旅行記の日記です

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2017-11-07 宮ケ瀬ダム見学(2/2)
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2017-08-28 よるのどうぶつえん 2017 in 金沢動物園
2017-08-22 アニマルキングダム・2周目~帰路
2017-08-22 アニマルキングダム・遊園地エリア
2017-08-22 アニマルキングダム・動物園エリア
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横浜散策(4/4)  2024-05-06 22:46:42  旅行記 社会科見学 家族

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横浜散策の続き。



人形の家の後は中華街へ。


実は、横浜散策の最大の目的は「中華街でゴマ団子を食べる」ことだった。


長女の誕生日は四月末なのだが、次女の誕生日のすぐ後でもある。

ごちそうが連続しても胃がもたれる、という長女の意向もあり、すぐには誕生日祝いをしなかった。


その時に、ケーキくらい買おうか? と聞いたところ「ゴマ団子が食べたい!」というリクエストだったのだ。

長女はゴマ団子が好きなのだが、せっかくだから中華街でゴマ団子が食べたい、と。



事前にネットで調べたのだが、ネットで予約などをいれられる店は、軒並み高い。

高級店、もしくは「食べ放題 2500円」というような店だ。


うちの子たちはみな、それほど食べる方ではないので、食べ放題を好まない。

それよりは買い食いで構わないので、いろいろなものを少しづつ食べたい、という意向。


ひとまず中華街に行き、「横浜大世界」前の辻を目指す。

山下公園方面から歩いてくると、中華街に入ってすぐのあたり。

このあたり、昔から食べ歩き用にスタンド販売している小店舗が多いのだ。


しかし、数年ぶりの中華街。

以前よりも…なんというか、「個性」がなくなったね。

沢山店があるのだけど、店が違うだけで売っているものはみんな同じ。


どうも、中華食材を卸している企業があるようで、みんなそこの材料を店頭で調理して出しているだけ、ということのようだ。

だから、料理もメニューも値段も同じ。


あぁ、事前にネットで調べたときにも、同じような値段の店が多いと思っていたけど、こういうカラクリか。

おそらくは、食べ歩き用のメニューも、「食べ放題」を掲げる店のメニューも同じ。


ひとまず、長女の希望であったゴマ団子を購入。多くの店で6個550円と書いてあったのに、6個500円の店があったので列に並んだら、カウンターに値上げ告知が書いてあって550円だった。

これも、みんな同じもの売っているんだな、と確信した理由。


以前中華街に来たときに、同じあたりでゴマ団子を買い、すぐ近くの山下町公園で食べた。

だから同じように行ってみたら、G.W.なので公園中に人がいて座る場所もなかった。

まぁいいや。立ち食い。長女が2個食べる。


長男が、どこかのお店入って何か食べる感じ? と聞いてきた。

僕としてはそれをやりたかったのだけど、最近の中華街は点心食べ放題ばかりになってしまって気軽に店に入れない。

さもなければ、しっかり食事をとるコースになってしまう。


そう説明すると、ちょっと残念そう。

僕も食べたいとは思っているので、ちょっと店を探してみようと思うが、いい店なかったらごめん、と言っておく。


長女のもう一つの希望は、「美味しい胡麻餡月餅が食べたい」。

こちらも、昔は美味しい中華菓子のお店があったのでそのあたりに行って見ようと思うのだけど、最近の中華街ではどうも中華菓子はウケないようで、店がずいぶん減ったのだよね。




関帝廟通りを歩きながら、中華食材屋さんを覗く。

我が家のみんなが好きな、麻花兒(まふぁーる)、話梅(わーむい)、山査子餅(さんざしもち)と、菊花烏龍茶を購入。


関帝廟の手前で右手に曲がる。この通りには、点心食べ放題や、点心セットの店が並んでいたはずだ。

どこか安い店があれば入っても良いかも。


とおもったら、すぐに「1皿100円から」という店があった。黄山飯店

呼び込みをしていたおばちゃんに、それほどお腹すいてないのだけど点心を食べたいので、少しだけでも構わないか聞いた。

別に少しでも構わない、と言ってくれたので、入ることにする。


入ってから詳しい説明。1皿100円からだけど、それは「1個」の値段。シウマイ1個、ゴマ団子1個、で100円。

メニューは全部3個の写真だけど、3個100円ではない。了解。


みんなで分けやすいものは少しずついろいろ買って、分けにくいものは5個買おう。


揚げワンタン5個、中華粽3個、蓮葉糯米2個、小籠包5個。


点心だけでなく、小皿料理もある。この場合、1皿350円が基本のようだ。

油淋鶏を2皿頼む。


ひとまずここまで。


少し待つと次々と料理が運ばれてくる。どれも熱い。出来立てだ。

油淋鶏、子供たちに大人気。


僕は油淋鶏が好きだから頼んだのだけど、子供はあまり食べた記憶がないようだ。

君たちが保育園~小学校低学年頃に頑張って作ったことあるんだけどね。

家で作るには面倒くさい料理なので、その後作ったことはない。


みんな、まだ夕食には早くてお腹すいてない、と言っていたのに、食べ始めてみたらもっと食べたい、となった。


料理をいくつかとって、みんなで取り分けて食べよう。

料理は、800~1000円程度。


黒チャーハン、鶏肉とカシューナッツ炒め、ワンタンメンを頼んだ。

ワンタンが5個入っていたのは、5人家族だから分けやすいように気を使ってくれたか。


鶏肉とカシューナッツ炒めは、僕が大好きなので頼んだもの。

「中華街に来るたびに食べてる」と妻に笑われた。それほど食べていたかは定かではないが、好きなのは事実。

そして、とてもおいしいと子供に大好評。

これも、家で作ったことあるのだけど、カシューナッツが結構高いのよ。店で食べる方が気楽。


もう少し食べてもいいかな、という感じだったが、長女がもうお腹いっぱいというので終了。

この前に、大き目のゴマ団子2個食べているからね。




月餅を買おうと目指した店は、昔から中華菓子を売っている老舗だが、高かった。

月餅1枚1000円する。安いものでも500円くらい。


そこまで高価なものが欲しいわけではない、気軽に食べれるのも美味しさのうち、と長女が言うので別の店へ。

以前は向かいにも似たようなライバル店があったのだが、そちらは無くなってしまったようだ。


中華のスーパーで、大きい月餅が4個入りで 700円のパックを見つけた。

ただ、胡麻餡じゃない。長女は胡麻餡が食べたい、といっている。

しかし他にないので、ひとまず購入。この店では土鳳梨酥(パイナップルケーキ)も購入。


もう、帰りの電車の駅に向かいながら、さらに別の店に入る。

そこでは各種の月餅が売られていた。小さめだが、1個250円。胡麻餡のものを2つ購入。

1つは長女が1人で食べる。もう一つは4人で分ける。


さらに、店頭で桃饅頭を売っていたのを購入。長女が食べたがったので。

写真とか見ると、先ほど食べた店で点心メニューに入っていたものを全く同じ。値段も1個100円。


桃饅頭は、あんまんと何が違うの? と長女が聞いてきた。

特に何も変わらない。桃の形をしているだけ。


ただ、桃は中国では邪気を払うと考えられている果物で、桃太郎などもそのイメージから。

桃をかたどったお菓子は、お祝いごとに使われる。


さらに、大きな桃饅頭を切ると、なかから小さな桃饅頭がいっぱい出てくる、というのは、結婚式で好まれる。

西洋的なケーキ入刀を模した儀式もできるし、小さなものが沢山出てくるのは、子孫繁栄を意味するから。




翌日、月餅を食べる。

4個入りだった大きい月餅、ナッツたっぷりの味で悪くはないのだけど、少しボソボソとした食感。

胡麻餡の月餅も、胡麻の香ばしさがそれほど無い。


…ヤマザキパンの月餅は偉大だな、と再認識。



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横浜散策(3/4)  2024-05-06 22:46:27  旅行記 社会科見学 家族

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横浜散策の続き。



横浜人形の家を見に来た目的の一つは、特別展「いざなぎ流のかみ・かたち」。

面白かったので、最初にざっくりとまとめておく。


「いざなぎ流」は、高知県の小さな地域で独自に発展した、神道と仏教と陰陽道が入り交ざった信仰。

シャーマンとしての「太夫」が、八百万の神々を呼び出し、尋問する形で様々なトラブルを解消する。


これが、独特ではあるが「迷信」と片付けるには惜しい、独自の科学性を持っている。

いや、現代科学とは違うのは事実なのだけど。


病気になったら、医者にかかる。それは問題ない。でも、医者にもわからない、原因不明の病というものはある。


その場合、太夫は、原因となっていそうな神を呼び出し、尋問を行う。

関係なければ、丁重に挨拶して帰ってもらい、次の神を呼び出す。


神を呼び出すときは、御幣を使う。神道で使われる、紙を切って細長くして、棒の先に付けたやつね。


ただ、いざなぎ流では、この紙の切り方が独特で、顔や手足を作るように切る。

人型を式神として使役する陰陽道の影響があるが、ここで切るのは呼び出す神様の形なのだそうだ。

神を呼ぶのには依り代を必要とする、神道の影響なのだろう。



ここでの尋問は、数珠を使って行う。


数珠というのは、「数」と入っているように、本来計数器だ。

仏教では真言などを繰り返すことが重要なことが多く、何回唱えたかを手元で記録するために数珠を使う。


そして、適当に数珠を握れば、何らかの数が出る。

この数が奇数か偶数かで、YES / NO が決まる。

こちらは陰陽道的だ。陰陽では数が奇数なら陽、偶数なら陰とする。



尋問を繰り返し、余り下級の神になってくると、不誠実な態度をとることがあるそうだ。

つまりは、それ以上他に神様がいなくなっても、誰も原因となる神がいない場合は、最後の神様が嘘をついていることになるのだ。


その場合は、太夫は「王子」の形の御幣を作り、神に対して脅しをかける。

王子は非常に強い力を持ち、神をも退治できるのだ。これは陰陽道の、式神の使役なのだろう。


脅しをかけてもう一度尋問してもシラを切る場合は、いよいよ王子を発動させ、神を懲らしめる。

これで、悪い行いはもうしない。病気も治るだろう。


もちろん、途中の神が原因を認めた場合も、神と交渉して原因を取り払う。

時には供物を要求され、その供物をささげれば交渉は成立、病気は治る。



シャーマンって、大抵は一定の手順を踏んだ呪文などを使って病人をなおすのだけど、いざなぎ流では、繰り返し「試行」することで、原因を探し出して取り除こうとするのだ。


これは、科学的な態度に思える。

多くのシャーマンが科学文明の発達とともに消えていったのに対し、まだいざなぎ流が残っているのは、科学との相性がそれほど悪くないからではないだろうか。



病気を治すだけでなく、普段から「集落内の人間関係の悪い部分」を取り去るようなことも行っている。

人を呪うほどではなくとも、小さな妬みや羨望が、「呪詛」(すそ)となって溜まっていき、やがては禍を起こすと考えるのだ。


そのため、定期的に呪詛を消し去る。呪いの類は、通常は相手に「返す」のだが、それではお互いに返し続けてキリがないからと、呪詛は「遠いところに追いやって、なかったことにする」ようにしている。


…これ、小さな村社会では人間関係がギスギスしがちだから、定期的に「今までのことは水に流しなさい」とやり続けてきた、ということだよね。


儀式をやったのに、妬みなどを持ち続けていると、自分だけが悪人だということになってしまう。

村全体で、儀式をきっかけに「なかったことにする」しかない。


ここら辺も、神様という絶対的な権力の力を借りているだけで、村全体のストレスを管理して問題が起きないようにする知恵に思える。科学的。




いざなぎ流の太夫(シャーマン)が使う道具の展示があったが、「笠」にはいろいろと書き込まれていた。

寄贈するにあたり、太夫がいろいろな説明を書いてくれたらしい。


端の方に、縦横に線を引いた格子模様と、五芒星の形。

横に「ドーマン クジ」「セイメイ」と書かれている。


長女がこれを見て、「星の横にセイメイってあるから、安倍晴明の事だよね」と聞いてきた。

うん。そうだろうね。そうすると、クジは九字で、臨、兵、闘…のやつだね、と話をする。


すると長女「あー、2年生の時に覚えてできるようになってたけど、もう忘れたわ」と。

2年というのが、まさに中二病だね、と笑うと「いや、小学校2年の時」。


早すぎるでしょ。そういうの覚えるのは中2でしょ。


長女は保育園のころから本が好きで、小学校低学年の時にはもう高学年向けのジュニア小説とか読んでた。

そのころ読んでた小説で、主人公が九字を切るシーンが度々あるので覚えたらしい。




常設展の方も、リニューアルされて面白いものでした。

以前は、「日本全国の人形」と「世界の人形」が展示の中心だった。


元々設立が 1978 年で、そのころは日本人が海外に強く興味を持っていたんだよね。

だから、世界中の人形を見ることで、世界を感じられる展示は人気があった。


でも、現代ではそれだけではちょっとおもしろくない。

民芸品としての人形だけでなく、「みんなの記憶にある人形」の展示コーナーもあった。


1階の階段前に、1980年~2000年くらいの人形を並べて置いてある。

小熊のミーシャやイーグルサムは、年代は違うが「オリンピックキャラクター」として並ぶ。

キャベツ畑人形や、「にこにこぷん」、リカちゃん人形なども。


そして、階段を上って2階に行くと、もっと古い年代で同じように並べてある。

1960年代のビートルズのキャラクター人形がある。

モンチッチやだっこちゃん、「ブーフーウー」、バービー人形なども。


これ、1階と2階で、年代が違うのだけどわざと同じように並べている。

世代は違っても好まれるものは似通っている、ということか。


そして、さらに古いものもある。

1930年ごろのミッキーマウスとミニーマウスの人形。今のディズニーなら許さない造形だな。

さらに古く、1900年初頭ごろの人形もあるが、ここまでは「懐かしい大量生産品」の扱い。



この階段を挟んだ展示は「あなたの遊んだ人形はどの時代?」というようなことが書かれていた。

しかし、子供たちは 2000年以降の生まれで、その時代の人形すら置かれていない。


別に自分が遊んだものでなくていい。

同世代の子なら懐かしむことができる、というのがあればよかったのだが、その権利すらないのはちょっと残念。




2階には、もっと古い時代のアンティークドールたちが並ぶ。

階段あがって左手には日本のひな人形、右側には西洋のアンティークドール。


どちらも、最初は人形を中心として、その後「ミニチュアのキッチン」が置かれている。

ここでも、洋の東西を問わず、似たものが作られていたと示したいのかもしれない。


雛人形の一種としての、ミニチュアの道具類は「雛道具」というらしい。

さらに、道具だけでなく厨房(水屋、というらしい)を作ったものは、今の子供ならおままごとに使いそう。


多分、昔の子供もおままごとのように楽しんだのだろう。

ただ、こんなセットはとても高価で、貴族か、よほどの金持ちでないと買えなかったのではないかと思う。




西洋の人形の中に、オートマタの「手紙を書くピエロ」があった。

これは人気があって、オートマタの最高傑作のひとつと言われるやつね。


長女は本で見たことがあったようで「本物がこんなところにある」と感動していた模様。


でも、これ大量生産品だから。

大量生産と言っても当時は熟練の職人による手作りで、非常に高価なものではあったのだけど、たった一つというわけではない。

しかも、ここに置いてあったのは小さく作りなおされたミニチュアだから、オリジナルの一つですらない。


実際に動かした様子のビデオも上映していたのですが、どうもここのピエロは、ランプに火を灯さない状態で動かしたようです。

ビデオでも火がついていない。火、という扱いずらいものを見事に制御してみせたのも、最高傑作とされる理由の一つなのだけど。


本当は「ピエロが手紙を書いているうちに、うとうとと眠ってしまう。寝ている間にランプの灯が消えそうになるが、目を覚まして慌ててランプを調整し、さらに手紙を書く」という複雑な動きを演じるものです。

