家族の日記です

目次

2024-07-01 文化祭
2024-06-28 茶の湯
2024-06-27 回線復活
2024-06-23 ネットワーク障害
2024-06-17 全公立展
2024-05-30 溶連菌
2024-05-27 またまた風邪
2024-05-23 ここ数日の我が家
2024-05-20 病気その後
2024-05-14 腸炎でした
2024-05-11 病人食
2024-05-06 横浜散策(4/4)
2024-05-06 横浜散策(3/4)
2024-05-06 横浜散策(2/4)
2024-05-06 横浜散策(1/4)
2024-04-30 ピクミン4
2024-04-22 最近遊んでいるゲーム
2024-04-21 次女の誕生日
2024-04-15 ビーチコーミング
2024-04-15 観音崎自然博物館
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文化祭  2024-07-01 11:48:30  社会科見学 家族

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先週末の土曜日、6月29日の話。


土曜日でも長男は大学がある。僕も早起きして弁当など作る。

しかし、それ以外の家人は予定もないし、ゆっくり起きてくる。


8時過ぎに妻が起きてくる。のんびり朝御飯を食べて、買い物どこ行こう、などと話をする。

週末に、1週間分の食料をまとめ買いしているのだ。


9時半ごろになり、子供も起きてこないから、書置きして買い物出るかー、などと話していると、長女が、すぐに次女が起きてきた。


そして、次女が言うのだ。

「今日明日で、志望校の文化祭があるから見に行きたい」と。


そういう大切なことは事前に言え、と以前から言っているのに、当日になって、出かけようとしている直前でいうか。



そういえば、半月前の全公立展の時に、文化祭見に行きたいとは言っていた。

でも、半月も経つと忘れてしまうから数日前にもう一度言って、と言っておいたのだ。




さて、志望校がどこかは、本人プライバシーのため書きません。

しかし、余りにも特殊な学校なので、これからの文面読むと判ってしまうかもしれません。

気づかないふりでお願いします。



その志望校は、「世界的に知られた高校」で、文化祭には地域住民や志望している中学生だけでなく、世界中から人が来ることが予期されるのだ。大げさではなく。


土日で文化祭がある、という話だが、どちらが一般公開日をまず調べる。通常は一般公開は1日だからだ。

しかし、その高校では、上記のような理由により、2日とも一般公開日になっていた。


となると、日曜日はより混むだろう。親と一緒に来たい中学生にとっては、土曜日が無理な場合もあるだろうから。

天気予報も、土曜日は雨だが日曜日は晴れる、となっていた。これも日曜日の方が混みそうだ。


10時からということだから、今すぐ行って10時に入った方がすいているかな? と妻に言うと、妻は逆の考えで、おそらく開門前から行列ができているだろう、と見ていた。

うん、それもあるかもしれない。


混雑が予期されるので、車などでは絶対に来るな、と告知に書いてあった。

もちろん高校までは行かないが、学校の近くに時々行くスーパーがある。僕はそこで買い物をすることにして、妻と次女はそこから高校まで歩く、というプランが建てられた。


この日、僕はホームセンターに行かないといけない用事もあった。

ペットのハムスターの風呂砂が、そこでしか売っていないのだ。


食料品で冷凍食品を買ってしまうと溶けるので、妻と次女を高校まで送ってから、ホームセンターまで移動(これが片道15分以上かかる)、買い物してから再度妻と次女を送った付近のスーパーまで戻り、買い物、というプランになる。




さて、僕の方の買い物はどうでもよいだろう。広い範囲を右往左往して必要なものを買っただけだ。

妻と次女から聞いた話を、聞き伝えになってしまうが記そう。


高校についたのが11時ごろ。入場行列は学校を1周半取り巻いており、受付を済ませて入るまでで1時間弱。


受け付けには、日本語と英語、韓国語、中国語と、もう一つ謎の言語で案内が書いてあったらしい。

有名な学校に是非入って見たい、という観光客が、わざわざ文化祭の日程に合わせて来日する場合があるからだろう。オーバーツーリズム。


文化祭の内容は、ショボかったらしい。

いや、高校生がやる出し物なんてそんなもんでしょ? と思ったが、長女のいる高校の文化祭には妻は行ったことがあり、それと比較して明らかにショボいという。


出し物などを伝えるポスターなどで、二次創作汚染がひどいという。長女の高校や、次女の中学では著作権に厳しく、そういうのは許されないのだ。


いや、今回行った高校、サブカル好きが集まりそうな土壌ではあるのだ。二次創作が多い、というのは、そういう子たちが描いているのだろう。

しかし、部活としてはサブカル系の部も、同好会もない。普通の各種の部活、クラスに、二次創作の絵を描けるような子が多数いる、と思われる。


また、美術部の展示は、一部が漫研のようになっており、二次創作イラストが多数展示されていたらしい。

なるほど。サブカル系の部活はないが、美術部でやってしまうのか。それは美術部でいいのか。


次女としては、偏差値的な問題でちょうどよいのでここを志望校としているのだが、サブカル系の部がないのが悩みの種だった。

次女もサブカル好きなのでね。サブカル好きならこの高校は同好の士が集まりそうだと思うのだけど。



ともあれ、学校の雰囲気はわかったので、行ってよかったという。

親の側は急に予定変更して対応したが、何か得られたなら良かった。


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茶の湯  2024-06-28 12:16:24  歯車 料理 家族

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先日、ネットが不通になっていた間のお話。


長女は胃酸過多気味で、酸っぱいものが苦手で、苦いものが好き。

幼児のころから、ピーマン大好きだったし。


先日急に「抹茶飲みたい」と言い出した。

自分のお小遣いで買うから、どこかで抹茶売ってない? と。


いや、抹茶って、結構高いのよ、という話をする。

よくわからんが、多分抹茶買ってくると、小さな缶入りで 1000円くらいする。


え、そんな高いの? と長女。

ただ、抹茶自体、飲むときはほんの少ししか使わないので、小さな缶でも20杯くらい飲めるのではないかなぁ。

ようわからんけど。

普通のお茶の葉も、コーヒー豆も、200g で 1000円くらいからで、飲める杯数は同じくらいじゃないかな。


1000円ならお小遣いで出すから買いたい、という長女に、粉だけあっても抹茶は飲めない、と説明する。


茶碗、茶筅、茶杓の3つが必要だ。


茶碗なんて、家にある丼でも十分。茶杓も、スプーンでもいいし、清潔なら耳かきだっていい。

しかし、茶筅は必要だ。


泡だて器じゃダメなの? と長女。

しかし、あれはある程度量がないと混ざらない。抹茶は、ほんの少しのお湯で作るのだ。


スプーンで混ぜるのではダメ? と聞かれるが、抹茶は結構溶けにくいので、その程度では綺麗に溶けない。


茶筅、1500円くらいから、かなぁ。昔の知識での値段なので、値上がりしているかもしれないけど。


さすがにお小遣いでそこまで出すのは…と長女も考え込んでいるので、少し考える。


あ、あれだ。100均で、よく電動のミルクホイッパー売っているけど、あれなら混ぜられるんじゃなかろうか。


そんなわけで、今度買い物行くときに探してくるよ、と約束する。




翌日が土曜日だったので買い物に出たのだが、先日「ネットワーク障害」について書いた日記の日に当たる。


僕と妻が別行動している間に、妻がミルクホイッパーを購入してくれていた。

以前は電動のものがよく売っていたが、探しても見当たらないので、手動のものにしたという。


良く買い物をする商店街のお茶屋さんを見たが、煎茶やハーブティーは売っているのに、抹茶がない。


車を停めていた、ブックオフの入るビルのスーパーの中にもお茶屋さんがあったのを思い出し、見に行くと、抹茶が売っていた。


小さな缶で、500円から 2000円まである。今回は試しに飲んでみたい、という程度なので、500円のものを購入。

茶筅も 1200円で売っていたが、ひとまずミルクホイッパーで試してみよう。




家に帰り、お茶のセットを買ってきたと長女に伝えると、まずミルクホイッパーで遊び始める。

だって、ミルクホイッパーだから、まずはミルクをホイップしなきゃ、と。


温めたミルクを混ぜると、見事に泡立つ。面白い。


手動ホイッパー、中を見たわけではないが、持ち手部分の中が空洞でバネが入っており、金属で作られた軸部分を押し込むと中に入る構造だ。


ナイフのおもちゃで、何かに向けて「刺す」と、刃の部分が持ち手に引っ込んでしまう「びっくりナイフ」と同じような構造。


ただ、内部に螺旋状の溝が刻んであり、軸にはその溝に噛み合う羽根が付いている。

だから、押し込むと先端のホイッパー部分が回転する。力を緩めるとバネの力で元に戻り、逆回転する。


ホイッパー部分は、独楽のように軸が先端まで突き抜けている。

そのため、後ろから押し込む力をかけても、ホイッパー部分は軸を支えに宙に浮いていて、綺麗に回る。




続いて、いよいよ抹茶を入れてみる。

…抹茶の量もお湯の量もよくわからない。最初にやってみたのは、味は薄くて泡立たなかった。


もう少しお湯を少なく、抹茶を多く入れてみると、泡立ちかたもいい感じだし、美味しかった。


抹茶をスプーンで入れていたのだが、どうも量がわかりにくい。

アイスクリームを食べるための、熱伝導性の良いスプーンを使ってみると、分量がわかりやすくていい感じ。

(ほとんどアイスの「ヘラ」に近い形状で、くぼみが少ない。これが茶杓とよく似ている)



そんなわけで、我が家では急に茶の湯のブームが来ました。

毎日のように、アイスのスプーンとミルクホイッパーで、抹茶を入れている。



…が、すでに飽きたっぽい。3日ほどは1日に2回とか飲んでたけど、もう飲まなくなってる。

平日はみんな忙しいせいもあるとは思うけど。


まぁ、抹茶はまだあるので、週末のたびにでも飲むとは思います。


そうそう、「自分のお小遣いで買う」と長女は言っていましたが、家族みんな飲むので、家計から出しました。



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回線復活  2024-06-27 10:42:17  コンピュータ 歯車 住まい 家族

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本日10時30分ごろ、無事ネット回線復活

不通期間、6日間とちょっとですね。長かった。


工事担当者が家の前の電柱のあたりをいろいろ調べていて治ったのですが、


「原因、リスですね。

 最初はカラスかと思ったのですが、あれはリスの齧り跡です。」


とのこと。断言できるくらい見慣れている、ということが面白い…


いや、面白くは無いな。自然の脅威は仕方がないとはいえ、リスに齧られないケーブル皮膜を研究してほしい。

西日本では、「クマゼミに産卵されないケーブル」を開発しているのだから。


あと、ENIAC も開発中に、「ネズミに齧られにくいケーブル」の確認作業とかしているんだよね。

あれ、当時としては最大級にケーブルを引き回す機械のプロジェクトだったから、ネズミに齧られることを想定して対策していた。

(自分の書いた ENIAC のページを確認したが、このエピソードは書いてなかったようだ。ページ書いたときの参考文献には書かれていた)



ともあれ、ページも復活ですし、メールも届かなくなっていたの復活です。

家庭内 LAN に繋がっていたプリンタも使える。


(緊急で、WiMax でネットをできるようにしていたが、これは家庭内 LAN にはつながらないため、プリンタが使えなくなっていた)


町内会の仕事が、メールもプリンタも使えないので滞っていたのだよね。

すぐやらないと。



2024.6.28追記


6日も通信ができなかったので、プロバイダに損害賠償について問い合わせてみた。

一応、プロバイダの規約では、24時間以上サービスが提供できなかった場合は、損害賠償するとなっているためだ。


NTT 回線はプロバイダの持ち分ではないが、プロバイダが NTT から借り上げてリセールする形になっているため、僕から見れば「プロバイダの責任」となることに留意。



先ほど回答が来た。

規約の別の個所には、「自然災害などの場合は除外する」規定がある、とのこと。

リスが齧った、というのはまさに自然による災害であり、こちらの規定を適用するため、損害賠償は行わないとのこと。


まぁ、それは仕方がないか。

自分でも損害賠償を期待していたわけではなく、規約にあったからどうなっているかな、という興味で問い合わせてみた程度なので、納得いく理由の回答が得られたという点で満足。





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ネットワーク障害  2024-06-23 10:09:35  コンピュータ 住まい 家族

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6月21日の午前8時1分ごろより、長期にわたりこのページが見られなくなっている。


…と書き出したが、この日記も書いてすぐには見られないだろう。

復旧し、公開されるときの為に書いておくものだ。


当日は金曜日。長男はすでに大学に行っており高校生の長女と中学生の次女は、いつも8時過ぎに家を出る。


この日も、点けていたテレビで7時台の NHK ニュースが終わり、朝ドラに変わったが、興味ないのでチャンネルをテレビ東京に変更した。

時間目安としてのテレビは欲しいのだが、8時を過ぎたら「見たくなるような内容」はダメなので、テレビ東京なのだ。この時間は15分間の「丸ごとCM番組」をやっているが、旅行会社の提供で、ちょっとした旅番組になっている。


