み思案で恥ずかしがりではあるが、本の朗読とかは年齢の割にはうまい。

今、前歯が生え変わりで抜けているので、「さ行」が発声しにくいのだけど。


最初に研修があり、その後実際のオペレーターの仕事がある、という流れ。

仕事は、クロネコ宅配センター、ピザーラオペレーターなど、3つから選べた。

(どれも、キッザニア内にお仕事がある)


最後にお仕事レポートをもらったけど、非常に高評価だった。給料8キッゾ。




この間に妻が周囲を回り、待ち時間が短くて、次女が楽しめそうな仕事を見繕ってきた。

チーズケーキを作るお仕事が15分待ちだったよ、と教えてくれる。


しかし、行ってみたらちょうどその「15分待ち」の時にいた子たちが仕事を始めるところだった。

次の仕事までは30分待ち。


でも、次女もチーズケーキなら作ってみたいという。待つことにする。


ここで長女から電話がかかってきた。

ガソリンスタンドのところにいるから迎えに来てーと。

電話の使い方がまだわかっておらず、詳細を知ろうとこちらから話しかけたものの、返事なく切れてしまった。


妻が迎えに行く。しばらくして長女と一緒に戻ってきたら、ソーセージをくれた。

2本貰ったのだけど、美味しかったので1本は食べてしまったそうだ。

1本は妻と僕と次女のために残してくれていた。


シャウエッセン作りは5キッゾだったそうだ。

長男は研究員で8キッゾ、次女はコールセンターで8キッゾもらったよ、と伝えると、なんで給料が違うんだろう、という話になる。


そこにいた係のお姉さんが、話を聞いてすぐに教えてくれた。

食べ物を作る仕事は5キッゾ、それ以外は8キッゾなんだって。


食べ物作りは人気があるので、分散させるための策のようだ。



たしかに、チーズケーキづくりも5キッゾだった。

でも、長女・次女に食べさせてもらったケーキは美味しかった。




じゃぁ、今度は食べ物じゃないのをやる、と長女。

目の前に東京ガスの仕事があり、待ち時間も30分だったのでやることにした。


そこに、ちょうど長男が現れた。

時間は11時半くらい。「おなかすいたから何か食べたい」という。


ソーセージとチーズケーキを食べた長女・次女と違い、長男は「ヤクルト2本しか飲んでない」という。


…2本?

細菌研究者、気に入ったのでもう一度やったそうだ。

3回やると、報告書を綴じるファイルをもらえるので欲しいという。


まぁ、昼ご飯にしよう。

長女・次女は妻に任せて、長男と一緒に近くにあったモスバーガーに入る。


ここはリアルマネーでの取引。

長男は「とびきりチーズバーガー」、僕は「モスバーガー」のセットを頼む。


結構ボリュームがあった。ポテトを二人とも残す。

妻が東京ガスの前で、長女・次女の仕事終わりを待っていた。

ポテトは妻に渡しておく。園内で買ったものを園内で食べるのは問題ないから。




長男は鉛筆工場に予約を入れているというので、ついていくことにする。

長女・次女の写真は撮ってあげているのだけど、長男のものがほとんどないからね。


実は、鉛筆工場は次女も来たかった場所。

でも、ここも90分待ちであきらめたの。


説明では「工場で鉛筆を作る」となっていたのだけど、工程を説明されるだけですね。

本当は鉛筆づくりって乾燥工程が多いから、30分程度で作れるわけもない。


10B~10H 、HB と F を含めて 22本の鉛筆の試し書きができる、というのがお楽しみの一つ。

そして、最後には自分の名前を入れた鉛筆をお土産にもらえます。



終わった後、すぐ近くのラジオ局ブースで「DJ募集」していました。待ち時間ゼロ。

次女と前を通った時は、中でたくさんの子供が体験していて人気があるように見えたのだけど、「結構人気がない」というお姉さんのぶっちゃけ話。


長男、「待ち時間ないならやる」と、即決します。


先に次女が本の朗読とかうまい、と書きましたが、実は兄弟3人とも。

(保育園の頃に、僕が絵本の読み聞かせをよくやっていたので、本を読む際の間とかがわかっているのです)


長男がやると決めた後、もう一人の子供が来ました。小学校3年生くらい。

入る前にお姉さんと話しているのを聞いたところ、以前来た時に体験して面白かったのでもう一度やりに来た、ということらしい。


もっとも、DJをやると言っても、台本を読むだけです。

結局2人でDJをやったのですが、先に来ていた長男がタイトルコールなど担当することに。


「Good Evening Kidzania」というのが番組タイトルなのですが、DJになり切った感じで格好よくコールしていました。

今までそれほど意識したことはなかったようだけど、僕が朝家事やっている時にはいつもFM横浜を聞いているので、なんとなくやることがわかっているらしい。


#ちなみに、ここのラジオ局は J-Wave のパビリオンでした。

 お姉さんに「子供もFM横浜ならよく聞いている」と言ったら、「ありがとうございます」と言われました。

 違う局でも、ラジオを聞く子どもなんてすでに珍しいからね。


#Good Evening なのは、キッザニアは常に夕暮れ時、という設定のため。

 屋内遊園地だから薄暗いのもありますが、お仕事現場である建物の中が輝いて見える、という演出でもあると思う。



ラジオ局は2階にあるが、すぐ下はピザ屋。番組は生放送でピザ屋にも流れる。

また、番組は録音され、お土産としてCDがもらえる。




DJが終わったら1時半。お菓子工場に行ってみる。

長女・次女が1時10分に予約を入れていたから、やっている最中のはず。


長男も、隣の細菌研究所に…いこうとおもったら、このときは案外待ち時間があった。

「じゃぁ、何か別のやってくる」とどこかへ行ってしまった。



ハイチュウ作りの終わった長女・次女が「つぎ何やろう」というので、DJが待ち時間なしだったことを伝えてみた。

そうしたら「面白そう、やってみたい」という反応。



行ってみたら、ちょうど次の仕事が始まる直前だった。

この回は希望者が多く、DJ6人、ディレクター2人。


僕の顔見たら「妹さん二人も来てくれたんですね。ありがとうございます」とお姉さん。

長男のDJ好評だったからね。



本番前のリハーサルを見ていたら、また長男がやってきた。

「面白かったからもう一度やろうと思って」



長男が上手だった、と妻に言ってあったので、妻も是非聞いてみたいと言う。

そこで、次は妻が長男の付き添い、僕が長女次女に付き添うことに。




DJの終わった長女次女、レンタルの携帯電話を開始に行かなくてはならない。

園は3時終了だけど、レンタル返却は2時半なので。時間はすでに2時20分ごろ。


撮影した写真は、1枚だけ印刷してもらえることになっているのだけど、次女は写真撮影が楽しかったようで、たくさんの写真を撮っていた。


…アプリ一覧を見たら、Gmail が入っていた。僕のPCアドレスに画像送信してしまえ。



これ、後でレンタル時の説明を読み直したら「メールは使えません」となっていた。


つかっちゃいけない、ではなくて、使えない。


ホーム画面にアイコン並んでなくて、わかる人しか判らない奥底に入っている。

使えてしまうわけだけど、「使えない」と言っている。


この微妙さ、わかる人は「Own risk」で。



スマホレンタルでは、着信履歴などは1回ごとに全部消去しているらしい。


でも、クラウドサービスは消えないようだ。

なので、メールを使うとプライバシー漏洩の恐れがある。使いたいならその覚悟で使うこと。


実際、Gmail の送信履歴には、知らない人のメールアドレスがたくさん残っていた。

送信後は、送信履歴からも痕跡を抹消するように気を付けよう。




さて、携帯を返したら2時半過ぎ。

お仕事は基本的に30分なので、もうどこも受け付けてない。


…でも、まだやっているところを探してみる。

クロネコヤマトの宅配センターに「アルバイト募集」と出ていた。


アルバイトは、10~15分ほどで終わる簡単なお仕事。3キッゾもらえる。

このときの仕事は「近くのお店にメール便を届ける」こと。



終わった後、まだ3時まで時間があったので、銀行に行って全額預金。


子供たちは、しばらく遊んだ時点で「また来たい」と言っていたから。

また来るつもりなら、銀行にキッゾを預けておけば利子が付く。


年2回、5% の利子がつく、と銀行の店頭に書かれていた。

複利なので、年利 10.25%。バブル期にも見られなかった高金利だ。


#詳細は後で知ったが、2月と8月、25日ごろにつくようだ。



その後長男もやってきて、3時ギリギリに銀行に入店。

3時になると「営業終了」なのだけど、その時に店内にいるお客さんまでは処理してくれるようだ。




長男、見てない間にCM作成もやっていた。

DJはCDがもらえるけど、こちらはDVDがもらえる。


家に帰ってから、夕食食べながら子供たちのCD・DVDの鑑賞会になった。


長女・次女のDJは、8分ほど。

長男のDJ2回目は、他の子もたくさんいて7分ほど。


これに対して、長男最初のDJは、もう一人の子も結構上手で、たった5分で終了。

物足りない? けど、テンポがよくて、聞いていても楽しい。


台本は複数あるけど、本来全部同じくらいの長さ。上手に読めると時間が短くなる。



次は長男の誕生日に行こう、とすでに決めているけど、またDJはやりたいらしい。


タイミングを見て、できれば「ひとりDJ」をやりたいのだとか。

当面、ラジオを聞きながらプロのDJを学んでみるつもりらしい。



今まで特に興味のなかった仕事に興味を持つ、というのは、すごいことなんじゃないかな。

キッザニア、思っていた以上に楽しめる場所でした。



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家族

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13年 LUMIX Phone Update


名前 内容

ホテルグリーンプラザ強羅  2016-09-26 10:39:04  旅行記 社会科見学

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秋の家族旅行の話を書いています。


旅行記の最後に、宿泊したホテルが非常に素晴らしかったので記しておきます。


本文中にちょっと触れましたが、


・ユネッサンの近く

・早雲山駅の近く(星空がとてもきれいに見える、と聞いていたので)

・2食付きで大人1万円程度


という条件で探したものです。


特に最後の条件は、「安宿」の部類です。

(もっと安い宿だってありますけど、決して高級な部類ではない)


でも、ホテルグリーンプラザ強羅は高級感あふれるホテルでした。




安いのに高級ホテル、という時点で、もちろん裏があります。

それを先に書いておかなくてはフェアではないでしょう。


すごい不便な場所にあります。

箱根旅行の楽しみのひとつは「乗り物に乗ること」で、箱根登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイ…と乗り継ぐのが正解。


でも、ホテルグリーンプラザ強羅に行こうと思ったら、歩いてはとてもいけない。

タクシーか、送迎バスを使うことになります。


送迎バスの時間は駅からホテル行きが15時30分。

旅をゆっくり楽しんでから行きたいのであれば、タクシーを使うか、自家用車で行くしかない。


今回は最初から車で旅行するつもりでしたので、この点は問題ありませんでした。



ホテル自体は、結構古そうです。

部屋の内装なども古びている感じがありました。

これも、値段を安くしている理由なのでしょう。


ただ、古くても非常に清潔感があるのね。だから、嫌な感じはしない。



さらに、激安のプランは1日5部屋限定のようです。

いろんな部屋があるみたいですが、ホテルにお任せで選べません。


今回の部屋は、建物の角で窓は多かったけど、目の前は木が立っていて特に見晴らしがいいわけではありませんでした。


多分、景色の望めない部屋を割安にしているのでしょうね。

大雨だったので景色は関係ありませんでしたけど。


#最初の目的の一つ「早雲山で星を見る」もできませんでした。




ホテルについて、まず入り口の重厚感に驚きました。

分厚い木の扉があります。自動ドアですが、重々しい。

安宿だと思ったのに、カーナビが間違えた場所に案内しているのではないかと心配になりました。


木の扉の内側には、さらにガラスの扉が付いていて外からの風が吹き込まないようになっています。

この日は大雨でしたが、このスペースに自由に使えるタオルが多数用意されていました。


ここでまた、サービスの良さに不安になります。安宿だと思ったのだけど…


フロントで名前を告げると、ちゃんと予約が入っていました。

何かを間違えたわけではないようです。



部屋の鍵を渡されて、部屋に入ります。

とても広いです。10畳床の間スペース付きの和室と、8畳くらいの広さの洋室が一続きになっていて、洋室側にベッドが2つ。


今まで泊まってきた同じくらいの値段のホテルだったら、10畳の和室で家族5人で寝てたよ?


