2009年12月の日記です

目次

04日 風邪
05日 google DNS
13日 風邪その後
14日 「その文字」はインターネットで使ってはいけないのか?
18日 名機の条件


風邪  2009-12-04 16:24:54  家族

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最近風邪の記事ばっかり書いている気がしますよ。



長男(5歳)が風邪惹きました。

これが、ちょっと長くて1週間たっても治らない。


そもそもは先週の土曜日。

妻が保育園PTA の仕事で忙しく、僕が子供たちの相手をしていました。


長女(2歳8ヶ月)は昼寝してしまい、長男は「パソコンでゲームしたい」と。


普段はこんなことは言いません。

待機児童だった2歳代の頃に、家の中で遊んでいてパソコンのゲーム(ドーラのページ)を良く遊ばせてあげてはいたのですが、その後「パソコンはお仕事に使う大事な道具」だと認識し、遊びたいということはありませんでした。


PCで作業中の状態だったので「仕事中だからダメだよ」と言ったら泣き出しそうに。

仕方なく、「じゃぁ、別のゲームをやらせてあげよう」と、Wii で「乱戦!ポケモンスクランブル」の体験版を…


5歳児にはきっと難しく、体験版で1年遊べるのではないか、と思っていたのですが、すぐに操作を習得し、体験版で遊べるところまでクリア。

その後も「もう一回やる!」と、3回ほど遊びます。


その間に長女も起き、おやつの時間になったので中断。

おやつの後「もう一度遊ぶ」というので、「部屋を片付けてから」と約束します。


実は、ここでちゃんと片づけが出来たら、製品版かってあげても良いかな、という心積もりでした。

が、長男は少し手伝っただけで、「疲れた。眠い」と寝てしまいます。




夕食時に起き、なんか調子悪そうなので熱を測ると、37度6分。

後で考えれば、パソコンで遊びたいと言い出したのも親に構って欲しかったからだし、すぐ泣きそうになったのも体調が悪かったから。


翌日には最高で40度2分まであがり、深い感じの咳も出ます。

そして、食べたものを吐き、食欲も無いです。


保育園で3日前にインフルエンザの発症者が出た(蔓延しているこの社会状況なのに、3人目の発症者というのは善戦)と聞いていたので、「インフルエンザか?」と思いましたが、行きつけの小児科は日曜で休診。



月曜日には再び37度代まで下りましたが、念のため病院へ。

診断の結果「インフルエンザではないです」と、吐き気止めの薬だけ処方されます。


火曜日、僕は仕事で外出。

妻によれば、また39度4分まで発熱し、本人もグッタリした感じだったとのこと。

また、咳が更にひどくなっています。



熱が2回ピークを迎える「二峰性発熱」はインフルエンザの特徴。

2度目の発熱の頃、咳がひどく出るようになるそうです。

また、インフルエンザの簡易検査キットでは、3割程度は陽性でも陰性と出てしまうとのこと。


…やっぱりインフルエンザかも?


と疑いながら、水曜日に再び医者へ。

実は、次女(8ヶ月)の予防接種の予約があったため、「ついでに」見せる形を取りました。



今度は咳止めが処方されます。

解熱剤は出ません。初回もそうだったけど、お医者さんもインフルエンザの可能性を警戒している気がします。

(インフルエンザでは、解熱剤を使うことで重症化することがあります)




そのまま、37度台で熱は推移し、咳がひどいのも治りません。

夜など咳のために2~3時間おきに起きてしまい、本人も辛そうです。

(時々、咳のあとに泣き出します)


金曜になって、やっと熱は下ってきました。



散々咳をしているし、近くで兄弟も親もいるのに、インフルエンザは発症しません。

ただ、(自分も含め)喉が多少痛くなり、発熱は無い風邪にはかかっているようです。


つまり、やはりこれはインフルエンザではなく、喉風邪なのだけど、長男だけ気管支炎などになってしまって熱が出ているのではないか…と考えるようになりました。



咳止めは多少効くようで、咳が出なくなるわけではないのですが軽減しています。

なので、薬があるうちは様子を見て、週明けになっても治らなければもう一度医者に行くつもり。



子供が辛そうにしていると、替われるものなら替わってあげたいと思います。

なんか、自分にも人並みの親の感情があるのだな。



ただ、こっちも夜中に何度も起こされるので、寝不足でふらふらです。



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google DNS  2009-12-05 11:39:20  コンピュータ

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昨日発表されたばかりの新サービスで、いろいろ話題になっていますね。


