2018年10月の日記です

目次

01日 台風24号
06日 WEBページの検索順位をあげる方法(1/2)
06日 WEBページの検索順位をあげる方法(2/2)
09日 イグニス納車
09日 イグニス練習
11日 停電
15日 UPS切り替え
15日 オーシャンハンター
16日 【訃報】ポール・アレン
19日 機材管理
22日 NAOMI
28日 JAMSTEC横浜一般公開日
29日 イグニス・一か月点検


台風24号  2018-10-01 11:26:21  コンピュータ 住まい 家族

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まずお詫び。


今朝未明、深夜1時40分ごろから、今朝7時20分ごろまで、当ページのサーバーが死んでました。



で、原因。

台風 24号は昨夜深夜に神奈川県に最接近し、大規模停電を引き起こしました。

我が家も停電しました。


停電は、深夜 0時半ごろに2分程度、その後復旧しても、再度2分程度の停電。

たしかもう一回くらい短い停電があった気もしますが、ともかく最終的には長期停電に入りました。


おそらくそこらじゅうで架線が切れ、そのたびに経路が切り替わって復旧、を繰り返したのだと思います。

ついにうちに通電する経路がなくなったのだろう…と想像しましたが、だからと言ってどうしようもない。


念のためにサーバーシャットダウンするか考えましたが、主に閲覧用のサーバーです。

書き込みが多くないなら、急に電源が落ちても被害は少ないはず。ジャーナルファイルシステムだし。


というわけで、ほっときました。



短い停電は、UPS (無停電電源装置)の働きで影響が出なかったのですが、さすがに長期停電は無理。

けっこな時間アラート音を響かせ、さすがにもうだめだ、と音が変わり、最後に電源断を知らせる音(断末魔)になって、静かになりました。


で、やっと静かになったので寝ました。



サーバーのログを見ると、1時40分ごろの動作を知らせるメッセージが最後でした。

なので、停止もそのころです。




朝5時半に起き、枕もとのスマホの充電状態を見て、まだ停電が続いていることを確認します。


停電の情報を調べよう…と思い、「神奈川」まで入れたら、Google さんが「神奈川 停電」とサジェスト。

サジェストされるくらい、大変なことになっている?


神奈川県全域で、17万戸が停電中だそうです。

あまりにも停電戸数が多いので、復旧にどれくらいかかるかは不明、とのこと。


起きてまずとった行動は、水を汲むことでした。

我が家は災害に備えて、30本くらいのペットボトルに水を汲み置きしていますが、普段から使うローリングストックです。

この時は、この数日で使った10本くらいが空でしたので、これに水を汲みました。


水道は、ポンプで水圧をかけていないと水が出ません。

このポンプは、通常は送電される電気で動いていますが、緊急時にも水の供給ができるように、水道局には非常用電源も備わっています。


でも、停電が長引いた場合はどうなるかわかりません。それが水を汲んだ理由です。




今日は中学生の長男は休みですが(理由は後述)、小学校はあります。

電気がないと料理はできませんが、幸い、食パンの買い置きがありました。


最悪の場合、これで朝ごはんにできます。

しかし、そもそもそんな大変な状況だと、休校になる可能性もあります。



庭に出ます。

自転車が全部倒れているのは、想像通りで問題ありません。


昨夜は想像を超える暴風雨だったので、わずかに開けてある車の窓から雨が入っていないか心配でした。

(日差しで車内が蒸れないように、ほんの少しだけ窓を開けているのです)


しかし、さすがにそれはありませんでした。


どの程度の雨か、実験してみようと思って置いといたバケツは、風で転がっていました。

雨は降るが風が当たりにくいような場所に置いていたのですが…


一晩立ったら雨水が満杯に…って予想していて、昨晩暴風になる前に、ある程度溜まっているのを確認していました。

水が入っているバケツを、風当たりが強くないところでひっくり返すのだから、暴風の強さがわかります。



で、庭にはさしたる被害なし。

朝刊が来ていたので取って室内に戻ります。


明け方なので室内は暗いです。当たり前ですが電灯はつきません。

窓から入る光で新聞を読んでいたら…


ピピッ て電子音がして、いろいろな家電が動作を開始します。

時計を見ると、6時25分ごろ。どうやら停電から復旧したようです。




そこからすぐに、サーバーの電源を入れに行きました。

普段サーバーにはディスプレイを接続していないので、十分な時間を待ってからアクセスしてみます。


…アクセスできません。


なにかトラブルが起きているようだ。ディスプレイとキーボードを接続してみます。

なんか、起動中に止まっているようだな。


リセットしてみます。

しばらくして、再起動に成功しました。


これは、家庭内用のサーバー。

仕事の実験などで使っているほか、家庭内の DNS などを受け持っています。

DNS が動き始めたので、家庭内の LAN が使えるようになりました。


でも、もう一台の公開用サーバーがリセットを繰り返しても起動しない。

なぜか、ディスプレイを接続しても画面が出ない。壊れたか?




仕方ないので一端リビングに戻ります。

7時15分。小学校あるから、子供に朝ご飯作らなくちゃ。


そしたら妻が「私朝ご飯作るから、サーバー復旧しておいでよ」と言ってくれました。


サーバーの前に戻ると、LAN のアクセスランプがちかちかしていました。

さっきは点いてなかったのに。


アクセスしてみると、問題なくアクセスできました。

ただ起動に長い時間がかかっていただけらしい。

fsck でも走っていたのかもしれません。



というわけで、サーバーは朝7時20分ごろには復旧しました。





さて、時系列がおかしいけど、昨日昼の話。

最初のほうに書いた、長男の中学校が休みの理由です。


長男の中学では、この週末文化祭でした。

金曜日は、文化祭行事の1つである、合唱祭。

小さいとはいえコンサートホールを借りて行うものです。


金曜日は、小学校はお休みでした。前週の土曜に運動会をやった、代休です。

そこで、この合唱は家族で見に行きました。(長男のクラスの部分だけですが)



土曜日は、文化祭の準備。そして日曜日は文化祭。

こちらも一般開放されるので、やはり家族で見に行きました。



で、この日曜日が問題なのですね。

台風が来る、とわかっているので、延期する場合と、延期はしないが時間短縮する場合の2通りの「特別スケジュール」が予定され、詳細は当日朝の判断まで引っ張ることになりました。


で、当日は「15時までの予定を13時までに繰り上げるが、決行」という判断に。


ところが、朝方降っていた雨はやみ、文化祭が始まる9時ごろには空は晴れます。

そのまま良い天気は続き、むしろ暑いくらいで…



内容は去年と同じく中二病で楽しかったです。


ちなみに、長男は自然科学部で、調べたものをポスター展示。

昨年は何かキノコ調べてたのだけど、今年は珍しい鳥を調べてました。


去年のキノコは、猛毒を持つものだったらしい。そして今年の鳥も猛毒を持つ鳥。

そうか、長男の興味を持つキーワードは、「猛毒」か。


…普通に調べものしてるな、と思ってたけど、長男もちゃんと中二病でした。



いい天気は、終了する13時まで続きました。


これなら普通にやっても大丈夫だったのでは、と思いますが、それは後知恵。

大型の台風が来ているのは事実ですし、早く切り上げた判断は正しいと思います。




この穏やかな天候は、18時ごろまで続きます。

台風だから、と冷凍コロッケを買ってきてあったのに、全然台風らしい気候ではない。

コロッケは揚げておいしく食べましたけど。


#いや、そもそも台風コロッケってそういうことではないだろう。



で、案外大丈夫だなー、って思っていたら、22時ごろから急に暴風雨になり、最初に書いた事態となるわけです。


ちなみに、雨雲レーダー画像をしょっちゅう見てましたけど、我が家のある鎌倉市付近がたまたま大丈夫だっただけで、神奈川県でも平塚のほうなどは凄い雨降ってました。



#当日 21時ごろ追記。

 神奈川県内はいまだ6万件以上の停電が続き、特に鎌倉の隣、藤沢ではいまだ 9200軒が復旧していないようです。

 鎌倉市でもいまだ 600軒が停電中。

 我が家は早朝に通電して助かりましたが、大変な台風でした。


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WEBページの検索順位をあげる方法(1/2)  2018-10-06 17:55:37  コンピュータ

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さて、先日夏の旅行記をまとめたのだが、この中に JS オートレンタカーという章がある。

伊豆大島で車を借りた、レンタカー屋さんだな。


このレンタカー屋さん、3か月前にオープンしたばかりで、まだあまり知られていない。

知ってもらう手段として WEB ページを作っているのだが、そもそも検索されない。

Twitter とフェイスブックで、何かしらの情報を毎日書くようにしているのだが、人が来ないという。


で、ページを検索上位に持っていくコツを話したのだけど…


旅行記には会話内容を書かなかった。旅行と関係ないから。

それどころか、その時実際話した内容も、時間がなくて全然詳細を教えられてない。



そこで、ちょうどいいケーススタディーとして、検索上位を目指すための方法を書いてみようと思う。


ただし、僕はSEO専門家ではない、と最初に断っておく。

SEOって、「検索エンジン最適化」の略語ね。検索サイトで、自分のページを上位に持ってくるテクニック。


僕はある程度 WEB 関連の仕事もしているし、SEO関連の知識も人よりあるとは思うが、素人にすぎない。

もしかしたら細かな話は間違えているかもしれない、と覚悟しておいてほしい。




まずは一般論から。


ここで言う検索エンジンとは、現状ではほぼ Google だ。

実際には他にもいろいろあるのだけど、使用頻度のシェアで Google が 3/4 を占めている。


そして、残りの 1/4 は、Google の「発明」した方法を真似たものだ。

各社工夫を凝らし、少しづつ違う特徴を持ってはいるものの、基本的な概念は変わらない。


ここでは、各社ごとに少しづつ違う特徴の部分まで踏み込むつもりはない。

また、Google ですら、時々細かな部分の計算方法を変える。これにも踏み込むつもりはない。


なぜなら、それらの部分に踏み込むのは、手間のわりに効果が少ないからだ。

目指すのは「今よりも検索されやすくする」ことであり、「世界でトップクラスを狙う」ことではない。



また、検索されるにしても、「どのような目的で検索されたいのか」という問題がある。

単に検索されやすくするのではなく、検索してきた人に対して何をやりたいのかによって、手法が細かく異なるのだ。


商品を売りたいECサイトなのか、記事で人を集めて広告収入を狙うサイトなのか、WEB 自体を広告媒体としたいのか。

商売っ気抜きにして、趣味で作ったサイトを見てほしい、という需要だってあるだろう。


最初にケーススタディーと書いたのはそのためで、目的を決めないと話が発散してしまい、無意味になるのだ。

ここでは伊豆大島のレンタカー屋さんとして、伊豆大島への観光を考えている人にお店の存在を知ってほしい、というのを最終ゴールと考えてみる。




▼検索され、読んでもらう


検索上位に来るためには、まず検索されなくてはならない。当たり前の話。

まずは、ここから考えていこう。


そもそも、検索エンジンは何をやっているのだろう?


