2025年06月06日の日記です


Switch2  2025-06-06 11:30:33  コンピュータ 歯車 家族

Switch2 届いた。


Switch 発売の際は、事前に「しばらく様子見」と思っていたら、発売後の人気爆発で入手困難だったからね。

今回は最初から予約していたのだ。


もちろん、予約時点で申し込み殺到で、抽選なのはわかっている。

僕は運よく当たった。自慢するつもりはなく、本当に運が良かっただけだ。


(任天堂の抽選は外れ続けている。

 取り下げてよいのだが、外れた人は次回に持ち越し、というシステムなので、取り下げることもできない。

 僕が当たったのは Amazon に申し込んだ分だ)




先に書いたが、昨日は仕事に加えて町内会の作業も忙しく、Switch2 の開封は夜。


ひとまず起動して一通り見るが、今まで使っていた Switch は子供たちも遊んでいるのでそのままで…というつもりだった。


でも、完全移行を促されるのね。完全移行しない、という選択肢はない。

いくつかのゲームは、セーブデータが Switch2 に移動し、Switch からは消えてしまう。

(もちろん、そうならないゲームもある)


この移行作業が、とにかく時間がかかる。届いてすぐに開封して始めとけばよかった。


移行作業が終わったら、今度はゲームの一斉ダウンロードが始まった。

移行したのはセーブデータだけで、ゲームはストアから再ダウンロードなのだ。


最初は様子を見ていたのだが、遊びたいのでダウンロードしながら操作。


NINTENDO SWITCH2 のひみつ展」を遊びたい。

ストアに入ると、同梱ソフトであるマリオカートをダウンロードできるよ、と言われるので、ダウンロード指示。

そしてすぐに「ひみつ展」を購入。マリカーのダウンロードはストップさせて、ひみつ展を優先させる。


Wii が発売されたときに「はじめての Wii」というソフトがあった。

モーションセンサーと、センサーバー、という全く新しい遊び方について、ミニゲームで使い方を体験させるためのソフトだった。


「ひみつ展」も同じようなものと聞いている。なので、マリカーのようなビッグタイトルもいいのだが、まずは新しい機械のすごいところを体験してみたいのだ。




それほど時間がなかったので少ししか遊んでいないが、よくできている。

ミニゲームはもちろんあるが、様々な「工夫」をゲームの形式で教えてくれるのだ。


ゲームを作るうえで、「技術」はやりたいことを支える裏方であり、そこを自慢してはいけない。

でも、自慢ではなく、工夫を開示することで、これでどんな遊びが出てくるのだろう、と素直に面白がれる。


マウスで遊ぶミニゲームが面白い、と事前に聞いていた。実際面白かった。


でも、もっと驚いたのは、「背面スタンド」をゲームにしてしまったことだ。


Switch は背面スタンドにいくつかのタイプがある(我が家のは初期型で、壊れやすかった。実際早々に壊れた。その後改良された)。

Switch2 では、これをかなり広い範囲で、自由な角度で固定できるようにしている。


そして、モーションセンサーが本体にも入ったようだ。以前はコントローラーにしか入っていなかった。


それで何をするかというと、「30度に立ててください」とか言われるのだ。30度と思うところで立ててしばらく待つと、モーションセンサーで重力の方向を調べて角度を割り出す。

そして、狙った角度との違いを示されるのだ。


こんなゲームが成立するのはミニゲーム集だから、なのだけど、遊びの幅が広がる気がしません?


他にも、様々な技術的な工夫を伝えてくれる。

さらには、実は任天堂は以前からその技術に取り組んでいた、という豆知識もある。


今回コントローラーがマウスになっていることが話題になっているが、そういえばスーファミ用のマウスってあったね…。言われるまで忘れてたよ。


120fps の体験とか、テレビに繋いでいると「本体をテーブルモードで」と言われてしまう。

いや、我が家のテレビが 120fps 対応ではないからだけど。


それで、簡単な動きを見せられて「20fps か 120fps か」の2択で答える。


さすがに 20 か 120 かはわかりやすいのだけど、60fps と 120fps だと見極めは難しい。

でも、慣れると明らかにわかるようになる。わかるようになると、120fps 対応のテレビが欲しくなる…



あ、そういえば「4K テレビに接続すると遊べます」というミニゲームもあったな。

「あえて」ファミコンのスーパーマリオの 1-1 を、4K テレビで遊ぶらしい。


これは見られていない。4K テレビも欲しいよね。




技術的な工夫を知ってほしい、それで広がる新しい遊びの可能性を伝えたい、というのはもちろんなのだけど、ここで「工夫」として取り上げるくらいなのだから、全部特許取っているのだろう。


これは、他社に対する牽制でもある。

ミニゲームの形とは言え、「背面スタンドの角度」で遊ぶゲームは、もう他社は作れないわけだ。


いや、そんなゲーム今後もあり得ないでしょ、と笑うことなかれ。今は背面スタンドだが、場合によっては「物理的に角度を作るゲーム」が作れなくなるかもしれない。


任天堂は DS の時にマリオ 64 を移植した。

アナログスティックがなかったので、タッチパネルでアナログスティック代わりにする操作法を作り出し、特許を取った。

当時は、タッチパネルを使うゲーム機なんて他になかったので、そんな特許任天堂以外には関係ないだろう、と誰もが思っていた。


しかし、スマホ時代になった時にすごく効いたからね。

スマホでゲーム作ろうとすると、ことごとくこの特許に引っかかるのだ。

(今は 20年たって特許が切れたので、問題なく作れる)


それが、ずっと後で時代が追いついたのだ。

背面スタンドで遊ぶ、だって、今後何が起きるかなんて予測できない。

思いついた遊び方は全部特許にして、世の中に公開してしまった方が良い。

「ひみつ展」には、そういう側面もあるのではないかと思う。




先に書いたように、まだ遊んでいる最中。


やっと「内部基板」に入ったところ。

外形的な特徴だけでなく、内部基板とかもゲーム上で見せてくれるのだ。

「本物を分解しないでね」って注釈付きで。


不思議で興味深いゲームである。



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