目次
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2014-03-01 冒険遊び場
2014-03-15 さよなら遠足
2014-03-21 インフルエンザ
2014-03-31 長女卒園
2014-03-31 カップヌードルミュージアム
2014-04-06 花見とサクラ
2014-04-20 誕生日ウィーク
2014-04-27 相模湖リゾート プレジャーフォレスト
2014-05-05 キッズファンタジーリゾート
2014-05-22 2週間分の週末日記
2014-06-15 つんでつんでピラミッド
2014-08-01 夏の家族旅行(箱根) 1/3
2014-08-01 夏の家族旅行(箱根) 2/3
2014-08-01 夏の家族旅行(箱根) 3/3
2014-08-17 長男誕生日
2014-09-07 TenQ
2014-10-08 鎌倉オクトーバーフェスト 2014
2014-10-13 家族日記:スパリゾート・ハワイアンズ(1/2)
2014-10-13 家族日記:スパリゾート・ハワイアンズ(2/2)
2014-11-10 秋は忙しい
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毎年恒例、
年一回、三月の第一土曜日の開催で、今年は3月1日だった。
例年妻は保育園PTAの予定と重なって参加できないが、今年は参加できる。
子供たちも楽しみにしていた。
ところが、天気が良くない。予報では午前の早い時間に少し降ることになっていただけだが、開催時刻近くになって本降りとなった。
雨天順延だが、予報では2日は雨。開催できない場合、年に一度の楽しみが流れてしまうかもしれない。
「これは、さすがにやらないかな」と思いつつ、子供を納得させるために車で開催公園まで出かける。
「ね、今日は中止だって」と見せて、納得させるつもりで。
…現場についたらやっていた。
本来駐車場などは無いので車では来ないように、となっていたので、子供と妻を置いて家に車を置いて自転車で戻って来ようと思ったら、「車、おいちゃっていいわよ」と係員のおばちゃんにいわれた。
有難くそうさせてもらう。
その人に聞いたところでは、雨が降ってきたので中止にしようとしたけど、すでに集まっていた子供が納得しないからなし崩し的に開催になってしまったらしい。
ちなみに、雨はじきにやんだ。
毎年恒例と書いたが、実はこの公園での開催は3年前から始まったばかり。
我が家は2年前から参加している。
そして、年々準備がよくなる。
焼きマシュマロを作ろうと思って…欲しい子がいたら別けようと思って、マシュマロを3袋も買ってきてあった。
でも、今年は大量に用意されていた。
最初からの参加は初めての妻、元々たき火好きで庭でもよくやっているが、火の番を始める。
去年までは自分からうまく遊べなかった次女も、今年は勝手に走り回って遊んでいる。
僕ものんびりと楽しむことができた。
雨のせいで最初は参加する子供も少なく、僕もゆっくりとツイストパンを焼く。
(パン生地を棒に巻き付け、たき火で焼いて食う、半分遊びのおやつ)
たき火をやりたがる子供が、火にどんどん焚き木をくべる。
火の番をしている妻が静止してもやりたがるし、今日は子供が主役なので妻もある程度許容している。
その結果、火勢が強く、パンやマシュマロを焼くとすぐ焦げる。
でも、参加する子供たちも年々遊び慣れてきている。
去年は、火を怖がって大人に任せている感じだったけど、今年は火の番をしたがる子供が多い。
(だから火勢が制御できず困っているのだが)
大量のダンボールも、何時の間にやら迷路のような、トンネルのようなものができている。
最初の年は大人が作って子供が遊んでいる感じだったが、今年は子供が主体で作った。
(大人もかなり手伝ったが)
毎年長男は「山登り」をやりたがる。
今年は雨が降ったこともあって泥だらけ、滑りやすくて危険だが、年齢が上がったこともあって以前より果敢に攻める。
いつも登っている山を登り切り、別のルートから降りてきた。
一度成功すると面白がって何度もやる。
長女も付いて行って、「旅行してきた」と嬉しそうに報告。
最終的に次女がやりたがったが、さすがに危ない。
長女が「おかあさんも一緒に行こう」と誘うので、妻と子供三人で山登り。
…妻曰く、次女に危険がないように気を付けて登ったら、すごく疲れたそうだ。
公園の一角にはまだ雪も残り、次女はこれでも遊んでいた。
帰る時間までには、みんな靴も靴下も、もちろんズボンも泥だらけ。
以前は上半身も泥だらけだったが、皆バランスが良くなったのか、上半身は案外きれい。
まぁ、着替えはちゃんと持ってきてある。
着替えてから帰宅。
みな、すごく楽しかったらしい。
洗い物は大変だけど、まぁ、思い切り泥だらけになって遊ぶのも大事な経験だ。
別年同日の日記
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昨日は、子供の通う保育園のさよなら遠足だった。
まぁ、毎年恒例で、保育園から 2km 程離れた森林公園まで歩く。
引率の先生や付き添いの PTA はいるけど、基本的に子供たちだけ。親は同伴しない。
子供たちも楽しみにしていた…が、前日から雨。
さらに前日の天気予報では、夕方から降って、遠足当日の昼までふることになっていた。
遠足前日の天気予報では、昼から降って、遠足当日の朝止むことになっていた。
ところが、実際には朝から降り始めた。前倒しなら、当日は晴れるかもしれない、と望みをかけた。
…激しい嵐だった。
先生たちが、晴れても森林公園はぬかるんでいるだろう、と考え、前日時点で遠足の中止を決定していた。
しかしもちろん、子供たちは楽しみにしている。もともと「最後に」やるもので、延期もできない。
先生たちは、雨の時のために室内遊びをするパターンと、晴れた場合に別の場所に(どこかは内緒のサプライズで!)遠足に行くパターンを考えていたらしい。
前日夜9時には雨は止んだ。
これなら遠足もできるかも…と思う。
ところが、夜中に次女の様子がおかしい。なんだか苦しそうにしている。
3時ごろ起きて「喉が渇いた」と言うが…抱っこすると体が熱い。
熱を測ると 38度を越えていた。
とりあえず水を飲ませ、軽く食べさせて薬を飲む。
で、「アンパンマン見たい」というのでテレビを見せていたら、眠ってしまった。
僕も少し仮眠し、早起きして子供のリクエスト通りのお弁当を作る。
…リクエストで芽キャベツ買ってきてあったのだが入れ忘れた。
(リクエストの品が多く、ほとんどを入れたので文句は出なかった)