「伊豆大島 レンタカー」と検索した時、検索エンジンは、伊豆大島のレンタカー屋さんを探しているわけではない。

単に、検索に使われた単語を含んでいるページを探しているだけだ。


逆に考えれば、検索に使用された単語を含んでいないページは、検索しても表示されない。

検索されるためには、多くの単語を含んでいるページを作る必要があるんだ。



文章を書くというのは大変な作業で、苦手としている人も多い。

だから、そもそも短い文章しか書けない Twitter とか、写真だけでいい Instagram とか、「文章を書かずに」交流できるサイトが流行する。


でも、多くの人に検索してもらうための武器は、文章なのだ。

文章をほとんど含まないページは、検索してもらえない。

文章が長ければ、そこに含まれる単語の種類も増え、より多くの検索に引っかかる。


◎長い文章を書こう



検索エンジンのプログラム的にはともかく、長すぎる記事は読みにくいのでは…という考えもある。

ほんの数年前は、だから記事は短いほうが良い、とされていた。


しかし、今はこの考え方は間違っているとされる。

検索エンジンは、やっぱり文章を相手にしている。長い文章のほうが検索されやすい。




とはいえ、どんなに長い文章を書こうとも、ありとあらゆる単語を含むことなんてできない。


そこは、文章の数でカバーしよう。ここでは、文章の数を「記事数」と表現することにする。


たくさんの記事を書けば、WEB サイト全体として使われる単語の数は増える。

多くの記事があることは、もっと重要な別の効果をもたらせてくれるのだけど、これはまた後で書こう。


◎たくさんの記事を書こう




もう一つ、大切なポイント。


検索エンジン最適化、なんて言っても、最終的に文章を読むのは人だ。機械ではない。


順位を上げるために、なんて小細工した文章は読みづらい。

誠実で読みやすい文章を心掛けるべきだ。



文章を読む人を想定して、その相手に伝わるように、情報を整理して書くこと。


読む人の想定って、結構大切。

伊豆大島に観光旅行に来る人、という想定をしただけでも、「観光客だから、大島のことに詳しくない」という前提が出来上がる。


じゃぁ、観光地の場所を教えても、土地勘がないからわかりにくい。

バスなら待ち時間含めてどれくらい、車なら街から何分くらい、ということも書くと、観光地に行ってみるかどうかの判断基準になる。


(ついでに、レンタカー借りたほうがいいよ、ってアピールもできるかもしれない)


情報を整理するというのは、こうした「対象読者に向けての」情報整理だ。

観光客だから必要な情報もあれば、観光客には不要な細かすぎる情報もある。

何が必要で、何が不要かを吟味しないといけない。


とはいえ、考えていても始まらない。一度文章を書いてみることだ。

そして、一回書き上げたらその文章を破棄して、もう一度書く、くらいの心構えだと良い文章が出来上がる。



文章を書きあげるって、自分の中で情報を整理しているということなのね。

でも、そこで書きあがった文章って、情報を整理しながら、同時に伝え方も考えていたものなので、実は出来が悪い。


もう一度書くと、頭の中で整理できている情報を、今度は「どう伝えよう」ということだけに集中できる。

こちらのほうが良い文章になる。


実は、さらにもう一度書くと、伝え方も決まった後なので、テンポよく読める文章にしようとか、また別の部分を改良できる。

書くたびに良い文章になる。


◎想定読者を決めて、その人に伝わるように情報を整理しよう




▼ページランク


では、検索に引っかかったとして、どうすれば上位に表示されるのだろう?

ここからいよいよ、上位表示のための話になる。


Google では、すべての WEB ページに、「ページランク」と呼ばれる点数をつけている。

これは順位を出すうえでの指標の一つに過ぎないのだが、とても重要な指標だ。

ページランクを上げることが上位表示の方法の一つになる。


ちなみに、ページランクは内部的な情報であり、現在非公開だ。

ページランクを上げるといっても、どのように上がっているかを確認する方法は、ない。



では、どうすればページランクが上がるのか。

これは、ある種の人気投票になっている。


投票権を持つのは、Blog などの WEB ページを作成している人。つまりは「情報発信」する能力のある人。


情報を受けるだけの人と、自分でも発信する人は、観点が違う。

発信する側の人は、情報をまとめることの難しさを知っている。


そして、それらの人が「良く情報がまとまっている」と思ったページに投票する。

投票方法は、自分が作っているページから、ほかのページをリンクすることだ。


リンクされる、というのが「投票された」ということで、ページランクが上がる。


ちなみに、リンクは1つ1票ではない。

ページランクが高いページからのリンクは得点が高く、低いページからのリンクは得点が低い。


ページランクが高いということは、多くの人が「良く情報がまとまっている」と感じているページだ。

作っている人の審美眼が高い、ともいえる。


そして、審美眼の高い人が選んだページというのは、それだけ良いページだと考えられるのだ。




リンクは HTML の基本的な機能だ。

HTML とただのワープロ文章の、決定的な違いだといってもよい。


だから、WEB ページにはリンクがたくさん使われている。

これを「投票」と考え、良質な文章を探す手掛かりにしよう、という発想。



実際の検索結果の表示位置は、ページランクだけでなく多くの要因によってきめられている。

しかし、ページランクは最も重要なものだ。



▼リンクを得る


ページランクを上げるのにリンクが必要だということはわかった。

では、運よくリンクされるのを待つ以外にないのだろうか?


まずは、自分のページから、自分のページをリンクしよう。

WEB サイトには、複数のページがある。そのページ間でリンクを作るのは自分でできることだ。


特にリンクを作らなくても、Wordpres などの CMS を使っていれば、トップページや各コーナーへのリンク、時系列で前後の記事へのリンクなどが作られるだろう。

しかし、それだけでなく、記事中でも関連記事などへのリンクを作るように心がける。


先に「たくさんの記事を書こう」と書いたが、それらの記事それぞれが投票権を持ち、サイト全体のページランクを上げることができる。

機械的に作られたリンクは票を均等に配分してしまうが、記事中のリンクにより濃淡を作ることができる。


多少なりともページランクが高くなった記事は、検索などで上位に表示されやすくなる。

そこが足掛かりになって、サイトに人が来てくれれば、外部からのリンクをもらうチャンスも増える。


◎自サイト内でのリンクを活用しよう




Google はちゃんと「サイト」を認識していて、同一サイト内でのリンクではそれほどページランクが上がらない。

これを「内部リンク」と呼ぶことにする。


他のサイトからリンクをもらった場合は、「外部リンク」だ。こちらのほうがページランクを上げる効果が高い。


サイト内のどこかのページが、外部リンクをもらったとする。

そのページはページランクが上昇するだろう。


すると、そのページからのリンクの価値は高くなり、内部リンクによりサイト内の他のページもページランクが上がる。

つまり、外部リンクをもらうと、もらったページだけでなく、周囲のページにまで波及効果が及ぶんだ。



ところで、SNS では自分のプロフィールを書くことができ、WEB ページの URL にリンクすることもできる。

こういう、自分で作り出せる「外部リンク」も活用すれば…と思うかもしれない。


実は、これはできない。

SNS や掲示板を提供している各社と、検索エンジンを作成している各社は、協議して「ユーザーが作ったリンク」を明示する方法を決めた。

こうしたリンクは、検索エンジンにはリンクとして認識されない。


そうしないと、気軽に自分に向けて外部リンクを作れてしまい、不正な順位操作が行われるからだ。

SNS への投稿に URL を入れた場合も同様だ。見た目の上ではリンクが出来上がるが、検索エンジンとしては外部リンクとみなさない。


SNS を使って宣伝…というのはよく聞く文句だし、間違っているとも言い難いのだが、検索上位を狙う、という点においては効果は低い。


◎ SNS には検索順位を上げる力はない




一般には、サイト内部でのテーマを絞り込むことが大切、ともされている。


記事を読んでくれた人がいたときに、同じテーマの記事がたくさんあれば、そちらも読んでくれるかもしれないから。

それで情報の宝庫だと感じれば、リンクしてくれるかもしれない。



…とはいえ、Wordpress とか使っていれば、適切なタグ・カテゴリづけで関連話題は簡単に探せる。

テーマは絞ったほうが良いかもしれないが、あまり窮屈に考えないで、書きたいことを書いてもよいと思う。


◎テーマは絞ったほうが良いが、窮屈に考える必要はない



ちなみに、広告収入目的で WEB ページを作ろうと考えている人は、テーマをちゃんと絞り込むこと。

窮屈に考える必要がない、というのは、広告収入目的ではない前提だ。


SEOとは違うので詳細は書かないけど、広告システムはサイトの内容に合わせた広告を出す。

テーマがしっかり絞れていないと、場違いな広告が出て、当然読者の興味を引くことができず、収入に繋がらない。



話が結構長くなってきたので、いったんここで区切ろう。


つづき



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WEBページの検索順位をあげる方法(2/2)  2018-10-06 17:58:07  コンピュータ

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検索上位を目指すための WEB サイト作りの話、の後半。


前半記事では、そもそも検索とは何か、何をもって順位を決めているのか、などの話をした。

基礎知識としてはそれで十分なのだけど、概念だけではわかりにくいので、ここからケーススタディに入ろうと思う。



▼当サイトの場合


まず、実例としての当サイトだ。


はっきり言って、検索順位はそれほど高くないので、偉そうなことが言える実例ではない。

とはいえ、「個人が趣味を書きなぐっているだけのサイトとして」という但し書きをつければ、結構悪くないと自負している。


非常に古くから作っているページなので、サイトの作りそのものが、検索エンジンに最適化されていない。

だから、今から Wordpress などで同じようなページを作る人がいたら、もっと上の順位を狙えるだろう。



…と言い訳しながら書くが、現在の当サイトのページ数はおよそ 2000。

22年やっているので、平均して4日に1記事は入れ続けてきたわけか。

飽きずによく続けたな、自分。


そして、本来のメインコンテンツである「古いコンピューターの話題」は、全く人気がない。

いいんだよ。自分の趣味で書きたいだけなんだから。


比較的人気があるのは、料理ページ、旅行記ページ、日記。

日記は雑多な内容を詰め込んでいるのでさらに細かく書くと、人気があるのはやはり旅行記と料理。

それとコンピューター雑学。今書いている、検索エンジンの順位を向上させる方法というのも、コンピューター雑学だな。


見事なまでにバラバラのジャンルで、検索エンジン対策としては良くない。

まぁ、広告収入を目指して作ったページではないので、あまり気にしていない。




当サイト、記事がやたら長い。


長すぎるページは読者が飽きてしまう。

文章は 1000文字~2000文字程度でまとめよう、とされていた。


しかし、今では常識が変わっている。

2000文字は最低ラインで、長くしたほうが良いとされる。僕にとっては追い風だ。


でもね、実のところ、長さは問題ではない。

みんな、そもそも関係ない「長さ」を気にしているから迷走するのだ。


重要なのは、読んだ人が感心してリンクをくれるかどうかだ。

この基本に戻って考えよう。


短くても人の心を打つ文章は書けるし、長くても苦も無く最後まで読めて面白かった! と言える文章もある。



実際のところ、短い文章を書くというのは難しい。センスが必要とされる。


星 新一 をご存じだろうか。短い文章で楽しませる小説形式、ショートショートの名手だ。


2000文字というのは、その作品群の中でも短い部類に入る。

センスあふれる人でも、2000文字では厳しいのだ。


僕はそんな才能はないので、長い文章を書く。


文字数ではなくて行数で考えているのだけど、200行が目安。

これを超える文章はさすがに長い。調べると、大体 6000文字のようだな。


どうしても200行では書ききれない場合は、複数に記事を分割する。

ただ機械的に分けても意味がないよ。分割するときは、話題が変わる部分で記事を分けるようにするんだ。


この記事の場合も、2つに分割している。

前半が仕組みの話で、後半が具体論だ。


過去には4つくらいに分けた記事もあるのだけど、その記事は今でもよく読まれる人気記事だ。




乏しい経験則から、人気の出る記事のパターンをいくつか書き出してみよう。


まずは、個人の体験を書いた記事。

僕のサイトだと、


大人がヘルパンギーナにかかると

失敗しない焼きメレンゲ

スパリゾート・ハワイアンズに行きたい人へのまとめ


このあたり。


1番目は、ちょっと珍しい風邪をひいたので、病状変化をまとめてみたもの。

2番目は、ごく普通のお菓子のレシピなのだけど、失敗しやすいポイントを詳細に解説したもの。

3番目は、家族旅行記。ただし、旅行記とは別に、旅行先の施設の様子を細かくレポートしている。


お菓子のレシピが「体験」なのかと思われるかもしれないけど、作るのが難しくて何度も失敗したからね…

大抵、レシピっていうのは成功する前提で書かれているので、失敗体験をもとに書いてみた。



世の中、公式見解や客観的な記事はいくらでもある。

でも、そういう記事って、良い面は伝えても悪い面は隠していたり、失敗は隠して成功部分だけまとめていたりする。


情報としては半分欠けているわけだ。

本当に情報を求めている人は、悪い面も、失敗しやすいポイントも、包み隠さずすべてを知りたい、と思っていることが多い。


だから、個人の体験した、そういう悪い部分も含めて伝える記事は人気が出やすい。

これは僕のページでの経験則だけでなく、「クチコミマーケティング」と呼ばれて、重視されている現象だ。


◎主観的で、思い入れたっぷりな個人の感想のほうが人気が出やすい




次に、「自分が知りたかったのに、検索しても出てこなかった」情報。

実は、上に書いた3つとも、これにも当てはまる。


1番目は、風邪をひいて辛いから情報を探しても見当たらなかった。

2番目は、お菓子作ろうと思ってレシピを調べたが、いい加減なことを書いてあるページを多数見かけた。

(にもかかわらず、それがいい加減であることに気づかずに従い、失敗した)