これを知って、「どんなだろ?」と情報検索してみると、結構出てくる。

今の google は、書かれて数時間後には検索結果に出てくるようになりますね。恐ろしい。


ところが、どうも「的外れ」な記事ばかり。

DNS って、インターネットにとっては「空気のような」技術で、有ってあたりまえだから、詳しい仕組みをわかっている人少ないのですね…




まず、ping しても DNS の速度は測れません。

ping を開始する前の「前準備」としては DNS に問い合わせを行うけど、ping そのものには関係ないから。


また、そもそも DNS の「速度を測る」のが無理です。


インターネットでは刻々と条件が変化しますから、速度を測るのであればできる限り同じ条件で数回試験を行って平均を出す、などしなくては正しい測定にはなりません。


しかし、DNS には「キャッシュ」があるので、2回目以降は高速に動作します。

更に言えば、後で書くように DNS サーバーは「複数のサーバーが協調して動作する」ために、1回目ですら試験を行う時に経路上のどのサーバーもキャッシュを行っていない、などと保証することは出来ません。


だから、複数回試験をして平均を出すことは出来ず、1発試験に望んでも、そのデータが正しい保証が無いのです。



WEB の閲覧速度は、DNS 問い合わせ速度 + 相手の WEB サーバーの反応速度 + 通信経路の速度、が速度となります。ここで、通信経路はクライアントの環境ごとに大体速度が固定するとして、DNS 問い合わせが高速化することで全体が目に見えて高速化するためには、WEB サーバーの速度が速いこと、が条件の一つになります。


というわけで、「相手が google のように高速化されたサーバーだと効果がある」というような記事が出来上がるのでしょうが、google ほどみんながアクセスするサーバーであれば、近所の DNS サーバーを使っていても誰かが問い合わせたキャッシュがあるでしょうから、google DNS を使わないでも十分に高速なはずです。

つまり、こういう場面では google DNS の効果はそれほど出ないはずです。



じゃぁ、google DNS で何が速くなるのかと言えば、「みんなが行かないような小さなサイト」を、初めて訪れる時の速度です。

同じドメインでの2回目以降のアクセス…つまり、サイト内でページ遷移する時などは、手元のローカルマシンが DNS 問い合わせの結果をキャッシュしています。だから、DNS は最早関係ない。関係するのは、あくまでも「初回アクセス」のみ。



でも、実は google で検索を行って、片っ端から情報を見て回るようなときには、小さなサイトを訪れて、最初のページを見ただけで帰る、ということを繰り返しているはず。

そういう作業が高速になるのが、google DNS の1つ目のメリットです。




ここで、DNS の仕組みについて書いておきます。

よく言われる比喩だけど、DNS は「知らないことは、知っていそうな人に聞く」ことで動いています。


あなたの使っているパソコンは、ドメイン名について何も知りません。

www.wizforest.com というドメインを指示されても、何もわからない。


そこで、上流の DNS に問い合わせます。

PC が DHCP 設定で動作している場合など、「上流の DNS」という存在を意識したことなど無いでしょう。DHCP は全てを設定してくれますから。


でも、PC はどこか「近くの」DNS サーバーを知っていて、わからないことはそのサーバーに聞くのです。



ところが、聞かれたサーバーだって、全てを知っているわけじゃない。

世の中には情報が多すぎて、サーバーが知っていることなんてその、ほんの一部です。


でも、www.wizforest.com は知らなくても、.com については知っているかもしれない。

そんな時、近くの DNS サーバーは、.com について知っているサーバーに「www.wizforest.com を知っているか?」と問い合わせます。


では、.com を知っているサーバーは www.wizforest.com を知っているか? これも、そんなことは無いでしょう。

でも、wizforest.com なら知っているようです。そこで、.com のサーバーは、wizforest.com を知っているサーバーに、「www.wizforest.com を知っているか?」と問い合わせます。


wizforest.com の DNS サーバーは、僕が設定した DNS サーバーです。こいつは、www.wizforest.com を知っています。

そこで、やっと「あぁ、その IP アドレスは、xxx.xxx.xxx.xxx だよ」と返します。


返事をもらった、.com を知っているサーバーは、最初に問い合わせた「近くのDNSサーバー」に返事を送ります。

と、同時に、次の問い合わせに備えて、今回知ったことを覚えて(キャッシュして)おきます。


近くのDNSサーバーは、問い合わせた PC に返事を送ります。そして、やはりキャッシュします。


こうして、PC は IP アドレスを知ることができました。


IP アドレスは、ネット上の「住所」です。これがわかれば、目的地にたどり着くことが出来ます。

これで問題解決。



これが DNS の仕組み。

すばらしいことです。おかげで、僕は自分の管理するパソコンを、自分の DNS に登録するだけで、世界中の人に知らせることが出来ます。




でも、問題点がいくつか。

この方式は、遅いです。


一応、遅いことは考慮していて、どのマシンも一度問い合わせたことは「一定時間」覚えておく努力をします。

(一定時間が来る前に忘れることもあるけど。…メモリの制約などで)