次女は「おにぎり作りたい」とリクエストしていたのだが、風邪っぽいので寝かせておく。
長女は自分でおにぎりを握った。
7時半を過ぎて、次女を起こしてみる。
気分は良いようだし、熱も下がっている。楽しみにしていた日なので、保育園は行きたいという。
お別れ遠足の日は私服だ。
普段は制服なので、ここぞとオシャレをする子もいるが、「山登りなので動きやすい格好」と決まっているし、汚すかもしれないのであまりいい洋服は着られない。
でも、この日は「遠足には行けない」とわかっている。
長女も次女も、一番お気に入りの服を着て、かわいい髪飾りを付ける。
保育園に行くと、前日の嵐で庭の百日紅の枝が折れていた。
樹齢400年を越える木で、大切にされているのだが、大きすぎて弱いのも事実。
嵐などが来ると良く折れる。
結局、長女のクラスは我が家の近所の公園まで散歩に来たらしい。
次女のクラスは室内遊びだったけど、お弁当は庭で食べたそうだ。
日が差して空気も暖かい日だったが、夕方はまた空気が冷えていた。
お迎えに行くと、次女は室内にいたのに「寒い」という。
もしかしたら熱が出ているかな…とおもったら、家に帰ったら 39度超えていた。
夕ご飯のリクエストを聞くと「シチューがいい」というので、作っている間に寝てしまった。
その後、皆が食べ終わる頃に起きるが、調子悪そうで元気がない。
リクエストしていたシチューも、食欲がなくて食べられない。
ところが、冷蔵庫にあったゼリーを出したらよく食べる。
一口サイズのゼリーが大量にあったのだが、全部食べてしまった。
(いろいろな種類・サイズで、一口サイズが10個くらい、中くらいのカップが3個くらいあった)
これで少し元気になり、改めて薬を飲んで寝る。
今朝には微熱くらいまで下がっていた。
今年卒園の長女のクラスは、なんだかいろいろと割を食っている。
「ひなまつりおゆうぎ会」は、予約していたホールが耐震診断の結果緊急工事に入り、急遽別の場所へ。
日付も平日になってしまい、リハーサルもなし。毎年恒例の保育園 OB の参加もできなかった。
(例年、小学生~高校生の OB が集まる)
小学校への訪問も、小学校がインフルエンザが流行して学級閉鎖が多かったため中止。
そして今回、さよなら遠足も雨で予定通りにできなかった。
それでも、友達と最後の遠足は楽しかったらしい。
最後に…この日、夕方に地震がありました。
それほど大きくはなかったけど、ちょっと驚くくらいには揺れた。
3年前の震災の日は、長男が年長の時のさよなら遠足でした。
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別年同日の日記
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先日書いたように、もうすぐ保育園卒園の長女は、なんだかいろいろと割を食っている。
いつも使っていた広場(非常に広い土地の持ち主が、好意で付近住民に開放していた)が、持ち主の死亡により紆余曲折あって市が買い取り、公園になった。
そのため長期工事。
年長になって「保育園最後の」と言われる各種行事に影響が出た。
工事が終わっても、今までの広場の様には使えない。
運動会も盛り上がりに欠けたし、毎年恒例の正月のお焚き上げも、凧揚げもできなかった。
年の一番最後の大行事、おゆうぎ会は毎年使っていたホールが緊急耐震工事で別のホールへ。
日程など狂い、リハーサルもなし。いろいろといつも通りとはいかず。
インフルエンザの急な流行で、小学校訪問も中止に。
先日のさよなら遠足も、雨で予定通りできなかった。
そして、今週の頭に次女がインフルエンザを発症した。
次女の話だから長女には関係ない…とはいかない。
昨年、インフルエンザは猛威を振るった、
その反省から、今年は「兄弟がインフルエンザ発症した場合、登園停止」というルールが作られていた。
残り僅かな日を、思いっきり友達と遊ぶ、と言っていた長女は大泣き。
特に、楽しみにしていた「お当番」(いわゆる日直です)の日は、次女が発症した翌日だったらしい。
実は、今日は年に3回しかない「バイキング給食」の日でした。
長女はすっかりそんなことは忘れているので言っていないけど…
特に、年度末のバイキング給食は、子供たちの好きなメニューが沢山出る豪勢なもの。
しかし、これで来週の卒園式には出られるように、と願っています。
次女からインフルエンザ感染して発症したりしないといいのだけど…
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別年同日の日記
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3月25日に長女の保育園の卒園式が行われた。
…まぁ、式次第はどうでもいい話。
次女は、長女と保育園で一緒に遊べるのがものすごく楽しみだったので、卒園してしまうというので泣いていた。
「わたし、寂しくて泣いちゃうかも」と前日に心配そうに話していた長女は、ものすごくはしゃいで元気だった。
子供たちの通う保育園、結構歴史がある。
保育園としては、長女で65期目の卒園生。…これ、児童福祉法で保育園が制定されたときに、すぐに保育園が開設されたことを意味する。
実は、その前は一瞬だけ幼稚園だったそうだ。さらにその前は、認可など受けずに子供を預かっていた。
幼稚園を定める学校教育法は、昭和22年の3月制定。4月1日施行。
保育園を定める児童福祉法は、同年12月制定。翌年4月1日施行。
共に終戦直後だ。
戦前は、お寺が近所の子供を預かる、というのは当たり前のことだった。
その頃から、近所の子供を預かっていたお寺が、学校教育法の制定を機に、幼稚園を開設した。
でも、幼稚園の目的は子供を預かることではなく、勉強させることだ。
これは違う、と思った矢先に児童福祉法が制定される。
それで、保育園に移行。今でも幼稚園だった頃の名残で、保育園なのに制服を着て通うし、一応9時から午後3時で一区切り。
でも、保育園なので朝8時から午後7時まで預かってもらうことができる。
余談が長くなった。
そんな歴史のある保育園で、書いた通りに経営母体はお寺だ。
園庭はすなわち境内で、墓地に隣接している。
おさんぽでお墓の中を歩くことも多い。
で、卒園式前の恒例行事として、先代(初代)園長のお墓参りをする。
これで思い出した。
お彼岸だし、子供たちを父の墓参りに連れて行きたい、と思っていたのだった。
お彼岸は少し前の日曜日だったが、次女がインフルエンザにかかってしまい外出できなかった。
少し過ぎてしまったが、どうだろう?