3番目は、子連れ旅行で準備が大変なので調べたのだが、知りたいことを書いてあるページがなかった。


そのあとで自分が体験したり、正しい理解にたどり着いたりしたので、記事としてまとめたものだ。


どこにも情報がなければ、自分の書いた記事が唯一の情報源となり、重宝される。

自分が苦労して解決したことは、必ず誰かの助けになる。


まぁ、どの程度の人の助けになって、どの程度のリンクをもらえるかはわからないのだけど。


◎探しても見つからない情報は狙い目




自分が知りたかったのに、というのは、言い換えれば「疑問を持つ人がいた」ということだ。

誰かが疑問を持ったなら、同じ疑問を持つ人は他にもいると思っていい。


というわけで、「人が質問していたことに答える」というのも、人気が出る記事のパターン。


ボタンの左右位置

ファミコンの詳しい話

ファミコンの画面について


この辺りは、質問に答えたものが、その後も人気を維持しているページ。


ファミコンの話が2つあるけど、1つめの後半部分が質問に答えて後から追記したもの。

それが人気があったので、調子に乗って派生させたのが、2つ目の記事。どちらも今でも人気がある。


僕はコンピューターが専門なので、質問に答えるのは、多くがコンピューター記事の雑学記事になる。

コンピューター雑学だから人気がある、ということではない。


誰でも自分の得意分野はあると思う。

その得意分野の記事を書けば、人が持っていない情報となり、人気が出るだろう。


◎質問が出たら、同じことを考えている人が多数いると思おう




あと一つだけ書いておこう。

これも自分の体験を書く、ということなのだけど、非常に高価なものを買った時の「人柱レポート」はそれなりの人気がある。


ただ、これらの記事は読まれることは多いものの、リンクされることは少ない。

そういった意味では、検索順位の向上効果は低いかもしれない。


#ページランクは順位を決める上で重要な指標だが、実は「検索結果の中で、最近よく読まれる記事」というのも検索順位を向上させる。


高価なものを買うときって、だれしも慎重になると思う。

すでに買って使っている人のレポートを読んでみたくなるのだ。だから人気が出る。


でも、それは比較検討のためであり、わざわざほかの人に教えてあげるようなことではない。

だから、リンクするまでには至らない。


僕のページで言えば


注文住宅建築記

新車購入


あたりが人気記事。

少し前は、スマホ P10 plus を購入した記事なんかも人気あったけど、後継機種の P20 が発売されてからは人気なくなりました。


新車購入も、先日書いたばかりの記事で、検討した最近の車種名が並んでいるから読まれているだけでしょう。

この手の記事は、しばらくしたら人気なくなります。そういうもんです。


◎人柱レポートは人気記事



失敗談なんかは特に人気。他人の不幸は蜜の味。

高価な買い物で失敗したなら、せめてウケを狙って元を取ろう。




▼ケーススタディー


では、最初に書いていた通り、伊豆大島のレンタカー屋さんのページ検索順位を上げる方法を考えてみる。


あくまでも、「僕ならこうする」というだけで、レンタカー屋さんに強制できるものでもないし、やってもらった時の結果も保証できない。



すでに、商売のための WEB ページは持っている。

CMS である Wordpress で作られたもので、記事を増やすだけで検索上位に来やすい状況は整っている。


でも、Blog 部分には記事が全然投入されていない。数件の「お勧め飲食店」の情報だけ。

そのほかのページも、店舗の位置やレンタルしている車のタイプ、値段などがあるだけ。


商売上の必要な情報は書いたから、ページとしては完成。

…ということだと思うのだけど、これでは検索順位が上がらない。



レンタカー屋さんによれば、宣伝のために SNS に力を入れている…とのことだった。

WEB のトップページには、Twitter / Facebook / Instagram の最近の投稿が並ぶ。


今は、SNS で日々のレンタカーの空き状況などを紹介している。

しかし、これは使い方としてあまり良いと思えない。


SNS は基本的に、近況報告のメディアだ。

短期間しか滞在しない観光客が、「毎日のレンタカー状況」を知るためにフォローするとは考えられない。

情報の出し方として筋が悪い。


さらに、すでに書いたように、SNS でどんなに人気を得ても、WEB ページを検索上位に押し上げる力はない。

毎日更新、という労力を割いているが、このままでは後に何も残らないように思う。



労力を使うのであれば、まずは後に資産が残る WEB ページに力を入れるのがよいと思う。

その上で余力があるなら、 SNS で WEB ページの宣伝をするといいだろう。

WEB ページを更新しましたよ、こんな情報書いてますよ、という内容なら、フォローして情報を得る意味が出るからだ。

(もちろん、日々更新する情報が良い内容だというのが前提だ)



商売はレンタカーなのだが、そこは一番最後。

WEB で宣伝につなげることはあってもよいが、SNS では控えめにしたほうが良いだろう。


多くの人にとってレンタカーは日常には使わないもので、その話をされても面白くない。


それでも、サイトの検索順位が上位になれば、自然に商売ページの宣伝にもなる。




Instagram の記事は、島内の観光地などのきれいな写真が使われていて、見栄えが良い。

写真は、ご自身…もしくは、近い知り合いの撮られたものではないかと思う。

同じ写真を探しても、インターネットには見つからないオリジナルのようなので。


せっかく持っているこれらの美しい写真を使い、WEB ページの Blog 部分で記事を増やすと良いだろう。


Instagram の投稿では、写真は載せているのに、その写真に対する説明が、ほとんどない。

あるのは、レンタカー屋としての宣伝と、関連しそうな語句をハッシュタグにしたものだけだ。


挙句、フォロワーから「どこの写真ですか?」なんて質問が来ている。


質問が来るというのは、その情報を欲しがっている人がいる、ということだ。

本文中にその情報を書いておくのが望ましい。




全体に、読者が想定されているように思えないのが、一番の問題だ。

読んでくれる人を想定して、その人に届くような文章を書かないといけない。


商売に結び付きやすいのは、「伊豆大島の観光客」だろう。


だから、観光案内をするつもりで、先に挙げた伊豆大島の美しい写真を使って、その写真にまつわる情報を書いていく。

お店の情報なら、どういう料理が中心で、平均単価がいくらくらい、お勧めのメニューは何か、などが欲しい。


読者を想定しただけで、ずいぶんと良い内容になるはずだ。



想定読者は、サイト全体で一貫する必要はない。

記事ごとに想定読者が決まれば、それで構わない。


当たり前の話だけど、レンタカーの紹介ページは、車を借りる人が想定読者だ。

値段やタイプだけでなく、車種や装備がわかればうれしい。


情報はとにかくありがたいので、装備が「ない」のであっても、隠さず書いておいたほうが良い。




基本が守れていれば、どんな内容でも気軽に書いてもよいと思う。


先に書いたように、なにが検索に引っかかるかわからないから。

多くのテーマを書いておけば、どこかで誰かからリンクしてもらえるかもしれない。


自分の趣味があるなら、積極的に書こう。

それが商売と無関係でも、自分のよく知っていることなら記事も書きやすい。



もっとも、どのような文章を書くかは商売の姿勢にもかかわることなので、強要はできない。


商売とプライベートをキッチリ分けたい、という商売人もいる。

それができていないような商売人は信頼できない、というお客さんもいる。


そういう人たちにとっては、個人の日記のようなことが書かれている商売のページ、というのは許容できないかもしれない。


僕は正反対のタイプで、人柄が見えている、人間臭い人でないと、裏で何を考えているかわからない…と警戒してしまう。

そういう人は商売人として信用できない。


まぁ、どちらに転んでも、ちゃんとついてくる人はいるし、その人たち相手に商売もできる、ということだけど。

ここは、やりやすいほうで良いということだな。




話としては、以上。


いわゆる「SEO対策」としては、もっと細かな技術的なテクニックも多数ある。


でも、しつこく書くが、基本はリンクをもらうことだ。

そして、リンクをもらうためには、読んだ人が感心するような、いい情報を提示することだ。


「良い文章を書く」ではないことを忘れないように。

つたない文章だって、人に情報を伝えることはできる。


「特別な情報」ではないことも忘れないように。

個人の体験とかが「いい情報」であって、国家機密のような特別情報である必要はない。



こうした基本を忘れなければ、WEB サイトは誰でも作れるし、そこそこ人気が出る。

「そこそこ」よりも上を目指すには、もっと努力が必要なのだけど。



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イグニス納車  2018-10-09 12:17:17  歯車 住まい 家族

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イグニス納車

9月末か10月頭には…と言われていた新車、昨日8日に納車となりました。

頭かな? 上旬ではあるけれど。


まぁ、9月中に間に合わせたかったのは、販売店側の決算の都合なので我が家としては問題はない。




一番懸念していた家への出入りだけど、まだ車の挙動に慣れていないので難しい。

購入記に書いたのだけど、我が家は狭いうえに角を曲がらないといけない道の先にあり、車をそこに入れないといけない。


回転半径は以前使っていたエブリィランディより大きいのだけど、実際の操作感としては、前輪は想像以上に角度がつき、急に曲がる感じ。

もっとも、前輪が急に動いても、後ろはただ、ついてくるしかない。その結果内輪差が大きく、おそらくここで回転半径が大きくなっているのだろう。


で、この内輪差のせいもあって、狭い角が曲がりにくい。

どうするかと言えば、曲がる前にできるだけ外側に出て、回転半径を大きくとるしかない。

まぁ、回転半径が大きいのだから当然の話。


あとは、どこでハンドルを切り始めればよいかとか、練習して慣れるしかないな。

また後で練習するつもりだけど、日中は仕事があるので…


といいつつ、夕方には子供の塾の送り迎えがあるので、日中どこかで練習しておかないとヤバい。




まだ少ししか乗っていない、ファーストインプレッション。


最初の印象に過ぎないので乗っているうちに違う感想になる可能性は重々ある。

それについては、数か月乗ってからまた記事を書こう。



あくまでも、エブリィランディと比較しての話になってしまう。

13年もエブリィランディに乗っていたからだ。


こちらも超マイナー車種なので、比較されても困るだろうけど。


エブリィランディって書くのが長いので、以下ランディとさせてもらう。


ランディって車は後継車種の名前になっていて、実際には日産セレナの OEM 車につけられている。


ただ、「エブリィランディ」は、軽ワンボックスのエブリィをベースとした小さな車だけど、日産セレナは全然違って大きい車だ。

なぜ全然違う車を後継車種にしたのかはわからないが、そこは勘違いしないでいただきたい。




乗り心地。

シートは固い、って色々な記事に書いてある。


ランディに比べれば全然そんなことない。乗り心地いい。

ランディって、軽トラみたいなもんだからね。


我が家的には、そのランディで、家族旅行で遠くまで走り回っている。

長距離ドライブに向かない、というのは事実なのだろうけど、あまり気にしない。


というか、ランディの場合は車自体が長距離向きではなかったのでね。

イグニスは、もう少し「走れる」車なので、長距離でも疲れないシートが求められるのは理解する。



そう、そもそもランディは、たくさん人や荷物を載せて、近距離を走るのに適した車だった。

エンジンパワーもなかったので、加速も悪かったし、坂を上るのがつらかった。


イグニスは加速もいいし坂でも当たり前に上る。

納車の際には、祝日で子供もいたので、全員でディーラーに行き、そのあと少しドライブして帰ってきた。


5人乗せていても、運転していてエンジンパワーの不安を感じない。

…これも、もっと「普通の車」に乗っていた人から見たらどうか知らないよ?