あなたの手元のパソコンだってそう。

一度問い合わせたドメイン名を、次の瞬間にもう一度問い合わせるような間抜けはやりません。

だから、同じ WEB ページ内でブラウズしている分には、DNS 問い合わせを省略した分だけ高速に動作するのです。


でも、初めて訪れるページについては、やはり遅い。これは動かしようの無い事実。

だって、それが DNS の仕組みなんだから。



もうひとつ、「嘘つきがいたらどうするの?」という問題があります。

DNS は「知らないことは、知っていそうな人に聞く」という仕組みで動いていますが、知りもしないのに知ったふりをする「シッタカ」がいたらどうなるんでしょう?


悪意をもって応用すれば、有名サイトに成りすましたり、銀行サイトに成りすまして人の口座番号を盗む事だって可能です。


これは、特定のサーバープログラムにバグがある、などの問題ではなく「DNS の思想設計そのものにバグがある」という問題です。




というわけで、やっと話は google DNS へ。


google は、「何でも知っている DNS」を開発しました。


一度問い合わせた内容は忘れません。

…本当に忘れないと、サーバー構成の移動などがあった場合に困るので、「忘れて欲しい期限が近づくと、自働的に再確認を行って、最新データに更新し続ける」のですけど。


だから、伝言リレーは始まりません。google DNS に聞いたら即座に答えてくれます。



伝言リレーが無いのだから、嘘つきが混ざることもありません。

キャッシュ更新の際には、キャッシュ期限切れの「直前」なので、まだ相手のサーバーを知っているため、伝言リレーを行うのではなく「本人に直接問い合わせ」ます。


これで全てが解決! …というほどお気楽なものではないでしょうが、DNS の問題のいくつかは解決できるでしょう。


「多数の小さなマシンが協調動作する」という、インターネットの理想とはかけ離れ、パワーを持った1つのマシン(実際はそうではないが、1つに見える)が全てを支配する、という、別の問題は引き起こしますが。


僕は、自宅内の DNS サーバーの上流として、早速 google DNS を設定しました。

検索結果を次々見ていくときなどは、多少速くなった気はします。


…が、そもそもは、こういうときは「遅いから、Chrome で次々タブを開いて、読み込み終わったものから見る」という習慣が身に付いているのでした。



翌日追記

上の日記を書いた時点では、ちゃんと DNS が理解できて検証している、というような日本語の記事がネット上に見当たらなかったために、理解してもらうための記事を書いたのでした。


その後、SlashDot で話題に上り、アレゲな人が集まるサイトだけに正しい議論が行われていました。

現時点でもっとも有用と思われる記事には、正しい見解とともに、簡単な試験データが数値つきで載っています。


ローカルのサーバーに DNS を立てて、上流に google DNS を設定するのがよさそうだ、とのこと。

うちでやっている設定がそれです :-)


論理的に一番よさそう、と思って作業したものが、数値的に正しいと確かめられたわけで、ちょっと嬉しい。



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風邪その後  2009-12-13 15:37:01  家族

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11月28日から長男(5歳)が風邪を惹いています。

1週間たった12月4日の日記にそのことを書いたのですが、その後の経過もあまりよくない。


4日の日記には熱も下ってきた、と書きましたが、その後再発熱。

本当に熱がなくなったのは6日(日曜日)でした。


でも、月曜日にはまだ保育園いけないの。

まだ咳が出て、本人は咳がひどくて辛かったときの「恐怖の」記憶があるので、保育園を休みたがります。



少し話は戻って、5日(土曜日)の夕方には、長女(2歳7ヶ月)も発熱。39度2分。

週末で小児科はやっていないので、月曜日に長男・長女二人で病院に行きます。


長男のほうは、咳が長引いたと聞いて、医者の先生は喉を見ます。

「軽い気管支炎に発展していたようですね。もう回復に入っていますから、大丈夫でしょう」。


で、長女のほうは「お兄ちゃんのが染っちゃいましたね」で終わり。

それぞれ、咳止めの薬を中心に処方されます。


やっぱり、解熱剤は出ないのがポイント。

(一応インフルエンザでも大丈夫にしているらしい)




