クリスマスイブ 2002-12-25 00:21:22 歯車
もう日付けがかわったが、クリスマスイブ。
昨日に続き暦ネタ。(歯車ページにあるように時計は好きだが、暦も結構好き)
キリストの誕生日は 12/25 とされているわけだが、なぜその前日の 24 日の方が盛大に祝われるのか?
今では、一日は深夜0時に始まると考えられている。
しかし、正確な時計のない昔においては、深夜0時を知る方法なんてなかった。
自然と、一日の始まりは、別の分かりやすい区切りとなる。
日本では日の出が一日の始まりだった。
西洋では、日没が一日の始まりだった。
だから、12/25 というのは、今でいう 24日の日没から始まる。
その最初の食事で、キリストの誕生を盛大に祝うのだ。
昨日のネタを書いた後、妻から「ハロウィンも冬至のお祭り」という指摘があった。
昼が生の世界で、夜は死の世界という考え方は世界各地にある。
一年で最も夜が長い、つまり「死の世界に近付いている」冬至の頃に、死者がよみがえっていたずらをするというのが「ハロウィン」だ。
だから、これが冬至のお祭りだという指摘は正しい。
そんなわけで、11月末から2月上旬にかけての行事は、ほとんど「冬至のお祭り」が起源となっていると考えてもいい。
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