2019年10月の日記です

目次

07日 歯医者
09日 MVNOをMNP
12日 台風19号
13日 台風被害
17日 台風被害その後
23日 メールの1行が78文字の理由
28日 自宅電話回線
31日 月白青船山


歯医者  2019-10-07 14:20:42  その他

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先週金曜日の朝食の際、昔治療した歯に被せた金属が取れてしまった。


食事していたら、急に「がりっ」と何か歯にあたった。

小石? と思った次の瞬間には、「そんなものが入っているわけがない。歯の金属だ」と理解し、それ以上噛まないようにして口から出した。



で、歯医者の予約を考える。

以前、妻が通っていて「非常に良かった」と言っていた歯科医にしよう。


…と思って google を調べると、google map でのクチコミ評判が非常に悪い。


ちょっと不安に思ったが、最後に僕が通った歯科医を見ると、こちらのクチコミは良かった。

あそこ、うちの子の歯科矯正の相談した時に嘘をつかれていたので、不信感しかない。


不信感しかないような医者が評判がよく、身内が「良かった」と言っている医者が評判が悪い。

これは、身内を信じたほうが良さそうだ。



WEB で予約を受け付ける、というので、予約サイトへ。

そこは医者の管理ページではなく、予約などのシステムを貸している会社のもので、ここにもクチコミ評価があった。

こちらの評判は非常に良い。クチコミが全くあてにならない。




妻が「良い」と言っていた理由の一つは、予約時間通りに検診を始めてくれることだった。

以前言っていた歯医者は、細かく時間を指定されるのに、平気で 30分くらい待たされたりした。

(ここでも、嘘をつく体質があるのだと思っている)



予約サイトでは、午後3時から予約が入れられた。

早い方が良いだろうから、その時間に。


実際、行ったら時間通りに案内された。

当たり前のことだけど、今まで言っていた医者が、その当たり前をできていなかったからね。




被せが取れてしまって…というのは事前に言っておいたが、以前の被せ物を医者に見せる。


ずっと昔、同じように外れてしまった被せ物を歯医者に見せたところ、「古いものは役に立たない」と作り直しになったことがある。

だから、きっとこれも意味はないといわれるだろうなぁ、と思っていたのですが、「そのまま使えそうだから、できれば今日元に戻してしまいましょう。と言われる。


ちょっと予想外だった。

「新しいものが欲しければ、作り直しもできますよ」とも進めてくれたが、そのままでお願いする。



ただ、付ける前に念のための検査。レントゲンを撮る。

歯周病などの兆候も調べる。


で、やはりそのままつけることに。




以前の治療はいつごろか、と聞かれたので、たぶん15年以上前…と答える。

正確には覚えていないけど、今の家に住み始める前に治療した歯のはずだから、15年以上前だ。



15年もたつと、経年変化で歯はすり減ってしまう。

でも、被せ物の金属は歯より硬いため、すり減らない。


そのため、力が強くかかるようになって、それが原因で外れてしまったのですね、と説明してくれた。


そのうえで、「ほかの歯がすり減った分、少し削りましょう」とその場で調整してくれる。


一応くっついた後で、医師の先生からいろいろとお話。



奥歯のすり減りが大きい傾向があります。

普段、奥歯を噛みしめていないですか? と。


噛みしめる、というほどではないが、軽く奥歯がぶつかるような形で口を閉じていることは多い。


そう答えたところ、口は閉じたまま、歯はぶつからないように開き、舌は上あごに触れさせておく、というのが正常な状態だと言われる。



これ、僕としては初めて聞いたんですけど、世間的には普通のことなの?

一応、子供の歯科矯正をやっている都合で「舌は上あごに」は聞いたことがあった。


その時に自分でも意識して、確かにそうなっている、と思った。

でも、うちの子は「上下の前歯の隙間に後ろから歯を当てる」癖があって、それが歯並びを悪くする原因になっていた。


で、舌の位置はこの時に「自分は正しい」と意識したのだけど、奥歯の位置までは聞いたことがなかった。

その後意識したら、生活の中で多くの時間は歯を浮かせているのだけど、仕事などで集中した時に無意識に奥歯を噛みしめる癖がある、と自分で認識した。




で、この「奥歯の噛みしめ」なのだけど、歯医者さんが言うには、パソコン仕事をする人に多いとのこと。


あ、僕在宅でプログラマーなんで、一日中パソコンに向かってます。

そういったら、生活習慣として「全身が正しい姿勢になりやすいポーズ」を教えてくれた。


キーボード打つのと逆で、手のひらを上に向けること。

そのまま背骨のアーチを保つように背筋を伸ばし、まっすぐ前を見ること。


これをやっていれば、自然と舌は上あごにつき、口は閉じたままでも歯は離れるはず、と。


「ただ、こういう姿勢を心がけましょう、というのは、すでに歯医者の仕事じゃないので、詳しく知りたかったら姿勢矯正の専門家に聞いてください」とも。




治療は、1日で終わってしまった。


1回目はレントゲンで検査して、2回目必要なら削って型取りして、3回目に歯を被せて…という治療を考えていたのだけど。

(たいてい、歯医者ってそうしたものだと思っている)


ただ、付けた後の様子を見たいので、来週もう一度来てください、とは言われている。

必要ならそこで調整するからと。



で、思った。

google map クチコミでの評判が悪いのは、すぐに治療を終わらせてしまうからではないのか。


「時間をかける」ことが丁寧な仕事だと思っている人は一定数いて、そういう人にとって、早さは「雑な仕事をされた」という感想しか持たない。

google map で評価の低い人の意見の多くは「仕事が雑」ということであった。



上の話で、最後の方に姿勢矯正の話まで書いたのは、決して雑ではなく、患者に向き合う姿勢がある、と示したかったから。


もっと言えば、自分の専門外の知識まで持ち合わせていて、豊富な知識で最善の治療方法を探してくれている。

そして、決断が速い。いいと思える方法を、自信をもって実行しているから1日で完了できるんだ。



まぁ、医者もサービス業なんで、患者に安心を与えないといけない。

時間をかけるのが良い治療だ、と思う人は、そうした医者に行った方が良いのだろうし、相性問題だ。


でも、しっかりした知識を持ったお医者さんでも、インターネットの評判は悪かったりするのだなぁ、と残念に思った。

(ので、これを記した)