どうせ長女が保育園休みなので、仕事にはなりません。

火曜日までは、長男・長女とも休みます。


火曜日は僕が仕事の日。

「仕事行ってくる」というと、玄関で長男・長女とも号泣。

今生の別れじゃないんだから…と言いたいが、風邪で弱気になっているようだ。

お土産を買ってくるから、と約束して外出。

(ちゃんと、ドーナツとハンバーガー買って帰りました)


水曜日、長男はまだ咳は出ますが保育園へ。

長女は…朝起きたら熱も下がり、非常に元気です。


本人から「きょう ほーくえん ある?」と聞いてきます。

行って友達と遊びたいらしい。


で、二人とも保育園に行ったのですが…

長男はともかく、長女はまだダメだったらしい。

おやつの時と夕方の2回吐いて、元気がなかったと保母さんに伝えられました。



で、木曜日は長女はお休み。熱は下っていますが、念のため。


更に、金曜日。

長男も体が完全回復しないのに保育園に行って疲れたのか、休みたいといいます。

どうせ長女が休みなら仕事にならない、という状況は同じ。休ませます。


そのまま週末に入ったわけですが、相変わらずのようです。

長男はまだ咳がでます。

長女は、体調が完全ではないようで、ご飯を食べてちょっと遊んだら「眠い」と言ってお昼寝、の繰り返しです。


ところで、次女(7ヶ月)もこの間に風邪惹きました。

僕が仕事で外出した火曜日がピークで、何度か吐いたそうです。

乳児なので回復も早く、熱は上がったり下ったり。


まぁ、まだ完全には治っていない感じです。


そんなわけで、2週間たってもまだ回復しない風邪。

年末進行だというのに、仕事はなかなか進まないし、大変です。


翌日追記

日記を書いた後、次女も本格的に発熱しました。

日曜夜から月曜にかけて、39度前後の熱。


病院に行ったら「兄弟のうつっちゃいましたね」という、長女の時と同じ反応。

でも解熱剤は出ません。


薬局で薬剤師の人に「熱は無いんですね」と聞かれたので「39度あります」といったところ、逆に驚かれました。

先生は何も言わないが、おそらく先生もインフルエンザを疑っている、と言ったら納得した模様。



今日は、長男長女は保育園へ。早めにお迎えに行く予定です。



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「その文字」はインターネットで使ってはいけないのか?  2009-12-14 15:48:09  コンピュータ

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先日 DNS の記事を書いた。

こういう、空気のような技術は案外みんなに理解されていないものだ。


で、ずっと以前から「正しく理解されていないなぁ」と感じていた、もう一つのことを書いてみる。

ずっと以前から思っていた、というだけあって、話題としてはいまさら感があるのだけど、未だに知らない人も多いからね。




まずは、「半角カナはインターネットで使うべきではない」という話題について。

話は分かれていて、「メールで使ってもよいか」「WEBで使ってもよいか」に大別されます。


まず、「メールで使うべきではない」について。


事の起こりは RFC821 です。

RFC というのは、インターネットの標準を規定する文章のこと。

(なんで RFC と言うのか、という歴史話も面白いのだけど、割愛)


RFC821 は SMTP 、メールを送信する方法についてです。



この中に、SMTP は 7bit でデータを扱う、と書いてあります。

理由は、RFC821 が策定された当時、コンピューターの「1バイト」は 8bit とは決まっていなかったため。


今でも勘違いする人が多いけど、「1バイト」は、「ビット」をいくつか集めて、情報を扱いやすくした際の最小単位、としか定まっていません。コンピューターによって、いくつのビットを集めるかは違います。


今は、通常 8bit = 1byte です。

でも、昔は 7bit = 1byte のコンピューターも確かに存在しました。


ちなみに、Nintendo64 で使用された RAM (RAMBUS)は、9bit = 1byte です。

N64 は少し前のマシンだけど、「8bit≠1byte」が決して遠い昔の話ではない、ということはわかっていただけると思います。



さて、ともかく、RFC821 では 7bit でメールを扱うと決めています。

そして、当時のメールの送信方法は「多数のメールサーバーでバケツリレーを行う」だったので、どこに 7bit のコンピューターが存在しているかもわからず、これに従う以外の方法はありませんでした。



ところで、アメリカの ASCII コードは、7bit で作成されています。

多くのコンピューターは 8bit を扱えるため、領域が余ります。

日本では、JIS コードとして、8bit 目を使用した領域に「半角カナ」を策定しています。

(なので、半角カナを含む 8bit コードを「ASCII コード」と呼ぶのは誤り)