今度は値段を1桁間違えてないだろうな、って心配になります。

スマホで予約時のメールを確認していますが、大丈夫でした。とても安い宿です。




しばらくくつろいだり荷物を運んだりしていましたけど、夕ご飯までまだ時間があります。


到着順に夕ご飯の時間を決めるそうですが、この日は雨だったこともあり早めのチェックインが多かったみたい。

17時前の到着の我が家は遅い方だったようで、夕ご飯は19時半から。


じゃぁ、先に風呂に入ってしまおう、と支度をします。


ちゃんと、大人と子供の浴衣が置いてありました。

年齢を伝えてあったので大体サイズを揃えてくれていましたが、サイズ違いの際は、各階のエレベーター前に各種サイズの浴衣が置いてあります。


子供向けが大中小の3つ、大人向けが特大・大中小の4つ。7サイズあります。

さらに、風呂に行くときに下着などを入れるための、持ち手つき不透明ビニール袋が人数分。



後で使ったものですが、歯ブラシは人数分すべて色違いでした。

旅館の歯ブラシって大体一緒だから、置く位置とかで誰のものかわかるようにしたり、工夫が必要なんだよね。


とにかく感心しっぱなしです。部屋に用意されたものの心遣いが細やかです。




風呂は決して豪華ではありません。

温泉ではあるけど、こじんまりとしている。


大文字の湯と早雲山の湯があります。どちらも箱根の山を意味する名前。

夜中に男女の湯を入れ替えているようです。


この日の夕方の男湯は、大文字の湯。内湯だけでした。


翌朝に早雲山の湯に入りましたが、そちらには露天風呂あり。

まぁ、露天風呂も小さいし、特に景色もないのですけど。


ちなみに、大文字の湯の横には、露天風呂の代わりに(?)ゲームコーナーがあります。

UFO キャッチャーが並んでいるだけで、面白くありませんでしたけど。


#レトロゲームでも並んでいたら喜んで遊ぶのだけど…



風呂場の入り口でスリッパを脱ぐわけですが、ここに「クリップとタグ」がありました。

同じ数字が書いてあり、タグがクリップに挟んであります。


スリッパをクリップでまとめ、タグをお持ちください、とのこと。

スリッパを間違えて持って行かないようにする配慮です。


服を脱いだらかごに入れるわけですが(スリッパのタグも入れてしまえばよい)、このかごのところにも、番号札の付いた腕輪があります。

かごの番号に対応していて、腕輪をつけて湯に入れば、湯上りで間違える心配がない、というわけです。


とても細かな配慮。

もちろんアメニティはそろっています。髭剃りも乳液もありますし、シャワーキャップもあります。

ドライヤーだって無料で使えます。


さらに、湯上りに濡れたタオルを入れるための小さなビニール袋も置いてあります。



男湯と女湯の分かれる場所には、冷たいお茶が置いてあります。自由に飲んでいい。


なんか、健康茶でお土産物屋さんで売っているようです。

実は、ホテル入ってすぐのところにも「ウェルカムドリンク」として置いてありました。


そば茶のような味がしました。不味くはないけど、買って帰ろうというほどでもない。

しかし、湯上りに冷たいお茶が飲める、というのは嬉しい気配りだと思いました。




夕食。


17時から調理を開始し、18時から提供開始だそうで、17時までにチェックインした大人は料理を選べます。

3種類あって、妻は魚と和牛のしゃぶしゃぶ、僕は和牛と地鶏のすき焼きを選びました。

ちなみに、もう一つは牛フィレ肉とヨーグル豚の陶板焼き。


子供の料理は選べません。


まずは、子供の料理から持ってきてくれました。

3段の重箱に入っているのだけど、その形が御所車になっている。


小学校6年生の長男が「ちょうどよかった」という分量。

3年生の長女と、1年生の次女には多すぎました。とはいえ、美味しいと喜んで食べていましたが。


大人のほうは、最初に先付だけ持ってきてくれました。

毎日メニューが変わるようですが、この日の突き出しは「もろこし豆腐」。

どうやら、トウモロコシをすりつぶして濾したものを、葛で固めたもののようです。


と、ここで妻が気付きました。子供にはトウモロコシのポタージュスープが付いています。

これはトウモロコシをすりつぶして濾したものを、コーンスターチでとろみをつけたもの。

…ということは、同じ素材で料理方法を少し変えただけです。


次はお造り。刺身ですね。これも量が違うだけで、子供にも入っていました。


刺身のツマが、ちょっと変わっている。

寒天のような、おそらく海藻を成形し直したものなのだけど、プチプチとした触感があり、ツマだけ食べてもおいしい。


また、レモンが添えてあるなー、柚子の代わりかなー、と思ったら、これがグレープフルーツ。

柚子醤油で刺身を食べれば美味しいくらいで、グレープフルーツでも当然美味しい。


絶妙なミスマッチ。ちょっと驚きでした。


次は蒸し物。冷製茶わん蒸し。

これにあたるものは、子供にはありませんでした。

…いや、鶏肉をすりつぶして野菜と一緒に固めた、つくねのようなハンバーグのようなものがあったので、もしかしたらそれが「同じ素材」かも。


長女は茶わん蒸しが好きで、食べたいというので分けてあげます。


次はメインで、先に書いた選べる料理。

まぁ、基本肉なのですが、子供にはハンバーグとチキンソテーが入っています。


続いて揚げ物。

豆乳のもろこし揚げ、というのが入っています。

なんかトウモロコシが多い。新鮮なものでも入手できたのかな。


それはさておき、名前の通り、トウモロコシのピューレに豆乳を混ぜて練り固めたものをてんぷらにしたようです。

子供には、トウモロコシのクリームコロッケが入っていました。同じような素材、似た料理方法だけど、違う料理。


他にも、オクラに海老真薯を詰めたものと、モロッコインゲンのてんぷらがありました。美味しかった。


酢の物。

〆小肌ともずく、わかめの酢の物だったのですが、「キノコ」が入っていました。

美味しかったのだけど、キノコの酢の物ってあまり食べたことが無い。

先ほどの「刺身にグレープフルーツ」もそうですが、ちょっとした変化球を入れてくるのが、食べていて非常に楽しいです。

酢の物は、子供には入ってません。

子供には酢の物嫌いな子が多いからね。



この後は、ご飯。白米か、梅しらすご飯を選べます。

でも、この時点で下の二人がお腹いっぱいになっていて、ご飯に一切手を付けてなかった。


梅しらすご飯おいしそうだな、と妻が興味を示しつつ、「子供のご飯あまりそうだから、それ食べます」とウェイトレスに伝えます。


そうしたら、厨房に行ったウェイトレスが戻ってきて、「梅しらすふりかけだけ持ってこられますが、いかがなさいましょう?」と。


これも素晴らしい対応。

もちろんいただきます。そして、僕もご飯は子供の分を食べることにします。



最後に、デザートがありました。

子供のご飯はいっぺんに重箱で出されていましたが、デザートはこのとき提供されました。


子供はフルーツたっぷりのプリン・アラモード。

大人は、イチゴケーキ、花豆のコーヒー煮、夏みかんゼリー。


花豆のコーヒー煮、甘くて苦味と香りがあり、非常においしいものでした。



結局、コース料理とほぼ同じ内容が、子供向けに違う料理方法として提供されています。

だから、大人と子供がそれぞれの口に合う違うものを食べながらも、共通した話題で会話ができる。


さらに、大人向けのほうは、見慣れた料理でありながら、どこかに変化球が入っているものが多い。

全ての料理に、どこか「驚き」を仕込むことで、これも会話の弾む料理にしている。


素晴らしい夕食でした。料理長の腕前に感心しました。


ちなみに、毎日料理を変えていると思う根拠の一つは、席に献立が置いてあり、日付が入っているため。

その日入った良い素材だけを使っているのかな、と思います。


この献立には、料理長の名前と、職務上の印も押してあります。

自信があるのでしょう。


詳細に内容を思い出しながらここに記せているのも、この献立が手元にあるためです。




朝食。


朝食は7時から。早い者勝ちで、席が満席になると少し待たされるようです。


うちは全員早起きして朝風呂に行ったので、子供たちもおなかをすかせている。

7時少し前にレストランに向かいましたが、一番乗りではありませんでした。



最初に「お留守番カード」と一緒に、席に案内されます。

幼稚園の子が描いたと思われる絵のある、A4 サイズのラミネート加工された板です。


全てのカードで絵柄が違います。子供の描いた絵がほほえましい。

必ず、人や動物が描かれていて、「私たちがお留守番します」と書かれています。


これ、食事をとるために頻繁に席を立つバイキングで、席を間違えないようにする工夫です。

また、食事が終わったらカードを返すようになっているので、食事の終わった席をスタッフが片付ける際の目安となります。


簡単な工夫だけど、細かな心遣いを感じました。



朝食は和食バイキング、となっていました。

でも、パンもソーセージもスクランブルエッグもあります。


和食「中心」ではあるけど、普通のバイキングスタイル。

でも、やっぱりメニューが一工夫あるのね。


金目鯛の頭の煮つけ、というのがでていました。

美味しいけど、食べにくいから、普通はあまりバイキングに出すようなものではない。


でも、考えてみると昨夜の「お刺身」に金目鯛が出ていました。

つまり、新鮮な魚を丸ごと、余すことなく使っているのでしょう。

そういう考え方、すごく好きです。


デザートに置いてあったフルーツの中で、パイナップルが不思議な切り方をしていました。

三日月型というか、それに少し皮の部分がついて「鎌」のような形になっているの。

そういう有名な切り方でもあるのかと思って検索してみましたが、見つかりません。


些細なことだし、気づきにくいのだけど「どうやって切っているのだろう?」とちょっとした話題を提供してくれました。



取り立てて書くことはこれくらいかな。

あとは、よくあるホテルの「朝食バイキング」。


小田原が近いのでその名産物が多い。

小田原の梅干し、小田原蒲鉾、筍と梅干を和えたサラダ、なんてのもありました。

でも、基本的に調理してなくて並べただけね。


なんか近いところの名物らしい豆腐の奴もありました。

これは、お土産物として販売している、という宣伝付き。


ご飯に載せて食べる珍味系も多いです。

こちらも大抵はお土産物コーナーで売っているみたい。



朝は準備に使える時間が短いし、すぐに食べて速く出発したい人もいる。

だから、あまり料理せずに出来合いのものを並べるバイキング形式は、どこのホテルでもやっていることです。


でも、その中でも細やかな工夫がいろいろ見られた。

やはりいいホテルだと感じました。




以上。


旅行した時には大抵宿泊した宿のことも書いているのだけど、こんなに「お勧め」したくなる宿も珍しい。


箱根強羅温泉 ホテルグリーンプラザ強羅


ちょっと不便な場所にあって、ちょっと施設が古いです。

そして、「非常に安い」部屋は1日5部屋しかないから、かなり早めに予定を立てておかないと予約を入れづらい。


条件は難しいかもしれませんが、箱根旅行の際にどうぞ。



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名前 内容

おもしろ歴史ミュージアム・かまぼこの里  2016-09-26 10:38:04  旅行記 社会科見学 家族

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秋の家族旅行の話を書いています。


小田原天守閣の出口まで行くと、外は雨が降っていました。


実は、入館チケットは近くにある「おもしろ歴史ミュージアム」とのセットを買っています。

ご飯を食べるために外に出たくないので、天守閣付近の蕎麦屋で済ませることにします。


ここの蕎麦屋、まぁ味は普通なのですが、ちょっと工夫したメニューがありました。

二つだけですけど。


・北条氏うどん


小田原北条氏の初代、北条早雲は、関西のほう(生まれは定かでない)から小田原にやってきました。


そこで、関西風の出汁の効いたうどんに、小田原名物である梅干しを入れたうどんになります。

食べましたが、梅干を細かく潰してつゆに混ぜると、ほのかな酸味がおいしかったです。


・早雲そば


こちらも早雲の名前を取っていますが、イメージとしては箱根の早雲山のようです。

ロープウェイでいえば中腹の駅ですが、天候が悪くなると雲がかかりやすいあたりです。


というわけで、早雲そばは雲をイメージした「とろろ」(昆布ではなく、山芋のほうね)が入っていて、月をイメージするうずらの卵が乗っています。


…えーと、普通の蕎麦屋さんでいえば、とろろ月見そばですね。

子供が頼んだので味見させてもらったけど、普通にとろろそば。


名前を変えただけと言われればそれまで。

でも、少しでも小田原城らしくしようという工夫が良いです。




銅門から平地を歩き、石段を登り始めるふもとに、「おもしろ歴史ミュージアム」があります。


子供にはこちらの方が楽しみやすいだろうと思って最初からセットで考えていたのですが、小学校1年生にはやはり難しかった (^^;;


早雲が小田原を手に入れるまでのいきさつが、電気紙芝居(というより影絵)で紹介されます。

武士でないものには優しいが、武士に対してはとことん追い詰める早雲。

出家して坊主になっても追撃の手を緩めず。恐ろしい。



小田原北条氏最大の勝ち戦、河越夜戦が書割人形劇で紹介されます。


北条氏3代目氏康の時代、北条氏の城であった河越城が上杉連合軍に襲われ、籠城に入る。

氏康は8千の兵を率いて救援に向かうが、上杉は8万。戦力差10倍という無謀な戦い。


そこで、最初から認めて和議を申し入れる…ふりをする。

和議が受け入れられずに攻撃されたら、戦わずに逃げ回る。とにかく「戦う気がない」ふりをする。


これで相手側が気が緩んだら、風魔忍者を送り込んで旅芸人などのふりをさせ、さらに相手側の戦意を失わせる。


そして、タイミングを見て反撃。

これも、相手を「殺す」ことを目的とせず、攪乱して相手が逃げ出すように仕向け、統制力を奪う。



そして、小田原城の最期の劇。

こちらは、マネキン人形とスクリーンへの上映、客席の周囲に描かれた絵などを駆使した、非常にユニークなスタイル。



あの手この手で子供に興味を持たせようとしているのはわかります。

でも、文語口調で語るので子供には内容が理解しづらいし、音声自体が小さくて聞き取りづらい。

(マネキン劇だけは、音が大きくて聞き取りやすかった)


さらに、内容が古い。

多分歴史研究によって新事実が発掘されているのだろうけど、小田原城内の映画での説明と食い違う部分もある。


とはいえ、早雲の生涯や河越夜戦については、城内では説明されていません。

(最期については城内でも説明され、それが微妙に食い違ってます)



補完する内容なので、両方見るとより楽しめるでしょう。




一通り見て、時間は2時過ぎ。

帰るには少し早いので、少し箱根側にもどり、風祭にある「かまぼこの里」を目指します。


というか、最初からその予定だったのだけど。


今年に入って改装工事を行っていて、旅行の前日に仮リニューアルオープンしたばかりです。

(一か月後に本リニューアルオープンで、3階にキッチンラボができるそうです。

 今までもかまぼこ・ちくわづくり体験ができたのですが、キッチンラボでは揚げかまぼこや、かまぼこを使った料理などが作れます)


改装工事は、おそらく「綺麗にした」だけで、内容は全く変わってません。

13年前に体験した内容を書いてますので、詳細はそちらをご覧ください



今回は手作り体験はしていません。

小田原城がリニューアルして、どれくらい楽しめるか不明だったから、予約入れなかったんだよね。


でも、かまぼこ博物館や、その2階にあるかまぼこ板美術館は、子供には非常に面白かったようです。


最後に、隣にある売店でお土産を買って帰りました。

サツマイモを練り込んだ しんじょう と、高級魚肉ソーセージ。


高級魚肉ソーセージは、魚肉ソーセージなのにあらびきウィンナーっぽいの。

プレーンと、エビ入りフランクを買ってきました。


#ソーセージではなく「シーセージ」「シーフランク」と呼ぶのが正式名。


プレーンは、味は明らかに魚肉ソーセージなのだけど、歯ごたえがちょっと違う。

フランクは、あらびきのエビが肉っぽい感触と味を作り出している。でも魚肉ソーセージ。


お土産としては面白いけど、普通にスーパーに売っていたら買うかというと、微妙です (^^;;




旅行の2日間、大雨警報が出っぱなしでした。


でも、車に乗っている間とか、屋内にいる間とかに大雨が降り、少しやんだタイミングで移動…という形で楽しめました。


実は、スマホの天気予報アプリを使って、雨雲レーダーの予測で時間調整していました。

ピンポイントの雨の様子を、1時間先まで5分単位で予測してくれるので非常に便利。


以前から使っているのですが、大活躍の2日間でした。



最後に、今回泊まったホテルが素晴らしかったので、その話を書きましょう。


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小田原城  2016-09-26 10:36:23  旅行記 社会科見学 家族

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秋の家族旅行の話を書いています。


僕は子供の頃と、大学生の頃に小田原城に行っています。


その時の印象は、本来の格式が感じられず、客集めのためにわけのわからない空間になっている、というものでした。

申し訳ないけど、見る価値がない、と思いました。


だって、そのころは天守閣の前が動物園になっていて、象や猿がいたのだもの。


でも、さすがにこれが不評で、段階的に動物園は廃止になっています。

動物の引き取り先が見つかるか、老衰して死ぬまではちゃんと飼育する方針なので、今でも猿はいたのだけど。


小田原城は今年の5月までに平成の大改修が行われ、本来の姿に近づいた、とされています。

それも今のタイミングで見に来たかった理由。


でも、久しぶりに見て初めて知りましたが、子供のころに比べて参道の門が順次復元されたりしているのね。




城の外郭、三の丸はすでに市街地になっています。

二の丸の入り口、馬出し門から歩き始めてみます。


門は2つあり、外の門を突き破って中に入っても、そこに閉じ込められる仕組みです。

そして、閉じ込められれば周囲からの集中砲火を浴びます。


さらに、2枚目の門は、天守を目指した際の背後側です。

もちろん門の横には銃眼があるので、背後から撃たれます。なんて恐ろしい。


馬出し門の2枚目を突破しても、銅門があります。

ここももちろん、扉は2枚。


1枚目は普通の木の扉です。

突き破って入ると…その先に、ひときわ大きい、銅で装飾された扉があります。


あくまでも「装飾」で、金属製の扉ではありません。

でも、ここまで3枚の扉を突き破るまでにかなりの戦死者を出しているだろうに、ここで「金属製」と見せかけるだけでも心を折るには十分なはず。なんて恐ろしい。



ここまで一気に解説しましたけど、実際には結構距離ありますよ。

子供と一緒に歩きながら解説していると、子供は非常に楽しんでみています。


ところで、ちょうど秋分の日の頃に行ったので、彼岸花が土手に咲いています。

お堀の土手を強化するために彼岸花を植えたのでしょうね。


彼岸花は根が密集するので、土手を強くします。

そして、毒があるのでネズミが根を食い荒らすこともありません。


さらに、彼岸花の根は水にさらせば毒を抜いて食べられます。

籠城の際の食料にも転用できるわけです。




銅門を抜けると、一気に本丸まで駆け上る、長い石段があります。

鎧を着た歩兵は、ここを一気に駆け上るのはつらいでしょうし、騎馬兵も馬を捨てる必要があるでしょう。


そして、石段の上には常盤木門があります。これも鉄で装飾されています。

どこまで心を折れば気が済むんだ。


常盤木門を突破したら広い庭があります。

今は先に書いた猿がいますが、戦国時代には住居があったようです。


その住居の向こうには天守が見えていますが、住居の間の細い道は行く手を塞ぐ関門になったでしょう。



いよいよ天守閣。

長くて細い石段を登り、中へ。




天守は再建されたもので鉄筋コンクリート製。

昔来た時は…残念ながらよく覚えていませんが、中はそれほど「お城らしさ」がないものだったはず。


今は、小田原城の歴史や構造が学べる博物館になっています。


天守の高さでは、現存する(再建含む)城の中で7位。

模型により木造時の骨組みの構造もわかります。


古地図や発掘を元に作られた当時の様子を、模型やCG画像で解説します。

数分間の映画が上映されていて、北条氏の歴史などをドラマ仕立てで学べます。


小学校6年生でちょうど日本の歴史を学んでいる長男から「北条氏って、鎌倉幕府の北条氏の末裔?」と質問が来ました。

わからないけど、近いしそうなんじゃないかな…と答えたのですが…



すぐ後に、パネル展示で北条一族の歴史がありました。

鎌倉幕府の北条氏とは無関係。関西からやってきて小田原周辺を攻め、我が物としたそうです。


でも、それは「よそ者」であり、風当たりが強かったために2代目から北条を名乗ります。

鎌倉幕府の有力者の名前を使うことで、「よそ者」感を無くしたわけです。


あー、小田原北条氏、ってわざわざ区別する理由はそこだったのか。

勉強不足で知りませんでした。



さらに、小田原北条氏滅亡に繋がる小田原合戦の様子を伝える数分の映画がありました。

先の、歴史を伝えるドラマと同じ俳優を使い、2画面を使ってドラマの進行と当時の時代背景を同時に伝えるなど、非常にわかりやすい工夫された内容です。


小田原城が秀吉の「日本統一」に最後まで立ちはだかっていたこと、なぜそれほど守りが強かったのか、攻め落とした秀吉の作戦は、当時の常識をどう破っていたのか、などなど、勉強になりました。