卒園式は火曜日だったが、出席のために仕事は休みにした。
式自体は午前中で終わるので、午後は墓参りでも行くか。
墓地の方向には、時々行く科学館がある。
実は、先日行った際に半年間のパスポートを作成したので、無料で入れる。
そして、3月末まで公開しているプラネタリウム映画を、妻がみたがっていた。
じゃぁ、ついでに行くか。
でも、それだと日程が忙しいし、実は墓参りするにも最低限の準備すらない。
…なので、墓参りは後日に回して、「ついでに」行く予定だった科学館だけに行くことにする(笑)
昼ご飯も回転ずし行こう。
次女のインフルエンザで長女も強制的に休みになってしまった間に、楽しみにしていた「バイキング給食」があった。
それに気づいた長女は大泣きしたが、自由にものを取って食べられる…回転寿司に連れて行ってあげる、ということで話は付いていた。
卒園のお祝いで、少しくらい外食をしてもいいのではないか。
というわけで、帰宅してすぐ(すでに午後1時を過ぎていた)、やはり小学校が終業式で先に帰宅し「腹減った」と言っている長男も連れて外出。
まずは回転ずし。バイキングの代わりだし、お祝いだから好きに食べていいよ、なんて言ったら、食べる食べる…家族5人で40皿。
それから科学館。
もう夕方だったので、ほとんど目当ての映画を見るだけで終わってしまい、あまり遊べなかった。
でも、平日だから、何時も込んでいる人気コーナーを少しだけ自由に遊べた。
もっと遊びたかった、と言う子供たちに、パスポートあるからまたこよう、と帰宅。
ちょっと物足りないけど、十分楽しめたらしい。
墓参りは後日また行きたいので、その際にはまた科学館に寄ろう。
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別年同日の日記
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27日の木曜日、横浜にあるカップヌードルミュージアムに遊びに行ってきました。
長男の所属する子供会の、6年生を送る会の企画。
僕は6年生をよく知らないが、面白そうなので家族で参加。
(長男はちゃんと6年生の名前などもわかっているようだ)
例年ボーリング大会なのだけど、今年は事前予約してカップヌードルミュージアムに行ってみよう、となったらしい。
子供たちには事前学習をさせて置く。
全く知らないと楽しめないからね。
何をしたかと言うと、カップヌードルを買ってきて、家族で食べた(笑)
長男は9歳だけど、生まれて初めて食べたカップヌードル。
いや、いわゆるカップ麺は食べたことあるよ。
でも、「カップヌードル」は食べたこと無かった。
買ってきたのは、近所のスーパーで売っていた5種。
普通のカップヌードル、カレー風味、シーフード、チリトマト。
それと、普通の味だけど特大サイズ。
味が5種類あればよかったんだけど、なかったので「特大」はギャグのつもりでいれた。
そしたら、長女と次女(仲良し)が、二人で同じ奴がいい、と言い出したので、慌ててノーマルを1つだけ買いに走る。
さて、それで家族みんなで味をわけあいながら、どんな感じか試食。
「おいしいからまた食べたい」と大好評。
チリトマトは辛い、と思っていたら、カレーの方が辛くて、チリトマトは案外辛くなかった、など、食べ比べてみないとわからないことも判る。
ちなみに、場所は横浜みなとみらい地区。
ちょうど、先日 CATV でやっていたプリキュア映画2本(DX と New Stage)の舞台は、ともにこのあたりだった。
興味を持たせるべく、プリキュア映画のあらすじをおさらいしておく。
そして当日。
駅からミュージアムに向かう最中も、「あの観覧車がプリキュアが上に立っていたやつ」とか「ここら辺の道が、メロディとエコーが追いかけっこしてたとこ」とか教えると、次女と長女にはそれなりにウケる。
実は、駅から歩くのが遠いので、そのままでは次女は飽きてしまい「抱っこ」と言い出すのだ。
興味を持ちながら歩かせることで、自分で歩いてもらおうという策(笑)
そうこうするうちに、ミュージアムに到着。
4~6年生は、チキンラーメンを作る。これは事前予約が必要だし、時間がかかるので、到着してすぐに開始。
1~3年生(長男は3年)は、カップヌードルを作る。
到着してから団体で予約を入れたので、30分ほど待たなくてはならない。
待っている間にミュージアム見学。
「チリトマト」は結構新しい味だと思ったら、ノーマル発売直後に発売となり、その後も何度か終了しては復活する、というのを繰り返していると知る。
焼きそば UFO は長男は食べたことがあるのだけど、昔は丸かった、と知って驚いている。
まるかったから UFO って名前だったんだよ、と教えたら妙に納得していたが、そもそも UFO ブームとか、ピンクレディがブームに乗じて歌っていたりとかということは教えていない。
2000年にミレニアム記念で発売された透明カップのカップヌードルを見て、作っている最中が見えるなら食べてみたい、と言っていた。
あれ、たしか iMac に始まる「スケルトンブーム」に乗じて発売されたのだよね。
…UFO といい、スケルトンと言い、結構時代のブームにかぶせてくるな。
いろいろ楽しんでいる間に時間が来たので、まだ見てないところもあるけど集合。
カップラーメン作りにチャレンジ。
作ると言っても、工程は難しくない。
1) カップを自販機で購入。300円。今回は団体で申し込んだので配布された。
2) テーブル(自由席)に座って、好きなデザインをカップに描く。ここが一番時間がかかる。
3) 中身を詰めてもらうコーナーへ。並んでいる間にレシピシートが配られるので、スープの味と具材を決める。
4) 中身を注文して詰めてもらう。部分的に自分で作業するが、主にやってもらうかたち。
5) カップが割れないように特別な緩衝材バッグに詰めて持ち帰り。
長男、「特別なもの」と気負いすぎて、なんの絵を書こうか迷い続ける。
長女と次女はまだ複雑に考えらるほどの知恵がないので、気軽にお絵かきを楽しんでいる。
