2018年12月30日の日記です


1998年のそのほかのゲーム  2018-12-30 12:09:10  業界記

一応、公式に 1998年に AM1件のゲームとしては、ここまでに紹介したもののほかに


・わくわくしんかんせん

・スキーチャンプ

・ダイナマイトベースボール NAOMI

・ストレスバスターズ


が発売されたことになっています。


どれも、横目で見ていた程度には知っているのですが、それほど覚えていません。

だから紹介できなかったのだけど。




スキーチャンプは、SEGA SKI Super G / SEGA WATER SKI の特殊筐体を使ったコンバージョンですね。

Model3 になっています。


ダイナマイトベースボール NAOMI も、ファイナルアーチから続くポリゴン野球のシリーズ。

1995年にファイナルアーチ、96年にダイナマイトベースボールとして作られ、97年には「ダイナマイトベースボール97」、そして98年に対象基盤を NAOMI にした「NAOMI」が作られています。


野球ゲームって、結構時事ネタの部分があって、選手データとか毎年入れ替えないといけないのね。


ストレスバスターズは、タタコットの仕組みを使ったものではなかったかな、たしか。

画面がタッチパネル…というか、衝撃感知する仕組みになっていて、ポカポカたたいて遊ぶ。



というわけで、残すは「わくわくしんかんせん」だけなのですが…

記憶にございません。


わくわくシリーズは、初期のころは AM1研で内製していたのですが、途中から先は外注とかではないのかな。

新幹線に限らず、記憶にないの多いから。




ぼくの書ける「業界記」はほぼ終わりで、1999年の年頭にはセガを辞めています。


なので、このころ開発していたゲームで、記憶に残っているものも書いてしまいましょう。

(まだ開発中だったので、発売は 1999年中になります)


▼救急車


ハーレーダビッドソン&L.A. ライダーズのシステムを使ったゲームです。


ハーレーでは、当時としては画期的だった「街を丸ごと作りこんで、自由に走る」というゲームを実現しました。

しかし、「自由に走る」ということと、レースゲームの相性が良くなかったのも事実。


そこで、同じシステムでもっと相性の良いゲームはないか、と考えられたのが「救急車」です。

街のに急発生した病人・ケガ人を迎えに行き、受け入れてくれる病院まで搬送します。


これで、急に示された街の中の「どこか」に向けて、自由な経路で走り回ることの必然性が生まれました。


先日も書いた「消防士」とともに、職業シリーズということになっています。



▼AIRLINE PILOTS


Wing War は「飛行機を自由に飛ばせるゲーム」でした。

一部で評価が高かったものの、自由に飛ぶ、というのはゲームとしては、とっつきが悪く、あまり売れませんでした。


そこで、単純にシューティングゲームとして作られたのが Sky Target


しかし、3D だと嘘をつきづらい部分があり、シューティングゲームとしては爽快感に欠けた。

こちらもあまり売れていません。



売れないのが続いたから終わりになるか…というとそんなことはなくて、飛行機路線での開発は続きました。

そして、作られたのが AIRLINE PILOTS です。


自由に飛ぶのが無理、シューティングが無理なら、ある程度ガイドが示された中を飛べばいい。

…ある意味、「TOP LANDING」ですよね。技術が進んでリアルさは増しましたが。


これも、職業シリーズ、ってことになっていたはずです。

それぞれの開発は別々の理由で始まっているのだけど、販売戦略上シリーズということでまとめたのだと思います。




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