これが、「7bit でしか送信できないメールで、半角カナを使ってはならない」理由です。




でも、その後 RFC1425 というのが出てきて、「RFC821を拡張できるようにしよう」とまとまります。


これを受けて、RFC1428 が策定されました。ここでは、8bit でデータを送受信できるように定めています。


RFC1428 が巧妙なのは、RFC1425 にさえ従っていれば、7bit しか送信できないマシンを通しても、8bit データが保証される仕組みを作ったところ。

つまり、バケツリレーの途中のメールサーバー全てが RFC1425 にさえ従っていれば、8bit で通信できる環境が整ったのです。



さらに RFC1425 を取り込んで、RFC821 の「正式な後継」である、RFC2821 が策定されます。

これで、今後のメールサーバーは、全て RFC1425 を満たしていることが必須条件になりました。


つまり、ここにいたって「メールでは 8bit を送信しても良い」ということになります。



現在では、UTF-8 でメールを送受信できるメーラーも増えています。

UTF-8 は Unicode の表現形式の一つですが、8bit で表現されます。




ところで、「可能性として」は、今でも RFC821 時代のメールサーバーが残っているかもしれません。

相手の使用しているサーバーがまさにそれだった、という場合は不幸ですが、バケツリレーの途中にこのような古いサーバーが挟まってしまい、結果として 8bit メールが届かない、ということがあると困ります。


ご安心ください。

RFC2821 が策定された時に、バケツリレーを明示的に指示することは「時代遅れ」と明言されました。


ここでは、禁止にまで踏み込んではいないのですが、現実問題として多くのサーバーではリレーを「禁止」しており、受け取りません。


結果として、メールサーバーは相手のメールサーバーに直接メールを届けます。リレーは行われません。



つまり、結果はこういうことです。


「半角カナを送信するのは RFC 違反」だった時代は確かにあるのですが、現在においては「半角カナが送信できない環境は RFC 違反」です。




もっとも、SMTP レベルで 8bit に対応している、ということは、メール本文が 8bit に対応していることとイコールではないです。


SMTP は、メールに限らずいろいろなもの(添付されたファイルとか)を送れるように 8bit 透過に設計されなおしたが、メール本文は相変わらず 7bit のままが標準です。


