2013年01月06日の日記です


Windows8 導入  2013-01-06 10:46:49  コンピュータ

Windows 8 の発売前から、期待するような日記書いてきたが、正式版が出てから全然触ってなかったりした。


一応、店頭でいじってみたりはした。まぁ、「こんなもんか」という感じ。

でも、そろそろ割引キャンペーン終わる。そろそろ入れておこうか、と思い立った。


割引キャンペーンは1月末まで。

1万5千円程度の Win8Pro が、ダウンロード販売に限り 3300円で購入できる。まぁお得!




というわけでダウンロードして、インストール。

ダウンロードに45分くらいかかったか。でも、これは単に「ダウンロード」の時間なので、作業のバックグラウンドで処理できる。


そのままインストールもできるし、DVD を作って、そこからインストールもできる。

ここは DVD を作っておく。でも、再起動はしないで(DVDは使わないで)そのままインストール。


この作業は結構長い。PC が使えない状態で1時間半くらい。夕食を食べている間に行ったので正確な時間はわからないけど。


これで、Windows 7 の設定をそのまま引き継ぎつつ、Windows 8 にアップグレードできた。




インストール開始時に、互換性がないソフトについての警告が出る。

ガジェットは Windows 8 では使えません。Office 2000 は使えません。


ガジェットは、セキュリティがザルだったので廃止になった。便利に使っていたが仕方がない。

Office 2000 は、サポート期間が過ぎたので MS としては「保証しない」という意味で動かないわけではない。


ひとしきり使ってみる。


…何も変わらない。Windows 7 で作業していたことが、なんの手間もなくそのまま続けられる。



Windows 8 は、「変わりすぎ」だという批判が非常に強い。

でも、使ってみればよくわかる。なにも変わっていない。3300円出した価値はどこにあるのか、というくらいに変わっていない。



と、金だけとられた詐欺のように書くとマイクロソフトがかわいそうなので説明すれば、もちろん変更はある。


起動は、宣伝通り確かに早くなっている。これはもう、素晴らしいほどに速い。


でも、もともとハイバネーションを積極的に利用していた。

こちらは「速くなった気がする」程度で、あまり恩恵がない。


セキュリティモデルも進化しているそうだが、これは使用していて感じるようなものではない。


スタートメニューがなくなった、とよく言われるが、実際マイクロソフトがいうように「あまり使われていない」機能だったと思う。

僕はスタートからアプリを起動、なんてことは時々しかやらない。よく使うアプリは XP 以来の伝統で QuickLaunch を使う。

QuickLaunch は Vista 以降標準では表示されなくなったが、7 でも 8 でもちゃんと使える。


たまにしか使わないソフトはどうするのか、という人もいるだろうが、見えないだけでスタートメニューはちゃんとある。

マウスカーソルを左下にもっていけば、「スタート」という表示が表れて、クリックするとスタート画面が表示される。


「スタートメニュー」ではなく、「スタート画面」だ。

メニューは、多くのソフトが縦に(1次元に)羅列されて見にくかった。

画面では、2次元的に並ぶのでわかりやすいし、位置を自分で好きなように並べられるし、普段使わないものを隠す機能もついている。


使いやすくなったので大歓迎。


ちなみに、「ランチャ」として以外の機能は、やはり左下で右クリックすると出てくる。

こちらも今まであった場所に、あるべきものがちゃんとおさまっているわけで問題はない。



Vista で取り入れられた「Aero」UI は、完全ではないが廃止された。


ウィンドウの枠は半透明ではない。あれ、邪魔だったから別にいい。


ALT + TAB を押したときにウィンドウが 3D っぽく斜めにならぶ「Aero プレビュー」もなくなり、XPのときのウィンドウ切り替えに戻った。これもこちらのほうが使いやすい、


すでに書いたが、Vista で導入されたガジェットもなくなっている。

つまり、Windows 8 は、UI 的には XP に戻った。



なくなったばかりかよ、といえば、もちろんそうではない。

タスクマネージャはつくりかえられていて、ちょっと驚いた。今までのものよりもわかりやすい。


ほかに気になったところは今のところないのだけど、



というわけで、Windows8 は、UI に関しては XP に戻り、不便だったスタートメニューを改良したもの、となっている。

Vista や 7 がなかったことにされた、というわけではなく、内部構造は堅牢になっているし、セキュリティモデルもよりよくなっている。


というわけで、3300円くらいの価値は十分にある。




おいおい、Modern UI には全く触れないのかよ、という向きもあるだろう。

それこそが Windows 8 「らしさ」ではないのか。


そう、一応は期待していた。

でも、今のところ面白いものではない。


まだ日本語対応の Modernアプリが少なすぎるのね。

あるにはあるけど、「選べる楽しさ」がなければ意味がない。


bing 検索とか Mail とか、一応試してみたけど、全画面を切り替えながら使うほどの価値が見いだせなかった。


というか、bing 検索が起動するだけで遅すぎる。

デスクトップの Chrome なら、(常駐状態にあるので)すぐ起動するし、すぐ検索できる。


まぁ、Modern UI が悪いとは思わない。

ウィンドウがないだけ、GPU が全力で突っ走れるし、ゲームなどには向いているだろう。


以前に書いたように、僕は初心者にはウィンドウシステムでないほうがよい、と思っている。

その意味でも、全画面を覆ってしまう Modern UI はわかりやすいと思う。


ただ、今はアプリが少なすぎて十分な評価対象にならない、というだけ。




そうそう、不安に思っていたことの「答え」をひとつ。

同じく不安な人はいるかもしれないからね。


最初に表示されるのはスタート画面ですが、デスクトップはバックグラウンドで勝手に走り始めます。

だから、デスクトップに切り替えた時には、すでに「スタートアップ」のプログラムは走り始めている。


スタート画面の表示まで待って、デスクトップをクリックしてからさらに待たされる、ということではないです。




些細なトラブルについても触れておきましょう。


Win7 から Win8 に移行すると、ほとんどのソフトがそのまま使えます。

でも、Avast! は「ネットワークシールド」が使えなくなりました。


既知の現象のようです。Avast! を修復インストールすれば治ります。





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