#ところで、「のぼうの城」という映画を見たことがある。

 小田原合戦の際の周辺の支城の一つの戦いを描いたもの。

 合戦で残ったのは、舞台となる「忍城」だけだったのだけど、このこともちゃんと合戦映画の中で描かれていた。

 支城というので小田原周辺かと思っていたら、埼玉にあるのね。

 小田原北条氏の勢力が広かった、ということなのだけど。




そのあとは、小田原城に伝わる美術品・宝物品などの展示などがあります。

北条氏が滅び、小田原城の開城後は、小田原合戦に参加した武将たちが、国に戻って自分の居城を「小田原城式に」改良しています。

皆が真似したがるほど、守りの強固な城だったのです。


ある意味、合戦への動員が、優れた技術を学ぶ「社会科見学ツアー」になっていたのでしょう。


小田原城も、江戸時代は徳川家が利用しています。

しかし、江戸に比較的近く、あまりに守りが固すぎるため、弱体化するために堀を埋めたり土塁を壊したりされています。




「その後の小田原城」として、明治期の写真が多数展示されていました。


小田原城の天守は江戸期の震災(1703)で焼失した、と思っていました。

だから昭和になってから鉄筋コンクリートで再現したのだと。


でも、江戸期の焼失は、その後再建されていたそうです。

それが、江戸末期の大地震で再び損壊(1853)。


そのまま幕末の動乱期となり、修復の機会のないまま大政奉還(1867)を迎えます。

そして、廃城願いがだされ、解体されます(1870)。


解体は明治期に行われているため、解体前・解体中・解体後の写真が残されています。

展示されているのは、これらの写真から始まる、再建までの歴史写真集。


解体後は天皇の御用邸として新たな建物が作られますが、関東大震災で損壊。

一部は学校として、一部は子供のための動物園・遊園地としての利用が始まります。


この頃、天守閣の跡地に観覧車が立っていた写真があります。

それほど大きなものではありませんが、石垣の上に立っていたので見晴らしは良さそう。



これを見て、子供の頃の思い出が重なりました。

天守の付近に動物園などがあって「歴史の重みを感じられない」と思ったのですが、そもそも天守閣の再建前に遊園地が作られているのですね。


もっと言えば、小田原城天守閣の見晴らしのよさは昔から有名だったそうです。

天守閣解体後、少しでもその見晴らしに近づきたいと思えば「観覧車」はよく考えられた策だったのかもしれません。




城の中は5階建てで、小学校1年の次女は歩き疲れていました。

歴史の話は難しすぎることもあり、文句たらたら。


最上階から外を眺めてちょっと笑顔になりましたが、今度は「おなかすいた」と。

時計を確認すると12時半でした。



ご飯食べにいこう、と階段を下りていきます。

「早くご飯」とさんざん言っていたのに、出口付近のお土産物屋では一生懸命お土産を選んでいましたけど。



長くなったので続きます


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箱根小涌園ユネッサンに行きたい人へのまとめ(3/3)  2016-09-26 10:30:46  旅行記 社会科見学

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箱根小涌園ユネッサンに行きたい人へのまとめ(3/3)

家族で旅行で行った、ユネッサンの紹介をしています。


つづいて、屋外設備の説明に行きましょう。

ちなみに、体験日は雨でした。屋外に行けば、当然雨が降っています。


▼ロデオマウンテン


屋外に出ると、目の前に人工の山があり、山肌にスライダーが作られています。


いわゆるウォータースライダーです。

「ロデオマウンテン」は一応このスライダーの名前のようですが、山の名前でもあるようです。


スライダーには、イージー・ノーマル・ハードの3コースあります。


イージーは小さな子供向け。勢いが出ないため、体重が重いと途中で止まってしまいます。

小学校1年の次女はイージーばかりやっていたけど、6年の長男だともう止まってしまう感じ。


ノーマルは適度に速度も出て、左右に振られて誰でも楽しめます。

妻と3年生の長女は、ノーマルが一番楽しいと言ってました。


ハードは、激しく左右に振られ、多くの人が転倒します。

慣れると態勢を保って転倒しないようにするのが面白いのだけどね。

僕はハードばかり滑ってました。


妻によれば、ある程度体重がないと、カーブの際に速度が落ちてしまうようです。

これが妻がノーマルが楽しいと言っていた理由で、自分の体重に合わせて選んだほうが楽しめるらしいです。




僕が行ったときは雨も降っていたため寒く、人気があるロデオマウンテンに並んでいると体が冷えました。

山頂には温泉があるので、グループの場合は交代で温まりながら並ぶのが良いかと思います。


また、滑り降りたところにあるプールからは速やかに出なくてはならないのですが、出てすぐのところに小さな風呂があります。

グループの他のメンバーを待つときは、そこに入っているとよいでしょう。



ところで、ロデオマウンテンは 110cm 以上でないと利用できません。


うちの次女は 108cm なのですが…「ほぼ 110cm」ということで、係のお兄さんに OK をいただきました。

背の高さが微妙な子は、一度 OK が出れば、「110cm 以上だった」という印の腕輪をもらえます。

これがあれば、後は何度でも楽しめます。


係の人は、時々交代します。そして、人によって判断も甘かったり厳密だったりするようです。

子供の背が微妙な時は、何度も足を運べばあるいは、許可が出るかもしれません。



▼龍の水辺


ロデオマウンテンの山頂から温泉の滝が流れ落ち、山の脇に池を作っています。

ここが龍の水辺。もちろん暖かいです。屋外なので温度は高め。


滝に打たれて修行ごっこもいいと思いますし、滝の裏には洞窟があります。



▼洞窟風呂


滝の裏の洞窟は、洞窟風呂になっています。


中で繋がっているのですが、滝の裏も含めて入り口は3つ。

そして、洞窟風呂も3種類。


ひとつは、洞窟らしい薄暗い風呂です。

中央に「マリンローズ」という岩手県の野田村でしか産出しないという珍しい石で作られた玉が飾られているのですが…

なぜ岩手県? 箱根で産出する石、とかならわかるのだけど。



調べてみると、過去にユネッサン内に「縁むすび風呂」というのがあって、そこに飾られていたのね。

マリンローズ自体がパワーストーンとして「縁むすび」の意味を持つようですが、それ以上に震災復興支援の一環でもあったようです。

それなら岩手からわざわざ運んだのも納得。


さて、残る二つは、上部から橙色の光が注ぐ風呂と、水面下で緑色の光が輝く風呂。


おそらく、橙色の風呂は、洞窟の天井に穴が開き、太陽光が降り注ぐイメージなのでしょう。

そして、緑色の風呂は、イタリアのエメラルドの洞窟



ところで、先に「入り口は3つ」と書きましたが、実はもう一つあります。

洞窟内から階段を登ると、ロデオマウンテンの山頂に出られます。



▼サウナ


龍の水辺の横に、大きな窓があり、中のサウナが見えます。

というか、サウナからロデオマウンテン全体が見えるようにしてあるのですね。


サウナの温度はちょっと低め。

長時間入っていられるので、子供がロデオマウンテンで遊んでいるけど、寒いから暖かい場所にいたい…という人向けのようです。


中は木の香りがする落ち着く空間でした。



▼ボザッピィのジャングルジム


屋内にも「湯ゥ遊広場」というのがあったボザッピィ

…彼はいったい何者なんだ、と思いますが、一応ユネッサンのキャラクターです。

四角い顔の猫で「ハコネコ」。箱根と掛けてます。


それはともかく、名前の上ではジャングルジムで、格子状にパイプをくみ上げてあるのですが、登ることはできません。

上から落ちる水をいろいろな仕掛けが受け止め、流れ落ちてくるのを楽しむもの。


水車にたまった水が時々一気に流れ落ちてきたり、ホースから強く流れ出してくる水があったり、滝のように流れる水があったり…


…いや、面白そうに書いてみましたが、保育園児向けです。

小学校1年生の次女が興味を持ったので行ってみましたが、水車から水が落ちてくるのをゆっくり待って2回ほど浴びたらそれで満足しました。




一応屋外施設としてはこれだけなのですが、イベントとしてフジテレビの「めちゃ×2イケてるッ!」の企画で作られた、「小涌園のわき園」という温泉もありました。


番組は、一時期楽しく見ておりました。…15年くらい前までね。

今でも続いていることを知らなかった。もともと内輪うけの好きな番組だったけど、温泉も非常に内輪うけだった。


つまりは、番組を見てないと面白くもなんともない、ということです。

子供受けを狙った仕掛けも多数あったのだけど、うちの子供としては、すべて「面白くない」という反応だったし。


楽しんでいるらしい家族もいました。おそらくは番組を見ているのでしょう。

一方で、うちと同じように、とりあえず見に来たけど面白くないのでひとめぐりして帰る、という人も…こちらの方が圧倒的多数で…いました。



あの番組の芸人さんて、基本的に「空気を読んで面白いことを言える人達」だと思うから、本人不在で面白がらせる仕掛けってできないのだろうな、という印象。


まぁ、こういうのはファンサービス的に行う企画なので、見ている人だけが楽しめるというのも、それはそれでいいと思います。




さて、記事を3つに分けて書いてきましたが、最後にまとめを。


半日では物足りない施設だけど、1日楽しむのはちょっと難しいかな、というボリュームです。

着替えなどの時間も含めて6時間くらいが目安かな。


我が家の場合、朝9時半に到着し、10時ごろから遊び始めました。

まずはどんなものがあるのか見てみよう、と、屋内をひとめぐりして11時。

実は、この間にガリガリ君の投入ショーも体験しています。


そして、屋外もひとめぐりして12時。

多分、飽きる人はこれで飽きます。全部見てしまったのだから。

これなら「半日しかもたない施設」です。



屋外で寒かったので、暖かいコーヒー風呂に戻ります。

そうしたら、なんだか妙に混んでいる。ここで、投入パフォーマンスの時間が近いことに気付きます。


折角だから見て行こう…と、特に期待せずに見たら、これが非常に面白い。


この後は昼だったのでご飯を食べたのですが、レストランからはワイン風呂が見える位置にあります。

食事をほぼ食べ終わった時に、投入用のワインを運んでいるのが見えたので、慌てて駆けつけました。

こちらも是非見たいと思ったから。



ちなみに、パフォーマンス自体は1回15分程度。

次々と見て行けるような時間設定になっています。


でも、ワイン風呂見たらそれで「全部」だったんだよね。うちのばあい。

もういちどロデオマウンテン行きたい、とか子供の要望に答えてましたけど、15時には出ようと思ってました。



そうしたら、「コーヒー風呂のパフォーマンスが面白かったからもう一度見たい」と長男からの提案。

ちゃんと時間をチェックしていて、15時からガリガリ君、15時半からコーヒー風呂だそうです。


結局終了は、予定から1時間延長しての、16時。さすがにもういいや、という感じ。

19時までは営業しているので「丸1日」ではありませんが、十分に楽しめました。



最初に書いた通り、施設を見て回るだけなら2~3時間でできます。

投入パフォーマンスの面白さに気付くと、さらに2~3時間楽しめます。


ということは、投入パフォーマンスを見ないユネッサンは、料金の半分損してます。

「ただワインやコーヒー入れるだけでしょ? 興味ない」って思わずに、時間調整してでも見ましょう。


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箱根小涌園ユネッサンに行きたい人へのまとめ(1/3)【日記 16/09/26】

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箱根小涌園ユネッサンに行きたい人へのまとめ(2/3)  2016-09-26 10:28:09  旅行記 社会科見学

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箱根小涌園ユネッサンに行きたい人へのまとめ(2/3)

家族で旅行で行った、ユネッサンの紹介をしています。

屋内エリアの紹介をしましょう。


ロッカールームから先に進んで園内に入ると…記念撮影されます。

撮影は無料ですが、写真が欲しければ有料、という良くあるシステム。


レイ(花の首飾り)を渡され、子供が興味を持ってしまったので、順番待ちの間に家族で持っているカメラで子供を撮影しました。

有料の写真は買いません(笑)




▼神々のエーゲ海


園内に入ると、目の前に大きなプールがあります。

…学校の 25m プールよりも小さいし、浅いですけど。


プールを期待している場合、これが全てです。あとは「お風呂」。


先に書きましたが、水深は一番深いところでも 90cm 程度。

子供が泳ごうと思えば泳げなくはない。大人が泳ぐにはちょっと浅い。

「水遊び」が中心だと考えていいでしょう。



30分おきに 10分程度、照明が点滅して音が轟く「雷」の演出があって、入り口から見て奥にあるステージの上から、水とシャボン玉が飛び出します。


子供にはこれが楽しいようで、シャボン玉をいっぱい「浴びる」こともが多いです。

水に濡れていると、体や手のひらにシャボン玉がくっついて、割れないのを楽しめます。


…子供の滑らかな肌だから割れないけど、僕がやっても全然ダメでした。



このプールの横には、壁からお湯が3本噴出している、打たせ湯のスペースもあります。

狭くて地味だからあまり気づかれない。でも、子供は頭からお湯を浴びて修行僧ごっこしていたり、結構楽しんでる。

うちの子供だけでなく、場所が狭いからこそ奪い合いになるスペースでした。

(親としては譲り合うように促しましたけど)



▼ワイン風呂

▼本格コーヒー風呂


どちらも「風呂」と名前にあるように、泳ぐようなスペースはありません。

名前の通り、ワイン・コーヒーが入った風呂で、1日3~4回の「投入パフォーマンス」があります。


これがね、非常に面白い!