すぐ追記。


4年前の日記にも、10年前の日記にも、「昔に比べて歯の治療が速くなった」って書いているな。


このうち、4年前の日記は、本文中にも書いた「信用できない歯医者」の記録だ。



自分の記憶が子供のころのもので刷り込まれてしまっていて、なかなか update できていないだけで、最近の歯医者は治療が速いようだ。

(もっとも、4年前の歯医者は、なんだかんだで1か月以上通った記憶。)



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MVNOをMNP  2019-10-09 10:53:17  コンピュータ 家族

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携帯電話会社を変えた。

電話番号は変わっていない。


今まで、僕は DMM Mobile を使っていた。

ちなみに、妻は BIGLOBE Mobile だった。


経緯は過去に書いているのだけど、もともと両方とも僕の名義で持っていた回線で、MVNO に MNP しようとしたら、「1人1社1回線」ルールに阻まれ、同じ会社にまとめられなかったのだ。



…念のため説明。

MVNO って、一般に「格安 SIM」と言われているやつね。


厳密にいえば、回線提供会社からまとめて安く「回線の使用権」を買い上げ、一般に小売りする業者が MVNO 。

回線自体はドコモや AU なので、品質は保証されている。


(Softbank は厳密な意味での MVNO には提供を行っていない。ただし、別ブランドの Y!mobile を持っており、そちらでは Softbank より安い料金で回線を提供している。)



そして、MNP とは、電話番号は維持したままで別の電話会社にサービスを移行する仕組み。

携帯電話会社間で共通の取り決めがあり、その手順に従えば、電話番号を変えずに会社を変えられる。


先日、ネットで調べものしていたら「データ専用 SIM に MNP した」というブログ記事を見つけてびっくりしたよ。

(データ専用 SIM は、音声用の電話番号とは全く異なる電話番号が付与されており、MNP できない。

 どうも、ブログ主は MNP を「電話会社を変えること」という認識で使っていたようだった)




さて、いつもの通りいきなり余談で話がそれている。


今の MVNO を契約したのは 4年ほど前で、その時には「1人1社1回線」ルールがあった。

しかし、今はこのルールが緩くなり、どこの MVNO 会社でも、複数回線を持てるようになっている。


DMM は合計で3回線、BIGLOBE は5回線まで持てる。

そして、当然ながら、会社をまとめると基本料部分が安くなる。


1か月ほど前に、スマホを買い替えた

これを機に、古いスマホは長男に渡すことにした。


玉突きで長男のスマホは長女に行く。

…が、まだ長女は小学生なので、必要な時に貸すことにして親の管理とする


とはいえ、1回線増やす必要がある。

我が家は5人家族なので、ゆくゆくは5回線必要になるだろう。


そこで、今僕が使っている DMM も解約して、BIGLOBE に寄せることにした。


DMM が楽天に買収され、新規ユーザーの募集をやめてしまった、という理由もある。

すでに回線を持っている人はサブ回線を増やすことはできるのだが、先行き不透明なら今見切りをつけてもよいだろう。


(ちなみに、今まで長男が使っていたスマホは、Sonet の 0-sim を使っている。月額 0円。

 塾などで単独行動で出かける際に、LINE で連絡を取れればよい、という用途なら、これで十分だったが、時々外出時に調べものをしようとして「遅くて使い物にならない」と言っていた。

 もうすぐ高校受験で塾も忙しくなり、外出機会も増えたので高速回線に変えてやろう、という親心)