火が消えそう、調整したらまた火力が戻る、というような部分が制御されているのが見所の一つ。




日本の「市松人形」と、西洋の「ビスクドール」の作り方を解説しているコーナーがあった。

これも、部品ごとに対比して確認できるようにしてある。


部品の一部は触れて肌触りを確認できるようにしてあるのも素晴らしい。

人形って、触れて遊ぶものだからね。


長女は演劇部に所属しているのだけど、少し前に市松人形が動く、ホラー仕立ての劇をやっていた。

シナリオは同年代の友達が書いたらしいのだけど…長女はたくさん本を読んでいるし、中学の時は文芸部だったので自分でもお話を書く。

その目から見ると、いろいろと細かな部分が気になるので、シナリオの改良に手を貸していた。


その際に、市松人形を出すのであればまずそれに詳しくなくてはだめだ、と、作り方から調べていたので、ある程度知っていたらしい。


ただ、その実物の制作過程の展示を見られるのは面白かったようだ。

詳しく知っているからこそ、興味深く見られれるものもある。





ところで、人形の家は妙に「カエルのピクルス」推し。

子供のころに遊んだ人形、のコーナーにも置いてあったし、ミュージアムショップにもいっぱい置かれていた。


これ、我が家になぜかあるが、なんだかわからなかったんだよね。疑問氷解。


我が家にあるのは、次女が小学校の時に先生にもらった、「誰も作らなかったエプロン生地」。

小学校の家庭科の授業ではエプロンを作るのだが、次女は裁縫が好きなので、すぐに縫い上げてしまい暇になった。


そうしたら、先生が「数年前に購入したが、誰も作らなかったセット」をくれたのだ。

カエルが描いてあって「pickles the frog」とロゴが入っているのだけど、何者かわからなかった。


特にエプロンは作らなかったのだけど、現在我が家で座布団のカバー生地になっている。


で、ミュージアムショップにたくさんのグッズが並べられていたので、それなりの人気キャラだったんだな、と認識した。

けろけろけろっぴとのコラボ商品もある。カエル業界、というものがあるかは知らんが、そこではそれなりの知名度なのだろう。


続き


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横浜散策(2/4)  2024-05-06 22:46:06  旅行記 社会科見学 家族

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横浜散策の続き。



さて税関を見終わったら 11時過ぎ。

G.W. は店が混みそうだから、早めに昼ごはん食べたいところ。


山下公園方向に歩きます。ここら辺、おしゃれな飲食店が多いエリアがある。


最初に見かけた店、洋食屋さんで、1200円くらいのメニューが中心。

横浜の一等地で 1200円なら安いんじゃない? と思ったけど、最初の店だし、もう少し見てから決めたい、という家族の意向で通り過ぎる。


しかしその後、1500円、2000円という感じで、値段が上がっていく…


横浜開港資料館の前あたりで、道が少しだけクランクになっています。

そこで、黒板スタンドでランチメニューの案内をしている店がありました。


中心価格は 800円。安いし、ここ入って見よう、と家族に持ち掛けます。


少し奥に入ったところに「波止場会館」という建物があり、その1階に入っているバーでした。

バー&ダイナー Sala、と看板にあるので、夜の営業が中心なのでしょう。


波止場会館は休日で入れない。1階のそのお店は、さらに細い路地の裏口のようなドアを開けて営業している。

怪しさ満点ですが、窓から見える店内は悪くなさそうな雰囲気。


まだ11時半と少し早かったのもあってか、店内にお客さんは1組だけ。

入り口すぐのテーブルに座っていましたが、犬連れで、店に入ろうとするとその犬が吠える。

少し離れた席に案内されます。店内は広くて明るい。席数も多いし、テーブル間は大きくとられていて余裕がある。


そして、メニューの値段が安い。カレー、ドライカレー、煮込みハンバーグ、豚生姜焼きが800円。

塩鮭定食は 900円、トロサバ定食は 950円。


壁に書かれたメニューの下に「物価高騰のため、5/1より 100円値上げしまた」と申し訳なさそうに書かれている。

800円でも安い、と思っているのに、先日まで 700円だったのか。


なんだかカレーが美味しそうなので、妻と長女がカレー、僕と次女がドライカレー。

魚好きの長男は、塩鮭定食にした。


カレー、ドライカレーには、サラダともやしの浅漬け、具沢山の味噌汁がついていた。

さらに、デザート代わりか小さなチョコレートが付いている。


お箸はないので、味噌汁をスプーンで食べることになる。

しかし、これが非常にうまい。カレーもドライカレーも旨かった。


長男も、塩鮭定食絶賛。ちょっと鮭が小さい、とは言っていたが、焼き加減が良くて、皮まで美味しいそうだ。


これは、煮込みハンバーグと豚生姜焼きも手分けして頼めばよかった…。

この値段でこれはすごいな…と感心して家族で話していたら、食後にコーヒーを持ってきてくれた。


サービス精神が凄い。ただでさえ安いのに、付いてくるものが多い。

大満足の昼食でした。




昼食後、山下公園を歩く。


なんか、ずいぶんきれいに花が咲いているな、とおもったら、3年後に横浜で開催される「国際園芸博覧会」の宣伝として、この春は横浜の各所で花を魅せるイベントを行っているらしい。


山下公園は、バラ園になっていた。

沢山の種類のバラが咲いている。せっかくなので、ゆっくり楽しむ。


そして、次の目的地、横浜人形の家へ。

たしか、2000年ごろに妻と見に来たことがあるのだけど、その後全面リニューアルをしている。その後評判が良いのだけど、見てなかったので来たかったところ。


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横浜散策(1/4)  2024-05-06 22:45:50  旅行記 社会科見学 家族

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5月4日、家族で横浜散策してきました。


本当は G.W. に家族旅行行きたかったんだよね。

でも、新年度になったばかりで、子供たちの予定がわからない。

4月の半ばに G.W. の予定が全員分揃い、旅行に行くつもりで宿を探したのだけど、もう高級宿しか空いてなかった。


そんなわけで横浜散策しよう、と方針を切り替えてはいたのですが、あまり詳細は決めておらず、詳細決めたのは前日。




面白そうな箇所をたくさんリストアップして、家族の意向を聞きながら絞り込んでいました。

そのせいもあって、いきなり降りる駅間違えた。関内で降りればよかったのだけど、隣の桜木町で降りてしまった。


横浜散策と言えば、大体このどちらかの駅で降ります。当初の面白そうな場所のリストには桜木町の施設も入っていたのだけど、最終的に行くことにしたのは、全部関内周辺でした。


とはいえ、隣駅だから歩いても大したことはない。元々散策目的なので、ぶらぶら歩きます。


桜木町には大観覧車がある。次女が、小学校の時に遠足できたわー、などと話をします。

通常は遠足はもっと遠いところなのだけど、コロナの影響で近場で済ませることになったんだよね。


カップヌードルミュージアムの前を通る。長男が、家族で遊びに来たねーなどと話をするけど、次女は小さかったので覚えてない。


でも、次女は遠足の時に来ているので、それなりの想い出はあるらしい。



赤レンガ倉庫近くの、変わった歩道橋「サークルウォーク」。

このすぐ横に、JICA 、いわゆる「青年海外協力隊」を統括する組織の横浜支部があった。


次女は社会科が結構すきなのだけど、教科書に JICA 載ってた、というような話をする。

長女の高校の先生が、JICA で海外に行っていたことがあるらしい。

妻の知り合いにも、「青年海外協力隊」で海外に行っていた人がいる。


みんなそれなりに興味がありそうなので、資料展示スペース無料だけど見てみる? と聞いてみる。

行く予定の場所はあるけど、それほど時間が詰まっているわけではないから。


でも、少し考えた後で、全員「別に見なくていいかな」という答え。先に進む。



赤レンガ倉庫の横には大きな駐車場がある。「ちきゅう」に乗船した時は、この駐車場が集合場所で、埠頭まで連絡バスが出ていた。

しかし、子供たちは覚えていないらしい。その時にトイレに行きたくて赤レンガ倉庫に行ったことは覚えているのに。


赤レンガ倉庫では、Frühlings Festが行われていた。

ドイツのビール祭りだよね。昔、「春のオクトーバーフェスト」ってわけのわからん事言ってたやつだ。


※と、その時は家族で話していたのだが、春のオクトーバーフェストは横浜ではなく、お台場や日比谷などで行われていたようだ。

 横浜は10年前からやっているが、最初からFrühlings Festだった、と今調べて確認した。


ところで Frühlings ってなんだ? と、大学でドイツ語を学び始めたばかりの長男が調べ始めた。

スマホの GBoard にドイツ語キーボードいれてあるから、ウムラウトが入っていても入力できるそうだ。

単純に「春」って意味だった。まぁ、春とか花とか、そこらへんだとは思っていたけど。




上記のように道で見るものを楽しみながら歩いてきたが、最初の目的地の横浜税関についた。



税関のお仕事を知ってもらうための展示があって、これが面白い、と聞いたのはもう5年以上前だったと思う。

見に来たかったけど、小学生が見てもつまらないだろうと思って待ってたんだよね。

そのうちコロナで出かけにくい雰囲気になっていた。


いまなら次女も中学3年生なので、楽しめるだろう、ということで見ることにしたのだった。


主なコーナーは3つかな。


・ワシントン条約で保護が決まっている生物を使った商品の展示。

 美術品としての象牙とか、印材の象牙が取り締まられるのは知っていたけど、「象皮のバッグ」みたいなものもあるのね。

 もちろん、他の動物を使った製品もいろいろと置いてある。


・ブランド品の偽物の展示。

 本物と偽物を並べて置いてあるコーナーがあるので、じっくり見極めてみる、というのも面白いです。

 15個くらいあったのだけど、長女は1つ間違えただけで全部当てた。


 偽物は明らかに出来が悪いものもある一方、区別がつかないようなものもある。

 出来が悪いというのだって、本物が隣にないと判らないかもしれない。

 長女曰く、違いに気づけば「よくできていると思う方」が本物、でほぼあっているそうだ。


 本物のブランドには存在しない商品、というのもあるようで、そうしたものは全部まとめて「こちらは全部偽物」のコーナーに置いてあります。


・麻薬などの密輸手法の展示

 実際に密輸しようとした事例を、パネルや再現、実物を用いて展示。

 隠す手法を考える側もすごいけど、見つける側もすごいよね…


どれも見ごたえがあって面白い。


このほかに、過去の資料を並べた歴史コーナーもあります。


歴史コーナーで、横浜税関の仕事の一環として「貿易統計の集計」があることと、大正12年には自動集計器が導入された、というのを知る。

こんな古い時代から、日本でパンチカード集計器使っていたのか、と驚き。


パワーズ式、というものだったので今調べたら、最初のパンチカード集計器であるホレリスのものを改良したもので、一時期ホレリスのタビュレーティングマシン社よりシェアを持っていたようだ。

ここら辺は、コンピューター以前の歴史なので、僕もあまり詳しくないところ。


ホレリスの機械は集計しかできなかったが、パワーズの機械は集計結果を印字できた。

結果印刷まで行ってくれるというのは、事務作業としては革命だろう。売れるわけだ。


その後「タビュレーティングマシン」社は、後追いの他企業と合併して、紆余曲折あって IBM になった。

パワーズの会社も、最初のタイプライターを商品化したレミントンランドに吸収され、のちの UNISYS になったようだ。


この話、長いので何回かに区切ります。

続き


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ビーチコーミング  2024-04-15 10:53:28  旅行記 社会科見学 家族