ランディみたいな車から見ると、はるかに快適だというだけだ。




中2の息子、小5と小3の娘、妻と僕の5人が乗っていたわけだが、当然後ろは子供3人が横に並んでいる。

7人乗れたので席が余っていたランディに比べて「窮屈だ」というのは子供の意見。

まぁ、これは当然だろう。座席に余裕がなくなったのだから。


「立って歩けなくなった」というのは長女の意見。

ランディは天井が高くて歩けたからね。


「窓が小さくなった」。これは、確かに。

天井が高いだけでなく、ランディは窓が大きかった。


でも、イグニスは窓の上下が狭くて、外が見づらくなった。

上下だけでなく、後ろ側の窓が後ろ側にも狭い。

荷物置きスペースの横には窓がない格好だ。


左右後方が確認しづらい、という不安を書いている記事も読んだな。

これに関しては、もともとランディは後ろに長かったため、左右の後方確認はドアミラーで行っていた。

問題なし。


そんなわけで、居住性に関してはランディよりも落ちている。

7人乗りと5人乗りで狭くなっているのだから、仕方ないよね。


でも、ランディは荷物を置くところがなかった。

申し訳程度のスペースはあったのだけど、ほぼ役に立たず、事実上は座席や足元に荷物を置いていた。


これが、イグニスはちゃんと荷物スペースがあり、当たり前だけど荷物を置ける。


昨日は、ちょっとドライブがてら買い物に行ったのだけど、荷物を足元に置かないでよい、というのは子供にはうれしかったようだ。

…いや、ランディが変な車で、普通は足元に置かないのだけど。




エンジン音は非常に静か。


というか、これもランディがうるさかったのだ。

運転席の下にエンジンがあったからね。ちゃんと防音は考えてあったのだけど、やっぱり音はしていた。


それが、ボンネットの下…室外にエンジンが置かれている、というだけで十分静か。


そのうえ、車を止めるとアイドリングストップでエンジンが止まってしまう。

次女は、車が止まったときに壁に頭をつけていると、微妙に振動していたのが「楽しかった」そうで、イグニスは静かすぎて不安だそうだ。


まぁ、こんなのはすぐ慣れるだろう。



そのアイドリングストップだけど、どういうときに作動するのかは、いまいち不明。

これはしばらく乗りながら条件を解き明かしていきたいところ。


ネットで依然調べたところによると、エンジンが温まった後、というのは必須条件だそうだ。

また、室内に置かれるリチウムイオン電池が5度以上、というのも必須条件。


#電解液中の化学反応によって動作する電池は、低温では動作しない。

 この低温は電池の種類によって異なるが、リチウムイオンでは5度以下は動作できない。



フットブレーキを踏んでいる間はアイドリングストップしているが、パーキングブレーキして、ニュートラルにして、ブレーキから足を離すとエンジン再始動してしまう。


「動かない」と意思を示しているのにエンジンをかけてしまうのは何故なのか。

ニュートラルでなくパーキングに入れてみても同じようだった。


じゃぁ、フットブレーキをずっと踏んでいれば大丈夫かな、というと、そうでもない。

あまり時間がたつと、再始動してしまうようだ。

信号を待っているだけでも再始動することがあった。案外時間が短い。


エンジンが冷えてしまうから再始動するのか、充電容量が減ったから再始動するのか、そこら辺の仕組みはまだよくわからない。




変速機は CVT 、無段階変速機で、ギアではない。

ランディは4段ATだった。


CVT は加速感が独特で好きではない…という人も多いらしいのだけど、僕はそもそも CVT って乗るの初めて。

滑らかな加速感で、悪くない。


もっとも、4段ATでも、ギアチェンジのショックとかは気にならなかった。

子供載せて運転しているから、急加速などはしないせいでもある。


昔はMT車乗っていたので、ギアが変わった瞬間の加速感が良い、というのも気持ちとしてわかる。

あれはあれで楽しいよね。

ただ、家族移動が中心の現在は、滑らかに動く CVT のほうがずっと理にかなっているという、それだけだ。


走っていて、ランディに比べてずっと安定性がある。

しつこいけど、ランディは背が高い箱型で、不安定な車だからね。

イグニスはそれより低くて台形。安定性重視だろう。


で、この安定性のために、スピードを出しても速度感がない。

普通にアクセルを踏んで… 40km くらいのつもりでメーターを見ると、60km 出ていて慌てて速度を落とす、というのを2度ほどやった。

(速度違反はいかんので、以降は気を付けた)


まだ高速には乗っていないので、高速運航時の感じとかはわからない。


ランディで5人乗っていると、80km くらいで十分で、100km 出すと「速すぎる」と感じた。

100km 制限の道では、周りに迷惑にならないように周囲と同じ速度で走るんだけどさ。


イグニスだと、多分 100km でも安定して走れるのだろう。

ちなみに、メーターは 200km までついている。

日本じゃ使わない、というのは事実なのだけど、そこまでは安定して走れますよという、製作者側の自信だろう。




シフトレバーは、サイドについている。

パーキングブレーキも、サイドレバーだ。


まぁ、これが車としては普通なのだろうけど、ランディはインパネシフト、フットパーキングブレーキだった。


以前に乗っていたMT車はシフトもパーキングもサイドだったので、取り立てて問題はない。


とはいえ、まだ慣れてなくて、止まった後に左足で空中を踏んでしまったりする。

シフトしたいときに、横ではなく前に手が出てしまう。



パーキングブレーキと言えば、僕としては「坂道発進で活用するもの」なのだけど、イグニスは坂道発信の際に、勝手にブレーキを保持してくれる。


まだ試してない。そのうち、近所の急坂に行って試してみよう。




買い物中に、少しにわか雨が降ったようだ。

駐車場に戻ると、車が雨に濡れていた。


スズキ純正の撥水コートをつけてもらっていたので、確かに撥水していた。水玉がきれい。

まぁ、これはそれだけの話。




車の話ではなくなっていくが、スズキ純正ナビ。

純正とはいっても、パイオニア製ね。


イグニス発売当初は、本当にスズキオリジナルナビがついていたらしいのだけど、この出来があまりにひどくて騒ぎになったようだ。


しかし、イグニスには狭い道を取ったり駐車したりする際に使える周囲の状況を映すカメラがある。

このカメラを取り付けるには、スズキオリジナルナビを使わないといけなかった。


…で、現在は、カーナビで有名な数社に「スズキ向け」のカスタマイズをしてもらい、純正品としている。

パイオニアだけでなく、パナソニックやケンウッドからでも選べる。


で、ディーラーが推しているのはパイオニア製。

パイオニア、会社としてちょっと厳しいので、安く卸してくれていたりするのかもしれません。


そもそもなんで会社が厳しいかと言えば、パイオニアはカーナビの老舗であり、資産があるがゆえに時代の変化に取り残されたから。

今ではほかのメーカーの後を追うような立ち位置のようです。



…で、そのカーナビがどうかという話になるわけですが、なるほど、時代に取り残されているわけだ。

もっとも、パイオニア以外を見たことがないので、「今風のカーナビ」がどうなのか、よくわかりませんけど。




インターフェイスがいけてないです。遅いです。

タッチパネルなのだけど、操作感にタイムラグがあって、いらいらする。

もっとも、ラグが出るポイントは決まっているので、慣れれば普通に操作できるようになりそうです。


目的地検索を言葉で探す場合、1文字入れるごとに「何件」という数字を絞り込んでいきます。

この絞り込みに少し時間がかかるせいで、次の文字が入れられなかったりもします。

これもタイムラグ。


で、さんざん絞り込んでみたら、目的の施設がない、なんていうのも。


うちでは時々行く場所を登録してみよう、と思い、子供の通っている歯医者、理科ハウス、ジャムステックなどを探したのですが、いずれも施設名に入っていませんでした。

まぁ、電波が届くかどうかも不明な車の中で使えるように、全データベースをカーナビ本体内に収めているのですから、仕方がないとも言えます。




救いはちゃんとあります。

「NaviCon」という、デンソーが作って、カーナビ各社が対応しているスマホ向けのアプリがあり、そのアプリで目的地設定ができるのです。


このアプリも、使い勝手がすごい良いわけではないのだけど、カーナビを操作するよりはずっとマシ。


NaviCon は Google map を使って、Yahoo の「ロコ検索」なども使って施設を探すようになっているので、大抵の施設は見つけられます。

検索時に、その施設の口コミ情報とかも見られますし、出先で急にレストランを探したくなった、などの時には便利でしょうね。



このアプリ、実はイグニスの契約時にすぐに見つけてスマホに入れていました。

伊豆大島に旅行に行った際も、レンタカーに対応カーナビがついていることを期待して、行きたい地点などをたくさん登録していました。


#レンタカーにはカーナビ付いてませんでしたが。

 それも予期して、同じ地点は Yahoo! カーナビアプリにも入れていました。



でも、あまり「先に入れておく」という想定はしていないようです。当然ですね。

どうも、インストールした後からカーナビと接続させると、設定が変です。


どの Bluetooth 接続がカーナビなのかを指定しないといけないのですが、この指定が挙動がおかしいのです。

チェックボックスになっていて、当初は「カーナビと接続しない」にチェックが入っています。


カーナビの Bluetooth 接続は見えているのに、タップしてもチェックできません。


一度「カーナビと接続しない」のチェックを解除してから、カーナビの接続を選択しないと、選択できないのです。

ちなみに、カーナビにチェックを入れてから、ほかの Bluetooth 接続を選ぶと、チェックがそちらに移動します。


見た目はチェックボックスなのに、ラジオボタンの動作で、しかも最初の1つを指定するときに事前準備が必要なのですね。

なんともわかりにくいインターフェイスです。




今時のカーナビは、走行データをサーバーに送り、サーバー側で集計して渋滞情報などとして活用しています。

パイオニアも当然対応しているのですが、この設定もわかりにくい。


とはいえ、これはパイオニアの責任ではありませんね。

スマホとカーナビを Bluetooth 接続し、テザリングでスマホ電波を使わせてもらってデータ送受信、という流れなのですが、このための設定をスマホ側で行う必要がありました。


Bluetooth 接続はできているはずなのに通信されている気配がない、と思ってしばらく悩んでいました。

テザリングの許可を出す必要があります。


また、この通信を行うためには、「スマートループ」の無料会員になる必要があります。


これがまた…会員になるときに「使っているカーナビの型番」を聞かれるのですが、リストの中にないのです。

スズキ向けのカスタマイズ品だから。


仕方ないので適当に「2018年製品」の中から選びましたが、それで正しいのかよくわかりません…


#マニュアルの表紙には、それらの型番も列記されていました。

 だから、ソフト的にはたぶん同じなのだと思います。




Bluetooth では、オーディオとかも使えます。

スマホの Google Play Music から音楽を流し込んでみたら…なんか、通信がうまくいかないようで、音がガビガビになる。

まぁ、これはそれほど期待していなかったので、使わないだけです。


すでに、事前に SD カードに、家の中にある MP3 / M4A ファイルをありったけ書き込んでおいたものがありました。

これを入れてみると…ちゃんと認識しました。MP3 も M4A も、どちらも聞くことができます。


ただ、音楽は聴けるのですが、プレイリストを作る機能がありません。


調べてみたところ、このカーナビにはプレイリストは存在せず、フォルダ単位で音楽を流せるので、好きな音楽ファイルをコピーしたフォルダを作れ、とのこと。

曲順は、ファイルの最終更新日準らしいです。まだ試してないので詳細不明ですが。


なんとも…潔いというかなんというか。

プレイリストは欲しかった気がします。




ラジオ・テレビ機能。

素晴らしいです。なぜこんなことが可能に?


我が家のあたりは視聴難地域で、テレビアンテナを立てても入らないそうです。

それで昔から CATV が普及しているのですが…以前書きましたが、会社の方針転換で月額料金がバカ高いので現在はフレッツTV使っています。


で、ラジオもよく聞こえない。

FM 横浜が微妙に入りますが、場所によっては入らない。

ランディでは、車庫に置いているときはラジオが聞こえませんでした。


もちろん、東京の FM 局である J-Wave や TOKYO FM 、千葉の Bay FM など、入るはずもありません。


…しかし、パイオニアのカーナビでは、これらの局が入る。

Bay FM は、ちょっと不安定でステレオになったりモノラルになったりしますが。


FM よりさらに直進性が高い、デジタルテレビ電波なんて入るわけもありません。

ワンセグ携帯とか、使ってみても見れたためしがないし。


…と思っていたのに、テレビもちゃんと入ります。ワンセグではなく、フルセグで。



電波が不安定になりがちな車の中でも安定して受信できるような工夫があるのだと思いますが、素晴らしいです。

これくらい高感度なラジオ、家庭用でもあるのかな…ちょっと探してみたい気になりました。


#以前は、妻が TOKYO FM とか聞きたいということがありました。

 それで、延長アンテナ使ってみたり、なんども試して無理だとあきらめていたのです。




カーナビのバージョンアップ。


PC からデータを SD カードに入れることで、地図データなどをバージョンアップできます。

近所の信号の名前が古かった(信号の名前が、1年くらい前に変わった)ので、バージョンアップしてみたのですが…


3か月分くらいの差分データを更新したのかな?