公式ページの写真を見る限りだと、ただドボドボと本物のワインなどを入れて見せる、というだけのように見えます。

でも、実際には希望者の頭上から、思いっきり巻き散らかし、降り注いでくれるのです。

しかも、その前に全員で「コーヒー頂戴!」などと連呼する。妙な連帯感が生まれます。


ちなみに、より面白いのはコーヒー風呂の方。

ワインはさすがにたくさんは入れられず、ボトル3本とバケツに1杯だけでした。

でも、コーヒーは事実上無制限。何度も繰り返すから掛け声の連帯感もより高まりますし、1人づつに頭からドボドボとコーヒーをかけてくれたりもします。


また、ワインは子供に言わせれば「臭い」らしい。

その上、ワインが目に入るとちょっと痛い。子供にはあまり楽しめない。


さらに、コーヒー風呂のほうがお湯の温度も高く、水深も深いです。

屋外への出口付近にあることもあり、寒くなったらここに戻ってくる、という拠点の一つとして使ってました。



▼緑のテラス


風呂の名前としては「緑のテラス」で、小さなジャグジーが3つあります。

それぞれ泡の出具合が異なります。


実際には季節イベントに使い、名前が変わっていることが多いようです。

今回行った際には、「ガリガリ君ソーダ風呂」になっていました。


そして、ここでも投入パフォーマンスがあります。

コーヒーやワインとは違い、本物のガリガリ君ではありませんが。


最初に、小さなガリガリ君を3つある各風呂に入れます。

「当たり」が出た風呂から順に、特大のガリガリ君を投入していきます。


ちなみに、小さなものも大きなものも、入浴剤で色を付けた氷なのだそうです。

特大のものは、しばらく風呂につけても溶けずに3つの風呂にそれぞれ2回づつ投入できるほど大きいです。


あたたかい風呂に特大の氷を入れて、子供たちは喜んでそれに抱き着く。

「冷たーい!」って大喜びしているけど、夏に動物園のシロクマが氷に抱き着いているのを見るようです。


ちなみに、ワイン・コーヒー・ガリガリ君の3つの風呂で投入パフォーマンスをやっているお兄さん、同じ人でした。


ガリガリ君風呂でのパフォーマンスは、お兄さんのテンションがちょっと低かったです (^^;

頭からかける、という一番盛り上がることができないからかな。


ワイン・コーヒー風呂の盛り上がりは、この人の会話術が非常に上手だったからです。

でも、この人が常にやっているのかは知りません。




屋内にはこのほかにもいくつかの風呂がありますが、それほど面白くないのでまとめて説明。


▼緑茶風呂


コーヒー風呂の横にありました。小さいです。

本物の緑茶、となっているのですが、色は青っぽかったし、香りも特に感じません。


コーヒー風呂のほうが強い香りがあるため、香りが感じられなかっただけの可能性もあります。


▼酒風呂


こちらも、緑茶風呂と並んでコーヒー風呂の横にあります。

同じく小さいです。


お湯が流れ込んでくる樋の上に、なにかがポタポタと滴る筒が…

手に受けて匂いを嗅ぐとわかりますが、本物の酒です。


▼アロマルーム


こちらも、上の2つの風呂の並びにあります。

扉の付いた部屋なのでサウナかと思ったら、特にあたたかいわけではなく、香りのする部屋でした。


▼温石処


オンドル浴…というほど暖かくはない。

ほんのりあたたかい石のステージがあります。


…でも、それだけ。

寝そべってみた人も、すぐに次のところに行ってしまう程度。

スペース的には2~3人分くらいしかないのだけど、特に混んではいません。


▼ボザッピィの湯ゥ遊広場


子供遊びスペースです。

3歳くらいまでなら楽しめそう。


プールなんかにもある水遊びスペースだと思ってもらっていいのですが、お風呂なのでソフト素材のお風呂おもちゃがたくさん浮いています。


ちなみに、この脇には水飲み場があります。

子供に「喉が渇いた」と言われたとき、ここに来ればいいので、覚えておくといいです。


▼ドクターフィッシュの足湯


ここだけ時間限定で有料なので、僕は体験してません。

有料と言っても 100円だから、気軽に体験できると思うのですが、人気があるので時間前から列に並んでないと入れない…


名前の通り、魚が足の角質をついばんでくれます。


ドクターフィッシュは皮膚病などの疾患部を食べてくれることで治療効果がある、とされるためにこの名前があります。

でも、感染症予防のため、皮膚疾患がある方は体験禁止だそうです。




屋内は以上。

続いて屋外の紹介に行きますが、長いのでいったん区切ります。



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箱根小涌園ユネッサンに行きたい人へのまとめ(1/3)  2016-09-26 10:26:50  旅行記 社会科見学 家族

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箱根小涌園ユネッサンに行きたい人へのまとめ(1/3)

家族旅行で、ユネッサンに行ってきました。

旅行記は後で書くとして、興味を持ち、行きたい人向けの情報を先にまとめておきます。


なお、我が家は以前に「スパリゾートハワイアンズ」に行ったことがあります。

また行きたい、という子供に対し、近場で似た場所として行ってみた形。


先に結果を書いておけば、類似施設ではあるけど、全然違う楽しみ方です。

ハワイアンズは規模が大きくて、プール、風呂、フラダンスの見学など、2日間たっぷり楽しめる。

でも、関東に住んでいると行くのも大変。


ユネッサンは関東なら日帰りもできる距離で気軽ですが、基本的に「温泉での水遊び」だけです。

ただ、温泉ならではのパフォーマンスが行われていて、見学ではなく参加型。これがすごく面白い。

3時間では時間が足りないけど、6時間滞在すれば十分かな。



旅行時の情報を書いておきましょう。

我が家は家族5人。子供は、小学校6年生、3年生、1年生の3人です。

訪れた日は大雨警報の出る荒天で、気温も低く、水着で外に出ているのは寒い状態でした。

神奈川県内から車で訪問しています。


ユネッサンは本来ホテルの一部としての施設で、宿泊するとお得になるシステムもありますが、今回はユネッサンのみの利用です。

併設された温泉施設「森の湯」は利用していません。

(ユネッサンは温泉を利用していますが、水着着用のプール扱い。森の湯は裸で入る温泉施設です。

 それぞれ別料金で、両方入れる共通パスポートもあります)




まず、ユネッサンのシステムと、準備するとよい持ち物から。

特にシステム。公式ページにあまり書いていないので、行くまでよくわかりませんでした。



入り口から長いエスカレーターで4階にのぼり、入園手続きをすますと、人数分のリストバンドが渡されます。

親の分には鍵が付いており、子供の分には(基本的に)鍵がありません。


この時点では入園料は不要です。帰るときの後払い。精算時にはクレジットカードも使えます。

リストバンドには番号とバーコードがついていて、園内での買い物はすべて腕輪で行えます。


#子供用でも買い物ができるのだと思いますが、未確認。

 また、一緒に渡したリストバンドでグループを管理していて、迷子時には身元確認代わりになる、と書かれているページもありましたが、これも公式には書かれていないので未確認。


鍵付きリストバンドの番号が、そのままロッカー番号になります。


ロッカーは大きいです。長い傘がそのまま入れられるサイズ。

ハンガーもついていて、上着を着ていてもしわにならずに掛けておけるサイズ。


だから、子供の荷物を一緒に入れても大丈夫。

コインロッカーではなく、鍵を借りている形なので、開け閉め自由です。


ロッカールームの端にはシャワー・石鹸・洗面所なども完備していて、水着用の脱水機もあります。

帰るときには利用しましょう。


当然ながら男性と女性はロッカールームが別。


ロッカールームを過ぎた先にプールがあるので、待ち合わせはプール側で。

「時計広場」と名付けられていて、特に大きいわけではないけど、見やすいデザインの時計があります。


実はこの時計、園内のいたるところにあります。防水の腕時計など持っていなくても大丈夫。

ただし、園内でも屋外部分にはありませんでした。



園内には、いろいろな所の壁にフックがつけられています。

なので、手回り品などはプールバックに入れて持ち込んでおけば、フックに掛けておけます。


貴重品をそのまま見える状態にしておくのはさすがに不用心なので、上からバスタオルなどを入れておくといいかと思います。

また、スマホなどには「自分の位置を検索できる」機能があることが多いので、盗まれた際の対策として、仕込んでおきましょう。



レストランはプールサイドにあり、水着のまま利用できます。

室温は水着でも寒くないように調整されていますが、上から羽織るシャツとか、バスタオルなどがあるとよいかもしれません。

ただ、うちの家族は用意していた服を使いませんでした。


実はレストランとは別に目立たない場所にファーストフード店があり、こちらも覗きに行ったのですが、座席付近の室温が少し下がっていました。

こちらを利用しようと思ったら、服は必要かもしれません。




ところで、ユネッサンは水着もタオルも有料で貸してくれます。

箱根では珍しい、「雨でも1日楽しめる施設」なので、急に予定変更してきても大丈夫なようにしているようです。


もちろん、最初から目的に入っている場合は、水着は持って行くべきです。

水深は 90cm 程度ですが、小さな子供がいる場合は浮き輪があると楽しいかもしれません。


浮き輪は 100cm 以下のもの(大人用でないもの)であれば持ち込み可能で、無料の電動空気入れがあります。



タオルに関しては、WEB で配布しているクーポンを使うと、サービスで無料になる場合もあります。

クーポンは当然入園料も安くなるのでありがたいのですが、タオルを借りられると荷物が減るので地味にありがたい。


ぜひ利用しましょう。

ただし、クーポンは時期により変わるので、必ずタオルセットがあるかは知りません。


このクーポン、スマホ画面を見せるだけでも良いので、雨が降ったので急遽…という場合でも、利用できないか検討してみるとよいかと思います。


#クーポンは予告なく配布終了する場合もあるそうですが、その際も印刷してあれば期限までは有効だそうです。

 旅行の予定に組み入れてある場合は、印刷しておいた方がよさそうです。



話が長くなるのでいったん区切ります。

次は、屋内お風呂・プールの見どころを紹介しましょう。


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海辺散歩  2016-09-04 18:42:41  社会科見学 家族

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夏休みは過ぎてしまったのだけど、子供との約束を一つはたしていなかった。


夏休み前に、家族で特に理由もなく鎌倉まで自転車で行ってみた。

このときに由比ガ浜の端っこの方に貝殻がたくさん打ち寄せられていて、長女がたくさん宝貝を拾った。


ちょうどその少し前に、別の場所で「マンカラ」というボードゲームを遊んだ



世界最古のゲームと呼ばれるものの一つで、駒としての小石がいくつかあれば遊べる。

でも、遊んだものはたまたま、駒として宝貝を使っていた。


ただこれだけの理由で、長女は「宝貝をたくさん集めて、自分でゲームを作る」と言っていた。

しかし、駒は50個くらいは必要なんだよね。このときは、そんなに集まっていなかった。


それで、夏休み中にまた貝を拾いに行きたい、と言っていたのだけど、今年の8月後半は週末が来るたびに台風が近づいてきたため、海に行けずじまいだった。




そんなわけで、海に行ってみることにするのだけど、海に行くなら行ってみたいところがあった。


いつも我が家が海遊びに行くときは、材木座か由比ガ浜あたりだ。

その間に稲村ケ崎があるのだけど、稲村ケ崎ってサザンの映画の舞台になったりして、あこがれている観光客が結構多いのね。


駐車場とかいつも混んでいるので避けていたのだけど、最近「稲村ケ崎には砂鉄が多い」という話をきいた。



源頼朝が鎌倉に幕府を開いた理由は、海と山に囲まれているために自然の要塞となっているから、と言われる。


でも、武士は当然のことながら剣を必要とする。

稲村ケ崎で砂鉄が取れるから、というのも、鎌倉を選んだ大きな理由の一つだと考えられているそうだ。


この話をきいてから、確かめて見たくて仕方がなかった。



と同時に、当時の人はどのようにして砂浜の砂から砂鉄を選別していたのだろう、とも思っていた。

磁石があれば簡単に砂鉄を集められるけど、当時は磁石というのは貴重品で、宝石のような価値があったはずだ。


重さが明らかに違うから、砂金を水で選別するように、砂鉄も水で選別したのではないだろうか、と妻は推測した。

砂浜だから、水はいくらでも使える。

なるほど、これはあり得そうな説だ、と思っていた。




稲村ケ崎。

鎌倉海浜公園の前に駐車場があるのでそこに車を止め、公園から海岸に降りる。


降りるとまず岩なのね。砂浜ではない。

すごく大きな見事な岩で、ところどころに地層がある。

全体に層の見えない泥岩なので、層が見えるところは何か天変地異があったのだろう。


思っていたのと違う風景で、長男はここで砂遊びを始めた。

次女も長男と一緒に砂を掘り、水を流し込んで遊んでいる。


まずはそのあたりの波から離れた奥の方へ。

磁石で砂鉄を集めるにも、濡れていてはやりにくいからだ。


ここら辺の砂は黒い。鉄分が多いことが予想される。

…と、磁石を近づけると、砂がごっそりと磁石にくっついた。


砂の中から砂鉄がどれほどとれるのだろう、と思っていたのだけど、ほとんどが砂鉄のようだ。



小さな川が流れているので、その川を超える。

そちら側の砂はさらに黒く…単に黒いのではなく、青黒かった。


砂がサラサラではなく、くっついて小さな塊を作っている。

磁石を近づけると、塊ごとくっついてしまう。力をかけて潰すとサラサラに崩れ落ちる。


これ、なんか知っているぞ…

使い捨てカイロで、発熱する際にあまり振らずにほおっておくと、内部で塊ができるやつだ。

砂鉄が何らかの現象で同じような塊を作っているのだろう。



波打ち際は、白と黒の砂が混ざっていて、水の流れで筋ができている。

どうもこれは、2種類の岩石でできている砂で、比重の違いで波で模様を作るようだ。


そして、波から遠く離れたあたりに砂鉄が寄せ集められている。

重いために、波の力でより奥まで届くのだろう。


妻が想像した、水で選別できるのではないか、というのは半分当たりだったというべきだろうが、人が選別する以前に、自然に選別されている。

砂鉄を採取したければただ掘ればよいだけで、選別の必要なんてない。


これは、鎌倉時代には宝の山だったのだろう。




砂鉄から鋼鉄(玉鋼、と呼ばれる)を作るたたら製鉄では、非常に高い温度を維持するために精錬が難しい。


しかし、鎌倉の砂鉄は一般に考えられる製鉄方法よりも、温度が低い方が純度が高くなることが確かめられている。

確かめたのは、鎌倉高校の科学研究会で、この研究で県知事賞を受賞している



たたら製鉄の方法だと、純度の低い部分と高い部分が同時に出来上がり、純度の高い部分だけを使って刀剣を作る。

じゃぁ純度の低い部分は無駄かと言えばそんなことはなくて、農具などを作るのに十分活用された。


もっと言えば、当時は普段は農民で、戦の時だけ刀を持つ農民兵もいた。

そういう人なんかは本職の武士よりも、質の悪い刀でも十分だったのではないかと思う。




さて、ある程度砂鉄を採取して気が済んだので、次女と一緒に海辺散歩。

長男は相変わらず波打ち際で遊んでいるので、妻が近くについていてくれた。


数百メートル歩いただけだけど、何も打ち寄せられない場所、小石ばかり打ち寄せられている場所、なぜか海藻だらけの場所、貝がたくさんの場所…と、波打ち際と簡単に言っても、いろいろな表情を見せてくれる。


数キロ離れれば全然違う海岸、というのはわかっていたけど、ほんの数メートル単位で環境が変わることには驚き。

海の底の地形とか関係しているのだろうなぁ。



もちろん、砂鉄の割合もずいぶん違う。

最初に採取したあたりが一番砂鉄が溜まっていたようだ。

角に当たる部分だったのでたまりやすい、というのもあるのだろう。




この日は、2時間程度遊んだだけで終わり。


また台風が来ていて、午後から雨が降ると天気予報で言っていたのでね。

台風はまだまだ遠いけど、台風が近づいている時に海にいてはいけない。



砂鉄入りのスライムを作りたい、と長女が言ったので、帰りに PVA 糊を買って帰った。

スライム作る予定で以前ホウ砂を買ったのだけど、PVA がなくてそのままになっていたんだよね。


とはいえ、この日は帰宅したら疲れてお昼寝してしまった。…僕が。

なのでまだスライムは作っていない。


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相模原JAXA公開日  2016-07-30 23:18:29  社会科見学 家族 天文

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JAXA へ行った。


相模原のJAXAが一般公開していたので、子供と遊びに行ってきた。


実は、数年前に子供と一緒に行ったことがある。

その時は公開日ではなくて、過去の衛星の模型などを見られる展示室が1つあっただけ。


一般公開日となると、やはり規模が違った。

マッハ4の風を吹かせられる大型風洞実験や、電波ノイズを完全になくしてしまう電波暗室など、大掛かりな設備も公開される。



いろいろと面白いものを見られたのだけど、全部書いているととりとめがないので、ざっと気になったものだけ記しておこう。




裏門側に駐車場があり、そちらから入ったので、メイン展示である「正門側」は最後に行った。

その都合で、地味な研究を細かく見ていて、普通は見た人が喜ぶようなハヤブサの模型とかは、疲れていてどうでもよくなっている。


なので、心に残ったのは「研究」が中心だ。



まず、宇宙太陽光発電衛星の話。


まぁ、SFでおなじみ。ジオラマなどを使って概念説明をしたり、実際にマイクロ波で離れた場所にある LED をつけて見せたり。

ここら辺は以前から度々見たことあるのね。


でも、どこにでもある普通のトランシーバーで、模型自動車を走らせるのは興味深かった。


子供たちは、ラジコンとの違いが分かっていない。

ラジコンは電池を模型に搭載し、電波で「操作するための信号」を送る。


でも、この模型は信号は送ってないから真っすぐしか走れない。

電池がないのに、走ることができる。


トランシーバーの電波は、どこにいるかわからない相手に届けるために、四方八方に飛んでいく。

それだけパワーが分散するので、距離が離れるとあっという間に受けられる電力が減ってしまう。

(実際、模型自動車はトランシーバーを近づけると速くなる)


