2011年01月31日の日記です


見上げてごらん、夜の星を  2011-01-31 15:38:06  コンピュータ 歯車 社会科見学 家族

夕方5時半頃、子供たちを保育園に迎えにゆく。


夏なら7時ごろまで明るいため、子供たちが園庭で遊んでいる。

しかし、冬は5時半で既に暗い。


家に帰るのは6時過ぎ。

正月前後から、6歳の長男が「どれが星座?」と聞くようになってきた。


ある日、聞かれたときに丁度オリオン座が良く見えたため、説明。

縦に3つ星が並び、周囲を4つの星が囲む、と言う形はわかりやすい。

説明を聞いていた、3歳の長女にもわかったようだ。


これから数日、毎日のように「星三つ見えた!」と子供たちが喜んでいた。




じゃぁ、これは良い機会だ、ということで、洋光台の子供科学館へ。

行くのは10年ぶりだぁ、と思っていたら、名前が「はまぎん こども宇宙科学館」に変わっていた。そういえばネーミングライツが話題になっていた気がする。


内容も変わったのかな、と思っていたら、ほぼ変わらず。

ただ、以前は内容に「雑多」な印象があったのだが、全てを「宇宙」テーマで無理やり統合したことにより、楽しみやすくなっている。見せ方って重要ね。



最初にプラネタリウムに入って星座を見せよう、と思っていたが、上映開始まで少し時間がある。

ミュージアムショップに入ったら、何も見る前から「これ欲しい」とお土産を物色し始める。

帰りにもう一度見ようね。




プラネタリウムは長女には暗くて少し怖かったらしい。

次女(1歳8ヶ月)は、僕の膝の上で寝ていた。


しかし、星座に興味を持っている長男は大満足。

そのまま、最上階から順に見てまわる。


長男には全ての展示が面白いようだが、長女には退屈なものも多い。

ゲームのルールも理解できない年齢なので、難しい理論をゲーム仕立てで解説したものでも、面白くないんだよね。



でも、3階の「宇宙トレーニング室」は子供全員大喜び。

トレーニング室、って名前になっているけど、つまりはアスレチックだ。

ボールを転がして遊ぶ巨大おもちゃ(趣旨は重力の実験なのだけど)などもあって、多くの子供がここに長時間滞在する。


余りにも子供たちが離れようとしないため、昼時だったのをいいことに「ご飯食べに行こう」と誘い、1階のカフェスペースへ。




値段の割には量が少ないハンバーガー類を食べ、カフェを出たところでは、期間限定の科学ワークショップをやっていた。

いろいろな「科学おもちゃ」が置いてあり、希望するものをどれか一つ、作ることができる。


長男はスライムに興味を持った。

いろいろな色が置いてあって、どれがいい? と聞くと「これとこれが…」と数色選ぼうとする。

どれか1色、といわれて薄紫を選んだ。


で、長男が色を選んでいたら、なんだかよくわからないままに長女も「私はオレンジ!」と選ぶ。

そんなわけで2人ともスライムを作ることに決定。



洗濯糊に食紅を入れて混ぜ、さらにホウ砂の飽和水溶液を混ぜる。

あっという間にどろどろに固まった。スライムの完成。


「1日くらい置いてからのほうが、スライムらしく遊べるようになります」と説明を受ける。


後で遊んだら、いわゆる「スライム」よりも固めの出来だった。

日本人のスライムのイメージは、ドラクエの「ぷよぷよしたやつ」なので、固めがウケるのかもしれない。




地下2階には巨大な「ロボット」がいて、内部は滑り台になっている。

子供たちは、またここで大はしゃぎ。


ここにある、レール上をボールが転がる「芸術作品」…以前に来た時も感心したのだが、よくできている。

でも、この作品のすごさは子供にはわからないようだ。釘付けになってみているのは、主に大人。



最後に、見ていなかった2階へ。

ここにはパソコン体験コーナーがある。



…小学生の頃、まだできたばかりの「こども科学館」では、ここに FM-7 や PC-6001 が置いてあり、ゲームが動いていた。

子供たちがたくさんいて、順番待ちしないと遊べなかったっけ。


でも、今はそんな無法地帯ではない。

パソコン体験、と言っても、「室内だけ」で送受信できる、特殊なメールごっこ遊びができるようになっているだけ。

余り人気が無いようで、閑散としていた。パソコンが珍しくない世の中では「体験」程度の遊びではこどもの興味を引かないのかも知れない。



ところで、開館当時に発行された雑誌を今でも持っている。

そこでは、「横浜こども科学館」が、当時のこども科学館としては珍しくパソコンを大量に導入していることや、館内案内に NAPLPS を採用していることなどが、誇らしげにレポートされている。

なんというか…いや、個人的に懐かしいだけ。




最後にミュージアムショップへ。


最初には車のおもちゃ(太陽電池とモーターで動く。一応電気の実験)が欲しいといっていた長男は、星座早見盤付の星座の本を購入。


長女はなぜか恐竜のシールブック。恐竜なんて興味ないし、宇宙科学間には化石などの展示も無かったし、別のシールブックもあったのに、なぜかこれがいいの一点張り。

しかも、次女のお土産も「一緒のやつ買お? ね?」と次女に強要し、恐竜シールブックを2冊購入。

(まぁ、次女はなんだか判らないなりにシールで遊んで喜んでいるの良いのだが)


数時間で帰る予定だったのだが、丸一日遊んでいた。遅くなったので夕飯も外食。

そして、家に帰ったら「面白かった! 明日も行きたい!」と、長男と長女で口々に言っている。


明日は無いと思うが、そのうち科学館めぐりをすることには異論は無い父である。




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