で、チャンネルを変えた直後、画面が真っ暗になって「信号がありません」というテレビの警告になった。

テレビのケーブルが抜けたりするとこうなるのだが、今の流れで物理的に抜けるようなことは一切ない。


我が家の立地は、テレビ視聴難地域である。そのため、テレビを見るには CATV に加入しなくてはならない。

これが、昔は地域の CATV 局で料金も安かったのだが、10年くらい前に日本全国で CATV の合併再編が相次ぎ、2回会社が変わって料金もとても高くなった。


その頃、インターネットの光回線を使って地上波・BS 波を配信する、フレッツ光TVというサービスが現れた。

CATV のように豊富なサブチャンネルはないが、我が家に十分だったし、すでにフレッツ光は使用していたので、こちらに乗り換えた。


そういうわけで、テレビ信号が急に途絶えた、という段階で嫌な予感がして、スマホのネット接続を確認した。

家庭内の WiFi ステーションには接続するが、「インターネット接続無し」だった。


子供たちの見送りはまだだったが、仕事部屋に直行し、PC を起動し、ルータの設定を見る。

ネット接続が切れている。再接続ボタンを押しても復旧しない。


電話の受話器を取る。我が家では電話もフレッツ光電話だ。こちらも、「ツー」という、交換局に繋がっているときの音がしない。


ネットの接続が切れてしまう、ということはこれまでもたびたびあった。

でも、その場合もテレビと電話には影響がなかった。同じ線を使用しているが、これらは論理的には分離されたものなのだ。

それが全部まとめてダメになっている、というのは大事だ。


念のため、ONU を再起動。ONU というのは、光回線の信号をイーサネットの電気信号に変換する装置だ。

光モデム、という言われ方もする。モデムとはこの場合適切な言い回しではないが、歴史的経緯でその方が概念を伝えやすいためだ。

そして、テレビの同軸ケーブルと、電話線は、この ONU から出ている。


インターネットは、ONU にルータを接続し、ルータが接続を行う。先ほど「論理的に分離している」と書いたのはそういうことで、ルータのネットが切断状態でも、テレビ・電話が使えるのはこのような仕組みだからだ。



さて、再起動してから点検して気づいたが、ONU のパイロットランプ群のうち、「光回線」のランプが消えている。

つまりは、光回線への接続が切れてしまっている。




すぐに NTT の障害・工事ページなどを見る。特に情報はない。

この地域全体の原因ではなさそうだ、ということになる。


NTT基地局の問題の場合、障害などがあればすぐに告知が出るのだ。

でも、基地局と我が家をつなぐ回線のどこかで問題が起きているのであれば、そのような情報は出ない。


NTT のページから、故障に関する問い合わせをしようとしたところ、我が家の電話番号は「契約がない」と言われて問い合わせできなかった。


これは、インターネットプロバイダとして別の会社を入れているためだ。

以前はNTT の固定電話だったが、番号はそのままに IP 電話に変更し、その管理はプロバイダになっているのだ。テレビも同様。


ネットがないが、スマホを使ってプロバイダの問い合わせ電話番号を調べる。

受け付けは朝 10時からだった。WEB フォームなら 24時間受付なので、詳細な情報を書いて連絡を待つことにする。


僕は普段在宅で仕事をしているが、今日はネットが繋がらず仕事にならない可能性がある。

仕事を受けている会社の連絡用 slack にその旨書いておく。


10時16分に、プロバイダから連絡が来た。

光回線がそもそも繋がっていない、というのは、プロバイダ側の作業ではないので、NTTへの依頼となる、という丁寧な謝罪と、了承してもらえれば電話番号を NTT に伝え、折り返し電話させる、という案内だった。

当然了承する。


10時50分に、NTT から連絡が来た。

光回線のランプが付かないというのは、ONU 端末の故障が考えられる、とのこと。


しばらく前に ONU 故障して、交換したばかりなんですけどね…

と伝えたところ、最近だと思っていた僕の記憶がいい加減で、1年半前だった。NTT 側でちゃんと記録に残っているの素晴らしい。


しかし、工事担当者を手配して回線から確認すると、来週火曜日になるという。

機器交換であれば、すぐに発送して明日には到着する、とのことで、NTT の人も ONU 端末の故障の可能性が高いとみているようだったし、交換を選択する。




この日は仕事にならなかったので、普段忙しくてできていなかった家事をやった。


・壊れかけていたテレビリモコンを、分解して修理。導電性ペイントをゴムボタンの裏に塗ったら快適。


・動作が重くなっていたミシン、以前妻に相談されてすっかり忘れていた。オーバーホールの手配完了。


・捨てようと思っていた古いパソコン。入る箱を用意して、詰められるものは詰め、まだ動くものは HDD 完全消去。


・古い子供服や子供のおもちゃなど、ブックオフに売るつもりでまとめる。



ネットもテレビも使えない、というのは苦痛。デジタルデトックス! なんて冗談めかして言ってみるが、そんなもの糞くらえだ!

現代社会において、ネットが繋がっていないのは生活に支障をきたすレベルの災害だ。


溜まっていた家事の中には、ネットで調査が必要なものもあったが、それらはこなせていない。

せっかく時間があっても、家事すらできないのだ



しかし、やることがないので早めに夕食の支度をして、日が沈む前に食べた。

この日は夏至だったから、部屋の電気を点けずにろうそくをともして夕食にしたのだ。


…なんか、電話もネットも止まった上、電気まで止められた生活、みたいになった。




翌日。

長男は大学の課題がネットで調査して、ネットで提出らしいのだが、できない。

土曜日だが大学の講義はあるのだが、家のパソコンを持って行って大学でやることにした。申し訳ない。


早くONU 交換機機が届かないかな…と待ち続けるが、11時過ぎにやっと届いた。

早速交換し、状況が変わらないことを確認する。機械の故障はないだろうと思っていたが、やっぱり違うと確認できた。


すぐにプロバイダに連絡。電話をかけたら「この電話からは受け付けられません」と言われた。固定電話用の番号が公開されていて、携帯からかける場合は別番号のようだ。

調べると、いろいろな部署ごとにたくさんの番号が出てきた。どれが適切かわからんので、面倒になってまた WEB フォームを使う。

昨日相談したこと、状況が絞り込まれてNTTの工事が必要なこと、NTTから直接折り返し電話で構わないことを書いた。その方が速いだろうから。


でも、13時14分にプロバイダから連絡あり。まぁ、必ず確認してからでないとダメだとか、規則があるのだろう。

NTT の回線工事が必要そうなので、NTT から折り返し電話させる、というやり取り。



どうしよう。回線の復旧は非常に重要な課題だが、家の買い物にも行かないと食材が少ないのだ。

それに、昨日まとめた不用品も、ブックオフに売りに行きたい。


出掛けることにする。運転中に電話がかかってくると厄介なので、運転は妻にしてもらうことにした。


そしたら、近所のブックオフの駐車場についたところで、NTT から電話あり。

工事しかない、とわかっているので、日程調整のみ。最速で木曜日だというので、それで頼む。

最初から工事を頼むのに比べ、2日も伸びてしまった。


さて、不用品を持ち込んだが、査定に 40分かかるという。

その間に妻は買い物に行き、僕は床屋に行きたかったので QBHouse へ。

思ったより込んでいたので、待ち時間の間に対策を調べる。


木曜日に工事だと、月火水の3日間仕事にならない。詳細には語らないが、3日間仕事しないと、10万円を超える損失になる。


近所のコワーキングスペースを検索してみる。ネット接続ができる、仕事をしてもかまわない場所だね。

共用エリアなら、1日滞在しても1000円、とかあるのだが、そういうわけにいかない。

仕事中は頻繁に電話連絡もするし、機密情報も扱うので、個室でないといけないのだ。


個室は高くて、一日の作業時間8時間、昼休み1時間を入れて9時間使うと、5千円くらいかかる。

3日で1万5千円だ。

それでいて、家で作業するよりは不便だろう。


ならば、と別のネット回線を一時的に使う方法を模索する。

回線工事が必要なものは、もちろん今すぐにとはいかない。でも、WiMax 等であればどこででもすぐに使えるのだ。


UQ WiMax なら、1か月5千円からだった。機材が必要だが、Web申し込みなら機材無料だという。

しかし、この時は時間が足りずに詳細を確認できなかった。



妻と合流。調べたことを伝え、お金はかかっても WiMax 導入はどうだろうと相談。

妻としては技術はわからないし、仕事に必要ならいいんじゃないかとのこと。


ここで選択肢が二つ。WEB 申し込みできるようなので、今すぐ家に帰って詳細を調べて申し込む。

これだと、機材が届くのは翌日、日曜日。


近所の電気店に行って、UQ WiMax の申し込みができないか確認する。

これなら、その場で機材が持ち帰れるだろうが、お店に置いてある保証はないので探し回らないといけない。


すでに買い物した後で荷物が重かったが、近くの電気屋まで歩いてみることにした。

そこで見つからなければ帰る、でもいいだろう。




ヤマダ電機。スマホコーナーの片隅に、UQ WiMax のコーナーがあった。


専門の人が相談に乗ってくれて、3日間だけ使う、ということであれば、楽天の同様サービスの方が良いかもしれない、と提案してくれた。


僕としては、1か月間の契約で構わなかったのだが、UQ WiMax では日割り計算ができるという。

この場合、使用料金は安くなるが、端末代金が3万円近い。


楽天なら、短期間でも端末料金は無料だそうだ。ただし、通信速度は少し遅め。


僕としては、コワーキングスペースの個室3日分である、1万5千円程度を予算として考えていた。

同じ値段なら、家で仕事をした方が快適だからだ。


そう伝えると、ちょっと計算してきますと言って、担当者が少し離席した。


本部と相談して、2か月使ってくれるのであれば端末代金は無料でよいという。

2か月というのは、今月を含む。そして、今月は、残り期間の日割りでよい。

7月は完全に使ってもらって、8月1日に解約してよい。8月1日は日割り料金がかかるが、実質的には1か月ちょっとしか使わないので非常に安くなる。


即決。

端末は、家に据え置くルータタイプと、持ち歩けるポケットタイプがあった。


ルータの方が電波が強いようだが、ポケットにする。回線が復旧したら、誰かが持ち歩いて屋外で使っても良い。

そうすれば、スマホのパケット使わないからね。




家に帰り、設定。

設定なしでもそのままネット接続できるのだが、現在家にある WiFi ステーションの1つと同じ設定にして、ステーションは電源を切った。


これで、家族のスマホなどは設定を変えないまま、外部に接続できるようになる。


設定したころ、長男から連絡が来た。

課題が終わらなかったので、明日は日曜だけど大学に行って続きをやらないとー、と落ち込んでいる内容だった。

応急処置だが、家のネットを復活させたと伝えたら喜んでいた。大学まで片道1時間半かかるので、行かないでよいというのは非常に大きい。



現状、ネットが完全復活したわけではないので、いくらか問題がある。


WiMax 端末でネットにはつながるが、これでは家の中のネットワークは使えない。

プリンタなどは家のネットワークにつながっているので、プリンタを使いたいときは別の WiFi ステーションに接続して家庭内 LAN を使う必要がある。


ちょっと不便だけど、使えないよりはるかに良い。



そして、家の中にある公開用 WEB サーバも、当然ながら公開できない状態が続く。

今この日記を書いているサーバの事だな。


だから、この日記が公開されるのは、ネットが復旧した後になる。



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全公立展  2024-06-17 10:36:35  家族

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先週土用日(15日)、全公立展に行ってきた。


神奈川県下の、全公立高校が一堂に会して、それぞれの学校のアピールを行う会。神奈川新聞主催。


次女が今年は高校受験で、もう行きたい高校は大体絞り込んでいるのだけど、一応見に行きたいとのことなので。

普段ならこういうのは妻が付き添うのだが、ちょうど妻の大学の OB 会と重なってしまったため僕と次女で行った。




各高校、2m四方くらいの小さなブースを作り、宣伝を行う。

学校によって内容はまちまち。


偏差値は高いが、卒業後は有名大学に入ることばかりが求められる、という噂の学校は、やはり進学実績を前面に押し出していた。

評判によれば、進学塾のような詰込みが多いらしい。勉強の「本質」ではなく、「テクニック」を教えるということだ。

また、文化祭などはあまり盛り上がらず、高校生らしい青春はあまりないとのことだ。



一方で、部活や文化祭の楽しさを中心に書いていて、勉強のことを一切書いてない学校もあった。

偏差値的にはちょっと残念な高校。


高校進学では偏差値が大きな指標となるが、それがすべてではない。

それぞれの個性があり、それを宣伝できるのは良い事だと思う。



次女は、学力的には結構有名な、偏差値の高い学校に入れそうではある。


ただ、以前はその学校は、卒業後の進学実績はあまりよくなかった。高校生活の充実を教育理念に掲げていて、進学塾的な勉強は行わなかったためだ。

数年前に、神奈川県の教育委員会から、学力向上進学重点校というものに指定されて、少し進学塾的になってきているという噂を聞く。ちょっと心配だが、まだ今なら高校生活は楽しめるだろう…と思う。


