2013年01月の日記です

目次

01日 あけましておめでとうございます
05日 CMSプログラム更新
06日 Windows8 導入
09日 続・Windows8
10日 続々・Windows8
15日 マインスイーパー
20日 ピクミン
22日 Tweetの取得
31日 いろいろ書きたいなぁ


あけましておめでとうございます  2013-01-01 14:38:30  料理 家族

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あけましておめでとうございます

今年はめずらしく、元日に新年の挨拶をすることができております。

末娘が3歳になって、近くにいなくても遊んでいられるようになったため。




今年のおせち。


焼豚、と呼ばれる煮しめ豚。一緒に味付けゆで卵もつくる。

錦玉子、伊達巻。…卵料理が多いな。

伊達巻は例年卵焼き器でつくっているが、今年はオーブンで天板に流し込み、大きく作ってみた。焼目が付かないのが不満だが、市販品のように大きく作れたのは成功。


栗金団。今年は長女(5歳)と次女(3歳)が裏ごしを手伝った。

親戚からは「芋羊羹みたい」と言われることも多いが、今年は柔らかめに作れた。


いくら、数の子入り松前漬け。

いくらは例年と同じく、秋のうちに筋子から作って冷凍しておいた。

長男は魚卵が大好きでよく食べる。いくらは他の子も大好きでよく食べる。


食用菊の甘酢漬け、紅白なます、酢バス。

これも長男が酢の物大好きなのだが、なぜか酢バスはあまり好きでないらしい。


田作り。例年妻が作っているが今年は僕が作った。

妻が作るものは、ピーナツをいれ、飴がけにしない独特のものなのだが、作り方がわからないため適当。

(ほとんど炒り子とピーナツを乾煎りしただけになっている)


煮しめ。こちらも例年妻が作っているが、今年は材料をいくつか切っただけで中断していたので僕が続きを作る。


以上は僕が作ったもの。


紅白かまぼこ。

クリスマスが過ぎた直後に、88円の夕月かまぼこを買っておいた。

年末になると値段が跳ね上がるからね。


白花豆、黒豆。いづれも買ってきただけ。

白花豆は子供たちみんなの好物で、普段の食卓にも欠かせない。



以上、盛り付けたら妙に場所が余ってしまい、右下のお重(ポンデライオン重箱だ)がゆで卵のみでスカスカ。






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23年 あけましておめでとうございます。

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CMSプログラム更新  2013-01-05 11:33:54  コンピュータ

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「魔法使いの森」は、自分で作成した CMS (Content Management System:コンテンツ管理システム)を利用している。


サイトを作り始めたのは 1996年だが、ファイルの管理が面倒になり、忙しくて更新できないこともあって、2000年ごろに一度閉鎖した。

しかし、「内容が有用なので、更新しなくても良いので公開を続けて欲しい」という有難い意見を多数いただき、管理しやすくするためのシステムを自分で構築し、2001年から再公開した。


このときは、自分が欲しいシステムを作っただけで、CMS という概念は知らなかった。

その後 CMS が一般化し(Wikipedia によれば2005年ごろだそうだ)、あぁ、自分が作ったのは CMS だったのか、と認識した。




自分が必要だと思ったときにすでにフリーの CMS があったとしたら、自分では作らなかっただろう。

でも、現状存在しているフリーの CMS が自分のニーズを満たすかというと、そうではない。


自分が欲しかった機能、というのが、世間のニーズとは少し違うのだ。


何よりも自分で作って便利なのは、常に全体を把握していることだ。

新しい機能が必要となれば追加できる。


もっとも、追加したいと思って面倒で追加できない、というものもある。

今回追加したのもそんな機能。もう、5年位前から欲しかった。




その機能とは、「版の管理」である。

ページの内容を書き換えたとき、古い内容を上書きするのではなく、保持しておく。


Xanadu には構想段階から存在していた考え方だ。



自分のページ、記述が古い部分が多数ある。

とりあえずは「追記」で済ます場合が多い。しかし、これを繰り返すとごちゃごちゃになる。


大幅に書き直したいなぁ、と思うのだが、有難いことにページにリンクしてくれている人がいる。

ただのリンクでなく、内容に言及していたり、一部引用していたりする。


…これは困った。内容を大幅に書き換えると、リンクの期待するものと変わってしまう。


ここで、「版の管理」が必要になる。

ページは更新するが、更新前のページをいつでも参照できる状態に残しておく。



実は、この CMS をベースにして改造したものを、とある大手企業に販売したことがある。秘密保持契約により、どこの会社かは明かせないけど。


改造と言っても、結局9割9分書き換わってしまって全くの別物なのだが、そちらのシステムには「版の管理」がある。


ただし、こちらの場合は閲覧者には見えない。作成者側で、一度公開した内容は永久に保存し、後で内容を確認したり、使いまわしやすいようにするためのものだ。

複数の担当者で記事を作れるようにしてあるため、責任の所在を明確にする意味でも必要なシステムだった。



このシステムの開発完了がもう5年位前で、そのときから自分のシステムに、少し形を変えた版の管理をバックポートしたかったの。

それがやっと作れた。作る気になったら1日でできたけど。




話はいきなり飛ぶが、自分が翻訳を手伝った「Llama」が、年末に正式公開になった。


で、翻訳前に、英語版を前提にしながら、部分的に「β訳」で書いていた Llama のページ群を書き換えたい。

この際、先に書いた理由で元のページも残しておきたい。これが、版の管理を思い切って作った最大の動機。


β訳と最終訳で、ずいぶん日本語も、方針も変わったからね。


というわけで、まずは Llama 関連の話題から書き換えていきます。



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Windows8 導入  2013-01-06 10:46:49  コンピュータ

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Windows 8 の発売前から、期待するような日記書いてきたが、正式版が出てから全然触ってなかったりした。


一応、店頭でいじってみたりはした。まぁ、「こんなもんか」という感じ。

でも、そろそろ割引キャンペーン終わる。そろそろ入れておこうか、と思い立った。


割引キャンペーンは1月末まで。

1万5千円程度の Win8Pro が、ダウンロード販売に限り 3300円で購入できる。まぁお得!