宇宙発電では、できるだけ減衰しないように、特定方向に向けて電波を飛ばす。


…と、ここまで説明してやっと「おー、すげー」って長男が納得した。


進化したテクノロジーは魔法と変わらない、とはアーサーCクラークの言葉。

裏を返せば、「なんかすごそう」と思っていても、何がすごいのかわからない。

ある程度理解して、やっとそのすごさが伝わる。




小型レーダー人工衛星を開発中のグループ。


CCD カメラが小さく安くなり、画像で地球を監視できる衛星は非常に増えた。

でも、可視光は自然の影響を強く受ける。夜では写らないし、曇っていても地上が写らない。


災害が起きたとして、その災害現場の状況を速やかに知りたいとき、「曇っているからダメです」では役に立たない。


そこで活躍するのがレーダー衛星。雲や雨でも地上の様子を知ることができる。



しかし、分解能の高いレーダーを搭載した衛星を作ろうと思うと、今までは 1000Kg級になってしまっていたらしい。

そんなに重いと打ち上げるのもお金がかかるし、衛星自体の開発にもお金がかかる。


そこで、100kg 級で高解像度レーダー衛星を作ろうと頑張っていて、2020年ごろの打ち上げを目指しているらしい。


レーダーでどの程度の画像が得られるのかと聞いたら、分解能 1m 程度で、10km 四方くらいの「写真」が撮れるそうだ。

レーダーって、パラボラみたいな指向性の強いアンテナを動かしながら「スキャン」していくイメージがあるのだけど、強い電波を照射し、帰ってきた電波を小さなアンテナの集合体で受けることで、写真のように画像を得られるらしい。




ハイブリッドロケットの開発。


ロケットを宇宙に飛ばすには、燃料だけでなく「酸素」が必要になる。

よく使われているのは、冷やして液体にした酸素と、液体燃料を混ぜて燃やす方式だ。


これを液体・液体方式と呼ぼう。燃料漏れなどがあると、液体であるがゆえに食い止めることができず、爆発するという危険性がある。


扱いにくいのであまり使われず、日本のお家芸となっているのが、固体燃料と、固体の酸化剤を使う固体・固体方式だ。

あらかじめ混ぜてロケットの中に詰め込んである。酸化剤は酸素化合物なのだけど、熱を加えると還元されて酸素を放出する。

その酸素と燃料が結合して燃焼する。


反応が始まると止められず、爆発するという危険性がある。



これらの方式の危険性をなくすために、ロケットエンジン内に固体燃料を詰めて置き、液体の酸化剤を少しづつ振りかけながら燃やす、という方法が研究されているそうだ。

固体・液体方式。「ハイブリッド」と呼ばれている。


海外の例で、この方式で研究中のロケットが事故を起こした例があるそうだ。

エンジンは燃焼を停止し、地上に落下。パイロットは脱出し、怪我はしたが命に別状はないという。




平面指向性アンテナ。


最初の方に書いたけど、電波が四方八方に飛ぶと力を失う。地球から遠く離れたところに電波を送るには、指向性を高めたい。

パラボラアンテナなんかがよく使われるのだけど、これは繊細なものだし、微妙な湾曲があるので、ロケットにコンパクトに詰め込みにくい。


そこで、最近の人工衛星では平面で指向性を持ったアンテナが使われることが多い。


…と、ここまでは知っていた。

実際には、平面にして強度を保つため、ハニカムを金属板で挟んだ構造にしたりしているらしい。


また、パラボラを使わないのは、単にコンパクトにしづらいから、ではないそうだ。

パラボラが太陽に向いてしまうと、光が焦点である「アンテナ」に集中してしまい、すごい熱を発生する。


宇宙では空気がないため、熱を空冷することもできず、熱をどう逃がすかは重要課題だ。

パラボラはこの面でも、使うのが難しいようだ。




その「熱を逃がす」話では、ヒートパイプと、同じ太さの様々な金属の棒を持って、氷水に突っ込むという実験が大人気だった。

あまりに人が並んでいたのでやらなかったのだけど。


ヒートパイプは、銅などで作ったパイプの中に金属などで編まれた「リボン」を入れ、少しの液体を入れ、気圧を下げて密閉したもの。

一部のハイスペックなパソコンなどでも使われているので、原理を知っている人も少なからずいるだろう。



気圧が低いので、液体は蒸発しやすい。

ちょっと熱を持ったところがあると、蒸発して気化熱を奪う。


そして、冷えたところでは結露して凝集熱を放出する。

液体に戻ると、リボンに吸収され、毛細管現象ですぐに全体に広がり、乾いてしまった「熱いところ」に移動する。


気体分子は、邪魔をするものがなければ音速で移動する。

なので、ヒートパイプは音速で熱を伝えることができる。

これは、どんな金属で作られたヒートシンクよりも熱伝導が速い。




JAXAではなく、国分寺市の特設ブース。


日本初のロケット、ペンシルロケットの実験を行ったのが国分寺市だったそうだ。

ペンシルロケットの実験話は知っていたけど、場所までは記憶になかった。


その「実物」のうち1つが市に寄贈されているそうで、実物展示してた。

実物は、後部の羽根以外失われているため、欠損部分は木で作ってある。


市報で「ペンシルロケットと私」という、いろいろな人にインタビューした記事が載っていて、連載第1回~4回までのコピーと、最新版である第8回の載った市報が配布されていた。


5~7回も置いてあった形跡はるのだけど、もらいに行った時点で無かった。

人によって書いてあることの面白さは全然違うのだけど、だからこそ読んでみたかった。




中庭休憩スペースは、銀河連邦の他の国からの出店でいっぱいだった。


…銀河連邦は、JAXA の施設がある町で構成している…まぁ、お遊びだな。

実質的には姉妹都市提携しているのだけど、本来の名前ではなくそれぞれの市が「共和国」を名乗り、全体で連邦としている。


それぞれの特産品の屋台を出していた。



そして、それとは別にリポビタンDのブース。


JAXA といえば…というか、「はやぶさ」といえばリポビタンDだからね。


ブースの前にいくと、スタッフの人が「ファイトー」と声をかけるので「いっぱーつ」と返せば、無料で1本もらえる。

栄養ドリンクは子供が飲んじゃいけないんじゃ…とおもったら、リポビタンD Kids という商品があるそうで、それをいただいた。


次女は「美味しいからもう一本もらいたい」と言っていたのだけど、薬だから用法用量を守りましょう。




宇宙ヨット(と言っていいのか?)のイカロス、ペーパークラフトになっていた。

単にペーパークラフトが作れる、というのではなくて、あの独特の帆の畳み方を学習してもらうためのもの。


次女が作りたい、というので、順番待ちを並ぶ。

数人しか並んでいなかったのですぐに順番が来るだろう…と思ったのだけど、その場でペーパークラフトを作るので、一人当たり5分くらいかかる。列が全然進まない。


やっと順番が来たころ、長蛇の列になっていたので「家で作りたい方、紙だけお持ち帰りできますよー」とスタッフの方が配布し始めた。

なんだ、そんなのあるなら、それでよかったのに。




イカロスの仕組み展示。


イカロスは、太陽の光を受け、その光の圧力で移動することができる。

ここまでは知っていた。


その姿勢制御は、液晶を使っている。

液晶を透明にすると、帆に直接光が当たり、強い力となる。

液晶を半透明にすると、光は乱反射し、力は弱まる。


これで、エンジンを使わずに姿勢制御ができる。

よく考えたなー、という感じ。




そういえば、SoftBank のペッパーいました。

会話できるようにはなってなくて、一方的に研究内容の説明していただけだけど。


よくできたロボットではあるけど、ハードウェアとして使われていただけで、自慢の人工知能は見られず残念。




…と、思いつくままに書いたのだけどこんな感じかな。

なかなか楽しめました。




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ソーセージ作り体験  2016-07-26 13:19:05  社会科見学 家族

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鎌倉ハムの工場が家からそう遠くないところにある。


車で出かけるときなど、時々近くを通るのだけど、半年ほど前には工事をしていた。

そのころから、完成したら工場見学ができるようになるということは知っていた。


完成したのは2か月ほど前。

見学に行こうと思ったけど、夏休みになったら「ソーセージ作り体験」を実施すると知ったので、申し込んで待っていた。


そして、やっとその日が来たので、ソーセージ作りと工場見学を楽しんできた。




料理は好きなので、もう20年くらい前に自分でソーセージを作ったことがある。

ぼそぼそとした、それほどうまくないソーセージができた。


「肉を冷やし続けないとぼそぼそになる」ということは読んでいたのだけど、どの程度冷やすのかわからない。

よく練らないといけない、ともあって、練っている間に温まってしまったようだ。


氷を入れることもあるけど、水っぽくもなるという。

冷えた牛乳を代わりに使うと水っぽくならない、ともいう。


その時は牛乳を入れてみたのだけど、冷やす力を考えると氷を入れるべきだったか、とか、よくわからなくて、ある程度は道具を買って挑んだのだけど、再挑戦しないままに道具も捨ててしまった。


#道具と言っても、腸に肉を詰めるための絞り出し袋と、特殊な口金だけ。




さて、ソーセージ作り体験。

「行ってみたい」と思っている人のために、鎌倉ハムのページではわからないことを書いておこう。


エプロンと三角布が必要、と書いてあるけど、ようは衛生的な格好で、という意味。

うちの子供は、給食当番の時の白衣と帽子を持って行ってみた。それでいい、とのこと。


持って行かなかった場合も、使い捨ての帽子とエプロンを借りられるのだけど、エプロンは大人サイズ。

小学生の子供には大きすぎるようで、みんな苦労していた。

(使い捨てなので、裾の部分は切ってしまう形になる。

 また、これは体験教室を始めたばかりだから準備不足なのだと思っている。きっとそのうち子供用も用意される)



工場内は撮影不可なのだけど、体験教室は撮影可。

ただし、衛生に気を使うため、撮影機材などを触った後、調理する際は再度手を洗うこと。


#調理後に撮影したければ、また手を洗う必要があるので、何度も手洗いすることになる。



材料は1セットで2~4人分、となっているのだけど、肉を詰めるための機材に、4回半分程度の肉があるため。

皆均等に体験したければ4人までが適正なのだろう。


だけど、今回は5人で1セットで申し込んだ。子供と妻を優先して体験させ、僕は最後に余った分を詰めた。


#撮影係をやりたかったこともあるし、先に書いたように自分で作ったことはあるから。




作るのはボイルドソーセージ。燻製にはせず、ゆでて仕上げるタイプ。


燻製にしないので、煙の臭いが付かない。逆にいえば、材料に入れた香辛料の香りを楽しめる。

そこで、ノーマル、レモン、チョリソーの3種類の香辛料があり、選べるようになっていた。


ノーマルじゃ面白くないし、子供がいるならチョリソーは避けたいしで、レモンが一番人気。



肉は「よく練る」必要があるし、僕が以前に自分で作った時はその間に温度が上がってしまって失敗したようなのだけど、練済みの肉が冷蔵庫で良く冷やされた状態で提供される。

香辛料を混ぜ、腸に肉を詰める部分のみを体験する形なので、肉が温まる心配はない。


…そうか。練ってからもう一度冷やせばよかったのか。

以前に作った時は「温まると失敗するので氷などを入れながら」と書いてあったのだけど、途中で冷蔵庫に入れるとは書いてなかった。

気付いてしまえば単純な話。



肉に香辛料をよく混ぜたら、肉を押し出す銃のような器具を使って、羊腸に肉を詰め込んでいくだけ。

成形の方法は、その場で教えてくれるし、難しくない。


というわけで、ほどなくソーセージが出来上がる。

全員のソーセージを、タグ付きのひもを通して束ねて完成。


完成後は、記念撮影がある。作ったグループで、ソーセージを持って1枚。

後で記念品のポストカードに印刷してもらえる。


カメラがあるなら、渡せばそのカメラでも撮ってくれる。



使った器具は洗って返却。

ほとんどのグループでお母さんが洗っていたのだけど、うちは子供たちが「洗いたい」と言い出したので、最後に教室を出る形になった。




ボイルが終わるまで、展示見学。


鎌倉ハムの歴史などを説明した展示室がある。大体知っていたのだけど、自分の知識が間違っている部分などもあるようだ。


「鎌倉ハム」を名乗る工場などは、日本全国にもある。

鎌倉ハムというのは会社名ではなく、ブランド名でもなく、「製法」に着いた名前だから。



鎌倉でハム事業が起こったのが関東大震災前。

ここで学び、のれん分けした人々が被災し、全国各地に疎開したために全国に鎌倉ハムが広まった、と聞いたことがある。


展示によると、ハム事業を起こした外国人は、その製法を極秘として誰にも教えなかった。

しかし、関東大震災の際に周囲の日本人に助けられ、その心に感動して徐々に秘密を開示するようになった、とのことだった。



多分、どっちかが間違えているというような単純な話ではなく、製法を聞いてから、親戚などの家に疎開したものだっているのだろう。

「疎開」と言ったって、震災後すぐに行く人ばかりではなく、1~2年頑張ってから、どうしても生活が立ちいかずに避難、という人だっているだろうから。



現在も鎌倉に残る鎌倉ハム製造業者は「富岡ハム」だけなのだけど、戦後米が不足している折に、大船駅で代用駅弁として「ハムサンドイッチ」を売り出している。

当時はまだハムは高価なものだったけど、これによって一般にハムのおいしさが知られて普及した、と聞いていた。


でも、実際には「ハムサンドイッチ」の発売が先で、その時は高価な輸入ハムを使っていたそうだ。

翌年、ハムを自前で作るために富岡ハムが創業される。



大船駅で駅弁を売っている大船軒と、富岡ハムは創業者が同じだ。

当時の富豪がそうであったように、地域一帯の発展のためにずいぶん私財を投入している。


その関係で、大船駅に駅弁を、と言うときにもいち早く声がかかったようだし、それがきっかけとなってハム工場の設立もしたのだろう。




見学していたら、ボイルが終わったので試食にどうぞ、と言われた。

各自のグループで作ったソーセージの中から、小さめのものを適当に人数分、皿に取り分けてくれた。


作った時点で「これは僕が作った奴」とか、目印になるものを覚えていたのだけど、すでにバラバラになっていて誰のものかわからず。


しかし、作り立てのソーセージは本当にうまかった。

「温め直す」のではこのおいしさが出せないから、手作り体験した人にはぜひ食べてほしくて出来立てを出しているのだそうだ。


残るソーセージは、氷で急冷され、お持ち帰り用に。

アツアツのソーセージを、持って帰れる温度まで冷やすので、また少し時間がかかる。

展示室に戻って展示の続きを見る。




その後、冷えたソーセージを自分たちでビニール袋に入れ、密閉してもらう。

単に密閉しただけで真空引きなどはしていないし、賞味期限は3日だそうだ。


袋は大きく、ソーセージは1袋に入る程度の分量なのだけど、密閉されるので食べるときのことを考えて分けるといいでしょう。

うちは大体半分づつに分けました。


ゆで直してしまうと味が逃げるので、フライパンに少量のお湯を入れて蒸し焼きにするのがお勧めだそうです。

この日の夜に半分食べました。



お土産の写真をポストカードに印刷したものももらい、終了。



この後、折角なので工場見学に。

でも、工場見られるのはほんの少しだけ。説明などがあるのだけど、この説明はソーセージ体験教室をやった人は、すでに知っているもの。


スライスハムを作る工場で、結構な割合で「製品にならない規格外品」が出ていた。


あれ、おそらくは大船祭りや、鎌倉オクトーバーフェストで提供されるのだろう。

「規格外品」だけど味は変わらないハム・ソーセージを屋台で安く提供するのが、毎回大人気です。




余談。


今回作ったものは、羊腸に詰めている。ウィンナーソーセージ。

豚の腸に詰めると、フランクフルトソーセージ。

牛の腸だとボロニアソーセージ。


「ウィーンはサウンド・オブ・ミュージックの舞台になったあたりの街。

 フランクフルトは、ハイジの中でクララの暮らしていた街」


と説明。


#サウンド・オブ・ミュージックの舞台は、実際にはザルツブルグなのだけど、子供向けの説明なので「そのあたり」で。



そしたら「ボロニアは?」と聞かれたのだけど、ボローニャを舞台とした、子供でも知っている有名なお話ってあったかな?