次女としては、部活動のリストを見て、自分が入りたい部活がないことの方が重要なようだ。




端の方に、一般高校ではなく、農業・工業・商業などの専門高校が並んでいた。


農業高校の前で、多肉植物の寄せ植え体験、というのをやっていた。

次女がやりたいというので並ぶ。多肉は妻が好きで家にそれなりにあるのだが、いろいろな種類を持ち帰れれば家で増やせるかもしれない。


やっている最中に、隣に別の家族が来て、お父さんが「なんで多肉植物っていうんだろう?」とつぶやいていた。

「せっかく専門の高校生いるんだから、聞いてみたらどうです?」と、目の前で寄せ植えの方法を教えていた高校生に聞いてみる。


…答えられなかった。仕方ないので代わりに僕が答える。

葉っぱとかが肉厚になって、水を蓄えられるようになった植物の総称です。水を蓄えられるので、乾燥した環境などでも活きられるし、生命力も強いです。

こんな風に(と寄せ植え体験のやり方を示しながら)葉っぱを土に植えると、根っこが出てきて増えたりします。


次女がそれを継ぐように、主に砂漠に生える植物で、サボテンなんかも仲間ですねーとか話し始める。


おお、と感心する高校生。

いや、ここは専門高生の知識をひけらかすタイミングを与えたつもりだったのだが、中学生の言動に感心していてはダメでしょう。




農業高校は、教科書の展示もやっていた。色々な教科の教科書が置いてある。


次女の友達が、学力が低いので農業高校でも行くかな…と言っているらしい。いや、「でも、しか」で行くような世界じゃなくて、かなり高度だよ? と言いながら、教科書を開いてみる。


植物の生理学を化学反応込みで解説していたりとか、栽培に適した畝耕の方法を植物ごとの生理などから理論だって解説していたりとか、農業機械の整備に必要なエンジンの仕組みから解説していたりとか。

流通技術や、商業としての会計技術もある。


「かなりガチじゃん」というのが次女の反応。


そう、専門高校は希望者が少ないから、足切り偏差値が低めになってしまうだけ。

偏差値が低いから頭が悪くても大丈夫だと思われてしまうが、そんなことはない。


むしろ、実学だからこそ、教える内容は高度だ。

義務教育である中学までの内容は全部理解している、という前提で、それらを組み合わせて仕事に役立てる方法を教えている。


だから、頭が悪いと自認するなら一般高校に行った方が良い。

そちらなら、中学までの勉強の延長なので、まだついていけるだろう。





工業高校は、ストームグラスづくりを体験できた。

え、これは僕が欲しい。次女にお願いして体験してもらい、入手。


はんだ付けでなんか回路作る体験もやっていて、次女はやりたがったのだが、これは時間がかかるそうで1時間に4名だけの受付だった。残念。


商業高校は、神奈川の特産品や、別地域の商業高校が開発した特産品などを販売していた。

売り上げはすべて能登半島地震の復興支援として寄付するそうだ。


何かないかな…と探していると、淡路島の玉ねぎを使ったクッキー、というのがあった。

淡路島の玉ねぎは、生で食べてもおいしい甘い玉ねぎとして有名。売り子をしていた高校生に、食べてみたか訊いたところ、オニオングラタンスープのような味がして美味しい、という。

1枚100円と高めではあったが、家族分5枚購入。



と、展示会としてはこの程度で終了。他にも多少ぶらぶらしたのだが、一般高校は通り一遍の展示しか見てない。


最後、出口付近で進学塾のブースが並ぶ。今回の展示、進学塾が協賛金を出すことで行われているものだ。


各塾が、塾の入学案内パンフレットを配っているのだが、もらう人は少ない。

とある塾が「手提げ袋」にパンフレットを入れており、これはもらう人がそこそこいる。


そして、これまた別の塾は、その手提げ袋ほど入れられるほどの、大きな肩掛けバッグを配っていた。

…これ、次女が通ってる塾ですけどね。ちなみに老舗で、僕も中学の時通ってた。


みんな大きなバッグに荷物を入れてしまうので、最後にはみんながその塾のロゴの入ったバッグを肩から掛けている状態。このまま家まで帰るでしょうから、塾としてはいい宣伝ですね。





最後に、予約時の話を書こう。特別な面白さがあったので。


この「全公立展」、コロナ下では要予約制になり、人数もかなり絞り込まれていた。

ちょうど2年前、その年受験だった長女が「行きたい」と言ってきたのが直前で、すでに予約が締め切られていた。


それもあり、今年は早めに予約を入れようと思っていた。


予約開始は、6月5日の午前10時。

その前日には、妻が下調べで、予約サイトを見に行っていた。


明かに WordPress で作られたサイトだった。この時点で、妻は嫌な予感しかなかったという。


#注:

 WordPress はボランティアで開発され、無料で使用できる WEB ページ作成ソフトで、人気がある。

 しかし、プログラム技術的には低く、処理速度が遅い。アクセス集中に耐えられない。

 人気があるので高速化する技術を有償提供している会社もあるが、この高速化技術も「通常の WEB ページ」の場合に有効なもので、申し込みフォームのようなものは本来の性能まで落ちてしまう。

 妻の「嫌な予感」はこれを知っていたため。



当日、午前10時にサイトに行くも、繋がらない。503 Service Unavailable だ。

このエラーは、サーバーが過負荷で接続できないことを意味する。


何度もリロードを試みると、時々 500 Internal Server Error になったり、もっと具体的に mysql サーバと接続できない、と日本語で表示されたり英語で表示されたりする。


ふむふむ。どうやら、ある程度の負荷には耐えられるように、ロードバランサーを入れてサーバ分散しているようだ。

しかし、なぜかサーバが同じ設定ではなく、エラーが英語だったり日本語だったりする。


さらに時々リロードを行い、15分くらいたったところ、「予約が規定数に達したため締め切りました」というメッセージが表示された。


今年は、コロナは明けたので、予約制とはいっても4万人程度は入場できる、という事前アナウンスだった。

15分で全部予約が埋まったとは到底思えないので、これはサーバが落ちて緊急で受付終了したのだろう、と判断。続報を待つ。


時々リロードしていたら、12時に「過負荷の為に、何度も申込みボタンを押した人がいて、重複申込みにより規定数に達してしまった。重複を取り除いたうえで、明日10時から再度申請受付する」という表示が行われた。


…また嫌な予感しかしない。明日10時、と書いているが、1日で負荷に耐えるようなシステムを作れるのか。



翌日10時、少し前に見に行ったら、すでに 503 だった。

時々サーバに繋がり、「10時から受付を開始します」という表示が出る。

すでに10時にはなっているのだが、と表示に少し引っ掛かりは覚えた。


…で、5分でまた「予約が規定数に達したため締め切りました」。


こんなの、予約がないと入れない、10時から予約を受け付ける、とアナウンスしたら、アクセス集中するにきまってるよなー。

慌てないでも十分に予約はある、ということを明記しておかないミスだ、などと妻と話をしていたのだが…


いや、神奈川新聞社、一枚上手でしたね。おそらくこうなることは予期していた。


10時15分に、再度受付を開始したのです。いや、多分「再度」ではなく、この日の受付は10時15分からだったのでしょう。


多くの人は諦めてアクセスをやめてしまった後。だからアクセスには問題がない。

諦めた人も、おそらく後で様子を見に戻ってくるでしょうから、その時に申し込みをすればよい。



「10時から」と言って起きながら10時15分に開始する。

だまし討ちのような方法ですが、アクセス集中を避けることに成功し、見事に難局を乗り越えました。


システムで対応できないことは運用でカバー、という、見事なお手本のようでした。



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別年同日の日記

13年 鎌倉散策

14年 テッド・ネルソンの誕生日(1937)


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溶連菌  2024-05-30 11:56:33  家族

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先日書いた次女の風邪、日曜夜に発症して、月曜から学校休んでいる。今日は木曜日。


治りが遅いので、さすがにおかしいと思い、妻が病院に連れて行った。

検査キットでの検査の結果、溶連菌感染症と判明。


いま子供たちの間で流行してしまっているのだそうです。

次女は修学旅行のすぐ後に発症したから、だれか風邪ひいていても、修学旅行だから無理して来た子がいたんじゃないかな…


長く休んでしまっているけど、溶連菌感染症は学校指定感染症の一つ。

学校に行けるようになったらお医者さんに書類書いてもらえば、休みではなく「公休」扱いで成績への影響はなくなります。


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別年同日の日記

02年 続・探し物

04年 土地って高いなぁ…

18年 レイディアント・シルバーガン

19年 久しぶりの飲み会


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またまた風邪  2024-05-27 14:35:41  家族

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家族の風邪の話が多いのだが、今度は次女が風邪を惹いた。


僕と長男がかかった風邪とも、長女の高校で流行し、長女がかかった風邪とも症状が違う。

修学旅行も先日あったことだし、そこで貰ってきたのだろう。


昨夜体調を崩し、今朝熱があったので学校を休んだ。


季節変わりで風邪も流行しているのかもしれないが、誰かが治ると誰かが発症する、という感じ。



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別年同日の日記

02年 URL変更のお願いで…

02年 探し物

04年 ピンクのヒヨコ

13年 微生物とプランクトンの違い

14年 ドラゴンクエストの発売日(1986)

19年 Huawei

19年 qmail 入れ直し

20年 在宅学習・その後


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ここ数日の我が家  2024-05-23 18:31:46  歯車 家族

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長男は1週間休んだが元気になった、と前回の日記で書いたのだが…


前回は月曜日で、大学行きました、という話だった。

これが、大学にいる間に気分が悪くなり、家に帰りついたら38度越えの熱。


またしばらく休んでいました。


2日休んで、今日木曜日にまた回復したようなので、こわごわ大学へ。

先ほど帰宅しましたが、今日は大丈夫だったようです。




昨日から、次女が修学旅行。

まだ行っている最中なので、楽しめているかどうかもわからない。


ところで、旅行の想い出に写真を撮るのは良いのだが、スマホは持ち込み禁止。

学校で使用しているタブレットは、6人の班に2名だけ持っていくのを許されている。


あと、一眼レフを持っていくのも禁止。コンパクトデジカメか、写ルンです…という選択なのだが、今時写ルンですというのもねぇ。


我が家としては、非常に古いデジカメを比較的現役で使っているので、それを持っていけばよい、と思っていた。

長男も、長女も、中学校の修学旅行ではそれを持って行ったのだ。


Lumix DMC-FX01 。今調べたら、2006年春発売のモデルだな。

大ヒットモデルだったと記憶している。当時はデジカメ市場は大きくて各社が競い合っていたが、大抵「ズーム性能」で勝負していた。


ところが、Panasonic は、「撮影機会の多くが集合写真で、屋内での広角が求められている」と、あえて広角性能を売りにしたのだ。これが大当たり。


しかし、人気が出たので後継機は「バランスの取れた」モデルになり、余り尖った性能ではなくなってしまった。


DMC-FX700 …2010年秋発売のモデルも持っているのだが、FX01 の方が使いやすいのだ。

あと、FX700は構造的に弱かったのか、比較的早めにレンズ部分の動きが怪しくなった。内部にゴミも入り込み、撮像に影が出る。


そんなわけで、我が家的にはまだ FX01 が現役だったのだ。しかし…


今回、次女にもっていかせるために起動してみたが、動かない。充電してもダメ。

さすがに壊れたようだ。18年も前の機会だから仕方ないねぇ。



次女がカメラ持っていきたい、というので、慌てて購入することにした。

とはいえ、次女も来年には高校生だし、自分のスマホを持つだろう。(今も持っているのだが、親の管理下にある)


だから、おそらく新しいカメラを購入しても、1回しか使わない。あまり高価なものを買うのはもったいない。


というわけで、予算5千円でネットで探す。トイデジカメで十分、と思ったが、結構悪くないのがあるもんだ。

特に、アマゾンのコメントを読んでいると「子供の修学旅行のために買った」という話題が多くて、非常に参考になった。


結局、こちらのデジカメを購入。

あ、今見たら値段あがって6千円超えている。購入時点では、税込みで¥4959.- だったのだ。5千円の予算以内。



翌日には届いたので、少し動作テストした。


・見た目は、Lumix FX01 にそっくり。大ヒット機種だから真似したんだろうね…

・プラスチック製なので軽い。レンズもスマホみたいな小さいものだし、光学ズームもついてないからね。

・44MP を謳ってはいるが、これは「記録解像度」。最大の解像度がこれだが、内部的に撮影したものを引き延ばして記録するようで、ボケボケのノイズだらけ。おそらく一番小さな 5MP 記録が適切。(CCD 解像度はもっと低いかもしれない)

