2002年06月06日の日記です


晴天の霹靂  2002-06-06 12:13:34  その他

今朝5時半のこと。急な大音響でびっくりして目がさめた。


ものすごい轟音で、飛び起きて窓から外を眺めても音はしばらく続いていた。

飛行機でもどこかに墜落したかと思うほどの音。


まだ日は低いが、空は晴れている。「落ちたかな?」と彼女が言う。

落ちたって飛行機が? と一瞬思うが、雷のことを言っているのだろうということも同時に理解していた。


通常の雷とは違う音だったが、雷だというのが正解なのだろう。晴れていたって雷が鳴ることはある。

まだ眠いので、ふたたび布団に入る。


…急に気になって起きる。

近くに落ちたとしたら、パソコンは大丈夫か?

実は学生時代に、近所に落雷してX68kが、壊れたことがある。


現在、仕事用にサーバー一台、ルータ兼このWEBページ公開用に一台のLinuxマシンが常時稼動している。心配だ。

いや、それどころではない。雷が落ちるときのサージ電流(落雷そのものの電流ではなく、電線に生じる誘導電流)は、たとえ電源を切っているマシンですら破壊するほどの威力があるのだ。

現在、仕事部屋には所狭しとコンピューターが並んでいる。それが壊れたら大損害だし、仕事が出来なくなるのは何よりも困る。


あわてて寝室を出ると、電話も炊飯器もISDNルータもBフレッツのアダプタも、ランプが点灯していた。仕事部屋のサーバも正常。


すっかり目がさめてしまったが、もう少し寝よう…と布団に入ったとき、窓の外にものすごい閃光。

とっさに秒数を数える。2秒弱で大音響。



これはいかん。雷はどうやら家の真上あたりにいるらしい。

慌てて飛び起き、サーバーをシャットダウン。

シャットダウン作業中に、ふたたび雷鳴。今度は3秒。少し離れたようだ。


WEB公開サーバーはどうしようかと迷いつつ、雷が離れ始めたのを安心材料として、様子を見ることにする。


急に大きな、軽い音が窓の外でし始めた。雷のような低い音ではない。

窓を開けると、大雨が降ってきていた。雷のショックで、一気に雲から水分が落ちてきたようだ。


再び雷鳴。今度は4秒半。


徐々に遠ざかっている。安心して、布団に入る。すっかり目がさめたがまだ眠い。




8時過ぎ。目がさめると空は快晴だった。

道路はすでに乾いていた。大雨が降ったとは思えない。



「晴天の霹靂」という言葉がある。予期せぬ状態で起こる大事件の意。

霹というのは大音響を伴う雷のこと。靂というのはすごい閃光を伴う雷のこと。

字句どおりに取れば、晴れているのにすごい雷、と言う意味。


頭では理解していて、「晴れているのに雷がなるってこともあるよね」程度に思っていたが、体験するとそんなものではなかった。

普通の雷のレベルを超えたようなものが、晴れているにもかかわらず起きる。

確かに、これは予期せぬ大事件だった。



同じテーマの日記(最近の一覧)

その他

別年同日の日記

04年 そう来るとは思わなかった

04年 77の手習い

04年 怪我

11年 PC購入

13年 次女のぬいぐるみ

14年 フェルディナント・ブラウンの誕生日

16年 テトリス完成(1984)

17年 キャベツ料理

18年 凄腕プログラマ


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています


戻る
トップページへ

-- share --

0000

-- follow --




- Reverse Link -