2017年12月の日記です

目次

10日 風邪ひき
12日 IP電話
13日 0sim
18日 P10 plus に乗り換え
18日 ピューロランドのクリスマス
20日 無言電話(SIP SPAM)
23日 ポケベル早押しPiポパ
25日 クリスマス
29日 1997年のその他のゲーム


風邪ひき  2017-12-10 17:30:28  家族

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最初は小4の長女だった。


朝元気に学校に出かけたのに、昼過ぎに「給食を食べた後、急に気分が悪くなって吐いてしまい、保健室にいる」とお迎えの要請があった。


元々長女は胃酸過多の気があるようで、時々気分が悪くなる。

胃酸過多なので、重曹を少し飲めば直る。普段から苦いものが好きだし、酸っぱいものが苦手。


お腹がすきすぎると気分が悪くなることが多く、その時は食べれば治まる。

この日も給食前に気分が悪くなり、いつものようなものだろうと思い給食を食べたのだが、治まらなかったとのことだった。


いつもとちょっと様子が違うけど、胃酸過多気味だからねぇ、と思っていた。



翌朝もなんかまだ気分が悪いという。

音楽発表会が近いから、少しでも練習を休みたくないと言いながらも、学校行くのが心配だという。


本人が行きたいけど躊躇する、ということはよほど気分がすぐれないのだろう。

念のために学校を休ませる。


その日の昼過ぎには体調が戻った感じで、翌日は元気に学校へ行った。




数日後…先週の木曜日。

今度は小2の次女が朝早く、僕を起こしに来た。

いつも寝坊助で起こしてもなかなか起きないのに、お腹が空いて起きてしまったという。


ところが、朝ごはんが思ったより食べられない。気持ちが悪いという。

熱を測っても平熱。でも、念のために休ませることにした。


僕が仕事をしていると、急に次女に呼ばれる。

行ってみると、気分が悪くて吐いてしまったという。

慌てて自分で洗面器を取りに行ったので、そこら辺を汚したわけではない。



これはもしや、長女と同じ症状か?

吐いてしまってお腹が空いたというので、慎重に少しだけ食べさせるが、案の定吐いてしまう。


熱を測ると、37度を越えていた。




それに前後して、妻も気持ちが悪いと言い出した。

熱はこの時点ではなかったが、後で発熱した。


二人とも安静に寝ていてもらう。



この木曜日は僕も仕事が忙しく、在宅で受けていた仕事が2つ同時に締め切りを迎えていた。


僕がやっている仕事はほぼ終わっていたのだけど、土壇場での仕様変更による微調整や、自分の管理外の部分で出たバグの相談など、仕事は続々と来ていた。


で、仕事をしている最中から、自分も少しヤバイ気がしてはいた。

忙しいので、自分を騙すように平気を装っていたのだけど。




仕事を一区切りつけ、子供たちの夕食を作り、寝かしつける。

案の定気分が悪かったので、夕食はあまり食べないようにして置いた。


いつも多少の風邪をひいても元気な妻が、いつになく弱っている。

心配をかけるわけにはいかない…と思ったのだけど、自分の状況を把握しないわけにはいかない。


子供が寝た後、熱を測ると、38度を超えていた。少しくらいあるとは思ったけど、予想以上。


金曜日は長女の音楽発表会があり、見に行ってやりたい。さっさと寝ることにする。




翌日、風邪でだるくて寝過ごした。


すぐに朝ごはんを作り、子供を学校に送り出す。

次女はまだ熱があるので引き続き休み。


妻はまだだるそうなので、僕が音楽発表会を見に行くことにする。

市内の小学校の選抜メンバー(うちの子の学校は1学年全員)を集めて行うもので、市の芸術館まで行かなくてはならない。


自転車で 15分ダッシュ。

子供のところだけ見たら、またダッシュで戻る。仕事が週末締め切りなんだってば。


仕事は事情を話して午後からの作業にさせてもらっていたが、作業が溜まっていた。

というか、言われた作業を黙々とこなしていたら、最終的に作業指示を出していた人たちの間でもめ出した。

週末締め切りの作業で忙しいのに、来週やればいい作業を発注していた人がいるらしい。


熱が下がってきた妻が、夕食作ってくれたので助かった。




翌日は…土曜日なので思いっきり朝寝過ごさせてもらう。


風邪でだるい。まだ熱があった。


午前10時40分ごろに、「もう一つの仕事」の方から連絡あり。

作っていたプログラムが週末締め切りだったのは、この日の午後使う予定があり、11時からリハーサルだったから。


ところが、リハーサル前に準備していて、バグに気付いてしまったのだという。

僕の担当部分とは違うバグなのは明らかだったのだけど、「短時間で解決してくれそうだから」と連絡してきたのだ。


信頼されているということで、ありがたい。

バグの原因は11時前には判明できて、僕の担当外の部分で作り出しているデータが不正だった。


僕の担当はデータの表示部分だったのだけど、作成部分は今から修正できないので、表示部分で誤魔化せないかと。

根本的なバグは後でどうにかすることにして、とりあえず対処。11時半ごろには完成した。


リハーサルはともかく、本番には間に合ったわけだ。




昼ご飯の後、だるくて少し寝る。

起きたら熱が下がっていた。


夕方から、子供の歯医者。中学1年の長男も含め、子供3人とも歯の矯正中。

矯正は保険利かないのむっちゃお金かかります。



で、歯医者行く直前から、急に長男が「気持ち悪い」と言い出した。

こんな状況の中では当然だが、感染したようだ。


歯医者からの帰りには寒いとも言っていたので、家に帰って熱を測ると微熱があった。

もっとも、その後すぐに熱が下がり、この日はスプラトゥーン2のフェスだったので、夜は元気にゲームやってた。




そして今日、日曜日。


近所で町内餅つき大会があった。


餅つき大会と言いつつ、焼きそば、豚汁も振る舞われ、抽選会で景品も当たるという豪華なもの。

(町内にある工務店さんが主催して、すべて無料)


長女・次女とも昨日歯に矯正具を入れ、食べにくいし歯が痛いという。

長男は風邪が心配だという。


じゃぁ、今日は行くのやめとこうか? というと、3人とも口をそろえて「行くには行きたいのだけど」と。



じゃぁ、とりあえず行こうか。

行ってみたら案外楽しめて、すぐ帰るつもりだったのに最後まで遊んでいた。


#工務店主催なので、端切れなどを無料放出した工作コーナーなどある。


もっとも、長女・次女は食べるのが大変で、多くのものをお持ち帰り。

これは風邪のせいではない。




とりあえず、我が家の風邪のピークはこれで過ぎたようだ。

長女の発症から、次々と伝播していくスピードを見ると、感染力も高いし潜伏期間も短い感じ。


もっとも、「気持ち悪くなる」のが主な症状で、長女と長男はすぐに治った。

妻はなぜか重症化したのだけど、僕と次女は熱はあっても結構動けていた。



まぁ、残念と言えば、「風邪だから寝込む!」って寝てられなかったこと。

妻と同時に発症してしまったからね。妻が元気だったら、寝てられた。

そんなのが許されるのは風邪の時だけ。


まぁ、一家を守る主夫…を自任しているので、倒れず家事をこなせたのは誇りです。


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IP電話  2017-12-12 17:16:02  コンピュータ 住まい

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ルーターを入れ替えてから、IP電話が使えなくなった。


…早くどうにかしなくちゃなぁ、って思いながら、元々ほとんど使ってなかった電話なのでほったらかしになっていた。


会社の電話番号なのだけど、関係者はみんなメールとか僕の個人携帯電話にかけてくるので、もし掛かってくるとしてもお役所か、セールス電話だけ。

で、お役所からかかってきたことなんて、ない。


でも、ずっとそのままにはしておけない。

重い腰を上げて、やっと「どうにか」した。


電話番号変わってしまったので、お役所には新たな番号を届けないといけないのだけど。

セールス電話は、来なくなるだろうからかえって良いだろう。




元はといえば、NTTコミュニケーションズの運用する IP 電話を、NTT 純正のルーターで使っていたのだった。


ところが、今年の春にルーターが壊れた。

IP 電話設定できるルーターはかなり古いバージョンが「最新の現役」であり、事実上開発が止まっていた。


というのも、NTTコミュニケーションズは現在スマホで使用できる 050plus という IP 電話を展開していて、家庭用の「固定 IP電話」は縮小傾向だから。

過去に契約した人たちへのサービスは維持しているが、新規獲得する気はないのだろう。



対応したルーターが無いと、使い続けることはできない。

でも、NTT コミュニケーションズ系の IP 電話を、VoIP アダプタで使用している、という人のブログ記事などを見つけた。


なるほど、それで行こう。

というわけで、ルーターと一緒に VoIP アダプタを購入してあった。




NTT コミュニケーションズ「系」という書き方をしたが、過去において展開された家庭用の IP 電話は、NTT コミュニケーションズが直接運用しているものではない。


