2012年02月の日記です

目次

01日 インフルエンザ
02日 人工衛星
06日 ビデオ圧縮
09日 Android版ChromeのUserAgent
22日 経験した中で最大のバグ
24日 親戚いっぱい
27日 おゆうぎ会
29日 閏日


インフルエンザ  2012-02-01 10:04:52  家族

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インフルエンザが流行しています。気をつけましょう。


…といわれても、どっか他人事だった。

毎年この時期になると、子供が誰かしら風邪をもらってきて家族中に蔓延するのだけど、今年はみな元気だし。


そしたら先日、長男の小学校のPTA 緊急連絡網(携帯向けメールシステム)で、「5年●組 学級閉鎖」のお知らせが。

あらあら、他人事じゃなかった、と思った数日後、今度は「1年1組 学級閉鎖」というお知らせが。


…1組って、長男のクラスじゃない。



そんなわけで、長男は現在自宅待機中。


つまんない、遊びに行きたい、と言われても、ほかのクラスの近所の友達は学校行っているし、どうしようもない。

大体、学級閉鎖って子供同士の接触を減らして感染を防ぐ意味合いもあると思うので、友達と遊んでよいかすら不明。


そんなわけで、震災以来使っていなかった Wii が復活し、長男はおよそ1年ぶりに「ポケモンスクランブル」やってます。

十分に強いポケモンで最初のステージに挑み、一人で4人分あやつって、「すごい強い!」と笑ってます。



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03年 システム改変

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名前 内容

人工衛星  2012-02-02 15:48:49  歯車 家族

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子供を迎えに行った、保育園の帰り道。


「おつきさまー」と長女が言うので、次女も「おつきさまー」と空を見上げる。


自転車練習中の長男も、一緒に迎えに行っていた。


長男ならわかるだろう、と「月の近くに明るく光ってる星が、木星ね。で、あっちが金星」などと教えると、長女も「どれ? どれ?」と探す。


そんなことをして、30秒ほど月の近くをみなで見ていたら、すーっと、明るく光りながら近づくものがあった。木星よりも明るい。


なんだろう? 飛行機にしては何かおかしい。でも、確定的でないので、子供に注意を促してみる。


「なんか動いてる明るいの見えるかな? 人工衛星かもしれない。…飛行機かもしれないけど、たぶん人工衛星」


自分でも自信のないまま話していたが、違和感が「点滅しない」ことだと気づいた。

人工衛星確定。


光は、やがて雲の中に入り…雲の中で急激に暗くなって視界から消えた。




家に帰り、長男が興奮気味に妻に報告。


「どっちから、どっちに飛んでた?」と僕が聞かれる。北西から南東、かな?


「じゃぁ、おそらく ISS。」と、即答。

以前も書いたが、震災のときに空が綺麗で、そのとき以来、妻はすっかり「星を見る人」。

ISS の見かけ上の動きは時期により異なるが、3日くらい前に調べたときは、日本上空では北から南だった、とのこと。

(一週間くらいは同じ向きなのだそうだ。)


そうか。自分が知っている衛星よりずいぶん明るかったけど、ISS は大きいから輝いているのか。




…と思ったら、翌日妻から訂正が入った。

「ごめん。調べたら、その時間はイリジウム。しかも、ほぼ最大輝度。みたかったなぁ。」


イリジウムは、太陽電池の形状などから、地上に強く光を反射する、というのは知っていた。

明るいときは昼間でも見えるそうだ。


妻も以前イリジウムを見て、「あれは、ハマる人の気持ちがわかるね」などと言っていたのだが、妻も最大輝度近いものは見たことがない。



子供たちといたときに皆で見れて、ちょっと運がよかった。



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家族

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名前 内容

ビデオ圧縮  2012-02-06 14:10:58  コンピュータ 家族

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半年前にPCを買い換えたとき、目的の一つに「家族のビデオを圧縮する」ことがあった。