というわけでダウンロードして、インストール。

ダウンロードに45分くらいかかったか。でも、これは単に「ダウンロード」の時間なので、作業のバックグラウンドで処理できる。


そのままインストールもできるし、DVD を作って、そこからインストールもできる。

ここは DVD を作っておく。でも、再起動はしないで(DVDは使わないで)そのままインストール。


この作業は結構長い。PC が使えない状態で1時間半くらい。夕食を食べている間に行ったので正確な時間はわからないけど。


これで、Windows 7 の設定をそのまま引き継ぎつつ、Windows 8 にアップグレードできた。




インストール開始時に、互換性がないソフトについての警告が出る。

ガジェットは Windows 8 では使えません。Office 2000 は使えません。


ガジェットは、セキュリティがザルだったので廃止になった。便利に使っていたが仕方がない。

Office 2000 は、サポート期間が過ぎたので MS としては「保証しない」という意味で動かないわけではない。


ひとしきり使ってみる。


…何も変わらない。Windows 7 で作業していたことが、なんの手間もなくそのまま続けられる。



Windows 8 は、「変わりすぎ」だという批判が非常に強い。

でも、使ってみればよくわかる。なにも変わっていない。3300円出した価値はどこにあるのか、というくらいに変わっていない。



と、金だけとられた詐欺のように書くとマイクロソフトがかわいそうなので説明すれば、もちろん変更はある。


起動は、宣伝通り確かに早くなっている。これはもう、素晴らしいほどに速い。


でも、もともとハイバネーションを積極的に利用していた。

こちらは「速くなった気がする」程度で、あまり恩恵がない。


セキュリティモデルも進化しているそうだが、これは使用していて感じるようなものではない。


スタートメニューがなくなった、とよく言われるが、実際マイクロソフトがいうように「あまり使われていない」機能だったと思う。

僕はスタートからアプリを起動、なんてことは時々しかやらない。よく使うアプリは XP 以来の伝統で QuickLaunch を使う。

QuickLaunch は Vista 以降標準では表示されなくなったが、7 でも 8 でもちゃんと使える。


たまにしか使わないソフトはどうするのか、という人もいるだろうが、見えないだけでスタートメニューはちゃんとある。

マウスカーソルを左下にもっていけば、「スタート」という表示が表れて、クリックするとスタート画面が表示される。


「スタートメニュー」ではなく、「スタート画面」だ。

メニューは、多くのソフトが縦に(1次元に)羅列されて見にくかった。

画面では、2次元的に並ぶのでわかりやすいし、位置を自分で好きなように並べられるし、普段使わないものを隠す機能もついている。


使いやすくなったので大歓迎。


ちなみに、「ランチャ」として以外の機能は、やはり左下で右クリックすると出てくる。

こちらも今まであった場所に、あるべきものがちゃんとおさまっているわけで問題はない。



Vista で取り入れられた「Aero」UI は、完全ではないが廃止された。


ウィンドウの枠は半透明ではない。あれ、邪魔だったから別にいい。


ALT + TAB を押したときにウィンドウが 3D っぽく斜めにならぶ「Aero プレビュー」もなくなり、XPのときのウィンドウ切り替えに戻った。これもこちらのほうが使いやすい、


すでに書いたが、Vista で導入されたガジェットもなくなっている。

つまり、Windows 8 は、UI 的には XP に戻った。



なくなったばかりかよ、といえば、もちろんそうではない。

タスクマネージャはつくりかえられていて、ちょっと驚いた。今までのものよりもわかりやすい。


ほかに気になったところは今のところないのだけど、



というわけで、Windows8 は、UI に関しては XP に戻り、不便だったスタートメニューを改良したもの、となっている。

Vista や 7 がなかったことにされた、というわけではなく、内部構造は堅牢になっているし、セキュリティモデルもよりよくなっている。


というわけで、3300円くらいの価値は十分にある。




おいおい、Modern UI には全く触れないのかよ、という向きもあるだろう。

それこそが Windows 8 「らしさ」ではないのか。


そう、一応は期待していた。

でも、今のところ面白いものではない。


まだ日本語対応の Modernアプリが少なすぎるのね。

あるにはあるけど、「選べる楽しさ」がなければ意味がない。


bing 検索とか Mail とか、一応試してみたけど、全画面を切り替えながら使うほどの価値が見いだせなかった。


というか、bing 検索が起動するだけで遅すぎる。

デスクトップの Chrome なら、(常駐状態にあるので)すぐ起動するし、すぐ検索できる。


まぁ、Modern UI が悪いとは思わない。

ウィンドウがないだけ、GPU が全力で突っ走れるし、ゲームなどには向いているだろう。


以前に書いたように、僕は初心者にはウィンドウシステムでないほうがよい、と思っている。

その意味でも、全画面を覆ってしまう Modern UI はわかりやすいと思う。


ただ、今はアプリが少なすぎて十分な評価対象にならない、というだけ。




そうそう、不安に思っていたことの「答え」をひとつ。

同じく不安な人はいるかもしれないからね。


最初に表示されるのはスタート画面ですが、デスクトップはバックグラウンドで勝手に走り始めます。

だから、デスクトップに切り替えた時には、すでに「スタートアップ」のプログラムは走り始めている。


スタート画面の表示まで待って、デスクトップをクリックしてからさらに待たされる、ということではないです。




些細なトラブルについても触れておきましょう。


Win7 から Win8 に移行すると、ほとんどのソフトがそのまま使えます。

でも、Avast! は「ネットワークシールド」が使えなくなりました。


既知の現象のようです。Avast! を修復インストールすれば治ります。




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続・Windows8  2013-01-09 11:55:36  コンピュータ

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さて、トラブルがやってまいりましたよ。


先日書いたように、何の問題もなく Win7 → Win8 に移行できて、素晴らしいと思っていたのですが、多少のトラブルが…。


どうも、Windows Update に失敗するようです。


Win7 以前なら Fixit をダウンロードして、問題を検査・修復、という流れです。


Fixit って、存在を知らない人も多いようなのですが、Microsoft が配布しているツール群。

自分の症状を検索して、思い当たる節があったら、該当する「FixIt」をダウンロードして実行すると、問題点を自動的に検出して修復してくれます。



ところが、Win8 はここでも素晴らしい。

Windows Update に失敗してから、手動で「update」を起動してみたところ、自動的に問題点の検出・修復を行う流れになりました。

この時は気づかなかったのですが、自動的に起こったエラーのコードから該当する Fixit プログラムをダウンロードし、実行する、という流れになっているようです。手間いらず!