インターネットサービスプロバイダ…各家庭からインターネットに接続する業者が、サービスを「再販」する形で展開したものだ。


僕はアサヒネットを使用しているので、アサヒネットの「IP電話C」というサービスに当たる。


#朝日ネットでは、他に「IP電話F」も展開している。

 C はコミュニケーションズで、F は富士通のサービスを再販した形。



僕は、アサヒネットから振り出された、NTTコミュニケーションズ系の IP 電話のサービス ID などを VoIP アダプタに設定すればそのまま使える、と思っていた。

でも、話はそんなに簡単ではなかった。




VoIP というのは、Voice Over Internet Protocol の略。

「インターネットで音声通話」って意味合いだな。IP 電話の技術の総称だ。


問題はこれが「総称」であることで、少しづつ違ったいろんな技術がある。

そして、VoIP アダプタでは、ものすごくたくさんの設定項目を用意することで、どの技術にも対応できるようにしてある。


NTT 純正ルーターでは、この「膨大な設定項目」をすべて隠し、ユーザーごとに与えられる値だけを設定すればいいようにしてあった。

というか、VoIP を独自拡張し、設定すべき項目を自動的にサーバーから取得するようにすらしてあったようだ。



この項目を正しく設定する必要があるわけだが、問題は「サーバーから自動取得する」ような値。

NTTコミュニケーションズ系の IP 電話でも、サービスプロバイダによっては公開されていて、公開されていなくても解析されていて、場合によっては一切の情報がない。


アサヒネットは、比較的情報がない方だった。一切ないわけではないが、僕は VoIP の専門知識が乏しいため、正しい設定方法を見いだせなかった。



VoIP を扱う無料ソフトウェア… Asteriskというものがある。

これを使うと電話構内交換機を作れるのだけど、まぁややこしいことはいいや。つまりは、VoIP アダプタの内部ソフトと同じようなことをしているはずだ。


これにアサヒネットの IP電話C を登録している例は、いくつか見かけた。

でも、一般的な VoIP アダプタの設定方法とは、大きく異なる。

そこを解決するだけの知識が、僕にはなかったのだ。




一応書いておけば、春から設定を始めて、夏くらいまではいろいろ粘ったのだ。

アサヒネットの知り合いのつてを頼って、技術の偉い人に「IP電話Cの設定パラメータわかりませんか」なんて直接聞いたりもした。


でも、ダメだった。

NTTコミュニケーションズのサービスを再販しているだけで、詳しいことは知らないんだそうだ。


#偉い人だから末端の細かなパラメーターまで知っているわけがない、という側面もあるとは思う。


得られた答えは「解約して別のサービス使ったほうがいいです」っていう答え。


サービスしている会社の人に解約して、って頼まれるのもすごい話だ。

でも、それだと電話番号変わっちゃうからなぁー、って思ったまま半年が過ぎた。




先ほど、妻に「あの電話結局どうなってるの?」と聞かれて、再挑戦することにした。

もう、電話番号は変わってもいいので使えるようにしよう。


そう腹が決まれば展開は速い。以前から考えていたことはある。


smartalkの電話番号をすぐに取得する。

月額無料の IP 電話だ。その代わり、通話料が少し高い。


でも、元々家の電話は別にあり、仕事用の待ち受け専用だ。

通話料っていうのはこちらから掛けたときに発生するものだから、高くても関係ない。



smartalkはスマホアプリで使うことを前提としているのだけど、普通の VoIP だ。

IP電話Cのような、特殊なことはやっていない。


だから、VoIP アダプタに設定すれば、固定電話でも使用できる。

サポート対象外だから、設定は自己責任で、というだけ。


設定は主にこの辺とか、この辺を参考にさせてもらった。


最初はつながらず、いろいろいじる。

NAT 越えができてないのかな、と思ってルーターにサーバー設定を行い、VoIP ルーターは NAT 越えがいらないようにする。


でもなかなかつながらないなぁ、と思っていたら、パスワードの設定個所を間違えていた。

正しく設定したらあっさりつながった。




調べると、うまく NAT を越えないと「発信は出来るが待ち受けできない」状態になるようだ。

まぁ、仕組みから考えるとそうなるだろうな。


NAT というのはルーターの機能。家庭内の複数のマシンをまとめ、1台に見せかける。


サービスプロバイダは「1台」の接続しか提供しないのだけど、NAT によって複数台を繋げるのだ。

電話をかけるときはこれでいい。


でも「呼び出し」の時は、家の外から接続が行われれる。

機械が1台に見えるからアクセスするのだけど、それはルーターで電話じゃないから通話できない。


これを解決するのが NAT越え、という技術。

これもいろんな方法があるけど、ともかくルーターに「電話にアクセスがあったら VoIPアダプタにデータを渡してね」って教えておく。



今回僕が使ったのは、あらかじめ手動で設定して教えておく、という方法で、NAT 越えは使わない。


設定方法としては難しいので、参考にしたページはみんな「NAT 越え」の一番原始的で適用範囲の広い(でもトラブルも起きやすい)方法で設定するようになっていた。


原理を理解して、一番シンプルな方法を使えば、トラブルは少ない。

うちの設定としてはこれで行こう。




そんなわけで、今まで使っていた(半年ほどは使えないのにお金を払っていた)IP電話C は解約。

解約してください、って偉い人にも言われちゃってたし。


まだ電話番号を誰にも教えていないので、当面どこからもかかってこないはず。




追記 2017.12.20


どこからもかかってこないはず…と思ったら、無言電話が沢山きました。

SIP SPAM と呼ばれるものです。


対策方法書きました。



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0sim  2017-12-13 12:06:04  コンピュータ 歯車

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昨日に続き電話関連の話。


中学1年の長男に、先日塾の模試を勧めてみた。


近所の学習塾が、無料で模試を行っていたのね。

チェーン店なので、県下の1万人以上が同じ試験を受け、学力がわかる。


結果はまだ出てないのでそのことは良いのだけど、このときに「子供との連絡手段欲しいな」と、ちょっと思った。

初めて、子供だけで夜外出させて、車で迎えに行ったので。




まずは、0sim を申し込んでみる。


ゼロシム。月額料金無料、500MByte までは利用料無料の、データ専用 SIM だ。

500M を超えると、100Mごとに100円かかる。時々子供と連絡するだけなら、500Mに収まるだろう。


データ専用だけど、IP電話を使えば通話もできる。

そして、LINE を使えば、相手が限定されるが音声通話でも無料だ。


ちなみに、昔は LINE は SMS が使えないと ID 作れない、と言われた。

今は Facebook アカウントがあれば ID を作れる。データ専用 SIM でも大丈夫。



問題は、これを入れるスマホだな…

昔使っていたLumix Phoneをガラクタ箱の奥深くから発掘。


古いけど、通話するくらいなら問題ないだろう。




ところが…だ。

LumixPhone 、ずっとほったらかしだったので、過放電でバッテリーがダメになっているっぽい。


最初は、1日充電しても5分動作するのがやっとだった。

ただ、過放電で悪くなったバッテリーは、しばらく使っているうちに「ある程度」回復する、と聞いたことがある。


繰り返してみても、30分くらいが限度。


ネットで調べると「冷凍庫に一晩入れ、半日かけてゆっくり解凍するとよくなる」という情報が。

一体何がどういう原理で。オカルトだと思いながら試す。


なんと、4時間くらい動くようになった。

これは、機内モードにして無駄な電力を消費させない状態の話。




ゼロシム自体は、入れて動作させてみたら問題なく動く。


ただし、セルスタンバイ問題が出る。

データ専用 SIM を入れられたスマホが「音声通話回線が見つからない」と思って、一生懸命探し続けて電力を無駄に消費する現象。


ただ、「セルスタンバイ状態」と表示はされているのだけど、この状態でもやっぱり稼働時間が4時間くらい。

「音声が見つからないよー」とは言っているが、それで無駄あがきはしない、ということか。





試しに LINE アカウントも作り、通信できるようになった。

あとは、動作時間さえどうにかなればなぁ。



…まぁ、本命は妻のスマホの買い替え待ちか


現在、僕が以前使っていたスマホと併せ、妻は2台持ちで生活している。


新しい機種を買ってみたのだけど、


「スマホ初心者だったので、Android スマホがメーカーごとにかなり使い勝手が違うのを知らなかった」


のが主な原因で、使わずに僕に譲ったのだ。

でも、そろそろ機種差に慣れてきて、本当に欲しい機能が何かまとまってきているようだ。



譲れない機能、諦められる機能などが見えてくれば、適切な1台を買える。

そしたら、少し古い機種が2台余るので、そこにゼロシムを入れればいいだろう。


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P10 plus に乗り換え  2017-12-18 11:56:25  コンピュータ 歯車 家族

