2018年04月04日の日記です


ピューロランドの秘密  2018-04-04 18:34:13  その他
ピューロランドの秘密

ちいさな おともだち は この おはなし は よんだら だめだよ。




…さて、これで小さな子は追い払えたと思うので、小さな子に知られてはならないことを書こう。


実は、ピューロランドにいる各キャラクターは、中に人が入っているんだ。




割と本気の話。


ピューロランドに初めて行ったのは長男もまだ保育園児だったころで、さすがに長男も長女も、あれが着ぐるみだとは理解していた。

(次女はまだ満足に会話もできなかったころだ)


でも、「中に人が入っているんでしょ?」と聞かれても、僕は「中に人なんていないよ。キティちゃんはキティちゃんだよ」と言っていた。


さらに、中に人が入っていない「証拠」として、ジュエルペット(当時はうちの子が好きだった)の各キャラクターが、大人よりずっと背が低いことを挙げた。

こんなに小さいのに、中に人なんて入れるわけないじゃないか。



もっと言えば、キティちゃんの飼い猫であるチャーミーなんて、保育園児よりも背が低い。

小さな子でも、「自分より小さい」から、可愛いと素直に感じられるキャラクターだ。

あんなに小さなところに、どうやって入るというのだ。


キティちゃんも、中に人が入っているとしたら、どこから覗いているんだい? と聞いていた。

キティちゃんの目は真っ黒で、穴なんて開いていない。でも、その動きは明らかに「目が見えて」いる。

あれは、キティちゃんだからちゃんと見えていて、中に人なんて入ってないんだよ。



こうしたことを言われると、子供は「いや、中に人が入っているはずだ」と思いつつも、どうなっているのか悩んでいた。


翌日追記。

日記冒頭に写真をつけた。クリックで拡大する。


シュガーバニーズのしろうさ、くろうさ。

彼らは一流のパティシエであり、高いシェフ帽をかぶっている。


この写真はちょうど5年前のもので、当時、長女と次女は保育園児。

キャラクターが、保育園児と目線が合うくらい背が低いことがわかる。


チャーミーはもっと低いのだけど、写真を探したがなかった。



で、昨日ピューロランドで KAWAII KABUKI を見ていた時に、隣に座っていた次女が言うんだ。


シナモンやバッドばつ丸は、話の中で顔に隈取がついたり、普通に戻ったりする。

あれ、頭だけいっぱい用意してあって取り換えているの? と。


だからまた答えた。

あれは、化粧しているんだよ。シナモンはシナモンなんだから、頭が取り換えられるわけないじゃん。


いや、絶対中に人入ってる! って、次女はむきになった。




家に帰ってから、次女に「久しぶりにマジカルツイスト見たい」といわれた。

昔ピューロランドでやっていた子供参加型のショー「どきどき!マジカル☆マーチ」で使っていた曲で、サンリオの子供番組のエンディングでも使われていた。


というわけで、昔のテレビ番組を編集しておいてある DVD を探す。

サンリオ物を編集した DVD だけで、3枚くらいあった。


まずは、マジカルツイストから。懐かしい。そして、この歌好きだった。

他にもいろんな曲を見る。どの曲も好きだった。というか、好きだったから編集して残してあるんだ。


サンリオの子供番組はピューロランドで収録を行っていて、改装されて今とは違う部分もあるのだけど、大体場所がわかる。


この曲は、入り口エントランスから下に向かうエスカレーターの前で撮っているね、とか、ちっちゃなヒーローを上演していた劇場だ、とか。

一日ピューロランドで遊んだのを振り返りながら、楽しく、そして懐かしくビデオを見た。



で、思い出したので、深刻な顔をして「実は今までみんなには黙っていたが…ピューロランドのキャラの中には、人が入っている」と言ってみた。

当然だけど、みんな「知ってた」って反応。


じゃぁ、ジュエルペットとかシナモンとか、背が低いのにどうなっているかわかる? と聞いてみる。

「小さな人が入っている?」と、予想された答えが返ってきたけどそうじゃない。