これが、非常に遅い。数メガバイトのファイルに過ぎないのに、1時間以上かかったのではないかと思います。


途中で電源を切っても大丈夫。その続きは、次回起動時に行われます。

また、更新中もカーナビとしては使えます。だから、気長に待っていてください、ということなのだと思いますが…



更新中は SD カードを「更新専用」に占有しちゃうのですね。

音楽データをそこに入れてあるのに、聞くことはできません。


毎月一回だから、大目に見ないといけないところでしょうか。

しかし、半年に一回の「全データ更新」の際はもっと大きなデータを扱うようなので、何時間かかるのか…


#全データ更新なら、一気に上書きだからもっと速いかも、という期待もある。

 差分って、部分的なパッチを繰り返したり、データ位置をずらしたりするので、却って遅いことも多い。




なんか、最後のほうは全然車の話ではないな。

昨日1度乗ったきりで、そのあと車庫に置いてカーナビの設定ばかりやっていたもので…



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イグニス練習  2018-10-09 17:12:33  歯車 住まい 家族

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イグニス練習

早速、家の前の道を練習してきた


大丈夫、慣れれば切り返しなしで一発で入れられる。

まだ、慎重にゆっくり入れているのだけど、慣れるにしたがってすぐに入れられるようになるだろう。




さて、イグニスの前輪は、思った以上に曲がる角度…舵角が大きい。

乗っている僕としてはよくわからないのだが、外で見てくれていた妻によれば、エブリィランディ(以下ランディ)よりもずっと、タイヤの角度がつけられるようだ。


その結果、車の前側は、想像していたよりも急旋回となる。

ただし、前だけを急角度に動かしたとしても、後輪はただついてくることしかできない。


その結果、内輪差が大きくなる。カーブの内側に何かあるのであれば、後輪がそこにぶつかりやすくなる。

結果として回転半径は大きいのだが、回転半径の大きさというのが「ゆっくりとしか曲がれない」という意味ではないのだ。




狭い道で車を操作するために、ランディに乗っているときは、「運転席にいる自分から見て」景色がどうなったときに操作を行うかを、覚えていた。


狭い道を通る際には、道の中央ラインよりも、右寄りにある轍の内側を通るつもりで運転する、正面壁が迫るとき、左側の壁の縦筋が横に来たらハンドルを切り始める…など。


ランディは、ワンボックスカーだ。

エンジンは運転席の下にあり、運転席の前には、ほぼ何もない。


一応ボンネットはあるのだけど、その下はラジエーターとウォッシャー液しかない、小さな部屋だった。

部屋を用意した、というより、衝突時の衝撃吸収用の小さなスペースだろう。


一方でイグニスは、ボンネットの下に普通にエンジンが置いてある。

現在のエンジンは技術の進歩で小型化されているとはいえ、エンジンと小型モーターが用意されたハイブリッドシステムでもあり、それなりに大きな部屋が準備されている。


つまり、ランディよりも、運転手は後ろの位置に座っている。

ランディの時に覚えた目安位置まで進んでしまっては、前がぶつかって曲がり切れない。


…昨日初めてイグニスを運転した時は、そう思って運転していた。



しかし、先ほど練習して、そうではないとわかった。

バンパーの長さが違うにもかかわらず、運転席から見た景色が同じ位置まで前進してよい。


ただし、回転半径の大きさを考慮し、ぎりぎりまでカーブの外側に寄っておく。

そこから、ハンドルをいっぱいに回して曲がり始めると、長いボンネットは壁ぎりぎりをなめるようにして、旋回していく。


ランディは完全には小型の車で、ボンネット部分も角がしっかり出ていた。

だから、こんな曲がり方をしたら、角がぶつかってしまう。


しかし、イグニスは角が丸いデザインをしている。そのため、ぶつかるギリギリまで前進してから曲がっているにも関わらず、角が当たることなく曲がっていく。


車の前部がカーブをほぼ曲がり切り、目の前が壁ではなくなりはじめたら、もうハンドルを戻し始める。

「壁から離れないように寄り添う」つもりで進む。


すると、後輪も壁に引き寄せられる。

これをやらないと、内輪差のせいで後輪がカーブ内側に引っかかってしまう。


結果、非常に狭い角で、OUT-IN-OUT をする形で曲がりきることができる。




すべてをぎりぎりで通していくので、非常に怖い。慎重を要する運転だ。

しかし、周囲を確認できるカメラもあるので、すべてに気を配りながら慎重に運転をすれば、問題なく角を曲がれる。

切り返しをする必要もないし、もし切り返す時でも、周囲が見えるので慎重に運転すればよい。



練習するときに、妻に外から見てもらっていた。

妻は「自分が運転できるだろうか」と心配していたが、もう少し僕が運転に慣れてから、気を付けるポイントを伝えれば乗れると思う。


確認カメラで、ハンドルを切ったときに、どのようなコースを通るか、予想の線が出るのがありがたい。

この線は、車が…タイヤが通る位置ではなく、車体の一番外側が通る位置を示しているようだ。

なるほど、周囲にあたらないようにするには、そうしないといけない。


結果として、橋を渡るときに、予想の線が川に落ちるようなぎりぎりのコースを選ぶ必要がある。

最初はこれが怖かったが、車の外から見ている妻から見れば、タイヤ位置には十分余裕のあるコース取りだったそうだ。



ともかく、慣れさえすれば問題なく入れられることはわかった。

今まで乗っていたランディだって、最初はゆっくり、こわごわと家に入れていたのだ。

そのうち何の問題もなく入れられるようになったのだから、イグニスもそうなると思う。



狭い道を入っていける普通乗用車としては、イグニスは現在トップレベルの車だと思う。

スペック上の回転半径はソリオのほうが小さいのだけど、ランディと同じく「四角い」ので、壁によることができず、曲がり切れなかったのは先日日記に書いた通り。


我が家と同じように、普通乗用車で狭い道に入る必要がある、という需要がどれほどあるかは不明だが、同じ悩みを持つ人の参考になれば幸いだ。




この練習で少し乗ってみたら、充電容量が結構減っていた。

もともとそれほど充電されている状態ではなかったと思うのだけど、昨日カーナビの設定とかやっていて、電源だけ使っていたから。


で、少し乗ったら、「充電中なのでアイドリングストップしません」という趣旨のメッセージが表示された。

アイドリングストップには諸条件がある、と先ほども書いたのだけど、充電容量も条件の一つのようだ。



昔の車と違って、普段走っているときには発電しない、というように聞いている。

常に発電していると、それが負荷になって燃費が悪くなるから。


代わりに、ブレーキ時に発電する回生ブレーキとかを使うようなのだけど、「充電中だからアイドリングストップしない」という表示を見る限り、充電容量が低いときは普段エンジンを回す中でも発電を行っているのだろう。


発電機を…これはハイブリッドシステムのモーターでもあるのだけど、自由に駆動系につないだり外したり、うまく制御しているようだ。




このハイブリッドシステムの話を、まだ書いてなかったな。


今朝書いた話題でも、アイドリングストップする話は書いたのだけど、ハイブリッドシステムは、事実上このアイドリングストップをサポートしているだけだ。


一応走行のアシストもするらしいのだけどね…エンジンの 1/10 しかパワーのない小さなモーターなので、アシストされても気づかない程度の効果しかない。

一応燃費向上の役には立っているようだけど、「モーターでも走れるハイブリッド」ではなく、走るときは常にエンジンが必要。


でも、駆動系に直接モーターがついているので、エンジンが止まったときに「押しがけ」するように動かすことは可能。

だから、アイドリングストップした状態からでも、静かにエンジンを再始動できる。


アイドリングストップによる燃費向上、というのがこのシステムの中心なのだろうね。




これをハイブリッドと呼ぶことに抵抗も持つ人も多いらしい。

ハイブリッドというのは、もともと「猪豚」のことだ。野生のイノシシと、家畜の豚の交雑種。


どちらも特徴のある立派な種で、それぞれの特徴を引き継いだものが「ハイブリッド」。


そういう意味では、エンジン車と、電気自動車の特徴を引き継げば「ハイブリッド」なのだろうけど、モーターで走れないイグニスがハイブリッドを名乗るのはちょっと違う気もする。



でも、僕はもともと車好きでもないし、ハイブリッド車という言葉に幻想は持っていない。

どんな方式であろうが、燃費向上の役に立っているのであれば受け入れていいと思うし、呼び名が良くないなら別の呼び名をつけてもいいと思う。


ただ、エンジンとモーターを組み合わせて燃費向上させた車の総称、というのを改めて世に問うたとしたら、どんな呼び方が良いだろうか?

…すでに、そうした言葉は広く認知されていて、それが「ハイブリッド」なのだろうね。


似て非なる概念をわざわざ作り出しても混乱するだけ。だから既存の言葉を使う。多少違うとはわかっていても。

受け手が微妙な差異を理解していれば問題ないと思うし、理解しないで購入したら「だまされた」となる。

あとは、販売店が正しく説明できるかどうか、だけだ。



エンジンでもモーターでも走れるのは、思想として立派な一方でシステムが大掛かりすぎるという問題点もある。

必ずしも、モーターでも走れるハイブリッドが最適解だというわけではない。


現状のシステムとそれほど変わらない規模で、うまく燃費向上できるシステム、というのは、呼び方の問題はあるにしても悪くはないと思う。




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停電  2018-10-11 12:57:13  その他

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10月1日に台風24号が来た時に停電してサーバーが止まった。


その後、5日の午後から雨が降った。

降り始めてしばらくして、停電した。


ちょうどその日の仕事がひと段落し、仕上げとして外部からサーバーに接続した際の動作を確認しようとしていた時だった。

仕事先の人と連絡を取りながら、我が家の PC から接続することでテストを行おうとしていた矢先の停電。


停電自体は、1回に1~2分。

でも、5分くらいしたらまた停電した。


PC から見ると、急に電源を落とした後の再起動中にまた急な電源断、を繰り返したので、ファイルシステムチェックが必要になった感じ…だと思う。

完全に電源が復旧してからの Windows 起動に妙に時間がかかり、結局5分程度の接続テストのために、相手方を40分近く待たせてしまった。



で、昨日 10日深夜。また雨が降り始め、停電。

やはり、1回の停電は2分程度だが、2回繰り返した。



別に激しい雨でもないのだけど、電源が不安定というのは恐ろしい。




どちらも、東京電力のページを見る限り、鎌倉市だけの現象のようだ。

それ以上の「原因」などはわからず。


なので以下推測。


おそらくは、海に面しているため台風の際に海水が巻き上げられ、電線などに付着しているのだろう。

そのまま乾燥して、濃度の濃い塩となった。


雨が降ると、最初のしばらくはわずかな雨に塩が溶け、濃度の濃い食塩水となる。

これは、普通の水よりもずっと電気を通しやすい状態で、普通なら大丈夫な「どこか」をショートさせる。


で、ショートを感知した電源系統が、その部分への電源を遮断。

すぐに送電ルートの再構築が行われて停電から回復するが、根本原因である塩が残っているため、別の個所でもショートが起きやすい。


…と、こんなところではないかと。

(千葉では、同様の原因で5日に JR が大規模に止まった。電車は送電線がむき出しになっているため、塩害には特に弱かったようだ。

 そのほか、台風明けの2~3日にも、乾燥した塩によってショートした停電が関東各地で起きている)




で、台風の際の停電では、UPSはアラートを鳴らした。

この時は長時間の停電だったのに、しばらくのちに「もう電源が少ない」アラートに切り替わり、最終的に断末魔(電源断アラート)を鳴らせて停止した。


その後の停電では、いきなり「もう電源が少ない」アラートから始まっている。


もう、UPSが古いために充電能力が落ちているのだ。

このUPS、2011年の東日本震災の際には、もうすでに古くなっていた。

でも、ちゃんと大規模停電の際に仕事をしてくれた。


その後、買い替えようと思ったが震災後には需要が高まり、品薄だったので買わなかった。

古いとはいえ、手元にあるのだから、品薄で値段が高くなっているものを買う必要もない。


でも、のど元過ぎれば熱さ忘れる。

UPS繋ぎ変えるってことは、その時には計画的にサーバーを止めないといけないわけで、それが面倒。

なんとなく買わずにいて…


熊本地震で、思い出して買おうとしたが、この時にも値段が上がった。


先日の北海道の大停電で、買わないとな、と思って品定めをしていた。

今回は、その最中での停電になる。



まぁ、品定めしていたので、めぼしい機種は決めてある。

先ほど、Amazon でぽちった。


到着したら、サーバーを短時間止めて移行作業を行う予定。


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UPS切り替え  2018-10-15 10:34:30  その他