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Huawei のスマートホン、P10 plus を購入した。


…いやいや、2ヵ月前に、その下位機種の P10 を購入したばかりだろ。

もう買い替えたのか、って思われるかもしれない。


元々、P10 を欲しかったのは妻なのだ。

購入したのだけど、思ったのと違った。それで僕が使うことになった。



「思ったのと違った」のは、主にユーザーインターフェイス部分。

Android で、ランチャとかホームとか言われる、システム標準で付属している、一番操作の中心となる部分だ。


それまで ASUS の ZenFone2 Laser を使っていた。

ASUS では ZenUI というランチャを使用している。


Android には、iOS の通知機能である「バッヂ表示」は存在しない。

でも、ZenUI では謎テクノロジーによって、バッヂ表示を行う。



これに対し、Huawei では HuaweiHome というランチャを使っている。

バッヂ表示は「一部ソフトのみ」対応していて、「一部ソフト」の多くが、Huawei 製のアプリだった。


これが、バッヂ表示はするけれど、アプリとしての出来はそれほど良くない。

いや、出来が悪いわけではないけど、可もなく不可もなく。

探せば無料でもっといいのがあるよ、という感じの出来栄え。




一度は P10 は肌に合わない、と僕に譲り、代わりに僕がそれまで使っていた Huawei Honor6 plus を使い始めた。

でも、その後 HuaweiHome の癖にも多少慣れてきた。


何よりも、Android はランチャを好きなものに交換できる。

無料の「Atom Launcher」が結構望みの操作感を実現してくれる、ということも分かった。



#先にバッヂ表示を「謎テクノロジー」と書いたが、iPhone にあるものを Android で実現すべく、いくつかのホームアプリが「独自の」バッヂ表示 API を作り出していた。

 独自規格が乱立したわけだが、今はそのすべてに対応したホームアプリなどが作られている。

 HuaweiHomeが「一部ソフトのみ対応」だったのも、一部 APIにのみ対応していただけの話。



じゃぁ、ユーザーインターフェイスの問題が無くなったところで、再び新機種を選定しよう。


妻は小柄なので 5.5inch の Honor6 Plus は持ちにくい。

5.0inch の Zenfone2 Laser は持ちやすい。

ちなみに、5.1inch の P10 も、問題なく持てる。


Zenfone2 Laser の不満点は、カメラ性能が悪いこと。カメラ性能は欲しい。

Pokemon GO とかポケ森とか、結構ゲームも好きなので、それなりの処理能力も欲しい。


…というわけで探すと、やっぱり P10 になってしまう。

P10 、コストパフォーマンス高いんだよね。だから以前も選んだのだけど。



じゃぁ、やっぱり P10 は妻が使うことにして、僕は新しい機械を買おう、ということになった。

Honor6 plus に不満はなかったのだけど、SIM サイズが違うので、今更戻れない。


それに今は、Honor6 plus を「空き」の状態にしたいんだ。




じゃぁ、P10 の廉価版であり、Honor6 plus の後継機である、Honor9 にしようかな…と思って調べる。



えーと、一応書いておけば、Honor9 と P10 は、処理性能などはほぼ同じだ。

違うのはカメラとディスプレイで、P10はカメラにいいレンズを使っているため、集光しやすい。つまりは暗い時に強い。

また、レンズ部分に光学手振れ補正が入っているので、揺れに強い。



でも、Honor9 のカメラが貧弱なわけではない。

もともと、レンズなんて気にしないでも十分高性能なのだ。


今では iPhone もダブルレンズだけど、もともとは Honor6 plus が導入した技術だ。

それをさらに進化させたものが、Honor9 と P10 に搭載されていて、レンズ以外は同じもの。


Honor9 だって、スマホとしてはかなり高いレベルのカメラで、P10 はそれをさらに良くしたもの。



ディスプレイは、Honor9 のほうがわずかに大きい。P10 が 5.1inch で、Honor9 は 5.15inch だ。

ちなみに、大きくなったがドット数は同じ。つまり、ここは「大きい方が微細加工が楽になるから安い」部分と思われる。


とにかく、技術的には P10 と一緒だけど、「多少安い部品つかってもいいんじゃないかな」って部分で安くしたのが、Honor9。

海外では、P10 の半額くらいで Honor9 を販売しているようなのだけど…




買うつもりで調べてみると、妙に高い。


honor9 は販売ルートが限られている。あまり Huawei 名を出さない「OEM」に近い販売ルートを取るためだ。

そして、値段は税抜き 53,800円で横並び。税込みだと 58,104円。


もちろん、SIM 契約付き1年縛り、とかで値引きしているところは多いけど、今欲しいのはそういうものではない。



これに対し、「上記機種」にあたる P10 は、販売ルートが自由なので値引き競争がある。

価格.com で安い店を調査すると、税込みで 54,400円の店が並んでいる。


…廉価機種のほうが高い、という逆転現象が起きているんだ。



#…と、購入検討時には思っていた。

 今日記にするために再度調べたら、OCN 販売の SIM 付き Honor9 は、税込み 49,464円なのだけど、この SIM は契約する必要はないそうだ。

 とはいえ、「上位機種」である P10 との差額は5千円程度。わざわざ選ぶかは微妙な値段だ。




P10 をもう一台買って、妻には新しい方を渡そうか…とも思った。

そうすれば、僕は「引っ越し」の必要がなくなるので楽だ。


でも、思い立って P10 の上位機種である「P10 plus」の値段を調べてみる。

58,782円。上位機種と言っても、P10 と5千円も違わない。というか、廉価機種であるはずの Honor9 と600円しか違わない。

何よりも、P10 plus の最安値を Amazon が付けているので、頼めばすぐ届く安心感がある。



P10 plus は、P10 よりもさらに良いレンズを使っている。


また、ディスプレイは 5.5inch になり、表示ドット数も増えている。

その分本体は大きくなるが、大きくなった分バッテリー容量も増えている。


もっとも、画面が大きくなって画素数が増えたのは、デメリットの可能性もある。

処理能力は変わらないのだから、画素数が増えた分だけ描画速度が遅くなるだろうし、電力食いにもなるだろう。

ディスプレイが大きくなった分バックライトも電力食いだろうし、バッテリー容量増加は相殺されるかもしれない。



でも、僕としては Honor6 plus で 5.5inch を使っていたので、このディスプレイが魅力的に見える。

というわけで、P10 plus を購入することに決めた。




前回、13日の日記で「妻のスマホ買い替え待ち」という話を書いたのだけど、それから新機種の選定を始め、注文したのが14日。


15日には P10 plus が届いたので乗り換え作業。

Huawei 機種は、Android / iOS からの「乗り換えツール」が準備されている。

これを使うと、できるだけ同じアプリを入れてくれ、可能ならデータや設定も引っ越してくれる。


そんなわけで、開封して1時間後には乗り換えが完了。

実際には使っていて多少のトラブルはあったのだけど、見た目の上では画面が広くなっただけの上位機種に、ほぼそのまま環境移行できた。

「気づいたら成長して画面が大きくなってました」というくらい、乗り換えの違和感がない。



多少のトラブルというのは、Amazon Prime Video がデータ不整合でもあったのか使えなかったことくらい。

データ消去して、再ログインしたら何も問題なく使えるようになった。


15日の夜には妻にファクトリーリセットした P10 を渡し、16日中に妻も移行作業。

こちらはいろいろ実験していたこともあり、移行ツールを使わずいくつかのアプリを再インストールしただけ。


SIM サイズが変わるのだけど、その申し込みは後にして、とりあえず2台持ちしていた Zenfone2 Laser に電話機能を戻す。



16日の夜には Honor6 plus が空いたので、ファクトリーリセット。

先日契約したゼロSIM を入れ、新規に子供用アカウントを作り、子供の連絡用に仕立て上げる。




なぜこんな突貫作業をしたかというと、17日に家族で出かける用事があったから。

また、18日から長男が塾に体験入学してみることになっていたから。


どちらかというと、大事なのは塾。

僕や妻が中学の頃は、塾は夜9時には終わっていたものなのだけど、今の塾は10時近くまであるのね。

その時間に子供を一人で帰らせるのは危険なので、車で迎えに行くことにしても、連絡手段が欲しい。



で、その前日に家族で出かけるのだから、そこで練習できるといいだろう、というつもりで突貫で仕上げたのだ。

そのお出かけの話は、この後の日記に…



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ピューロランドのクリスマス  2017-12-18 12:12:52  社会科見学 家族

