2012年12月18日の日記です


ふたござ流星群  2012-12-18 10:02:49  歯車 家族 天文

話は前後して、先週末の「ふたご座流星群」の話。

…なのだが、いきなりさらに話は1年くらい前に遡る。


こどもを寝かしつけているとき、窓の外に何か流れたのを、目の端で捕らえた。

「流れ星だ!」と思わず言ってしまった。


本当に流れ星だったのかどうかはわからない。

でも、長女の興味を引くには十分だった。

「私もお星様みたかった。お父さんだけずるい」と泣き出す。


その後も、ことあるごとに「流れ星見たい」と言っているのだが、なかなか狙って見られるものではない。

最近では、「星が流れる」というのが童話のような作り話ではないかと疑い始め、「流れ星って本当にあるの?」と聞かれる始末。



一応、「見たい」といわれ始めてから流星群はチェックしている。

しかし、数が少なすぎて子供には見せずらかったり、日本からは見えるのが深夜だったり、ちょうどピークの日に雨が降ってしまったり…


で、やっと先週の「ふたご座流星群」。


ふたご座はピーク前後の期間も長いため、1週間くらい前から気にしておく。

夜ランニングをしている妻が、「今日は見られた」などの報告。

(子供に期待されると面倒なので僕にだけ)


で、3日前からは僕も夜外に出て観察。3日前でもかなり流れる。

ネットで情報を見ても、今年は観測条件が良い上に、予想よりも多いと盛り上がっている。


ピーク時間は日本時間では朝8時になってしまうため、明け方に見るのを狙って、3日前から想定時間に見てみる。

この時期の朝は寒い。特に、先週は晴れが続いたため空気が乾燥して放射冷却もあいまってすごく寒い。


翌日は「十分と思われる」防寒対策をしたが、まだ寒い。

ピークの当日は、さらに温かい格好を用意し、準備万端で臨む。




ピーク前日、木曜日の夜。

子供がテレビ(ポケモン)を見ている間に、10分ほど外で観察。


うむ、結構流れる。これなら、子供が飽きない時間の中で流れ星を見せてあげられそうだ。


ポケモンが終わり、普段なら風呂に入る時間だが、「特別に」外に誘い出す。

長男は何か工作に熱中していて、行かないという。

次女は、なんだかわからないのに「一緒に行く」という。


できるだけ広い、東の空を見られる場所に陣取って、昇ったばかりの「オリオン座」を長女に説明。

次女は、真っ暗なので「怖い。家に帰りたい」と言い出す。面倒なやつだ。


ふたご座はオリオン座の少し北東、ここからふたご座流星群は流れてくる。

でも、この時間ではまだふたご座は見えない。


とにかく上を向いて、東から西に流れる星を探す、と教える。


妻がランニングに行こうと家から出てきた。

行く前に、次女を家に連れ戻してもらう。長男がいるので、10分くらいなら大丈夫だろう。


しばらく見続ける。

15分くらいで、長女は「2個見つけた」という。残念ながら僕はゼロ。

(長女が寒くないように、危険が無いように気にしていて、空が余り眺められないため)


これで満足したようで「もう家に入る」というので終了。

冷えた体を風呂に入って暖める。




子供を寝かしつけた後起き出し、普段なら翌朝行う、洗濯、皿洗い、炊飯の準備を済ましてから寝る。

これで、明日は起きてからすぐに観察にかかれる。




で、翌朝。

起きて観察の準備をし、妻にも観察しようと誘う。

(というか、天文は妻の趣味で、僕は面白いから付き合っているだけ)


妻がなかなか寝室から出てこない、と思っていたら、なんと、長女と一緒に起きてくる。

起きてしまったらしい。


仕方が無い。前日夜に観察しているので、長女も観察方法はわかっている。

星が動いているので、今度は西から東に流れ星が流れるよ、と教える。さらに、ふたご座も見えているので説明。


さすがにピーク時間が近いだけあり、良く流れる。

…が、暗闇に目が慣れてくる10分目くらいに、長女が「足が寒い」と言い出す。



十分防寒しているが、下半身のほうが寒いらしい。

家に入り、長い靴下に履き替えさせ、ズボンももう一枚上からはく。

せっかく目が慣れていたのに、戻ってしまった。


また出て目をならしている最中、「もう家はいる」と言い出す。

これで終了。長女は、昨日と合わせて12個の流れ星を見た、と言っている。

(いくつかは気のせいかもしれないが、いくつかは一緒に確認した)


結局、数日かけて準備して、観察時間は合計でも15分ほど。それも「目が慣れていない」時間のみという、非常に不満足な結果。


明け方まで観察していた妻いわく、「期待されていただけあって、すごく流れて楽しかった」らしい。



うむむ…

まぁ、子供が大きくなったらもう少し落ち着いて、一緒に観察できると楽しいかもね。

それまでは仕方が無いか。




で、この後に昨日の日記の通り、プラネタリウム見に行ったわけです。

プラネタリウムの解説者も、ふたご座流星群には当然ふれていました。




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