家族のビデオは、miniDV テープで撮ってあったものを、デジタルデータのままPCで吸出し、NAS に置いてある。

しかし、LAN の伝送速度の問題で気軽に見られず、データ容量を小さくしたい、という目的だった。


#保存容量の問題ではない。miniDV テープ1時間分のデータ容量は、およそ 10GByte 。

 1TByte の NAS を使っているので、100本は入るが、そんなに撮ってない。


その後、Picasa にアップロードしてしまったほうが気軽に見れることが判明し、結局再圧縮は行わず。




大学の先輩から、「大学祭のビデオを発掘したので公開する」というメールが来た。

公開、といっても、もちろん関係者のみ。

先輩のサーバーに、パスワードつきでおいてあるから、見たい人はダウンロードするように、との通達。


メールには、「事実上のバックアップ要請」とも書いてあった。

つまり、間違って消えたときに備えて、みんなで分散して持っていろと。


気軽にダウンロードに行って驚いた。

1本 7G の mpeg2 データが、 7本置いてある。しかも、個人サーバーなので転送速度は遅め。


ダウンロードのために PC をつけっぱなしにはしたくない。

幸い低消費電力サーバーがあるので、 wget にダウンロード指示を出しておいて、ほったらかし。



2日後、全部ダウンロードできていたので、内容を「少しだけ」見てみる。

もう、20年も前の画像だ。自分たちが若くて驚いた、初公開時の comet が懐かしかった、という感想はさておき、20年置いておかれた VHS ビデオなので、画質は悪い。時々同期が狂って縦スクロールする。未編集なので、灰色画面が5分続くところもあったりする。


まぁ、このままおいておく必要もないだろう。圧縮してみる。



Freemake Video Converterを使って圧縮。

mpeg4 ビデオ、H.264 圧縮にしてみる。


2時間のビデオが、20分ほどで圧縮完了した。

どうせ元画質が悪いのだからと圧縮率を上げたら、7G が 700M ほどに縮んだ。1/10 だ。




気をよくして、家族ビデオの圧縮に取り掛かってみる。


まずは、SD 画質時代のもの。(DVフォーマット)

DV フォーマットは、MotionJPEG に類似の方法で記録されているため、圧縮率はそれほど高くない。


家庭用ビデオ画像で、特に動きが激しかったりもしないので、「標準設定」で圧縮してみる。

…2.5% に縮んだ。縮みすぎて笑った。


HD 画質のものも圧縮してみる。(HDVフォーマット)

こちらも同じ miniDV カセットを使う(つまり、同じビットレートだ)が、mpeg2 圧縮。

もともと圧縮されているので、それほど圧縮は利かない。とはいえ、20% 程度になった。


しかし、HD 画質だと、圧縮に時間がかかる。

i3 の 3GHz で、大体実時間。


SandyBridge だから、QuickSyncVideo 対応ソフトがあれば、劇的に速くなるはずなのだけど、「圧縮したいものが多すぎて困る」ほどではないので、このままでいいや。



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Android版ChromeのUserAgent  2012-02-09 16:57:07  コンピュータ

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Android 版の Chrome が発表になった。



最近、仕事でスマホ用の WebSite を作っているが、「スマホであること」の確認に、UserAgent を利用している。


UserAgent なんて、偽装可能だけどね。

仕事で作っている以上、動作保障しないとならないので、「スマホの標準ブラウザ」以外では見られないようにしているだけ。

偽装して見られても構わないが、動作保障はしない。そういうスタンスを明確にするための UserAgent 制限。



さて、Android の Chrome は「標準ブラウザ」ではないが、気になったので UserAgent を調べてみた。


Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 4.0.1; ja-jp; Galaxy Nexus Build/ITL41D) AppleWebKit/535.7 (KHTML, like Gecko) CrMo/16.0.912.75 Mobile Safari/535.7


ちなみに、以下が「標準ブラウザ」のもの。


Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 4.0.1; ja-jp; Galaxy Nexus Build/ITL41D) AppleWebKit/534.30 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/534.30



標準では「Version/4.0」とあるところが、Chrome では「CrMo/16.0.912.75」となっている。

CrMo は Chrome Mobile の略だろう。…クロームモリブデン鋼ではない、と思う。

PC 版の Chrome は、ちょうど今日 ver.17 が出たところだから、少し古いバージョンとなっている。




Google としては、Android と Mobile の両方の文字列が入っているものは、スマートフォンだと考えてほしい、とアナウンスしている

Chrome も、ちゃんとその作法に従っていた。



ということは、このブラウザでサイトが見られることが保障されないといけない?