たった300円だから、別に特別じゃないよ、と言ったら急に気が楽になったのか、長男もお絵かきを開始する。
最近長男はお菓子などの「成分表」を見るのが好きなので、自分が作りたい味の構成を絵の端に書き込む。
で、中身詰めコーナーへ。
みんな中身を係員に注文するのだけど、長男は「カップに書いたよ」と一言。
そういう子はあまりいないようで、おねぇさん笑いながら読み上げ、対応してくれる。
ここで選べるのは、スープが4種類(先日食べた味だ。この4種類が現在の定番商品らしい)、具材が12種類の中から4種類。
組み合わせは全部で5460通り、と書いてあるのだけど、列に並んでいる間にどう計算してもそんなに多くならない。
これ、同じのを重複して選んでもよい、と言う前提らしい。
「12種類から4つ」という言葉で、重複してはいけないものだと思っていた。
なるほど、重複可能として後で計算してみたら、ちゃんとその数になった。
どうでもよいが、5460 の計算がわからない、と言う話題はQ&Aサイトにいっぱい上がっていたが、解説している人の多くが計算式を間違えているし、尋ねた人はそれで納得している。
どうも、どこかのサイトで間違えた計算式が掲載されていて、みなそれを意味も分からずコピペして、あたかも自分が計算したように振る舞っているようだ。
答えるなら、せめて妥当性くらい検証しようよ。
2015.3.6追記
計算がどうなるのか、と悩んでいる人をツイッターで見た。
その人はちゃんと自分で理解できたようだけど、計算方法をちゃんと示しておこう。
12種類の具材から、異なる4種類を取り出す組み合わせの数を、数学では 12C4と書く。
#中学校で習う。義務教育なので、実際の計算方法は忘れていても構わないが、「組み合わせを計算する式があった」ことは覚えておいていただきたい。
12C4 は 12*11*10*9 / (4*3*2*1) の意味だ。計算するとわかるが、答えは 495。
具材は重複が許されるので、「3種類」「2種類」「1種類」を選び出す組み合わせの数も必要だ。
12C3 = 12*11*10 / (3*2*1) = 220。
12C2 = 12*11 / (2*1) = 66。
12C1 = 12 / (1) = 12。
3種類の組み合わせでは、3つのうちどれかが重複する。どれが重複するかで、3通りの組み合わせがある。
2種類の場合も、2種類を組み合わせて4種類にする組み合わせが、3通りある。(ABBB AABB AAAB の3つ)
そのため、具材の全組み合わせは 495 + 220*3 + 66*3 + 12 = 1365 通りになる。
ちなみに、最初から「重複を許して」12種類から4種類選ぶ、という書き方もある。12H4と書く。
nHr = n+r-1Cr と変換できるので、12H4は15C4と同じ計算になる。
これは 15*14*13*12 / (4*3*2*1) の意味で、計算してみると 1365。
nHrは中学では習わないが、知っていればより簡単。
具材の組み合わせ、1365通りにスープの4種類と組み合わせると、1365 * 4 = 5460 通りの組み合わせになる。
Q&Aで間違えているのが多い、と書いたけど、いま確認したらあまり見当たらない。
1年で google の精度が非常に向上した…とはあまり思えないので、僕の勘違いだったと思う。
計算手順は僕と違うが、間違えではない計算式を示しているサイトはいくつか発見した。
間違えている、と書いて申し訳なかった。謝ります。
(追記終り)
カップヌードル作りは、次女がゆっくりやっていたのに合わせていたせいで、ずいぶん時間がかかった。
終わったら、子供会一行はすでにミュージアムを出て、昼食のレストランに向かっていたので追いかける。
横浜インターコンチネンタルホテルの経営する海上レストラン、ピア21。
ここで、6年生を送る会を行いつつ、ちょっと遅めの昼食。そして解散。
ミュージアムは、当日券なので退出後も再入場可能。
まだ見ていないところもあってみたかったので、終了後に戻る。
カップヌードルミュージアム、という「愛称」があるが、実際の名前は安藤百福発明記念館だ。
日清食品の創始者、安藤百福がチキンラーメン・カップラーメンを発明した過程をテーマとして、「発明」という一般的なテーマを伝えようとしている。
だから、日清食品の宣伝色は、実はそれほどない。
もちろんあるのだけど、控えめにしている。
そして、アートワークのセンスが非常に良い。
日清食品は CM などで時々話題作を作るが、館内がすべてあのような「ちょっと斜に構えた」感じで統一されていると思って良い。
なにせ、トータルデザインが佐藤可士和なのだ。
お昼ごはんは外で食べたので、世界の麺を食べられるレストランを楽しめなかったのが少し残念。
そして、子供が遊べるアスレチック…自分が麺になったつもりで、カップヌードルの製造工程を体験できるらしい…なにを言っているかわからんが…が遊べなかったのが、子供たちとしては心残りだったようだ。
というわけで、ここは家族全員の一致で「また来たい施設」となった。
それくらい楽しい場所だったのだ。
今度来るときはチキンラーメン作りたいな、と思うけど、実はいろいろ制限があってややこしいんだよね。
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別年同日の日記
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毎年恒例、高校友人との花見に出席。
今年は横浜市児童遊園。昔はここでやっていたが、最近別の場所になっていたので、古巣に戻った感じ。
子供が風邪ひいた、と言う直前キャンセルが2家庭。
結果として、僕と同窓の知人の家族、そして元部活顧問の先生夫妻の、3組だけの出席になった。
少し寂しいが、久しぶりに会ってゆっくり話ができた。
子供たちも楽しかったようだ。
家に帰ってから、長女の質問。
「お花見っていうけど、花は沢山あるのに、なんで桜じゃないといけないの?」
なかなか良い質問だ。
これに答えられる大人はどれほどいるだろうか?