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観音崎自然博物館に行った話の続き。


博物館を出た時刻は16時くらいだったろうか。

まだ少し早かったのだが、外食するつもりだった昼ご飯がコンビニグルメになってしまったので、夕飯を食べて帰りたい。

せっかくなので、車は駐車場に止めたまま、もう少し楽しもう。


付近一帯が自然公園になっているが、以前来たときは時間が限られていて全然見なかった。

少し歩いてみよう、と家族に提案する。


ちょうど、自然博物館の前に、里山っぽく整備されたエリアがあった。


里山っぽい部分と、その隣に別に整備された道がある。どちらも、山の上の方に道が続いている。

里山エリアの方を歩いてみることにする。


何らかの植物を育てているようで、区画内に入らないように、と書かれている部分が多い。

何を育てているのかは知らないが、ちゃんと人の手が入っているのは良い事だと思う。


里山エリアの一番上に登ったところで、猫がいた。

そして、その猫から少し離れたベンチのところに、おじさんが座っていた。


横に細い道が、まだ上に向かって伸びている。

先ほど横を通っていた道かな、とおもって、まだ上に続くから上ってみよう、と家族に行ってみたところ、おじさんが「この道、止まっているように見えるけど別の道に繋がってるから」と教えてくれた。


どういうことかよくわからず進んでみると、確かに道は行き止まりだった。

そして、子供が探検でもしたような細い道が横の斜面を折り返しており、上で別の道に繋がっている。


上の道が、先ほど隣にあった、別の立派な道らしい。



進んでみる。

しばらく進んだところで、方向表示案内。

まっすぐ進む道には、「ふれあいの森 1200m」の表示が。


いや、1.2kmも歩くつもりはない。ちょっと入って見ただけなのだ。


別の道で戻る方面には、「たたら浜園地」と書かれていた。

なんか、その地名カーナビで見た気がするぞ。博物館のすぐそばではあったはずだ。


そちらに戻ることにする。




たたら浜は、博物館からわずかな距離の浜辺だった。

そして、たたら浜園地には、バーベキュー場があった。


次女がバーベキュー食べたい、という。

今食べたいというのではなく、コロナ前はよく夏になると庭でバーベキューをやっていたので、またやりたいという意味だ。

コロナだから、というよりは、夏が暑すぎたり、誰かが受験で忙しかったりで、最近やっていない。



せっかくだから、たたら浜に降りてみる。ビーチコーミング好きの長女大喜び。


ぶらぶらとビーチコーミングしながら歩く。博物館から離れる方向に向かっていくと岩場があるので、そこに行ってみよう。


僕は先に岩場に入って見たが、潮溜まりが残されていて、小魚などがいる。

こういうの、いいね。イソギンチャクとかいないかと思って岩の下をいろいろ覗き込んだが、いなかった。

でも、貝はいろいろなものがいる。


長女がゆっくり追いついてきた。

貝いっぱいあるよ、と言ったところ、今回ビーチコーミングで拾っているのは貝ではないそうだ。


そういえば、しばらく前からシーグラスを集めているのだった。


シーグラス…ガラス瓶などの割れた破片が、波に洗われて角が丸くなったもの。

鎌倉の海岸では茶色いものが多い。ビール瓶の破片だな。ガラスとしては、茶色はあまり綺麗ではない。


しかし、ここの浜では、水色や緑が多く、綺麗だという。

ここの浜は海水浴場ではないので、ビール飲んだりする人が少ないとか、捨てられやすい瓶の種類も違うのだろう。




特に薄い黄色から緑色のシーグラスを探しているらしい。

ウランガラス、だそうだ。そういえば、しばらく前にそんなことを言っていたな。


僕のこの時点での知識では、放射性物質を微量に入れたガラスは、屈折率が高くなるので昔はレンズなどに使われた、というものだった。

でも、次女によると、美しいので工芸品としてのガラスにも多いのだという。実際、今調べたらそうだった。


岩場で砂浜は終わりだったので、再度引き返して、シーグラスを探す。今度は僕も手伝った。

片道では長女の片手に乗るほどのシーグラスしか見つけていなかったのだが、家族みんなで探して歩いたら、両手でも載せきれないほどの量が見つかった。




5時半ごろ、帰路につく。

八景島付近でファミレスの「ココス」に寄り夕食。うまかった。


家に帰ってから、長女はシーグラスを水道水で洗浄。

海で拾ってきたものは、すぐに洗っておかないと臭くなる。


で、妻にブラックライトを借りたいと頼む。これは、帰りの車中でも言っていたこと。

科学実験としてはブラックライトはよく使うので、妻は持っている。


ウランガラスは、暗闇で紫外線を当てると美しく輝くそうだ。

今回、それらしい色のガラスは無かったので望み薄だけど、と言いながら長女は暗い廊下でがさがさとやっている…


「光った!」っと、素っ頓狂な声。

慌てて見に行くと、確かに1つだけ、小さなシーグラスが輝いている。


しかし、ウランガラスの特徴である、緑色の光ではない。オレンジ色の光。


まさか本当に光るとは思ってなかったので長女は興奮気味だが、色が違うので冷静に「勘違いである可能性」を確認しはじめた。


ガラスではなくプラスチック片の場合、蛍光塗料などが練り込まれていて光るものもある。

しかし、僕も確認したが、ガラスのように思える。プラスチックなどの樹脂ではない。


次に、表面に蛍光塗料などがついているだけ、の可能性。これもなかった。全体に削れて曇りガラスになっているのだ。

表面に何かペイントされていたものが割れたとしても、これほど全体に光ることはないだろう。


紫外線ではなく、自然光で見た場合にもオレンジ色っぽい。



いろいろと情報を探すと、ウランではなくカドミウムを入れると、普段の色も蛍光もオレンジ色になるらしい。

ウランガラスよりも珍しいらしい。


ちゃんと鑑定できるわけではないので、まだ疑問符付きだけど、長女としては宝物。

小さなジッパー袋に入れたうえで、採取地と採取日、おそらくカドミウムガラス、と書いてコレクション箱に入りました。

情報を書いておけば、ガラクタではなく立派な資料。




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観音崎自然博物館  2024-04-15 10:17:20  旅行記 社会科見学 家族

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昨日、14日日曜日の話。


以前から、家族で行こうと約束していた「観音崎自然博物館」に遊びに行ってきた。


前回行ったのは、僕と次女だけ。

二人だけだったので日記にも書いてなかったな…


2019年の8月21日、水曜日だった。写真が残っていたので日付まで分かる。

たしか、長女は部活だったか、塾の夏期講習だったかで不在、長男は受験予定だった高校の説明会に行かなくてはならず、妻はその付きそい。


で、僕は長男と妻を送るために車を出したのだが、当時まだ小学生の次女を留守番させるわけにはいかない。

高校近辺で面白そうな施設を探したところ、観音崎自然博物館を見つけた。

説明会が終わるまで、2時間程度遊びに来たのだった。


しかし、小さい博物館ながら非常に面白かった。展示方法などに工夫がある。

そのことを帰ってから話したところ、家族皆行きたがったので近いうちに行こう、と約束していた。


そのすぐあと…すぐ、というほどではないか。

2019年12月には、コロナが世界中で猛威を振るい始める。

不要不急の外出を避けるように、と呼びかけられた。


そんなわけで、約束は延期となっていたのだった。




先日、「所さんの目がテン」で、ヒトデの科学を放送していた。


ここで、観音崎自然博物館が紹介されていた。同館は、ヒトデの仲間である棘皮動物の展示が多い。


そこでまた、見に行こうという話になったんだ。


しかし、新学期が始まったばかり。新年度の予定もまだよくわかっておらず、家族の予定がどうなるかはよくわからなかった。


一昨日、土曜日の夜に、とりあえず全員日曜日は空いている、とわかった。

ただし、長男は履修登録を週末の間に終らせて、さらにその教科書などの購入手続きを終わらせる必要がある。


可能なら遊びに行こう、とはなったが、履修登録が非常にややこしい。

僕は先に寝たのだが、この日は遅くまでかかって履修登録を終わらせたと後から聞いた。


昨日の朝、8時過ぎに起きてきた長男に話を聞くと、教科書もカートまでは入れてあり、あとは支払いのみという。

すぐに僕のカードで決済。数冊の教科書が、大学指定のサイトでは売っていなかったので別途探す必要があるらしいが、後日でも大丈夫とのこと。


というわけで、準備が整った。

皆で博物館行こう。まだ寝ていた長女・次女も叩き起こす。




なんだかんだで、家を出るのが遅くなった。11時過ぎ。

昼ごはん食べてしまってから行こう、と僕が提案し、家の近所の道沿いのガストで食べようとしたところ、妻から「せっかく観音崎行くのだったら、その近辺で変わったもの食べたい」との意見。


観音崎周辺、食べるところ何もないよ? と言ったが、ほかのみんなも同意したため、まずは観音崎まで行くことになった。


高速道路も使い、家からは1時間ほど。

高速道路を降りてから食べられそうなところを探すが、やはり何もない。そのまま博物館まで来てしまった。


しかし、博物館の隣にレストランが併設されているではないか。

そこでもいいか、と思って駐車場に入ろうとするが、満車で入場待ちの車の列ができている。


あ、これだめだ。どこかでご飯食べてきた方が、駐車場もすくだろう。

一旦諦めて別の方向へと走る。


しかし、食べられるところどころか、コンビニすらない。

横須賀美術館前は、渋滞が起きていた。入場待ちの車が渋滞を作ってしまっているのだ。


春で暖かくなり、新年度も落ち着いた日曜日ということで、行楽客が多いようだ。


なんとかファミリーマートを見つけたが、駐車場満車。

しばらく待って中に入り、とにかく各自好きなものを買う。


この近辺は、広い範囲が自然公園に指定されていて、駐車場も多い。

どこかで食べられたらよさげなところで食べよう…と思い、駐車場を探しながら博物館方面に戻るが、どこも満車。


結局博物館まで戻ってしまった。

駐車場待ちの列に並ぶ。前に2台待っていた。そして、その車内でご飯を食べてしまう。


全然駐車場から出る車が無い。この駐車場、時間当たりいくら、ではなく、1回いくらの形式だ。

だから、早く出さなくてはならないというモチベーションはないのだ。


1時半を過ぎたあたりで、やっと1台動いた。

時間的に、併設のレストランから出て家に帰る人がいたのだろう。


その後、しばらく待ったがまた立て続けに2台出ていき、入れ替わりで入ることができた。

すでに2時前。




自然博物館に入る。

5年もたっているので、内部の展示もずいぶんと変わっていた。半分くらい入れ替えられた感じか。


しかし、以前よりも活性化している感じだ。

以前は、展示内容に古臭い部分もあったのだが、そうした部分が大幅に入れ替えられている。


3年ほど前から、YouTube でチャンネルを持って動画配信を始めたようで、積極的に「地域の自然探検」をやっているようだ。そうした成果報告も博物館内のいたるところに書かれている。


あと、同じく3年前には、近くにあった「京急油壷マリンパーク」が閉園になっている。

そちらから博物資料をいただいたものも展示されており、珍しい展示が増えている。



長女・次女は、タッチプールで楽しそうに遊んでいた。

よく見ると、6腕のイトマキヒトデがいる。普通は5腕なので、奇形なのだろう。

ヒトデは再生力が高いので、傷ついて再生した際におかしくなりやすい。


長男は展示の説明を隅々まで読み込んでいる。




今回、博物館の行く際に僕が家族に言った言葉は「カイロウドウケツを見に行こう」だった。


カイロウドウケツ…偕老同穴は、中国の故事に倣った言葉。

夫婦が二人で共に年を取り、死んだ後も同じ墓穴に入れてもらおう、という夫婦愛を示す言葉。


そして、カイロウドウケツは、深海に棲む海綿の仲間。

非常に美しい、ガラスで編まれた籠のような骨格を持つ。英語名は「ビーナスの花かご」。


で、その網目の中に、雌雄一対の2匹のエビが寄生する。エビにとっては、籠に守られて敵の来ない空間なのだ。

小さなプランクトンの時に中に入り、大きく成長して出られなくなる。


「海老」の字の通り、エビは腰が曲がるまで老いたもの、の意味を持つ。

老夫婦が二人で一生を共にする、というところから、この海綿自体の名前が「カイロウドウケツ」となった。

(エビはドウケツエビと名付けられている)



で、博物館内では…以前は目立つところに置かれていたのだが、端の方の物陰にひっそり置かれていた。

以前は無脊椎動物を中心に並べられていたコーナーの一画に、古代サメの「ラブカ」が置かれるようになって、その陰になっているのだ。


ラブカは、油壷マリンパークからの寄付らしい。貴重な資料なので置く場所を探したところ、無脊椎動物のコーナーを侵食したのだろう。


しかしまぁ、美しいカイロウドウケツ標本は見られたので、当初の目的は達成された。


ちなみに、次女は前回来たときには、この標本の珍しさがよくわからなかったようで、見たのを覚えていないらしい。

今は「あつまれどうぶつの森」にあったので知っているそうで、本物の美しさを興味深く見ていた。




残念なこともあった。

以前来たときは、貝殻だけをたくさん並べたコーナーがあったのだが、無くなっていたのだ。


オキナエビスなどの珍しい貝もあったのだが。

長女はビーチコーミングが好きで、子供のころは綺麗な貝殻を集めていたし、妻も貝の標本は結構好きだ。


貝殻だけたくさん並んでいる、というのは、地味であまり人気が無かったのかもしれない。

まぁ、これは仕方のないところ。



2時間ほどいただろうか。

満足したので博物館を出る。


この話、長くなったのでいったん区切りますが、まだ続きます。



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鎌倉アルプス  2024-03-22 18:19:24  旅行記 家族