妻は、BIGLOBE で一番安い、月 1Gbyte の通信量のプランを使っていた。


これを、通信量シェアで3回線に増やしたいのだが、一番安いプランではサブ回線は持てない決まりだった。

そこで、サブ回線が持てる中で一番安いプランである、月 3GByte にプラン変更する。



…SIM を申し込もうと思ったが、プラン変更は翌月を待たなくてはならず、プラン変更が終わらないと SIM を申し込めない。


そのため、スマホを買ったのは先月頭だったが、SIM を変えるのに1か月待たされたわけだ。



そして、月頭の「1日」は、DMM 側で各種集計が行われるために、プラン変更などの手続きができない。

いや、厳密にいえばできないのは午前中程度で、集計終了後はできるのだけど忘れていた。


2日になってから DMM で MNP 転出の申し込み。

転出予約番号が発行されるまで、2~4日ほどお待ちください、となっている。


…それほどは待たず、3日の夜中に発行されていた、ようだ。

気づいたのは4日の朝だったのだけど。


4日に、BIGLOBE 側に MNP 転入の申し込み。

あと、子供用にデータ SIM を申し込む。


音声用は4~6日、データ用は2~4日ほどで家に届くという。


…両方まとめて、6日、日曜日に届いた。全体に仕事が速いよね。




僕の端末の SIM を入れ替え、BIGLOBE の WEB ページから「MNP 切り替え」の指示を出す。

10分ほどかかったが、回線がつかるようになった。日曜日なのにお仕事ありがとうございます。


4年前は、BIGLOBE は切り替え時に、サービスセンターに電話をする必要があった。

といっても、会員番号を告げ、「MNP 切り替えお願いします」と伝えるだけのもの。


これが WEB から申し込めるようになったのはとても楽。



データ SIM は、僕が先日まで使っていた P10 端末に入れる。

こちらは、すぐ通信できる状態だった。


この日はこれで終わり。




月曜日は仕事が忙しく、昨日火曜日に、子供向けに端末を整えた。



P10 をリセットし、長男のアカウントでセットアップしなおす。

Google のバックアップから復帰、を選んだら、ほぼ必要な状態が復元された。


その後、長男が使っていた Honor6 を見ながら、ポチポチとほぼ同じ使い勝手になるように整える。

P10 には指紋認証があるので、使うことにした。長男に指紋押捺させる。


長男が今まで使っていた Honor6 は、ロックをかけていなかった。

当初は「子供みんなが使える端末」として用意したので、誰でもアクセスできるようにややこしい手続きを排除していたのだ。

また、家族との LINE 以外、ほぼ何もできない端末だったので、悪用される心配がないだろいうというのもあった。


しかし、今後は「長男の端末」だ。メールなどを使うこともあるだろう。

セキュリティはしっかりしたほうがいい。


まぁ、データ専用 SIM なので電話はできないのだけど。

(LINE での音声通話は可能)




さて、今までは BIGLOBE 1Gbyte/月 が 1400円。DMM 1Gbyte/月 が 1260円だった。両方音声 SIM。

合計で 2660円。


これを、BIGLOBE 3Gbyte/月に変えると、1500円。

通信容量シェアの SIM が、音声は月額 900円、データは 200円。

合計で、2600円。


月額料金が安くなったのに、データ SIM が一枚追加された形だ。

通信容量はシェアするようになったが、1枚当たり 1Gbyte 使ってもよい、というのは変わらない。


(今までも 1Gbyte 使い切ったことはないので、誰かが多少使いすぎても問題は出ない)




もっとも、MNP 転出、新規 SIM カード発行の手数料などはかかっている。

乗り換えで得をするのには、2年は使わないとならない計算。


(新規発行する子供の分は考えないとして、

 MNP 転出手数料 3000円、SIM カード追加手数料 3000円、準備料 394円。


 音声追加 SIM は月額 900円だけど、プラン変更で +100円かかるので、月額1000円上がる。

 これに対し、DMM は 1260円だったので、月額 260円しか得にならない。


 6394円を260円/月で割ると、24.6 月。2年間使わないと元が取れないことになる。

 まぁ、「子供回線の確保」という目的もあるので、単純に金額だけの問題ではないのだけど)



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台風19号  2019-10-12 21:31:56  住まい 家族

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10月12日、非常に大型で強い台風、19号が関東を直撃した。


1日前から強風圏に入り、防風圏を通過するだけで6時間程度かかる、という大きさ。

中心気圧は 960hPa 程度。海上にある段階では、最強の時点で 915hPa程度だった。




で、被害が見込まれていたことから、2日前頃から近所のスーパーなどは、備蓄の買い出し客で混み合っていた。

混み合っていた、と知っている程度に、我が家でも買い物をしておいた。


そうでなくても3連休だし、そのままでも食べられるパンなどを十分に。

家の庭の飛びそうなものなどは予めしまう、自転車などは倒しておく、など準備をしておいた。


それでも、想定外というのは起こるものだ。




前日時点での1時間天気予報では、最大雨量は1時間に 24mm 、午後7時頃の予報だった。

でも、これは実際の時間が近づくにつれ、予報制度がまして下方修正される。

結果的には、正午頃の 18mm が最大雨量で、もっと台風が近づいたときにはあまり雨が降らなかった。


気になってしょっちゅう雨雲レーダー画像を見ていたのだが、どうも今回の台風、山脈に集中して雨を振らせたようだ。

鎌倉は山がちではあるのだが、低いので雨雲がスルー。もっと奥の多摩地域や、神奈川なら小田原、特に箱根に大雨を振らせた。




午後8時が近づくにつれ、非常に風が強くなった。

二階の子供部屋で、長女が「怖い」と言っている。

長女のベッド、風向き的に、一番風当たりが強い窓の横にある。


台風の風がどのようにうごいていて、だから我が家ではこの窓のあたりが一番風が強い・・・という話をしながら、窓の外を見ていたら、急に「バシッ」というような大きな音がした。


思わず、わぁ、って二人して声をあげ、今の風すごかったね・・・と窓の外を見ると、パーゴラの藤の枝が半分ほど、パーゴラから落ちかけていた。



風で藤が煽られて変な音を出したのか・・・と思いながら外をみるが、そうではなかった。

藤の枝が、白い棒にからみついており、その棒が風に煽られて踊っている。

雨樋の、縦のパイプだった。藤のつるが絡みついたまま、藤が風に煽られることで、パイプがもぎ取られたようだ。




家に被害が出てしまった。とはいえ、大した被害ではなくてよかった。


このあと、藤の枝は、ずるりとパーゴラから下に落ちた。

隣家の休耕田・・・今使っていないので事実上空き地に落ちた。明日謝る必要があるだろう。


しかし、中途半端な位置で風に煽られ、窓ガラスにでもぶつかったら危険だった。

落ちたほうが安全だ。





8時半を過ぎた頃から、非常に強い突風が吹くようになる。

雨雲レーダーを調べると・・・これ、降雨量を示すものなので、台風がどこにあるかはわからない。

でも、心眼で見ると、多分8時半〜8時45分頃が、一番台風が家に近づくようだった。


その後、9時頃までは時々突風が吹いていたが、それも徐々に収まった。


この日記を書いている現在は、9時半。もう安全なようだ。




とはいえ、鎌倉市内の停電は、現在17500件にのぼっている。

我が家のあたりは、運良く停電をまぬかれただけ。


停電に備え十分な準備をしていたが、何もなければ一番ありがたい。




この話、翌日に続きます


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台風被害  2019-10-13 22:32:03  住まい

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昨日、台風の暴風域が去る前に日記を書いて、「雨樋のパイプが取れた」と被害報告をした。


