2017年03月30日の日記です


ルータ不調  2017-03-30 18:35:30  コンピュータ

先日、なんだかネットの調子が悪いことに気付いた。

サーバーの調子かな、と思って調べてみたり、いろいろ絞り込むうちに、どうやらルータが何か変だ、と気づく。


ルータの設定が何かおかしいのかな、と見直してみる。

項目をいじったら、リセットを促された。そして…再接続しない。


げ! 困った。設定をいじってみたり、いろいろするけどなかなか接続できない。


使っていたルーターは、webCaster V120。NTT の純正品(?)だ。

ちなみに、この前は V110 を使っていた。順調なバージョンアップ。


でも、購入は9年前、機種としては10年前のものだった。




何かおかしい。設定はあっているはずなのに接続できない。

「すでにその ID でログインしている」と怒られる。


スマホで(LTE 電波で)情報を探す。


使っているプロバイダのページに、「接続できない場合は10分くらいたってから再接続」と書かれていた。

えーと、切断しても「ログインしている」とみなされてしまうような場合でも、10分くらいで強制切断されたりするのかな。


試してみると、接続できた。が、すぐ直後にまた切れてしまう。

やはり調子が悪い。いじった設定のせいかもしれない、と設定を元に戻し、また10分待ち、再接続。

しかし接続できない。



おかしい、と思っていじり始めたのが夜10時過ぎ。

何かするたびに 10 分まつ、というようなやり方をしているので、あっという間に深夜1時を過ぎた。


違うことを試してみる。


ルータは PPPoE で上流に接続しているが、この接続を2つ作れる。

1番目のプロファイルを2番目にコピーし、2番目で接続して見ると…接続できた。


全く同じ内容のはず。もう一度1番目で接続すると、接続できない。


PPPoE はソフト的に処理されていると思うので、この2つは等価であるはずなのだけど、なんで?

実はソフトではなく、それぞれの回路が作り込まれていて、片方だけおかしくなった? なんて考える。



しかし、もう夜は遅い。

外部公開しているサーバーなどは、どちらの接続を使っているかの影響を受けてしまう。

この設定を書き換え、問題なくなったところで就寝。深夜3時近かった。


#主夫なので朝5時には起きないといけない。

 でも、春休みで子供の学校もないし、6時まで寝てしまった。




さて、翌朝。

ルータの調子が悪いのは事実だし、新しいルータを買うことにする。


V120 には IP 電話の機能がついていて、プロバイダの提供する、NTTコミュニケーションズ系(以下NTTC)の IP 電話を使用していた。


だから新しいルータにも同じ機能が欲しいが…ない。

NTT純正品は、古いものをいまだに売っていて、低性能で高い。


高性能なものを選ぶと、値段に関わらず、IP 電話機能は付いていない。


その代わりと言っては何だけど、今のルータには WiFi 機能がついているのが普通だ。

V120 はオプションで、このオプションが妙に高いので別の WiFi ステーションを使っていた。


そして、探すと IP 電話のアダプタはそれほど高くない。

今ルータのそばにある WiFi ステーションを無くし、代わりに IP 電話アダプタを置けばよい。


というわけで、ルータと IP 電話アダプタを購入。




ルータの置き換えは おおごと になるので、まずは IP 電話を設定しようと思った。


…設定がわからない。


詳しく書くと長くなるので書かないけど、NTT純正の IP 電話機能は、NTTCの設定に特化することで、使いやすくしてあった。

この言葉は嫌いだけど、「ガラパゴス化」だ。だから、新しい機種も出ない状態になっていたのだ、と気づいた。


NTTCが悪い、というのではなくて、電話って各国で少しづつ規格が違って、対応するのが大変なのだ。

購入したのは海外製のアダプタで、どこの国でも使えるようにやたら設定項目が多い。


それよりは、NTTCがNTT純正品として、国内用の設定を「固定化」させた機種を売っていても、良いサービスだと思う。



まぁ、ともかくたくさん情報を調べたのだけど、今のところ設定方法がわからずに頓挫している。


で、仕方がないからこの部分だけ今まで使っていた V120 を使えないか、と思った。

ルータの内側に、ルータ機能を殺した V120 を置いて、IP 電話アダプタとして使う、という案だ。



ここで調べていて、意外な一文と出会う。


「IP 電話機能は、PPPoE の1番目で接続している時のみ使用できます」


ルータとして動いていないといけない、というのであればまだ理解できる。

でも、1番目の接続でないと動かない。


ということは、PPPoE はソフトウェア処理で、1番目と2番目は等価である…と思っていたのが間違いなのかな。

1番目と2番目は別の回路で処理されていて、1番目の回路に IP 電話の機能がつけられている。


これなら、1番目が調子が悪くて2番目なら動く、というのも説明が行く。


いろいろと腑に落ちたのだけど、IP 電話は当面使えない、ということが確定した。

この電話、仕事用で、仕事では大抵メールを使っているので、数少ない相手が年に1度かけてくるかどうか、という程度のものなので、ダメならあきらめもつくのだけど。


#仕事電話番号にしていて、名刺に番号を印刷してしまっているのが一番の問題。

 この名刺も、ほとんど配らないのだけどね。




ルータは、とりあえず家の中の WiFi ステーションとしては動き出している。

5Ghz 帯も使えるようになり、快適に動くね。


ルータを変えることで「固定 IP 接続」の IP が変わってしまうと困るので、DNS の ttl を短く設定し直した。

キャッシュが無くなったころに切り替えを行おうと思う。





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