2013年02月24日の日記です


訃報  2013-02-24 13:30:25  ペット

たびたびペットの訃報を書いているが、飼っていたハムスターが死んでしまった。

まぁ、ハムスターは2~3年しか生きられないので、死に直面することには慣れた。


ただ、慣れれば悲しまないで済むかと言えば、そうではない。慣れていても悲しいものは悲しい。




実のところ、今年の頭くらいから調子の悪いことを知っていた。

おそらく病気で、尿に血が混ざっているのを見逃さなかった。


ただ、最近はハムスターの世話はほとんども僕がやっていたし、ハムスターの病気がどうしようもないことも知っている。

家人に知らせても心配をかけるだけで何の得にもならないので、言わないでおいた。



2週間ほど前から、急激に弱っているのを感じていた。

餌を残すようになった。それでも、残した翌日には食べていた。


いよいよ駄目だな、と思ったのは先週の頭。

たしか、日曜日には姿を見たのだが、月曜日には姿を見せない。餌も全部残ったまま。


ここで初めて、調子が悪そうだ、と妻に言う。

妻は心配してしばらく様子を見ていた。

(僕は、子供の相手をしていたので見られなかった)


妻によると、少し巣の中で動いているのがわかった、とのことで、まだこの時点で生きているのを確認。


でも、そのまま餌を食べずに水曜日まで。

水曜日は、保育園が都合により午前中で終了する日でもあった。


午後には子供が帰ってくる。小学生の長男も3時には帰ってくる。

死んでいるのなら、今日お墓を作ってあげよう…と、籠をあけて、巣をのぞいてみる。


まだ生きていた。元気がなく、ぐったりとしているが薄く眼を開けた。

覗き込まれただけでも疲れただろう。ごめんね、と謝りながら元に戻す。

巣のすぐ目の前に餌をいくつかおいておく。


しかし、このエサすらその後食べた形跡なし。



覗くだけでも非常に疲れ、弱ってしまうだろう。

そう考えると、生きているかどうかを確認するのもためらわれた。


しかし、ずっと置いておくわけにもいかない。今朝(日曜日)になってもう一度確認。

やはり、死んでいた。




一階のデッキにハムスターの籠を運び出し、歴代ハムスターの眠る場所に墓穴を作る。

全部準備が済んでから、子供たちを呼んだ。


「ちょっとこっち来て」…こう呼ばれることはめったにないので、何か大事なことが起きたの? と長男はすでに気づいている。


ハムスターが死んだ、ということを告げる。

長男は、何匹かのハムスターの死に立ち会ってきた。以前は大泣きしたが、これはハムスターにとって避けられないことだと理解できているので、今回は冷めている。


「死んじゃったんだ…。また、新しい仔飼える?」と聞かれただけ。


長女(5歳)が予想しなかったほど大泣き。

結構かわいがっていて、餌などもよくあげていた。


つられるように次女(3歳)も大泣き。

前回は泣かなかったが、今回は死を理解できたようだ。



涙の中でハムスターの葬儀…というと大げさだが、お別れを言って穴に埋める。

終わった後も泣き続け、なんども窓から墓の位置を確認していた。




これが午前9時過ぎの話で、今は午後1時過ぎ。

さすがに引きずってはいない。おやつを食べ終わって、11時くらいにはケロッとしていた。


ただ、ハムスターの写真を見たいそうだ。

撮ったはずなのだが、どこ行ったかな。何百枚もの写真に埋もれていて、探すのは大変そうだ。




と思ったら、これを書いている間に、次女が昼寝から起きて泣き出した。

普段起きても泣かないのに、そばに誰もいなくて寂しかったらしい。


なんとなく、「別れ」の寂しさが残っているのだと思う。




初代を飼い始めてから11年。

初代が死んだときの日記に、いまだに時々コメントが付く。


…というか、この日記を書こうとして確認したら、ちょうどコメントがついていたのに気が付いた。


【一志】 寿命がみじかいとつらいですね・・・ (2013-02-22 19:21:46)


初代に対していただいたコメントだし、書いてくださった方は、現在飼っていたハムスターが死んだところだなんて知らなかったはずだ。

しかし、お悔やみをいただいたような、なにか不思議な縁を感じた。



長男が冷めているように、寿命が短いことに関しては、僕も冷めています。

人間から見れば短い一生でも、彼ら(ハムスター)にとっては精一杯生きた一生なので、残念だとも思いません。


見送る側が寂しいのは事実です。

しかし、「寿命が短いからつらい」かといわれると、寿命が長かったらもっとつらいだろうな、と感じます。



2年一緒にいただけで悲しいのに、10年寄り添ったペットに死なれたら、しばらく立ち直れない気がします。

(知人に、ペットロスでしばらく立ち直れなかった奴も何人か知っています)



また2~3年しか一緒にいられないだろう、と知ってはいても、近いうちにハムスターを飼い始めると思います。



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