まだ暴風域で危険だったし、夜なので家の外に出ての確認はできなかった。窓から見ても暗くてよくわからないし。

今朝になって確認して・・・驚いた。雨樋どころの簡単な問題ではなかった。


我が家は1階にウッドデッキを作り、その上には藤棚としてのパーゴラを作っている。

このパーゴラを支える柱が根本から折れ、パーゴラが隣家の敷地に倒れ込んでいた。


「藤がずり落ちたようだ」と認識していたのは、パーゴラごと落ちたため。

雨樋が取れたのは、この藤が絡みついていたため。

ついでに、パーゴラが固定されていた外壁の一部も破損した。


幸いなことに、隣家の敷地と言ってもそこは田んぼで、更に休耕しているため、事実上の空き地だった。




とはいえ、「パーゴラが落ちたところは」空き地だったが、そのすぐ隣の区画は稲が育っている、

そして、引っ張られるようにズルズルと落ちた藤は、一部稲にかかっていた。


端のほんの少しだったし、それで稲が引き倒されて水をかぶる、といったこともなかった。

隣家の方も「月末には稲刈りなので、それまでになんとかなれば構わない」と言ってくださった。


とはいえ、片付けられるものは早急に片付けないといけない。




ハウスメーカーの担当者にはメールしたが、日曜日はお休みのようだ。まぁ当然。

あとで修繕の相談をするとして、今すぐの後片付けは自分達でやらねばならない。


朝7時前から、妻と一緒に柱、梁の一部など、片付けられるものから自分の家の敷地に運び込む。

藤棚本体・・・天井部分は、かなりしっかりした作りで、100kg以上ありそうだ。

倒れたにもかかわらず壊れていないため、あえて壊して小さくして運ぶ、というのも難しい。


とりあえず、半分うちの敷地にかかる感じで、できるだけ引き寄せておいた。



一番の問題は、隣家に倒れかかった藤。


幹が折れた、とかなら諦めて切るしかないのだけど、藤はつる植物なのでしなやかに曲がり、ダメージが少ない。

そして、ここまで育てるのに 10年かかっているので、切り倒したくはない。


一方で、持ち上げてみたが重すぎて、そのまま2階部分にある藤棚まで持ち上げられるとは思えない。


(注:藤棚は家の南側全体にあり、ウッドデッキ上の部分は、全体の一部に過ぎない。

 そのため、ウッドデッキが壊れても、藤棚が全部壊れたわけではない。

 しかし、藤は風で下に落ちた)


藤の枝はもともと秋から冬にかけて剪定する・・・妻によればそうらしいのだが、剪定してしまって枝を減らせば軽くなって持ち上げやすくなるかもしれない、という。


これはわからないので妻に作業を任せる。

僕は、発生した枝をひたすら束ねて縛り、草ゴミとして捨てられるようにする。




家にかけた保険の要件を調べてみる。


ローンを組む際の条件として入った保険で、最低限度の保証しかつけていない。

しかし、それでも台風被害に関しては、家の外構であっても敷地内は保証範囲のようだ。


この保険、ハウスメーカーの子会社が代理店となる形で加入している。

なので、ハウスメーカー経由で申請したほうが、いろいろと面倒が少なそうだ。


こちらも、修理と一緒にお願いすることにしよう。




一日中片付けをしていたわけではないが、藤棚の部材は、一番重い天井部分以外は家の敷地に運び込んだ。

雨樋パイプなども回収。壊れた外壁の一部も発見した・・・が、これは特に意味はなさそうだ。


藤の枝はずいぶんと整理したが、まだ藤自体はもとの位置に戻せていない。


明日もまた作業しよう。





ついでに、それ以外の台風被害(?)について。


我が家は大丈夫だったが、車で30分ほどのところに住む長兄のところは、近所の川が氾濫の恐れあり、ということで、避難指示となったらしい。


小さな支流なので、報道されるようなものではない。消防署の人が来て、避難するように指示されたのだそうだ。


結局、氾濫することはなかったので、特に問題は出ていない。



今日、我が家には新聞が届かなかった。

こんな時だから混乱しているのだろうと思ったら、昼過ぎに配達業者から連絡が来た。

印刷所からの輸送経路が通行止めになってしまい、新聞自体が入手できていないそうだ。


後日配布します、と平謝りで言っていたので、気にしないでくださいと伝えた。

道路が通行止めになったのは、配達業者のせいではない。




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台風被害その後  2019-10-17 16:06:55  住まい