諸説あるし、僕の知っているのも一説に過ぎないが、自分の日記に書いたことは無かったようなので書き留めておこう。
座るときに、「あぐらをかく」ことがある。
馬に乗る場所を「くら」という。
これらの言葉の「くら」とは、座ることを意味する。
また、単に一時的に座るだけでなく、長い時間とどまる意味合いもある。
「くらす」(暮らす)といえば、同じ場所に長期滞在して日々を送ることだ。
ここで、サクラとは花の名前ではなく、木の名前だ。
「さ」という名前の神様が来て、そこに居座る木。
日本の古代信仰では、神様が木に宿ることは多い。
というか、依代(よりしろ)と呼ばれる、一時的に乗り移るものがないと、神様は人前に来ることができない。
神様は見えないが、依代に憑依することで、人前に姿を現すことができるのだ。
正月に飾る門松も、冬でも青々として元気な松を、神様(この場合は年神様)の依代とするものだ。
さて、「さ」の神様は、農業の神だ。
「さ」は古い発音で、現代では「た」、つまり「田」を意味する。
正月に来る年神様と違い、農業の始まるころにやってくる。つまり、春になるまで来ない。
「さ」が「さくら」にやってきたとき、さくらは「さ来」(咲く)。
昔の人は、自然の変化に敏感だった。
さくらが盛大に咲いた年は、稲が豊作になりやすいと経験則で知っていた。
現代の科学でいえば、サクラが咲くのは春先からの積算温度と関係がある。
蕾ができる前年の秋と、春先からの気候が共に穏やかであれば、そのまま穏やかな気候が続くと期待される。つまり、稲の発育にもよく、豊作となる。
「桜が綺麗に咲けば豊作」というのは、科学的にも正しいものとなる。
人々は「さ」の神様にお祈りをすれば、もっと綺麗にさくだろう、と期待した。
そして、桜が咲く季節というのは、寒い冬が終わって、しかしまだ本格的に農業は始まらない、一息つける頃だ。
ここに、神様にお願いをする…とともに、皆が楽しむ「祭り」がおこる。
祭りでは、今年の豊作を祈願して、神様にお酒と肴をふるまう。
ちなみに、酒は古語では「き」と言った。今でも、神様に献上する酒を「お神酒」(おみき)と呼ぶ。
「き」の中でも、「さ」に献上するものは特別に「さき」と呼んだが、後に音が変化して「さけ」(酒)となっている。
そして、「な」はおかずの意味だ。
酒にあわせる「な」を「サカナ」と呼ぶ。
古代の日本では一番重要なおかずは、良質な動物性たんぱくの取れる、魚だった。
だから、「サカナ」には大抵、魚が使われる。今では発音まで同じになっている。
重要なおかず、と言う意味で、昔は魚のことを「マナ」(真ナ)と呼び、これを調理する台を「マナ板」と呼んだ。
また、マナ以外のナ(副菜)には、大抵野草や野菜が使われる。今でも「菜(な)」と言えば、食べられる植物の意味となる。
日本の古い宗教では、お供え物は、供えた人々がお祭り(お祈り)をしている間に神様がいただく。
そして、終わった時にまだ残っていた分に関しては、祭りの参加者が残らず食べることになっている。
神様が残したのは、皆に分け与えるためなので、残すのは神様の好意を無にし、機嫌を損ねる行為となる。
#余談だけど、これ、墓参りなどでもマナーです。お墓にお供え置きっぱなしで帰る人がいるけど、野犬の餌になってしまうので必ず食べるか、持ち帰りましょう。
お供えは「上げる」、つまり目上の方(ここでは神様)に対して献上するものだ。
しかし、神様はそれをあえて残し、皆に分配する。こちらは「下げる」ものだ。
ここで、お供え物を「ササゲル」(捧げる)という言葉が生まれる。「さ」の神様に対し一旦献上して、「さげる」ことが前提となっている。
そして、おさがりを皆でいただくのだが、ここでいう「皆」には、神様も含まれる。
お祈りをしている間は、陳情受付と陳情者、というビジネス関係だ。
でも、ビジネスタイムが終わったら無礼講。
関係者みんなで酒を飲んで仲良くなる、というのは現在でも続く日本人の仕事のやり方だ。
そこで、満開の桜の下で、皆でご馳走を食べながら酒を飲むことになる。
この酒宴は、神様も一緒にいるものなので、神様に満足してもらえれば大成功だ。
余興なども出し合い、笑い合えれば一番良いものとなる。
ちなみに、食べ物は力の源だ。
神様が食べたものを皆で一緒にたべる、ということは、神様の力を皆に授けることでもある。
稲を豊作にする力を持つ神様の力を皆ももらい、これから農業を開始する。
これは、非常に重要な儀式でもあった。
古代の人々にとって、神様は神頼みするような存在でも、天罰を与えるような存在でもなかった。
力を借りることはできるが、その力をちゃんと使えるかどうかは、自分次第。
神様がいても努力は必要。でも努力しても及ばない部分(天候など)だけは、神様に頼むしかない。
天は自ら助くる者を助くのだ。
以上が花見の起源についての一説だ。
さ来(咲く)、さ下げる(捧げる)、さけ(酒)、さかな(魚)…
など、花見に限らず、この神様がいかに信仰の対象だったかよくわかる言葉が残っている。
漢字も違うし、こじつけじゃないかって?
田神(さがみ)信仰は漢字の伝来よりも古いもので、そこで生まれた日本語の古語に、後から中国語の意味に従って漢字をこじつけたのだ。
だから、「こじつけ」ではあるが、その関係は逆となる。
音が近いものが元々近い意味で、漢字が違うのは後からこじつけたからだ。
ちなみに、この行事の後、旧歴5月ごろから農業が本格的に始まる。
この月は「さつき」(「さ」の神様がいる月)と呼ばれる。
「さ」の神様は、桜に来た時には花を咲かせて知らせ、その後は葉を茂らせる。
農業が終わり、冬になるころには帰ってしまうので、葉は全部落ちる。
「さ」の神様は、農業のない時期は山にいる。
人々との仕事が終わり、自分の世界に帰った神様は畏れ多い存在だ。近寄ってはならない。
(冬山は厳しく、遭難することがあるための戒めでもあるだろう)
「さ」の神様の支配する領域を「さかい」(さ界)と呼び、現代では「境」、領域を隔てるラインの意味となる。
間違えて入らないように、物理的に境を区切るものを「さく」(柵)と呼ぶ。
恐らく、日本人はもともと桜が好きだったのだろう。
数ある花の中で、農業と密接に結びつく花はいくつかあるが、特に桜が好まれて神様にされ、神様であるがゆえにますます好きになった。
いつしか信仰は廃れたが、春に花見をする習慣だけは残り、今でも受け継がれている。
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昨日から、我が家では誕生日ウィーク。
次女の誕生日が来週の月曜日(5歳)。
というわけで、昨日は誕生日プレゼントを買いにおもちゃ屋さんへ。
…行く前からわかっていたことなのだけど、欲しいと希望のおもちゃ、現在大人気でどこにも売っていない。
売ってそうな店を数か所回ったけど見当たらない。
でも、途中で入ったマクドナルドでアイカツのおもちゃを貰って、大喜び。
結局、誕生日プレゼントは後日に必ず買う、と言う約束で、昨日は安いおもちゃ(200円の「花のぬいぐるみ」)を購入。
今日は、誕生日ケーキを予約してあるので、夕方に受け取りに行く予定。
先日予約の際には、名前をひらがなで、フルネームで書いて、とお店の人に自分で訴えていた。
(お店の人に「ちゃん」は付ける? と聞かれて「つけて!」とも。最近ひらがなが読めるようになり、名前が書いてあることがうれしい)
で、誕生日当日の明日は、リクエストに従ってご馳走を作る予定。
パスタサラダと、フライドポテトと、ポテトサラダ。
…付け添えばっかでメインディッシュがないんだけど?