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17日に家族でピューロランドに行ってきました。

2年半ぶり、5回目。ここはよくできているので、大好き。


今回は、親戚より「株主優待券」をもらったための来場。


夏の終わりにもらったのだけど、年内に使わないといけなかった。

秋は運動会だなんだで忙しく、11月に入ったら長男の期末試験とかで遊ぶ雰囲気ではなく、12月頭はみんなが順に風邪をひき…


来週末はクリスマスで混むだろうから、今週末に行かないと大変、と思っていたら、16日は長男は部活で登校だった。

そのため日曜日に行くことになったのだけど、実は長男、16日の朝から風邪気味だった。




先に書いた、「長男との連絡用スマホ」の設定を仕上げたのが16日の夜。

なので、朝起きてきた長男にスマホを渡し、メッセージと電話の使い方を教える。


両方 LINE だけどね。データ専用SIMだから、いわゆる音声通話はできない。

でも、VoIP (音声をデータにして送る)は出来るし、複雑なことするより LINE 使っとけば子供にもわかりやすい。


スマホを持つのは初めてだから、「戻る」「ホーム」などの操作から教える必要はあったが、普段パソコンは使っているので呑み込みが早い。



朝7時には出たかったのだけど、昨夜スマホの設定をしていたので、他のお出かけ準備ができていない。

子供用デジカメの写真をPCに移動し、SD カードをクリア。


昔使っていた 2G の SD カード使っているから、100枚くらいしか撮れない。

そのくらいすぐ撮っちゃうから、クリアした状態で出かけないと。


ちなみに、長男に渡したスマホには、32G のカード入れてあるから、写真も撮ってよいと伝える。


結局出発は7時半。それからマクドナルドで朝ごはん購入し、車の中で食べる。




ピューロランドに着いたのは、9時半だった。

オープンは9時だけど、もう駐車場が満車。警備員の人から、近くにある別の駐車場の案内をされる。


ピューロランドに止められれば無料だった。でも、ランド目の前の駐車場ビルでも、1日停めて1500円。

本当はもっと高いのだけど、提携しているのでピューロランド内で割引チケットを売っているのだ。


訂正 2018.4.4

無料、と書いたのは勘違いでした。ピューロランド内駐車場も1日1500円でした。


今まで、長女・次女の誕生日にばかり来ていた。

今回は12月なので、妻の誕生日。せっかくなので入り口すぐのカウンターで、お誕生日の申請をして、カードをもらう。


このカードを首から下げて歩くと、スタッフが「お誕生日おめでとう」と、キャラクターのシールを貼ってくれるのだ。

でも、このカードは次女の首にかけて、代理とする。次女はこれが大好きなので。




まずは、「ハッピーハッピー・バースデーショー」を見る。定番。

でも、見てるだけ。長女・次女はいつも参加する側なのだけど、今回は誕生日ではないからね。


その後すぐに、「不思議の国のハローキティー」が始まる時間だったので、劇場に入る。

見るのは3回目。1回目はプレオープンで招待されたのだ。


来年の1月31日で終了するらしい。まぁ、およそ5年間上演していたことになるので、そろそろ潮時か。


もうネタバレしてもいいと思うので、以前に書いたあらすじとか読んで欲しい。

子供向けでありながら、大人じゃないとわからない「毒気」がふんだんに盛り込まれた劇でよくできている。




終了後、11時半だったので、早めに昼ごはん。

フードコートは、以前にも増して「夢の国」になっていた。


最初に来た時は、デーパート地下のフードコートみたいな感じで、決して夢の国感はなかった。

でも、その後改装工事。キャラクターをかたどったメニューを出すようになった。半面値段も高くなったけど。


今回、さらにキャラクターの数が増えていた。逆に言えば、気軽な安いメニューは無くなっていた。

でも、かなり手間がかかっているし、場合によっては変わった材料を使っているのがわかる。

高いのにそれなりの理由を感じるので、儲けようとして値段を吊り上げている、という感じはない。


たとえば、シナモンのオムレツカレー。

シナモンの顔をオムレツで作っているのだけど、このオムレツ、シナモンの顔なのだから当然白い。


卵の白身だけで作ったのかな…と思いつつ食べると、ちゃんとオムレツの味だ。黄身も入っている。


長男が「以前に、黄身の部分が白い卵の話を読んだことがあるから、それを使っているのではないかな」と指摘。

…今調べてみたら、黄身の白い卵は、1つ50円くらいのようだな。地味に高い。


結局、これだけで「すごい高い料理」になるわけではないのだけど、そういう細かな技の寄せ集めでキャラクターを作ろうとしているんだ。

変わった材料を見つけてきて、調理する手間も考えると、多少高くてもいいかな、とは思う。




1時から劇「ちっちゃなヒーロー」を見ようとするが、20分前に行くとすでに満席。


2年半前に来た時に、始まったばかりの新しい劇だったと思う。その時も人気が高くて見られなかった。

新しい劇だから人気があるのかな…と思っていたのだけど、2年半もたってまだこんなに人気とは。


同じく1時から、「ぐでたま・ザ・ムービー・ショー」があるので、そちらを見ることにする。


こちらは、以前は代々ジュエルペットの劇をやっていた、着ぐるみシアター。

「ぐでたま」ってキャラクターは、最近人気があるのは知っているのだけど、あれで着ぐるみ劇ってどうやるのだろう…


と思っていたら、期待を見事に裏切られました。もちろんいい意味で。


「ぐでたま」が監督をして、ぐでたま・ザ・ムービーを作ったので、完成披露試写会を行う、という形式。

ところが、ぐでたま は無気力なキャラなので、「行くのめんどくさい」ってメッセージが来て、現れようとしない。


司会者が、客席のみんなを巻き込んで ぐでたま を「おだてる」ように仕向け、やっと登場するけど…


着ぐるみとかではなく、前のスクリーンの端っこに、すごく小さく何か写ってる。

「小さいって言われても、卵だからね」って、無気力に返す ぐでたま。


仕方がないのでカメラでズームアップした表情をスクリーンに映す、という形式で劇が進行。

つまり、着ぐるみシアターなのに、着ぐるみが登場しない。壇上にいるのは司会者のみ。


でも、ぐでたま の声の人は、劇場内にいて生で声を当てているようだ。

ここから延々と、客席を巻き込んだ掛け合いが始まる。いわゆる「客いじり」を延々と行う形式。


これが面白い。声を当てている人が、かなり頭の回転が良いです。

お客さんがどんな反応をしても、確実に笑いにもっていく。



とはいっても「ショー」なので、全体的な構成はある。ちゃんとストーリーに沿って進む。

その中に笑いを織り込んでくるのだけど、ネタバレしたらつまらないと思うので、ここでは一切書けません。


多分、ネタを知ったうえで見ても、「客いじり」の部分は毎回違うのだろうけど。




前回来た時に、マイメロディの「あかずきんちゃん」だったところが、「ぐでたまランド」というものに変わってた。

本当に ぐでたま 人気あるんだな。


マイメロのアトラクションは、主に「体全体を使って遊ぶテレビゲーム」を遊ばさせるものだった。


わかる人向けに書けば、EYE-TOY PLAY。

ゲームとしてはかなり大味で、微妙な出来だった。


ぐでたまランドも、基本はテレビゲーム。

ただ、反省からか、もっとちゃんとしたゲームになっている。


「卵を割って料理を作るゲーム」は、子供3人のうち、長女が最高得点を取った。

「ゆで卵の黄身を転がして、マヨネーズを倒すボーリング」は、次女が最高得点。

「画面上の卵をダンスで割るゲーム」は、長男が最高得点。


狙ったわけではないけど、3つのゲームで子供それぞれが1勝づつ。




「ちっちゃなヒーロー」の3時20分からの回があり、妻が2時半過ぎには劇場に向かってくれた。

(子供は ぐでたま ランドで遊んでいた)