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上野公園  2016-01-10 17:28:05  社会科見学 住まい

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上野公園

科学館が閉館時間になったのだけど、せっかくだから上野公園を歩いてみます。


動物園の前まで行って、こっちはまた今度来ようね…と言う程度のつもりだった。

そしたら、何やら楽し気な明かりが見えます。次女があれなに? と気にしています。


僕も知らなかったので近寄ってみたら、上野こども遊園地でした。

上野動物園には何度か来ているし、上野こども遊園地は1946年から営業している、ということだけど、今まで気づかなかった。


#子供がいないときは、僕がこうしたものに興味なかったので見落としていたのでしょう。


非常に狭いところに、古い遊園地の遊具を押し込めたような、昭和の屋上遊園地を5倍濃縮したようなスペース。

次女が、空飛ぶ象の乗り物に乗りたがります。


実は、先日ディズニーランドに行ったときに、時間の都合でダンボに乗れなかったのです。

乗れなかったのを残念がっていたので、これでよければ乗りましょう。


1人百円。長女も載るというので、僕と合わせて300円。

これで満足してくれるなら安いものです。



周囲には、デパートのゲームセンターなどにも置かれることのある、子供ライドものが多数ありました。

わくわくマリンとわくわくトーマスもあったよ。

(マリンは故障中で画面消えてたけど)




さぁ、暗いしもう帰ろうか…と駅に向かう最中、大噴水が動いているのを発見。

子供たちが慌てて駆け寄りますが、ちょうど終わるところでした。


そしたら「もう一度動いているのを見たい」とその場で待つことに。


えー、いつ動くかわからないし、寒いから帰ろうよ、といっても、子供は見る気十分。

無駄に噴水の周囲を走り回って「寒くない」と言っています。


妻が愛用の一眼レフで、夜景などをとっています。さすがにいいカメラではとれる。

じゃぁ、僕も…と honor 6 で夜景モードを試してみる。


持ち運べる小型の三脚しかないのでアングルに制約が出るのですが、暗い中でそれなりに綺麗に撮れています。

携帯のカメラとしては十分な感じ。



どのくらい待ったのだろう…まぁ、30分は待っていないと思いますが、また動き出しました。

しばらく見て、子供がやっと満足しました。


これでやっと終了。

子供と約束したから、今度は動物園に来ないとな…



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05年 Switch!

13年 続々・Windows8


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国立科学博物館(続き)  2016-01-10 17:27:34  社会科見学 家族

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国立科学博物館の話題の続きです。



企画展は、日本館の1階だった。

日本館は、どうやら一番上の階から下に下りながら見るようになっているようだ。


そうすると、日本の古代から始まって江戸時代までの暮らし、そして江戸以降花開いた日本独自の科学技術の歴史が見られるようになっている。



しかし、企画展を最初に見たので、向かいの部屋、科学技術の歴史を先に見る。

いや、非常に面白かった。


全体に4つに分かれている。

天文観測、顕微鏡、地震観測、計時技術だ。


いずれも、非常に面白かったけど、ここでは計時技術…つまりは、時計について書いておこう。

僕が一番好きな技術だから。



現代は、一日を均等に24分割して「時間」とする、定時法を使っている。

(古代は12分割していたそうですが、いつから24分割になったのか、僕は知らない)


日本では1日を12分割した。

このうち昼が6分割、夜が6分割だ。


昼と夜の長さは、季節によって異なる。

にもかかわらず、昼と夜を、それぞれ均等に分割する。季節によって分割の長さが変わることになる。

これが「不定時法」だ。


日が昇るのが「明け六つ」、日が沈むのが「暮れ六つ」。


太陽の南中時刻が「九つ」で、真夜中も「九つ」。

ここから、明けと暮れの六つに向かってカウントダウンする。

そのままカウントダウンを続け、三つの次がまた九つ。




なんで九つから始まるのか、なんでカウントダウンなのか、その理由は知らなかったけど、解説ボランティアの方に伺うことができた。

といっても、ボランティアの方もよくわかっていないようだったので、ここではさらに僕の知識を上乗せして解説する。



陰陽では、奇数を「陽」、偶数を「陰」とする。

この二つはバランスが大切であり、どちらが良い、という意味ではない。


と言いながら、陽のほうが良いものとされ、重視される。

奇数の数字は縁起の良いものとして、今でも数字が並ぶ日を祝う習慣がある。


一月一日、三月三日、五月五日、七月七日…


一桁の中で一番大きな「陽」数である九は、一番縁起の良い数字とされる。

今では祝わなくなってしまったのだが、九月九日を「重陽の節句」という。


さて、ボランティアの方は「重陽」を知らなかったようなのだが、江戸時代の人は縁起のいい数字として重視していた。

そこで、一日の重要な時間…南中時刻と、反対の真夜中を「九」に割り当てた。


そして、一時が進むたびに、9を足した。

「九つ」の次は「十八」で、続いて「二十七」「三十六」だ。


でも、どんどん数字が大きくなるのは使いにくいので、一の位だけを利用した。これだと、一見カウントダウンに見えるのだけど、実は縁起の良い9を重ねているのだ。



このボランティアの方、割り駒式の和時計の解説もしてくれた。

先に書いたように、季節ごとに時間の長さは変わる。でも、時計が季節ごとに進む速度が変わる、というのは難しい。


じゃぁ、時計の針は一日に一周するようにして、文字盤を調整すればいい。それが割り駒式だ。

数字が「駒」になっていて、自由に動かせる。


江戸時代の不定時法を理解するには、まずはわかりやすい解説。




でも、展示の多くは2丁天符式。


振り子時計では、振り子が正確に動くことを利用して時間を測る。

天符式では、長い棒を振り回すのには結構力がいる(力学的にいえば、モーメントが大きい)ことを利用して時間を測る。


この天符を、昼と夜で自動的に切り替えて、時間の進む速度を調整するのが2丁天符式だ。



ただ時計がたくさん収蔵されているだけで、ここら辺の解説は一切なし。


そもそも文字盤と針を動かす機構を省略して、錘(おもり)式時計の「錘」の位置によってのみ時刻を示す、尺時計というものもある。


毎日錘を上に引き上げる必要があるけど、これは錘式なら当然やらねばならないこと。

普通の錘式との違いは、引き上げる際に正確な位置に合わせる必要がある、という手間で、大幅に機械を簡略化している。


「正確な不定時法への挑戦」という、一見して矛盾しているような解説もあった。

江戸末期、技術が進んで、西洋よりややこしい、不定時報を採用した時計が次々作られている。



そのあと、明治になって定時法が導入されます。

定時法で作られた柱時計(しばらく前に理科ハウスで見たのとほぼ同じ奴)や、懐中時計などが多数展示されます。


最期はセイコークオーツの1号機で締めくくられています。

1秒を正確に測る方法として、振り子や天符が使われてきた中で、「水晶発振子」によって正確性を飛躍的に高めた時計ですね。


でも、ここら辺も解説一切なし。せっかく面白いものが多数あるのにもったいない。


でも、科博の展示って、基本的にすべてそんな感じ。

国の最高機関としての科学博物館だから、わかっている人への資料性が高く、わからない人への解説はしないのですね。




この後、上の階に登りながら展示を見て回ります。

時代的には、どんどん古代の日本に遡っていく形。


途中で長女がおなかすいた、と言います。

でも、もうちょっと見たら全部だから、そしたらご飯食べよう…と言いながら引っ張る。


全部見終わったら3時前。。

地球館のレストランに行きます。


長男はマカロニグラタンを頼んだけど、ほかはみんなケーキ。


地球館は前回来た時にみっちり見たのですが、まだ時間があるので少しだけ回ります。

骨の標本などが多数ある区域、前回は次女が怖がって近寄れなかった。今回は大丈夫。


#まだ、人骨標本は怖くて嫌い。

 動物は大丈夫になった。


チビトガリネズミをはじめとする、非常に小さな剥製標本が並べてあるコーナーがありました。

ちいさい、かわいい、と長女も次女も喜びます。


ふと後ろを見ると、アフリカゾウやキリンの骨格が後ろにあります。

あー、なるほど。一番大きな生物と、一番小さな生物なのか、と理解して、子供に説明します。


チビトガリネズミは、ほ乳類最小の生き物です。そして、アフリカゾウは地上最大のほ乳類。

大きさ全然違うねー、と解説しながら、あれ? この流れはもしや…と、周囲を見回す。


ありました。頭の上に、天井からつりさげられた、シロナガスクジラの骨格標本。

世界最大のほ乳類です。象よりもはるかに大きなサイズに、長男も「大きさのスケールが違う」と驚く。


なかなか良い展示方法です。

相変わらず、説明はあまりないのだけどね。



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国立科学博物館  2016-01-10 17:26:50  社会科見学 家族

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国立科学博物館

長女が「どこか科学館行きたいー」という。

遊園地に連れてけ、とかいう話ではなく科学館というのが我が家らしい。


そういえば先日妻が「湘南台のこども館にまた行きたいね」とか言ってた。

あそこは科学館ではないが、似たようなものだ。行くか。


…と思って妻に相談したら、発言は別にすぐに行きたいというものではなくて、それほど遠くないうちに、程度の話だという。

今すぐであれば、国立科学博物館でやっている「江戸時代の天文学者」展を見たいという。


じゃぁ、そちらに行こう。




電車で上野まで。

到着は10時過ぎで、ちょっと小腹がすいたので上野公園の入り口にある休憩所、上野グリーンサロンで食事。


無料休憩所なのだけど、食事(もちろん有料)も提供している。値段は安めで、750円前後のものが多い。

次女は「パンダカレー」という、見た目がかわいらしいけど 800円のメニューを注文。家族の中で一番高い。

そして、食べきれないと残す。まぁ、いつものことなのだけど。


この店、いたるところにパンダのぬいぐるみやシールが配置され、子供は大喜びった。




科博へ。

前回来た時は、特別展目当てで、地球館を回ったら時間切れで終了となった。


今回は特別展がワインの話。…興味はあるが、特別展をまわっているとまた時間が無くなる。パス。

日本館の1階に、目当ての展示があった。広いかと思ったら1部屋だけで小さくまとまっていた。



時々書くけど、僕は小学生の時に「尊敬する人物」と聞かれて、周囲が「お父さん」とか「王貞治」とか答える中で、そんな誰もが知っている人じゃつまらないと思っていろいろ考えた挙句「伊能忠敬」と答えた。


その時は、江戸時代に日本地図を作った人、程度の認識で、尊敬する等ほど知っている人ではなかった。

でも、「そう言ってしまったから」その後調べて、今ではそれなりに知っている。


伊能忠敬もまた、天文学者の一人だ。

星の運行を調べ、星の観察によって地球上の「緯度」を調べられることを知り、緯度の1度がどの程度の距離になるのかを確かめようとして測量術を学んだ。


徒歩で歩数を数えることによる測量、縄やチェーンを使い距離を測る測量、歯車を組み合わせた車を地面の上で動かすことによる測量、山などの位置関係を調べることによる三角測量、星を観察することによる測量…などなど、複数技術を組み合わせ、それぞれの結果をその状況での信頼度を加味しながら組み合わせて、驚くほど正確な地図を作った。


伊能忠敬が浅草にあった天文所でこれらの技術を学んだ、ということは知っていたのだけど、僕は浅草の天文所がどのような所かは知らなかった。

今回は、浅草の天文所の様子を伝える貴重な紙資料、実際に残されている器具などの資料と共に、それらを元に再現したジオラマ模型の展示もあった。




そもそもは、渋川春海から始まっている…そうだ。今回の展示で初めて知った。


日本では、昔から中国大陸から伝わってきた情報をありがたがった。

無条件に、中国は日本よりも優れている、と考える傾向にあった。


渋川春海は江戸初期の天文学者で、800年前に中国から伝わり、使い続けられている暦がおかしいことに気づいた。

中国から入ってきたものをなんでもありがたがる、という風潮の中で、「疑った」ことが重要だ。


そして、自分でも天体観測を行い、暦が800年の間に2日分ずれていることを発見し、修正した暦を作り上げる。



ここに、日本独自の天体観測が始まる。

中国と日本では、地理的な違いから見える星にも違いがあるし、それらの「南中」時刻も異なる。

中国で観測されたデータは日本では使えない、ということが明らかになったため、天体観測の重要性が認識されたのだ。


将軍徳川吉宗も、江戸城の中に天文台を設置し、天体観測を行っている。

天体観測熱の高まりを受け、天体観測のための機器を製造し、販売する専門業者まで現れる。


専門業者がいる、ということは、名もない無名の天文家が多数いた、ということだ。




元々「暦が間違えている」ことに気づいて始まった天文観測は、最終的に正確な暦の策定をもたらした。

天保暦。現代では、「旧暦」と呼ばれているのがこれだ。


世界中で、およそ30日の単位を「ひと月」と呼ぶけど、月の満ち欠けの周期が30日程度のためだ。


現代の暦(グレゴリオ暦)では、地球が太陽を1周する期間を「1年」と定め、12か月に固定した日数を割り振っている。

太陽との位置関係のみで暦が決定され、最早「月」は、30日程度という周期に名残を残すのみになっている。


天保暦では、ちゃんと月の運行を元として暦が決められている。

そのため、朔日(月の初めの日)は、必ず新月の日。15日は満月になる。

1か月は、30日か29日。これは新月から次の新月までの間隔が、実際には 29.5日であるためだ。


1か月が30日足らずなので、1年間は360日よりも短くなる。これでは太陽の運行とずれてしまうので、数年おきに1か月増やして「閏月」を設ける。


…と、ここまでは実は天保暦以前でも行われていた。

天保暦が優れているのは、このルールを細かく定めたことだ。


太陽の位置関係を元に、1年を12に区切る。(実際には24節気のうち、1つ置きの12を使用する)