まぁ、ベータだとわかっているブラウザだから、まだいいか。




目立った動作の違いとしては、スマホ用の meta タグで「拡大動作の禁止」をしているにもかかわらず、拡大できてしまう。

CSS で重ねて表示しているものが、大きくずれて表示されることがある。

…という程度は、すぐに気づいた。


CSS は、PC 版の Chrome とも、Android 標準ブラウザとも、iPhone のブラウザとも違う、ということ。


すぐに気づく程度の「非互換性」がまだある、ということだ。

まぁ、ベータ版という位置づけなので…ね。


google のことだから、今後の頻繁なアップデートで解消されるだろう。



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経験した中で最大のバグ  2012-02-22 11:30:31  コンピュータ

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知人と与太話をしているときに、「自分が経験した、最も恐ろしいバグ」の話になった。


僕がこういうときにする話は決まっている。

プログラムを知らなくても、技術話がわかる人には鉄板でウケる。


生々しい話でもあるし、企業秘密でもある。

ゆえにネット上で公開などはしていなかったのだが、もう時効だと思うので(20年も前の話だ)ちょっと書いてみよう。




自分が経験した、と言っても、自分がいた部署の、別チームのプログラムの話。

だから、僕は直接的にはかかわっていない。



まず、「一番恐ろしいバグ」というのは、完成間近のプログラムを一晩エージングテスト(動かし続けて問題が出ないか調べる)しておいて、朝来たら止まっている、というものだ。


画面がブラックアウトしていたら完璧。

どこで、どんな原因で止まったかわからない。


しかも、状況確認の仕組みを備えてもう1度エージングをしたら、…今度はいつまでたっても止まらない。

確実に止まる、ということがわかっているが、その条件がわからず、再現できないのだ。



大抵、エージングテストと言うのは完成間近にならないとやらない。

完成間近なのに、原因不明で、致命的な状況が生じていることだけはわかる。

そして、原因究明がいったいいつになるのかわからない。タイムスケジュールが見通せない。


さぁ、行軍ラッパの音は高らかに鳴った。デスマーチの始まりだ。




しかし、これより恐ろしいバグ、と言うのが存在したのだ。


さんざんエージングも行って、停止しないことが確認された。

少なくともそのつもりだった。


開発部隊の手を離れ、品質保証部隊がチェックする。

ここでも、エージングテストや、想像もつかないような操作でバグが出ないかがチェックされる。


それらの多くの関門を潜り抜け、出荷されたと言うのに…市場に出回ってから「止まりました」報告が次々あがってくる。

これは、悪夢以外の何者でもない。


すでに開発機材がつなげられていない機械なので、何が起きているかは、本当に、まったくわからない。

この状況に比べれば、「朝来たらブラックアウト」のほうが、山のように情報があった感じがする。


使用者に平謝り、当面はリセットで凌いでもらうことにして、すぐに原因を究明、修正バージョンを作る、という作業になる。


まずは停止条件の再現をしたいのだが、この作業を「ノーヒント」で行わなくてはならない。

エージングなら散々したし、思いつく限りの過酷な操作もやったはずなのに、これ以上どんな条件があるのか?


とりあえず、最初の行動は頭を抱え込むことだ。




そして、これから記すのが、自分の経験で最大のバグ。


使用者に平謝りして、リセットを試みてもらうも…再起動しない!

「当面しのぐ」ことができなくなる。いったんは全商品を回収して、返金に応じなくてはならない。


数千万の金を掛けて開発しているのに、評判はがた落ち、修正して再発売しても、買ってもらえるかわからない。


プログラムは ROM に焼かれているし、いったい「再起動しない」っていうのはどういう状況なんだ?

