2015年12月20日の日記です


honor6 plus 使い勝手レビュー  2015-12-20 17:10:07  コンピュータ

2週間ほど honor6 plus を使用して、「ごく当たり前に」使えるようになってきた。

最初はしょっちゅう環境設定でいじってきたけど、そろそろそういうことも減ったので、冷静な使い勝手を書いてみよう。


以前使用していた機種は、docomo の Lumix Phone こと P-02D。OS は Jelly Beans。

プランはパケホーダイダブル。パケット従量制だが、メールパケットは無料。

Llama を使ってバックグラウンドで勝手な通信をしないように制御し、事実上の通話専用機。

名前に Lumix と付いているとおり、カメラ機能が充実した携帯。


Galaxy Nexus こと SC-04D も併用していた。Cyanogen mod 12 で、KitKat 相当になっている。

こちらには DTI の SIM が入っていて、データ通信専用。使い放題。

250Kbps と低速だけど、Google Map や Y! カーナビを使いながら、Google Music で音楽ストリーム配信していても十分間に合う速度。



そして、今回購入した honor6 plus 。DMM モバイルの SIM を契約し、通話 + 高速通信 1G/月 。

ただ、通信速度はいつでも高速・低速を入れ替え可能で、低速なら 200Kbps 使い放題。


#と言いつつ、3日で一定容量の制限あり。




まず、honor6 plus のカメラ機能。売りだからね。


といっても、先日ざっと書いたので、しばらく使ってみての感想のみ。


性能的には素晴らしいのだけど、素晴らしくない点もある。

画質のきれいさを重視しすぎて、ファイルサイズがやたらでかい、ということ。


LumixPhone は、画質を幅広い選択肢から選べた。

WVGA サイズくらいから撮影で来たとも思うけど、大きすぎず汚すぎない、という点で 6Mピクセルのモードを使っていた。

ファイル容量は、1枚 400Kbyte くらい。このくらいだと、気軽にたくさん撮ってもメモリカードを圧迫するようなことはなかった。



honor6 plus では、画素数の選択肢が少ない。13M、8M、6M だけだ。

そして、圧縮率は全く選べない。


6M で撮影すると、画像内容にもよるけど、3.5M~6M のファイル容量となる。

10倍も大きなファイルになるわけだな。



カメラの起動速度など上がったためにもっと気軽に撮りたいのだけど、ファイルサイズが10倍というのは気軽ではない。

もっとも、撮影した画像はどんどん家の中の NAS にためこんでいくので、実際問題としてはあまり気にしていないのだけど。


それでも、圧縮率くらい選ばせてくれてもよかったのではないかと思う。




アプリ起動速度。

LumixPhone も GalaxyNexus も、かなり昔の機種で、今時パワフルだとは言い難い。


アプリ起動も待たされた。カメラを使おうと思っても起動が遅いのでチャンスを逃すこともあった。


その点、honor6 plus は十分な速度を持っている。

まぁ、今時のスマホで3万円出せば、たいてい十分な速度だとは思うのだけど。


honor6 plus はメモリも 3G 搭載しているのだけど、普通の使い方ではバックグラウンドに回り込んだアプリは、必要に応じてメモリを開放してしまう。


起動中アプリ一覧を見ると使用可能メモリを表示するのだけど、常に 1G 以上余っている感じ。




電池もち。

比較しても仕方がないが、Lumix Phone や Galaxy Nexus は、特に使わないでも1日しか持たなかった。

外出して使ったりすると1日もたない。帰宅後充電する必要とかあった。


でも、honor6 plus は、あまり使わないと1日たっても 50% 以上電池が残っている。

多少使っても十分1日もつ。


僕にとってはこれで十分だ。




WiFi の接続性。


我が家では、WiFi ステーションを、1階と2階に1台づつの2台置いている。

SSID はわざと変えてある。同じにすると自動でローミングしてくれるのだけど、切り替えの際に勝手に途切れるのが煩わしいからだ。


LumixPhone も GalaxyNexus も、ついでに我が家にあるタブレット端末の Nexus7(2012)も、最後に接続した WiFi SSID があると、どんなに信号が弱くてもそちらにつなごうとする。

そのため、状況によっては、わざわざつなぎかえる必要があった。


honor6 plus では、複数台の接続可能 SSID がある場合、最も信号が強いものを選んでくれるようだ。

非常に些細な話だけど、ストレスが軽減される。


どうも、LolliPop からそのような機能が付いたらしいのだけど、honor6 plus の場合は、さらにチューンされて「WiFi+」という機能名がついていた。

なので、LolliPop端末を買えばすべてにこの機能がついているのかは、知らない。


#妻の Zenfone2 Laser では確認していない。



一方で、WiFi接続中に「通知」が届かない、というバグがある。

こちらは妻の Zenfone2 Laser では出ないバグなので、honor6 plus 特有のものだと思う。

一方で、LolliPop にこのバグがある、という報告もあるので、一般化してよい話題かどうか不明。


ともかく、WiFi接続中でなければ通知は届くので、使わないときは WiFi を切る、というのが対応策。

WiFi スリープではだめで、完全に切らないといけない。


システムの設定で「画面オフで WiFiスリープ」というのはあるのだけど、完全オフというのはない。

なので、ここは Llama に頼る。




Llama の話。


honor6 plus の話ではなくなってしまう気もするが、Llama はシステムの深いところに手を突っ込むアプリなので、LolliPop になって動作がおかしくなった所もある。


とくに、現時点での「Google Play 公式」版は、前面に出ているアプリを判断できない。

作者ページに行って、勝手アプリをダウンロードしてインストールすれば解決する。


LumixPhone は電池もちが悪かったので、僕は Llama で改善する設定を細かく組んでいた。

でも、設定が多すぎて、一部狙った通りの動作にならず困っていた部分もある。


honor6 plus では、電池もちが良くなったので改善する細かな設定はやめた。

夜になると音を消す、なども、システムがやってくれるようになったのでそちらに任せた。


#非常に高機能で、指定した時間の間は基本的に音を消すのだけど、特定アプリだけには音を出すことを許可、とか、指定した人からの着信は許可、などできる。

 Gmail で特定の人からのメールなら…というような器用な真似はできない。



そうそう、以前 Llama のページで、2ch などでの報告をもとに「LTEだと位置認識できないかも」なんて話を書いたのだけど、問題はなかった。ちゃんと位置がわかる。

(該当ページは正しい説明に書き換えて置いた)


もっとも、家と外で細かく設定を変えて電池もちをよくする…という設定をやめたら、位置認識する意味が失われたので、設定には使ってない。


先に書いたように、WiFi 接続していると通知が来ないので、画面オフしてしばらく後に WiFi をオフにするようにしている。

そして、画面オンで WiFi 接続する。…のだけど、さらに 15秒後に、接続状況を調べている。


接続していなければ、WiFi を探し続けるのは電力の無駄なので、WiFi オフ。家の外と判断し、音量などのモードを家の外用に切り替える。

接続していれば、家の中と判断し、モードを家の中用に切り替える。


電源オンをトリガーとして家の中外を認識していることになるので、家に帰ってきたら自動的に認識…とはならない。

でも、とりあえずこの程度の設定で困らない。



#Llama を長い間使っていて、電波塔の ID は結構変更されることを知ったので、できることなら ID で位置を知るのをあまり使いたくない。

 どうしても、ってなったら使うけど。



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