・シャッターが遅い。ボタン押してから撮影まで1秒くらいかかる。カメラが軽いからこそ、押した瞬間は手振れしやすいいから、慣れれば悪くないかも。

・動作は全体に遅い。安物だから処理速度を望むのが間違いだろう。



これを購入した最大の同期は、「5千円以内の中では、動作が安定しているみたいだから」。

コメント読んでると、撮影中に暴走するとか、筐体が弱くて普通に使っていて壊れるとか、ひどいのが多いんだよね。


まぁ、5千円で多くを望むなという話なのだけど、撮影する、という当たり前の動作は普通にできてほしい。

どうやらそこに問題がない機種、という消去法でこれが残っただけ。



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歯車

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病気その後  2024-05-20 09:46:25  家族

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今日はふたつの話を書きたいが、まずは先日の病気の話のその後から。


前回書いたのは火曜日で、僕が腸炎から回復傾向、というところだった。

長男は火曜日に一度吐いてしまい、その後ほとんど何も食べれない状態になった。


食べないとまずい、と自分でも思うのだが、胃が固形物を受け付けない。

ジュースとゼリーで栄養と水分をかろうじて得ている、という状況になった。


これはまずい、と、水曜日に医者を再受診。

緊急で栄養点滴が行われ、追加で抗生物質が処方される。


この点滴で、ずいぶんと体力が持ち直した。体力が付けば、食事をとることもできる。

まだ怖いので最初は水分の多いお粥から。本人の希望で暖かい素麺なども作った。


木曜日にはずいぶんと体調が戻り、熱も下がった。金曜日には下痢も止まり、ほぼ完全回復。


それで、土曜日には大学へ行ってみることにした。

元々先週土曜日から休んでいたが、土曜日は好きな講義の授業があることと、土曜日は1コマしかないので、すぐに帰ってこれるので様子見には良かったため。


特に問題はなく、昨日日曜日は再度ゆっくり休み、今日月曜日にまた大学に行っている。




さて、それとは別にもう一つ話があるのだ。

長女が、木曜日に体調を崩した。


長女の話によれば、先生が急に窓を開けて、窓際の長女の席に風が吹き込んでいたらしい。

何かの花粉が多かったようで、急に花粉症の症状が出て苦しい、と。


長女はアレルギーの気が多く、春には長期間花粉症の症状が出る。

この時も、鼻水が止まらず、喉の奥が腫れて呼吸がしにくい、という状態だった。


窓を開けるなら先一言断ってほしかったし、先生マジ許すまじ! と怒っている。


しかし、翌日金曜日の朝、熱が出た。長女は花粉症だと言っているが、半日家にいても鼻水が出続けて喉が腫れている、というのはおかしい。風邪なのでは?


ただの花粉症だから様子を見て学校行く、と言っていたのだが、家を出ないといけない時間まで様子を見ていたら熱が上がった。うん。風邪だね。



そんなわけで、長女は独立して別の種類の風邪にかかったようだ。


金曜日を休み、土曜日もゆっくり過ごしたところ、土曜夜には熱は収まった。

しかし、咳が止まらない。



日曜日は、長女と妻で観劇の予定があった。


妻の高校時代の親友が演劇をやっている。

今年の年賀状に、長女が高校で演劇部に入ったことを伝えたところ、非常に喜んで、是非見においでと誘ってくれたのだ。

(とはいえ、チケットは購入した。団員斡旋価格で安くしてくれたけど、1席1万円越えだ。)


せっかくだが、風邪では出られないだろう。


長女は行きたがっていたので、日曜朝まで判断を遅らせたが、咳が止まらず無理せずに家にいた方が良い、という判断になった。


そこで、長女の代わりに僕が行くことになった。

次女に行かせようとしたけど、次女は演劇に興味ないし、「昼に推しの配信があるので見たい」とのことだったので。


というわけで、次の記事では演劇の内容を記します。


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別年同日の日記

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腸炎でした  2024-05-14 19:25:07  家族

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前回の日記で、家族の病気の話を書いた。


その後、僕も感染したようで、日曜夕方から熱が出た。

これが、夜10時には 39度の高熱になった。


月曜日に病院に行くため、僕と長男を、コロナ検査キットで再検査。

…二人とも陰性。


あれ? 土曜日に長男が検査した時は陽性が出たのだが。

もっとも、その時に使ったキットは、コロナ蔓延時に出回っていた怪しげなキットの上に、確認したら消費期限を過ぎていた。


今回使ったのは、病院に提出する参考資料のためなので、ちゃんとした認可品で消費期限内のもの。




月曜午後3時に病院へ。


僕が車を運転して行こうと思ったのだが、高熱で判断力落ちているから危ない、と妻が運転することになった。

コロナでないとしても、感染性だと妻が危険だ。


ちなみにこの日は暴風雨で、こういう時の対策の「窓を開けて走る」ができない。


病院でもインフルエンザの可能性を疑い、インフル A B とコロナの3種類が確認できる検査キットを、長男にだけ使用。

明かに感染だから、二人に使う必要はない、という判断だろう。しかし、すべて陰性。


二人とも下痢が重いなどの症状から、腸炎だろうと診断された。

症状からの判断のみなので、原因ウィルスなどの特定はできない。


ただ、普通の腸炎なら2日ほどで治るのだが、長男はすでに2日経過しても症状が重いままなので、ちょっとおかしいねぇ、とのこと。


お医者さんが長男を触診・聴診器診断したうえで、「抗生物質は使わない」という判断になった。


処方された薬は、熱さまし(アセトアミノフェン)と、下痢止めと、整腸薬。

対症療法して自然回復を待つ、ということですね。




昨日月曜日は、僕も一日中高熱でぐったりしていた。


今日は、こんな日記を書こうと思う程度には回復した。まだ微熱あるし、下痢は止まってないけど。



長男はまだ回復してない。

それどころか、今日は朝食後に吐き戻してしまった。

体調の悪さから、食べ物を受け付けなくなっているのだ。


しかし、食べないと元気にならないし、薬も飲めない。

昼ご飯からは、気分が悪くならないように少しづつ、ジュースや重湯など段階を踏みながら細かく食事している。


自分も経験あるが、一度ひどく吐いてしまうと、その後心理的に食べるのが怖くなってしまうんだよね。




ところで、長女だが、腸炎と聞いてなにか納得したようだ。


長女も少し風邪気味なのか気分が悪いと言っていたのだが、同時にお腹が痛かったらしいのだ。


そして、長女は胃酸過多の気があり、これが元で急性食道炎になりやすい。

気分が悪くてお腹痛いなら胃酸の出過ぎだろう、とガスター10を飲んだらしいのだ。いつもならそれで治る。


ところが、治らなかった。


ガスター10 には絶対の信頼を置いていたらしいのだが、利かなかったことにショックを受けていたらしいのだが、「腸炎になりかけてすぐ直った」と考えれば納得できる。

胃酸過多が原因ではないので、ガスター10が効かなかったわけではない。


喉も痛かったのだが、これも気分の悪さから胃酸があがってきて食道炎になった、という可能性を考えると納得いくそうだ。




そんなわけで、前回の日記では子供たちが三者三様の症状で病人食を必要としている、というものだったのですが、長男と長女、そして今回追加で僕が同じ病気だったようです。



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別年同日の日記

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病人食  2024-05-11 18:55:26  家族

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G.W. 開けの今週火曜日、次女が歯科矯正を始めた。


矯正器具を入れて、口の中の違和感はあるし、何よりも最初は歯が痛い。

何も噛めないような状態で、満足にご飯も食べられない。


3日程度で痛みは和らぐ…と言われているが、実際和らいでは来たようだがまだ十分痛いそうだ。


そんなわけで、食事は柔らかくて、小さく切られたものしか食べられない。




昨日金曜の夜、長男がなんか体調が悪い、と言い出した。


大学は土曜もあるのだが、特に月曜にテストがあるらしい。

そして、その月曜のテストについて、友達と話をしたいので土曜日は行きたいらしい。


体長が悪い、と言っていても仕方がない。熱測りな、と図らせたところ、37度。

ひとまず早めになることにした。



今朝、僕は子供の弁当作りと朝の家事のため、いつものように4時半起き。

すると、長男が部屋のドア越しに話しかけてきた。いつもなら寝ている時間だが、起きているのだ。


熱を測ったところ、40度近いという。これは大学は休みに決定。

ドア越しに話しかけてきたのは、コロナの場合の感染を警戒してのことだ。


その後、コロナ検査キットを使ったところ、陽性。


長男の熱が高かったのもあり、寝ていたので検査が昼過ぎになった。土用の午後だと、やっている病院も少ない。

何よりも、病院に行っても熱さましをもらって終わりだ。

なので、市販の熱さましで対応することにして、病院はいかない。


熱が高すぎて食欲もないらしいが、時々目を覚ましたときに、ゼリー飲料やミルクセーキなどで栄養補給はしている。

アセトアミノフェン飲んで少し楽にはなったようだ。




長女は今日は高校部活がある予定だったので、先に書いたように僕は早起きして弁当を作った。


だが、7時ごろ起きてきて、なんだか喉が痛いという。

夜部屋が暑かったから喉乾いたかな…というが、風邪を疑った方が良い。


その後しばらく様子を見ていたが、どうも風邪のようだという自己判断で、部活は休み。


その後熱を測ったら、37度弱。微熱程度ではあるがある。

今のところコロナらしい症状はないので長男とは別経路と見る方が妥当だが、警戒はしておく。


喉が痛いので、食事がしづらいようだ。




さて、それで困ったのが「今日の昼ごはんどうしよう」問題。


・誰も食べない弁当がある。

・長男は高熱で食欲がない

・長女は喉が痛くて、柔らかいものが食べたいという

・次女は噛むと歯が痛いので、最初から切ってあるものが良いという



相談の結果、長男はどうせ食べられないのでゼリー飲料で対応。


昼ご飯は、次女の希望もあって、具材を細かめに切った親子丼になりました。

つゆ多めに作って、ご飯もふやかす感じで。


僕と妻は親子丼をハーフサイズにして、お弁当を分けて食べました。




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別年同日の日記

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横浜散策(4/4)  2024-05-06 22:46:42  旅行記 社会科見学 家族

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横浜散策の続き。



人形の家の後は中華街へ。


実は、横浜散策の最大の目的は「中華街でゴマ団子を食べる」ことだった。


長女の誕生日は四月末なのだが、次女の誕生日のすぐ後でもある。

ごちそうが連続しても胃がもたれる、という長女の意向もあり、すぐには誕生日祝いをしなかった。


その時に、ケーキくらい買おうか? と聞いたところ「ゴマ団子が食べたい!」というリクエストだったのだ。

長女はゴマ団子が好きなのだが、せっかくだから中華街でゴマ団子が食べたい、と。



事前にネットで調べたのだが、ネットで予約などをいれられる店は、軒並み高い。

高級店、もしくは「食べ放題 2500円」というような店だ。


うちの子たちはみな、それほど食べる方ではないので、食べ放題を好まない。

それよりは買い食いで構わないので、いろいろなものを少しづつ食べたい、という意向。


ひとまず中華街に行き、「横浜大世界」前の辻を目指す。

山下公園方面から歩いてくると、中華街に入ってすぐのあたり。

このあたり、昔から食べ歩き用にスタンド販売している小店舗が多いのだ。


しかし、数年ぶりの中華街。

以前よりも…なんというか、「個性」がなくなったね。

沢山店があるのだけど、店が違うだけで売っているものはみんな同じ。


どうも、中華食材を卸している企業があるようで、みんなそこの材料を店頭で調理して出しているだけ、ということのようだ。

だから、料理もメニューも値段も同じ。


あぁ、事前にネットで調べたときにも、同じような値段の店が多いと思っていたけど、こういうカラクリか。

おそらくは、食べ歩き用のメニューも、「食べ放題」を掲げる店のメニューも同じ。


ひとまず、長女の希望であったゴマ団子を購入。多くの店で6個550円と書いてあったのに、6個500円の店があったので列に並んだら、カウンターに値上げ告知が書いてあって550円だった。

これも、みんな同じもの売っているんだな、と確信した理由。


以前中華街に来たときに、同じあたりでゴマ団子を買い、すぐ近くの山下町公園で食べた。

だから同じように行ってみたら、G.W.なので公園中に人がいて座る場所もなかった。

まぁいいや。立ち食い。長女が2個食べる。


長男が、どこかのお店入って何か食べる感じ? と聞いてきた。

僕としてはそれをやりたかったのだけど、最近の中華街は点心食べ放題ばかりになってしまって気軽に店に入れない。

さもなければ、しっかり食事をとるコースになってしまう。


そう説明すると、ちょっと残念そう。

僕も食べたいとは思っているので、ちょっと店を探してみようと思うが、いい店なかったらごめん、と言っておく。


長女のもう一つの希望は、「美味しい胡麻餡月餅が食べたい」。

こちらも、昔は美味しい中華菓子のお店があったのでそのあたりに行って見ようと思うのだけど、最近の中華街ではどうも中華菓子はウケないようで、店がずいぶん減ったのだよね。