上司から、原因の徹底究明が言い渡される。




まず、原因は割込みルーチン内にあった。


とあるスイッチが何回押されたか、と言うカウントは、「絶対に」取りこぼしてはいけないことになっている。

そこで、このスイッチは割込み信号を起こすようになっており、カウントは割込みルーチン内で行われる。



割込みルーチン、というのがどういうものか、プログラマでない人にもわかるように解説する必要があるだろう。

通常、サブルーチン(プログラムのひとまとまり)と言うのはプログラムの中から呼び出される。


しかし、外部からの操作に対して、現在実行中のプログラムがどのような状況であっても、必ず処理しないといけないような場合がある。

このときに、「割込み」が発生し、実行中だったプログラムは「ひとまず」停止、サブルーチンが呼び出される。



割込みルーチン内では、実行中だったプログラムが、あとで問題なく作業を続けられるように、「割込み時の状態」を保存することからはじめる。


割込みルーチン内で「破壊」してしまうレジスタ(変数みたいなもの)などを保存し、作業終了後に元に戻してから「割込み終了」するのだ。

この作法を守らないと、プログラムはおかしな動作をすることになる。




このとき使用していた CPU は NEC の V60 だった。

この CPU は非常に…信じられないほどの高機能で、「指定アドレスから始まる、指定された終端文字をもった文字列が、別に指定されたアドレスから、指定されたサイズまでのメモリ内の、どこに存在しているか検索する」などの動作が、1命令で完了した。


#と思う。少なくとも文字列操作命令はあったが、記憶によるものだから、少し違うかも。


さて、V60 の文字列操作命令、非常に高機能だが、「暗黙のうちに、2つのレジスタを破壊する」という問題があった。文字列だから、ソース側とディスとネーション側で、2つのポインタが必要になるためだ。


CPU インストラクションには書いてあったが、問題となった割込みルーチンでは、割り込み冒頭の「状態保存」で、暗黙に破壊されるレジスタを保存していなかった。

にもかかわらず、割込み内で文字列操作命令を使用した。


そのため、割込み終了後にプログラムの動作がおかしくなり、「暴走」したのだった。




暴走したのはよいとして、なぜリセットまで効かなくなったのか?


このプログラムを動作させていた基盤には、プログラムのデッドコピーを防ぐ仕組みがあった。


この基盤では、プログラムの ROM は、CPU から直接呼び出されるようにはなっていない。

間に、スクランブル回路が入っているのだ。


スクランブル回路は、入ってきたデータに対して一定のビット演算を施し、出力する。

この回路が、データバスに挟まっていた。


スクランブル回路の中には、小さな PROM が入っていた。

PROM とは、一度だけ書き込める ROM だ。ここにキーが書き込まれていて、ビット演算の内容を制御している。



つまり、基盤から ROM を抜き取ってコピーしても、スクランブルが掛かっているので他の基盤で動作させることができない。

スクランブル回路は、一般には市販されないカスタム IC だった上、プログラムごとにキーが変更されるので、動作が推定できない。



しかも、ここからがすごい。

スクランブル回路だけ取り出されて、散々実験されて動作を推定されるのを避けるために、スクランブル回路には「正しい手順でアクセスしないと自爆する」仕組みが付けられていた。


#スクランブルは、状況によって解除したりもできた。

 (ROM からのデータ読み込みでスクランブルが解除されるのはよいが、メモリマップド I/O の読み込みでビット演算されてしまうのは余計なお世話)

 そのため、スクランブル回路自体にアクセスして、動作を変更できた。


自爆、といっても本当に爆発するわけではない。PROM の内容を破壊してしまうのだ。

こうなると、正しいキーが失われるので、外部からの動作推定は不可能になる。




まとめると、つまりはこういうことなのだ。


V60 の命令インストラクションには癖があり、「暗黙の」レジスタ破壊が起こることがある。

しかし、それに気づかなかったプログラマが、割込みルーチン内で破壊されるレジスタを保存しなかった。


該当レジスタは「たまたま」あまり使用されておらず、割込み時の破壊が問題とならなかった。

しかし、絶妙なタイミングで割り込みが起きた場合だけ、割込み後にプログラムがうまく復帰できず、暴走してしまった。


そして、暴走したプログラムは、スクランブル回路に「おかしな方法で」アクセスしてしまった。

スクランブル回路は異常を感じ、自爆。基盤は2度と起動しないようになった…




原因はわかった。

報告を聞いて、原因究明を命じた上司は、責任者を探すように命じた。


責任者は、破壊されるレジスタを保存しないような割込みルーチンを書いた奴だろう。

実際、返金で億単位の損害が出てしまったのだ。誰かが責任を取らなくてはならない。



この割込みルーチンは「絶対に取りこぼしてはいけない」重要信号を扱うものだった。

信頼性が重要なので、はるか以前に書かれたルーチンが使い続けられていた。

(いくつものプログラムで使われていたにもかかわらず、いままで「たまたま」問題が出なかったのだ)


最初に使われたプログラムはどれか?

