町内会で購入したコピー機が納入された。
京セラ TASKalfa 2553ci。
京セラのコピー機は、頭2桁が「1分間にコピーできる枚数(速度)」で、後ろ2桁が世代。
25 はカラーコピーのいちばん安い廉価機で、現在の最新世代は 54。
というわけで、1世代前の廉価機の中古の購入でした。
いままで使っていたのは、今はなき FujiXerox の DocuCentre の…とにかく古いやつ。
型番わからないけど 25年前の物、とのこと。
これは廃棄処分で引き取りをお願いしたのだが、もう一台あるからそれも引き取って欲しい、としばらく前に会長に言われた。
もう一台って、僕知らない。
今回、コピー機が壊れたので置いてあった奴を使おうとしたが、壊れてて使えなかった、とのこと。
うちの町内会には、町内会館とは別に「第2町内会館」があり、そちらに置いてあったらしい。
まずは納入。特に問題なく動いた。普通のコピー機だからね。
引き取り。もちろん元々あったものは簡単に引き取れるのだが、もう一台が問題。僕は見たこともない。
第2会館に行って、言われた場所を見ると…確かにあった。
でも、コピー機じゃなくてカラーレーザープリンタだった。同じく DocuCentre。
会館に置いてあったコピー機も、コピー機として使えるようにパーツを組み合わせたもの、と業者の人が説明してくれた。
今でもコピー機って部品ごとに組み合わせられるのだが、もっと露骨に「プリンタとスキャナ」を直結できるようになっていたのだ。
コピー機としての操作パネルはスキャナ側にあるので、もう片方はカラーレーザープリンタとして機能する。
そりゃ、これだけでコピーはできないよね。
「壊れてた」と聞いたけど、コピー機として使えなかったということだろう。
さて、業者の方が帰った後、コピー機を設定する。
家から持参したイーサネットケーブル(今更の Cat.5e)で、もともとコピー機横にあった怪しい WiFi 中継器のイーサポートに接続。
この中継器も、僕が由来知らんのよ。この使い方ができるのかもわからない。
まぁ、どうやら契約しているケーブルテレビのネットサービスのオプションで、中継器も格安レンタルしているらしい。
町内会館結構広いのに、ルータが置いてあるのがテレビの横、会館の端の所なので、全体で使うためには中継器が必要なのだ。
それが、たまたまコピー機の横にあった。(ここはもともとコピー機を置く予定で設計されていて、電源が豊富にあるため)
コピー機のパネルを操作してネットワーク設定を見る。
すべて DHCP に従う形で、もう IPv4 アドレスが割り振られていた。
うん。正常につながったということだ。
町内会所有のパソコンに、京セラのページからプリンタドライバをインストール。
テストページを出力したら、無事出力できた。
町内会の人はご高齢の方も多く、大多数が、パソコンはよくわからん、という感じ。
多くの人はただのコピーとして使うだろうが、PC から操作できると特別なこともできるのだ。
たとえば、120cm の長尺印刷。
いままで、イベントの際に何枚もの紙にタイトルを分割して出力して、セロテープで張り合わせたりしていた。
それを長い1枚の紙に印刷できる。
さて、少し迷ったが、一度コピー機を正規手順で電源 OFF にして、電源コードを繋ぎ変える。
会館は申請すればだれでも使えるのだが、コピー機を勝手に使われるのは問題があるので、電源に「鍵」をかけてあるのだ。
特殊な電源ボックスで、鍵を回すことで ON / OFF できる。
鍵は町内会の人なら知っている場所に置いてあるので、町内会の人だけが使える。
しかし、今時のコピー機ではそれだと壊れる可能性がある、と業者の人に注意された。
今時のコピー機、内部的には「パソコンとスキャナとカラーレーザープリンタを組み合わせたもの」だからね。
ハードディスクも搭載しているし、急に電源断すると壊れる、というのは理解できる。
先に「正規手順で電源 OFF」と書いたのもそのためだ。
ただ、内部が「パソコン」なので、以前のコピー機にはできなかったこともできる。
ユーザーのログインが必要な設定にできるのだ。
これも、本当にアカウントとパスワードで個人を識別する方式から、もっと簡易に「部署コードを申請してから使う」程度にもできる。
本来は誰がどれだけ使ったかを確認してコスト管理するためのものだ。
今回は、部署コード方式を使う。
何かと町内会のメンバーしか知らない「暗証番号4桁」を共有しているので、その番号を部署コードとして登録した。
これで、このコードを知っている人しか使えない。電源に鍵は不要になる。
ただ、余り頻繁に部署コードを聞かれるのも使いづらい。
連続してコピーする場合なども考え、5分使わないと省電力モードになる設定にした。
省電力になると、再度使うときに部署コードを聞かれる。しかし、それまでは自由に使える。
内部のハードディスクに、よく使う書類とかを置いておくと、パソコンなしで印刷できる機能がある。
これも上手く使えば便利そうだが、ちょっと使いどころが難しい。
内部のハードディスクが NAS というか、プライベートクラウドになっていると便利なのだけどね。
組別世帯数の表というものがあり、引っ越しなどあると更新しないといけないのだ。
現在、この管理が問題になっている。個人が管理していると負担が大きいし、共有するのはパソコンがわからない老人には難しい。
わかる人がクラウドで共有・更新して、簡単な操作でコピー機から出力できる、だと便利だったのだが。
まぁ、もともと Excel で管理していたので、Microsoft の OneDrive に入れて共有して、Microsoft 365 for the web (WEB ブラウザで使用できる無料 Office のサービス)で修正、印刷、というのが良いと思っている。
問題はパソコンできない人にどう広めるかだな…
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