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19号の被害、その後。

まだ解決したわけではなく、途中経過だが、一つの区切りを迎えたので記しておく。


藤棚とともに藤が隣家敷地に倒れ込み、早急にどかしたい、と思った。


しかし、藤棚の天井パーツだけで、300kg くらいある。

たぶん再利用はしないと思うので、ノコギリで切ってしまえば移動できるかもしれないのだけど、専門家に聞いてみないとわからない。


…というわけで、ハウスメーカーの修繕対応子会社である、スウェーデンハウスリフォームの担当者さんに連絡していた。

本来、祝日は休業日のはずなのだけど、14日(体育の日:祝日)には、返事をくれ、15日には状況視察に来てくれた。



今回の台風、大きかったので被害を受けたご家庭も多いようで、15日も「昼頃には伺う予定です」と連絡をもらっていたが、来られたのは夕方。

当然、それだけ忙しいのだろう。


そして、職人さんも当然ながら大忙しだという。対応がいつになるかわからない。


まずは、隣家の敷地に入っているものをどうにかしないとならない、とはお願いした。




この時、保険についても相談した。

一応、SWHの子会社が代理店をする形で保険に加入している。

というのも、銀行のローンを組む際の前提条件が、家をローンの抵当にし、その家には保険をかけること、だったためだ。


だから、保険も相談したほうが良いかな、と思ったのだが、SWHリフォームの方では細かな契約まではわからないので、自分で申請をしてほしい、とのこと。


保険の条件は、一応調べてある。


条件としての保険加入なので、最低限の保証しかつけていない。

水害不担保特約…浸水による損害は補償しない、とか、細かく不担保特約を付けた形。


それでも、強風による害は保証されていた。


で、自分でやることになったので申請方法を探す。


加入したのは AIU 保険なのだが、現在別会社との統合を行い、 AIG 保険と名前を変えていた。

申請は、全て WEB で行えるようになっていた。


まず、言葉で説明して保険の降りる対象であるかどうかの調査から入るようだ。

状況説明を行っておく。




翌日16日(水)。

…SWHリフォームでは、水曜日は定休日なのだが、連絡あり。


前日に設計時の図面などを見せたところ、藤棚を作った業者さんなんかも判明したため、連絡してくれたそうだ。

そして、午前中近くで仕事をするので、午後に寄って状況だけ確認したい、とのこと。


この時、状況確認だけ、と言いながらも、藤棚を電動のこぎりでバラバラにして、我が家の敷地内に収めてくれた。

ウッドデッキなども確認したが、藤棚の柱が折れた際に周囲にも影響してしまっているため、部分的な修繕は難しいという。


全部作り直しの方向で見積もりを頼む。保険が下りると良いのだけど。




保険会社から返信があった。

というか、「全く保険対象外」というようなことはなかったようで、さらに詳細を聞かれた形。


次の段階では、見積もりなどが必要なようだ。まずはここまで。




本日17日、先ほどの話。


急に外構業者の方がきた。

SWHリフォームに頼まれて、藤の状況を確認しに来たという。


隣家の敷地に倒れ込んでいた藤を見て、「思ったより大きいですね」が最初の言葉。

これ、直せるかな…としばらく考えていて、一人では無理なので、手伝ってもらえますか?

と、その場で治すことになった。


藤棚は、大きく2つに分かれている。ウッドデッキ上の藤棚と、家の壁に固定する形で増設した藤棚だ。


SWHは、北欧の家の習慣に従い、窓に庇がない。これ、生活していると結構日光が入って暑い。


そこで、藤棚を作ったら夏は葉が茂り涼しく、冬は葉が落ちるので日が入る。

ウッドデッキ上の藤棚は当初からその予定で作ったのだが、想像以上に良かったので、壁に沿って1階の窓の上に伸ばした、という形だ。


そして、この細長い藤棚につるが伸びているため、藤自体も片方向に 10m くらい伸びている。

大きい、というのはそのため。




業者さんが藤棚にロープをひっかけ、藤を引っ張るので、僕が藤を下から押し上げる、という形で幹部分を立てる。


そこでロープを結んで固定し、少し離れた部分を同じ要領で引っ張り上げる。

さらに、その部分を固定して先の部分の引っ張り上げる…というかたちで、4カ所ほど引っ張って藤を持ち上げる。


これはまだ、藤棚の横まで引っ張り上げただけ。

ここからは、業者さんが藤棚に上り、腕力で藤を棚の上に引っ張り上げ、シュロ縄で縛って固定していく。


あらかた引っ張り上げたら、もっと細かくシュロ縄で縛り、完成となった。

所要時間は45分くらい。


これで、お隣の敷地に落ちたものは撤去できた。


冒頭に書いた「一区切り」というのは、そういうこと。




業者さんが帰ってすぐに、SWHリフォームの担当者から電話があった。


「今日、業者さんが時間があるので視察に行ってくださるそうです」


あ、今来て、視察だけでなく治して帰られました。

そう話したら、仕事が早いと驚いてた。


しかし電話の要件はそれではなく、足場業者さんを連れて行って状況確認をしたい、とのこと。

2階の雨樋が壊れてしまっているのだが、なにぶん2階の屋根についたものなので、足場がないと作業できない。



電話のしばらく後に来て、藤が直ったことを確認し、足場業者の人とも相談したうえで帰った。


やはり、工事を行う業者さんは大忙しだそうで、今年中の工事ができるかどうか難しいところ、だそうだ。



先に書いたように、保険の申請には見積もりなどが必要。

保険申請が次の段階に進むのはまだ先になりそう。



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メールの1行が78文字の理由  2019-10-23 17:37:26  コンピュータ

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先日、Twitter で僕のページを引用してくださった人がいた。


#たびたび書くけど、エゴサーチしてますよ。



引用されていたのは、「OS の登場」のページ。


…書いたのずいぶん前で、内容が拙くて恥ずかしい。

しかしまぁ、大きく間違ったことも書いてないのでそのまま残してある。


で、引用してくださった方は、「1行が80文字」の理由を探していたようだ。


該当ページには、IBM パンチカードが1枚に 80 文字を収めることができたため、コンピューターにディスプレイが付けられた際にも、1行に 80 文字を表示できる必要があった、ということを書いてある。



この話、のちに別のところで詳細解説している。

ハーマン・ホレリス 命日の記事。


ホレリスは、IBM の前身の1つとなる「タビュレーティング・マシン」社を興した人物。

パンチカード集計機を発明し、80桁の数値を記述できるパンチカードを標準化した。


のちに、数値だけでなく文字も表現できるようになったが、80桁、という枠組みは変わらなかった。




さて、冒頭に書いた引用してくださった方は、これが1行 80 文字の理由、としたうえで、「メールの1行を 80文字に制限するマナーは迷信だった」と結論付けていた。


いや、それは論理が飛躍しすぎている。


おそらくは、「古くは」画面の横幅が 80 文字だったことを知り、「今は」その制限がないのだから迷信、という思考の流れだと思う。


しかし、残念ながら 80文字…より厳密にいえば、78文字というのはマナーなどではなくて、システム的な「要求」なのだ。


メールの1行は、78文字を超えるべきではない。


「べきではない」と書かれているように、超えても普通は大丈夫。

だから、緩い制限の「マナー」だと思われがちなのだけど、技術文章で規定された制限なのだ。




インターネットを流れるデータの規定といえば、RFC 。


インターネットメールは、RFC 822 から始まるが、紆余曲折あり、RFC 2822 になり、現在は RFC 5322 となっている。

(なんとなく、822 から連想されやすい番号を割り振っているところが素晴らしい)



で、現在の仕様である 5322 の 2.1.1 節に、こう書いてある。


2.1.1. Line Length Limits

There are two limits that this specification places on the number of characters in a line. Each line of characters MUST be no more than 998 characters, and SHOULD be no more than 78 characters, excluding the CRLF.