特に重要な、春分・夏至・秋分・冬至の日が属する月を、2月・5月・8月・11月とする。


先に書いたように、ひと月は新月の日から始まる。

上に書いた2・5・8・11の月の間が2か月づつであれば、素直に連番を割り振って暦が決まる。


でも、時折3か月入ってしまう時がある。

このときは、先に書いた「12の区切り」が入っていない月があるはずだ。

その月を「閏月」として、前の月の繰り返しとする。


たとえば、5月の次が閏月となった場合は、閏5月、と呼ばれる。



展示の最後には、自分で実際に暦を割り出せるコーナーがあった。

新月・満月と、24節気が示された2016年の新暦カレンダーが配布されていて、そこにルールに従って「旧暦」を書き込んでいけば完成する。


上手なのは、「上級編」として、来年、2017年のカレンダーも置いてあったこと。

天保歴では、2017年は閏年に当たるそうで、閏月の適用規則が必要となるため、少し処理が難しくなる。




ところで、天保歴は2033年に破たんする。

このことは今回の展示では触れられていなかったのだけど、面白いので書いておこう。


今でもカレンダーに旧暦を印刷してあることは多いので、ここ数年カレンダー業者の間で、2033年にどうするのかが問題視されている。



先に12の区切り、と書いたけど、これは太陽との位置関係によるものだ。

太陽との角度を均等に12分割して、区切りとしている。


ところで、地球は太陽の周りを「きれいに」回っているわけではない。

楕円軌道で回っていて、太陽に近いところは速く、遠いところはゆっくり動く。


それに対し、「月の形」の周期は一定で、29.5日になっている。これは、1か月の時間がほぼ一定ということだ。


これで何が起こるか。

タイミングによっては、1か月の間に、12の区切りが2つ入ってしまうことがある。


いや、これだけなら大丈夫。

先に書いたように、天保歴は2・5・8・11月を先に決めて、そのあとで間を埋めるようになっている。

これは、もともと1か月に区切りが2つ来る、というような問題を考慮して決められたルールだ。


しかし、2033年は、11月に2つの「区切り」が入ってしまう関係で、8月と11月の間に1か月しかなくなる。


いや、これでもまだ大丈夫。過去にもこういうことはあった。

例えば、8月と11月の間が1か月で、5月と8月の間が3か月であれば、8月を特別にずらせば解決する。

特に問題はない。


2033年がややこしいのは、この前後に閏月が入ってしまうためだ。

5月と8月の間が3か月で、8月と11月の間が1か月、そして11月と2月の間が3か月ある。


閏年なのだから、5月と8月の間か、11月と2月の間か、どちらかに閏月が挟まるのだろう。

どちらかが決まれば、8月と11月の間が1か月、というのも特別な処理で解決できるかもしれない。


でも、どちらが本当の閏月か、天保歴では決まらない。

200年近く使われてきた天保歴で、こんなことは初めてなのだ。




カレンダーの問題なので、国立天文台に決めてもらいたい、という要望もあるようだ。

しかし、国立天文台は「現代の」暦を決める業務は行っているが、すでに法的に廃止された旧暦に関する権限を持たない。


旧暦は勝手にカレンダー業者が印刷しているだけなので、カレンダー業者の組合などで決めてほしいという。

でも、カレンダーを印刷するような印刷業者は多数あり、それらは特に組合など作っていない。


結局、誰もが心配していて、誰もが決める権限を持っていない状態のままになっている。

まだ17年も先の話、とも思えるけど、「権限を誰が持つか、誰もが納得する方法で決める」という大事業を考えると、タイムリミットは近い。




また話は変わるのだけど、この日記につけた画像


天体観測をするための、当時の精密な計時装置(時計ではない)の文字盤なのだけど、ちょっとおもしろいことがわかる。

漢数字で書かれているのに「0」が使われているのだ。


この計時装置自体は、元々科博の別の部屋に置いてあった覚えがある。今は企画展で、こちらに移しているのだろう。

以前見たときには気づかなかった。


明治になって、外国の文明と共にアラビア数字も入ってきた。

その際に、日本人は初めてゼロの概念を知った、ということになっている。


ゼロがないと位取りができないので、計算がややこしい。

江戸時代には和算という独特の計算方法が発達していた。


でも、この文字盤…写真は「1」単位の文字盤で、十単位で数が示してあるのだけど、最初が「0十」から始まっている。

十には達していないよ、と示すために、わざわざ「0」を使ったのだ。


まぁ、学者の多くは蘭学(オランダから入ってきた学問)を学んでいるのだから、一般人に先駆けてアラビア数字にも親しんでいただろう。

でも、漢数字に混ざってアラビア数字の「0」だけを使っている、ということが興味深い。




企画展の話だけで長くなりすぎたので、ここでいったん区切る。

続きは別ページに


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三菱みなとみらい技術館  2015-11-23 11:27:20  歯車 社会科見学 家族

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さて、先に書いた「ちきゅう」の一般公開が終わってみなとみらい地区に戻った時、まだ時間は2時過ぎだった。


「これで帰るの?」と子供たち。

帰りたいか、まだ遊びたいかと聞くと、まだ遊びたいとのこと。


じゃぁ、以前から興味あった場所に行ってみよう。




ランドマークタワーのすぐ横、「三菱みなとみらい技術館」。

ずっと前から存在は知っていて気になっていたのだけど、来たことがなかった。


ワールドポーターズからはちょっと遠い。

次女の足では歩くだけで疲れるだろうから、肩車。


歩いて15分くらいはあったかな。

三菱重工のビルがあって、その一角に技術館はあった。


こども科学館ではあるものの、企業科学館なので、企業技術の宣伝の色合いもある。

でも、ここは宣伝色が低めでよくできている、という評判を以前から聞いていた。


入館してすぐ、次世代交通システム「トラム」の運転シミュレーションがあった。

他にもこうしたシミュレーションは多数あったのだけど、大抵長蛇の列。今回は遊ぶ時間が短いのでパス。


その先に、ちょっとしたゲームコーナー。

真っ白のジオラマで作られた「街」に、プロジェクションマッピングで様々なものが映し出される。


ここに、トラックボールで操作可能な「カーソル」が表示され、様々なものを探すゲーム。

8人同時プレイ可能。



2つのシナリオがあるようだけど、とにかく街の電気供給バランスが崩れることが予測される。

そこで、街中の「発電システム」と「蓄電システム」、それに「節電可能なポイント」を探し出して調整していく。


ゲームプレイの前にはカーソルを動かして街の中の様々な「次世代技術」を見つける形のチュートリアルもある。


もちろん、すべてのシステムは、実際に三菱重工が手掛けている技術だ。




奥のスペースは JAMSTEC コーナー。

はからずも、また JAMSTEC 。しんかい 6500 がメインの展示。しんかい 6500 は三菱重工が作ったものだ。


「ちきゅう」の模型もおいてある。ちきゅうはあまりに大きいので数社で作っているけど、やはり三菱重工も参加しているらしい。


今計画中のしんかい 12000…または「スーパーしんかい」をイメージした操作シミュレーションもあったけど、これも先に書いたように長蛇の列。

シミュレーション系は1回のプレイ時間が長いので、並んでいる人数がそれほど多くなくても、なかなか順番が回ってこない。


しんかい 6500の組み立てゲームとか、ソナーを使って深海探検するゲームとか、ゲームも多数。


次女のお気に入りは、コンピューター画面で「ロボット深海魚」を自由に組み立てると、大スクリーンで泳ぎだすもの。

チームラボがやっていたようなやつを、もっと簡単にした感じ。




1階の別コーナーは、JAXA コーナー。

JAMSTEC と JAXA は、最近一緒にイベントを行ったりもしているけど、それぞれ深海と宇宙を研究する組織。

ライバル関係なのかな。協力できるところでは協力し、競うところでは競っている感じ。


で、三菱重工は JAXA のロケットなんかも作っている。

JAMSTEC と JAXA はライバルだけど、三菱重工の技術が両者を結び合わせているのかもしれない。


JAXA コーナーの片隅に、MRJ の操作シミュレーターも置いてあった。

三菱リージョナルジェット。


1965年の YS-11 以来、国産旅客機はなかったのだけど、現在作成中の新しい旅客機。

先日初飛行しました。


MRJ の開発には JAXA も協力しているのね。

その関係もあって JAXA コーナーの一角なのだろう。




2階は、予約が必要な実験コーナーと、「乗り物の歴史」「発電」コーナー。


汽車の時代、プロペラ軍用機の時代、戦艦の時代からいろいろ模型が並べてある。

もちろんすべて三菱の手掛けたもの。


てこや油圧ピストン、動滑車など「力と距離を交換する」仕組みについても、触って実験しながら学習できるようになっている。

先日長男に「動滑車」について聞かれて仕組みを説明したのだけど、実物を見て理解を深めたようだ。



発電に関しては、各種発電所の仕組みや、世界中でどこに存在しているかの一覧など。

洋上風力発電所が波で倒れないための工夫、みたいなものも模型でわかりやすく展示してある。


実験コーナーは予約してなかったので全く見てません。



5時閉館で、2時間程度しか見られなかったので、あわただしく見て回った。

子供たちはもっとゆっくり見たかった様子。また機会があったら来ましょう。



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「ちきゅう」一般公開  2015-11-23 11:27:02  歯車 社会科見学 家族

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JAMSTEC の所有する地球深部探査船「ちきゅう」を一般公開する、というので家族で見に行ってきた。


時々書いているけど、妻の友人に JAMSTEC 勤務の人がいるため、子供たち(と僕)は JAMSTEC 関連の話題にそれなりに詳しい。

でも、「ちきゅう」は、話としては知っているけど実際に何をやっているのか、などは全然しらない。


しんかい 6500とかは何度も実物見ているのだけどね。




「ちきゅう」は、地球の中がどうなっているのかを探るために、海の底に穴を開けて土壌サンプルを採取するための船。

海の上に浮かんでいる船から、深い海の底までパイプを伸ばし、さらにそのパイプからドリルを繰り出して穴を開ける。


この際、穴を開けるといってもただ掘るのではない。真ん中に一本、綺麗に「掘り残し」を作るように周囲だけを掘る。

そして、この掘り残しを海上に浮かぶ船まで、そのままの形で持ち上げる。

これによって研究者は「海底の地層」をそのまま手に入れられる。



海の底よりもさらに深いところまでパイプがつながっているわけだけど、内部にものをきれいに通すためにも、このパイプが僅かでもたわむことは許されない。

波や潮の流れがあるにも関わらず、ハイテク制御により船は微動だにしないように作られている。


とにかく最先端技術のかたまり。



なんで、わざわざそんなに掘りにくい海の底を掘るのか、と子供が疑問を持った。

話は簡単で、「地球の内部」を知りたいからだ。

山のてっぺんと海の底、どちらが地球の中心に近いだろう、と考えると船の意義は自然に見えてくる。




船は24時間体制で研究を続けていて、ほとんど寄港しない。

人員交代や物資補給はヘリコプターで行われる。


建造5年目に、定期点検で一度日本に戻ってきて、その時は神戸で見学会を行ったらしい。

今回は10年目の定期点検で、横浜で見学会が行われた。


見学会は予約制で、1時間ごとに区切られている。

うちは、22日の12時の回に予約を入れた。11時に受付開始だった。




さて、我が家から受付となる横浜みなとみらい地区の最寄り駅である桜木町まで、電車で30分ほどかかる。

家から駅までも 30分程度。桜木町から会場までも、歩いて 15分は見といたほうが良いだろう。


12時の回だと、子供がおなかすいたと言いそうなので先にご飯を食べていこう。

…などと考えると、9時には家を出たい。休みの日だとはいえ、平日とあまり変わらない朝のスケジュールとなった。



桜木町から日本丸の前を通り、汽車道を通ってワールドポーターズへ。

これ、1年半前にも通ったコースだ。


次女(6歳)に「プリキュア映画で出てたところ」といっても、あまり覚えていないようだ。

1年半前に、通る前と後で2回ビデオ見たのだけどな。


プリキュアに別に興味はない長男(11歳)は映画のシーンまでよく覚えているようで、あそこに誰がいた、みたいなことまで言っている。




ワールドポーターズに入ればなんかご飯食べられるだろ…と思ったら、まだ開店していなかった。

マクドナルドは8時から営業している、と書いてあったのでマクドナルドを探す。


探している間に音楽が鳴り始めてシャッターが開いた。

10時半営業開始らしい。


じゃぁ、マクドナルドよりもう少しいいもの食べよう、とフードコートへ。

いろんな店があるので各々好きなものを食べる。

食べ終わったら11時15分。あと15分で受付しなくちゃ。先を急ぐ。


受け付け会場がどこかよくわからなかったのだけど、すぐ見つかった。

受付のあと、実際の船までバスで輸送していた。この列が長くて、30分ほど。


子供たちをトイレに行かせておいたほうが良いだろう、と考え、目の前の赤レンガ倉庫にトイレを借りに行く。

妻が付いていき、僕はバス待ちの列へ。




バスに乗って20分程度、「ちきゅう」は本牧ふ頭の、普段は関係者以外立ち入り禁止の区域に停泊していた。


見た人は大きさに驚く…と散々言っていたのだけど、まずバスが遠くにいる段階で見えてしまったことで、そのような驚きはない。

小さく見える段階で姿を見てしまい、だんだん近づいても「予想できた大きさ」に見えるだけなので。


大きさは大体、8階建てのビルくらいを想像してもらうといいと思う。

ざらにある大きさ。特に大きい、という感じはない。


ただし、そのビルの屋上に、大きな櫓が立っている。掘削のためのパイプを下に送り出すための装置。

それでもまだ、高層ビルを考えると全然小さい。


大きいといっても想像を絶する大きさではないんだな…という感想。



でも、いざ船に乗る段になって気づく。

これ、ビルじゃない。しっかりした地面の上に立っているのではなく、水の上に浮いているんだ、と。


そう考えると、とんでもない大きさ。

船をよく知らないから大きく感じないだけで、船を知る人が見ればみんな「大きさに驚く」のだろう。

素人ゆえの勘違いで驚愕していないだけだったのだ。



ちきゅうは、最大乗員 200名だけど、常時 150人程度で運用しているそうだ。

船員が 50人、掘削技術者が 50人、研究者が 50人。


これが、2チームに分かれ、2交代制で 24時間働いている。

ということは、12時間労働。過酷な仕事環境だ。

ヘリコプターで乗船して、大体1か月滞在すると、ヘリコプターで下船する。


乗員が200人の船、というと、旅客船としてはそれほど大きくはない。

でも、この 200人が1か月暮らせる設備が整っていると考えると、ここは人口 200人規模の村なのだ。


その村が、8階建てのビルに収まり、水の上に浮いている。5年の定期検査の時くらいしか寄港しない。

SFのような世界だ。




「ちきゅう」に乗船しても、全然揺れない。

船が大きすぎて揺れにくいというのもあるし、そもそも微動だにしないための装置がつけられている船なのだ。


船内ツアーはコースに従って自分で見て回る形だったけど、基本的に研究設備部分の紹介だった。


地層サンプルは、10m 程のものが、1~3時間で掘れるそうだ。すごい速度。

そして、これが船上にあげられると、CT スキャンや超音波により、非破壊検査が行われる。


この非破壊検査の結果、「貴重な部分」を避けるような形で、1.5m 程度の長さに分断される。

長いままでは研究しにくいからね。


さらに、縦に真っ二つにスライスして、中身を直接観察できるようにする。

1.5m もある、泥も石も一緒に含まれるものを、形を崩さないように真っ二つにできるのだ。すごい技術だと思う。


その後の作業は必要に応じて違うようだ。




酸素を追い出して窒素を充填できるグローブボックスがあった。

映画なんかで見たことある人も多いと思うけど、ガラスの箱に、手を突っ込むグローブがついているやつね。

あれで、完全に外の環境と遮断した状態で、サンプルを操作できる。


というのも、深海のさらに海底の泥の中に生きる生命がいるのだとか。

そんなところでは酸素は届かない。酸素がなくても嫌気性細菌なら生きられる。


そして、嫌気性細菌にとって、酸素は猛毒だ。だから、殺さずに研究するためには、酸素を追い出せる環境が必要なのだ。



サンプル表面の写真撮影をできる特殊装置もあった。

1.5mの長い表面に密着する形で、細長い写真を撮影できる。


特筆すべきは、この「写真」が、人間が見るためのデータではない、ということだ。

RGB 分解するのではなく、連続スペクトルデータとして撮影を行える。


光の三原色って、人間の目がそういう仕組みになっている、というだけで、光の性質とは違うものだからね。

ここで使われている撮影装置は、人間の目では見えないものも含めて、完全なデータを記録するものなのだ。


同じように、X線を照射して蛍光を記録する撮影装置もあった。

サンプルの質量と密度を精密測定する機械もあった。




面白い、と思ったのが「電子天秤」。


重さと質量は違う。

たとえば、体重計に乗って体重を測るとする。


同じ体重計を使って北極点で測ったデータと、赤道上で測ったデータではわずかに重さが違う。

赤道上のほうが、遠心力によって重力が相殺されていて、体重が軽くなる。

(コップ1杯の水程度にも変わらないけど、厳密には軽くなる)