でも、僕の今回おこったトラブルでは、この修復に失敗しました。

「Windows Update コンポーネントを修復する必要があります。 未解決」という通知が…

ここで「解決済み」と表示されていれば自動修復された、ということで終わりなのですが、「未解決」なのです。


しかたなく、解決方法の情報を探し、ネットをさまよいました。

やっと該当しそうな Fixit を見つけ出して実行したら、さっき実行したプログラムと一緒でした。

(ここで、先に書いたように「自動的に該当するものをダウンロードしているらしい」と気づいた)



というわけで、現状では未解決のまま。

環境を残したままの修復インストール、という技が使えるのも Win8 のよいところなので、後で試してみようかしら。




Modern UI のほうも、いろいろと試してみました。


まずは、ガジェットの代わりになるものを…

自分は、時計とカレンダー、Google の ToDo list 、東京電力の電力使用率グラフ、CPU 稼働状況をガジェットで表示していました。


このうち、時計はデスクトップに表示されないと意味がないので、アプリを使用することにします。

CPU 稼働状況は好みのものが見つからなかったのと、別に必須ではないので見送り。



東京電力の電力使用率グラフは、「電力各社の」使用率を表示する Modern アプリがありました。

…起動は結構遅い。いちいち起動してみなくてはならない、というのであれば使いません。


でも、ここが Modern UI の素晴らしいところ。

「起動しないでも最小限の情報は表示できる」のです。Live Tile ってやつです。


必要とする電力会社を選択すると、その会社の電力使用率だけ表示してくれたので、設定して完了。



…以前も書いたけど、この Live Tile の仕組みは、ものすごく Wii 的。

任天堂が悩んで作ったインターフェイスは、結構良いものだったのでしょうね。


#ある意味 iPhone だって Wii のインターフェイスを真似しているわけだ。

 階層化は行わず、整然とアプリを並べ、アプリに更新情報があればアイコンで示し、横スクロールできて、画面一番下は固定情報、というインターフェイス。

 iPhone はその後階層化を取り入れたし、Modern UI は更新情報の表示を iPhone よりも Wii 的にした。

 Android はガジェットが置けるのでかなりインターフェイスが異なる。




でも、Modern UI は現在のところゲームに使うのが一番のようだ。

先に書いた通り、全画面を覆ってしまうインターフェイスはゲームに向いている。


マイクロソフト製の、Pinball FX2 と Solitia をダウンロードしてみた。無料。

まだダウンロードしてないけど、マインスイーパーもある。


…XP で人気だった付属ゲームを、しっかり復活させたね。

ただし、付属ではなくて「無料ダウンロード」だけど。


ここで、付属品でないのにはちゃんと意味がある。

Pinball FX2 は、ピンボールの物理シミュレーションエンジンがコアであり、テーブルのレイアウトはデータに過ぎない。

そして、無料で遊べるテーブルは1つだけで、別売りのテーブルがたくさんある。


「付属ソフト」だったら、OS に金払ってるんだから全部タダで遊ばせろ、という話になるかもしれない。

でも、Pinball FX2 は OS の付属物ではなく、「無料で配布されているソフト」だ。無料なのだから、どこかで儲ける仕組みがあっても、文句を言えるようなものではない。


#Pinball FX2 は X-BOX 360 でも販売されているゲームのようだ。テーブルデータは共通なのだろう。



Solitia も同じく。

基本ゲームは無料で遊べますが、「デイリーチャレンジ」というモードに入ろうとすると、30秒の広告動画を見せられます。同じモードを連続して遊ぶと、時々挿入されます。


無料だからこれくらいは我慢しないといけないのでしょうね。



Pinball FX2 も Solitia も、もともと僕がピンボールやカードの一人遊びが好きだという事実を差し引いても、よくできている。

というか、好きだからこそ、細かな部分まで作りこまれていることに好感が持てる。


多分、マインスイーパーも、マインスイーパー好きには大喜びできる進化を遂げているのだろうな。


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続々・Windows8  2013-01-10 12:19:44  コンピュータ

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昨日のつづきです。


Windows8 を入れてみたけど、動きがおかしい。どうも、Windows Update が動作しない。

これ、思い当たる節があって、Win8 を入れる前の Win7 でも、おかしいことがあった。それと同じ症状。



Win7 では、Fixit を使って修復したが、Win8 では修復できなかった。

探したときにわかったが、Win7 には存在するが、Win8 には用意されていない、という Fixit プログラムも多い。

まだ十分に整備されていないのだろう。


つまり、Win8 はまだ「環境が十分整っていない」ともいえる。

今月末までに入れれば安いけど、それは人柱だからだということを肝に銘じよう。



Fixit が使えないし、そもそも自分の遭遇した状況の解決方法もわかっていないようで、手動解決もできない。

掲示板などで情報を集めると、「クリーンインストールしたら直った」という話ばかり。

それは面倒だから避けたい。


で、次善策。Win8 には、7 までにはなかった「リフレッシュ」という操作がある。




7 までは、クリーンインストールといえば、全部を消して、CD などのメディアからもう一度 Windows を構築することだった。

8 ではそうではない。「初期状態に戻す」という方法がある。


これを使うと、レジストリを初期化し、ディレクトリ構成を初期化し、インストール直後の状態に戻る。

すでに入っている Windows のファイルなどは、チェックサムなどをとって変更されていないか確認するようで、初期化にかかる時間はインストールよりも短い、らしい。