つまり、8bit が必要なら適切に MIME エンコードされる、というだけの話。

半角カナを使用した場合は、本文も MIME エンコードされて送信されることになります。


これが気持ち悪いという人は、相変わらず半角カナは使用しないのが無難なのでしょう。




つぎに、「半角カナを WEB で使うべきではない」について。


こちらは、メールよりも話は簡単です。

WEB で使うな、と言っていた人の多くは、「メールで使ってはならない」を勘違いしていたのです。


もう一つの理由としては、「半角カナは EUC では扱えない」という問題がありました。


EUC は、UNIX を中心として使用されていた文字コードです。

ASCII コードが 7bit しか使用せず、8bit 目が空いていることを利用して、8bit 目でJIS 漢字コードを識別できるようにしたコード体系です。


この形式は、「ASCII コードが 7bit」であることを利用しています。つまり、8bit 目を使用する半角カナは考慮されていません。

これにより、EUC では半角カナが扱えませんでした。


もっとも、すぐに EUC は拡張され、3byte コードで半角カナが扱えるようになりました。

しかし、拡張 EUC に対応していないマシンや、対応していないソフトも長い間使い続けられました。


丁度 WEB の黎明期の頃、古い EUC しか使えないマシンを使用していた人たちは、半角カナで書かれると読めない、という事態に陥りました。


これは、明らかにそれらのマシンが悪いのです。

しかし、WEB の黎明期の頃は、インターネットの住人の多くが UNIX ユーザーだったことも事実です。


そして、結果として「半角カナを使わないようにしよう」という運動が起こります。

技術的には「使っても良い」ものだけど、一部の人の利便性を考えて「使わないようにしよう」というわけです。



当然、今となっては技術的に時代遅れすぎて、妥当性はありません。

半角カナは WEB で使っても問題ありません。




機種依存文字について。

㈱とかⅠとかね。


これは微妙な問題を孕んでいますが、機種依存文字、と呼ばれたのは昔話だといえる時代が来つつあります。


なぜなら、いまや Unicode が普通に使われる時代だから。


㈱とかⅠとかが「機種依存文字」と呼ばれたのは、Windows と Mac で割り付けられたコードが違ったためです。

ついでに言えば、UNIX も違う、と考えて良いでしょう。


これらの文字は、JIS の「未定義部分」に納められていました。



JIS の歴史的に言えば、元々は「ベンダー定義部分」として、メーカーが自由に割り付けてよい領域でした。

しかし、それでは「文字コード」を定める意味がなくなってしまうため、後にベンダー定義部分はなくされ、未定義部分となっています。

しかし、既に使われてしまった文字は残り続けたのです。


JIS と ShiftJIS と EUC 、という3つのコード体系がありますが、これは計算で変換可能なもので、実質的には同じものです。

なので、JIS / ShiftJIS / EUC のどのコード体系を使ったマシンであっても、日本語のやり取りは可能です。


でも、ベンダー定義部分に関しては、マシンが変わると文字が変わってしまう可能性がありました。

だから「機種依存文字」と呼ばれたのです。



でも、今は Unicode が中心になりつつあります。

Unicode では、ベンダー依存部分も含め、既に使われている文字は全部「Unicode」という体系に収録されています。

なので、Unicode を使っていれば、Windows でも Mac でも、同じコードに同じ文字が割り付けられているのです。


Unicode コンソーシアムが、文字の形(グリフ)を明確に示さなかった、という問題もあって、最初期に Unicode を実装した Windows では、一部のグリフがおかしかった、という問題もありました。

つまり、新たな機種依存文字の登場です。


しかし、これも Windows Vista / 7 では修正されているようです。


今後は、JIS コードも Unicode を想定したものとして策定されていくようです。



もちろん、Unicode を使用しない場合は「機種依存」であり続けます。

メールは普通 JIS で送信されるので、Windows ユーザーがこれらの文字を Mac ユーザーに送れば、字の形が変わってしまうでしょう。


でも、Web の掲示板などで、Unicode を使用するように作られていれば、Windows ユーザーと Mac ユーザーでも、仲良く同じ文字で会話ができるのです。




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名機の条件  2009-12-18 12:50:26  コンピュータ

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Netwalker の設定を楽しんでいる。


DoCoMo に乗り換えを予定しているが、まだ W-Zero3[AdEs]を使っている。


知人から、「iPhone いいですよ」と顔を会わせるたびに聞かされる。


新しいポメラが気になる。


HP200LX を思い出す。



…名機の条件が見えてきた気がする。

たぶん、僕は今気がついたと言うだけで、とっくに気づいていたと言う人も多いのだろうけど。




名機の条件、って書いたけど、もちろん「小型ガジェットとしてのマシン」の話。

ガジェットって曖昧だから、気軽に携行できる、PCのように自由にカスタマイズ可能な情報処理機器、と定義しておこう。


昨今の携帯電話は良くできているが、PCのようにカスタマイズはできないので範囲外。

ポメラも今のところ範囲外。(ファーム書き換えでOSが走ることがあれば含まれるかも)



さて、過去の「名機」を認定しておこう。

ここに異論がある場合は、今考えた条件は適用できない。


まず、HP200LX 。多くの人が認めた名機だと思う。


モバイルギア。DOS化可能なものに限る。

万人が認めたわけではないが、当時HP200LXで満足できない人への受け皿となっていて、評価が高かった。


MI-Zaurus。

初期ザウルスは PI-Zaurus と呼ばれる。PC-E500 と同じ CPU を搭載していたZaurusだ。

その後、よりパワーのある CPU になり、MI-Zaurus と呼ばれるようになった。円熟期だ。


その後、OS を Linux にして SL-Zaurus となったが、名前だけが同じで別の機械だった。


Palm。

最初は Palm Pilot という名前で販売され、「同じ文房具分野として」、万年筆の Pilot から訴えられて名前を変えた経緯がある。

つまり、それほどまでに PC ではなく、「文房具」としての使い勝手に徹していた。


個人的には、Palm は名機ではなく「ちょっと残念」の部類なのだが、多くの人が使っていたのだから名機に数えてもよいとは思う。


iPhone 。

「名機」と呼ぶと過去の遺物のようだが、iPhone は現在並ぶものの無い地位にあるとは思う。



モバイルガジェットではないが、初期の Macintosh を含めておきたい。

個人的には、System6 時代までを「初期」と呼ぶ。

初期の Mac は、「電子文房具」の異名を取るとおり、パソコンとは一線を画していた。


System7 で大きな変更があってパソコンらしくなり、ある意味使いやすくはなったのだが、文房具ではなくなってしまった。




名機とは呼ばれなかった残念な機械。


SL-Zaurus。

Windows-CE マシン。

非常に小さな Windows マシン。(PT-110 や VAIO Type U など)