(以下略)


意訳:

2.1.1. 行の長さ制限

1行の文字数には、2つの制限がある。

CRLF を除く1行の文字数は、998文字を超えてはならず、78文字を超えるべきではない。


意訳の中の CRLF というのは、改行を意味する文字のこと。

画面上に表示はされないが、コンピューターのプログラム的には、「1行」の最後には、「行の終わり」を意味する文字が必要となる。


説明すると長いので省略するが、行の終わりは2つの見えない文字で成り立っていて、CR と LF だ。


1行は「改行を除いて」78文字を超えるべきではない。

言い換えれば、「改行を入れて」80文字までだ。



ここに、パンチカードは1枚 80文字という制限が復活している。


パンチカードが 80文字だったために、FORTRAN 言語では1行を 80文字以内と定義しており、ディスプレイは1行に 80文字を表示できるように作られ、初期のスクリーンエディタは1行を 80文字以内としていた。


エディタが1行を 80文字で扱うということは、テキストファイルも1行が 80文字を超えることはない、ということだ。

これを前提として、非常に古いメールシステムの中には、1行を 80文字としてプログラムされたものがあるらしいのだ。


今更そんなシステムが生き残っているとは思えないが、もしそうしたシステムがメールを受け取ってしまうと、80文字を超える部分は削除されたり、強制的に次の行に送られたりする。


RFC ではそうしたシステムを考慮して「78文字を超えるべきではない」としている。


場合によっては一部の情報が削除され、相手に届かなくなってしまう。

それを避けるための制限は、トラブルを未然に防ぐために使用者が心がけなくてはならないもので、マナーや迷信ではない。




ところで、RFC 5322 には、使用できる文字コードの制限もある。



2.3. Body

The body of a message is simply lines of US-ASCII characters.

(以下略)


意訳:

2.3. 本文

メッセージ本文は、単純に US-ASCII で作られた複数行となる。


そう、US-ASCII しか使ってはいけないのだ。

英語は許されるが、ドイツ語もフランス語もだめだし、日本語なんて論外だ。


しかし、実際にこれらの言語でもメールは送れる。


どうなっているかというと、US-ASCII 「以外」のメールは、計算によって US-ASCII の文字に「変換」されて送られるのだ。


この計算方法のひとつに、MIME がある。


US-ASCII に変換されるといっても、日本語が英語に翻訳されたりするわけではない。

単に、日本語の文字を示す「数値」を計算して、数文字の US-ASCII の組み合わせで表現されるだけだ。


変換の際、結果として得られる US-ASCII 文字列は、76文字ごとに改行を入れる、という決まりとなっている。

この結果、元文章の1行が 80文字以上になっていたとしても、通信経路上ではちゃんと 80文字以内に収まっている。


結果的に、「80文字を超えるべきではない」という技術的制限は守られているのだが、利用者がそれを気にする必要はない。




…と、これだけなら「80文字制限は迷信」という最初の話でも、まぁいいかな、ってことになるのだけど、話はもう少し続く。



RFC 5322 で書かれているのは、メールの内容の扱いであり、「MIME の扱いは別議論」としている。

つまり、いったん MIME に変換された際には 80 文字の制限が守られるとしても、それは「メールが」 80文字の制限を守っているのとは違う扱いになる。


通信経路上の問題が解消したとしても、メール自体の問題は残っているのだ。




また、上に、US-ASCII に変換する「計算方法の一つに MIME がある」と書いた。


別の方法もあって、その方法を使うと、MIME の「1行 76文字への変換」が行われない。

この場合、通信経路上の問題も解決していないことになる。



MIME は比較的新しい方法で、日本語の場合、古くは JIS コードでメールの通信が行われた。

これも、「日本語を US-ASCII に変換する計算方法」の一つだ。


そして、今でも互換性のためにこの方法を使えるメールソフトは、結構多い。



JIS コードが当たり前だった当時、よく言われたマナーとしては「1行は 36文字以内」だった。


JIS コードでは、日本語1文字は、英語2文字で表現される。

だとすれば、78文字の制限は、39文字以内となるはずだ。


残る3文字はどこに行ったのだろう?


実のところ、JIS では、ASCII と JIS を切り替えるために、ASCII に規定された「ESC」を使用した。

ESC とは、ASCII から「脱出」して、独自の文字コードを使うために設けられた規定だ。


そして、JIS コードは、ESC に続いて2文字を送ることで、日本語と ASCII を切り替える。


行の頭で日本語を開始し、行の終わりで日本語を終わるとしたら、これに 6文字が必要になる。

日本語に変換すると、3文字分だ。


つまり、これが日本語にした際に消えた3文字分だ。

JIS コードを使用する場合、日本語で RFC の規定を守ろうとすると、1行が36文字以内でないといけない。




ちなみに、行の中に ASCII を入れたりすると、そのたびに切り替えコードが入るため、書いてよい文字数はそれだけ減ることになる。


…JIS でメール書いていた時代でも、80文字を超えて問題出るような環境はまずなかったから、そこまで気にしなかったけどね。


#現在、JIS コードには iso-2022-jp という名前が与えられている。

 JIS コードは、日本国内のローカル規格、iso-2022-jp は国際規格だ。




メールに限らず、通信手段というのは、「相手」や「通信経路」など、多くの参加者があって成立するものだ。

そして、多く参加者があるということは、そのどこに問題が潜むかわからない。


RFC がいまだに1行を 80文字に制限しているのも、実際に過去に 80文字の制限を持つプログラムがあり、今でも残っている可能性があるからだ。


もっとも、RFC5322 の中には、80文字で情報を切り捨ててしまうような環境が本当にあるとすれば、それ自体が RFC5321 違反だ、と言及している部分もある。