…らしい、っていうのは今回使っていないからね。



で、このクリーンインストールに準じたものとして、「リフレッシュ」がある。

Windows のシステムは初期化する。Program Files の下も初期化する。


でも、それ以外のディレクトリは残したまま。

ユーザーの設定なども保存される。


さらに、Modern UI のソフトに関しては、確かに一度消されるのだが、自動再インストールしてくれる。



デスクトップ環境の、従来のソフトに関しては、Program Files 下に入っているものは消えてしまうが、そうでないフリーソフトなどは残っていて、そのまま使える。


さらに素晴らしいのが、削除する直前の「インストール済みソフト」の一覧を、デスクトップに HTML ファイルで残してくれる。

ファイルの作成者がダウンロード可能な URL を示している場合、HTML ファイルからダウンロードページにリンクされている。


つまり、確かに一度ソフトは消されるのだが、再インストールがすごく楽。


多くのソフトが、Program Files とは違う場所にデータフォルダを作っている。

シェアウェアのレジストレーション情報などもそういう場所に入っている場合、レジスト済みの状態から復活できる。すごく楽。




というわけで、僕の遭遇したトラブルは、「リフレッシュ」によって短時間で解消した。

Win7 までには使えなかった、魔法のような技だ。

(もしかしたら、Fixit が整備されていないのは、「整備されていない」のではなく、リフレッシュがあるから不要、という考えかもしれない)




消えたプログラム群は、必要なものはすぐに再インストール。急を要さないものは後回し。

もう不要で使っていないソフトは入れない。ちょうどよいから大掃除だ。


バージョンアップしているソフトもあり、たまにこういう作業をするのも悪くないと思った。

…愛用していたソフトが、フリーではない有料新バージョンになっていて、旧バージョンを探すのにちょっと苦労した。

(作者ページには新バージョンしか置いておらず、別のページに旧バージョンを見つけた)




これから入れよう、と思っている人へ。


Win7 からは、環境をそのままにバージョンアップできます。


「不安定だからやめたほうがよい」という声も聞かれますし、実際自分がインストールしたものも不安定になったわけですが、まずはこれを試すのがおすすめ。


で、不安定だったら「リフレッシュ」を試しましょう。

これで多分安定します。代償として、せっかく保持していた環境が失われます。


でも、「完全に」失われるわけではなく、先に書いたように再構築は簡単。

クリーンインストールだと、環境の再構築に結構手間がかかりますからね。



Win8 のアップグレード時の環境保持は、Win7 の Windows ディレクトリをリネームし、新たな Windows ディレクトリを作ることで行われます。

ほかのディレクトリを消さない、というだけで、この作業自体はクリーンインストールと変わりません。


そして、この後、古いレジストリのデータを移行し、Win7 に上書きされているファイルなどを移行します。



おそらくは、Win7 のどこかの段階でファイルが壊れ、Update の動作がおかしくなったのだと思います。

Fixit は、これをさらに上書きすることで修正を行った。


でも、Win8 に移行する際に、Update をおかしくした「変更」は移行されたが、Fixit はマイクロソフト製のものなので、Windows7 専用の変更である、と認識して移行されなかった。

(もしくは、移行はしたが、Windows8 では仕組みが変わったので無意味になった)


この手順だと、Windows7 が不安定になったことがある場合は、Fixit してあっても、移行すると再発することになります。



でも、リフレッシュを行うと、これらの「移行された変更」を全部キャンセルしてやり直すため、問題が解消します。

そのかわり、レジストリの変更なども伴う「ソフトのインストール」も、なかったことにされるわけです。




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マインスイーパー  2013-01-15 14:39:57  コンピュータ

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Windows 8 の話が続きすぎたのでどうするか迷ったが、書いておこう。


マインスイーパーも進化しているのだろうなと書いたが、あの時点では確認してなかったので遊んでみた。


…進化はしているが、異常進化だな。死に至る道。これはひどい。


と、思って軽くググると、やっぱ「すごく進化した」ことを書いてあるページは多数。でも、大抵は好意見。

ただし、好意見のほとんどは「紹介記事を見たら見た目がきれいになっていた」ことを歓迎するもので、遊んでいない。



自分はそれほどマインスイーパー好きではないが、会社勤めしていたときの先輩が好きで、昼休みに延々遊んでいた。(Windows 98 の時代の話だ)


