Android 版の Chrome が発表になった。
最近、仕事でスマホ用の WebSite を作っているが、「スマホであること」の確認に、UserAgent を利用している。
UserAgent なんて、偽装可能だけどね。
仕事で作っている以上、動作保障しないとならないので、「スマホの標準ブラウザ」以外では見られないようにしているだけ。
偽装して見られても構わないが、動作保障はしない。そういうスタンスを明確にするための UserAgent 制限。
さて、Android の Chrome は「標準ブラウザ」ではないが、気になったので UserAgent を調べてみた。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 4.0.1; ja-jp; Galaxy Nexus Build/ITL41D) AppleWebKit/535.7 (KHTML, like Gecko) CrMo/16.0.912.75 Mobile Safari/535.7
ちなみに、以下が「標準ブラウザ」のもの。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 4.0.1; ja-jp; Galaxy Nexus Build/ITL41D) AppleWebKit/534.30 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/534.30
標準では「Version/4.0」とあるところが、Chrome では「CrMo/16.0.912.75」となっている。
CrMo は Chrome Mobile の略だろう。…クロームモリブデン鋼ではない、と思う。
PC 版の Chrome は、ちょうど今日 ver.17 が出たところだから、少し古いバージョンとなっている。
Google としては、Android と Mobile の両方の文字列が入っているものは、スマートフォンだと考えてほしい、とアナウンスしている。
Chrome も、ちゃんとその作法に従っていた。
ということは、このブラウザでサイトが見られることが保障されないといけない?
まぁ、ベータだとわかっているブラウザだから、まだいいか。
目立った動作の違いとしては、スマホ用の meta タグで「拡大動作の禁止」をしているにもかかわらず、拡大できてしまう。
CSS で重ねて表示しているものが、大きくずれて表示されることがある。
…という程度は、すぐに気づいた。
CSS は、PC 版の Chrome とも、Android 標準ブラウザとも、iPhone のブラウザとも違う、ということ。
すぐに気づく程度の「非互換性」がまだある、ということだ。
まぁ、ベータ版という位置づけなので…ね。
google のことだから、今後の頻繁なアップデートで解消されるだろう。
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