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水曜日の20日、春分の日でお休みだった。


また家族でどこか行こうか、と思ったが、長女は部活が忙しいらしい。

面白そうなところ行くのはいっしょに行きたいけど、そうじゃないなら家族が出掛けても良いという。


じゃぁ、次女がソフトクリーム食べたがっているから、食べに行くか…と思ったが、これは長女も興味あり。

以前から家族で行きたいと思っていた、観音崎自然博物館行くか…と思ったが、これも長女は興味あり。


港南台まで山歩きするか、と言うと、それなら行ってきてよい、と許可が下りた。

これが前日朝の話。




前日、次女は学校でレクリエーション大会があったらしい。年度末だからもう授業はあまりないのね。

それで散々球技やったり走ったりして、筋肉痛になりそうだという。


…20日の朝、案の定全身筋肉痛。次女は結構ひ弱。

とても山歩きはできないからみんなで行ってきて、という。


次女なら昼ご飯は自分で作って食べられるから、留守番を任せて、僕と妻と、一番山歩きをしたがっていた長男の3人で、お弁当を持って出かける。




鎌倉アルプス、というのはたいそうな名前なのだが、家の近所の裏山感覚なのだ。

どちらかと言えば、六国見山の方が近いし気軽に登れるから、こちらの方が裏山っぽいのだけど。


鎌倉アルプス、こと「天園ハイキングコース」は、家から歩くと 20分くらいのところに途中入り口がある。

鎌倉方面に行くと、すぐに建長寺の中に出てしまう。今回は天園方面に向かう。


…まぁ、詳細は面倒だから省こう。ひたすら山歩きだ。


子供たちが子供のころに、同じコースを2回歩いたことがある。子供の足ではしょっちゅう休憩になり、一日がかりではあったが、保育園児でも歩けるコースではある。

今回は、3時間半くらい。10時ごろでかけて、午後早い時間に歩き終わった。




何度覚えても忘れてしまう。

大平山は、鎌倉市の最高峰だそうだ。


大平山はピークが2カ所にあり、片方は鎌倉市、片方は横浜市なんだよ…

それで、大平山は横浜市の山だ、という説が出回ったこともあったんだよ…


以前は鎌倉市側に「山頂」と書いた看板があったのだが、この噂があったころに架け替えられ、今は「鎌倉市最高地点」に変わっている。横浜の山だとしたら、鎌倉市側には山頂はないので。


だけど、今ネットで調べる限り、やはり大平山は鎌倉市での最高峰、ということになっている。

そして、横浜側のピークは、横浜市の最高地点。ハイキングコースの横浜に入った側のピーク地点にも、そこは横浜市の最高地点であり、大平山は鎌倉の山という説明書きがあった。


…まぁ、覚えても特に意味はないので、ここに書き記してもまた忘れると思う。


あ、今調べていて知った。


神奈川県のページには、大平山は「横浜市最高峰」とある。

…同じページ内に、「鎌倉市最高峰」とも書いてあるな。


うん。やはり、横浜市か鎌倉市か、判然としていないようだ…




さて、大平山を過ぎてすぐに天園がある。茶屋があったのだけど、しばらく前から営業を休止しているそうで、寂れていた。



僕は子供のころボーイスカウトをやっていたのだが、毎年大みそかの夜から元旦にかけて、オーバーナイトハイクというものをやっていた。


本郷台駅から出発して、港南台まで歩き、今回歩いたコースを逆にたどって江の島まで行って、初日の出を見るの。


天園は、深夜に行っても明かりがついていて、大人たちが楽しそうに話をしていた。

まぁ、深夜営業なんて年越しの時だけだったと思うのだけど、山の中に急に明るくて楽しげな場所がある、というのが、毎回印象的だったのを覚えている。


寂れてしまっている今は、その面影はない。



天園を過ぎたあたりで、ハイキングコースを外れて港南台方面に向かう。

そのあたりから、鎌倉霊園を見ながらひたすら歩き続ける。なんか、ずっとお墓の横を歩いている気分になる。




横浜市側に入ると、いくつかのコースがある。ビートルズトレイル、というコースを通る。

鎌倉市よりお金持っているから、山道も横浜市側の方が整備されているんだよね。


そういえば、今回は山のいたるところで、2019年の台風被害の痕跡が残っていた。

我が家でもベランダが壊れる被害にあったのだが、山の中では、大木が倒壊した箇所、山道が崩落した箇所が数カ所あったそうで、その後2年くらいハイキングコースが立ち入り禁止になっていたはず。


コロナの影響で、山道の補修に予算が回らなかった、という事情もあるのだけど。



一番驚いたのは、結構大きい木が横倒しに…なっているのだけど、根っこが想像と違う形をしていたもの。


鎌倉近辺の山は、鎌倉石、と呼ばれる砂岩でおおわれている場所が結構多くて、そういう場所に生えた木だったのね。

そして、生えたものの、下が石なので根っこが入らない。根は横に伸びて、その上に落ち葉が土を作って、薄いわずかな土の上に生えていた状態になっていたようだ。

これが、その「横に広がった根っこ」ごと、土も一緒に風で倒れた。当然板のように平たく張り巡らされた根っこも空中に浮いているわけで…不思議な光景になっていた。




ハイキングコースも終点に近づいたところで、大丸山がある。

これは、横浜市の最高峰。先に書いた、大平山のピーク位置の方が、横浜市としては「最高地点」らしいのだが、あれは横浜市の山ではない、というのが横浜市の見解なので、大丸山が最高峰、という扱い。


ちなみに、大丸山が標高 156.8m、大平山が 159.4m、参考として六国見山は 147m で、横浜ランドマークタワーの展望フロアは 273m だ。

横浜市最高地点はランドマークタワーで、自然地形なら大平山、最高峰が大丸山、という状態。



今回、大丸山のあたりで、時間は 11時40分だった。山頂でご飯食べよう、と言いながら登る。


前回、子供たちが小さなころに大丸山に上った時は、確か山頂でカップラーメン食べてる人がいた。

…という話をしながら登ったら、今回もカップラーメン食べている人がいた。

大丸山はそういう場所なのか?




食事後、歩き始めてすぐに、円海山から市街地に抜ける。


アスファルト道路になると、歩いていて足が痛い、と長男がいう。

山道って、柔らかいから足に優しいんだよね。


しかしじきに駅前。

せっかくだからお土産に何か買う? と妻が言うので港南台バーズなど見たが、特にめぼしいものがないので、さっさと電車に乗って帰宅。




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防災訓練  2022-06-20 19:07:19  旅行記

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町内会の評議員をやっているのだが、ここ数年はコロナの影響で町内行事はほぼ自粛していた。


最近になって、町内行事を復活させることになった。

まずは、5/29 に行われた町内清掃の日。まぁ、みんなでゴミ拾いや雑草抜きをしましょう、というだけだけど。


で、昨日は防災訓練。3年ぶりの開催。

3年ぶりなので、手順とかすっかり忘れている。


炊き出しの訓練で、水道もガスも電気も止まった想定で、米を炊く。

町内全体で 15Kg くらい…ということになっていたのだが、今回から町内の避難所を2カ所ということにしたので、1カ所 8Kg くらい。


拠点 A では、薪で炊くことになっていた。キャンプ経験がある、というだけの理由で僕が担当。

拠点 B は、ガソリン発電機を使って炊飯器で炊くそうだ。


で…確かに飯盒でご飯を炊いたことはあるけど、8Kg ともなると勝手が違いすぎてわからんのだ。


今日の日記は、来年のために経験をメモしておくためのものである。




まず、羽釜付き かまど が、2セットある。

この羽釜がどれほど炊けるのか、で最初戸惑ったのだが、3升炊きと分かった。


じゃぁ、3升とはどれくらいか。計量カップで測りながら入れてみたが、8Kg の米の半量だった。

なるほど、2セットあるからちょうど 8Kg でよいのか。


次に水を…と思ったが、これはわかりやすい。

水道が止まった想定で 2L のペットボトルを用意してあったが、3升でちょうど 6L だ。ペットボトル3本。


米1合 180ml に対して、水 200ml くらいが目安だからね。

現場では「手を置いて手首まで」と主張する人がいて、6L の水を入れたらすごい量で「失敗しそう」と恐れていたのだが、この量で間違いない。


(手首まで、は良く主張する人がいるのだけど、3合程度のご飯を炊くときのやり方だ。)



今回、ペットボトルが3本しか用意されていなかった。計算間違えて半分にしてしまったのではないかな?

水道水いれちゃおうよ、と主張したのだけど、水道使えない想定なのだから、と近所のスーパーに買いに行ってくれた人がいた。




10時から避難訓練だったので、その前に羽釜一つは吸水までは済ませて置き、10時から火を起こした。

しかし、火起こしを久しぶりにやるとなかなかうまく行かない。これだけで 10分くらい費やした。


もう一つの羽釜は、水の到着が遅れて 10時過ぎにに吸水開始。15分は置いときたいな…と思い、すぐには火をつけない。


1つ目の窯が火が安定したところで、2つ目の窯に火を移そうとする。しかし、これもすぐにはうまく行かず。

もたもたしていると、「もうお湯沸いてません?」と言われた。見ると、1つ目の窯はぐつぐつ沸いていた。


すぐ火を落としましょう、とアドバイスいただいた方に言われる。羽釜で炊いた経験があり、わいたら直ぐに弱火にした方が良いという。


しかし、弱くすると火が安定しづらく、消えてしまったりする。

自分の炊き方だと、それほど弱火にはせず、湯気の出方を見て出来上がりを判断するのだが、火が消えると当然湯気がでなくなるので、判断が難しい。


10時半ごろ、炊きあがり、と判断して羽釜を火からおろす。

2つ目はもう炊き始めているので、こちらに集中。




炊飯中も、避難訓練は行われている。

少し書いておくと、消防署の方が、119番通報の仕方や、消火器の使い方をレクチャーしてくれている。

清掃局の方が、災害時のゴミの出し方などについてレクチャーしてくれている。



10時40分ごろ、11時には避難訓練終了予定なので、その際に持って帰ってもらうためにご飯をよそい始める。

上の方のご飯は非常によくできていて、成功だと思っていたのだが…底付近のご飯に芯がある。


底の方に水分が溜まってべちょべちょ、というのを恐れていたのだが、芯があるのは完全に想定外。

火加減について教えてくれた人によれば、火が強すぎると底の方のご飯がこの状態になるという。


ここ、来年はぜひ改善したい一番のポイント。3升もあると、飯盒で炊くのとはかなり違う。




2つ目の窯も 10時50分には炊き上がり。

こちらの方が、全体に出来は良かったのだが、やはり底付近は芯がある。


よそう時間も考えるとぎりぎりだった。来年はもう少し早めに炊き始めた方が良いかも。


美味しく炊けたあたりは来てくれた方に配り、芯のあるあたりは関係者で分ける。

…というか、6升は関係者に分けてもあまりそうだったので、7パックもらってきた。




終了後、羽釜を洗うのがなかなか大変。

多少焦げ付いていたせいでもある。


しかし、撤収時間に洗い物の時間をあまり考慮されていなかったようだ。


これ、訓練ではなく実際の災害だったら、水道がないのにどうやって洗うのか、という問題でもある。

お湯の中にビニール袋を入れる方式の炊き方とかもあるけど、試すべきなのか。




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バーベキュー  2020-04-20 18:41:17  料理 旅行記 家族

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一昨日の土曜日は、台風のように激しい春の嵐だった。


でも、昨日の日曜日は穏やかに晴れ、朝から暖かかった。


天気予報では、月曜には雨になると言っていた。

(そして、これを書いている今日は雨だ)



そんなわけで、急に日曜日に「庭でバーベキューやろう」と決まった。


実は、新型コロナウィルス対策で外出できなくなった3月から、ずっと「暖かく晴れたら庭でバーベキューしよう」と言っていたのだ。

どこにも出かけられないのだから、庭で楽しむくらいしたいじゃないか。



しかし、寒かったり、雨だったり、風が強かったり、なかなかできなかった。

昨日は急に来たチャンスで、とにかくやろう、と朝10時ごろに決めた。




とはいっても、急に決めたので準備はない。

まだ夕方になると寒いので、昼ご飯にやろう、と決める。



冷凍庫から、使えそうなものを出して解凍する。


豚肉のステーキ肉が5枚(家族分)あった。

鶏モモ肉も1枚あったので、これは適当に切る。


ソーセージはたくさんあった。

すでに空いていて、残り10本くらいのがあったからこれを使う。


ジャガイモがあったので、3つほど茹でる。

玉ねぎをスライスし、電子レンジに入れて辛みを飛ばす。

途中からスライスした人参も入れて軽く温めるが、にんじんは生でも食えるからあまり気にしない。



長女が「マシュマロ欲しい!」というので、歩いて行ける近所のスーパーへ。

凄く混んでいた。みんな外出を控えろと言われているから、普段の買い物も少なめにして、週末に自動車でまとめ買いに来るんだな。


しかし、「すごく混んでいた」は思い違いで、レジに並ぶ列が、十分に距離をあけるように書かれたうえで、床にも目安となる位置にテーブが貼ってあるためだった。


いつもより並ぶ列が長いので混んでいるように見えるけど、スカスカだからそれほどでもないの。


マシュマロは、無事買えました。




焚火台を出したけど、もう鉄板が腐食して穴が開いている。

高熱にさらされるものだから、長年使うとこうなるんだよね。


我が家のバーベキューコンロ・焚火台は、もう10年くらい使っているはず。

そろそろ買い換えよう、と言ってからも使い続けていたが、さすがに次に機会があったら新しいの買おう。


しかしまぁ、マシュマロを買いに行っている間に、妻が炭をおこしてくれていた。


以前…もう半年くらい前かな。衝動買いで「炭火起こし器」を買ったのだけど、今回初めて使った。

すごく簡単に火がついたらしい。過程を見ていなかったのが残念。


で、豚肉を焼き始めたら、すぐにいい具合に。

あらかじめ塩コショウしといたからそのままで旨いが、子供は焼き肉のたれをつけて食べていた。


つづいて、野菜だの鶏肉だのソーセージだの、適当に焼いて、適当に食べる。

ご飯も欲しいよねー、と、餅も焼く。子供が好きだから、こんな時期でも餅あるんだ。



いつもはオーブントースターで餅を焼いているが、炭火で焼いたら香ばしくてすごくおいしかった。




この日は空が凄く青く、雲も少なかった。


が、ちょっと雲が出た時間帯があって、長男と妻が「あれは積層雲」とか話してる。


長男は、中学で習った知識がまだある。教科書で学んだだけなので、雲の名前と特徴はわかるが、見てもよくわからないという。


妻は、大学で地学を学んでいたので、一応気象もやっている。

とはいえ、雲の見分けは最近再勉強したものだという。



僕はちっともわからんが、空に雲が浮いているだけで、親子間の話のネタになるのは良いと思う。




最後にマシュマロを焼く。


次女が「チョコとクラッカーも」という。スモアにしたいらしい。

長女がマシュマロを提案したのは、単に焼きマシュマロだったので、スモアの準備はしていない。


家を探したら、クリームを挟んだリッツクラッカーがあった。

これをねじって外して、クリームとマシュマロを挟んだ状態で食べると…


すげー甘い。チョコだって甘いのだけど、多少の苦みがあるのが良いのだ。

クリームだと、ただひたすら甘いだけだった。


しかし、長女と次女は気に入ったようだ。

長男はあまりの甘さにダメージをうけ、もういらない、という。

(長男は甘すぎるもの苦手)




