2013年12月10日の日記です


たき火  2013-12-10 09:37:31  料理 旅行記 家族

たき火の煙の匂いが好きだ。


煙くて嫌いな人もいるとは思うけど、ボーイスカウトをやっていた僕には、たき火は「落ち着く匂い」。

特に夕暮れ時は「今日の業をなし終えて」という気がするし、冬の寒い時期に炎の暖かさを感じるのも好き。


で、土曜日に妻が庭の枯れ木・枯草を処分しようと燃やし始めた。

僕はその時仕事をしていたので知らなかったのだが、ある程度火が大きくなってから子供たちがやってきて、「焼き芋作るからお芋ちょうだい」というので気づいた。


土曜日の仕事は、子供たちが遊んでいる間にちょっとやっておこう、と言う程度の話で、面白いことをしているのであれば参加する。

仕事は切り上げて庭に出た。


少し前に長女が保育園で掘ってきた大きなサツマイモを、濡らしたペーパータオルとアルミホイルでくるんで火の近くに置く。

そして、マシュマロと割り箸を持ってきて、家族で焼きマシュマロ。


夕飯にホッケを焼こうと思っていたのだが、せっかく火があるから、と焼いてみた。

冷凍だったので時間がかかるかと思ったら、火力が強くてあっという間に焼けた。


冷ごはんを電子レンジで温めておにぎりを作り、焼きおにぎりにする。


…夕飯は炊き込みご飯を食べるつもりで炊飯器に仕込んであったのだが、炊き上がるより先に夕飯が食べれる状態になった。

少し早いが、庭で夕ご飯。直火で焼いた焼きおにぎりと、ホッケの干物。うまい。



もっとも、それほど量はなかったので子供たちは「もっと食べたい」と…

ちょうどその頃、いつもの夕食の時間になって炊き込みご飯が炊きあがった。

おかずはないが、ご飯だけで十分旨い。


さらに、焼き芋をデザートに。ゆっくり蒸し焼きにした焼き芋はねっとりと甘い。


ただ庭の枯れ木を処分しようとしただけだったのに、豊かな夕食となった。




翌日日曜日、町内の餅つき大会があるので参加。

町内の、といっても町内行事ではない。町内にある中堅工務店が主催する行事。最初の頃から参加しているが、すっかり毎年恒例になった。


この工務店には安い仕事を頼んだことがある。本当に簡単な仕事で儲けも大してなかったと思う。

でも、「地元の皆さんへの恩返し」として、こんな行事を主催してくれているのだ。


餅つきをして、餅・焼きそば・豚汁が無料でふるまわれる。

近所の公園で行われるので、調理は全部たき火で行う。ここでも、気持ちの良い煙の匂いを感じられる。


子供たちのために、無料のヨーヨー釣りやアートバルーンもある。

端材を使った木工コーナーもある。



うちの子供たちは、昨年は木工コーナーで適当に木を組み合わせて釘をうち…ごみを作って持ち帰った。

長女曰く「モノレール」、長男曰く「スーパーアンビュランス」など。夏に庭でバーベキューをしたときに焚きつけに使ったら、長女は非常に怒った。


「今年もトンテンカンテンするから、捨てないでね!」と長女。

捨てられたくなかったらゴミじゃないもの作ってね、と僕。


少し考えた長女、「小さな机作る!」と目標を決めた。去年は目標もなく木を組み合わせていたので、目標を作っただけ進歩。


適当な端材を見繕って、机になるように組み合わせる。

…足の長さが揃わない。端材なので揃うわけがない。のこぎりはあるので、切りそろえる。


そして、組み合わせて釘で打つ。

大方僕が作ったが、釘を打つところだけ、少し長女が手伝う。(というか、全然手伝えていないが、本人はトンカチで叩いて満足)


案外立派な小さな机…というか、お風呂椅子みたいなものが出来上がった。


これを見て、次女も「私も作る」というので、同じようなものをもう1つ。

子供たちが妻に見せに行ったら「案外まともなものができたね」と、妻がさらに改良。

次女の机の足の下の方に棒を渡して構造的に強くする。


その棒があると、「机」として使うときに、足を中に通しにくい。

長女は嫌がっていたが、しばらく壊れにくくなることと、足を通しやすいことを考慮して「やっぱ棒通して」と言ってきた。

細かく位置を指定されたが、僕が作る。



今では気に入って、食事を食べるときの椅子として使っている。

(うちはちゃぶ台で食べているので、椅子は無くても良い。でも、背の低い次女などは普段から小さな椅子を使っていた)




この餅つき大会、予想以上の人数が来たようだ。

餅は途中であんこが無くなったようで、磯部巻きに変更していた。

焼きそばも途中で買い足していたが、それでも最後は無くなった。


どうやら200人を想定していたら、500人ほど集まったらしい。

それほどの量を無料で、と言うのは申し訳がない気がするし、無料だから気軽に食べていく人も多いのだと思う。


感謝の気持ちで無料でふるまいたいのであれば、工務店としては無料だけど、募金箱でも置いて任意の額を寄付する、とかでもいいように思う。(無料にしないため、一人50円以上の寄付とするなど)

集まったお金は東北やフィリピンに寄付。これは善意でやっている工務店さんに一任。



さて、最後にくじ引き大会。

ここで番号が読み上げられ、受付で渡された番号と一致すれば景品がもらえる。


この番号が書かれた紙が、200番までとそれ以降で違う。

そして、読み上げられた数字には400番台後半が含まれていた。これで、当初 200人の予定が500人近く来たのだな、と判った。


で…5人ほどにしか当たらなかった、お米 2kg 頂きました。これが特賞。

次点はサラダ油。こちらも 5人くらいだったかな。景品はこれで終了。


昨年は、主に子供向けのおもちゃ各種で、駄菓子屋で 20円くらいで売ってそうなものが、100個くらいありました。

最後まで残っていた人がほぼ全員貰えたし、子供は喜んでいたのだけど、大人向けではなかった。


今年は数を減らして豪華にしたみたい。

それもまたよし。





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