関帝廟通りを歩きながら、中華食材屋さんを覗く。

我が家のみんなが好きな、麻花兒(まふぁーる)、話梅(わーむい)、山査子餅(さんざしもち)と、菊花烏龍茶を購入。


関帝廟の手前で右手に曲がる。この通りには、点心食べ放題や、点心セットの店が並んでいたはずだ。

どこか安い店があれば入っても良いかも。


とおもったら、すぐに「1皿100円から」という店があった。黄山飯店

呼び込みをしていたおばちゃんに、それほどお腹すいてないのだけど点心を食べたいので、少しだけでも構わないか聞いた。

別に少しでも構わない、と言ってくれたので、入ることにする。


入ってから詳しい説明。1皿100円からだけど、それは「1個」の値段。シウマイ1個、ゴマ団子1個、で100円。

メニューは全部3個の写真だけど、3個100円ではない。了解。


みんなで分けやすいものは少しずついろいろ買って、分けにくいものは5個買おう。


揚げワンタン5個、中華粽3個、蓮葉糯米2個、小籠包5個。


点心だけでなく、小皿料理もある。この場合、1皿350円が基本のようだ。

油淋鶏を2皿頼む。


ひとまずここまで。


少し待つと次々と料理が運ばれてくる。どれも熱い。出来立てだ。

油淋鶏、子供たちに大人気。


僕は油淋鶏が好きだから頼んだのだけど、子供はあまり食べた記憶がないようだ。

君たちが保育園~小学校低学年頃に頑張って作ったことあるんだけどね。

家で作るには面倒くさい料理なので、その後作ったことはない。


みんな、まだ夕食には早くてお腹すいてない、と言っていたのに、食べ始めてみたらもっと食べたい、となった。


料理をいくつかとって、みんなで取り分けて食べよう。

料理は、800~1000円程度。


黒チャーハン、鶏肉とカシューナッツ炒め、ワンタンメンを頼んだ。

ワンタンが5個入っていたのは、5人家族だから分けやすいように気を使ってくれたか。


鶏肉とカシューナッツ炒めは、僕が大好きなので頼んだもの。

「中華街に来るたびに食べてる」と妻に笑われた。それほど食べていたかは定かではないが、好きなのは事実。

そして、とてもおいしいと子供に大好評。

これも、家で作ったことあるのだけど、カシューナッツが結構高いのよ。店で食べる方が気楽。


もう少し食べてもいいかな、という感じだったが、長女がもうお腹いっぱいというので終了。

この前に、大き目のゴマ団子2個食べているからね。




月餅を買おうと目指した店は、昔から中華菓子を売っている老舗だが、高かった。

月餅1枚1000円する。安いものでも500円くらい。


そこまで高価なものが欲しいわけではない、気軽に食べれるのも美味しさのうち、と長女が言うので別の店へ。

以前は向かいにも似たようなライバル店があったのだが、そちらは無くなってしまったようだ。


中華のスーパーで、大きい月餅が4個入りで 700円のパックを見つけた。

ただ、胡麻餡じゃない。長女は胡麻餡が食べたい、といっている。

しかし他にないので、ひとまず購入。この店では土鳳梨酥(パイナップルケーキ)も購入。


もう、帰りの電車の駅に向かいながら、さらに別の店に入る。

そこでは各種の月餅が売られていた。小さめだが、1個250円。胡麻餡のものを2つ購入。

1つは長女が1人で食べる。もう一つは4人で分ける。


さらに、店頭で桃饅頭を売っていたのを購入。長女が食べたがったので。

写真とか見ると、先ほど食べた店で点心メニューに入っていたものを全く同じ。値段も1個100円。


桃饅頭は、あんまんと何が違うの? と長女が聞いてきた。

特に何も変わらない。桃の形をしているだけ。


ただ、桃は中国では邪気を払うと考えられている果物で、桃太郎などもそのイメージから。

桃をかたどったお菓子は、お祝いごとに使われる。


さらに、大きな桃饅頭を切ると、なかから小さな桃饅頭がいっぱい出てくる、というのは、結婚式で好まれる。

西洋的なケーキ入刀を模した儀式もできるし、小さなものが沢山出てくるのは、子孫繁栄を意味するから。




翌日、月餅を食べる。

4個入りだった大きい月餅、ナッツたっぷりの味で悪くはないのだけど、少しボソボソとした食感。

胡麻餡の月餅も、胡麻の香ばしさがそれほど無い。


…ヤマザキパンの月餅は偉大だな、と再認識。



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横浜散策(3/4)  2024-05-06 22:46:27  旅行記 社会科見学 家族

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横浜散策の続き。



横浜人形の家を見に来た目的の一つは、特別展「いざなぎ流のかみ・かたち」。

面白かったので、最初にざっくりとまとめておく。


「いざなぎ流」は、高知県の小さな地域で独自に発展した、神道と仏教と陰陽道が入り交ざった信仰。

シャーマンとしての「太夫」が、八百万の神々を呼び出し、尋問する形で様々なトラブルを解消する。


これが、独特ではあるが「迷信」と片付けるには惜しい、独自の科学性を持っている。

いや、現代科学とは違うのは事実なのだけど。


病気になったら、医者にかかる。それは問題ない。でも、医者にもわからない、原因不明の病というものはある。


その場合、太夫は、原因となっていそうな神を呼び出し、尋問を行う。

関係なければ、丁重に挨拶して帰ってもらい、次の神を呼び出す。


神を呼び出すときは、御幣を使う。神道で使われる、紙を切って細長くして、棒の先に付けたやつね。


ただ、いざなぎ流では、この紙の切り方が独特で、顔や手足を作るように切る。

人型を式神として使役する陰陽道の影響があるが、ここで切るのは呼び出す神様の形なのだそうだ。

神を呼ぶのには依り代を必要とする、神道の影響なのだろう。



ここでの尋問は、数珠を使って行う。


数珠というのは、「数」と入っているように、本来計数器だ。

仏教では真言などを繰り返すことが重要なことが多く、何回唱えたかを手元で記録するために数珠を使う。


そして、適当に数珠を握れば、何らかの数が出る。

この数が奇数か偶数かで、YES / NO が決まる。

こちらは陰陽道的だ。陰陽では数が奇数なら陽、偶数なら陰とする。



尋問を繰り返し、余り下級の神になってくると、不誠実な態度をとることがあるそうだ。

つまりは、それ以上他に神様がいなくなっても、誰も原因となる神がいない場合は、最後の神様が嘘をついていることになるのだ。


その場合は、太夫は「王子」の形の御幣を作り、神に対して脅しをかける。

王子は非常に強い力を持ち、神をも退治できるのだ。これは陰陽道の、式神の使役なのだろう。


脅しをかけてもう一度尋問してもシラを切る場合は、いよいよ王子を発動させ、神を懲らしめる。

これで、悪い行いはもうしない。病気も治るだろう。


もちろん、途中の神が原因を認めた場合も、神と交渉して原因を取り払う。

時には供物を要求され、その供物をささげれば交渉は成立、病気は治る。



シャーマンって、大抵は一定の手順を踏んだ呪文などを使って病人をなおすのだけど、いざなぎ流では、繰り返し「試行」することで、原因を探し出して取り除こうとするのだ。


これは、科学的な態度に思える。

多くのシャーマンが科学文明の発達とともに消えていったのに対し、まだいざなぎ流が残っているのは、科学との相性がそれほど悪くないからではないだろうか。



病気を治すだけでなく、普段から「集落内の人間関係の悪い部分」を取り去るようなことも行っている。

人を呪うほどではなくとも、小さな妬みや羨望が、「呪詛」(すそ)となって溜まっていき、やがては禍を起こすと考えるのだ。


そのため、定期的に呪詛を消し去る。呪いの類は、通常は相手に「返す」のだが、それではお互いに返し続けてキリがないからと、呪詛は「遠いところに追いやって、なかったことにする」ようにしている。


…これ、小さな村社会では人間関係がギスギスしがちだから、定期的に「今までのことは水に流しなさい」とやり続けてきた、ということだよね。


儀式をやったのに、妬みなどを持ち続けていると、自分だけが悪人だということになってしまう。

村全体で、儀式をきっかけに「なかったことにする」しかない。


ここら辺も、神様という絶対的な権力の力を借りているだけで、村全体のストレスを管理して問題が起きないようにする知恵に思える。科学的。




いざなぎ流の太夫(シャーマン)が使う道具の展示があったが、「笠」にはいろいろと書き込まれていた。

寄贈するにあたり、太夫がいろいろな説明を書いてくれたらしい。


端の方に、縦横に線を引いた格子模様と、五芒星の形。

横に「ドーマン クジ」「セイメイ」と書かれている。


長女がこれを見て、「星の横にセイメイってあるから、安倍晴明の事だよね」と聞いてきた。

うん。そうだろうね。そうすると、クジは九字で、臨、兵、闘…のやつだね、と話をする。


すると長女「あー、2年生の時に覚えてできるようになってたけど、もう忘れたわ」と。

2年というのが、まさに中二病だね、と笑うと「いや、小学校2年の時」。


早すぎるでしょ。そういうの覚えるのは中2でしょ。


長女は保育園のころから本が好きで、小学校低学年の時にはもう高学年向けのジュニア小説とか読んでた。

そのころ読んでた小説で、主人公が九字を切るシーンが度々あるので覚えたらしい。




常設展の方も、リニューアルされて面白いものでした。

以前は、「日本全国の人形」と「世界の人形」が展示の中心だった。


元々設立が 1978 年で、そのころは日本人が海外に強く興味を持っていたんだよね。

だから、世界中の人形を見ることで、世界を感じられる展示は人気があった。


でも、現代ではそれだけではちょっとおもしろくない。

民芸品としての人形だけでなく、「みんなの記憶にある人形」の展示コーナーもあった。


1階の階段前に、1980年~2000年くらいの人形を並べて置いてある。

小熊のミーシャやイーグルサムは、年代は違うが「オリンピックキャラクター」として並ぶ。

キャベツ畑人形や、「にこにこぷん」、リカちゃん人形なども。


そして、階段を上って2階に行くと、もっと古い年代で同じように並べてある。

1960年代のビートルズのキャラクター人形がある。

モンチッチやだっこちゃん、「ブーフーウー」、バービー人形なども。


これ、1階と2階で、年代が違うのだけどわざと同じように並べている。

世代は違っても好まれるものは似通っている、ということか。


そして、さらに古いものもある。

1930年ごろのミッキーマウスとミニーマウスの人形。今のディズニーなら許さない造形だな。

さらに古く、1900年初頭ごろの人形もあるが、ここまでは「懐かしい大量生産品」の扱い。



この階段を挟んだ展示は「あなたの遊んだ人形はどの時代?」というようなことが書かれていた。

しかし、子供たちは 2000年以降の生まれで、その時代の人形すら置かれていない。


別に自分が遊んだものでなくていい。

同世代の子なら懐かしむことができる、というのがあればよかったのだが、その権利すらないのはちょっと残念。




2階には、もっと古い時代のアンティークドールたちが並ぶ。

階段あがって左手には日本のひな人形、右側には西洋のアンティークドール。


どちらも、最初は人形を中心として、その後「ミニチュアのキッチン」が置かれている。

ここでも、洋の東西を問わず、似たものが作られていたと示したいのかもしれない。


雛人形の一種としての、ミニチュアの道具類は「雛道具」というらしい。

さらに、道具だけでなく厨房(水屋、というらしい)を作ったものは、今の子供ならおままごとに使いそう。


多分、昔の子供もおままごとのように楽しんだのだろう。

ただ、こんなセットはとても高価で、貴族か、よほどの金持ちでないと買えなかったのではないかと思う。




西洋の人形の中に、オートマタの「手紙を書くピエロ」があった。

これは人気があって、オートマタの最高傑作のひとつと言われるやつね。


長女は本で見たことがあったようで「本物がこんなところにある」と感動していた模様。


でも、これ大量生産品だから。

大量生産と言っても当時は熟練の職人による手作りで、非常に高価なものではあったのだけど、たった一つというわけではない。

しかも、ここに置いてあったのは小さく作りなおされたミニチュアだから、オリジナルの一つですらない。


実際に動かした様子のビデオも上映していたのですが、どうもここのピエロは、ランプに火を灯さない状態で動かしたようです。

ビデオでも火がついていない。火、という扱いずらいものを見事に制御してみせたのも、最高傑作とされる理由の一つなのだけど。


本当は「ピエロが手紙を書いているうちに、うとうとと眠ってしまう。寝ている間にランプの灯が消えそうになるが、目を覚まして慌ててランプを調整し、さらに手紙を書く」という複雑な動きを演じるものです。