バーベキューをしている間に、家の上をヘリコプターが2機、飛んで行った。


今日は特に何もないはずだけど、何だろう…


と思っていたら、今朝になって分かった。

NHKニュースで「全国に非常事態宣言が出されて最初の週末でした」と、各地の観光地の様子を取材していたのだ。


鎌倉から江ノ島に至る海岸線の上空から、ヘリが空撮していた。これか。


妻が、ネット上で飛行機のフライト状況を見られるサイトを調べ、「もう一機は毎日新聞」と特定していた。

そんなことまで分かるページあるのか。すごい。




去年は長男が受験で遊べなかったので、今年は春からいろいろ家族で出かけようと思っていたのだけど、なかなか難しくなっている。


家の庭で楽しめるのであれば、たびたびやってもいいだろう。


でも、焚火台買わなくちゃな。



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夏の家族旅行、まとめました  2018-09-28 17:14:21  旅行記 家族

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先日行った家族旅行、まとめました。


家族以外にはたいして役に立たない情報なのだけど、大島旅行を考えている人には、何かヒントになるかもしれません。


夏の家族旅行 2018 伊豆大島




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夏の家族旅行  2018-09-18 11:18:32  旅行記 家族

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夏の家族旅行に行ってきました。


8月に予定していたものの、台風によって中止となったものを、9月15~17日の三連休に再計画したものです。


初めての船旅。

初めての「本州以外」。


伊豆大島への旅行でした。

伊豆大島は見所がたくさんあるのですが、主にジオパークとして楽しんできました。



とても充実した旅行でした。

充実しすぎて、旅行記をまとめるのに時間がかかりそうです。


なので、とりあえず「行ってきたよ」という速報のみ記しておきます。



2018.9.28追記

まとめました。

夏の家族旅行2018 伊豆大島



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夏の家族旅行  2018-08-09 10:36:56  旅行記 家族

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毎年恒例、夏の家族旅行!


…なのですが、今年は中止の運びと相成りました。



長男の塾が夏休みもスケジュールがいっぱいで、今年から頼まれている僕の町内会の仕事も夏休みはスケジュールがいっぱいで、その他諸々考えると、空いているのは8月8日前後だけでした。


今年は、三笠行ったり、氷川丸行ったり、子供たちに船を見せているので、夏の旅行も船で伊豆大島に…と予定していました。


でも、台風13号の接近で船は欠航。

すべてキャンセルとなりました。

最初に書いた通り、スケジュールいっぱいで今から別の旅行予定も組めません。



家族旅行は行きたいので、夏ではなくてもどこかに予定を組みたいとは思います。



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冒険遊び場  2018-03-31 19:14:34  旅行記 家族

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今年もまた、冒険遊び場に参加してきた。


隣町の公園で行われる、たった3時間余りのイベントだ。

子供の力では普段できない「あそび」の道具を大人が用意して、子供は思い切り遊ぶ。


場は用意するし、ある程度教えもするけど、遊ぶのは子供自身。

自己責任でやる。危険なことをしても大人はギリギリまで手を出さない。

ただそれだけのイベント。




去年あたりまでは、次女は遊びに行ってもすぐに僕のところに戻ってきた。

でも、今年はずっと遊びまわっていた。友達もいたし、長女とも遊んでいた。


顔見知りの冒険遊び場スタッフから、去年まで僕のそばにはいつも子供がいたのに、ついにいなくなりましたね、と言われた。

言われるまで、あまり意識していなかったのだけど、そうかもしれない。



今年は暖かく、うちの子に限らず、火のそばで遊び続ける子はいなかった。

僕はずっと火のそばで…ツイストパン焼いてた。

子供のために大量にパン生地を用意してあったみたいなのだけど、誰も作らないから思う存分楽しませてもらう。


長男は、いつも火の近くでジャガイモ焼いてくれるおじさんのそばで、ずっとジャガイモを食べ続けている。

ふかし芋や茹で芋と違い、香ばしくておいしい。こちらもあまり食べる子がいないので、たくさんもらっても良いだろう。



去年までは、段ボール遊び用の段ボールが大量に用意されていたのだけど、今年は少なかった。

まぁ、去年までも用意した数の割には子供たちは遊んでいなかったので、別にいいのかも。


火の回りが人気なく、段ボールも少なく、じゃぁ何が人気があったかと言えば、木工。

こちらは今年は良い木材が大量にあったようで、多くの子供が思い思いに作品を…ガラクタを? 作っていた。

その場では気に入った作品でも、家に持ち帰らずに打ち捨てられていたものも多数…




去年はマシュマロもたくさん用意されていたと思うが、今年はなかった。


でも、我が家はマシュマロを持ち込んでいたし、今年はチョコサンドクッキーも用意してあった。


長女がマシュマロを焼きたいというので出し、スモアを作って食べる。

長女の友達も寄ってきて食べたいというので、いくつかマシュマロをあげた。


これをやっていたら、さすがに次女と長男もやってきた。

でも、やっぱり火の回りで遊ぶ子供は少ない。



今年は、焚き木に混ざってずいぶん大量の割りばしがあった。

近所の民家で喫茶店を始めた人がいて、そこで出た割りばしを捨てずに置いてあったらしい。


こんだけ割りばしあれば、輪ゴムでっぽうとか作ったら楽しいのではないかな、と言っていたら、スタッフの人が輪ゴムがないか探してくれた。

でも、なかった。来年は輪ゴム用意しておくそうだ。


ずっと昔、一度我が家で輪ゴムでっぽうを作って見せたことがある。

子供たちは気に入ったようで、その後時々自分たちで作っている。

ただ、我が家ではそれほど割りばしがないので、材料不足で作れないことも多い。




時間が終わるころ、スタッフから声をかけられた。

是非スタッフになって、来年一緒にやってもらえませんか、と。


実は、毎年声はかけられている。

昔ボーイスカウトやっていたから、ロープむすびも火の番もそれなりにできるし、実際毎年勝手に手を出していろいろやっているから。


でも、去年までは子供の世話もあって、とてもスタッフ側には回れなかったんだよね。

今年の様子を見ると、少し手を貸すくらいできるかもしれない。


とりあえず、来年輪ゴムでっぽうを作るとしたら、子供たちに作り方を教えるくらいはできる、と約束。


スタッフの方に、連絡先は伝えてきた。

何かやるときには連絡くれるそうなので、都合があえば参加するのも良いかと思う。



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宮ケ瀬ダム見学(2/2)  2017-11-07 14:28:19  旅行記 社会科見学 家族

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宮ケ瀬ダム見学(2/2)

宮ケ瀬ダムの話の続きです。


お昼ご飯の後、ダムの上を見に行くことにします。


またダムの下に戻ってインクラインで登ってもいいのだけど、それじゃぁつまらない。

公園の中を通って、ダムの上まで歩いてみることにします。


これが、整備されているのだけどちょっとした山登り。高低差 150m ですからね。

花壇には今は花は咲いてないけど、春に来たら綺麗そうです。きっとまた来ましょう。


途中で次女が音を上げたので、おんぶして歩きます。


そしてダムの上。

なんとなく「ハイリア大橋」のイメージ。ゼルダのテーマを口ずさむ。


下から登って行った際に、大橋の入り口にあたる部分にある管理事務所は「本日定休日」の看板が。

ダムカード欲しかったのに!


#後日談:普通は管理事務所で配布するのですが、宮ケ瀬ダムでは近くの「水とエネルギー館」でも配布しているそうです。

 でも、この日は時間の都合で水とエネルギー館は行きませんでした。


時間はすでに1時40分。

2時から午後の観光放流が始まります。


大橋を渡って反対側にあるインクラインに乗って下まで降りたい…のですが、途中で展望塔があったので寄りました。

横浜ランドマークタワーが見える!




インクライン乗り場に着いたら、…あれ? 有料?


今日は無料じゃないんですか? と係員さんに聞いてみたら、さっきはエレベーターが不調だったので緊急に無料にしたけど、もうエレベーターが治ったので有料、とのことでした。


まぁ、折角だから乗りましょう。興味はあったし。


インクラインに乗れたのは55分。乗車時間は4分。

インクラインはケーブルカーですが、箱根のケーブルカーなんかよりずっと急斜面です。


#この日記の冒頭につけた写真。

 クリックすると拡大するけど、ダムの向こう側に貼りつくように、小さなケーブルカーが見えます。



もともと工事の際に、ダンプカーを運んでいるエレベーターがあったそうです。

エレベーターはロープで引っ張るわけですが、バランスを取るために逆側に「(おもり)」を吊り下げています。


インクラインが通っているコースは、元々はこの錘を下げていたところ。


何かを載せることを想定していなかったのですごい急斜面。

でも、ダム完成後に観光用にケーブルカーとして残したのだとか。


ダムに沿って降りていく形なので、ダムの構造がよくわかります。ところどころに整備用の扉がついていたりしてね。

有料ですが、なかなか貴重な体験でした。



下まで降りたら、観光放流の開始直前。


駅員さんが「せっかくだから、そこから見れば」と窓を指します。

午前の放流は駅前の広場から見たのですが、実は駅の窓の方がダムにより近いのです。


ただし、窓は少ないので、数人しか見られません。

時間ぎりぎりに降りてきて、ちょっと得した感じ。




そろそろ放流が終わる…という時刻になったところで、家族に相談します。

まだ見ている人が多いうちに、エレベーターに乗ってもう一度上に登りましょう。


午前中は公園から往復したのですが、結構遠いです。

もっと言えば、今いる下から戻ると、ずっと上り坂。


この後、長女・次女のリクエストでアスレチックに行こうと思っているのですが、上から行ったほうが下り坂だけなので楽です。


「エレベーター」と書かれた方に行ってみると…すぐにエレベーターがあるのかと思ったら、ダム内の長い通路を通ります。

これがまた、武骨な感じでなかなかいい。


早くに並んだので、すぐに乗れました。




再びダムの上から、今度は公園内を下っていきます。


吊り橋などを渡り、先ほどとはちょっと違う方に進むと、アスレチックがあります。

アスレチック以外にも、ローラー滑り台や巨大迷路なんかも…体を動かして遊ぶ系の場所ですね。


広い公園で、今日一日でずいぶんと歩いています。

長女・次女はアスレチックに遊びに行きましたが、親と長男はレジャーシートを芝生に広げて休みます。


ここも、「6歳から12歳」縛り。

でも、実際には3歳くらいの子も遊んでいるし、危険なので付き添って大人も入り込んでいます。


年齢制限は意味ないのでは…



時間は2時半を過ぎたところ。

アスレチックは4時までなので、1時間半ほど自由時間。


長男は、ノートを取り出して周辺風景のスケッチを始めました。

以前から絵を描くのは好きなのだけど、最近学校で写生会があってから、建築物を描くのが楽しいらしい。


持っていたおやつ(都コンブ)など食べながらまったりと過ごします。

長女と次女は時々戻ってきておやつを食べるけど、また遊びに行く感じ。



結局1時間ほどで飽きたようなので、終了。

3時半ごろ帰ります。




宮ケ瀬とは関係ないけど、帰りに厚木ハムに寄ります。

行くときに通りがかったので、帰りに寄ろうと言っていた場所。


厚木ハムは、本場ドイツのコンクールでも賞をとるような美味しいハム・ソーセージを作っているお店。


おいしそうなものがいっぱいあって、散財しました。

サンクトガーレン(厚木の地ビール)もいろいろ売っていたので、それも1本づつ買ってきました。


家に帰って、これらのソーセージを中心として夕食。


特に「血のソーセージ」はずっと昔から興味があったもの。

想像とは全然違う味で美味しかった。


厚木ハムの血のソーセージ「ツンゲンロートヴルスト」は、ハムみたいな太いサイズ。

刻んだ肉と、脂身と、血をゼラチンで固めた感じ…なのだけど、香辛料が絶妙のバランスで利いています。

(血が多いのでレバーみたいな味を想像していたのだけど、全然違った。

 香辛料と肉と油の味なので、コンビーフと味の系統は似ていて、ずっと美味い)


薄切りハムみたいな1枚で600円くらい。無茶苦茶高い。

ゼラチンで固めているので、加熱しないで食べます。




以上、ダム周辺で一日遊びました。

駐車料金も、お弁当も安かったし、最後にハムで散財したと言っても休日に家族で遊びに行ったとしては安い物。


公園には桜もたくさん植わっていたので、次は春に行きたいですね。



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宮ケ瀬ダム見学(1/2)  2017-11-07 14:12:58  旅行記 社会科見学 家族

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宮ケ瀬ダム見学(1/2)

長女が「行ってみたい」と言ったのは、たしか夏休み前のこと。


学校で配られたプリントで、市内の小学生を10~20人くらい集めて、宮ケ瀬ダム見学にいこう、というツアーのお誘いでした。

高学年だけが対象で、親の同伴は無し。


人数が多いと抽選らしいけど、行ってみたいなら申し込んでみるかい? というと、そうではない、とのこと。


このツアーで行ってみたいのではなく、この「宮ケ瀬ダム」というのに家族で遊びに行ってみたい、というのでした。


ツアーでは、宮ケ瀬ダムの魅力を簡潔にまとめてあり、但し書きとして「ツアーではインクラインには乗らず、観光放流日でもない」ことを明記していました。




夏休み中は忙しくてそんなことはすっかり忘れていて、「そういえばあそこ行きたい」と長女が再び口にしたのは10月中旬。

おぉ、そういえば。行ってみてもいいのだけど…と調べます。


せっかく行くなら、観光放流観たい。

観光放流は第2日曜日。すでに過ぎてました。


他に水曜日と、第2・4金曜日もやっているけど、平日はちょっと難しい。


でも、観光放流日を把握したことで、本格的に「行ってみようかな」と思うようになります。




FM横浜の朝の番組の中で、毎月1人、神奈川県下の注目の会社の社長さんに話を聞くコーナーがあります。

ロングインタビューを区切って、毎週放送する形で続けるの。


これが「オギノパン」でした。


以前、家族で工場見学でも行きたいなぁ…と調べていた時に知った会社でした。

小学校給食用のパンも作っているし、一般向けにもできたてのパンを売っている。

本社には工場もあって、工場見学もできる。


そして、宮ケ瀬ダムを調べていたら、オギノパンがダムの目の前でした。


ダムだけで1日、だと飽きるかもしれないけど、オギノパンと合わせ技なら十分楽しめそう。

それ以外にも、宮ケ瀬湖の周辺にはずいぶん楽しめるところが多いようだし。



そんなことを考えていたら、またFM横浜の朝の番組で、「10月28日に、宮ケ瀬ダムで夜の特別観光放流を行う」という情報が。

28日は土曜日。いいかも。


…と思って調べると、初めての試みなので人数限定で、あらかじめ申し込んである人しか見れない、とのこと。残念。


でも、この情報の詳細を調べているうちに、11月3日(金曜祝日)にも、特別観光放流を行うことを知りました。

近くの公園で「宮ケ瀬フェスタ」というお祭りがあり、それにあわせた特別スケジュール。


よし、これだ!