僕はその時点でのマインスイーパーの印象は「マウス練習用ソフトでしょ?」程度だったのだが、その先輩にマインスイーパーの何たるかを教え込まれた。

そして、このゲームを愛してやまない人の気持ちは理解できた。


というわけで、その目で見ると、進化の仕方が間違った方向を向いていて、ひどい。




まず、愛してやまない人は何が好きなのか、軽く整理。

あくまでも、上記先輩の場合ね。「俺はそれとは違う理由で愛しているのだ」という人がいても許してほしい。


このゲームは、パズルゲームではなく「レースゲーム」だ。

マウスを操作して、すべての爆弾を探し出した時間を競う。


一気に開いたタイルの状況を確認し、爆弾が確実に埋まっている「パターン」を見つけ出し、該当箇所に旗を立てる。

旗が立ったことにより「安全マス」が明らかになるため、ここを素早く開けていく。


この開けた作業によって、新たな「確実パターン」が発生するので旗を立てる。

これを、ほぼ条件反射で行えるようになるまで練習する。


どうしてもパターンにはまらない、埋まっている場所がわからない局面が、必ず発生する。

少し論理的に考えればわかる場合もあるが、長考すれば時間は確実にかかる。


長考して安全策を取るか、一か八かで開けてみて、ハイスコアを狙うか…緊張の瞬間だ。

思い切って開けてみて成功しても、安堵の暇はない。すぐに次の箇所にかからなくてはならない。




これが、マインスイーパーを愛してやまない人の遊び方。

激しいアクションゲームなので、マウスの調子が悪いのは禁物だし、バックグラウンドで重いアプリが走っていたりしてはいけない。


で、Win8 のマインスイーパーを見てみる。

画面が美麗になった。それはまあいい。


パネルが開くときに、ふわっと文字が表れるアニメーションが入るようになった。

普通に見れば、美しい表示方法。


でも、アクションゲームだと思うと、この処理は余計だ。



パネル全体が画面の適切サイズに表示されるように、無段階ズームとなった。

これにより、タイルのサイズは無段階の可変となった。


普通に見れば、常に大きく表示されて見た目が良い。


そして、マウスホイールで、サイズを自由に変えられる。

これが余計。


元々、マインスイーパーは「左右同時押し」を多用するゲームだ。

数字タイル周辺に、その数字と同じ数の旗が立っている場合、数字を左右同時押しすることで、周辺の「旗が立っていない」タイルをまとめて開けることができる。


この「左右同時押し」は、ホイールマウスではホイールクリックでもよい。

でも、この時にホイールが「すべる」と、画面がズームされてしまうのだ。


アクションゲームとして、激しくマス目を指定して回っている際に急にズームが入ると…

当然、間違ったマスをクリックして、「そこには爆弾があるとわかっていたのに」爆発させるような事態が発生する。


これは、ゲーム性以前の、操作体系がおかしい、という問題だ。




たとえば、シューティングゲームで自機を動かす際に、本物の戦闘機のようにラダーやエルロンが動作するアニメーションが入ってから移動するとしたらどうだろう?

「リアルで美しい」という評価以前に、操作性の悪さが問題となるだろう。


タイルのサイズが可変となったのは、基本操作の混乱を招いている。

ジョイスティックが壊れているようなものだ。その状況でシューティングを遊べるだろうか?



以上がクラシックモードの状況。




Win8 のマインスイーパーの目玉は、むしろ「アドベンチャーモード」のほうだ。


だから、クラシックモードが多少ひどくても気にすることはない…



アドベンチャーモードは、最初に書いた「アクションゲームとして」のマインスイーパーを完全否定するものだ。

完全に、ゆっくり遊ぶパズルゲームであることを前提としている。



自分は遺跡を調査する探検家だ(インディージョーンズのようなイメージを思い浮かべるといい)。


行く手には魔物や罠がうようよしている。

そして、遺跡のほとんどは長年忘れ去られていたせいで、土に埋まっている。


この「土」を掘って、罠をよけながら進む。

土を掘ると数字が出てくる。この数字が周囲に存在する罠の数、というのは普通のゲームと同じ。


従来のマインスイーパーと決定的に違うのは、自分の位置を示す「カーソル」として、探検家のキャラクターがいることだ。


さて、問題は、このキャラクターだ。

基本的には掘ったマスに進んでくれるので、数字が見えない。わざわざ後戻りして、数字を確認してからまたすすむ、ということを繰り返さないといけない。



さらに、探検家の進行に合わせて、画面が横スクロールする。

「安全なマス」を連続してクリックしようとしたとき、スクロールによって「隣」をクリックしてしまうことがある。


慎重さを要求されるパズルゲームであるにもかかわらず、誤操作を誘発する仕組みになっているのだ。

これはいただけない。



この探検家が進めないところのマスは掘れない。

また、遺跡の中は壁で区切られていて、ここは土ではないので掘れない。



この結果、数字が得られない個所が散在する。


従来のマインスイーパーでは、どんなに考えても解決できない局面になったときは、別方面からパネルを開いて行ってヒントを増やす、という操作を行った。


でも、アドベンチャーモードでは、「ノーヒント」でマスを開けねばならない局面が激増した。

パズルゲームなのに、ノーヒントで解かないといけない局面が多すぎるのだ。



一応、対策はしてある。

探検家は1面ごとに3つの「ハート」を持っている。まぁ、ライフだな。

罠にはまるとハートが一つ減り、なくなるとゲームオーバーだ。


さらに、「ツルハシ」というアイテムもある。

周囲の8マスの土をいっぺんに掘れるうえ、普通は掘れない「岩」も壊してしまう。

そして、これを使用すると、罠を開けてもハートが減らない。


さらに、爆弾もある。

これはツルハシでも壊せない「壁」も壊せるし、罠も破壊して通れるようになる。



これらのアイテムは、土を掘った時に出てくることがある。


これらによって、解決できない局面が激増していても、すぐにゲームオーバーとなるわけではなく遊び続けられる。



アイテムはほかにもある。

ツルハシ、爆弾のほかに、


・矢。モンスターを倒せる。

・鍵。扉を開けられる。


矢と鍵は、事実上同じもの。扉と鍵が2種類ある、ということだ。

次の面には持ち越せない。



・ハート。ハートが増える。

・盾。ハートが減る局面で、替わりに盾が減る。


ハートと盾は事実上同じものだが、「ハートは各面3個でスタート」で、盾は次の面に持ち越せる。

微妙な違いだが、盾を手に入れたら罠を開けないように気を付けたいところ。


・宝物


コインだったり宝石だったり宝箱だったり。

目的は宝を集めることで、その価値が点数になる。


・四葉のクローバー


スペシャルフラッグだ。

これを入手以降、宝物の点数が2倍になる。でも、次の面には持ち越せない。



さっきから「次の面」と書いているが、出口に入ると次の面に行く。

従来のマインスイーパーと違って、全部の罠の位置を特定する必要はない。




アドベンチャーモードに関しては、「ワリオの森」との類似を感じた。


基本のゲームデザインが悪くて問題が生じているのだが、アイテムを増やしたり操作方法を増やすことで無理やり回避する。

素地が悪いのだが、華美に装飾すればなんとか見られる形になるだろう、という作り方だ。



まぁ、ワリオの森がそれなりに面白かったように、アドベンチャーモードもつまらないわけではない。

でも、1面が広いので結構時間がかかるうえに、面クリアするとライフも3個に戻るのでなかなか終わらない。


適当なところで切り上げてアプリを終了すると次回は続きから遊べるので、何日にもわたって遊ぶことになる。


すでに、マインスイーパーの気軽さはない。



なんか、ファミコン時代の「移植」を思い出す。

いいゲームだったのに、移植に際して追加モードが増え、従来の良さが台無し、みたいな。



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ピクミン  2013-01-20 09:58:48  コンピュータ 家族