ケーキとご馳走を別の日にしているのは、ご馳走だしたら腹いっぱい食べて、ケーキ入らないから。
で、次の金曜日は長女の誕生日(7歳)。
やはり金曜日にご馳走を作り、土曜日にケーキの予定。
#ケーキは買いに行かないといけないので休みの日に。
誕生日プレゼントは昨日探したが…というか、実は見つからなかったのは長女の欲しがっているもので、次女は「同じものがいい」と言うリクエスト。
ネットの調査で、どうやらメーカーの予想以上の大人気で、在庫があっという間に尽き、再生産スケジュールを慌ててくんだが6月まで出荷できないらしいとわかっている。
次女が200円のおもちゃを買ったので、長女もなんか欲しいというのだが、欲しいレベルのものは、それがお誕生日プレゼントになってしまうような高いもの。
結局迷って、昨年の誕生日プレゼントだった「アクアビーズアート」の補充ビーズを購入。
これだって200円よりはずっと高いのだが、次女と一緒に使う約束で許可。
次女は4月から小学校に上がり、早く帰ってきて「遊ぶ人がいない」とつまらなそう。
2年前の CATV 再放送を DVD-R に焼いてあった「カードキャプターさくら」を見始め、第二次ブーム中。
当面のプレゼントとして、週末の誕生日までに劇場版 DVD でも買うか。
(プレゼントは 3000円以内、と決めているのだが、DVD ならみんなで楽しめる…というか、僕も見たいのでプレゼントの金額に算入しない)
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次女、長女の誕生日を相次いで迎え、春で暖かくなったことに加え、G.W.の人混みを避けて早めにどこかに遊びに行きたい…
で、表題の通り、さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト、という遊園地に行ってきました。
神奈川ローカルな遊園地ですね。
関東近郊ならまだしも、他の地域の方は全く知らなさそう。
僕の子供の頃は相模湖ピクニックランド、と言う名称でしたが、2008年にそれまでの運営会社から富士急グループに売却されれ、名称変更になっています。
とても楽しい遊園地でした。
ただ、遊園地としては…悪く言えば古臭い、昔ながらの遊園地です。
しかも、敷地も狭い上に、ほとんどが山の斜面です。
なぜこんなに悪い条件なのに楽しめるのか?
楽しんでいる最中から疑問に思い始め、帰り道で妻と話をしているうちに、一定の答えにたどり着きました。
まず、前提条件として、30年前の遊園地は今とはかなり違うものでした。
観覧車やカルーセル(メリーゴーランド)が目を引く派手な遊具。それも、今ほど大きくないのが普通です。
メリーゴーランドの延長として、アームにつけられた座席が上下しながら回ったり、上から長い鎖でつながれたブランコが回ったりするものもあります。
それでも、基本的にクルクル回るものが中心。
疾走感を楽しむものとしてジェットコースターがありましたが、これも今よりずっとおとなしいし、ちいさなもの。
…と、つい「大型の乗り物」を先に紹介してしまうのが、すでに現代風の遊園地の影響。
こうしたものは、昔の遊園地ではやはり花形ではあったけど、それほど多くはありません。
それよりも、巨大迷路とか、お化け屋敷とか、ビックリハウス(部屋に入って椅子に座ると、この椅子が縦にクルクル回る…ような錯覚を起こす)とか、変わり自転車とか、決して大規模ではないけれど楽しい、見世物小屋的なものが沢山ありました。
プレジャーフォレストは、こうした30年前の遊園地の雰囲気をそのまま残していました。
ジェットコースターなんてありませんし、最大の乗り物は山の頂上に建てられた観覧車。
鏡の迷路や、木造5階建て(!)の迷路などもあります。
地面にタイルで描かれた迷路模様も含め、迷路は力を入れているみたい。
園内最大のアトラクションは、一風変わったアスレチックの「ピカソのたまご」。
アスレチックなので危険を伴う、と、最初は説明を受けないと入れない決まりです。
でも、コースは少しづつ分割され、園内にちりばめられている状態。
途中で抜けて別の遊びを始めてもいいし、また途中から入ってもいい。
非常にゆるい感じで、これがアトラクションなのかどうかもわからないくらい。
事実、園内に入った人はこれを無料で楽しめます。
普通の遊園地はアトラクションは別料金なのに。
「ピカソのたまご」は過去にぐりんぱでも遊んでいるのですが、あちらはお金を取られました。
お金を取られるので、途中から入られないように、全体を柵で囲っています。
そして、以前書いたのですが、現在拡張されてコースが長くなっています。
これが…疲れたからちょっと休憩しておやつ食べにいこう、とかやりにくいために、やっていて途中から飽きはじめます。いわゆる「中だるみ」がある状態。
最初からユルイ感じに構成され、好きなように途中で抜け、途中から入れるプレジャーフォレストの方が楽しめます。
もう一つ、プレジャーフォレストでは、スタンプラリーが豊富なようです。
子供向けの簡単なものも、大人向けの難易度の高いものもあります。遊びに行ったら、是非ひとつチャレンジしてみるといいでしょう。
最初に「敷地も狭いし」と書きましたが、それは遊園地としての話。
プレジャーフォレストは、キャンプ場やバーベキュー場、屋外ステージやドッグランなどもある複合施設で、スタンプラリーの際にはそれらの敷地にスタンプが隠されることもあるようです。
広大な敷地に隠されたスタンプを探す、というのは、隠し場所がわかっていても楽しめますし、隠し場所が暗号などで隠されている場合、予想した場所に見事にあった場合など、嬉しいものです。
迷路、アスレチック、スタンプラリー…
プレジャーフォレストが力を入れているアトラクションを並べてみると、最近の遊園地との違いが見えてきます。
ジェットコースターやバイキングなど、いわゆる絶叫マシンは、「めまい」を楽しむものです。
めまいは、遊びの4分類の一つとされるもの。
これに対し、プレジャーフォレストは「競争」を目指した遊園地です。
競争もまた、遊びの4分類の一つ。
ここでの「競争」は、他の参加者相手の物ではありません。
参加者間の競争となると、身体能力の優れるものや頭の良いものが勝ってしまうだけで、誰もが楽しめるものではない。