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先日購入した新しい UPS 、翌日金曜日には届きました。

じゃぁすぐに入れ替えを…とはいかない。


UPS に接続している機器って、基本的に「停められない」から UPS に接続しているんです。

入れ替えるには一度停めないといけないので、気軽にはできません。




金曜日に届いて、家の中のデータをバックアップしている NAS を新 UPS に移行しました。

こういうのは、停めても大丈夫。急な電源断で壊れないようにしてあるだけです。


家の中のサーバーは…停めても大丈夫なはずなのだけど、怖くて停められない。


というのも、家の中の DNS のマスターサーバだから。

セカンダリも設定してあるので停めてもいいはずなのだけど、万が一うまくセカンダリが動かないと、家の中のネットが事実上使えなくなります。


金曜日は仕事もあるので、仕事のない土日にやろう…と思っていたら、それもダメでした。


土日は、子供がテレビゲームしているのだった。

今時のゲームはネットを通じて対戦しますから、ネットが止まるとやはり困る。



そんなわけで、「月曜日の朝のうちなら」と、先ほど移行作業を敢行。

止まっても、ちゃんとセカンダリ DNS が動作してくれて、何の問題もありませんでした。




あとは、この WEB ページを公開している、公開用サーバーですね。

外部向けのマスター DNS にもなっています。

(セカンダリは、無料のレンタル DNS サーバー)

あと、メールサーバーでもあります。


仕事の都合とかもあるので、今週のどこかでタイミングを見て移行予定。

うまくいけば5分程度の停止時間のはずですが、なにかトラブルが起これば30分程度止まるかもしれません。



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オーシャンハンター  2018-10-15 14:37:29  業界記

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1998年9月発売の、ガン・シューティングゲームです。

…なのですが、このゲーム、作っていたのは横目で見ていたのですが、あまり覚えていないのです。

このころのゲームになると、そんなのばかり。申し訳ない。


以前に書きましたが、AM1 研が AKAI ビルに引っ越してから、部署が大きく2つの部屋に分かれてしまいました。

僕が普段いる部屋とは違う側で作っていたので、作っているのは知っている、という程度の存在だったのですね。





企画者は、仲の良かった同期です。

人にはない独特の感性を持っていて、彼の個性がさく裂すると、話題に残る佳作を作り上げます。


エジホンが当時の代表作かな。


オーシャンハンターも、設定など、なかなかいい雰囲気出していると思います。

海に魔物が棲むと信じられていた、大航海時代…そのまま技術が進化し、現代と同程度のレベルになったような世界観。


海の中を自由に行動できますし、海底資源の採掘なども行われている。

でも、相変わらず海には魔物が棲んでいて、それを退治する賞金稼ぎがいる。



主人公たちも賞金稼ぎですが、ほかにも賞金稼ぎのダイバーがいます。

襲われているところを助ければお礼をもらえますし、間違って撃てばペナルティ。

ここら辺は、ガンシューにはよくある構造。




以前「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」を紹介した時に少し書きましたが、ガンシューティングにはいくつかの避けられない問題があります。


相手が自分と対等なもの、として世界観を描くと、こちらが弾を撃つのだから相手も弾を撃たなくてはなりません。

しかし、弾を撃たれてから避ける、なんて、本当ならできるわけありません。


バーチャコップでは、「相手の動きが妙に遅く、弾を撃とうとしているのがわかる」という方法で解決していました。

撃つ前に倒してしまえばよいのですね。

でも、動きが遅いのが妙な違和感を感じる。


ハウス・オブ・ザ・デッドでは、相手がゾンビだから動きが遅くてもよいし、弾なんて撃ちません。


でも、遅いとゲームとしてつまらないから、時々妙に元気なゾンビが混ざるんですよね。

ボスになると、やはり火の玉みたいなのを撃ってきたりもしました。


火の玉を「投げて」いるはずなのだけど動きは遅く、余裕をもって撃ち落とすことができました。

これも少し不自然な感じ。



オーシャンハンターでは、敵は基本的に魚介類なので、弾を撃ってきたりはしません。

やはりボスになると「泡」を撃ってきたりはしますが、泡だから動きが遅くても不自然でもない。


そう、水の中だから動きが遅くても不自然に感じないのです。

敵の弾だけでなく、こちらの弾も動きが遅く、撃ってから着弾まで、目で見えるほど遅いです。


なのに、魚は水の中だからこそ動きが速い。

敵の動きを予測しないと、正確に狙うだけでは当たらないこともあります。


「水の中」というのは、ガンシューとしては上手な設定でした。




完成が近づいたときに、企画者から「ちょっと協力してほしいんだけど、いいかな」って声をかけられました。

ゲーム中に使いたいんで、セリフ一言だけしゃべってきて、って。


助けを求めるダイバーの声。

「助けてくれーっ!」って迫真の演技しましたよ。

まじめに演技したのに、なぜか笑われた。


で、この声をもとに、水の中っぽく泡の音とか重ねて、ゴボゴボした音声がゲーム中に使われています。

なるほど、ほとんど聞き取れん。

一生懸命演技する必要はなかったようです。笑われたわけだ。




それほど売れたゲームだという印象はないのですが、今ネットで調べたら、好きな人は結構いるみたいね。


このころガンシュー多かったですし、多くの人にとっては「同じようなゲームがまた出た」というだけで、認知度が低いのでしょう。

でも、予測して撃つ必要があるとか、独特の世界観とか、遊んだことのある人の記憶には強烈に残っているみたいです。



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【訃報】ポール・アレン  2018-10-16 09:54:15  その他

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昨日10月15日、ポール・アレンが亡くなったそうです。


ビル・ゲイツの兄貴分で、マイクロソフトの共同設立者。


ビル・ゲイツは、実機もないのにアルテア BASIC を作った、という伝説があります。

この時、実機もないのに PDP-10 上で動く「実機のエミュレーター」を作り上げたのがポール・アレン。


天才肌ですぐに人を見下していた当時のビル・ゲイツも、2歳年上のポール・アレンは自分以上の人だと認め、従っていたそうです。



ポールは、病気の療養のため、1983年にマイクロソフトを一旦辞めています。

マイクロソフトといえばビル・ゲイツ、のイメージが強いのはこのためもあります。


でも、この時の「病気」の診断自体が誤診でした。



しかし、一旦退社のために創業者株を手放したポールは、すでに億万長者でした。

のちにマイクロソフトにも復帰するのですが、慈善団体を運営する財団を作ったり、ベンチャーキャピタルもやっていました。


近年では第2次世界大戦時の兵器収集家としても有名で、日本軍の沈没した戦艦「武蔵」を発見したりしています。



詳しくは、ポール・アレンについて書いた過去の記事がありますので、そちらをお読みください。



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機材管理  2018-10-19 11:46:30  業界記

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僕がテクニカルサポート部にいたとき、機材の管理は重要な仕事でした。

でも、テクニカルサポートに配属される前から、機材管理が大変なのでよく仕事に駆り出されていたように思います。


一番大切なのが、半年に一度の「棚卸」でした。

部署が保有している資産を、全部確認して報告するの。これが、とてつもなく大変な作業。


一応、「前回」存在したはずの資産のリストと、前回以降に新たに購入したはずの資産のリストが総務部から回ってきます。

そして、「バーコードスキャナ」が貸与されます。貸与期間は、たしか3日程度。


全ての資産には、総務部から発行された「バーコード」のシールが、どこかに貼られているはずなんです。

リストに載っているすべての資産を、部署の中から確認して、証拠としてバーコードをスキャンしなくてはなりません。

スキャナ貸与機関の3日以内で。




開発用のパソコン本体…これは、プログラム課、デザイン課、企画課、つまりは部署内の全課の全員が持っています。

それと、パソコンのCRTモニタも。これらは資産なのでバーコードがつけられています。


バーコードの位置は、マチマチ。

大抵は、購入してから総務部に「購入した」という連絡がいき、数週間後にバーコードが発行されます。

その時点ですでに誰かが使用しているマシンなので、勝手にいじらずに、本人にバーコードシールを渡して貼ってもらうことが多いのです。

だから、人によってはわかりやすい場所に貼るし、人によっては目立たない裏側に貼ったりする。


キーボードやマウスは、本体の付属品扱いです。

プログラム課の部員は、開発用のゲーム基板や、ゲーム筐体を持っています。これらも資産に計上され、バーコードがついています。



これらを、各自の席を回ってスキャンしていきます。

とりあえず使う人がおらず、サーバールームや倉庫に眠っている場合もあります。


これらを片っ端からスキャンして…、大抵は「行方不明」の機材が数台残ります。


ここからが大変。「何の機材か」はわかっていても、誰が使っているかわかりません。バーコードの情報しかないのです。

持ってそうな人のところを回り、スキャンし忘れた機材はないか、探させてもらいます。



場合によっては、関連会社に勝手に貸し出されてしまっていたりもします。

…どのバーコードのものがどこの会社に、とまでわからないのですが、リストに「~~社に貸し出し中」と適当に書き、とにかく所在はわかっている、ということで許してもらいます。




先に「倉庫に眠っている場合も」と書きましたが、機材ごとに「減価償却期間」が決まっていました。

これは、バーコードの下に、購入日と共に償却年数が書いてあります。



減価償却って、会計処理上、帳簿上の価値がなくなったとみなす期間ね。


法人会計では、毎年の「利益」を、収入から必要経費を差し引いて求めます。そして、利益に税金が課されます。


開発機材などは「必要経費」なので、利益が出た年は機材をたくさん買ってしまえば税金が安くなる。

…なんてことができないように、ある程度高額で、数年にわたって使用することがわかっている機材などは、「減価償却期間」が定められています。


たとえば、6年で減価償却であれば、購入した年はその 1/6 だけ必要経費と認められます。

最初に購入した年に一括ではなく、6年にわたって少しづつ必要経費として計上されるのです。



…で、パソコンの減価償却期間が6年だった時代がありました。

でも、3年もたったパソコンは性能が低すぎて、開発にはとても使えなくなります。


「減価償却中の資産だから、捨てるわけにはいかない」と、倉庫に積み上げているわけですね。

実際には価値がなくなったものを、経理上の理由で、東京の高い土地代を払って保管しておかなくてはならない。


当時は慣例に従って倉庫に置きっぱなしにしていたのですが、捨てたほうが良かったのではないか…



#日進月歩のPCで、減価償却期間6年は長すぎる、ということで、現在は4年になっています。

 また、20万円以下なら減価償却せず、一括で経費にできます。

 減価償却6年の時代のPCは20万以上するのが普通でしたが、今は20万超えるのは高級機ですね…




「開発用のゲーム筐体」とは別に、「資料用のゲーム筐体」というものがあります。


参考に見たいゲームがあったら…自社製でも他社製でも、資料用として店舗営業部署に「借りたい」という申請を出します。

すると、どこからともなく調達されてくるのです。場合によっては(というか、多くは)新規購入されて届くこともあります。


こうした資料は、借りているだけで店舗のもの、という扱いなので、AM1研の資産ではなく、バーコードはついていません。

ゲームの開発などが終わり、資料としていらなくなったら店舗に返され、営業に使用されます。



でも、僕がいた時に別の部署から配属されてきた不慣れな企画課の上役が、資料に欲しかったゲームを部署のお金で買ってしまったことがありました。

半年ほどで資料としての役割は終わり、「いらないから処分して」と僕が言われたのですが…


勝手に処分できません。資産なのですから。

店舗営業部署に譲ろうにも、資産の移動も書類とかややこしくて面倒。

大型筐体で、部署内に置いとくのは邪魔なので処分してほしいと言われます。



困って事務の方に相談しました。

以前も書いたのだけど、「AM1研のお母さん」と言われていた、やさしい女性事務の方。有能でした。


総務部に問い合わせて、処理法を教えてくれました。

新品で購入して半年しかたっていないのだけど、廃棄業者に引き取ってもらいます。

そして、「確かに廃棄した」という証明書を発行してもらい、資産価値がまだあったけど不要だから処分した、という特別損失の書類を書きます。



あとで、購入してしまった上役の人に、「必要なゲーム資料があったら、購入前に相談してください」とやんわりと注意したようです。

店舗から借りれば部署のお金も使わないし、不要になった後も店舗で使えるから困らないんですよね…




資材管理をやりやすくするために、データベースを作りたい、とテクサポの課長が考えていました。

途中まで試作してあるのだけど、ここからどうしていいかわからないので、ちょっと勉強してみて、と言われました。


Postgres95(現在の PostgreSQL)を使って、PC 本体とモニタとマウスとキーボードを、製品についたシリアル番号を使って別々に管理しつつ、本体とモニタには社内の管理番号が何番かも紐づけてあり、さらにはそのセットを現在誰が使っているかわかるようにする、というものだったのですが…


