2018年10月15日の日記です


オーシャンハンター  2018-10-15 14:37:29  業界記

1998年9月発売の、ガン・シューティングゲームです。

…なのですが、このゲーム、作っていたのは横目で見ていたのですが、あまり覚えていないのです。

このころのゲームになると、そんなのばかり。申し訳ない。


以前に書きましたが、AM1 研が AKAI ビルに引っ越してから、部署が大きく2つの部屋に分かれてしまいました。

僕が普段いる部屋とは違う側で作っていたので、作っているのは知っている、という程度の存在だったのですね。





企画者は、仲の良かった同期です。

人にはない独特の感性を持っていて、彼の個性がさく裂すると、話題に残る佳作を作り上げます。


エジホンが当時の代表作かな。


オーシャンハンターも、設定など、なかなかいい雰囲気出していると思います。

海に魔物が棲むと信じられていた、大航海時代…そのまま技術が進化し、現代と同程度のレベルになったような世界観。


海の中を自由に行動できますし、海底資源の採掘なども行われている。

でも、相変わらず海には魔物が棲んでいて、それを退治する賞金稼ぎがいる。



主人公たちも賞金稼ぎですが、ほかにも賞金稼ぎのダイバーがいます。

襲われているところを助ければお礼をもらえますし、間違って撃てばペナルティ。

ここら辺は、ガンシューにはよくある構造。




以前「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」を紹介した時に少し書きましたが、ガンシューティングにはいくつかの避けられない問題があります。


相手が自分と対等なもの、として世界観を描くと、こちらが弾を撃つのだから相手も弾を撃たなくてはなりません。

しかし、弾を撃たれてから避ける、なんて、本当ならできるわけありません。


バーチャコップでは、「相手の動きが妙に遅く、弾を撃とうとしているのがわかる」という方法で解決していました。

撃つ前に倒してしまえばよいのですね。

でも、動きが遅いのが妙な違和感を感じる。


ハウス・オブ・ザ・デッドでは、相手がゾンビだから動きが遅くてもよいし、弾なんて撃ちません。


でも、遅いとゲームとしてつまらないから、時々妙に元気なゾンビが混ざるんですよね。

ボスになると、やはり火の玉みたいなのを撃ってきたりもしました。


火の玉を「投げて」いるはずなのだけど動きは遅く、余裕をもって撃ち落とすことができました。

これも少し不自然な感じ。



オーシャンハンターでは、敵は基本的に魚介類なので、弾を撃ってきたりはしません。

やはりボスになると「泡」を撃ってきたりはしますが、泡だから動きが遅くても不自然でもない。


そう、水の中だから動きが遅くても不自然に感じないのです。

敵の弾だけでなく、こちらの弾も動きが遅く、撃ってから着弾まで、目で見えるほど遅いです。


なのに、魚は水の中だからこそ動きが速い。

敵の動きを予測しないと、正確に狙うだけでは当たらないこともあります。


「水の中」というのは、ガンシューとしては上手な設定でした。




完成が近づいたときに、企画者から「ちょっと協力してほしいんだけど、いいかな」って声をかけられました。

ゲーム中に使いたいんで、セリフ一言だけしゃべってきて、って。


助けを求めるダイバーの声。

「助けてくれーっ!」って迫真の演技しましたよ。

まじめに演技したのに、なぜか笑われた。


で、この声をもとに、水の中っぽく泡の音とか重ねて、ゴボゴボした音声がゲーム中に使われています。

なるほど、ほとんど聞き取れん。

一生懸命演技する必要はなかったようです。笑われたわけだ。




それほど売れたゲームだという印象はないのですが、今ネットで調べたら、好きな人は結構いるみたいね。


このころガンシュー多かったですし、多くの人にとっては「同じようなゲームがまた出た」というだけで、認知度が低いのでしょう。

でも、予測して撃つ必要があるとか、独特の世界観とか、遊んだことのある人の記憶には強烈に残っているみたいです。




同じテーマの日記(最近の一覧)

業界記

関連ページ

エアコン導入顛末【日記 18/12/04】

別年同日の日記

04年 大きく育て

04年 最終確認

13年 富一成さんの誕生日(1960)

14年 「計算機言語」が生まれた日(1956)

14年 変数名の話

15年 プレイステーションを生み出した新聞記事

15年 グレゴリオ暦の制定日(1582)


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています


戻る
トップページへ

-- share --

0000

-- follow --




- Reverse Link -