迷路も、アスレチックも、スタンプラリーも、最初の競争相手は「設置者」です。
アスレチックを見事クリアした、迷路を抜けた、スタンプを見つけ出したなどは、設置者の挑戦に打ち勝った、ということ。これは競争です。
でも、競争はそれで終わりではありません。
たとえば木造5階建て迷路である「からくり砦」。
ぐりんぱの「ココドコ」の原型となった迷路なのですが、名前の通り、壁に見えるところがドアだったり、ドアに見えるけど壁だったりと、ただの迷路ではありません。
#問題点として、混んでいると他の参加者が見つけた仕掛けが見えてしまうと思います。
僕が行ったときはそれほど混んでいなかったために楽しめました。
ココドコにはからくりがなく、全体がアスレチックのような造りになっていますが、たぶんこの点を改良したもの。
さて、こうしたからくりは、「壁か通路か」試行錯誤で確かめるのが楽しい一方、理解してしまうと楽しみが減ってしまいます。
じゃぁ、からくり砦は一度しか楽しめないのか? といえば、そんなことはありません。
ココドコと同じように、同じ迷路の中に2つのコース(押すべきスタンプ)が用意され、2回は入るように促されています。
ここで「競争」を活かした仕掛けがあります。
1度目は、試行錯誤を含むので非常に時間がかかりますが、2度目はまっすぐゴールへ向かうことができます。
そして、「1度目の自分の速度を超えた」ことに満足できるのです。
1回目は設置者との競争、2回目は1回目の自分との競争です。
もちろん、友達と来ていれば、友人との競争も発生するでしょうし、楽しみ方は人次第。
…楽しみ方を強制されない、と言うのは非常に高度な遊びです。
参加者が、それぞれのルールで自由に楽しんでいいのです。
ここら辺が、ジェットコースターなどの「めまい」を楽しむ遊具との違い。
スタンプラリーもまた、同じような構成がみられます。
複数のスタンプラリーがあり、園内にヒントやターゲットがちりばめられています。
しかし、複数に同時に参加する人は、おそらくいないでしょう。
一つのラリーが終わって、もし別の物に参加したとして…もう一度、広い園内を走り回らないといけない。
からくり砦が2回違う楽しみ方ができたように、スタンプラリーも参加する種類によって、同じ園内をまわるだけなのに新鮮に楽しめるのです。
巨大な遊具を購入する予算がなくても、スタンプが10種類くらいあればよいだけ。非常に低予算なのに、参加者は十分楽しめます。
ただし、問題作成やコース設定にはノウハウが必要なはず。誰でも真似できる、と言うものでは無さそうです。
最初に30年前の遊園地は今とは違った…と書きだしましたが、たぶんこの流れを作り出したのは横浜ドリームランド。
開園時に世界一の観覧車を作り、しかもこの観覧車はゴンドラが固定されておらず、回転に伴ってレールを滑り落ちることがある、という「絶叫マシン」でした、
その後も、日本初の宙返りコースターや、日本初のバイキングを導入します。
大型機器を投入することで集客する、という方式を最初に出した遊園地だと思いますが、思ったように集客できず経営が悪化。後に閉園となります。
(経営悪化の根本原因は他にあるのですが、そこは割愛)
今では大型遊具が遊園地の顔となっていますが、プレジャーフォレストはそうした競争に乗らずに生き残ってきた、稀有な存在のようです。
もっとも、競争に乗らなかったというより、資金や斜面だらけと言う立地の問題で大型遊具を導入できなかっただけのようでもあります。
最初に書いたように、富士急グループに売却されたのは経営悪化していたため。
しかし、富士急ハイランドを持つ同グループの元、遊園地経営のノウハウが投入され、今のような楽しい場所になったようです。
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先週遊園地に行ったばかりで、G.W.は人混みを避けて過ごそう…と思っていたのだけど、昨日妻から「せっかく連休なのだし、ちょっとくらいどこかに連れて行ってあげたいね」と発言。
僕は結構出不精で人混みが嫌いなのだけど、妻は僕に輪をかけて人混み嫌い。
でも、その妻がどこかに出かけようというのだから、企画立てましょう。
実は、どこにも出かけないつもりで庭でバーベキューするための材料を買ってあった。
子供もバーベキューやりたいとは言っていた。
今朝、5時ごろ軽い地震があり(住んでいるあたりは震度1)、目が覚めてしまった。
パソコンに向かって企画をリサーチ。
#この後東京で震度5、という大きな地震もあったのだけど、それは余談。
天気予報によると今日は雨。
バーベキューは無理なので、当初予定通り出かけましょう。
妻は「近所のスーパー銭湯程度でいい」と言っていた。
子供もその話を聞いてスーパー銭湯に興味を持っていた。
でも、5月5日は当然菖蒲湯で、非常に混雑して、ゆっくりお風呂を楽しめないらしい。
まぁ、ある意味当然予期される事態。
じゃぁ、雨でも楽しめる科学館めぐりでも。
良くいく科学館は先日行ったばかりなので、隣町の科学館でも行くか。
…と調べたら、子供の日でプラネタリウムも含めて全館無料らしい。
つまり、非常に混む、ということだな。
いろいろ調べていて、急に思い出す。
長男が赤ちゃんの頃…たしか東京MXで「ドーラ」を見せているときに、比較的近所に「日本最大級の屋内遊園地がある」と宣伝していた。
ふわふわとか、屋内砂場とかが中心だけど、ゲームコーナーなどもあって、入場料だけ払えば後は無料。
入場料も、たしか時間無制限で1000円程度だったはず。
…調べてみたら「キッズファンタジーリゾート海老名」のことと判明。
海老名なら、家から車で1時間程度。
施設はダイエーの入るビルにテナントとして入っていて…まぁ、悪く言えば「スーパーの一角にある子供遊びスペース」だ。
わざわざ1時間もかけていくような場所ではない。
しかし、それが故か常にそれほど混んではおらず、ゆっくり遊べると評判も良い。
妻に提案すると、妻なりの方法で評判を調べていた。
その結果、ここ数日も G.W. にもかかわらずそれほど混まず、ゆっくり遊べている、と判明。
よし、行ってみよう。
というわけで、1時間ほどして10時45分ごろ到着。
…駐車場からビルに入るなり、「2時間待ち」と書かれた行列。
え! 話と違う!