火が消えそう、調整したらまた火力が戻る、というような部分が制御されているのが見所の一つ。




日本の「市松人形」と、西洋の「ビスクドール」の作り方を解説しているコーナーがあった。

これも、部品ごとに対比して確認できるようにしてある。


部品の一部は触れて肌触りを確認できるようにしてあるのも素晴らしい。

人形って、触れて遊ぶものだからね。


長女は演劇部に所属しているのだけど、少し前に市松人形が動く、ホラー仕立ての劇をやっていた。

シナリオは同年代の友達が書いたらしいのだけど…長女はたくさん本を読んでいるし、中学の時は文芸部だったので自分でもお話を書く。

その目から見ると、いろいろと細かな部分が気になるので、シナリオの改良に手を貸していた。


その際に、市松人形を出すのであればまずそれに詳しくなくてはだめだ、と、作り方から調べていたので、ある程度知っていたらしい。


ただ、その実物の制作過程の展示を見られるのは面白かったようだ。

詳しく知っているからこそ、興味深く見られれるものもある。





ところで、人形の家は妙に「カエルのピクルス」推し。

子供のころに遊んだ人形、のコーナーにも置いてあったし、ミュージアムショップにもいっぱい置かれていた。


これ、我が家になぜかあるが、なんだかわからなかったんだよね。疑問氷解。


我が家にあるのは、次女が小学校の時に先生にもらった、「誰も作らなかったエプロン生地」。

小学校の家庭科の授業ではエプロンを作るのだが、次女は裁縫が好きなので、すぐに縫い上げてしまい暇になった。


そうしたら、先生が「数年前に購入したが、誰も作らなかったセット」をくれたのだ。

カエルが描いてあって「pickles the frog」とロゴが入っているのだけど、何者かわからなかった。


特にエプロンは作らなかったのだけど、現在我が家で座布団のカバー生地になっている。


で、ミュージアムショップにたくさんのグッズが並べられていたので、それなりの人気キャラだったんだな、と認識した。

けろけろけろっぴとのコラボ商品もある。カエル業界、というものがあるかは知らんが、そこではそれなりの知名度なのだろう。


続き


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横浜散策(2/4)  2024-05-06 22:46:06  旅行記 社会科見学 家族

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横浜散策の続き。



さて税関を見終わったら 11時過ぎ。

G.W. は店が混みそうだから、早めに昼ごはん食べたいところ。


山下公園方向に歩きます。ここら辺、おしゃれな飲食店が多いエリアがある。


最初に見かけた店、洋食屋さんで、1200円くらいのメニューが中心。

横浜の一等地で 1200円なら安いんじゃない? と思ったけど、最初の店だし、もう少し見てから決めたい、という家族の意向で通り過ぎる。


しかしその後、1500円、2000円という感じで、値段が上がっていく…


横浜開港資料館の前あたりで、道が少しだけクランクになっています。

そこで、黒板スタンドでランチメニューの案内をしている店がありました。


中心価格は 800円。安いし、ここ入って見よう、と家族に持ち掛けます。


少し奥に入ったところに「波止場会館」という建物があり、その1階に入っているバーでした。

バー&ダイナー Sala、と看板にあるので、夜の営業が中心なのでしょう。


波止場会館は休日で入れない。1階のそのお店は、さらに細い路地の裏口のようなドアを開けて営業している。

怪しさ満点ですが、窓から見える店内は悪くなさそうな雰囲気。


まだ11時半と少し早かったのもあってか、店内にお客さんは1組だけ。

入り口すぐのテーブルに座っていましたが、犬連れで、店に入ろうとするとその犬が吠える。

少し離れた席に案内されます。店内は広くて明るい。席数も多いし、テーブル間は大きくとられていて余裕がある。


そして、メニューの値段が安い。カレー、ドライカレー、煮込みハンバーグ、豚生姜焼きが800円。

塩鮭定食は 900円、トロサバ定食は 950円。


壁に書かれたメニューの下に「物価高騰のため、5/1より 100円値上げしまた」と申し訳なさそうに書かれている。

800円でも安い、と思っているのに、先日まで 700円だったのか。


なんだかカレーが美味しそうなので、妻と長女がカレー、僕と次女がドライカレー。

魚好きの長男は、塩鮭定食にした。


カレー、ドライカレーには、サラダともやしの浅漬け、具沢山の味噌汁がついていた。

さらに、デザート代わりか小さなチョコレートが付いている。


お箸はないので、味噌汁をスプーンで食べることになる。

しかし、これが非常にうまい。カレーもドライカレーも旨かった。


長男も、塩鮭定食絶賛。ちょっと鮭が小さい、とは言っていたが、焼き加減が良くて、皮まで美味しいそうだ。


これは、煮込みハンバーグと豚生姜焼きも手分けして頼めばよかった…。

この値段でこれはすごいな…と感心して家族で話していたら、食後にコーヒーを持ってきてくれた。


サービス精神が凄い。ただでさえ安いのに、付いてくるものが多い。

大満足の昼食でした。




昼食後、山下公園を歩く。


なんか、ずいぶんきれいに花が咲いているな、とおもったら、3年後に横浜で開催される「国際園芸博覧会」の宣伝として、この春は横浜の各所で花を魅せるイベントを行っているらしい。


山下公園は、バラ園になっていた。

沢山の種類のバラが咲いている。せっかくなので、ゆっくり楽しむ。


そして、次の目的地、横浜人形の家へ。

たしか、2000年ごろに妻と見に来たことがあるのだけど、その後全面リニューアルをしている。その後評判が良いのだけど、見てなかったので来たかったところ。


続き


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横浜散策(1/4)  2024-05-06 22:45:50  旅行記 社会科見学 家族

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5月4日、家族で横浜散策してきました。


本当は G.W. に家族旅行行きたかったんだよね。

でも、新年度になったばかりで、子供たちの予定がわからない。

4月の半ばに G.W. の予定が全員分揃い、旅行に行くつもりで宿を探したのだけど、もう高級宿しか空いてなかった。


そんなわけで横浜散策しよう、と方針を切り替えてはいたのですが、あまり詳細は決めておらず、詳細決めたのは前日。




面白そうな箇所をたくさんリストアップして、家族の意向を聞きながら絞り込んでいました。

そのせいもあって、いきなり降りる駅間違えた。関内で降りればよかったのだけど、隣の桜木町で降りてしまった。


横浜散策と言えば、大体このどちらかの駅で降ります。当初の面白そうな場所のリストには桜木町の施設も入っていたのだけど、最終的に行くことにしたのは、全部関内周辺でした。


とはいえ、隣駅だから歩いても大したことはない。元々散策目的なので、ぶらぶら歩きます。


桜木町には大観覧車がある。次女が、小学校の時に遠足できたわー、などと話をします。

通常は遠足はもっと遠いところなのだけど、コロナの影響で近場で済ませることになったんだよね。


カップヌードルミュージアムの前を通る。長男が、家族で遊びに来たねーなどと話をするけど、次女は小さかったので覚えてない。


でも、次女は遠足の時に来ているので、それなりの想い出はあるらしい。



赤レンガ倉庫近くの、変わった歩道橋「サークルウォーク」。

このすぐ横に、JICA 、いわゆる「青年海外協力隊」を統括する組織の横浜支部があった。


次女は社会科が結構すきなのだけど、教科書に JICA 載ってた、というような話をする。

長女の高校の先生が、JICA で海外に行っていたことがあるらしい。

妻の知り合いにも、「青年海外協力隊」で海外に行っていた人がいる。


みんなそれなりに興味がありそうなので、資料展示スペース無料だけど見てみる? と聞いてみる。

行く予定の場所はあるけど、それほど時間が詰まっているわけではないから。


でも、少し考えた後で、全員「別に見なくていいかな」という答え。先に進む。



赤レンガ倉庫の横には大きな駐車場がある。「ちきゅう」に乗船した時は、この駐車場が集合場所で、埠頭まで連絡バスが出ていた。

しかし、子供たちは覚えていないらしい。その時にトイレに行きたくて赤レンガ倉庫に行ったことは覚えているのに。


赤レンガ倉庫では、Frühlings Festが行われていた。

ドイツのビール祭りだよね。昔、「春のオクトーバーフェスト」ってわけのわからん事言ってたやつだ。


※と、その時は家族で話していたのだが、春のオクトーバーフェストは横浜ではなく、お台場や日比谷などで行われていたようだ。

 横浜は10年前からやっているが、最初からFrühlings Festだった、と今調べて確認した。


ところで Frühlings ってなんだ? と、大学でドイツ語を学び始めたばかりの長男が調べ始めた。

スマホの GBoard にドイツ語キーボードいれてあるから、ウムラウトが入っていても入力できるそうだ。

単純に「春」って意味だった。まぁ、春とか花とか、そこらへんだとは思っていたけど。




上記のように道で見るものを楽しみながら歩いてきたが、最初の目的地の横浜税関についた。



税関のお仕事を知ってもらうための展示があって、これが面白い、と聞いたのはもう5年以上前だったと思う。

見に来たかったけど、小学生が見てもつまらないだろうと思って待ってたんだよね。

そのうちコロナで出かけにくい雰囲気になっていた。


いまなら次女も中学3年生なので、楽しめるだろう、ということで見ることにしたのだった。


主なコーナーは3つかな。


・ワシントン条約で保護が決まっている生物を使った商品の展示。

 美術品としての象牙とか、印材の象牙が取り締まられるのは知っていたけど、「象皮のバッグ」みたいなものもあるのね。

 もちろん、他の動物を使った製品もいろいろと置いてある。


・ブランド品の偽物の展示。

 本物と偽物を並べて置いてあるコーナーがあるので、じっくり見極めてみる、というのも面白いです。

 15個くらいあったのだけど、長女は1つ間違えただけで全部当てた。


 偽物は明らかに出来が悪いものもある一方、区別がつかないようなものもある。

 出来が悪いというのだって、本物が隣にないと判らないかもしれない。

 長女曰く、違いに気づけば「よくできていると思う方」が本物、でほぼあっているそうだ。


 本物のブランドには存在しない商品、というのもあるようで、そうしたものは全部まとめて「こちらは全部偽物」のコーナーに置いてあります。


・麻薬などの密輸手法の展示

 実際に密輸しようとした事例を、パネルや再現、実物を用いて展示。

 隠す手法を考える側もすごいけど、見つける側もすごいよね…


どれも見ごたえがあって面白い。


このほかに、過去の資料を並べた歴史コーナーもあります。


歴史コーナーで、横浜税関の仕事の一環として「貿易統計の集計」があることと、大正12年には自動集計器が導入された、というのを知る。

こんな古い時代から、日本でパンチカード集計器使っていたのか、と驚き。


パワーズ式、というものだったので今調べたら、最初のパンチカード集計器であるホレリスのものを改良したもので、一時期ホレリスのタビュレーティングマシン社よりシェアを持っていたようだ。

ここら辺は、コンピューター以前の歴史なので、僕もあまり詳しくないところ。


ホレリスの機械は集計しかできなかったが、パワーズの機械は集計結果を印字できた。

結果印刷まで行ってくれるというのは、事務作業としては革命だろう。売れるわけだ。


その後「タビュレーティングマシン」社は、後追いの他企業と合併して、紆余曲折あって IBM になった。

パワーズの会社も、最初のタイプライターを商品化したレミントンランドに吸収され、のちの UNISYS になったようだ。


この話、長いので何回かに区切ります。

続き


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ピクミン4  2024-04-30 14:34:28  コンピュータ 家族