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ピクミン

ちょうど1週間前、1月13日に友人宅で毎年恒例の新年会を行った。


その場で、友人が購入した Wii U 見せてもらった。

我が家ではどうも食指が動かず購入していないが、面白かった。


子供たちが興味を持ったのが、Nintendo Land 内の「ピクミン」。

興味を持った理由は、ピクミンというゲームの存在を以前から子供に話していたせいもある。


ただ、Nintendo Land のピクミンは、ピクミンをテーマとしてはいるが、本来のピクミンとはかなり違うゲームだ。



あまり興味を持っているから、家に帰ってからピクミン1を見せてみた。

すでにいろいろと忘れているが、それなりに順調に進めて、どんなゲームかは見せられた。


この1週間、要望に応じて少しづつ見せている。

(8歳の長男ですら、まだ難しいし怖い、というので僕が遊んで見せている)


でも、大水源に入ってイモガエルにかなりやられる。

あれー? どうやって倒すんだっけ?



#写真は、長女(5歳)が描いた「赤ピクミン」の絵。

 気に入ったようで、小さい紙にいろいろ描いて、並べて遊んでいる。




情報を探していて驚いた。

9日85人クリアが最短・最少人数だと信じていたのに、もっと記録を縮めている人たちがいる。


最短は6日らしい。ただし、この場合は「最少人数」という縛りは外れるようだ。


しかし、ピクミンというゲームの構造上、6日は絶対にそれ以上縮まない限界値である。驚愕する。

(全部で5ステージあり、最初のステージはチュートリアルを兼ねるので、必ず2日かかる)



最少人数である85人だと、8日になるらしい。

それでも、発売後しばらく信じられていた「9日」より1日少ない。

ピクミンの9日・85人クリアに挑んだことがある人なら、1日縮めるということがどれほど驚異的かはわかるだろう。



さらには、最少人数として50人でクリアできるという情報が。そんな馬鹿な!

…と思ったら、海外版では一番重い荷物が50人で運ぶらしい。日本版では85人なので、これは仕様の違いによるもの。日本では再現できない。


それでも、85人でも人数の割り振りに苦労したのに、35人も減らしてしまっては仕事の組み立て方が全く異なってくるはずだ。


9日・85人よりも少ない日数・人数でのクリアは、心底すごいなぁ、と思う。




85人9日クリアだって、友人に話しても真意が理解してもらえない話の一つだ。

「すごくやりこんだ」というだけの話だと思われてしまうことがほとんど。


そうではなくて、本来ピクミンが85人9日を目指すゲームになっている、ということなのだ。


やりこみ、という言葉について特に定義はないが、開発者も想定していなかったようなプレイをすることだと、僕は思っている。


でも、ピクミンは、85人9日クリアを「ゴールの一つ」として設定してある。

だから、これを終わらすのは「やりこんだ」のではなく、設計者の意図をちゃんと読み取って、投げかけられた謎をちゃんと解き終わった、というだけに過ぎない。


だから、85人9日クリアへの道は結構わかりやすいし、だれがやっても同じ結論にたどり着く。

そして、この結論にたどり着いたとき、ピクミンというゲームの設計(細かく言えばフィールドデザイン)の巧妙さに唸ることになる。



85人9日を目指すゲームでありながら、その3倍を超える「30日」を制限時間として設定し、人数も時間次第でほぼ無制限に増やせる。


ただ、人数を増やすと時間がかかるので制限時間を圧迫する、という問題はある。


これにより、下手な人は制限時間をいっぱいに使って人数を増やせば敵にやられても大丈夫だし、上手な人は時間を縮めようとして、その結果敵にやられてはならない、という緊迫感にさらされることになる。


初心者でも上級者でも、自分に合わせた遊び方が自然にできてしまう、誰もが遊べるゲームに仕上がっている。

この許容力、僕もゲームを作っていた人間なので、すごいことだと思う。




そして、人数を稼ぐ時間を最小に圧縮した場合、9日間ですべてのパーツを集めることができるように設計してある。

この時、85人をどこにどのように割り振るか、一切の妥協がない。


1人変わってもタイミングがずれてしまうが、正しい人数を割り振ると、全く時間の無駄が生じないのだ。

ここが、「最初から仕掛けられた謎」であって、「やりこんだ結果」ではない、と感じている根拠。

非常に設計が美しいのだ。




これを1日さらに縮める、というのは間違いなく「やりこみ」だ。

しかも、すでに「非常に美しく」設計されたものを上回るのだから、すごい偉大なやりこみだと思う。


ちなみに、人数を稼ぐのに時間がかかるにも関わらず、「6日」は最少人数ではない、というのは、人数が多いとものを運ぶ速度が上がるためだろう。


6日ルートを開発した偉業はたたえつつ、美しさにおいては最少人数で8日のほうがすごいことだと思う。




ともあれ、今この日記を書いている横で、子供が「ピクミンまた見たい」というので大水源に挑んできます。

すっかり1日1個集まればよい、という普通のプレイスタイルでやっております。


#でも、子供が悲しむからできるだけピクミンが死なないようにしている。

 これはこれで面倒な縛りだ。

 敵が断末魔をあげて倒れるのはショックではないらしい。



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Tweetの取得  2013-01-22 23:56:16  コンピュータ