古いプロジェクトの資料が引っ張り出され、調査されたところ…

プログラムを書いたのは、原因究明を命じた上司だった。



このことが上司に伝えられると、それまでこの件に対して厳しかった上司の態度は一変。



「まぁ、人間だから間違えることもあるよな。ははは…」


…そして、問題は有耶無耶のうちに葬り去られたのでした。



#製品は再発売されたが、悪評がついてしまったためほとんど売れませんでした。











2014.9.27追記

僕が過去にかかわった仕事の裏話なんかを、今後少しづつ出していこうと考えています。

そのために必要なので、笑い話をつまらなくしてしまうのですが、お断りを追記しておきます。


この記事書いたときには、ウケを狙う意味もあって、嘘は書いていませんが事実も伝えていません。

まるで上司が犯人で、問題を握りつぶしたように書いていますが、事実はそうではありません。



確かに上司が過去に書いたプログラムで問題が出たわけですが、書かれた時点では「暗黙の破壊」は承知の上です。


暗黙に破壊されるレジスタは、いつうっかりミスが起きるかわかりません。

「使わない」と言うルールでコーディングを行っており、一番確実な対処法でした。



ただ、上司がそのプログラムを書いた時点では、そのプログラムが「重要部分だから手を加えないで使いまわす」ようになるとは考えていません。


ただ、必要だったから書いただけのプログラムです。

だから、使い方の説明を詳細に残したりもしていません。



後に、別のプロジェクトでこのプログラムが流用され、それでも当初は「暗黙に破壊されるレジスタは使わない」作法が守られていたようです。


やがて、いつの間にか重要ルーチンだから手を加えてもならない、となっていき、手を加えてはならないから中身を詳細に調べることもなく、「暗黙に破壊されるレジスタを使ってはならない」という作法も忘れ去られます。


そして、問題のバグが生じたわけです。



当初は小さなプログラムだったため、十分に少人数でプログラムを作っていた、というのも、「暗黙に破壊されるレジスタは使わない」という作法が守られる理由となっていたでしょう。


しかし、プログラムが肥大化し、多人数で作るようになると、お互いの分担部分ごとで、守らねばならない作法があることが徹底できなくなっています。

過去のプログラムを使いまわしただけで、誰も把握していないプログラムが入り込んでいるとなるとなおさらです。



ここまで説明するとわかっていただけるかもしれませんが、上司が自分の責任と判ったので有耶無耶にした、というよりは、「誰の責任でもないとわかったので、誰も処分しなかった」と言うのが正確な表現です。


大問題でしたから、会社からは責任の明確化を求められていたでしょう。

誰かに責任をかぶせ、クビにしてしまえば上司の立場は守られます。でも、そうはしなかった。


笑い話としては上司の責任にした方が面白いのでそう書きましたが、本当は全く逆。

部下を守るために、上司はあえて自分の立場を難しくする判断を選んでいるのです。



この上司、この件に限らず、自分の立場が多少悪くなっても、必要なことだと判断したら実行する方でした。

その点、良い上司だったと思っています。


以上、僕が今後過去の仕事を明らかにすることで、上司が誰か推察されて彼にあらぬ疑いがかかる前に、釈明しておきます。





ついでになってしまうけど、上の話書いて公表した後で、やっぱりというか案の定というか「ココに書かれている製品は何だろう」と調べている方がいました。


で、その方が調べていた痕跡を公開しているので追いかけて、自分の記憶の曖昧さも判りました (^^;;

大体の話の筋としては正しいのですが、ハードウェアの仕組みとか多少間違って書いております。


却って煙に巻く効果があり、製品が何であるかは特定されておりませんでしたが、今後いろいろ書くうちに、わかってしまうとは思います。


その際に「ハードウェアの記述が間違えている」と思われるかもしれませんが、記した通り自分が経験したバグではありませんし、自分が後に扱ったハードウェアとの混同もありました。この点についてはお詫びいたします。



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05年 確定申告

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14年 雪・科学館・おゆうぎ会

16年 スティーブ・ブリストー 命日(2015)


名前 内容

【SP】 組み込み系でエージングテストのバグが出ると大変ですよね。同じ苦労をした事があります。 (2012-03-07 06:04:04)