Netwalker も、評価を下すには早いが、少なくとも初代(現行機種)は名機とは呼ばれないだろう。



さて、何が違ったのか。残念な機械たちは、何が足りなかったのか。


キーボードはこの手のマシンを語るときには重要な評価軸なのだが、必須項目ではないように思う。


HP200LX は、思い出も含めて「良い」と言われるが、使っていた人間としてはそれほどよくなかったと思う。

Netwalker のキーボードも「ひどい」と言われるが、HP200LX と使いやすさで大きく変わるものではない。


HP200LX は、「名機」だったがゆえに使い倒されて、ユーザーが慣れてしまっただけだ。

Netwalker も、しばらく使っていたら慣れてきて、それほどひどいとは感じなくなる。


そもそも、iPhone にキーボードは無い。

これはカテゴリーの違う製品で、ここで名機とするのが誤りかも知れないけど。


逆に、モバイルギアは立派なキーボードを持っていた。

反面、携帯性は犠牲となり、使用シーンも限られた。「立ったまま使う」はできない。


ここら辺は、目的に応じて選ばないといけない部分だとは思うが、「選べること」もまた、名機の条件だと思う。

つまりは、HP200LX とモバイルギアは同時期だったから、両方とも「名機」と呼ばれたわけで、どちらか片方だけが世に出ていたらここまで名機と呼ばれなかったのではないかと思う。




快適に動作すること、はもちろん重要だと思う。

HP200LX は、当時としては快適だった。パソコン通信や、せいぜいインターネットメールができればよかった時代だ。

家でもダイヤルアップ、という人が多かったので、時間のかかるWEB閲覧などは生活習慣ではなかった。

モバイルガジェットは、テキストファイルの読み書きさえできれば十分だった。


現在、テキストファイルの読み書きでは不十分だ。MS-Word のファイルが読み書きできないと。

WEB も必須項目である。WEB が使えれば Gmail がつかるので、メールは何とかなるかな。


快適な動作、のなかには、いつでも作業を中断できて、いつでも再開できる、というものも含まれる。

サスペンド・リジュームが高速であること、と考えても良い。


HP200LX では、サスペンド・リジュームともに1秒かからなかったように思う。




実のところ、この「快適動作」は、CPU 速度の問題ではない、と思うようになった。

この話がこの文章の肝だ。


ポインティングデバイスが「いらない」というのは重要である。

いらない、は言いすぎか。カーソルキーで十分操作できる、と言いなおしたほうが良いかな。


小さなマシンで、ちまちまマウスカーソルを動かすのは快適でない。

タッチパネルを使用するのだって、画面が小さければやっぱり快適でない。


この点、Netwalker はてんでダメ。

アプリケーションが不要になった時に、ウィンドウを閉じるボタンを押すだけで苦労するのだから。


Windows CE (Windows Mobile)を使用した W-Zero3 では、「OK」ボタンがあることがギリギリの救いになっている。

OK ボタンを押せば、とりあえずウィンドウは閉じられるからね。


ただ、W-Zero3 でも、カーソルキーだけでは操作できない局面が出てくるのがいただけない。基本設計が Windows だから、マウス必須なのだ。



実は、ウィンドが開く、ということ自体がモバイルガジェットでは使いにくいのだ。


Windows Mobile では、ウィンドウは事実上全画面を覆う。これはこれでよいシステム。

iPhone だって、常に全画面表示だ。


ただ、これだけを言うのであれば、SL-Zaurus だって常に全画面表示だった。

それでも、SL-Zaurus は何かが足りなかった。



実は、「全画面」というだけでなく、「シングルタスク」も重要だと思っている。

同時にプログラムが「起動して」いることは構わないし、むしろその方が良い。何かしたいときに、起動時間が節約できるからね。


でも、同時に「動作して」いるプログラムは1つであって欲しい。

だって、人間同時に複数のことなんてできないし、今やりたいことは1つだけなのだから、そこにCPUパワーを集中して欲しい。そうしないと快適動作しないから。


Windows CE や、Windows では、前面に出ているタスクに多くの CPU パワーを割り振って、バックグラウンドのタスクには CPU 振り分けを減らす、という機能がある。

シングルタスクではないが、これでも十分ではある。むしろ、こちらのほうがよいのかもしれない。


でも、Linux には無い。UNIX 系 OS では、「プログラムの同時動作」ということは考慮されているし、パワーの割り振りを変えたり、不要ならパワーを使わないようにプログラムを組むことはできるのだけど、「前面に出ているタスクに多く割り振る」ようなことは考慮されていないのだ。


