2008年04月27日の日記です


誕生日とG.W.  2008-04-27 23:25:23  家族

まずは、下の子、1歳の誕生日


…保育園に預けて、給与処理。

4月末までに払わねばならぬ公共料金が大量にあり、結構な出費。

また、妻の趣味でもあるガーデニングが「農繁期」なため、D.I.Y. ショップに出向きいろいろ買い込む。


久しぶりに、夫婦でじっくり相談しながらの買い物。

ただ「ガーデニングに使いたいもの」を買うという、それだけのことが、3年もまともにできなかったのだ。



運転していて、車が明らかに重いほどの荷物を買い込んで家に帰り…

下の子の誕生祝を買っていないことに気づく (^^;;


近所のスーパーでロールケーキを買い、家にあったローソクを立ててお祝い。

上の子が代理で吹き消す。


まぁ、本人は全然わかっていないので、「上の子に」節目を教えるためのイベントとしては、この程度でいいでしょう。




そして G.W. の始まり。

ずっとなんだか忙しくて子供を遊びにも連れて行ってやれなかったのだが、二人とも保育園に預け、少し生活に余裕が出てくると「どこかに連れて行ってやるかな」と、人並みの親らしいことを考えるようになる。


で、1年位前から、どこかのタイミングで連れて行こうと思っていた「ソレイユの丘」に連れて行く。

農業体験型の公園施設…って、「マザー牧場」みたいなものを想像していたけど、実際にはもうちょっと遊園地らしい施設だった。



ちょうど今日、日曜日に Nゲージの展示・運転会があるというので、その日に合わせた。

(地域の鉄道模型愛好会が主催する、手作り感あふれる展示会でした)


事前に調べ運転会が「整理券方式」と知っていたので、公園についてまずはNゲージの展示会場へ。

展示会場が開場してすぐに整理券を貰ったはずだが、すでに20分待ちくらいにはなっていた。


順番待ちの間、部屋の別の隅で、小さな別の模型を運転させているのに気づき、そちらにも行って見る。

こちらは、規模が小さいこともあり、「小学生には物足りないかも」(by 展示していたおじさん)とのことだったが、うちの子には十分。

他の子が走らせているのをじっと見ながら順番を待ち、自分の番が来ると、速度を速めたり停車させたり、自分の操作で実際に模型が動くのを楽しんでいた。


京浜急行と横須賀線の2系統の操作ボックスがあり、「ひとりで両方操作するつもりだった」(by 展示していたおじさん)くらいに簡単な操作しかできないのだが、子供が多かったために片方づつ操作する、というルールが、自然と子供の間で出来上がった。

うちの子は、両方の操作をやりたがり、操作が終わったら並びなおしていました。



で、整理券を貰ってまで操作した、大規模な模型のほうはというと…

大規模すぎることと、展示の主催者が手を取って操作方法を指示してくれるのとで、自分で操作しているという実感がないのか、いまいちだった様子。

規模が大きければいいってものじゃない…エンターテインメント、というものの難しさを感じます (^^;;




展示会会場を出ると、「次は汽車に乗る!」と走り出しますが、すぐに児童公園としての、遊具がたくさんあるスペースに気を取られます。

滑り台やアスレチックが大好きなうちの子、見たこともない遊具の数々に、喜んで走り回ります。


大好きがゆえに、アスレチックなどを行う運動能力も高いほう…と思います。

「7歳以上」と書かれたところでも、小学生に混ざって遊んでいましたから。



時間は10時ごろ。妻が「ちょっとお腹がすいてきた」というので、軽食をとる事にします。

遊んでいた子供も呼び、ベンチに座っていなりずしを出すと…


「きゃっ」と妻の声。

一瞬何が起きたのかわかりませんでしたが、地面に落ちているいなりずし。


とんびに襲われたのでした。

下の子に、すしのご飯をあげようとしていたときだったので、とにかく怪我がなくて何より。


その後、とんびは地面からいなりずしをかっさらって行きました。


あとで別の場所で「とんびに注意」と書かれた看板を見つけましたが、なにぶんいなりずし…

まさに「とんびにあぶらげ」でした。




用心のため屋根のあるところに移動し、おにぎりなどを食べはじめると、子供が「あの車乗りたい」と。

児童公園の目の前は、ゴーカートのコースになっていたのでした。


食べ終わってから、僕と一緒にカート乗り場へ。

すると今度は、カート乗り場の横にあった、100円入れて動くバッテリーカーの「消防車」を見つけ、今度はあれに乗りたいと…


チケット購入済だったので、まずはゴーカートに乗ります。

ハンドルは2個付いていたので、かんたんな直線などで自由に運転させると大満足。

子供には十分早かったようで「レーシングカー運転した」と満足げです。


そして、バッテリーカーへ。こちらはひとりで運転しなくてはならないので、思い通りに行かず苦労したみたいですが、これも「完全に自分ひとりで操作した」ことで満足げ。



さて、子供の興味は止まりません。

すぐ横にあった池に浮いているスワンボートを見つけ、あれに乗りたいと言い出します。


「今日は、思い切り楽しませてやる」つもりで来たので、多少お金がかかってもどんどん乗ります。

それだけ乗っても、ディズニーランドとかに行くことを考えるとはるかに安いし (^^;;




