2013年09月28日の日記です


小さな冒険  2013-09-28 21:40:38  家族
小さな冒険

目的地が決まっていれば「旅」だが、手段だけが決まっていれば「冒険」だと思う。


次女が、近所の高圧電線を見て「どこまで行ってるの?」と聞いてきたのは1か月ほど前。

じゃぁ、今度電線を追いかけて確かめてみよう、と約束した。


今日、家族で高圧電線を追いかける冒険に出かけてみた。


目的地は決めない。ただ高圧電線をたどっていくだけの、小さな冒険。


実は、子供には言っていないが、あらかじめ Google Map で調べてある。

どこまで追いかけてもきりがないことはわかっているが、適当に切り上げて帰ればよいだろう。



家族みんなで自転車で出かける。

長男は自分の自転車。長女と次女は、僕と妻の自転車に分乗。


最初のうちは近所だから、長男も自分で走りなれた道。

家の近所から電線を追いつつ、通いなれた保育園を通り、公園を通り…


いつもの知っている道でも、鉄塔を見つけながら、その鉄塔の番号を確認しながら進むのは新鮮だ。


長男が知らない道に入ってしばらく行くと、冒頭に示した写真の変電所があった。

結構家の近所なのだが、僕もここは知らなかった。(妻は知っていたらしい)


変電所がなにかわかっていない長男に、変電所の役割を教える。

冒険旅行は社会科見学でもあるし、「電圧」とは何かを教える理科にもなる。




この変電所から家の近所まで電気が来ていることはわかった。

つづいて、この変電所にはどこから電気が来ているのか、追い続ける。


僕が小学生のころ住んでいた町に入る。

友人の家の前を抜け、友人が通っていた高校の前を抜け、長男が生まれた時に住んでいたアパートを抜け…


かなり走り、長男が疲れてきた。

電線はまだ続くが、この後は延々上り坂だ、と判っている。


旅の提案者の次女に聞くと、おなかすいたからもう終わりでもいいという。


コンビニで弁当を買い、近くの公園で食べる。

(昔住んでいた町なので、大きな公園があることも知っていた)


子供たちは、はじめて来た公園にはしゃいで遊んでいる。


とりあえず、旅の終わりは初めて見た公園。

「また遊びに来たい」と次女は言った。何かの機会があれば、それもいいだろう。


街の中でも、こういう無目的な冒険は楽しい。

今度は川沿いにひたすら走るとか、やってみようかな。




同じテーマの日記(最近の一覧)

家族

関連ページ

ベーマガに出会うまで【日記 15/03/25】

ベーマガに出会うまで【日記 15/03/25】

早口言葉【日記 17/02/23】

ワープロの日【日記 13/09/26】

別年同日の日記

11年 Location ヘッダと 302 ステータス

15年 シーモア・クレイ 誕生日(1925)

18年 夏の家族旅行、まとめました


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています


戻る
トップページへ

-- share --

0000

-- follow --




- Reverse Link -