だって、UNIX にとってユーザーが扱う「シェル」はあとから作られたものだから。

まぁ、だからこそ「シェルが」プロセスの重要度を勝手に変えたりしてもいいのかもしれないけど、あまりそういう文化は無い。


結果何が起こるかと言うと、SL-Zaurus や Netwalker では、起動時間を減らしたくてアプリを起動しっぱなしにしておくと、CPU パワーが「使っていないアプリに」割り振られてしまうのだ。


前面で現在使用中のアプリの動作が重くなれば、快適動作なんてしなくなる。

(勘違いされそうだが、全てのアプリが均等にCPUパワーを使う、というのではない。CPUパワーを割り振られたアプリが、「今は使わない」と返上することもできる。しかし、アプリの行儀のよさに頼るのはあまりよくないように思う)



先に、初期の Mac を名機に数えたのは、実はここで話がしたかったから。

Mac は、System6 まで、シングルタスクのマシンだった。


そもそも、Alto や Lisa で実現されていた「Window 環境」では、データを Window から Window に直接コピーできた。いまでも Unix の X Window ではその作法だ。


しかし、Mac はシングルタスクだった。そこで考え出されたのが「コピーしたい時は、一度データを退避領域に置いておく」という作法だ。退避後、タスクを切り替えて、退避領域から目的の場所にデータをコピーする。

退避領域は「クリップボード」と呼ばれる。今では一般的になった作法だ。


iPhone は、最初の頃はクリップボードがなかったのでアプリ間の連携ができなかったが、今では問題ない。

HP200LX も、「クリップボード」の概念を取り込んで、シングルタスクだがアプリ間で連携できていた。



じつは、シングルタスクで全画面表示、というのは名機の条件の一つなのではないか、と思う。




もうひとつ。

アプリケーションが十分に選べること、というのも名機の条件だと思う。


これはソフトウェアの問題で、ハードの問題ではない。

でも、HP200LX は DOS のソフトが使えたし、Palm や iPhone は、多くのユーザーがアプリケーションを大量に作成している。


何かやりたいことがあるときに、「それなら、このソフトがあるよ」というだけでは十分でない。実現方法が無いよりはよいけど、より決め細やかに「目的によって、複数のソフトがある」という段階まで行かないといけない。


なぜなら、それが本当の意味での「カスタマイズ可能」だから。

モバイルガジェットは手帳と同じようなものだ。手帳なら文房具屋に並べきれないほどの種類があって、自分の目的に合わせて選ぶことができる。

「それならこれでできるよ」と言いながら、選択の幅が無いような状況では、自分にあった道具だとは言えないのだ。


SL-Zaurus は、OS が Linux だから多くのソフトが使える、と言いながら、表示環境に QT というマイナーなものを採用したために、実のところ使えるソフトがかなり限られてしまっていた。


Netwalker は、その点評価できる。X Window をちゃんと搭載し、Ubuntu の多くのソフトが使える。

CPU が ARM だと言う理由で、使えないソフトや、使えても動作がおかしなものもあるけど…



アプリケーションが十分に選べるためには、既存の OS を使うほうが有利だが、既存の OS というのはデスクトップマシンとしての使い勝手を優先しており、モバイルガジェットとしては不利だ。

逆もまた真で、モバイルでの使い勝手を優先すると、独特の OS となってしまい、アプリケーション不足に陥る。


DOS の上に独自の拡張を施した HP200LX が名機と呼ばれるゆえんは、ここら辺にもあるように思う。




さて、いろいろ書いてきたが、日本の携帯電話は優秀だと思う。


最近は同時に複数のことができる(WEB 見ながらメール書いたり)し、もちろん全画面表示だ。

カーソルキーだけで何でもできる、というのは設計の前提になっているので、ポインティングデバイスのイライラ感も無い。


カスタマイズ性では劣るけど、それでも多くの人に対して十分な機能は最初から提供されている。

むしろ、Windows Phone や iPhone 、Android などでは、初期状態でできることが少なすぎて貧弱さを感じるほどだ。



ここに書いた「名機の条件」は、携帯電話では満足できず、ノートパソコンでは大きすぎる、というニッチ分野を埋める機械に対する要望でしかない。そして、この「ニッチ」は、どんどん狭くなっている。


今後、名機と呼ばれるようなものが出てくることがあるのか。

出てきてくれないと、個人的には非常に寂しいのだが…


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申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

【伍玖肆】 自分の希望することができれば名機でしょう⇒当方はHP200LXをテキスト書き専用に使ってますので今やSDカード経由でPCとファイルの遣り取りができますから必要十分です。[594] (2010-01-26 15:56:25)


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