まったく訳が分かりませんでした。

当時は僕は SQL データベース(DB)の知識持ってませんでしたから。


課長も知識を持ってなくて、やっていること無茶苦茶。

今の知識で書くと、こんなところがだめ。


・DB が「バックエンドで使われる」ことを理解しておらず、簡易インターフェイスの psql ですべて操作しようとしていた。

 (最大のおかしな点)


・管理すべき機材の種類ごとに、別のテーブルを作っていた。

 PC とモニタとマウスとキーボードは、それぞれ別のテーブル。

 このやり方だと、ゲーム機筐体とか、ICE とか、わずかにしか使っていない機材ごとにさらに別のテーブルを作る必要があり、検索性などがどんどん悪化する。


・テーブル間をつなげるために「IDが必要らしい」と、製品シリアルなどとは別に、手動で一意管理しなくてはならない ID欄を用意していた。

 あってもよいが、手動ではなくシリアル値を使わないと管理が煩雑になる。

 一意な番号さえあればよいので、製品シリアルでも事足りる。


などなど。

「管理を簡単にしようとして、余計な手間を増やしているだけ」の状態でした。



しばらくDBの情報などを集めて検討し、「FileMaker Pro 買ってもいいですか?」と提案。


FileMaker は現在も存在しているDBソフトです。

SQL を使わず、GUI でデータ間の関係性などを示すことで、リレーショナルデータベース(RDB)を構築できます。


#RDB は、データとデータの関係性を示すことで、バラバラのデータを「意味を持ったまとまり」として扱えるデータベース。

 SQL は、最初の RDB が使用した「関係性の示し方」で、この方法を使った DB 製品が多数出ています。

 むしろ、SQL を使わない RDB というのは珍しいです。


FileMaker は、当時「WEB公開機能」がついた新バージョンが出たばかり。

これをマシンルームの NT サーバー上で動かし、誰の席からでも WEB ブラウザで閲覧できるようにしました。

また、管理者権限があれば WEB ブラウザからのデータ書き換えも可能です。



…でもね。

まだDBがわかっていなかったので、僕もこの時点でDB設計失敗している。

簡易インターフェイスで操作しようとしていた状態よりは使いやすい、というだけで、データ構造とかは課長の作ったものをそのまま移植しちゃったから。


「管理番号 xxxxx 番のマシン、レンタル期限きたから返さないと」とか言われたときは、すぐに持ち主を探し出せました。

でも、その程度。これならDBじゃなくて、テキストファイルで管理してもいいくらい。


さらに、みんなキーボードとかマウスとか、「調子悪くなった」とかで、あまり使わない人のものと知らないうちに交換したりしているのね。

DBに記載してある内容と、実際が食い違うことがしばしば。


DB導入で管理が楽になった、ということはありませんでした。




あ、しまった。


全部書いてから気づいたけど、この話、以前にも書いているじゃないか。

しかも同じタイトルで。


まぁ、一部違う話も書いているので、そのまま残しておきます。

鳥頭ですみません。



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NAOMI  2018-10-22 11:28:17  業界記

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テクニカルサポート部の重要な業務に、NAOMI 用開発資料の配布がありました。


NAOMI というのは、ドリームキャストの業務用基板ね。

セガサターンの業務用に ST-V があったように、ドリームキャストには NAOMI がありました。


ドリームキャストは 1998年 11月 27日 発売で、春ごろから開発中の実機でゲーム作成が始まったように思います。

開発が本格化したのが、夏から秋にかけて。



その資料を配布していたわけですが、ハードウェアに関してはハード研が作って配布していたのではないかな。

でも、NAOMI 用ライブラリ、開発時の名称は「カムイ」の資料はこちらでまとめて渡していました。


ハードウェアもまだ開発中で、このライブラリも開発中。

だから、定期的にバージョンアップして、マニュアル内容も変わります。

確か、最初はマニュアルは印刷して渡していたと思うのですが、すぐに CD-ROM 内の HTML ファイルに変わりました。




当時は、CD-R がやっと普及し始めた時代。


CD-R ドライブは、たしか4倍速での書き込みに対応していました。

ただし、まだドライブ側にバッファを持っていない時代。


どういうことかというと、CD-R ドライブは一定速度でディスクにデータを書き込んでいるのですが、そのデータは「常に」CPU から送り続けていないといけないのです。

データが途切れるとディスク作製は失敗。メディアは使えなくなります。


多数のファイルを順次送って…なんてとてもできないので、事前にパソコン上の作業で「書き込みイメージ」を作成し、一気に書き込みます。

4倍速だと失敗率も上がるので、あえて遅い2倍速で。

Windows 98 の時代で、一応複数のソフトを同時に動かせるのですが、CD-R ライティングソフト以外はすべて終了させ、書き込み中は使用禁止です。



CD-R のメディアも、まだ高価でした。

社内にはサターン用の「公式 CD-R メディア」が存在していて、配布用の CD-ROM も当初はそのメディアで作っていました。

このメディア、1枚1000円くらいします。


…でも、上に書いたように、時々書き込みに失敗するのです。1000円が無駄になります。


テクサポ課長が、「ちょっとメディア高すぎるから、この店行って値段調査してきて」と地図を渡して僕に命じました。


大鳥居にあった本社から、電車で蒲田まで行き、そこからさらに徒歩15分くらい。

片道 30分くらいかかる店でしたが、課長が言うには「会社からは一番近い PC ショップ」とのこと。



行ってみると、CD-R もいろいろと売っていました。

有名メーカーが作ったものでも 10枚で 5000円くらいだったのではなかったかな。

安いのだと、10枚3000円くらいで売っていたように思います。


というわけで、値段を調べ、社に戻って報告。

「え、そんなに安いの? じゃぁ、試しにまずは一番安いのを10枚買ってきてみてよ」とお金を渡されます。


Imation の CD-R だったと思います。

これが品質的に何の問題もなかったので、以降は 50枚づつ、時々買ってくることになります。




CD-ROM の内容は、ライブラリの最新版とそのソースコード、リファレンスマニュアル…だったかな。


リファレンスマニュアルは、HTML で書かれていて、関数ごとに別ページでした。

つまりは、関数と同じ数だけファイルがある、ということです。


HTML にしてあったのは、相手がどんな環境でも読めるだろう、という期待。



HTML のファイル名は関数名と合わせてあるのですが…

よくあることだけど、ライブラリの関数名、機能をそのまま表したもので、長いです。


ISO 9660 では入らないので、Rockridge / Joliet / TRANS.TBL のマルチフォーマット対応にしました。

当時はこのマルチ対応をできるソフトが無くて、テクサポ課長が試行錯誤していたのを覚えています。



…って話題を書いて「懐かしい」と思ってくれる人がどれだけいるか。

マルチ対応 CD-ROM の話、掘り下げると面白いのですけど、無駄に長くなるので割愛。




カムイ・ライブラリは、AM2 研で開発を行っていました。

ST-V 用のライブラリだった SGL も AM2 研が開発したものでしたし、そうすることがごく普通の流れ…という感じでした。


AM1 研テクサポ課としては、開発されたライブラリと資料をまとめ、配布するのが業務。

開発とサポートが別の部に跨っている形ですが、ST-V の時もそうだったし、これもごく普通の流れ。



ところが、このライブラリ開発が難航。

僕は NAOMI の開発をやっていなかったのでよくわかっていないのですが、機能の切り分け方を微妙に失敗していたり、期待するような性能が出なかったり…

ついには、まだライブラリが明らかに未完成の段階なのに、これ以上の機能追加が難しい、という状態になってしまったようなのです。



これに対して、以前書いた凄腕プログラマの一人…部署内でC++を普及させるべく、一人でライブラリをつくりあげた先輩が噛みつきました。

AM2 研に行って、こんなんじゃだめだ、ここのコードはこうあるべきだろ、って次々と実際のコードを示して指摘したのだそうです。


…で、それまで AM2 研が開発していたライブラリは、AM1 研との共同開発となりました。

AM1 研からは、この先輩が出向しただけですけど、開発中心メンバーの一人になったようです。


AM1 研でライブラリにかかわるなら、テクサポ課所属にしないとならんだろう、ということで、この先輩もテクサポに移動になりました。

とはいっても、朝出社するとすぐに AM2 研に行き、昼休みとかに時々戻ってくる程度ですけど。


以前から仲良かったのですが、同じ部署に配属になり、話をする機会が増えました。


200LX と、プログラムの話ばかりしていたと思います。



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JAMSTEC横浜一般公開日  2018-10-28 15:16:23  社会科見学 家族

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27日(土)に、JAMSTEC 横浜の一般公開が行われた。