それでも、やっと立見席がとれただけ。本当に人気があるようだ。


でも、「立ち見」と言いながら、正規の座席が無いだけで悪い席ではなかった。

ステージ正面、中央階段に座って観る席。



家ネズミと森ネズミのお話。

家ネズミのグループ中で、周囲の面倒見の良かった主人公が、誤解から家を追い出されてしまう。

仕方なく森に向かい、森ネズミのリーダーと仲良くなり、受け入れられる。


しかし、森ネズミのリーダーの弟は「兄さんを取られた」気がして面白くない。


主人公は時々家ネズミの友達と会い、家の状況を聞いている。

家の状況が悪くなっている。新しくリーダーになった奴が自分勝手で食べ物を独り占めし、弱者に行きわたらない。


そんな時、住んでいた家が火事になり、極限状況でみんなの本音が出始めて…



男性5人が「元気いっぱい走り回るネズミ」を演じて、舞台の上だけでなく客席まで走り回る。

にぎやかで楽しく、途中からすごく泣かせる展開。感情移入しやすい次女、すごく泣いていた。


良い劇を見た。人気があるのも納得。


ちなみに、冒頭から使われるテーマソング、「かるぺでぃえむ かるぺでぃえむ 今を生きよう!」って言っている。これ、ラテン語だ。


なんて言っているのかわからないよな、と思って、劇が終わった後に子供に説明した。


そしたら、すぐ近くの席にいたおばさんから、「お父さん、物知りですね」って言われた。

言葉が聞き取れないから気になっていたそうだ。


CARPE DIEM は、以前持っていた指輪に刻んであった言葉だから覚えていたんだよね。




これで、新しくなったものは全部見終わった。


次女が「ボート乗りたい」というので、毎回定番のボートライドへ。

終わったら、ちょうど中央広場でクリスマスの歌のショーをやっていたので、そのまま観覧。


さらにその後、キキとララのツインクリングツアーへ。

前回待ち時間ほぼ無し、他の人がほとんどいないので気軽に遊びやすい、という場所だったので。


…でも、さすがにクリスマス前で人が多いです。10分待ちで入れたけど、なんとなく全体を見て、終了。



時間は夕方5時。そろそろ帰ろうか、というと、次女は納得しかねる様子。

じゃぁ、レディキティにも会いに行こう。キティちゃんの邸宅へ。


こちらは15分待ち。以前とは部屋の中の調度が少し変わってた。

しかしまぁ、こちらもなんとなく全体を見たら、最後にキティちゃんと記念撮影して終了。


#この写真は販売しているのだけど、買いませんでした。




これで、ほぼ全部を見終わった。


#本当は、マイメロのライドに乗っていないのだけど、すごく混んでいたのでそんなことは言わない。



次女はどうも納得できない様子。以前はもっと面白いと感じたのに、今回はあまり面白くなった…


知っているキャラクターが圧倒的に少なかったんだね。

以前はジュエルペットが好きで、ここに来ればジュエルペットに会えた。

ジュエルペットのショーにも参加できた。


でも、今はサンリオテレビ枠が「リルリルフェアリル」に変わっている。そして、うちでは見ていない。

フェアリルのショーはあった(やっぱり、以前のジュエルペットと同じで参加型)のだけど、興味がないので見てすらいない。


シナモンが好きなのだけど、以前シナモンのショーをやっていたところも、今回はぐでたまに変わっていた。


朝の「ハッピーバスデーショー」も、いつもは参加しているのに今回は見ているだけ。

お誕生日カードにシールをもらうのも、今回は「お母さんの代理」だったので、何か気後れしてあまりもらえていない。



…そんなわけで、どうも以前ほど世界に没入できなかったのですね。

本人も気づいていない「違和感」を説明したら、残念だけど仕方がない、とは納得してくれたようだ。


お土産に、前回も買った(そしてすでに壊れた)キキとララの星の杖(こんぺいとう入り)を購入して、ようやく帰る気になった。



で、次回楽しむために、フェアリル見たいと言っています。

今回で年齢的に終わりだと思っていたけど、まだ来たいのか…


#予想外のことに、今回ちょっと冷めた感じで遊んでいたと思った長女も「もう一度来たい」と言っている。

 以前はキャラクターを楽しんでいたのだけど、演劇を楽しめる年齢になって、劇やショーが楽しかったらしい。

 じゃぁもう一度来るのかな…




風邪気味だった長男、家に帰ったら熱がありました。

これを書いている月曜日、学校休んでいます。


今日から塾に体験入学だったのだけど、こちらもお休みだな。

それを目的に、スマホを準備していたのだけど。



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無言電話(SIP SPAM)  2017-12-20 18:39:52  コンピュータ 歯車

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先日 IP 電話を導入したら、すぐに無言電話がかかってきた。


無言なので電話を切ると、すぐにまた掛かってくる。

もしかして、機器の設定を間違えて音声がうまく通じていないのか、と思ったが、自分で確認したら大丈夫。


そもそも、新しい会社電話番号は税理士さんにしか伝えていない。

(この年末調整で、税務署に伝えてもらうためだ)


税理士さんが確認のために電話をくれたのかな、と思ったが、それにしてもしつこい。

10回もかけ続ける、なんて人間が相手ではありえないだろう。


とりあえず、IP電話の機器から電話機のケーブルを引き抜く。

どうせまだほとんど誰も電話番号を知らないのだ。電話がつながってなくても構わない。




忙しくてそのまま数日。

やっと設定を見直す。


ネットで情報を探すと、SIP SPAM とか、 SPIT (SPAM over Internet Telephony)とかいうらしい。

IP 電話に対して、だれかれ構わず電話をかける、SPAM。


もっとも「SPAM」というのは語弊のある部分で、実際には宣伝などの通話をしたいわけではない。

電話機のポートが開いていないかを確認していて、ポートが開いているなら攻撃を試みるのだ。


ネットで対策方法を調査し、機器設定で、一か所ボタンを Yes にするだけで、簡単に対処できるとわかった。

でも、その設定の「意味」を知っておかないと気持ち悪い。


そんなに簡単な対処なら、なぜわざわざ変更可能にしてあり、初期状態が No なのか。

何か副作用があるのではないか。




そんなわけで、VoIP 電話機がどうやって動作しているのか、改めて確認したので、まとめておこう。


ちなみに、同じような「無言電話」に困っている人のために、先に対処を書いておこう。


僕は Grandstream の HT701 を使っている。


設定の FXS PORT というタブに、Authenticate incoming INVITE という項目がある。

初期状態は No なので、 Yes にすればよい。これだけで SIP SPAM による無言電話が無くなる。


他の機器でも、INVITE 、Authenticate あたりをキーワードに設定を探すと見つかると思う。

(日本語では INVITE 認証、と訳されることが多いようだ)