親戚いっぱい  2012-02-24 16:16:14  家族

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1週間前の話だが、18日に一泊で義父母の家に行ってきた。


諸般の事情があって、子供たちは「母方の祖父母」に会ったことがなかったが、この日初対面。




特に何があった、と言うわけではないのだが、義父の提案で、妻のいとこなど、親戚一同がホテルで会食した。

僕は義父・義母には結婚前に挨拶していたが、結婚式はだれも呼ばなかったので、そのほかの方々は初対面。


うちの子は、いとこ・はとこと初対面だが、すぐに仲良く遊んでいる。

子供の順応性は高い。



ただ食事だけでは面白くないだろう、とビンゴ大会が催された。

商品は会のはじめから並べられており、子供たちは興味深々だった。


しかし、ビンゴのカードは配られたが、ビンゴマシーンはない。

…借りると高いから、と、あらかじめ乱数を生成して表にしてきたそうだ。


どうなの、それ (^^;;

っていうか、あらかじめ言ってくれればビンゴプログラムくらいポケコンで作って持っていったのに。



でも、乱数表はカードを見ないで作られたものだし、カードはランダムに配られた。

ビンゴゲームが「運」で決まることに違いはない。



最初にビンゴをそろえたのは、なんとうちの長女。

大喜びで、並んだ景品の中から…ルービックキューブ(偽)を選ぶ。


家にあるのに、「自分の」がほしかったらしい。


その後、次女はモールのセット、長男はコンパス・分度器などの文具セットをもらう。


僕も当たったので、子供たちが興味を持っていた「外国のコインセット」をもらう。

義父母が海外旅行に行ったお土産らしい。

(単に換金できなかった端数、という話もあるが)



さらには、全員にお土産で12色クレヨンセットをもらう。

…子供だけじゃなく、大人にもクレヨンセットです。




うちの子はまだ小さいし、いきなり義父母家に泊まるのも迷惑だろう、と、この日はホテルを取ってあった。


ホテルで、さっそくクレヨンでお絵かきをはじめる。

モールで遊ぶ。コンパスで丸を描いて遊ぶ。


ともかく、子供たちはもらったものがうれしくて仕方がない。


この状態は翌日まで続いた。

ホテルをチェックアウトして、義父母の家に行ったが、すぐに「お絵かきしたい」と言い出し、クレヨンを取り出した。


しかし、もらったものですごく楽しんでいる、というのは義父母にとってもうれしかったらしい。

非常に喜んでくれて、「クレヨンまだあるからあげるよ」と、さらに12色クレヨンセットを1ダース戴いた。

…当面クレヨンには困りません。


#仕事の関係者から、不用品を大量に戴いたものだったらしい。


翌日は学校もあるし、早めにお暇するつもりだったが、子供たちも喜んだし、義父母も喜んでくれたので、結局夕方までお邪魔していた。



いままで孫にあわせてあげられなかった分、これからは時々顔を出したいと思う。


#といっても、片道2時間半掛かるので、年に1~2度だとは思うが。



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名前 内容

おゆうぎ会  2012-02-27 13:31:13  家族

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先週土曜日、25日は、保育園の「ひなまつりおゆうぎ会」。

毎年恒例だが、今年はちょっと楽。

長男は小学生になったから無関係(でもないのだけど)だし、長女は「制服組」になったので、保育園に預ける形。

次女は1歳児クラスなので親と一緒にいるが、0歳児のときのように、親が一緒に壇上に上る必要はない。


去年は、長男は年長で出番が多く、長女と次女は親と一緒にいて、次女出演の時には壇上に親と一緒に上った。

もう、その忙しさといったら!