ずっと前から行ってみたかったのだけど、この日は保育園か小学校の行事とぶつかることが多く、今まで一度も行けたことがない。

それが今年は、保育園が関係ないのはもう当然として、小学校行事ともぶつからなかった。

喜び勇んで行ってきた。




JAMSTEC は研究設備であり、大勢が来られるような駐車場はないので、公共交通機関で…

というのは表向きの話。


我が家的には、家族全員で行くと公共交通機関で 3520円かかる。

ところが、車なら 30分ほどの距離なのだ。


近くの時間貸し駐車場を探してみる。

いまはネットで予約もできるようになった。いい時代だ。


JAMSTEC から 700m 程度の距離のところに、なんと1日 400円という激安駐車場があった。

というか、これ民家の駐車スペースだな。自分が使わないから貸し出しているだけで。



車がすれ違えない非常に細い道で、しかも急坂を上った先にある。

さらに、こんな道なのになぜか交通量は多い。


使おうとする人は頑張ってくれ。




そんなわけで JAMSTEC 。

入口すぐは、世界各地の地質の研究などを紹介したコーナー。


こういう研究施設の一般公開って、なじみがない人はわからないかもしれないけど、文化祭みたいなものだから。


いろんな研究室が、いろんな研究をしている。

それぞれの研究室が、自分の研究室の研究発表をする場所。


ただ、文化祭と違って、最先端のプロの研究なので面白い。

ある程度知識があれば、それがどんな技術の上に立っているかわかるし、知識がないなら素直に魔法のような技術に驚けばいい。



世界各地で、ただ「石」を取っただけでも、磁性が違うという研究を見せているブースがあった。

はっきり磁性を示す石なら、超強力な磁石があればくっつく。

磁石につかないような石でも、精密な測定器を使うと磁性の違いが判る。


でも、そんなことよりも子供に人気になっていたのが、砂鉄遊びだ。

もう、小さい子が集まって大人気。


砂鉄遊びも、単純に遊べるだけでなく、いろんな場所の海岸の砂から砂鉄を探してみる、という展示があった。


茅ヶ崎と、伊豆大島と、伊豆下田の海岸の砂。

この順番に、砂鉄がたくさん含まれる。

…というか、三ケ所とも最近行っており、子供もよく覚えている。


茅ヶ崎で、稲村ケ崎ではないんですね、と聞くと、稲村ケ崎で砂鉄が取れることは知らなかったようだ。


あそこは、スコップですくえば全部砂鉄、というくらい砂鉄が取れる。

教えたところ、展示説明していた人も興味があるから今度行ってみる、と言っていた。




その2階。図書館になっていて、研究者じゃなくても普段から入ってよいそうだ。

ここに、図書館員が作ったという消しゴムハンコが並べてあった。


深海の生物ハンコ。しんかい6500とか、ちきゅうとか、JAMSTEC の研究船のハンコもある。

入口で紙をもらえるので、好きなように絵を作って遊ぶもよし、図鑑のように並べて押すもよし。


このハンコが良くて、図鑑のように並べて押した。

特にテヅルモヅルが良い、中心部とその周辺のハンコが分かれていて、周辺部を繰り返し押すことでテヅルモヅルが完成する。


深海のアイドル、メンダコは当たり前として、コウモリダコもあったのもよかった。

我が家的には、JAMSTEC の人からもらった深海の絵本に出ていた、コウモリダコのほうがなじみ深いんだよね。


あ、そういえば、その深海の絵本「しんかいくんとうみのおともだち」ですが、ちゃんとこの図書館にありました。

6年前の日記で、非売品なので読むのは難しい、と書いてたものです。


いい本です。

読みたい方はぜひ。




先に進む…途中に、食堂があり、昼時なのに席に余裕があった。

一応お弁当持ってきていたが、この日は特別メニューで「地球深部探査船ちきゅうで食べられているカレー」が提供されていた。

ちょっと食べてみることにした。


氷川丸のドライカレーに似ている感じだった。

氷川丸のものより、辛くはない。フライドオニオンだけでなく、砕いたゆで卵をかけてある。


おいしかった。




先に進むと、別の棟。


1階は地震などの災害研究、数値解析などの研究のブース。

これが一緒になっているのは、地震波などの解析にコンピューターのパワーは不可欠だからだろう。


僕の専門に近い分野なのでどれも面白かったのだが…よく遊びに来てくれる妻の知人が解説員をやっていた。

まったくノーマーク。偶然の出会い。


#先ほど書いた、絵本などをくれた「JAMSTEC の人」です。


海底地震計の解説をやっていたので、せっかくなので聞く。

でも、実は横須賀でも聞いてるんだよね。大体知ってる。




ケルビン・ヘルムホルツ不安定を観察しよう! というブースがあった。

二つの流体が接しながら互いに違う方向に動くときに、その境界に生じ、発達する渦のことをこう呼ぶそうだ。


木星の縞模様の端に出ている渦とかがこれだそうだ。



…あれってカルマン渦じゃなかったんだ。

昔、カルマン渦だと聞いたことがあったので質問してみたが、あれはケルビン・ヘルムホルツ不安定なのだという。


カルマン渦は、流体の中に流れをさえぎる個体がある場合に発生する渦。

もしかしたら、木星の地表などに高い山があり、そこからカルマン渦が発生している可能性もある。


しかし、そもそも木星はガス惑星だと考えられているので、地表があるとしても大気表層にはほとんど影響がないと思います、とのこと。

なるほど。納得できる説明だった。




ここでの2階は海洋研究。


海流の方向や速さなどをリアルタイム測定して WEB ページで公開してます、という話が面白かった。

津軽海峡は、海峡であるがゆえに潮の流れが複雑で、地元の漁師さんなどはものすごい影響を受けるらしい。


漁場に出るのに逆方向の流れがあるなら、燃料を余計に使うので、せっかく漁に出たのに赤字、ということもあり得る。

死活問題なのだそうだ。


そこで、今はリアルタイム計測を WEB で公開している

朝4時頃がアクセス数のピークだそうで、漁に出る前にスマホで情報を見て、どこの漁場に行くかなどを決めるらしい。

漁業もIT化が進む時代。


で、この計測方法だが、海面にレーダー電波を当て、跳ね返ってきた電波の周波数偏移でわかるんだって。

レーダーの方向に向かって海流が進んでいるなら、反射するわずかな間にも電波の「波」が詰められて、返ってくる周波数は高くなる。

逆に、レーダーから離れる方向に海流が進んでいるなら、周波数は低くなる。


つまりは、ドップラー効果を利用した、ドップラーレーダーというやつだ。


1か所だと流れの方向によっては観測できないので、3か所から測定して流れを特定する。



実際に観測器を置いて、特定地点だけを調べる、というわけではないので、海面全体の動きがちゃんと把握できるのだそうだ。


ただ、表示サイトでは、表示の都合で「たくさんの矢印」でないと表現ができない。

そこで、見やすいと思う感じに格子目にして表示しているのだけど、これは表現上の問題だけで、もっと細かく表示することだって可能、とのこと。




ここで、妻が予約を入れてくれた DONET のバックヤード見学があった。


S-net という、日本海溝…千葉から北海道沖の太平洋側に張り巡らされた、海中の観測網があるのは知っていた。

海底ケーブルを張り巡らせ、海底で起こった地震や津波を、陸上から見えるよりも早く察知する。


東日本震災の年から開発が始まった。…いわば、震災後の反省で、災害をいち早く知ろうというシステムだ。

すでに稼働を開始していて、緊急地震速報などのデータに活用されている。


DONET も類似のものなのだけど、それよりも早く計画が開始され、震災の年の夏に完成したのだそうだ。

こちらは静岡から九州にかけての南海トラフをカバーする。


ただ、S-net が防災重視で作られているのに対し、DONET は防災「にも」使えるような作り。

もっと研究向けで、地球深部の様子を探ったり、クジラの鳴き声を聞いたりもしているらしい。



JAMSETC 横浜にあるのはバックアップサイト、という位置づけで、メインサイトは筑波に「近いうちに完成予定」だそうだ。

つまり、バックアップと言いながら、横浜がメイン。メインサイトが完成後も、おそらくは横浜がメインなのだそうだ。


というのも、DONET を整備したのは JAMSTEC で、メンテナンスを行うのも JAMSETC で、主に利用数のも JAMSTEC なのだけど、S-net を持っている施設に管理を移管したから。

そうしないと、権限の問題で緊急を要する災害時の活用ができない、ということのようだ。



この見学ツアーは、あらかじめ S-net の話を知っていた(テレビで見たことがあった)僕と妻には悪くなかったのだが、子供には難しすぎてつまらなかったようだ。




そのあと、一番奥にある「地球シミュレータ」を見学。


僕としてはこれがメインだったのだけど…まぁ、機械が置いてあるだけなのはわかっていたので、正直なところ「ちょっと見たら帰ってよい」という程度。


しかし、実際に見るとやっぱすごかったね。


最初の地球シミュレーターは、必要な性能を出すのに、640台のマシンを接続していた。

しかし、実際これほど大量のマシンとなると、マシン同士の通信速度がボトルネックとなり、性能を上げづらい。


(それでも大丈夫な特殊な通信方法などを作り上げていたのが、地球シミュレーターのすごさだったのだけど)


今は3代目。

当初の地球シミュレーターでは、専用に建てられた棟の1フロアを完全にマシンが埋め尽くしていたのだけど、今は半分くらいの面積しか使っていない。


マシンの数が減っているので消費電力も半分以下に減っている。

しかし、パワーは上がっていて、初代の 40TFLOPS に対して、1.31PFLOPS (1310TFLOPS) となっている。

30倍くらいの性能アップだ。



説明員の人に話を聞いてみた。


地球環境のシミュレーションに使うのはもちろんのこと、数値風洞実験など、ほかの用途にも使える。

ずっと前に、新幹線の走行状態における騒音発生源の特定のためのシミュレーションに使われ、パンタグラフなどの形状が見直された話を聞いたことがある。


…と話したら、まさにそのシミュレーションを行ったのが、説明員の方だったそうだ。

その後何か面白い用途はありましたか? と聞いたところ、釣り用ルアーの開発に使われたりしたという。


投げた際には空気抵抗がなく遠くまで投げられ、水の中では適度な抵抗を受けて魚のように泳ぐ。

そうしたルアーを作るには、投げられた状態を作り出さないといけないため、静止状態で調べる通常の風洞実験では不可能で、数値風洞が使われたそうだ。



ところで、フロアの入り口には、携帯電話の電波を出さないようにするお願いがあった。

部屋の中の照明は、なんだか特殊なもので、蛍光灯のような電気ノイズを出すものは使っていないようだ。


地球シミュレータのような用途では、直前の計算結果を使って繰り返し計算を行うことが多い。

途中で 1bit でもデータがコケてしまうと、結果は全く違ったものになりうる。


そこで、ノイズには気を使っているそうだ。

照明は、フロアの端でハロゲンランプで発生した光を、反射させながら途中で少しづつ外に光が漏れるような、特殊な透明パイプによって行われている。


この照明で、なにか賞を取ったそうだ。

こうした、計算機を置くための周辺環境から気を使って、世界最高レベルの計算力が手に入る。



この日は、人が入れるように床がパネルで保護されていた。

そのパネルは、ガムテープで張り付けられていた。


妻が「ガムテープを勢いよくはがすと、結構激しくプラズマ放電したりしますけど、そういうのは大丈夫ですか?」と聞いた。


なるほど、確かにすごいノイズになりますよね、と言われた後、そんな質問は初めてだ…と少し答えに窮し、多分わずかなノイズなので大丈夫です、と答えられた。


そこで気になって「メモリモジュールとか、パリティ付きですか?」と聞いたら、もちろんパリティ付きだとのこと。


メモリモジュールがパリティ付きであれば、わずかなノイズでエラーが起きたときには、検出できる。


常時さらされるような蛍光灯ノイズのようなものは、万が一に備えて完全排除するが、一瞬のガムテープノイズのようなものまで気にするほど脆弱ではない、ということだろう。




これで、ほぼ見終わり。

子供が「もういちど消しゴムハンコやりたい」というので図書館に戻る。


スタンプを押す紙はいろいろ用意されているのだけど、最初は図鑑のように全部押すつもりで、ノート状のものをもらった。


今度は、子供たちは白紙のシール台紙。

気に入ったスタンプを、シールとして使えるようにしたいようだ。


僕はブックカバーにできる紙をもらった。

そこに、深海の風景を作っていく。


…好きな生物押していたら、魚がほとんど入らない。

タコとかイカとかクラゲとか、ふわふわした感じのものが好きなんですよ。


そのうち、終了時間が来たので終わり。



一日中たっぷり楽しめました。

実は、時間の関係でゆっくり見られないところもあったのですが…


またの機会があれば行きたいところです。



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イグニス・一か月点検  2018-10-29 10:35:11  歯車 住まい 家族

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イグニス・一か月点検

イグニスを購入して1か月近く。

無料点検があるのでディーラーに持っていき、代車としてしばらくハスラーを借りる。



…いやいや、1か月点検で代車なんて必要ないでしょ。


じつは、このタイミングで事故に遭ってしまいました。

狭い道で対向車が来たので路肩に寄せて止まっていたところ、相手の運転ミスで擦られてしまった、という次第。


状況的に完全に相手のミスで、全面的に非を認めて修理や代車にかかる必要はすべて持つ、と言ってくださいました。

普段使っているディーラーも聞かれたので答えたところ、相手の保険会社からディーラーに連絡がいき、代車まで含めて一切の手筈が整えられた、という状態。


ひっかき傷、というにはちょっと広め。

でも、塗装が剥げた程度で大したことはない。


しかし、新車でメタリックカラーで防汚コート剤も塗ってもらっていたばかり。

塗装するためには一旦コートをはがす必要があるはずだし、メタリックの場合、クリアペイントの上塗りが必要なはず。

そのうえで、コート剤を塗りなおしてくれるようだ。


工程が多いからか、1週間ほどかかるという。




事故は木曜日の夜で、金曜日にはディーラーの準備が整った。


代車には、軽を希望した。

そもそもイグニスを購入したのは、我が家の狭い道を入れる普通車がほかにないからだ。

借りるのであれば、万が一にも傷つけるわけにもいかず、同じイグニスを希望するより、もっと小さな軽のほうが良い。


そして、昨日書いた通り土曜日は家族で出かける予定だった。

イグニスは家族5人が乗れる普通車だが、軽だと4人しか乗れない。

そこで、ディーラーには日曜日に行くことにした。



そんなわけで、昨日イグニスをディーラーに引き渡して、ハスラーを借りて帰ってきた。


まだ、この帰り道しかハスラー乗っていない。

これから何度か、長男の塾の送り迎えをするだろうから、返すころには試乗レポート的なものも書けるかもしれない。


しかし、1度しか乗っていない感想として、いい車だと思う。

イグニスに特に不満はないが、ハスラーのほうが以前乗っていたエブリィランディに似ている感じ。しっくりくる。


このサイズで十分なので、法律的に5人乗れればこれを買ったのに。



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