正確に測りたければ、天秤を使う。

10g の分銅と釣り合う試料は、北極点で測っても赤道で測っても、10g の分銅と釣り合う。

重力が変動するとき、その影響は分銅と試料の両方に現れるためだ。


このようにして、重力変動の影響を受けないように正確に測られた重さを、「質量」と呼ぶ。



さて、科学では質量が大切なので、今でも科学者は古臭い天秤ばかりを使う…と子供の頃に聞いていたし、今でもそうだと思っていた。


でも、ここには「電子天秤」というものがあった。

電子天秤と呼ばれるものは世の中にもあるのだけど、ここにあるのはそれを改造した特別なもの。



天秤と名前がついているように、やはりものを載せる場所が2つある。

というか、改造した精密な「はかり」を、2台コンピューターに接続してある。


でも、この2つで「釣り合うように」分銅を交換したりする手間は必要ない。

片方に質量のわかっている分銅などを載せ、その質量を電子天秤に「教えて」やると、もう片方に載せた資料の「質量」を教えてくれる。


片方をキャリブレーション用に使い、もう片方の値を計算で補正しているのだな。


詳しくは教えてもらわなかったけど、この「2台の秤」の個体差も時々キャリブレーションする必要があるのではないかと思う。

これも簡単で、全く同じものをそれぞれに載せて、重さが違うというような判定になってしまったら、計算で補正すればよい。



さて、様々な測定機器があったけど、電子天秤のようなものは、揺れる場所では使えない。

地上でも、わざと機器を重くしてあって、しっかり据え付けて使うようなものだ。


それが船の上で当たり前に使えるという。

これもまた、「ちきゅう」のすごさがわかるエピソードでもある。




見学順とは前後するが、操舵室も見学できた。


普通の船の操舵室は、レーダースクリーンが「波長別に」いくつか並んでいる。

でも、地球では1つの波長ごとに、2つのスクリーンがある。

というのも、船体中央に大きな「櫓」が立っているため、櫓が邪魔でレーダーの死角が生じてしまうため。


現代のレーダースクリーンは、ベクタースキャンの CRT ではなくて、パソコン画面上にデータをプロットしたものになっている。

じゃぁ、2枚を合成することだってできそうなものだけど、これはあえてやっていないのだろう。

合成すると「元データ」を加工することになるし、レーダーに一番求められる機能は、生のデータを提供することだから。



以前別の船を見たときにも感じたけど、レーダースクリーンを含むパソコン画面は、トラックボールで操作されるようになっている。

狭い制御パネルの中でマウスを動かすスペースは確保できないからね。

今回は違ったけど、以前見た船では Logicool のトラックボールとかそのまま使っていたな。


各種装置にもそのまま Intel Inside マークがついていたり、案外普通のものを組み合わせて作られている。

「船」というハードウェアはすごいけど、それを制御する部分は、信頼性が確保できるのであれば何でも構わないのだろう。


そうそう、船の中でハッピーハッキングキーボードが使われているのを見つけられたのも有意義でした。



見学時間はわずか1時間程度だったけど、なかなか興味深いものをたくさん見せていただきました。

下船後、仮設テントのお土産屋さんで、「ちきゅう」の来年版カレンダーを買って帰りました。


以前もらった普通ではないカレンダーとは違って、普通のカレンダーだったよー(笑)



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アクアマリンふくしま・締めくくり  2015-08-10 15:13:27  社会科見学 家族

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アクアマリンふくしまの話の続きです。


砂浜の横にはビオトープ…虫などが暮らせるように作られた小さな沼があり「河童の里」と名付けられています。

どうも、アクアマリンの人は河童が好きなようだ。


この河童の里を通り、本館1階へと戻ります。

じつは、本館にはまだ展示物がある。


これが、アクアマリンふくしまの展示の締めくくり。


縄文の里を見て、カワウソを守るには多大な努力が必要と学びました。

地球生命の進化の歴史を学び、地域によって異なる、魚の多様性を学びました。


それらを殺して食べる、命の尊さも学びました。

磯遊びも体験しました。


そのうえで、最後の締めくくりは2つありました。


1つは金魚。


金魚は、多種多様なものが、類似した種類ごとに水槽に入れられて展示しています。

本当に美しい。特に説明はありませんが、すべて人間の手によって作り出された種です。


自然界では生きていけないであろう、過度に美しくなった魚たち。

本来生存競争によって進化するはずの魚が、人間の目を楽しませるために、人間によって異常進化した姿です。



そしてもう1つは、シーラカンス。

流石に生態展示は無理ですが、よく出来た模型…ロボットで少し動くものが、水槽に他の魚と一緒に入っています。

一瞬本物かと思うほどリアル。


シーラカンスは、進化せずに何万年も生き抜いてきた魚です。

進化していないからこそ、進化した他の魚に生存競争で負け、ごくわずかな海域でしか見つかっていない。



展示は以上で終わり。


最後の展示について、特に説明はありません。

でも、僕は「なにか」を感じずにはいられなかった。


進化しすぎた金魚は、人間の保護なしには生きられません。

一方、進化しなさ過ぎたシーラカンスは、生存競争に負けて数を減らしながらも、保護なしに何万年も生き残ってきました。


この二つは両極端ながら、簡単に絶滅してしまう儚い命である、という点では同じ。

進化の不思議さ、生命の不思議さを感じます。




生命の発生・進化からはじまり、生命の多様性。

それらを保護しなくてはならないと同時に、殺して食べなくてはならないこと。


絶滅した種は二度取り返せないこと。絶滅させないためには大きな努力が必要であること。


非常に壮大なテーマですが、アクアマリンでの展示を見ていると、素直に納得できます。

頭でわかっていただけだったことが、体験として体に入ってくる感じ。



…とはいえ、「頭ではわかっていた」のが前提。

多くの人が、細かな展示は横目で見るだけでさっさと通り過ぎていたし、それほど深く感じ入ってはいないのではないかな。


感じ入らないといけない、というわけではありません。

サンゴ礁の海の展示なんて、他の水族館とは全然違うのだけど、すごく美しい。それを見て美しいと感じるだけでも来る価値がある。


本気で見ていると、時間がいくらあっても足りません。

だから、横目で見て進む、だって悪いことじゃない。


パンフレットには、所要時間1時間半から3時間、とありました。

でも、我が家は朝10時に入って、閉館時間の5時半までキッチリ滞在したのに、時間が足りなくて見られないところ・体験できないところがあった。



縄文の里は出来たばかりで、見ごろになるのは10年後だと思います。

非常に遠いのだけど、5年たったらまた来てみたい。そんな水族館でした。



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アクアマリンえっぐ  2015-08-10 15:03:15  社会科見学 家族

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アクアマリンふくしまの話の続きです。


本館に隣接して、「アクアマリンえっぐ」という施設があります。


水族館は見るだけ、受動的だけど、「えっぐ」では子供に能動的に学習してもらおう、という施設。

1フロアだけですが、いくつかのゾーンがあり、テーマに従った展示をしています。


例えば、「海から陸へ」。

水辺付近に住む爬虫類や、湿った環境を好む虫など、さらには「空へ」飛び出した鳥などを、小さな箱に入れて多数展示しています。


中には光を嫌う生物もいる。外からでは観察しにくい。

箱の真ん中に頭を突っ込めるようになっていて、そうした生物が逃げ込んでいる部分を直接見られます。


…頭ツッコむと、マダガスカルゴキブリがうじゃうじゃいるんですけどね。


#エビ・カニのコーナーでは、同じ構造で岩陰に潜むエビを見られますし、ユーラシアカワウソも水の中に頭を突っ込む形で、泳いでいるところを見られます。



ここには、小さい子向けの塗り絵・点繋ぎ遊びのコーナーもあります。

我が家は次女・長女がこれに熱中。


でも、これだってちゃんと学習の役に立っている。

点繋ぎや塗り絵で出てくる絵柄は、すべてそこにいる、それほど普通には見られない生物。


スタッフの人も、「ここ何色?」と聞かれたら「あっちにいるから見てきてごらん」と返しています。

生き物に興味を持ってもらうための仕掛けの一つ。



えっぐ には中庭があって、「えっぐの森」と名付けられています。

特に何もない草原。そうげん、じゃなくて くさっぱら ね。どこにでもある空き地みたいなところ。


周囲には雑草が生えていますが、わざとそのように残しているようです。

土を積み重ねただけの山があったりする。


空き地があれば子供は工夫して遊び始めます。どうも、そういうことを狙ったスペースみたい。

雑草に囲まれた片隅に、いきなり鶏が飼われていたりしますが、これは地元特産の会津鶏。




さて、えっぐ の真骨頂は、屋外に作られた人工の砂浜でしょう。

元々は、磯の生物に触れあえる「タッチプール」を作っていたらしいのですが、そんな小さなものでは本当の体験はできない、と、砂浜にしてしまったのだそうです。


うちの子供たちも大喜びで遊びました。

…知っていれば着替えを持ってきて思い切り遊ばせたのですが、素足になってお尻を濡らさないように注意しながら遊ぶ程度。


どうも、イメージは「砂浜」ではなく、潮が取り残された潮だまりみたい。

時々、音を立てて水が入ってきますが、波はありません。


でも、生きている貝はいるし、時々魚も跳ねます。

お金を払えば釣りをすることもできますし、土日では釣った魚を子供が自分で調理することもできます。


魚を「かわいい」と言って見るだけでなく、殺して食べるところまで体験させる。

「カワガキを増やしたい」という途中の展示は、ちゃんと体験施設として実践されています。



片隅には身体を洗う水道もあるので、思いっきり汚して遊んでも大丈夫です。


続く



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アクアマリンふくしま・展示内容  2015-08-10 14:59:02  社会科見学 家族

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アクアマリンふくしまの話の続きです。


本館に入ると、いきなり原始地球に生命が誕生する2分程度の映像が展示されています。

多くの人が、良く見ずに通り過ぎるのですが、シアノバクテリアの誕生から三葉虫の時代くらいまで。


そして、ストロマトライト(シアノバクテリアの化石)から展示が始まります。


これが地球最初期の生命の一つ。

初めて光合成を行い、大気中に有毒な「酸素」をまき散らし、他の生命のほとんどを絶滅に追いやりました。

地球史上最初の大規模環境破壊だ、という人もいます。


まぁ、酸素の毒性が強いのは非常に不安定だからで、それはエネルギーが得やすいということでもあります。

シアノバクテリア以降の生命は、この酸素を積極的に利用してエネルギーを得るようになっています。


そして、三葉虫、オパール化したアンモナイト、シーラカンスの化石…と、化石だらけの展示が続きます。


やがて、化石生物の「子孫」が現代にも生きていることを示すように、化石と生物の交互展示となります。

ごく初期の脊椎動物である無顎類(口を持つが、顎が無い生物)として、化石と共にヌタウナギが展示されます。


肺魚のように、しっかりしたヒレと水中でなくても呼吸できる肺をもつものが展示され、ヒレが完全に手足に進化したオオサンショウウオが展示されます。


進化順に、化石と現在の生物が示されつつ、いよいよ陸に上がる準備ができたところで、エレベーターで上の階へ…

このエレベーターは、長い時間を過ぎるタイムトンネル、のイメージのようです。壁にはいろいろな化石が展示され、最後は人間の頭がい骨が並んでいます。




ここから先は、先に書いた「福島の川」から始まる、比較的普通の水族館。

比較的、であって、あまり普通ではないのは先の説明の通りです。



特筆したいのは、パネル展示による学習スペースの中にあった「河童」の説明かな。

ホモサピエンス ヒト科 の、「カワガキ」である、と書かれたパネルがあります。


つまり、河童とは川で元気に遊ぶ子供である、ということ。絶滅危惧種。


ふざけて展示しているわけではなく、昔は当たり前だった川遊びが「危険だから」という理由で消えていくことを憂れいています。


危険極まりない銛を扱うことや、川に罠を仕掛けること、水の怖さを知ること…

危険だからこそ、責任を持たなくてはならない。水は怖いから、自分の身を守らなくてはならない。


そうした経験なく大人になった子供は、自分の身を守れませんし、他人も平気で傷つけます。

絶滅危惧種である「カワガキ」を増やすために、大人は協力しましょう、という呼びかけです。


素晴らしい。全く賛同します。

川に限らないけど、子供はいろいろな経験をすべき。

うちの場合、目の前に安全な川があるので、ドジョウ捕ったりしてますけどね。




さて、本館スペースは、バックヤードを案内するツアーもあります。1回30分程度で無料。


水族館は水をろ過する循環系などが必要なので、見えている面積の倍以上のバックヤードを持っている…というのは聞いたことがあるのですが、実際見せてもらったのは初めて。


水槽のまま魚を運ぶための、3トン載せられるエレベーターがありました。油圧式。

これに感心していると、魚を運ぶための水槽を見せられました。水を入れると重さ6トン。


エレベーターに乗らないじゃん、と思ったら、6トン水槽は屋上からクレーンで釣り上げるんだって。

屋上には、10トンクレーンが設置されていました。




先に書きましたが、展示の最期は福島の海底生物。

大水槽のトンネルの中に入っていくと海底に着く…という趣向になっています。


こういう部分も含め、ただ展示するだけではなくて「ストーリー」になっている。よく出来ています。


続く


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アクアマリンふくしま・本館  2015-08-10 14:53:54  社会科見学 家族

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アクアマリンふくしまの話の続きです。


本館は、比較的普通の水族館。

「比較的」ね。やっぱ普通ではない。


まず、普通の部分を先に書いてしまいましょう。

魚の生息地域をテーマとしてゾーン分けして、いろいろな水槽を展示しています。

うん。これは普通。


その間をストーリーで繋げています。まぁ、これもよくあること。

最初は福島の川の源流で始まって、沼や川を下り、海へそそぐ。


そこからオホーツク海、太平洋、東南アジア、サンゴ礁の魚などを紹介しつつ、やがて福島に戻り、福島の深海生物へ。

うん。これも非常に上手にまとめているけど、普通。


普通でないのは、これらの展示の合間に、博物知識を添えてあること。


東南アジアのゾーンでは、その周辺の植生まで再現しています。

温室の中に、マングローブを中心とした熱帯植物。マングローブに寄生する蘭の花まで咲いています。

水族館というより、まるで植物園のよう。



東南アジアゾーンの前には、唐突に盆栽が置かれています。

水族館に盆栽があっても、ほとんどの人が気にも留めず、先を急いでしまいます。


でも、説明を読むとそこに置かれている理由に納得。

盆栽は、日本的な趣味「BONSAI」として英語にもなっています。


でも、その源流は中国。中国で作られた陶器の鉢に植栽をしたのが始まりで、韓国を経由し、日本に入り、世界に伝わりました。

その説明により、「アジアの国々」を非常に身近な存在に感じさせてから、東南アジアの魚…と、熱帯植物を紹介しているのです。


また、盆栽は水族館の象徴でもあるようです。

出来るだけ自然に近づける努力はするが、自然と切り離された存在。


水族館でも「本物」を見せる努力はするが、できれば自分で本物を見に行ってほしい、という意思表明のようです。




また別の例。

福島の海を示す水槽は、2つの大水槽を組み合わせ、その隙間にトンネルを作る形で表現されています。

2つの大水槽は、福島沖でぶつかる二つの海流、親潮と黒潮。


#実際にはぶつかる場所は季節変動がありますが、ここでは「福島沖」としていました。


親潮と黒潮は、水温も塩分濃度も酸素含有量も違います。

そのため、棲んでいる魚も全然違います。それを、2つの水槽を組み合わせて見せているのです。


そして、その水槽を一番よく眺められる位置に、お寿司屋さんがあります


親潮と黒潮のぶつかる海域は良い漁場で、おいしい魚がたくさん捕れるのです。

だから、お寿司を食べることも水族館で学べる体験のうち。



こことは別に、もう一つレストランがあります。

こちらも、ただのレストランではなく、「魚を食べる」ということについての学習の場。


水産資源として利用可能な魚をまとめたパネルが、店内にあります。

赤信号のともる「食べてはならない絶滅危惧種」と、黄色信号の「食べても良い魚」、青信号の「積極的に食べてよい魚」に分かれている。

レストランで提供するのは、黄色と青の魚です。


ズワイガニのドリアとか、イカフリッター入りカレーとか。

お子様ランチにも、鯵つみれのナゲット等が入っている。

鯨のフライと鯨汁、なんていうセットメニューもありました。


続く


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