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前回の日記で少し触れたので。


発売から半年以上たつが、いまさらピクミン4を家族で楽しんでいる。

本当に、今作は「家族で」楽しめる内容だ。よくできている。


もともと、僕はピクミン1をそのように評価していた。

実際、当時の姉の子供は5歳くらいだったと思うが、ピクミンがわらわら動いているだけで喜んでいた。

怖がって、全然敵に近寄らないし、ゲームは進んでいないのだけど「楽しい」のだ。


ピクミン2、3が何か違うものになってしまっていた、というのは前回や過去に書いた通り。

そして、今作は内容が1に近いものとなっている。


1の「パズル性」と、2の豊富な面構成を中心にして、3で出てきたキャラや操作性も取り入れた感じ、かな。


1は難しいゲームで、敵と戦うのが結構難しかった。先ほど書いた通り、この部分は5歳児では難しかった。

3で戦い方に大幅な「アシスト」が入り、遊びやすくなった。1の時の緊張感はなくなったが、遊びやすくなったことは歓迎だ。


そして、今作では3と1の両方の戦い方が入っている。

ゲーム中は2人のキャラクターを切り替えながら遊べるのだが、選んだキャラによって戦い方の戦略が変わるのだ。


3以上に簡単な「パワープレイ」か、1のような緊張を強いられる戦いか。

この件、後でもう一度ふれるが、とても良いバランスになっている。




さて、我が家では、僕と妻は1と2は時間をかけてじっくり攻略した。

当時、まだ結婚前で同棲中だった妻は、テレビゲームは遊ぶのだが、取り立てて好きだったわけではなかった。


でも、僕と一緒にピクミンを遊んでいて、どうやら「やり込み」の楽しさに目覚めてしまったようなのだ。

…と、後で妻から聞いた。ともかく、今では立派なやり込みゲーマーだ。


長男も、数年前にピクミン1,2を遊んでいる。

僕と妻は1から攻略を組み立てたのだが、今時の子供なので、攻略サイトで「解法」を調べて遊んだようだ。

なので、最少人数・最短日数クリアは一応している。


ただ、僕と妻は解放の美しさで1が好きだが、長男は操作性の良さや「生物図鑑」などのおまけ要素で2が好き。


3は、我が家的には超低評価。

1,2で作り上げた世界観を無視した部分も多いし、攻略的にも問題があった。


はじめてピクミンを遊ぶプレイヤーには「かわいい」だけでよいのだが、古参プレイヤーは攻略を求めているのだ。




そして、4の話。


まだエンディングを見ただけで、ゲームは続いている。

2の時もそうだったけど、当初の目的を達成すればエンディングにはなるのだ。でもゲームは続く。


まず、この構造が良い。日数の短縮などを行う際、まずはエンディングまでの日数を競うことになるだろう。

4はストーリー的に、日数短縮がやりづらい部分もあるのだが、「エンディングまで」と限定すれば短縮できる。



1では主人公ひとり、2では2人での探索だった。

2人の場合、いつでも操作するキャラを切り替えることができるため、ピクミンが作業を終わらせるのを待つ間に、別キャラで違う作業を、と分担することができた。


3では、3人にキャラが増えたが、それよりも「キャラに指示を出し、自動で行動させる」ことができるようになったのが大きい。

あるキャラの移動時間を、別キャラの作業時間に当てられるのだ。しかし、3人というのはちょっと煩雑だった。


4では、主人公キャラと、お供の「犬」が一緒に行動する。

これが、犬と主人公でできることが違うのだ。


一緒にいるとどちらの特性も使えるので強力。

でも、別々に作業するときは、それぞれの特性を考えないといけない。


ここで、犬も主人公も、ピクミンを投げて戦わせることはできる。

そして、強い敵と戦う際は、犬なら「突進」、主人公なら「突撃」という技が使える。

どちらも、強い敵でもすぐに倒せるので、味方への損害が少ない。


しかし、その技の際のピクミンの行動は少し異なり、その違いで敵に対して、得手不得手がある。

そのため、片方だけで行動しているときは、強い敵と「ピクミンを投げて戦う」必要が出ることがあり、この時の緊張感は1の時と変わらない。



…ここがうまいのだ。

ピクミンに慣れていない初心者なら、まだ「2キャラが手分けして時間を短縮」なんて考えを持たないので、常に敵に勝ちやすい戦法を選べる。味方への損害もあまりなく、楽しくゲームを進められる。


でも、上級者が、手分けして日数短縮を狙い始めると、途端にゲームの難しさが跳ね上がるのだ。


ここに加えて、パワーアップ要素がある。

ゲーム中で集めた「資材」によって、探索の合間にパワーアップ要素を購入できる。


この資材集めも、当然ながらゲーム中の時間を使う。時短を狙い始めると、必要以上の資材を集める余裕はなくなる。

すると、パワーアップもできず、難しいゲームを進めないといけない。

さらに、パワーアップの要素によっては「日数が進まないと登場しない」ものもあるのだ。慣れていない初級者ほど、パワーアップを手に入れやすくなり、ゲームが簡単になる仕組み。



我が家では、次女はピクミンを遊んだことないので、時短など考えずに遊んで、いま一番ゲームを進めている。

長男が、最初から時短を狙って攻略しているため、一番ゲーム進行が遅い。


僕は先に書いたようにエンディングを見たが、我が家で2番目。あまり時短狙ってないから。


で、次女のプレイとか見ると、犬がすげー強いの。すごいパワーアップしていて、犬がいれば怖いものはない、というレベル。

初心者ほどゲームが簡単になっていく、っていうのはいいバランスのとり方だと感心。



しかし、長男の攻略も観ていて面白い。

他の人のプレイも参考にして、自分でも考えて感心するような手順を思いつくんだよね。

思い付きだけで失敗することも多いので、その場合はやり直し。時間はかかるが、初回プレイから少ない日数で進めている。



よくできたゲームです。



(購入した「ギターライフ」は時間が無くて遊べてない。初日に1回プレイしただけ。

 入手困難なのを発売日に買ったので、僕が買わなければ欲しい人がだれか一人入手できたよね。

 申し訳ない。

 ただ、こちらもギター練習中で…挫折気味だった次女が喜んで遊んでいます。)


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最近遊んでいるゲーム  2024-04-22 17:52:18  コンピュータ 家族

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長男の大学受験が終わったころから、再びいろいろなゲームを遊んでいる。

長男が気を散らさないように、新しいゲームを買わないようにしていたのね。

(スイカゲームはブームの時に買ったけど)


まず、長男が「サイドオーダー遊びたい」と言ったので購入。

これが先月13日の話だな。


サイドオーダーというのは、スプラトゥーン3の追加コンテンツね。


スプラ3自体は、正直なところ2よりつまらなくなった。

つまらない、というレベルではなく、かなりダメ。らしい。

僕は2の時からそれほど遊んでいないが、3は全然遊んでいないので、正確なところは表現できない。


ともかく、あれほど熱中する人が多く、スプラ2のゲーム実況配信者も多かったのに、配信者が一瞬3を始めた後で、「このゲームは期待しているものではない」と続々と辞めていった、という状況。

発売から1年以上たつのに、度重なる調整にも関わらず、いまだにバランスが悪いそうだ。


で、スプラ2が大好きだった長女もスプラ3はダメだというし、長男は時々気晴らしで遊ぶときは2を遊んでいた。

3はあまり興味ないのかな、と思っていたら、この追加コンテンツは別ゲームとして面白そうで興味ある、とのことだった。


というわけで、購入した。

家族みんなが遊んでいたが、1か月くらいたって、そろそろ沈静化してきた。




実は、僕としてはピクミン4が遊びたかったのだが、長男がサイドオーダーが良いというし、みんなサイドオーダー遊んでるしで、買わないでいた。


そしたら、妻がピクミン4遊びたいという。

次女も遊びたいという。


あれ、みんな興味ないのかと思ってたけど、やりたかったのね、とピクミン4購入。

これが今月5日の事。



ピクミン3が凄く残念な出来だったので、4は興味あったけど「怖かった」んだ。

でも、遊んでみたらすごく良い出来。


遊びの主軸は、1に戻った感じ。


ピクミン1は、部下であるピクミンを適材適所で作業させて、最高効率となる配置を探し出すゲームだった。

しかし、いまでこそ評価の高いピクミン1だが、当時は「すぐ終わってしまう」と不評だったんだ。


ここでいうすぐ終わる、というのは、エンディングがすぐみられるという意味。

これは最高効率を目指すゲームなので、一度最後まで遊んでからが本番なのだが、それまでにそういうタイプのゲームが無い、全く新しいものだったので、理解されなかった。


ピクミン2では、この声に対応して、冒険できる場所を増やした。

ランダム生成の地下ダンジョンを作ることで、何度でも楽しめるようにしたし、エンディングまでは非常に長い。


半面、ランダム生成なので「最高効率を目指す」ことはできなくなったし、エンディングまでが長いので、何度も遊んで効率を上げるのが大変になった。


そして、3。完全に「冒険を楽しむゲーム」になった。

効率なんて考えるだけ無駄。フィールドが広すぎて、あちこちの作業を同時に行うこと自体が難しいし、無理に作られたフィールドにバグが起きるポイントが多数あり、ゲーム自体に問題があった。

これはもう、自分の好きだったピクミンではないな、と感じた。


で、今作。1~3で出てきたいろいろな要素は全部引き継いでいるが、基本的に1に戻った、と考えて良さそうだ。

まだ最後まで遊んでいないのだけど…遊ぶ時間が無くてまだ序盤なのだけど、効率を目指すゲームに戻っている。


1はゲームキューブだった。

当時はディスクメディアのゲーム機が増えてきたところだったが、通常はリセットスイッチを押すと、ハードウェアにリセットがかかって、ディスクの読み込みから開始する。


しかしゲームキューブはそうではなかった。リセットスイッチが制御できたんだ。

ピクミンの場合、リセットスイッチを押してもハードウェアにはリセットがかからず「タイトル画面に戻る」だけだった。

だから、効率を目指したプレイ中に失敗したらすぐリセット、が可能だったんだ。これが無かったら攻略が苦痛になるゲームだっただろう。



今作は、そういうことができないので、メニュー内に「時間を巻き戻す」というものが付いた。

内部的に区切りがあるたびにセーブされるようで、数分前に戻すこともできるし、そのステージの最初から、などもできる。


これで、効率が悪いと思ったらやり直せばよい。

もっとも、現在の僕はまだ初見プレイなので、効率はあまり重視していない。冒険を楽しんでいる最中。


最初はあまり興味なさそうにしていた長男が、遊び始めてから一番ハマっている。

3つ目のステージまで進めたところで、効率を目指して1からやり直し始めた。

その途中、3日目に入ったところで「2日目ににやらないといけなかったこと」がわかり、また最初から。


いや、自分が1を攻略していた時を思い出す。

そういうプレイを目指したくなる、という時点で、1に非常に近いのだ。


で、僕は平日は忙しくてあまり遊べず、休日に遊びたいのだが、長男も平日あまり遊べないので休日にべったり遊んでいる。

僕も遊びたい。




まだ発売前だが、「GUITER LIFE -LESSON 1-」を購入した。

ギター型コントローラーがついて1万2千円、という高いソフト。


ソフト、ではあるがゲームではない。ギターのレッスンを行うソフト。


実は、高校のころから何度かギターに挑戦しては、挫折している。

兄がやはりギターを買って挫折したので、家にギターも教本もあったのだ。


Fernandes の Zo-3 も持ってるよ。

発売当時の入手困難だったころに、なぜかギターを弾けない姉がビンゴで当たってもらってきて、僕が譲り受けた。

もらったのは大学のころだな。その頃も練習したけど、やっぱり挫折した。


GUITER LIFE は、ゲーム雑誌の記者などのレビューでは、ギターの練習で挫折しやすい点がことごとくクリアされている、と評価が高い。

しかし、1万2千円は高いな…と思って家族に相談したら、妻も次女も興味があるという。

二人とも、過去に Zo-3 で練習して挫折している。


というわけで、通販サイトを見たときには、すでに予約売り切れだった。

落ち着いてから買うか、と思っていたら、1週間くらい前に発売元のサイトで予約が可能になっていた。増産したらしい。


で、先ほど出荷した、と連絡が来た。

発売日は 25日なので、その日まで配達されないけど。


例によって遊ぶ時間無いのだけど、楽しみ。



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次女の誕生日  2024-04-21 15:26:25  家族

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本日、次女の誕生日なのでお祝いをしたかったのだけど、僕は今日の夜町内会の会合に出席しないといけない。

昨日に前倒ししたかったところだが、昨日の夜は次女が塾だった。


というわけで、普段はお祝いは夕飯で行うのだが、昼に行った。

ピザハットのピザでお祝い。


Mサイズピザ3枚。2枚はちょうどキャンペーンで、1枚600円。マルゲリータと、じゃがマヨコーン。

もう一枚は1250円だった。クリームチーズベーコンを、鉄鍋パンピザで。

これに、ポイントで和風タツタチキンをつける。


ピザなんてめったに頼まない…ポイントは昨年の僕の誕生日に、お祝いでついていたもの+αだ。

有効期限1年なので、今使わないと消えそう。


美味しかった。


お店に受け取りに行く際に、シャトレーゼでケーキも買ってきてあって、これはこれからおやつに食べる予定。

食べたら追記します。




追記。

ここから上は 15時過ぎに書いたもので、以降は 17時過ぎに書いたもの。


おやつにケーキ食べましたよ。

次女と長女には、お誕生日プレート付けました。


次女は、2回ケーキが食べられた方が嬉しいので、別々に祝って欲しい、と言っていました。

でも、長女は毎年この時期ケーキやごちそうが続くので、胃もたれするそうです。

一緒に祝って欲しいから誕生日プレート付けて、と言われていました。


誕生日は4日違い。

まぁ、少し時間をおいて、ゴールデンウィーク中にもう一度お祝いしますかね。




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ビーチコーミング  2024-04-15 10:53:28  旅行記 社会科見学 家族

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観音崎自然博物館に行った話の続き。


博物館を出た時刻は16時くらいだったろうか。

まだ少し早かったのだが、外食するつもりだった昼ご飯がコンビニグルメになってしまったので、夕飯を食べて帰りたい。

せっかくなので、車は駐車場に止めたまま、もう少し楽しもう。


付近一帯が自然公園になっているが、以前来たときは時間が限られていて全然見なかった。

少し歩いてみよう、と家族に提案する。


ちょうど、自然博物館の前に、里山っぽく整備されたエリアがあった。


里山っぽい部分と、その隣に別に整備された道がある。どちらも、山の上の方に道が続いている。

里山エリアの方を歩いてみることにする。


何らかの植物を育てているようで、区画内に入らないように、と書かれている部分が多い。

何を育てているのかは知らないが、ちゃんと人の手が入っているのは良い事だと思う。


里山エリアの一番上に登ったところで、猫がいた。

そして、その猫から少し離れたベンチのところに、おじさんが座っていた。


横に細い道が、まだ上に向かって伸びている。

先ほど横を通っていた道かな、とおもって、まだ上に続くから上ってみよう、と家族に行ってみたところ、おじさんが「この道、止まっているように見えるけど別の道に繋がってるから」と教えてくれた。