設定の意味を理解するためには、VoIP の概要を知る必要がある。


VoIP は、単純に言えば、アナログ音声をデジタルサンプリングして、パケット化して相手と相互通信する技術だ。

これ自体はそれほど難しいことではない。


問題は「相手」ってなぁに? ってことだ。

インターネットを使うのだから相手は IP アドレスで指定しないといけないが、電話なので電話番号で指定したい。


そこで、VoIP 電話を提供する会社が SIP サーバーというものを用意する。

契約したユーザーには、ID とパスワードを発行する。

電話番号は、この ID と紐づいている。



通信機器は、まず SIP サーバーに接続し、パスワードで認証を行う。

これが成功すれば、ID に対して、接続してきた IP アドレスを記録できる。


先に書いたように ID と電話番号は紐づいているので、IPアドレスと電話番号も紐づけられることになる。



電話をかけたい人は、SIP サーバーに接続して、電話番号を伝える。

すると、SIP サーバーはその電話番号相手の IP アドレスに接続し、「INVITE」(呼び出し)と伝える。


VoIP 通信機器は、INVITE を受信すると、電話を鳴らす。

電話を取った場合、サーバーは発信者の IP アドレスを教え、以降はサーバーを仲介しない直接通信となる。




SIP SPAM は、SIP サーバーでない第三者が、ランダムな IP アドレスに対して INVITE メッセージを送ることで起きている。

INVITE が受け付けられれば、そこに VoIP 通信機器があることがわかる。


PC やサーバーの存在を確認しても、そうした機器は注意を払ってセキュリティを固めてあることが多い。

それに対し、VoIP 通信機器のようなものは、セキュリティに注意を払われにくい。


悪意のある人間としては、乗っ取りやすいありがたい機器だ。

これを知りたいから、SIP SPAM が行われる。



余談になるが、外部ネットワークから参照可能で、設置したらそのままほったらかしの機器は同様の問題を抱える。

Webカメラやルーター、NAS や HDDレコーダーなど。


対策は、常に最新のファームウェアを入れるように気をつけること。

また、脆弱性が見つかったらすぐにファームウェアを更新してくれる、信頼ある会社の製品を使うこと。


VoIP 機器の場合、SIP SPAM で「無言電話」にならない対策をしても、上記問題は解決しない。

やはりファームウェアの更新に気を付けること。




さて、当初の SIP はこのような「悪意」を想定しないで設計されてしまった (RFC 2543)。

しかし、このような攻撃方法が認識された時点で、追加の RFC で対策が立てられた (RFC 4474)。



サーバーは、ユーザー認証のためのパスワードを知っている。

ユーザーも当然自分のパスワードを知っている。


でも、攻撃者はこのパスワードを知らない。


そこで、INVITE メッセージを送る際に、パスワードやそのほかの情報を使って計算した値を一緒に伝える。

両者で計算が合えば「正当な」INVITE メッセージ、それ以外は SPAM だ。



ここで、SPAM かどうかを判断するのは、受け付ける VoIP 機器側だ。

SIP サーバーが数値を伝えてきたとしても、受け取る VoIP 機器側で無視しても何ら問題はない。

(SPAM は無言電話となる)


また、後から追加された RFC なので、SIP サーバーが対応していない場合もあり得る。

この場合は、VoIP 機器側では比較すべき数値が渡されないため、正当な INVITE も、 SPAM と判断せざるを得なくなる。

(一切着信しなくなる)



前者はイライラするだけだが、後者は電話として致命的だ。

そのため、機器の初期設定としては、この機能を使用しない状態になっている。


SPAM に困って「使用する」に設定した場合は、自分で電話をかけて、着信できることを確かめたほうが良いだろう。

正常に着信すれば、SIP サーバーもこの機能に対応しており、他の副作用は生じない。




というわけで、設定変更一つで問題は解決した。

これで、着信待ちだけなら無料の電話回線が一つ用意できた。


以前書いたけど、僕に用事がある人は僕の携帯やメールに連絡をよこすため、多分使わない。

「会社電話番号」を知りたがるお役所のために用意しているだけだ。

その役所も電話をかけてくることは、まずない。


使わないからこそ、無料になるのはありがたい。


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ポケベル早押しPiポパ  2017-12-23 21:10:54  業界記

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この作品、見たことありません。ごめん。

世の中にもあまり出回っていないのではないかな。


AM1研の作品ですらなくて、AM4研のエレメカです。

この作品を紹介したいのではなくて、これに絡んだ思い出話を書きたいだけです。



アスキーのWEBページに、1997年12月に行われた製品発表会の様子が書かれていました。


…ね、ちゃんと発表されているでしょう?

多分12月の発表会だから世に出回ったのは翌年だと思うのですが、一応 20年たった、ということで。





最初に概要を書いておくと、当時は「ポケベル」という道具がありました。


携帯できる道具で、電話を使ってメッセージを送れる

ポケベルから送ることはできません。送るには公衆電話を見つけないといけない。


1986年ごろからビジネスマンの道具として出てきたものですが、1990年頃から、女子高生の間でブームになります。

いつも友達と繋がっていたいお年頃よね。


でも、その頃はまだ、メッセージとして数字しか送れませんでした。

普通は「この番号に連絡せよ」という意味で電話番号を送るものだったのですが、女子高生は語呂合わせで数字を使ってメッセージをやり取りします。


114106 なら「アイシテル」と読む具合。


#1 は先頭にあるため、「ア」と読ませる例多し。また、「イチ」なので「イ」とも読む。

 4 が「シ」は良いとして、10 は「テン」なので「テ」、6 は「ロク」だけど、文脈からラ行の「ル」と判断。

 …あらかじめ符丁を示し合わせてないと伝わらないですね。



恋愛ドラマ「ポケベルが鳴らなくて」は 1993年の作品。

ドラマの小道具に使われるくらいにはブームになり、浸透していたのです。


この需要にこたえるかのように、1996年に、数字だけでなく文字メッセージが送れる仕組みが登場します。

プッシュホンを使用し、2桁1組の数字で文字を表します。


例えば、1桁目が 1 なら「あ」行、2 なら「か」行で、0 なら「わ」行を示します。

そして、2桁目が 1 なら「あ」段、2 なら「い」段…で、5 なら「お」段を示します。


だから、1112324493 なら、「アイシテル」となるわけです。


#ちなみに、2桁目が6以降は、アルファベットや数字などを意味します。



この入力方法、現在のスマホの「フリック入力」にほぼそのまま受け継がれています。

1桁目の位置はそのまま数字位置で、2桁目は、指をフリックする方向として。


詳しく知りたい人は、こちらも参考になります



#全くの余談ですが、i-mode 時代…現在「ガラケー」と呼ばれる時代は、繰り返し同じボタンを押すことで「段」を選ぶ方式が主流でした。

 1 を1回押せば「あ」だけど、5回押すと「お」になる。これ、わかりやすいけど入力に時間がかかるのね。

 i-modeも一部端末でポケベル式入力が使えたので、僕は好んで使っていましたが、だんだん使える機種が減って行って…

 フリック入力が登場した時は、「時代が戻ってきた」と感じました。




文字が使える機種は大人気で、あっという間に女子高生に広がりました。

当初は暗号表のような「文字変換表」を見ながら送っていたメッセージも、やがて暗記し、高速に入力できる人が増えていきます。


そのブームを受けて開発されたのが、「ポケベル早押し Piポパ」です。


ポケベル、と言いながらも、ゲームの操作部分は公衆電話の形をしています。

メッセージを受ける側の「ポケベル」ではなくて、送信側の公衆電話のゲームなのね。



そして、画面に表示された「問題文」を、高速にタイプしていくのです。

やはり当時パソコンソフトとして流行していた、タイピング練習ソフトのノリですね。




さて、最初に書いた通り、このゲームを紹介したいというより、このゲームにまつわる思い出なのです。

と言っても、実際にその思い出話が発生したのは、半年くらい後だったかな。


同期の女性デザイナーが、退職することになったのです。


一緒に仕事もした人で、退職すると周囲に公表した後のこと。

何かのきっかけで、ふたりで話をしていました。


その時に、「誰にも言ってはならないナイショ話」として聞いたのです。

誰にも言ってはならないと言われましたが…ごめん、面白い話だから書いてしまいます。



「ポケベル早押し Piポパ」は、AM4研の作でした。

AM4研は基本的にエレメカ部署で、ゲーム画面を組み合わせる場合は、AM1研と組むことが多いです。

スポーツフィッシング2や、アンパンマンポップコーン工場など)


AM4研には、ドット絵を描けるデザイナーが存在していないためです。



しかし、ポケベル~では、AM4研単独作成を目指しました。

そのために、外注でフリーのグラフィックデザイナーを頼んだのだそうです。



その外注が…じつは、AM1研に在籍していた、彼女だというのです。

ゲームのドット絵を描ける人を募集していると知り、セガ社員であることは隠して応募し、採用されました。


2か月くらいの短期の仕事で、時間給を考えると正社員でいることが馬鹿らしくなるほどの報酬をもらったとか。



で、それなら独立してやった方がいいんじゃないだろうか、と退職を決めたのだそうです。


セガは社員の副業禁止でしたし、そもそも社員だったと判れば「社員の仕事内」のこととして、報酬を無しにされてしまうでしょう。

だから、絶対にナイショの話でした。




当時すでにインターネットを始めていましたので、彼女がやめてしばらくたってからメールをもらいました。

とある有名企業の広報誌の表紙イラストの仕事を、1年分貰ったとのこと。


これで、イラストレーターとしても十分な実績を得られたようです。



これ、身近なロールモデルですね。

僕も後に独立するわけですが、彼女が失敗していたら、慎重になってしまって独立しなかったかもしれません。



彼女はその後もフリーのイラストレーターとして活躍していたようですが、後にデザイン会社に所属するメンバーになっていたようです。

これは、今どうしているかな、と思って10年くらい前にネットで名前を調べて知ったこと。


しかし、数年前に名前を検索した時には、見つかりませんでした。

(女性なので姓が変わった可能性もありますね)


