Llamaの足跡
2023.6.20
ずいぶん前から、Android 自体のセキュリティポリシーの変更により、Llama は動作しなくなっています。
OS の動作を状況に応じて自由に設定できる便利なアプリだったのですが、それって、OS から見ると「勝手にOSの設定を変更する無法者」ですからね。
残念ながら、今後こうしたアプリはなくなるのだと思いますが、ページ自体は残しておきます。
Llamaと一緒にお出かけしましょう。
ラクダの仲間でかわいい顔をしているリャマ…ではなくて、Llama は Android 携帯電話向けの無料アプリです。
最新版は作者さんのページでダウンロードできます。
Llama - Location Aware Mobile Application
…の頭文字をとって、Llama。「Llama - 場をわきまえる携帯アプリ」とでも訳せばいいのかな。
場所や時間、状況に応じて、マナーモードに切り替えたり、WiFi通信を制御したり、画面の明るさを変えたり。
いろいろなことができます。すごく便利なアプリで、僕は重宝しています。
でも、このアプリ、できることが多すぎて「アプリ紹介サイト」では、実際の使い方に踏み込めていません。
ここでは、「実践編」を紹介しようと思います。
自分でプログラムを作れるようになったら、イベント配布ツールのページも読んでみてください。
各種設定の実例集
自分が使っている設定を、参考程度にどうぞ。
基本的に、省電力、パケット代節約を目指して作られています。富豪な方には不要かも。
翻訳
僕自身が英語をよくわからなかったので、動作を調べながら翻訳を行いました。翻訳データを作者さんに送って、今は日本語も使えるようになっています。
…このページ、一応「日本語公式ページ」ということになるのでしょうか。なにも偉そうなことはできませんが。
(メッセージ翻訳しただけでプログラムは作っていないので、機能要望などを言われても何もできません)
翻訳にはいろいろとおかしなところもありますが、言い訳については以下のリンクを参照。
ところで、Llama とよく似たソフトに Locale と Tasker があります。
Llama は無料、Locale と Tasker は有料(どちらも499円)で、非常に似ているものの、少しずつ方向性が異なっています。
(その後知ったが、AutomateIt というのもあります。機能制限つきで無料。Pro 版は 129円)
AndroidアプリとしてはTaskerとLocaleがほぼ同時期につくられ、Llamaはずっと後発。
だから、Localeには関連ソフトがたくさんありますし、Taskerには日本語で書かれたノウハウページがたくさんあります。機能も Taskerのほうが豊富な模様。(僕は使ってないから知らない)
Llamaには、そうしたものは(いまのところ)あまりありません。
別に有料でいいよ、と言う人は、Locale や Tasker を使うのも良いかと思います。先人たちの「資産」がありますから、それに対してお金を払う価値がある。
しかし、たとえ500円でも、有効に使えるか不安なものにお金を払えない、という方のみ、Llama をどうぞ。
(Llama で練習してから Tasker に乗り換えてもいいんだし。…といっても、使いこなせるときには不満はなくなっていると思う)