0歳、1歳児は、早くしないと「お昼寝」してしまう可能性がある。

だから、出番は最初のほう。


泣かないように、朝から「みんなの前で踊るんだよ」「間違えてもいいから、思い切り踊ってね」と繰り返し言っておいた。


いざ出番が近づき、妻と一緒に舞台袖へ。

このときも「がんばる!」と嬉しそうに向かっていった。


でも、先生に引き渡して妻が戻ろうとすると、泣き出したらしい。

妻と一緒に舞台に上ると思っていたのだ。去年はそうだったからね。


泣いているんじゃないか、それがお友達にも伝播しているのではないか(1歳程度にはよくあるが、周囲が泣いていると、意味もなく泣き始めることがある)と心配していたが、舞台に出てくるときはニコニコしていた。


が、大人数の前で怖気づいたか、音楽が始まっても突っ立ったまま。

元気に踊る隣の子に釣られて、途中からやっと踊り始めた。


音楽が終わったくらいのときが一番ノリノリで、そのままピョンピョン跳ねながら舞台脇に消えていった。




長女のクラス…の、お友達が先に踊る。

子供たちの通う保育園、各学年1クラスだが、年少・年中は混ぜて「縦割り」にしたクラスもあります。


学年割りは花の名前、年少・年中を混ぜて2クラスにしたものは、動物の名前。


応用して、年少を2クラス、年中を2クラスに分けることもある。

お遊戯かいも、この「最小クラス」で行う踊りがある。


でも、練習風景はみんな見ているから、実は全員が、全員の踊りをなんとなくわかってる。

「○○ちゃんは、これ踊るのー」と、自分が踊らない踊りを家で披露してくれていたりもする。


だから、長女が出演しない踊りでも、全部ビデオにとっておく。

別の学年のものは、さすがに全部はとらないけど、少しづつ全部を納める。




いよいよ長女の踊り。

このときだけは、ちょっと席を離れて、舞台の近くで撮影。

大変よく踊れました、と思うのはたぶん親バカだから。




その後、休憩。

ずっと見ているだけで飽きてきている長男と、次女が「おなかすいた」というので、用意しておいた菓子パンを食べる。

次女は、出演後にもらったお土産のお菓子も食べたいと言う。


舞台のあるホール内は一食禁止。ロビーに出て食べていたが…

長男が食べ終わってから遊んでいて、ホールに近づき「あっ、もう始まってるよ!」と教えてくれる。


しまった!

休憩明け最初の舞台は、長女のクラス全員の踊りだ!


次女が食べ散らかしているお菓子をあわてて片付け、そのままホールに突入。

一気に舞台近くにかけていき、ビデオ撮影を始める…が、少し撮影したらもう終わり。


…うぅ、長女が怒るのが目に見える… (^^;;


#実際、あとで「なんで最初から撮れてないの!」と怒られた。




その後は年中さんの舞台劇があり、昼休み。

でも、昼休みだって10分しかない。お弁当を食べていたら、また次が始まるタイミングを逃した。


というか、これは自分の子供関係ないからいいかな、と、わざと見逃した。


でも長男は見たかったようで、「始まってる」とホールに駆け込んだ。

まぁ、せっかくなのでビデオ撮影はしておく。



午後は全部年長さん。

長男は飽きて…というか、保育園OBの小学生は、飽きてうろうろしている。

長男もそれに合流。


次女は僕に抱っこされたままお昼寝。

午後は妻はPTAで着替えのお手伝い。僕一人で延々とビデオ撮影。

(年長は今年は関係ないのでダイジェストだけど)



最後は、毎年恒例「かわむら」のお菓子をもらって帰りました。

「かわむら」のお子さんも、ここの保育園のOBなのね…



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02年 2/27

15年 WING WAR


名前 内容

閏日  2012-02-29 15:34:30  家族

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閏日

4年に一度の閏日なので、日記に日付を残してみる。


今朝未明(4時ごろ)から降り出した雪は、まだ降り続いている。


朝7時過ぎにはすでに積もっていたため、保育園の娘二人は朝ごはんをあっと言う間に食べ終え、外ではしゃいで遊んでいた。

(いつもそれくらい早く食べてくれればいいのに)


小学生の長男は…遊ばないの? と聞いたが、明確に答えないまま室内で遊んでいた。

結構寒がりだから、雪は楽しそうなのだが、外に出るのが嫌なのだろう。




妻が、神奈川では3月に降ることがおおいね、と言う。

そうかもしれない。


寒いのは2月なので、2月に降るような気がしているが、2月は乾燥するので降水自体が少ない。



妻の実家も関東だが、神奈川よりは雪が降る。


妻が大学時代をすごした場所は…雪国だ。

雪が降っていたほうが暖かかったそうだ。


#吹き溜まりによって風除けができるのと、雪の持つ潜熱のため。




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