「小人症の人?」って、R2-D2 の話をしたことがあるので返ってきた。残念ながらそれも不正解。


DVD でさっき見たマジカルツイストに戻してみる。この曲には、ジュエルペットたちが出てくる。

さぁ、よく見てみようか。アニメのジュエルペットとの最大の違いは何か。


…アニメでは、ジュエルペットたちは魔法を使えたが「魔法使い」の格好をしているわけではなかった。

しかし、ピューロランドのジュエルペットたちは、みんな魔法使いの格好をしている。背の高い三角帽子をかぶっている。


そして、その帽子には各自違うマークがついているのだけど、そのマークの中だけ、光の反射がほとんどない布を使っている。


ここまでヒントを出して、やっと気づいた。

光の反射がないのは「光を通す網目素材」だからで、高い帽子をかぶっているのは背の高さをごまかすため。

つまり、帽子の中に頭があって、網目から外を見ている。帽子の下にある顔は格好だけで、その中に頭はない。



ここまで気づけば後はどんどん気付く。

シナモンも、頭の上にコーヒーなんて乗っけちゃってる。

チャーミーキティに至っては、体よりはるかに大きいシルクハットをかぶっている。


そして、「頭の上に乗せたもの」も含めたサイズは、どのキャラクターも大人の女性よりは大きいサイズなんだ。




キティちゃんの顔も、実は光を通しやすい素材でできているの? という長男からの質問。


そうではないね。キティちゃんの顔は、ふわふわとした感じだ。

でも、実はキティちゃんの顔には、1つだけ透明の素材が使われている。どこでしょう?


…と聞いたら、長男瞬時に「鼻かぁ!」と答える。正解。

ピューロランドに行くたびに、鼻なのに妙に透明感があって輝いているので、何でそんな風にしているのだろう、と疑問に思っていたらしい。


そう、透明なだけでなく、輝いている。ハーフミラーになっているんだな。

多分これで外が「わずかに」見えるのだけど、視界はすごく狭い。

だから、キティちゃんのそばには常に理由をつけてスタッフがいて、必要なものを手渡してあげたり、動きが不自然にならないようにしている。




と、一連の話を聞いて、長女が「なんかズルいー」と言い出した。

小さいと思っていたキャラが、実は大きい人が入っている、ということに対しての発言だ。



ズルくなんてない。これは素晴らしい工夫だ。

着ぐるみだから中に人が入らないといけないけど、大人が入ると大きくなりすぎる。

それでは、メインの客層である小さな子供たちには、キャラが大きすぎて「怖い」と感じてしまう。


だから、顔の位置をさげて「小さなかわいらしいキャラ」を作り出しながら、それでも中に人が入れるように工夫する。


やりたい目的があって、それが一見不可能なことでも工夫をして目的を達成する。

非常によく考えられたアイディアの集大成がピューロランドにはあって、そういう目で見始めると、さらにピューロランドを楽しめる。


ピューロランドに限らず、「人を楽しませよう」とする人たちは、楽しませるためにあらゆる手段を使っている。

それに気づくと、今度自分が何かをしようとしたときには、非常に参考になる。



子供たちが将来どういうことに興味を持つかわからない。


でも、お話を書くにしても、ゲームを作るにしても、「人を楽しませる」ための工夫をしなくてはダメだ。

ピューロランドなどはよくできた「楽しませる」工夫の見本で、そういう部分に気付き始めると非常に感心するし、将来自分が何かをしたいときには参考にできる。



と言ったら、長女が「次に行った時には注意して探してみる」。


もう今回で終わりの年齢だと思っていたのだけど、まだ行く気か。




余談。


先日日記で、シュガーバニーズを歌いながらマドレーヌ作った話を書いた。

久しぶりに見たいな、と思っていたのだけど、同じ DVD に入っていたので見た。


なんて事のないアニメなのだけど、悪者がいない、みんな優しい世界で、子供たちが前向きに努力する話。こういうの好きなんだ。




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