買い物に行ったら、見慣れぬタバスコが売られていた。
タバスコ・チポートレイというらしい。
説明によれば、ハラペーニョ(唐辛子の一種)を燻製にしてから漬け込み、醗酵させて作るタバスコらしい。
妻は辛いものが好きで、高校時代はタバスコのファンクラブ(そんなものがあるのだ!)にも入っていたくらい。
このタバスコを見て、購入即決。
クリスマスはまだ先だが、今日は休日だと言うこともあってクリスマス気分。
夕食は酒でも飲みながら、ハッシュドポテトにローストチキンなど…と、まったくクリスマススタイル。
で、ポテトにチポートレイをかけてみる。
なかなか味わい深い。もちろんタバスコなので辛いのだが、どこかで食べたことのあるうまみがある。
チキンにかけてみる。もともとチポートレイは肉に合うソースだそうで、こちらのほうがより味がわかる。
これは何の味だろう、と考えてわかった。
自分で食パンで作る、簡単なピザトーストの味だ。
ピザではなく、ピザトーストが食べたくなることがある。
急に食べたくなるので、家の有り合わせの材料で作る。
この時に作るソースは、ケチャップをベースとして、ウスターソースが少しと砂糖が少し、すりおろしたニンニクと、隠し味に醤油が少しあるといい。
これをパンに塗り、あとは水にさらした玉葱、ピーマン…それらが無ければありあわせの野菜と、ありあわせの加工肉を乗せる。
そして、これだけは欠かせないシュレッドチーズ(野菜や肉は、極論すれば無くてもいいのだ!)を載せて焼けば出来上がりだ。
で、チポートレイはこの「ありあわせピザソース」の味がする。
もっと言ってしまえば、これは多分醤油の香りだろう。
タバスコの成分と醤油の成分が非常によく似ている、というのは昔からよく指摘されているところ。
そう考えれば、別にタバスコに醤油の香りを感じてもおかしくない。
でも、通常のタバスコよりも「ちょっとだけ」醤油っぽさが増えただけで、日本人には非常になじみのある味になる。
もっとも、タバスコが日本でよく売れている(日本は、アメリカに次いで2位のタバスコ消費国だ)理由は、「醤油に似ているから」だろうとは言われている。
ピザトースト、結構好きなのでその味が気軽に、と思うとなかなかうれしい。
しかし、やっぱりタバスコ。そのまま味わうには辛すぎるし、料理に少しかけるくらいではピザの味にはならないんだよね…
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