晴れたら行ってみよう、と子供たちに伝え、その日を待ちました。




当日は晴れ。

朝6時に子供たちを起こし、7時半には家を出る予定です。


弁当は持ちません。宮ケ瀬フェスタで地元名産品とかの屋台出るみたいだから、買い食い予定。


家から宮ケ瀬ダムまでは、カーナビの予想によれば1時間半。でも、カーナビ予想は「スムーズに進んだ場合」なので、絶対それより遅れる。

2時間と見積もりました。7時半に出るのは、オギノパンのオープンが9時半だから。


…妻の準備が少し遅れ、出発は8時になりました。



でも、9時45分にはオギノパンに到着。


パン工場見学は、工場の外側の窓から覗ける、という程度。

ただ、覗くのを前提に工場を設計したそうで、面白いところは全部見られるようになっています。


軽くしか朝ごはんを食べていないので、売店で各自好きなパンを買います。


揚げパンが人気なのだけど、子供たちは揚げパンは普通に給食で食べられるので興味なし。

ただ、「チョコレート揚げパン」は興味津々で、購入。


下二人は、「アイスクリームパン」を購入。

アイスのコーンにパンの生地を詰めて焼いたもので、膨れて飛び出た丸い部分にチョコレートトッピングしています。


…後で味見したけど、このパン、ちゃんとコーンの中までふっくら焼けているのに、コーンは焦げていません。

一体どうやっているんだ?


#別途作ったパンをコーンに差し込んだのかな…とも考えたけど、コーンとくっついている感じなので、生地の段階で入れていると思われる。


長男は焼肉パン、妻は筍おやきパン、僕は甘食を食べました。

(子供に「ひとり一個」と言ったのだけど、妻が甘食も食べたいと言ったので、僕の分として購入。チョコ揚げパンはデザートとしてみんなでシェア)




10時半ごろダムに到着。駐車場は入り口で500円で、時間課金なし。

11時から観光放流だというので、まずはダムに向かいます。…これが、駐車場から予想以上に遠い。


ダムに向かう道、途中までダムは見えません。

ある個所で道を曲がると急に見えるのですが…でかい!


想像以上にでかかったです。

子供たちと昨年相模ダムに行ったことがあるので、その程度を予想してました。

(今調べたら、相模ダムは 58m 、宮ケ瀬ダムは 156m で、3倍近い高さでした)


ダム直下に着いたのは50分ごろ。

多分、すでに300人くらいいたのではないかな。

でも、ダムは大きいし、その周辺広場も大きい。見る場所には困りません。


地面に座って、オギノパンで買ったパンを食べながら(先に書いてしまったけど、アイスクリームパンが不思議…とかやっていたのはこの段階)放流を待ちます。



観光放流を始めます、というアナウンスがあり、放流開始。

大迫力…ではあるのだけど、もっと大轟音かと思ったら、普通に会話はできる感じ。

1秒に 30t ということなので、12秒で学校のプールがいっぱいになる、位の水量。




放水が終わり、「現在エレベーターが動かなくなっているので、インクライン無料開放します」とのアナウンス。

インクラインは、ダムの上と下を結ぶケーブルカーです。通常は有料。

(エレベーターは無料)


それはせっかくだから乗りたい! と思って並びますが、すでに長蛇の列。

午後にも観光放流がもう一度あるので、とりあえずフェスタの方に行ってなんか食べよう、ということに。



…で、ここでダムに隣接する公園内を探すのですが、お祭りをやってそうなところがありません。


公園内に、「ふわふわドーム」(エアトランポリン)があり、次女が遊びたいというので許可します。

小学生(6~12歳)は良いということなので長女も一緒に。


長男は腹減った、というので、オギノパンで買ってきた焼肉パンを食べます。

(ダム前で食べている時に、長男だけ「より見やすい場所」を求めて一人で別行動してました)




さて、お祭りはどこでやっているのか…

ここでやっと誤りに気付くのですが、「近くの公園」でフェスタをやってはいるのですが、それはダムに付属の公園ではなく、車で10分ほど行ったところの別の公園でした。


ここで妻と相談。

フェスタの内容、地域特産物の即売会に近いです。アユの塩焼きとか、宮ケ瀬ポーク焼肉とか売ってる。


そちらに異動するなら、再度駐車場料金払って戻ってくるのも馬鹿らしいし、時間的にも無駄なので、ダムの2度目は無し。


妻はもう一度ダム放流観たいし、まだ行っていないダムの上にもいきたいと言いました。僕も同意見。

その場にいた長男もそれでいいと言います。


トランポリンから戻った長女次女にも説明して、今日はこのままこの公園で遊ぶことに。



じゃぁ、昼ご飯は工面しよう。

トランポリン近くの「パークセンター」でお弁当売ってました。

稲荷ずし、おはぎ、から揚げ、豚汁を購入。1品200円均一。オギノパンと併せて、十分お腹いっぱい。



長いので話をいったん区切ります。


→つづき



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よるのどうぶつえん 2017 in 金沢動物園  2017-08-28 17:25:51  旅行記 社会科見学 家族

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8月最初の週末には、キッザニアに行った。

次の週末は町内会の夏祭りがあり、その次の週末は家族旅行。


8月に入ってから毎週末忙しい。

昨日、8月最後の日曜日で、長男も長女も、残った学校の宿題をやると言っていた。

(大体終わらせているが、いくつか終わっていないものもあるようだ。)