どういうことかよくわからず進んでみると、確かに道は行き止まりだった。

そして、子供が探検でもしたような細い道が横の斜面を折り返しており、上で別の道に繋がっている。


上の道が、先ほど隣にあった、別の立派な道らしい。



進んでみる。

しばらく進んだところで、方向表示案内。

まっすぐ進む道には、「ふれあいの森 1200m」の表示が。


いや、1.2kmも歩くつもりはない。ちょっと入って見ただけなのだ。


別の道で戻る方面には、「たたら浜園地」と書かれていた。

なんか、その地名カーナビで見た気がするぞ。博物館のすぐそばではあったはずだ。


そちらに戻ることにする。




たたら浜は、博物館からわずかな距離の浜辺だった。

そして、たたら浜園地には、バーベキュー場があった。


次女がバーベキュー食べたい、という。

今食べたいというのではなく、コロナ前はよく夏になると庭でバーベキューをやっていたので、またやりたいという意味だ。

コロナだから、というよりは、夏が暑すぎたり、誰かが受験で忙しかったりで、最近やっていない。



せっかくだから、たたら浜に降りてみる。ビーチコーミング好きの長女大喜び。


ぶらぶらとビーチコーミングしながら歩く。博物館から離れる方向に向かっていくと岩場があるので、そこに行ってみよう。


僕は先に岩場に入って見たが、潮溜まりが残されていて、小魚などがいる。

こういうの、いいね。イソギンチャクとかいないかと思って岩の下をいろいろ覗き込んだが、いなかった。

でも、貝はいろいろなものがいる。


長女がゆっくり追いついてきた。

貝いっぱいあるよ、と言ったところ、今回ビーチコーミングで拾っているのは貝ではないそうだ。


そういえば、しばらく前からシーグラスを集めているのだった。


シーグラス…ガラス瓶などの割れた破片が、波に洗われて角が丸くなったもの。

鎌倉の海岸では茶色いものが多い。ビール瓶の破片だな。ガラスとしては、茶色はあまり綺麗ではない。


しかし、ここの浜では、水色や緑が多く、綺麗だという。

ここの浜は海水浴場ではないので、ビール飲んだりする人が少ないとか、捨てられやすい瓶の種類も違うのだろう。




特に薄い黄色から緑色のシーグラスを探しているらしい。

ウランガラス、だそうだ。そういえば、しばらく前にそんなことを言っていたな。


僕のこの時点での知識では、放射性物質を微量に入れたガラスは、屈折率が高くなるので昔はレンズなどに使われた、というものだった。

でも、次女によると、美しいので工芸品としてのガラスにも多いのだという。実際、今調べたらそうだった。


岩場で砂浜は終わりだったので、再度引き返して、シーグラスを探す。今度は僕も手伝った。

片道では長女の片手に乗るほどのシーグラスしか見つけていなかったのだが、家族みんなで探して歩いたら、両手でも載せきれないほどの量が見つかった。




5時半ごろ、帰路につく。

八景島付近でファミレスの「ココス」に寄り夕食。うまかった。


家に帰ってから、長女はシーグラスを水道水で洗浄。

海で拾ってきたものは、すぐに洗っておかないと臭くなる。


で、妻にブラックライトを借りたいと頼む。これは、帰りの車中でも言っていたこと。

科学実験としてはブラックライトはよく使うので、妻は持っている。


ウランガラスは、暗闇で紫外線を当てると美しく輝くそうだ。

今回、それらしい色のガラスは無かったので望み薄だけど、と言いながら長女は暗い廊下でがさがさとやっている…


「光った!」っと、素っ頓狂な声。

慌てて見に行くと、確かに1つだけ、小さなシーグラスが輝いている。


しかし、ウランガラスの特徴である、緑色の光ではない。オレンジ色の光。


まさか本当に光るとは思ってなかったので長女は興奮気味だが、色が違うので冷静に「勘違いである可能性」を確認しはじめた。


ガラスではなくプラスチック片の場合、蛍光塗料などが練り込まれていて光るものもある。

しかし、僕も確認したが、ガラスのように思える。プラスチックなどの樹脂ではない。


次に、表面に蛍光塗料などがついているだけ、の可能性。これもなかった。全体に削れて曇りガラスになっているのだ。

表面に何かペイントされていたものが割れたとしても、これほど全体に光ることはないだろう。


紫外線ではなく、自然光で見た場合にもオレンジ色っぽい。



いろいろと情報を探すと、ウランではなくカドミウムを入れると、普段の色も蛍光もオレンジ色になるらしい。

ウランガラスよりも珍しいらしい。


ちゃんと鑑定できるわけではないので、まだ疑問符付きだけど、長女としては宝物。

小さなジッパー袋に入れたうえで、採取地と採取日、おそらくカドミウムガラス、と書いてコレクション箱に入りました。

情報を書いておけば、ガラクタではなく立派な資料。




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観音崎自然博物館  2024-04-15 10:17:20  旅行記 社会科見学 家族

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昨日、14日日曜日の話。


以前から、家族で行こうと約束していた「観音崎自然博物館」に遊びに行ってきた。


前回行ったのは、僕と次女だけ。

二人だけだったので日記にも書いてなかったな…


2019年の8月21日、水曜日だった。写真が残っていたので日付まで分かる。

たしか、長女は部活だったか、塾の夏期講習だったかで不在、長男は受験予定だった高校の説明会に行かなくてはならず、妻はその付きそい。


で、僕は長男と妻を送るために車を出したのだが、当時まだ小学生の次女を留守番させるわけにはいかない。

高校近辺で面白そうな施設を探したところ、観音崎自然博物館を見つけた。

説明会が終わるまで、2時間程度遊びに来たのだった。


しかし、小さい博物館ながら非常に面白かった。展示方法などに工夫がある。

そのことを帰ってから話したところ、家族皆行きたがったので近いうちに行こう、と約束していた。


そのすぐあと…すぐ、というほどではないか。

2019年12月には、コロナが世界中で猛威を振るい始める。

不要不急の外出を避けるように、と呼びかけられた。


そんなわけで、約束は延期となっていたのだった。




先日、「所さんの目がテン」で、ヒトデの科学を放送していた。


ここで、観音崎自然博物館が紹介されていた。同館は、ヒトデの仲間である棘皮動物の展示が多い。


そこでまた、見に行こうという話になったんだ。


しかし、新学期が始まったばかり。新年度の予定もまだよくわかっておらず、家族の予定がどうなるかはよくわからなかった。


一昨日、土曜日の夜に、とりあえず全員日曜日は空いている、とわかった。

ただし、長男は履修登録を週末の間に終らせて、さらにその教科書などの購入手続きを終わらせる必要がある。


可能なら遊びに行こう、とはなったが、履修登録が非常にややこしい。

僕は先に寝たのだが、この日は遅くまでかかって履修登録を終わらせたと後から聞いた。


昨日の朝、8時過ぎに起きてきた長男に話を聞くと、教科書もカートまでは入れてあり、あとは支払いのみという。

すぐに僕のカードで決済。数冊の教科書が、大学指定のサイトでは売っていなかったので別途探す必要があるらしいが、後日でも大丈夫とのこと。


というわけで、準備が整った。

皆で博物館行こう。まだ寝ていた長女・次女も叩き起こす。




なんだかんだで、家を出るのが遅くなった。11時過ぎ。

昼ごはん食べてしまってから行こう、と僕が提案し、家の近所の道沿いのガストで食べようとしたところ、妻から「せっかく観音崎行くのだったら、その近辺で変わったもの食べたい」との意見。


観音崎周辺、食べるところ何もないよ? と言ったが、ほかのみんなも同意したため、まずは観音崎まで行くことになった。


高速道路も使い、家からは1時間ほど。

高速道路を降りてから食べられそうなところを探すが、やはり何もない。そのまま博物館まで来てしまった。


しかし、博物館の隣にレストランが併設されているではないか。

そこでもいいか、と思って駐車場に入ろうとするが、満車で入場待ちの車の列ができている。


あ、これだめだ。どこかでご飯食べてきた方が、駐車場もすくだろう。

一旦諦めて別の方向へと走る。


しかし、食べられるところどころか、コンビニすらない。

横須賀美術館前は、渋滞が起きていた。入場待ちの車が渋滞を作ってしまっているのだ。


春で暖かくなり、新年度も落ち着いた日曜日ということで、行楽客が多いようだ。


なんとかファミリーマートを見つけたが、駐車場満車。

しばらく待って中に入り、とにかく各自好きなものを買う。


この近辺は、広い範囲が自然公園に指定されていて、駐車場も多い。

どこかで食べられたらよさげなところで食べよう…と思い、駐車場を探しながら博物館方面に戻るが、どこも満車。


結局博物館まで戻ってしまった。

駐車場待ちの列に並ぶ。前に2台待っていた。そして、その車内でご飯を食べてしまう。


全然駐車場から出る車が無い。この駐車場、時間当たりいくら、ではなく、1回いくらの形式だ。

だから、早く出さなくてはならないというモチベーションはないのだ。


1時半を過ぎたあたりで、やっと1台動いた。

時間的に、併設のレストランから出て家に帰る人がいたのだろう。


その後、しばらく待ったがまた立て続けに2台出ていき、入れ替わりで入ることができた。

すでに2時前。




自然博物館に入る。

5年もたっているので、内部の展示もずいぶんと変わっていた。半分くらい入れ替えられた感じか。


しかし、以前よりも活性化している感じだ。

以前は、展示内容に古臭い部分もあったのだが、そうした部分が大幅に入れ替えられている。


3年ほど前から、YouTube でチャンネルを持って動画配信を始めたようで、積極的に「地域の自然探検」をやっているようだ。そうした成果報告も博物館内のいたるところに書かれている。


あと、同じく3年前には、近くにあった「京急油壷マリンパーク」が閉園になっている。

そちらから博物資料をいただいたものも展示されており、珍しい展示が増えている。



長女・次女は、タッチプールで楽しそうに遊んでいた。

よく見ると、6腕のイトマキヒトデがいる。普通は5腕なので、奇形なのだろう。

ヒトデは再生力が高いので、傷ついて再生した際におかしくなりやすい。


長男は展示の説明を隅々まで読み込んでいる。




今回、博物館の行く際に僕が家族に言った言葉は「カイロウドウケツを見に行こう」だった。


カイロウドウケツ…偕老同穴は、中国の故事に倣った言葉。

夫婦が二人で共に年を取り、死んだ後も同じ墓穴に入れてもらおう、という夫婦愛を示す言葉。


そして、カイロウドウケツは、深海に棲む海綿の仲間。

非常に美しい、ガラスで編まれた籠のような骨格を持つ。英語名は「ビーナスの花かご」。


で、その網目の中に、雌雄一対の2匹のエビが寄生する。エビにとっては、籠に守られて敵の来ない空間なのだ。

小さなプランクトンの時に中に入り、大きく成長して出られなくなる。


「海老」の字の通り、エビは腰が曲がるまで老いたもの、の意味を持つ。

老夫婦が二人で一生を共にする、というところから、この海綿自体の名前が「カイロウドウケツ」となった。

(エビはドウケツエビと名付けられている)



で、博物館内では…以前は目立つところに置かれていたのだが、端の方の物陰にひっそり置かれていた。

以前は無脊椎動物を中心に並べられていたコーナーの一画に、古代サメの「ラブカ」が置かれるようになって、その陰になっているのだ。


ラブカは、油壷マリンパークからの寄付らしい。貴重な資料なので置く場所を探したところ、無脊椎動物のコーナーを侵食したのだろう。


しかしまぁ、美しいカイロウドウケツ標本は見られたので、当初の目的は達成された。


ちなみに、次女は前回来たときには、この標本の珍しさがよくわからなかったようで、見たのを覚えていないらしい。

今は「あつまれどうぶつの森」にあったので知っているそうで、本物の美しさを興味深く見ていた。




残念なこともあった。

以前来たときは、貝殻だけをたくさん並べたコーナーがあったのだが、無くなっていたのだ。


オキナエビスなどの珍しい貝もあったのだが。

長女はビーチコーミングが好きで、子供のころは綺麗な貝殻を集めていたし、妻も貝の標本は結構好きだ。


貝殻だけたくさん並んでいる、というのは、地味であまり人気が無かったのかもしれない。

まぁ、これは仕方のないところ。



2時間ほどいただろうか。

満足したので博物館を出る。


この話、長くなったのでいったん区切りますが、まだ続きます。



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