ボートは、親が漕いで子供が操作して、これも満足げ。

次は汽車(の形のバス)へ…と向かったのですが、ちょうど昼休みに入ったところでした。


来るときに持ってきたおにぎり類は既に食べていたので、売店で「たこ飯」と「やきそば」を買います。

離乳食がほぼ終わりかけの下の子も、たこ飯の「ごはんだけ」なら大丈夫なようで、おいしく食べていました。



食べ終わるころ、汽車が動き出したので乗ろうと思ったら…チケットを買うお金がありません。

小銭も千円札もない。5千円では券売機が対応していない。


あわてて、何か買ってお金を崩そうと売店に行って…子供がほしがるまま、ソフトクリーム購入。

これを食べるため、また汽車を1回逃しましたが、子供にとっては満足度が高かった様子。


汽車に乗り込むと、いろいろ観察して子供が一言。

「連接バスみたい」


なかなか鋭いです。そう、これは本当は汽車じゃなくてバスなんだ。と明かします。

少しショックだった見たいだけど、連接バスも憧れの乗り物ではあるので、それはそれでOKみたい。


でも、こういう乗り物は、乗っているよりも見ているほうが好きみたい。乗った事に対しては、思ったより楽しくなかった、というような反応。


そこで、汽車のバスを降りてからもうひとつ。


「あっちに、小さいけど本当の汽車があるから乗りにいこう」と誘います。

これは、汽車バスの停車場近くにできたばかりの、ミニSL。模型だけど、ちゃんと石炭を燃やし、蒸気で走ります。


これも乗っているだけで自分は何もしない乗り物だけど、「本物の汽車である」ということで、ずいぶん嬉しかったみたい。

乗り物自体小さいので、乗っていても全体が把握できる、ということも良かったのかもしれません。




さて、これで乗せてあげようと予定していた・乗せてもよいと考えていた乗り物はすべて終了。

時間は2時過ぎ。そろそろ昼寝の時間で眠そうになってきたので、帰ろうと誘います。


しかし、眠いがゆえにぐずります。

その場にあった、100円入れると「揺れるだけ」の乗り物に乗りたがるので、1つだけ乗ったら今日はおしまい、と約束して載せますが、なにぶん「本物の」汽車のあとなので、乗り終わっても消化不良な感じ。


では、ジャブジャブ池でも行ってみますか。実は、これも予期して着替えをもってきてあります。




ジャブジャブ池に入る前に、靴・靴下・ズボンと服は脱がせ、下着だけにさせます。そして


「池に入って遊んでいいよ」


といったら、すぐにジャボン。

思ったより深くて倒れ、あわてて岸に近づこうとしてまた倒れ…でも、これで全身ずぶぬれになったら、あとはケラケラ笑いながら水遊びです。


服の替えがあるとはいえ、車の中なので、僕は車まで走って着替えをとってきます。



帰ってくると、妻もズボンのすそを捲くり、下の子は背負い、水に入っていました。

上の子も、ひとりで遊んでいるだけではつまらないようだ、とのことなので、僕が交代。


20分くらい遊んだら、さすがに寒そうになってきたのでシャワーを浴びて着替えます。

無料で温水シャワーがあってよかった。



これで、子供は本当に満足した様子。時間も4時近く。

持ってきていたおやつを少し食べ、車で帰ります。




ところが、イベントはこれで終わらない。

子供は駐車場を出るまでに既に熟睡。鎌倉まで帰ってきたころにちょうど起きます。

夕飯食べて帰ろうと思ったのですが、もう家が近いので、レストランは少し遠回りしないとない。


家の近所で食べるのでは、せっかくの「イベント」感がなくなるだろう、ということもあり、遠回りして帰ることにします。

結局、夕食はデニーズになったのですが、この遠回りで、江ノ電と何度もすれ違い、江ノ島の夜景を見て、湘南モノレール沿いの道を延々と走って帰る事にしました。



家に帰っても興奮冷めやらず、

「LEGO で今日見た汽車バス作る」とか言いながら、一生懸命なにやら組み立てたりしています。


ちなみに、一番楽しかったのは「ジャブジャブ池と消防車」らしいです。

今日一日で6千円くらい使ったのに、無料の池と100円のバッテリーカーかよ… (^^;;


#でも、とにかくいろんな乗り物の思い出を語りたがるので、実際のところすべて楽しかったのでしょう。

 上の2つは、「完全に自分のコントロール下にある遊び」だったので別格だったようです。



実はこの日は帰宅後にまだ事件があったのですが…

それはまた後日




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