しかし、朝になってから長女がいった。

よるのどうぶつえん、行くのむりかなぁ、と。




長女が今年学校でチラシをもらってきて初めて知ったのだが、横浜市の動物園では、毎年8月に「よるのどうぶつえん」というイベントをやっているらしい。


1998年ごろ、旭川動物園の「行動展示」が話題になった。

ただ動物の展示をするだけではなく、動物の生態を考慮して、活き活きと動くさまを見てもらおう、という試み。


この人気を受けて、全国の動物園で同様の試みが始まった。

2000年代前半には、サファリパークなどで「ナイトサファリ」が、水族館などで「水族館泊」イベントが続々行われ話題になった。


どちらも、夜行性の動物・魚の生態を見るために、園館内で一泊してしまおうというイベントだ。

さすがに一泊となると人数が限られるし、値段も高い。興味はあったが当時我が家は乳飲み子を抱えていたこともあり、行けなかった。



一泊とまではいかなくても、夜の営業時間を延長して動物を見てもらおう、という試みはあったようだ。

横浜市でも、2004年頃に数日間だけ試験導入し、2008年からは8月の毎週土日に行っているらしい。


でも、先に書いたけど、恥ずかしながら知らなかった。

今年長女が学校でチラシをもらってきて、初めてそういうイベントをやっているのを知った。



で、可能なら行きたいと思っていたのだけど、冒頭に書いた通り8月の週末は忙しく、あきらめようと思っていた。

そこに、長女が「無理かなぁ」と聞いてきたのだ。




長女の発言は朝10時ごろ。

長男、長女に宿題の様子を聞き、それほど多いわけではないとわかる。

動物園に行くなら行きたい、ということなので、今日の予定をできるだけ集中し、早く終わらせるように言う。


夜がメインなので、午後のおやつを食べてから、ゆっくり出よう。


#ちなみに、次女はまだ小学校低学年なのでそれほど宿題が無く、すでにすべて終わらせている。



「よるのどうぶつえん」の話を聞いたときは、行くなら少し遠いが規模の大きいズーラシアに、と思っていた。

肉食動物、夜行性の動物も多く、楽しそうだからだ。


しかし、急に決めたので一番近い金沢動物園にする。

希少動物も多いのだが、草食獣中心の動物園なので、夜行性はそれほど多くないはず。



夕食の時間にかかるので、お腹がすくだろうとしっかりおやつを食べ、16時半ごろ出発。


…が、動物園に向かう車中で、妻が「もうお腹すいてきた」と言い出す。

途中でスーパーにより、弁当を買っていくことにする。動物園で食べるのも良いだろう。


ちなみに、今年の夏は雨が多く、数日前にやっと晴れたと思ったらすごく暑かった。

でも、この日は朝から涼しい。これで日が沈んだら、屋外でも結構快適に過ごせるだろう。




動物園に入ったのはまだ夕暮れで明るい時間。

いつもは17時閉園の動物園に、17時過ぎてから入るという不思議な感覚。


よるのどうぶつえんは毎週行われているが、この日は特別イベント「ひかるどうぶつえん」が行われる、ということだった。

…それが何かよくわかっていないのだけど。


園に入ってすぐの広場で、イベント内容を理解した。

園の数カ所にスクリーンを設け、動物園をテーマにした映像作品を放映するようだ。


後でいろいろ見て回った話を先に書くことになるが、例えばヒツジ舎の前では、食いしん坊の羊のショートアニメが流れていた。

いろいろなものを食べるが、かならず「んめー」と叫ぶ。


ある森の中では、ふくろうのアニメが流れていた。

余り動きはないが、かわいらしい動きで、時々「ほっほー」と鳴き声が出る。

こちらは、ショートアニメというより、永遠にループして繰り返しているようだ。



アニメばかりではなく、実写作品もあった。

動物園内にある雑木林を、昼に撮影して編集した作品。それを夜の雑木林で、4枚ものスクリーンを使って上映する。

夜の林で寂しいはずなのに、昼間の喧騒が見え隠れする。不思議な雰囲気を醸し出す。




夕食は買ってきたけど、腰を落ち着けるような場所が無くて、園内を歩き始める。


通常のコースと逆なのだけど、入って左手に進み、ユーラシア区を目指してみる。

案内図に「夜景ポイント」と書かれた印が付いていたためだ。


これは、金沢八景の街がよく見えるポイントだった。食事できそうなところはなし。


先に進むと、「ほのぼのひろば」という動物ふれあいスペースがある。

この近くに、4人掛けのテーブルがあった。ちょうどいいからここで食事にしよう。


ヤギ舎がちかく、一部のヤギを除いてすでに屋内に入っているようだ。

ヤギは昼行性の動物だから、夜になると家に入りたがるのだろうね。


ご飯を食べていると、時々急に「めぇー」とヤギの鳴く声が聞こえる。




ご飯を食べている間にすっかり暗くなった。

先に進むと、ゾウの展示個所は真っ暗だった。


係り員がしゃべり続けている。

他の個所では、動物が見えるように控えめだけど明かりをつけている。

でも、この区域では、「まっくらどうぶつえん」として、本当の夜の雰囲気を出しているそうだ。


象舎の前の手すりには、懐中電灯がいっぱいぶら下がっている。

これを使って象を見てよい。でも、所詮は懐中電灯なので暗い。照らしても非常暗く、カメラには映らない程度。


野生の象は真っ暗な森の中でも移動するため、夜急に出くわしたらこんな感じです…とのこと。

すこし離れて懐中電灯で照らしても、全身が照らせないほどの巨体。怖すぎる。



唐突だけど、これを見ていて、以前観たテレビドキュメンタリーの内容を思い出していた。


アフリカの、象が出る地域に昔から暮らす部族。

昔から部族の戦士は象と闘い、象を倒してきた。


ある時、干ばつで象がトウモロコシ畑を荒らすようになり、部落の長老が、現在の戦士に「象を殺せ」と命令する。

…が、今は象は保護動物で殺してはならない。そして現代の戦士は法律を理解している。


長老に象を殺してはならない、と言っても理解されない。

長老が戦士だった頃は、象と闘って倒してきたのだ。


象を殺せないのは戦士として心が弱いとか、話が噛み合わない。

…アフリカの奥地にも老害はあるのだな。


そして、戦士は板挟みのまま孤独な戦いを始める。


その方法が、畑の中に潜み、象をギリギリまで引き寄せてから、爆竹を鳴らすこと。

象は頭が良いので、潜んでいると気づかれてしまえば効果はないそうだ。

また、爆竹を鳴らすのが早すぎても、象はすぐ戻ってくる。


ギリギリまで引き付けて驚かすと、本当に恐怖を感じ、しばらく近寄らないそうだ。

ただし、ギリギリまで引き付けるので、象がパニックを起こして暴れれば、待つのは自分の死だ。


このときの映像が、暗視カメラで目の前でとらえた象だった。

懐中電灯で照らされた象に、その話を思い出したのだ。




まっくらどうぶつえんはもう一つあって、ニホンカモシカだった。

こちらは「本日一番見つけるのが難しい動物」だそうだ。


象のように巨体ではなく、生息地を真似たごつごつの岩場の中に潜む。

このときは、一番奥に作られた岩山のてっぺんに寝そべっていた。


懐中電灯の明かりは弱くて、遠すぎるカモシカを照らせない。

でも、複数の人が協力して照らすと、目が良い人ならカモシカがいるとわかる、という感じ。




昼行性の動物でも、夜は少し違った表情を見せていた。


最初にご飯を食べたあたり、ヤギや羊と触れ合えるスペースで、ヤギの目が昼間と違うことに気付いた。


ヤギの瞳孔は横に長く、昼間は細長い四角い目をしている。

それが、黒目がちな丸い目をしていたのだ。昼間見るよりずっとかわいい。



これほど近づける例は他にないのだけど、昼間とは違う雰囲気の中で、やはり昼間とは少し違う行動をとっているのがわかった。

昼行性の動物だからこそ、ライトがあると寄ってくるものがいる。

昼間は日陰に隠れて見えにくい動物が、光に惹かれて見えやすいところに出てきていた。




コース通りに回れば、この後はしばらく動物はいない下り坂になる。


ここでも飽きさせないように、林の中に LED で作った球を吊り下げたりしてあって、美しい光に囲まれながら散策できる。


やがて「円海山ゲート」(あまり使われない出入り口)の前に出るが、そのあたりの雑木林の中ではカブトムシが見られるように展示してあった。


そこから先に進むと、オーストラリアの生き物がいるオセアニア区なのだけど…

もう閉園時間がちかい。少し小走りで行ってみた。


…えっと、申し訳ないが、ここはわざわざ夜に見に来る必要が無いように思う。

コアラはもともと屋内展示で、夜でも変わらない。


金沢動物園のカンガルーは、人間がカンガルーの飼育スペースに入っていいことが特徴なのだけど、夜は足元が見えにくいので入れなかった。



以上でほぼすべて。

オカピ・キリンのいるあたりを通っていないのだけど、このコース取りだと、出口に向かうときに必ず通ることになる。


時間もないので、横眼に見ながら急いで通り過ぎた。





以下は動物園の話題ではない、おまけ。


閉園時間のお知らせのアナウンスが入ったので、急いで出口に向かう。



出口付近で、映像とも彫刻とも言い難い不思議な展示が一つあった。

投射式のゾートロープ。先に書いた「ひかるどうぶつえん」の展示の一つだ。


ゾートロープがあまり一般的に知られていないな。

映画やアニメの原型となったおもちゃで、覗くと絵が動いて見える。


これを、覗くのではなく周囲の地面に投射するようにして、装置をハンドルで回すと周囲に馬が走る、という作品。


そして、全体を木工で作り、置いてあるだけでも味わいのある、機能を持った彫刻として置いてあった。


…が、うまく動かない、制作者の方が隣で調整していた。

投射する映像が明滅するように明るさが変わってしまい、そのせいであまり馬が走っているように見えないのね。

馬の画像自体も、投影する場所が若干流れてしまうように感じる。



制作者の人が隣にいたのでお話を伺ったが、投射式を見たことがないので作ってみたそうだ。

そして、うまく動かないので「みんなが作らない理由もこれなのだろうな」と感じているようだ。


失敗かもしれない。

でも、僕はこういう失敗、すごく高く評価したい。

やろうとしていることがあって、やってみたら難しいとわかった。じゃぁ、次は何が邪魔をしているのか調べてみないと。



僕はちょっと見ただけなので、なぜうまくいかないのかはわからない。


そもそも、ゾートロープは円形の壁についたスリットから、中心をとおった向こう側の壁の絵を見る仕組みだ。

中央にライトを置いて投射する、という時点で、本来のゾートロープとも構造が違っているのだろう。

その仕組みは製作者でないとわからない。


#本来のゾートロープは十分にスリットが小さく、映像が見えてない時間のほうが長い、という点が重要。

 たぶんだけど、投射式で明るさを確保しようとしたためにスリットを大きくとりすぎ、そのために光が「徐々に漏れ、徐々に減る」のが明滅の原因。

 同時に、内部で乱反射した光が、この「少しづつ開くスリット」を通るために、画像が流れてしまうのではなかろうか。

 対策はスリットを小さくすることなのだけど、それでは光量が不足するので、凸レンズで集光してスリットを通し、再度凹レンズで光を投射、などの工夫が必要かもしれない。



制作者の方、「失敗」と落ち込んでいるかもしれない。

でも、少なくとも、僕は見たことのない「投射型ゾートロープ」に惹かれた。

たとえそれが未完成だとしても。


お会いした方がこの日記を読むとも思えないのだけど、失敗を乗り越えて、いつか完成させてほしいと思う。



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申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

あきよし】 その通りでした。動物園で見ている最中からタイトル勘違いしていました…(^^;
指摘ありがとうございます。本文修正しました。
 (2017-08-31 11:56:17)

【tap】 いつも楽しく拝見しています。文中の「ひかりのどうぶつえん」というのは「ひかるどうぶつえん」ではないでしょうか (2017-08-29 16:49:46)

アニマルキングダム・2周目~帰路  2017-08-22 18:36:23  旅行記 家族

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アニマルキングダム・2周目~帰路

家族旅行記の続きです。


再び入り口付近から草食動物ゾーンを一気に通り過ぎます。


チーターの展示場所に行ったら、先ほどいなかった仔ヒョウが放されていました。

以前に子供同士でじゃれあっていて怪我をする、という事故があったので、時間を決めて見せているのだそうです。


じゃれあって走り回っています。まだ丸っこくてかわいい。


ホワイトタイガーも、ゆっくり見られました。


本来のルートでは、ここから長い草食動物ゾーンなのですが、ショートカットがあるのを確認済みです。

すぐにふれあい広場に出られます。




ふれあい広場に付いたのが15時半。30分ほど遊ぶことにします。

もうお客さんはかなり減っていて、中で売っていた餌も販売終了しています。


でも、ふれあい広場前の売店(無人)にはまだ餌がありました。

クーポンはまだあるので、300円分買います。

そして、再びふれあい広場に入る料金500円を払い、入ります。


…また、カピバラやモルモット、マーラといった齧歯類に囲まれて、もへーっと過ごします。


中央あたりで何か騒ぎがありました。行ってみると、ダチョウの卵を子供が落として割ってしまったようです。

地面にどろりとした大きな黄身・白身が流れています。


こんな時でも慌てずに、お姉さんの解説。

ダチョウの卵は鶏の卵25個ほどの大きさがあって、食べてもおいしいです。

展示してあるものは古くなると腐ってしまい、すごい臭いがすることもあるのですが、今日の卵は新鮮なので臭くないですね。


…と、説明しながらてきぱきと割れた殻を片付ける。

かけらが落ちていたので記念に持ち帰りましたが、結構厚くて、瀬戸物の茶碗の破片みたいな感じ。

すぐ片付けないと、子供が触ると危ないんでしょうね。



お客さんが減っているので、飼育員さんへの質問などもしやすいです。


ふれあい広場内、2つのエリアに分かれているのですが、どちらにも同じような動物がいますし、マーラなんかは我が物顔で区切りのゲートを通り抜ける。

何で区切っているのかわからない。


怪我をしているカピバラがいたので、そのことを質問した時にエリア分けの理由がわかりました。


カピバラは普段おとなしいのですが、別の群れのオス同士ははげしく戦うんだって。

エリアが二つに分かれているのは、カピバラの群れを分けるため。


怪我をしている個体は、うっかり別のエリアに迷い込んでしまい、噛まれたのだそうです。




16時になったので移動します。

再び小高い山を登り、レストラン前の軽食売店へ。


みかんソフトクリームを食べたい、と主張していたのは長女。

もちろん、迷わず選びます。


次女は迷って、ミカンとバニラのミックスにします。

長男はチョコとバニラのミックス。


僕と妻はミカン。

…ミカン、チョコ、バニラしか選択肢がないんです。

ミックスは出来るけど、必ず片方はバニラで。


僕は気づいていなかったのですが、遊園地エリアにはもっといろいろな味のある軽食店もあったそうです。


しかし、この後遊園地エリアに行くつもりはありません。遠回りだから。

真っすぐ出口に向かうルートがあるのでそこを進み、お土産物屋さんへ。


お土産物屋さんを見たい、と言っていたのは長女。

次女は、昨日の水族館でぬいぐるみを買い、もうお金が残っていません。


でも、長女が欲しいものはなかったみたい。これなら昨日の水族館で買ったほうがよかったかな、という感想。

干物とか、家族で楽しめる伊豆みやげもどこかで買いたいと思っているので、アニマルキングダムはこれで出ることにします。




帰り道。


本当は、アニマルキングダムを3時半くらいには出て帰路に着くつもりでした。

でも、子供が楽しんでいるし、閉園時刻ギリギリまで遊び倒しました。


帰路の車の中で、長女・次女はすぐ寝てしまいました。

長男はさすがに体力があり起きていましたが。


帰りは干物屋にでも寄って…と思っていたのですが、前述のとおり長女のお土産も買いたい。

ぐらんぱる公園の隣に、大きなお土産物屋さんがあるのですが、前回そこで買い物したので、今回は違うところにしたい。


夕食も考えないといけない。…などと考えながら進み、1時間ほど走って、伊東の道の駅「マリンタウン」に入りました。


4時過ぎにソフトクリームを食べ、その後寝ていたので子供たちはお腹空いていないようです。

ご飯はここでは食べないことにして、お土産を見ます。


1時間ほど買い物をして、珍味好きの長男が気に入ったししゃもの浜焼き、ワサビ味噌、イカの塩辛など買います。

珍味ばかりではつまらないので、みかんを使ったお菓子も。


長女がお土産に選んだのは、金属製のしおり。435円。

チンアナゴとニシキアナゴが樹脂で色付けされています。

クリオネの図案とどちらにしようか迷っていたのですが、クリオネは水族館にはいなかったので、思い出になるほうで。


再び車を走らせます。

熱海付近ではまだお腹は空いていない、というので、さらに走って20時過ぎに小田原で夕ご飯。

値段高めの回転寿司でした。食べれる量がわからないから調整できるように…と考えたのですが、美味しかったので結構食べました。


この後さらに家まで1時間。帰宅は22時過ぎでした。

長男、この次の日は登校日だったんだよね。翌日眠そうでした。



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アニマルキングダム・遊園地エリア  2017-08-22 18:35:42  旅行記 家族

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アニマルキングダム・遊園地エリア

家族旅行記の続きです。


遊園地エリアに移動します。


エリア入ってすぐに、すごく古びたゲームコーナーがあります。


…うわ、僕としては見たい。でも、子供には絶対つまらない。

家族に、少しだけ見せて、と断って入ります。


入口付近には太鼓の達人とか、UFO キャッチャーとか、比較的最近のゲーム。

でも、奥にはわくわくパトカーとか、わくわくアンパンマンとか、ダンスダンスレボリューションとか…


奥のものはほとんど電源が入っていません。DDRは電源が入っているのだけど、画面に「HARDWARE ERROR」って書いてあるし、どうやらそれがわかっていて、間違えてお金を入れないようにコイン投入口をガムテープでふさいである。


じゃぁ、なぜわざわざ電源を入れるのか。電気代の無駄と思うのですが、わけがわかりません。


ゲームコーナーで一番大きな面積を占めるのは、子供向けのボールプール。

でも、なんだか埃で薄汚れた感じで、夢がありませんし、飛び込む気にもならない。


その他、動いていたものとしては…

リッジレーサー、レイルチェイス、出たな!!ツインビー、スペースインベーダーDX、スタントタイフーン、ポップンミュージック。


エレメカではワニワニパニックや、エアホッケー、目方でドンピシャなど。

ドンピシャは「物理的な挙動を楽しむ」というエレメカらしさをうまく使ったゲームで、結構好き。


…と、これくらいかな。子供たちはつまらなそうなので、さっさと出ます。




遊園地エリア。

カルーセルがあり、次女が乗りたいといいます。


カルーセルだけど「回転木馬」ではなく、ウサギやダチョウ(アヒル?)、キリンなど、いろいろな動物がいます。

半分は動物園のアニマルキングダムらしい。


300円。でも、長女・長男は、特に乗りたくはなさそうです。

次女が乗っている間に、別のものを探します。


すぐ近くに、スリラーハウスというお化け屋敷? がありました。

こちらも300円で、長男はこちらの方が気になると言います。


なんだか変な顔に壁が作り込んであって、出入りは口の部分。

建物の2階の窓には、なんだか変なマネキン人形で、フランケンシュタインの怪物に襲われる女性? が見えている。


スリラーって書いてあるけど、多分絶対怖くないから入ってみたい、と。


長男と長女で入ってみました。

出てから聞いたら、暗かったので長女はちょっと怖かったらしいけど、それは「暗い」ということに対してのみ。

長男に聞くと、「なんか、人形の首がぽーんって、飛ぶところがあって、すごく変で面白かった」とのこと。


感想だけではよくわからないけど、楽しかったみたいなのでOK。




他の乗り物エリアは坂の上で「面倒だからいい」と子供たちが言うので無視。

恐竜の森、というのがあるので入ってみます。


1グループ5人までで500円。

1人でも5人でも同じ料金って、かなりアバウトです。


森の中に、恐竜のロボットが置いてあります。

結構よくできています。

もちろん、ロボットと言っても歩いたりはしません。首としっぽが動いて、鳴く程度。


…鳴く?