(5322 は「メールの書き方」を規定していて、5321 は「メールの送信方法」を規定している)



MIME を使っている場合は、途中経路の問題は気にする必要はないだろう。

MIME によって行は 76文字に揃えられ、決して 80文字を超えることはない。


しかし、この場合も、相手が 80文字を超える行を扱えるとは限らない、ということに注意だ。


…まぁ、そんな古いメーラーを使っている場合、MIME で変換された本文を、元に戻すこともできないような気がする。

もし戻せたとしても、UTF-8 が表示できない、なんてことになりそう。


あまり気にしすぎる必要はないけど、ちょっと気に留めとけ、くらいの問題か。




RFC って、「自分には厳しく、他者には寛容に」という精神なんだよね。


超えるべきではない、と言われているのであれば、自分は超えないようにしないとならない。

でも、誰かが超えてしまったとしても、違反だと怒るのではなく、何の問題もなかったかのように扱えないといけない。


RFC の「規定」って、そういうものなの。


だから、80文字を「超えるべきではない」と規定されているのであれば、少なくとも自分は超えないようにした方がいい。

超えたとしても、「寛容」の精神で、おそらく何も問題は出ないのだけど。



ここで、問題が出ないからこそ、ただの「マナー」だと言われてしまいやすい。

でも、問題が出なくても違反行為で、「寛容さによって」助けられただけという意識は必要。



2019.10.29 追記


そもそも、なぜ「US-ASCIIしか送れない」なんてことになっているのか、という疑問をいただきました。


簡単に言うと、今のコンピューターは 8bit を情報の基本単位としているけど、古いコンピューターには 7bit のものがあるから。

US-ASCII は、7bit で文字を表現するようになっています。



この話、詳細はちょうど10年ほど前に書いてます。

少し内容が古い(最新 OS が Windows 7 だったり、メールの JIS 送信がまだ普通だったりする)けど、以下にリンクしておきます。


「その文字」はインターネットで使ってはいけないのか?




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自宅電話回線  2019-10-28 14:48:53  その他

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8月末のことだ。


僕は自分の会社を持ち、在宅でプログラマをしている。

会社にはしているが、事実上は個人営業に近い。


それで、会社の決算書類の提出が8月末で、毎年8月後半は書類作成に忙しい。

法的な書類作成は社員でもある妻が主にやってくれているのだが、僕も必要データを準備する必要がある。




そして、毎年困るのが、NTTの電話料金だ。


NTTの電話料金は、NTT東日本からの委託を受け、NTTファイナンスが請求してくる。

通常、請求というのは「2か月以内の遅れ」で来るものなのだけど、上記の経路の関係なのか、3か月遅れになる。


会社自体の「決算」は6月末で、それから2か月後の8月末までに書類をまとめる。

しかし、NTTの請求が来るのは9月なので、決算時に困るのだ。



…まぁ、それはいいや。現実には来ないので、8月までに請求された分で書類を作っている。

困るのは、「どこに行けば請求書が見られるのか」ということ。


以前はNTT東日本で見られたのだけど、今はNTTファイナンスで見なくてはならない。

うかつにNTT東日本のログインIDがあるので、入って探し回ってから「あぁ、違うのだった」と思いだす。



そして、年に一度しか入らないのでパスワードを忘れている。

いつも2~3回試して、「あぁ、ここは特殊だった」と思いだして書いてあるメモを探したりすることになる。


ところが、「セキュリティのため」数度間違えると、郵送で申し込んで再発行だったりする。

時間に追われているときに、ネットワークを見るために、何日もかけて郵送を行わないといけないという時代錯誤。


セキュリティのため、と言ってはいるが、ほぼ「作ってはならない」レベルのシステムだ。


…と、このことは3年前にも詳細を書いていた。




しかし、今年は一連の作業の中で、光明を見出した。


我が家ではインターネットプロバイダに、アサヒネットを使用している。

以前は、回線はNTT東だった。


数年前に、国の方針もあってNTTが光回線を開放することになり、NTTの回線を使用して、アサヒネットが光回線のサービスを開始した。


この時に、アサヒネットに統合を行った。

これで、プロバイダ料金と回線料金が一つになり、書類仕事が簡単になる。


…と思ったら、この時は電話回線の統合はできなかった。結局NTTは残る。



それが、今年の作業中、アサヒネットの請求書などを印刷するためにユーザーページに入ったところで、「アサヒネットが光回線を使用した電話サービスを開始した」ことを知ったのだ。