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後日追記

この日記に書いた方法、2013年7月半ばから使えなくなったようです。


TOPSYガジェットが停止した。


…っていきなり書いて意味が分かる人がどれくらいいるのだろう。


TOPSY は Twitter 関連サービスで、Twitter で発言されたことに関しては、Twitter よりも詳しい。


試しに同じ内容を Twitter と TOPSY で検索してみればわかる。

Twitter は最近の内容しか見つからないが、TOPSY では数年前の情報でも見つかる。


まぁ、Twitter というのは「垂れ流し」がよいのであって、わざわざ過去を詮索するものじゃない。

だから、TOPSY なんて知らない、という人のほうが多いだろう。


で、そのなんや知らん TOPSY とかいうののガジェット、といわれては、余計にわからないだろう。




ところで、外部から自分のサイトに見に来てくれた人がいると、その「参照元」のページを知ることができる。


趣味でサイトを作っていると、見てくれる人がいる、という事実がありがたい。

検索してきてくれた、というだけでも嬉しいのだが、誰かがリンクを張ってくれたとなると、なお嬉しい。


それが批判であれ賛同であれ、リンクされるということは、相手が「わざわざ人に教えたくなる」と認めてくれたということだからね。


そして、参照元がわかると見に行きたくなる。…あれ? ならない人もいる?

僕は見に行きたかった。見てどうなるものでもないけど、自分のサイトが話題に上っていればやっぱりうれしいのだ。



でも、この「参照元がわかる」という機能は、嫌いな人だっている。

特に、批判的なことを書く場合は、相手を怒らせるかもしれない。

僕だって、そういう時は参照元が知れないとよい、と考えることがある。


#僕の場合、知れたら嫌だな、と思う場合は最初から書かないことにしているけど。


というわけで、2ch なんかだと間に1枚、jump ページが挟まれる。

これで、たどれるのは jump ページまでになる。実際の参照元が知られることはない。


でも、2ch の場合はミラーを提供しているサイトが山ほどあり、そういうページからのリンクは jump ページを挟まなかったりするので、早かれ遅かれ参照元を知ることができる。