問題はここの部分で、ゴジラのような、いわゆる「怪獣の声」が流されます。

でも、学術的な研究では、こうした声は出していなかっただろうと、むしろ否定傾向ですね。


恐竜がどのような声を出していたかはわかりませんが、声帯の痕跡のようなものはあまり見つかっていません。

哺乳類のような「鳴き声」ではなかった可能性が高いです。


最近は、ハトのように「くーくー」と鳴いたのではないか、という説が浮上しています。

恐竜は進化して鳥類になったし、鳥類と同じように鳴くというのは自然な仮説。


特にがっかりしたのが、パラサウロロフス

鼻からトサカを通り、喉に抜ける謎の長い管を持っていた痕跡が見つかっていて、共鳴させて「オーボエのような音を出したのではないか」と考えられています。


ロボット脇の説明にもそう書いてあるにも関わらず、鳴き声は「ギャース!」って感じの絶叫。

すこしは説明に近い音にしてほしかった。



まぁ、よくできていたので細かな不満点を書いているだけです。

ロボット自体は、わき腹が息をするように動いたりとか、瞬きしたりとか、細かな動きもあってよくできています。

恐竜にちょっと興味のあるお子さんなら、喜ぶと思いますよ。


最後には記念写真コーナーがあり、「孵化して卵から首を出した赤ちゃん恐竜」の横で、同じように大きな卵から首を出して撮影できるようになっています。


「顔出し」としては、変に顔をはめるわけでもなく、それでいて自分も恐竜になった感じで、よくできているのではないかな。




これで園内ほぼ一周。

時間は15時ごろでした。閉園時刻は17時。


後でまたホワイトタイガー見る、って約束しているし、カピバラとももう一度触れ合いたい。

レストラン前に伊豆特産のミカンを使ったソフトクリーム屋があり、それも食べる約束をしています。

お土産物屋さんも見たいそうです。


じゃぁ、2週目に入りましょう。


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アニマルキングダム・動物園エリア  2017-08-22 18:32:35  旅行記 家族

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アニマルキングダム・動物園エリア

家族旅行記の続きです。


宿から30分ほど走ると、伊豆アニマルキングダムにつきます。


近づいてからの案内看板表示、信号を「右上」です。何だよ右上って。

…と思っていたら、現場についてこの表示の正しさを知ります。


右折方向に道が二つあるの。片方は平坦で、もう一つは急な上り坂。

なるほど、「右上」という表現がわかりやすいのですね。


そして、坂を上って、登って…我が家のおんぼろ車ではオートマのDモードではパワー不足。

明示的に2速にしても時々ダメで、Lモードでやっと引っ張りながら登っていきます。


一気に山を登りますが、ここら辺「稲取高原」というのだそうです。

その上に、伊豆アニマルキングダムがあります。




伊豆アニマルキングダムは、小さな動物園+小さな遊園地、といった感じの施設です。

前日に行った下田海中水族館と同じで、小さいことを活かして楽しませてくれます。


特に、草食動物には自由にえさをあげられます。これが楽しい。

でも、餌は100円。しょっちゅう課金を求められる感じ。


入口で、22枚2000円のクーポンを売っています。クーポン1枚は100円として使えます。

これ、餌以外にも園内どこでも(売店などでも)使えるので、買って損はありません。


あと、入り口では売っていなかったのですが、17枚1500円というのもありました。

こっちのほうがお得だけど、遊園地エリアの奥でないと売ってないかもしれません。


#公式ページには、入口チケット売り場でしか買えない、となっています。

 遊園地エリアで売っていたのは、夏休み期間だけ、などの可能性もあります。




入るとすぐに草食動物ゾーン。

ペレットを、5個 100円で売っています。


ラマ、シマウマ、ダチョウ、ブラックバックなどがいます。

投げて、落ちたのをもそもそ食べてくれる、という程度。少しあげるのは楽しいけど、たくさんはいらないかな…


ダチョウの卵が、ところどころにまとまって落ちています。


以前に生態を知って驚いたことがある。ダチョウはハーレムを作り、代表の一羽だけが卵を温めます。

まとまって落ちているのはそのため。でも、ここでは誰も温めようとしていないみたい。



最初の餌やりゾーンは 80m 程度。それで一端屋内に入ります。

そこはレストランの地下を抜ける通路で、チーター・ライオン・ホワイトタイガーが見られます。


チーターは、もちろん本気で走れるようなスペースはないのですが、軽く走っているだけでも十分速い。


ホワイトタイガーは、それなりの値段で餌やり体験ができますが、先着順の人数限定。

あっという間に埋まってしまうようです。


餌やりをしたいとは思っていなかったのですが、この体験時間はその他の人は事実上ホワイトタイガーを見られません。

長女が「見たかった」というので、後でもういちど来る約束をして先に進みます。



再び草食動物の餌やりゾーン。

先ほどの場所に、折り返すように繋がっているのですが、動物は住み分けていて、こちらにはキリンなどがいます。


キリンは長い舌で餌(スティック状の野菜)を絡めとります。

これ、なかなか面白い。お金を払っても餌をあげたくなる。


通路はキリンの首がちょうどよい高さになるようにしてあります。

頭を間近で観察できるチャンスでもあります。


キリンって、角が5本もあるからよく見てみましょう。


#子供に「角は何本?」ってクイズを出したけど、当然うちの子は答えを知っているので、つまらん。



こちらの餌やりゾーンは150m くらい。

時間が合えば、サイに触ってみる体験もありますし、象の餌やりもできます。

僕らが行ったときは時間が合いませんでしたが。




わくわくふれあい広場。

実は、僕としてはここを動物園の目的としていました。


長女はカピバラが大好きで、次女もそれにつられてなんとなく好きなのですが、ふれあい広場ではカピバラと触れ合えます。

モルモットも、ハリネズミも、アルマジロもいます。ミナミコアリクイやリクガメ、アヒル、フクロウもいます。


あと、マーラ。最初は何者かわかってなかったけど、齧歯類で赤ちゃん(2週間前に生まれたらしい)はウサギみたい。

親は足が細く、最初は小型の鹿かと思ってました。


先にダチョウの卵の話を書きましたが、ふれあい広場にも1つ置いてありました。

自由に持っていい。結構重いです。



ふれあい広場に入るのは、一人100円。中で餌をあげたい場合は、これも100円です。


ここで1時間近く入り浸っていたと思います。

カピバラかわいい。背中を撫で続けていると、気持ちいのかごろりと横になり、お腹を見せてくれることがあります。

齧歯類だし、餌をあげるときも気を付けないと危険…と、昔ズーラシアの飼育員さんに聞いたことがあるのですが、非常に憶病で、あまり危険は無いようです。


#もちろん注意は必要。


カピバラは5月に子供が生まれたばかりだそうで、ちびっこいのもたくさんいました。




12時半。

お腹がすいてきたので、ふれあい広場は終わりにして、レストランに行きます。


レストランは、少し坂を上った上に入口があります。

小高い山になっているので、入り口からは動物園の全体が見えます。


もっとも、そこから階段を下りて、食事席は低いところ。

ライオンとホワイトタイガーの飼育場の間に位置し、壁が全面ガラスです。

猛獣を見ながら食事ができるようになっている。


時間的に混んでいるかな…と思っていたら、そんなことはありませんでした。

ただ、窓際席はさすがにありません。


また、この日は少し暑く、ホワイトタイガーは日陰に隠れてしまいレストランからほとんど見えません。

それをすでにわかっているうえで、座席はホワイトタイガー側の一番内側しかありませんでした。


まぁ、目的は食事なので構いません。食べます。

それでも、時々ホワイトタイガーがうろうろして出てくるのを見ることは出来ました。



食事が終わって出るころには1時過ぎ…

だったのですが、この時間になって混み始めていました。入り口には席が空くのを待つ列が。

いいタイミングで入ったようです。



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あきよし】 最近「ハチミツとクローバー」読んでいて知ったのですが、アニマルキングダムに訪れている話がありますね。特に説明はないので、知っている人しか判らないのですが、さらに後の話でも「以前の伊豆旅行で~」みたいに語られているので間違いなさそうです。(訪れているのは12話だったと思う) (2017-10-24 17:25:23)

とうてんぽーる  2017-08-22 18:31:41  旅行記 家族

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とうてんぽーる

家族旅行記の続きです。



宿であるペンション「とうてんぽーる」まで、車で1時間半。


地図を見ると判りますが、下田を見に行ったのに、伊豆高原の宿をとるのは意味が分からない。

ちなみに、翌日のアニマルキングダムは、とうてんぽーるから下田方向に30分ほど行ったところにあります。

これも意味が分からない。



まぁ、今回は観光はおまけで、宿の夕食が主目的なのです。

次女が行きたいと言ったので。


以前に一度使った宿なので、勝手は大体わかっています。

途中買い物をしたので、到着は15時45分ごろ。

ちなみに、買ったのは今夜飲む酒です。部屋には冷蔵庫はあるけど、中身は入っておらず、持ち込み用です。


宿に入ってから、まだ観光したければ近くのミニ博物館を…と思っていましたが、朝も早起きで、水族館ではしゃいでいたので、長女は眠いそうです。


とうてんぽーるには、天然露天温泉があります。グループ貸し切りで24時間入れます。

ちなみに、お湯は熱海から持ってきて、沸かし直しているそうです。


とりあえずお風呂でゆっくり汗を流します。

その後、長女と妻は昼寝。部屋は2部屋だったので、僕と長男と次女はもう一つの部屋へ。


#本来1部屋4人までなのですが、以前は次女が保育園児だったので、添い寝にして5人入れてもらいました。

 宿泊費は人数によって決まるので、部屋数は値段に影響しません。



僕も疲れたのでぼーっとしながらテレビなど見てました。

たまたまやっていたアニメ見ていたのだけど、普段見てないからよくわからない。

ちなみに、2年半前にも、ここの宿でこのアニメを見た覚えがあります。


境界のrinne

 今調べたら、2年半前には「始まったばかり」で、春から秋までの半年で1シリーズ。

 人気があって今年は3シリーズ目らしいです。



次女は30分ほどで「すっきりした」と起きてきました。

妻は18時15分ごろに起きてきました。


夕食は18時半からです。




18時半に食堂に行くと、他のグループの人達はもう夕食をはじめていました。


夕食はバーベキュー。肉と魚介が半々、という感じ。


牛肉、骨付きソーセージ、手羽先、チョリソー(子供にはフランクフルト)

イカ、殻付きホタテ、イセエビ

玉ねぎ、キャベツ、エリンギ、パプリカ、ナス


これ以外に、ご飯とみそ汁、サラダとフルーツは取り放題。

文字にすると少なく見えるけど、食べると結構な量です。


後で聞きましたが、魚介は青森から新鮮なものを取り寄せているそうです。



グループごとに、卓上のガスロースターがあって、好きなように焼きながら食べます。

ホタテを酒蒸しにできるように料理酒、ポン酢、バーベキューのたれも用意されています。


サラダにはフレンチドレッシングとおろし醤油ドレッシング。

キャベツを中心とした千切り野菜と、プチトマト。

フルーツは、ルビーグレープフルーツ、カットスイカ、パイナップル、梨。


バーベキューで肉などを食べる傍ら、サラダがうまいと食べる妻・長男。

パイナップルにおろし醤油ドレッシングがすごくおいしい! と長男が言い出し、食べてみると実際うまい。


長女は、フルーツ焼いちゃダメ? と言い出します。

すこし考え、おそらくパイナップルとグレープフルーツなら、焼いても確実にうまい、と教えると、パイナップルを焼きました。

これがまた非常にうまい。


みんなモリモリ食べますが、最初に次女がお腹いっぱいに。

バーベキュー! って喜んでたのですが、小二だからそれほど食べられない。


長女も、この日は歯が生え変わりそうでぐらぐらしていて、固いものにかぶりつけない。

ゆっくり食べているとすぐお腹いっぱいに。


長男は食べ盛り。たくさん食べますが、同時に「好きなものはいっぱい食べたい」性格。

パイナップルにドレッシングかけて食べたり、みそ汁飲んだりしていてお腹いっぱいに。


最後、僕と妻で残った肉と魚介を食べました。お腹パンパン。

非常においしいし、残すのはもったいないから。



夕食後、もう一度風呂に入ってから就寝。

子供たちはすぐに寝ました。


親は酒を飲んで明日の予定など相談しましたが、二人でチューハイ1缶飲んだらもう眠い。

2缶買ってあったのだけどね。




翌朝、いつもの癖で5時半には目覚めます。

静かに6時まで待って、子供たちの部屋へ。


まだ寝ていましたが、部屋に入る音で気づいてすぐ起きました。

その程度には目覚めていた様子。


長男が朝風呂行こうというので、妻も起こします。

なんか、家族旅行時の朝風呂も恒例行事。



朝ごはんは8時からです。

まだ時間があったので、近所の散策など。高原の朝なので気持ちが良いです。




朝ごはんは、アジの干物とワタリガニの味噌汁。

卵焼き、ポテトサラダ。

すぐき漬け、しらす大根、昆布の佃煮、梅干。


伊豆の海が近いから、干物とかすごくおいしいです。


子供も同じメニューだったのだけど、やっぱり次女・長女には量が多い。

好きなものだけ食べさせて、残りは僕が食べます。


長男、漬物とか、しらすとか…上に書いたメニューの、最終行にあるようなものでご飯を食べるの大好き。

これだけでご飯3杯行けそうだけど、そんなに食べられない、と謎の困り方をしています。


まぁ、少しづつご飯に載せては食べる、という方法で、ごはん2杯で食べていましたけど。




チェックアウト。


以前来た時は、子供にマルカワのマーブルフーセンガムを1箱づつくれました。


今回は、「つかみ取り」になってました。

フーセンガムは当然、M&Mチョコの小袋、おやつカルパス、クッピーラムネ、フェリックスガム、いくつかの飴玉。

これを「片手で取れただけあげるよ」とのことなのですが…


長男が「カルパス好きだからいっぱい取りたい」と言っていたら後で追加してくれるし、次女は手が小さいのでおまけ、と宿のご主人がひと掴みくれる。


すごく大量に駄菓子いただきました。

子供は大喜び。家に帰ってから均等に分けました。

(宿のご主人が、お父さんとお母さんにもあげてね、と言っていたので、分けられない余りは親の分です)



前回もいい宿だったのですが、相変わらずいい宿でした。

ただ、妻としてはここの料理がおいしいので、自分で焼くバーベキューではなく、料理食べたかったな、とのこと。


夏でも、バーベキューではなく普通の料理を出してもらうこともできます。

今回は次女の希望があったので、わざわざバーベキューを食べられるときに行ったのですが。



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