2019.11.12 追記

実際のROMを入手した方(のすけ @konosuke さん)が、Twitter 上で画面動画などを公開してくださってました。

引用許可をいただけたので、以下に引用させていただきます。


チラシ写真以外の画面、初めて見ました…しかも、動画まで。

のすけさん、引用許可ありがとうございました。




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クリスマス  2017-12-25 10:52:08  料理 家族

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クリスマス

昨日からの話。


朝から、小2の次女が「今日クリスマスイブだよねぇ?」って聞いてきた。

イブとは何か教える。


大人でも知らない人がいそうだから書いておこう。


「イブ」は「イブニング」の意味だ。夜。

だから、24日の朝は「イブ」ではない。


昔の西洋では、日没を1日の始まりとした。

ここは想像だけど、砂漠の民にとっては厳しい日中よりも、夜のほうが安堵感があったのだろう。


今は深夜0時を1日の始まりとするので、本来25日の始まる「日没」は、24日ということになってしまう。


だから、24日の日没以降が「クリスマスイブ」。クリスマスの夜、という意味だな。

そして、25日の日没までが「クリスマス」だ。



イブは「前日」とか、そういう意味ではない。

23日にラジオを聴いていたら「今日はクリスマス・イブイブ!」とかDJが言っていたのだけど、前日の意味ではない。


#ちなみに、イブ自体は even 、「同等のもの・対になるもの」と同じ語源だ。

 イブ自体に夜の意味があるのではなく、「昼と対になるもの」で夜を意味している。

 男性アダムと対になる女性はイブだけど、こちらはヘブライ語の「命」の意味だそうだ。

 …でも、これだって「肉体」に対する「生命」とか、対になる概念だったのではないかと思っている。




朝から自転車で、商店街にチキンを買いに行く。

車では渋滞に巻き込まれるし、午後になったらすごく混む、という毎年繰り返される知識でそうしたのだけど、アサイチで行ったらさすがに混んでなかった。


今年は、ケーキは23日の内にすでに買ってある。

冷凍ケーキ…というか、アメリカ風のアップルパイの冷凍品なのだけど、安いのにうまい、という評判のものを妻のリクエストで購入。



昼前には家に帰り、ご飯を食べて昼過ぎからチキンの調理開始。



…といっても、まずは塩コショウ砂糖を擦り込むだけ。


子供たちには部屋の片づけを命じてあったが、長女は(だけは)いつも身の回りの物を整理しているので、最初からやることがない。

洗濯物を畳んだり、床をはき掃除したり手伝いをしてくれていたが、僕がチキンを料理しようとしたら「やりたい」と寄ってきた。


そこで、全部長女に任せてみる。

鶏の腹の中に手を突っ込んで塩コショウを擦り込むのは勇気が必要だったようだ。




午後2時過ぎには、ケーキを冷凍庫から冷蔵庫に移す。5切れだけ。

解凍時間は3~4時間、となっているので、夕食の頃に食べごろだろう。


で…しばらくやることはない。ほったらかし。

長男と次女は、だらだらと部屋の片づけをやっている。二人とも片付け下手。



長女は暇だというのでゲームを許可。

以前も書いたがスプラトゥーン2が上手。


最近は普通のバトルに飽きてしまい、レギュラーマッチ中に「地面にお絵かきをする」という遊びをやっている。

時折、遊びに気付いてバトルそっちのけで大お絵かき大会になることがあり、それが楽しいそうだ。


長女はハートを描くのが得意でたくさん描くのだが、人によっては五芒星を描いたり、「オニゴッコしよ」とかメッセージを描いてくる人もいるそうだ。


オニゴッコの場合、相手を撃って殺したりすることのないようにしながら、追いかけっこが始まる。

もう、勝負なんてどうでもよくて、「言葉のない空間で分かり合えた」ことが楽しいらしい。


なにそれ。殺伐としたバトルのはずなのに、なんて自由なゲーム。

スプラトゥーン2、すごいポテンシャルだ。


#ちなみに、僕は最近ハイラルに戻ってしまったので、ハイカラには行っていない。

 (同時にやると操作が混乱してしまうので)




さて、4時ごろ再び調理開始。


チキンに入れるスタッフとして、米を使ってみることにする。

毎年パン粉でやっていたのだけど、米を使う人がいることも知っていた。


生米から油でいため、少し硬めのピラフを作る。

ただ、普段ピラフに入れない、レーズンを入れた。肉にフルーツはよく合うからね。


チキンの腹の空洞を見て、米1合じゃ足りないな…と思って2合作ったのだけど、多すぎた。

1合で全然問題なかった。具と水分で膨れる量が計算に入ってなかった。



粗熱を冷ましてからピラフをチキンの腹に詰め、爪楊枝で穴を閉じ、タコ糸で足を縛る。

鉄板の真ん中に載せる。


ピラフを作っている間に、ジャガイモと玉ねぎを電子レンジでふかして置いた。

これらと、乱切りのニンジン、4つ割のリンゴを鉄板の周りに並べる。


で、50分ほど焼く。




6時ごろ焼き上がった。ささやかなパーティを始めよう。


大人はシャンパン、子供はシャンメリー。

以前は長女・次女とも炭酸苦手だったのだけど、昨年はもう大丈夫だったのでシャンメリーはあっという間になくなった。

そこで、今年は2本買ってきてある。


チキンは1羽丸ごとでは、もう足りない。去年は物足りなかった。

そこで、別途買った大きめのもも肉一本追加。


綺麗に全部平らげたが、さすがに腹いっぱい。


そこに、アメリカ風のアップルパイ。

「オーブントースターで2分温めて」とあったので、その通りにしてみた。


一口食べて「甘い!」というのが長女の感想だったけど、箱には「甘さひかえめ」って書いてある。

まぁ、アメリカ風としては甘さ控えめだったのだけど、そもそもアメリカ風はすごく甘い。



解凍できていると言っても、中はまだ半解凍でシャリシャリしている。

でも、外側は温かくて香ばしい。


なんだ、この食感。

妻がどこかで「おいしい」と聞いてきたわけだが、確かにうまい。




子供が寝た後で、プレゼントを出して…じゃなくて、サンタさんが来たようだ。

3人いるからボードゲーム3つ、というのが例年のパターンになっているけど、どれが誰のもの、ではなくて全員で使うものだ。



今年は、キャプテン・リノ、赤ずきんは眠らない、シェフィ、の3つ。



早速今朝遊んでみた。


「キャプテン・リノ」は子供向けということになっているのだけど、大人が遊んでも十分楽しい。

ジェンガと UNO を足したようなルールだな。不安定な塔を建てつつ、カードを無くすことを目指す。


カードが無くなれば勝ちだし、塔を倒せば負け。塔の材料が無くなれば全員の勝ち。

ゲーム終了条件が3つもあるけど、あまり勝ち負けを競う感じではなく「高い塔を建てるハラハラ感を楽しむ」ゲーム。



「赤ずきんは眠らない」は、予想以上に楽しかった。

心理戦のゲームなのだけど、小二の次女には心理戦ゲームはまだ早いかな、と思っていたのだ。


ルール説明しようと思ったけど…案外長くなるので、アマゾンの商品説明ページでも読んで。

実際のルールはすごく単純で、「寝るか、トラップを仕掛けるかを決める」を繰り返すだけ。


だから、小二でも十分に遊べる。


でも、その「決定」が及ぼす影響が非常に微妙に設定してあって、常に悩み続けることになる。

このルールのバランスのとり方が絶妙で、すごく楽しいゲームに仕上がっている。



「シェフィ」は、子供は遊んでいたけど僕はまだ遊んでいない。

一人用のカードゲーム(ソリティア)なのだけど、すごく面白いと評判になっていたゲームだ。


以前に、子供に読ませたくて買ったボードゲーム漫画があった。

この漫画がよくできている…のだけど、その話は今は置いておこう。

(知りたい人は過去の日記を読んで)