twitter では、「短縮 URL」が多用される。これもまた、jump ページと同じ効果をもたらす。

こちらは厄介だ。ミラーに相当するサイトがあったとしても、普通は短縮 URL をわざわざ展開したりはしない。


twitter では t.co ドメインが短縮 URL として使用される。

なので、このドメイン名に限っては twitter で検索をかけてみると、参照元が見つかることもある。


でも、twitter の検索機能は前述のとおり貧弱だ。そこで、TOPSY の出番となる。




ふたたび話が TOPSY に戻ったところで、ガジェットの話に移ろう。


TOPSY は、検索サービスを提供するだけでなく、特定の検索項目の Tweet を、リアルタイムに表示してくれるガジェットを配布していた。


検索項目としては、語句検索だけでなく「wizforest.com」なんてサイト指定までできた。

しかも、短縮 URL でもジャンプ先が当サイトであれば、ちゃんと検索に引っかかる。



これが非常に便利で、わざわざ自分で検索して情報を取得するよりも簡単だった。


そんなわけで、僕のページの中にもこっそり貼り付けてあった。

t.co から参照されたとしても、一生懸命参照元を探そうとするよりも、ガジェットで情報を見れば十分だ、というわけだ。




で、年明けには動いていたのだが、1月上旬に急に動かなくなった。

おかしいな、と思って TOPSY のページを見に行ったが、まだガジェットの配布は行っていたし、停止するようなアナウンスもない。


サーバー不調かな? と思ってしばらく様子を見るも、一向に直る気配がない。

そのまま10日くらいたったので、これはさすがに停止なのかな、と情報を集める。


そうしたら、ガジェットを停止したとは書かれていなかったが、1月8日に「TOPSY API を有料化した」というお知らせがあった。


ガジェットはおそらく…というか、十中八九 API を呼び出しているのだ。

配布を続けている理由は「金を払えばまだ動く」からであり、つまりは金払えと言われているのだ。



停止当初は日本語でこの件を発信している人もいなかったが、再度調べたら停止して困っている人、これが有料化問題であると気づいている人もそれなりにいた。

それどころか、TOPSY に依存していたサービスも存在したようで、サービス停止に追い込まれていた。




さてと、僕のページではどうするか。

しばらく TOPSY をいじりながら考える。API を有料化しただけあって、通常の検索方法は「差別化」されているようだ。


wizforest.com について調べても、以前のように「サイト全体」の Tweet が表示されなくなった。

www.wizforest.com について調べると、トップページをリンクした Tweet のみが出てくる。


他にもいろいろな URL を入れると、その URL へのリンクのみが出てくる。


うーむ。今までのような情報は金を払わない限り出してくれないらしい。



いじっているうちに、高度検索の機能を使うと「ちょっといい」ことがわかってきた。

wizforest.com サイト内で、「*」について検索すると、下位のパスへのリンクも含めて、かなりの Tweet が表示される。


最初は * はワイルドカードなのかな? と思ったが、そうではないようだ。- でも % でも = でも、ある種の記号ならよいらしい。

多分、検索時に「ノイズ」として扱われる文字種で、同様に「ノイズ」の含まれた Tweet であれば検索されるのだろう。




でも、これですべてが見つかるわけではなかった。取りこぼしがかなり多く、7割程度しか取れないようだ。


「自分のページの URL」がすべてわかっていて、大した分量でなければ、総当たりで取得するのがよいようだ。

「7割」という数値は、最終的に総当たりでとったデータ数から導いたもの。


しかし、これは TOPSY に攻撃を仕掛けているようなものなので、何度も行うのはよくない。



誰かが Tweet すれば、自分のページに閲覧者が来て、t.co が参照元だとログに記録されるだろう。

この時だけ、TOPSY に検索をかけてみるのがよさそうだ。



というわけで、以上の操作を自動的に行うプログラムを作り、cron に登録。


最初の1回のみ、プログラムを少し書き換えて、できる限りのデータを取得したが、今後は少しづつデータを取得しようとする。




ところで、TOPSY の検索結果は「おかしなデータ」が時々含まれるようだ。


・Twitter 上では消去された tweet が残っている

・TOPSY 上でデータが壊れている


の2つのパターンがあるように見える。


消去された Tweet は、いくつかの必須パラメータが取得できない。

このため、当サイトでは取り込み時に記録されずに消えている。


TOPSY 上のデータが壊れているのは、なぜかユーザー名が変わっているとか、日付が変わっているとか、そういう状態だ。

取り込んだデータを元に Twitter の該当データを取り寄せて突き合せれば、壊れたデータかどうかわかる。


でも、今はそこまでやっていない。厳密性はあまり重要ではないからだ。




最後に、収集したデータを表示するプログラムを作った。


各ページの一番下、1行掲示板よりも下に、該当ページに関する tweet が表示される。

…話題になることなんてそれほどないから、ほとんどのページで表示されないけどね。


また、reverse link のページでは、最新の関連 tweet 20件と、よく tweet されるページ上位20件を、各ページへの最新 tweet1件を付けてを表示している。



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いろいろ書きたいなぁ  2013-01-31 17:15:45  コンピュータ 料理

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ずいぶん長いことほったらかしのページだが、いろいろ書きたいなぁ、と思ってはいる。


仕事が忙しくて現実逃避したいだけかもしれない。



算数コーナー、虚数と複素平面の話を書きたい。

最終目標である、マンデルブロ集合の理解のためには必須だからだ。


ネットで調べると、虚数が何の役に立つかわからなくて、勉強するモチベーションが維持できない高校生は多いようだ。


虚数、むっちゃ役立つよ。日常生活にすごく浸透しているよ。

惜しむらくは、計算がブラックボックスになってしまっていること。


現代の生活は、虚数がなくては成り立たないといっても過言ではない。

でも、その計算はいたるところに組み込まれたコンピューターが勝手にやってくれているので、虚数が利用されていることに気づきもしない。


もちろん、虚数のことを知らなくてもその機械は使えるわけだ。


でも、そんなことを言ってしまうと、掛け算すら勉強する意味がなくなってしまう。

いまどき、ちょっとややこしい掛け算ならすぐ電卓を使えるわけで。


虚数はすごく役に立つ。知らなくても大丈夫だけど、ちゃんと役立つし面白いから勉強しましょう。



虚数、というか、虚数を含む「複素数」の話だな。

そして、複素数平面を紹介して、話はマンデルブロ集合へ進む予定。



そのあとはフーリエ変換も書きたいなぁ。

これも非常に面白い話。


フーリエ変換を書くなら、当然「この世で最も美しい数式」であるオイラーの公式も登場するしね。


日常生活に浸透している、という意味では、マンデルブロよりもフーリエ変換だな。

だから、順序は逆になるかも。




OldGood COMPUTER!! も更新したい。

一番書きたいコーナーなのにすっかり更新が停止している。


停止している理由は、変なプレッシャーからなのだ。

このサイトを書き始めた時は誰も気にしていなかった Jobs が、その後有名になり、死んで、直後に伝記本が発売になり、すっかり英雄になってしまった。


面白おかしく書こうと思っていたのに、うかつなことを書いたらファンから苦情が殺到しそうだ。



とりあえず、歴史の話は疲れるので軽い話題をやりたいと思っている。


たとえば80年代のデータ保存機器の話。

音楽用カセットテープに保存していた、と妻に話したら、最初は信じてくれなかった。

(もう10年以上も前、妻と知り合ったころのこと。その後論理的に話して理解してもらえた)


今の人の多くは、8 inch 「標準」フロッピーディスクすら見たことないんだよなぁ。

このフロッピーから、QuickDisk を5枚自作できる、なんて話を覚えている人がどれくらいいるのか。



一番書きたいのは、記録媒体よりも、「そのコピーを作らせないための技術」のほうかな。

少し前に CCCD っていう、CD のコピープロテクトがあって…大々的に失敗していたけど、カセットテープや Disk の時代はいろいろと面白いプロテクトがあった。


あの話を書きたい。




たとえばスプライトの進化の話。


自分が使ったことあるのは、MSX から SEGA SATURN までだ。

X68k は使い込んだから思い入れがあるが、PC-88VA とか FM-Towns のスプライトも味があって捨てがたい。


スーパーファミコンが、スプライトの優先順位の先頭位置を変える機能があったなんて、どれくらいの人が知っているだろう?

(ファミコンのときは「ちらつき」をソフトで作っていたが、スーファミではハードでちらつかせることができる)


でも、あまり個別論に入ると面白くないので、概説のみになる予定。


実は、これは軽く原稿を書いてみてお蔵入りしている。

スプライトは「画面表示」の一部機能なので、先に画面表示の話をしないといけない、とわかったから。




あと、料理コーナーね。

以前にも日記に書いたけど、昔よりもずっと料理を作るようになった。


ただ、「男の料理」というよりは、「主夫の料理」になっちゃってるけどね。

冷蔵庫にあるもので、ちゃっちゃと料理する感じ。わざわざ人様に伝えるほどのものではない。


それでも、時々「これは」と思うようなものがあって、自分のためにもレシピを記録しておきたいと思っている。


去年のクリスマスの鳥とかね。




と、取り留めなくだらだら日記に愚痴を書いてみた。


実のところ、そろそろ更新復活したい、と公言して自分を追い込んでいるのだ。

あと、うかつなことを書いても総攻撃しないで、という言い訳(笑)



子供が大きくなってきたので、土日に多少、時間が取れるようになってきた。

上に書いたように「スプライトについて用意した原稿」はこの時間に書いてみたもの。


平日は仕事で忙しいけど、土日くらいは個人的な作業をしてもよいかと思ってる。

ただ、時間はやはり少ないので、ゆっくり更新になるだろうけどね。


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