これで、やっとNTTからオサラバできる。

経理作業が終わった8月末、アサヒネットに切り替え申請を行った。




9月頭、アサヒネットから書類が届き、注文を受け付けた、ということが書かれていた。

他にも各種注意事項などの説明が入っていた。


一般回線から切り替える場合、対応機器を購入して設定を行う必要もある。

しかし、NTTですでに IP 電話を使用していた場合は、何もすることはない。


不思議なことに、工事日が書いてなかった。



数日後、さらに書類が来る。

切替工事を行う、工事後はサービスがアサヒネットに移管されるため、NTTへの各種問い合わせはできなくなる、という注意などが書いてあった。


しかし、不思議なことに、やはり工事日が書いてない。



うーん、何か不備を感じるが、書類は届いているし、どこかの段階で工事が行われるのだろう。

切り替えに何も手続きはいらないというし、気づいたら変わっている、という感じなのだろうな。




…ということがあり、それから1か月半ほどたって、すっかり忘れていた。


いや、「ちゃんと工事されたのか、どこかで確かめないとな」という意識は、心の片隅には残っていた。



それが、この週末にアサヒネットのカスタマーサポートから電話があったのだ。

「アサヒネットの IP 電話使いませんか?」という、アサヒネットユーザーへのセールスだった。




え、うち既に使っているはずですけど、というと、しばらく向こうで何か調べていて、使われている記録がないという。


こちらに書類も届いてますよ、と、書類を探して日付なども伝えるが、先方には書類を発行した形跡すらないという。


おいおい、大丈夫かよ。アサヒネット。


こちらはサービスを使う意思はあるし、むしろもう使っているものだと思っていた。

先方としては、サービスを使って欲しいと思っている。


やりたいことは双方一致している。

電話口のオペレーターが平謝りで、再度手続きを行うことになった。


一応、工事日は11月初頭だそうだ。



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月白青船山  2019-10-31 15:00:28  その他

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久しぶりの書評。


以前同じ人の作品を読み、面白くてそれも書評として書いたのね。

普通に本を読んでも書評を書こうとは思わないのだけど、以前の本は…こう、なんというか、本を読みながら本の「外」を思ってしまう、不思議な構成だったから。


以前読んだのは、「かはたれ」「たそかれ」という、2冊のシリーズ作。

不思議な構成と書いたけど、誰でも読んで不思議を感じられるわけではない。


舞台が架空の町なのだけど、明らかに僕が住んでいる町。

そして、登場する場所がいちいち、知っている場所。知っているのだけど、そこは架空なので微妙に違っていたりして、眩暈を感じられた。


そして、今回読んだ「月白青船山」。



先に書いた「かはたれ」シリーズの舞台は、「散在が池」と「青船」だった。

池は、少し名前が違うが実際に「鎌倉湖」としても知られる場所で、鎌倉湖行きのバスは JR「大船」駅から出ている。


つまり、架空の地名「青船」は、大船だ。

そして、「青船山」を舞台にした新作(今年刊行の本だった)。

読んでみたいと思った。




先に、ざっくりとストーリーを紹介しよう。


東京に住む兄弟が、夏休みの間だけ、親戚の家に預けられて鎌倉へやってくる。


本当は海外出張中のお父さんを訪ねて家族でオーストラリアに行くはずだったのに、お父さんが病気になり、母だけが向かったのだ。

楽しいはずの夏が、友達もいない、それほど親しくもない親戚の家で過ごすことに。


しかし小学校5年生の弟は、同学年の鎌倉在住の少女と出会う。

彼女もまた、家の都合により少し離れた学校に通っていたため、夏休みは友達と遊べない。

家庭の事情もあり、彼女も寂しい気持ちを抱えていた。


そして、中三の兄も合わせて、彼女の案内で近所にある「青船山」で遊んでいるうちに、不思議な場所に迷い込む。

平安時代末期の村だった。


そこで、3人はその村が「時間が止まった」場所であることを知る。

状況を戻し、全ての人が幸せになるためには、失われた瑠璃を探さなくてはならない。

村人は時間が止まっているがゆえにそれができず、願いが彼らに託される。


その後、彼らは現代に戻ってくるが、託された願いがそもそもどういうことなのか、意味を探り始める。




全体に、鎌倉に伝わる伝承、実際の地形などを組み合わせた、なぞ解き話だ。

小学生向けだから、その謎もそれほど難しいわけではないし、推理というよりは冒険物(行き当たりばったりで謎が解ける)だ。


「かはたれ」シリーズに比べると、架空の町、という感じは少なく、出てくる場所がほぼ実在。

お寺とか、神社とか、「伝承」に関係しそうなものはともかく、大船に実在するお菓子屋さん(粟船堂)まで出てきたのにはちょっと笑った。


そして、その分「現実との違いに眩暈を感じる」という楽しさは、残念ながら少なかった。


現実と一番違うのは、主要舞台である「青船山」かな。

位置関係や記述から、これは「六国見山」。


小学生でも簡単に登れる気軽な山、というのはそのままだけど、地形は結構違う。

…とはいえ、それなりに現実に存在するものも出てくるのだけど。




「かはたれ」「たそかれ」もそうだったのだけど、この作者は「寂しい人」を書くのが上手なようだ。


このお話も、寂しい人が多い。

そうではないように見えていても、人物像が明らかになるにつれ、どこかに陰が出てくる。


「瑠璃」を探す冒険は、次第にそれらの人の希望へとつながっていく。

願いを託したのは平安時代の人々なのだけど、それが現代に生きる人々へも希望になっていくのだ。


最後は、大団円。

実際の伝承を基にした…実在の歴史上の人物で「不幸だった」人々も含めて、幸せになったことが示唆される。

歴史はもちろん変えられないから、おそらくそれは死後の世界で幸せになったのか、現在とは違う世界線での話なのだろうけど。




先に書いたように、多数の伝承が組み合わせられて話を形作っている。

しかし、どこまでが史実・伝承で、どこまでが作者の想像による架空のものなのか、どうも判然としない。


「かはたれ」は、町自体が都合よく架空のものになっていたので、現実との違いを楽しむことができた。

しかし、「月白青船山」は町などの描写はかなり現実に近い。

事実が多いからこそ、伝承も本当っぽく見えるが、それも作者の狙いだろうか。


どうもこの作者、事実と架空を自在に操り、境界線がわからない。

非常に巧妙に作られた、良作だと感じた。



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