漫画の中に「シェフィ」が出てくる。

これを読ませてから、長男が「シェフィ遊んでみたい」とずっと言っていた。


だから長男が一番喜んでいたが、僕も興味がある。後で遊んでみよう。


#シェフィの推奨年齢は12歳以上だった。ちょっと難しいゲーム。

 10歳の長女はともかく、8歳の次女にはまだ難しいかもしれない。



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1997年のその他のゲーム  2017-12-29 16:36:57  業界記

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以前も書きましたが、1997年頃になると自分も中堅社員になってしまい、忙しくなったために部署内のゲームでもあまり見ていません。

なので、どうやら発売したらしい、もしくは発売した程度には知っていても、あまり詳しくないゲームもあるのです。



▼ダイナマイトベースボール 97



4月リリース。


以前に僕も携わった、ポリゴン野球こと「FINAL ARCH」は、1996年から「ダイナマイトベースボール」と名前を変えてシリーズ化されました。


97 は、名前の通り 97 年の選手データに入れ替えたバージョン。

この後、98、99と毎年発売されています。



AM1研では、プロジェクトごとにプログラマ・デザイナーなどが割り振られ、特に固定されたチームはない、という形式でやっていました。

しかし、このシリーズは、プログラムに関してはほぼメンバーが固定。シリーズなので仕方ないのですが…



企画の方は結構変わっていたと思います。

どこのタイミングだったか忘れましたが、割り振られた人が野球に詳しくはなかったようなのです。


それまでの前任者は、一人で企画の仕事を全部やっていました。

でも、野球が「好きだからできる」部分が多くて、作業量が多くても楽しくやっていたようなのね。


新しい人は、それほど野球好きだったわけではなく、でも前任者が一人でやっていたのだから一人でやらないといけない、と仕事を抱え込んでしまい…

ある日「探さないでください」と書置きがあり、失踪しました。


驚きました。

こういう話、本当にあるんだ。



仲のいい人が自宅に様子見に行ったら、普通にいたそうですけどね。

「失踪」ではなくて、単に出社拒否だっただけ。


そんなに辛かったのなら、早く言えばいいのに、と、もう一人企画者がアサインされました。

と言っても、サポート扱い。別の人に交代、とはならなかった。


詳しい事情は知りませんが、途中までやった責任もあるし、人材が足りなかったのもあると思います。





▼SEGA WATER SKI



9月リリース。


1996 年に、SEGA SKI Super G というゲームが発売になっています。

水の上を走る、Waverunner ってゲームも同年発売です。


じゃぁ、水上スキーやっちゃおうよ、と作られたゲーム。筐体は Super G と同じ、スキーコントローラーです。

Super G のコンバージョン(ソフト入れ替え)目的で作られたのではないかな。



特殊筐体を使うゲームの場合、通常のゲームより高価になりますし、買ってくれたお店に対しても「儲けが出る」ようにしないといけません。

でも、ゲームのヒットは運もあります。なかなか思うようにヒットが出るものではない。


そんな時、買ってくれた特殊筐体を使用するゲームを発売し、「ソフトを入れ替えることで新しいゲームにする」ことで、少しでも筐体稼働率を上げる必要があります。

それがコンバージョン。


バーチャフォーミュラに対して、Indy500 の特別版作ったりしたのも、コンバージョン。

つまりは、Super G が思ったようにヒットしなかった、ということの裏返しですね…



▼モーターレイド



10月リリース。


こっちもあまり覚えてない…

当時「銃夢」って漫画が流行していて、その世界観イメージで作っていたのではなかったかな。


いや、それともそれは、単に先輩が好きで漫画読んでいただけか…

なんか、開発していた先輩の机に銃夢が並んでいた覚えがあるんですよ。


でも、その程度の記憶しかありません。すみません。




▼マルちゃんdeグー!!!



12月リリース。


ST-V 基板で作られた、東洋水産の「マルちゃん」キャラクターを使ったゲームです。


当時のセガは、ゲームに広告を入れてスポンサーを募る商売を実験的に行っていました。

「バーチャファイターキッズ」で、大塚製薬の「ジャワティーストレート」が出てくる、とかね。

FINAL ARCH でも、日本テレビの「進め電波少年」のロゴ入れました。


でも、どれもゲームがまず作られ、そこに「無理やり」商品CMを入れ込む、という感じなのね。

どうしても、唐突にCM入れた感じがする。



マルちゃんdeグー!!!は、もともと東洋水産からの依頼だったようです。

どういう経緯でそうなったのかはよく知らないのですが、おそらく製作費も東洋水産持ち。


…つまりは、制作費が少ないのです。広告費とかの枠組みだと思うから。

社内で作るには割に合わない仕事なので、全部外注に任されました。



少なくとも「唐突なCM」という感じはないです。

ゲーム丸ごとCMだから。主人公からマルちゃんだし、ミニゲームも東洋水産の商品名とかを冠している。


ゲームとCMの融合、という実験としては完璧でした。

惜しむらくは、ゲームを「作る」程度の制作費しか出ておらず、「面白くする」ところまで踏み込めなかったことか…



▼バーチャル麻雀


リリース2月。

ここまで時系列で書いてきたのですが、これは最後にしました。

AM1研作品ではなく、外注ですらないから。



サターン用に作っていたゲームを ST-V でも発売したい、という会社があり、「面倒見てあげて」と、AM1研が事務処理を頼まれたのです。

そのまま、部署内の基板などの管理を任されていた先輩に処理が丸投げされ、先輩が「ちょっと ST-V 基板使わせて」と僕の席を訪れました。


#先輩は Model2 のチームにいたので、ST-V ゲームを頼まれても、動作確認もできなかった。


それがバーチャル麻雀だったのですが…



作ったのは、サターンで何本か麻雀作っている会社なのですね。


でも、本格派の麻雀ではなくて、勝てば相手が脱ぐ、いわゆる脱ぎ麻雀。

サターンの性能を活かし、CD-ROM の大容量で、実写の写真を表示するように作ってありました。


それを、CD-ROM のない ST-V に移植…タイトルも変えて完全に新作でした。

(あとでサターン版も発売になっています)



ポリゴンで「お姉さん」を表示しています。

勝つとご褒美シーンがあるのだけど…



…えっと、悪夢?


ご褒美シーンのはずなのだけど、背景がおどろおどろしいし、ポリゴンカクカクだし、踊っている(?)動きが悪い。

(ポリゴンに関しては技術の進化もある…と擁護したいのですが、当時見ても「カクカク」と感じました)


#Youtube動画で走査線がおかしな感じになっているのは、エミュレータの出来が悪いのだと思います。



担当者の先輩、こんなんじゃいかん、脱ぎ麻雀で求められる美少女グラフィックとは…と、熱く語りだしました。


この先輩、当時でいうところの「美少女ゲーム」マニアだったらしい。

この時まで知りませんでしたよ。




確かこのとき、一緒にもう一本のソフトを見せてもらったと思います。

こちらは営業の人が持ってきたみたい。


「ペブルビーチ ザ・グレートショット」


T&Eソフトが作った3Dのゴルフゲームで、業務用を 1996年3月に発売していたそうです。

パソコンで話題になった「遥かなるオーガスタ」のシリーズね。


これが、3Dなのだけど、ST-V の機能に頼りません。

自前のプログラムで描画を行っているらしく、少し遅いのですが、非常に美しい風景を描き出します。


ハイクオリティなソフト。

サターンから移植して ST-V で発売したサードパーティソフトなのですが、これが評判良かったらしいのです。



それで、他の「サターン用ソフト」を作っていた会社にも、ST-V 移植の門戸を開いたようなのです。

その第一弾が「バーチャル麻雀」。


…同じ「サードパーティソフト」として扱うには、クオリティに歴然とした差が。



これで「前例」ができたので、その後はAM1研でそれらのサードパーティ作品の事務処理を行うことになります。

外注ではなくサードパーティなので、ゲーム内容などには口をはさみません。ただ事務処理だけ。


でも、今後はそうしたゲームのことも(思い出したら)書くかと思います。





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