どうやら、こんなことはめったにないことなのだけど、子供の日なのでお客さんが非常に多く、入場制限をせざるを得ない状況だという。
子供の安全には最大限に気を使っているようで、混みあって危険にならないようにしているらしい。
もしかしたら、下調べした「ゆっくり遊べる」という話も、入場待ちの話は抜きにしているのかもしれない。
慌てて近所で別に遊べる場所を探すが、なかなか良い場所は無い。
…そうこうするうちにも列は進み、「1時間30分」と書かれた札のところまで、15分程度で進む。
あれ? 案外進む速度速い。この時点で「じゃぁ待ってみるか」と言う気に。
とはいえ、1時間も待つと昼になってしまう。
中に入ってからゆっくり遊べるように、列に並びながらおにぎりでも食べてしまおう、とういう頃になり、妻と子供たちはダイエーに買い物へ行く。僕は行列待ち。
帰ってきた時には、列は「1時間待ち」をもう過ぎたあと。並び始めてから30分ちょっとだったのだけどね。
結局、並び始めから1時間強、12時前には中に入れました。
まず、会員になることが必要。家族で350円。
入場料は1時間単位か4時間かを選べて、4時間なら一人990円。大人とか子供は関係なし。
4時間を超えてしまった場合、出口で延長料金、1人110円を支払うけど、それ以上の追加料金は発生しない。
つまり、一人1100円あれば遊び放題。
さて、中に関しては「素晴らしい」と最初に書いておきます。
遊園地か、といえば、ちょっと疑問符が付く。
デパートの屋上遊園地は、名前に遊園地とつくが、遊園地ではない。
ここもそれと同じ。というか、ノリとしては全く屋上遊園地と同じ。
空気で膨らませたトランポリンなど…いわゆる「ふわふわ」が4つもある。
それぞれ趣向が違うので、これだけで子供は大喜び。1時間は遊べる。
電動カートに乗って、短いサーキットを走れるコーナーがある。
スピードが出るわけでもないが、子供にとっては、自分で運転できる、というだけで楽しいようだ。
砂場がある。
いわゆる砂場の砂ではなくて、ハムスターの浴び砂のような砂質。
…わかりにくい例えで申し訳ない。
とってもサラサラで、砂ふるいに入れると、ふるわないでも全部落ちる。
砂型で形を作ろうにも、サラサラすぎてつくれない。
しかし、それが故に服が汚れない。
寝転がって砂に埋まっても、軽く払えば全部落ちる。
写真コーナーがある。
貸衣装が沢山あり、自由に着てよい。
照明付の写真ブースが用意されていて、そこで写真が撮れる。
ただし、カメラは持参のこと。カメラマンはいない。ここはスタジオアリスではない。
妻が一眼レフ持っているので、たくさん撮った。
長女・次女もかわいいお洋服をとっかえひっかえ楽しんだようだ。
おままごとコーナーがある。
おままごとと言っても、非常に大きなキッチンセットがたくさんあって、自由に遊べる。
2歳以下しか入れない赤ちゃんスペースでも、いろいろと面白そうなものが用意されていた。
赤ちゃんだけでのんびり遊べるのも良いのではないだろうか。
関係ないけど、同じフロアに入っていた100円ショップで紙おむつを売っていたのも、なにげにポイント高い。
アーケードゲームコーナーがある。
ちょっと古めの業務用ゲームが置いてある。
9歳の長男は、最後はここに入り浸っていた。基本的に FREE PLAY。
ただし、ゲームはちょっと古め。
さらに一角にはコインゲーム機もあるが、プッシャーのような大人向けの機械は無くて、「ボタンを押すだけの簡単なテレビゲーム」としての位置づけのようだ。
長男ほど難しいゲームができない次女(5歳)は、コインを入れてボタンをバンバンおし、時々コインが増えるのを楽しんでいた。
設定が一番緩くしてあり、どんどん当たる。万が一コインが無くなっても、新しいコインは取り放題だ。
#大人からすると、緊張感のないギャンブルなんて面白くもなんともないのだが、先に書いたようにコインゲームとしてではなく「簡単なテレビゲーム」の位置づけだと思うと良い。
ちなみに、ゲームコーナーとははっきりと隔離したところに UFO キャッチャーなどもあるが、景品の出るものは別料金。
これは、カードが払い出されるキッズライドに関しても同じ。
基本的なコーナーは以上。
他にもウレタン製の巨大積み木とか、足こぎのカートとかもあったし、おもちゃの販売ショップなどもある。
遊びコーナー以外に、レストランや体験コーナーがある。これらはさすがに有料。
体験コーナーは、アクセサリー作りとか、簡単なお菓子作りなど。
レストランが…夕食を食べようと思ったら、午後4時がオーダーストップだったために食べられなかった。
なので味には言及できないが、料金は安め。700円弱、と言うのが最多値段帯。
なによりも、小さい子連れでも食べさせやすい工夫が素晴らしい。
普通の座席や子供椅子もあるけど、ちょっと低くて子供に座りやすいテーブルとか、ちゃぶ台席も用意されている。
レストランの一角に、おままごとができるスペースまで用意されているのだ。
食べることに集中できずに、遊びながら食べたがる年齢層にまで対応。
レストラン一角の給水機は自由に水が飲めます。
子供は遊んでるとすぐ「喉乾いた」と言い出すので、これは結構重要なサービス。
トイレも広くて清潔。
下駄箱、コインロッカーも鍵付きで無料。
(コインロッカーは100円リターン式)
荷物を持っていても安心して遊べます。
うちはすでに関係ないけど、ベビーカー駐車場もあるし、園内のベビーカー貸し出しもある。
とにかく、子育て中の人なら心配になることには、ほぼすべて対応できている、と言えます。
至れり尽くせり。
最後に書いておくと、大人が料金払って入るの、全く無駄です。
大人は子供の付きそいで、何も遊べないもの。
まぁ、子供と値段が一緒(普通は大人料金て子供の2倍だよね?)なので、遊べない分は割り引かれていると考えましょう。
もっとも、遊べないのにお金を払うのが無駄かと言えば、子供と一緒に楽しく過ごせる時間がある、と言うことで僕は満足しました。
そうそう、唯一の大人向け施設として、マッサージチェアが大量に並んだコーナーもありました。
もちろん無料ですが、非常に混んでいました。
実はこの園内で、一番「順番待ちしてもなかなか使えない」ものかも(笑)
#僕は使ってないので使い心地は知りません。
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純粋に家族日記。
前の土日、その前の土日と、2週連続で週末が忙しかったので書き留めておく。
10日(土) JAMSTEC(海洋開発機構)横須賀の一般公開日。
家族で見に行く。6年ぶり。
前回行ったのは次女が生まれる前だったし、長女もまだ1歳だった。
6年前は適度にアカデミックで面白かったのだけど、もっと一般受けするお祭りに変わっていました。
一般受けを狙いすぎて多少「ヌルい」と言うことでもあります。
とはいえ、珪藻アートの実物を初めて見たし、メンダコポッピンアイの先行販売も買って来た。
(というか、メンダコは子供たちが大好きで、長女・次女が小遣いで購入)
結構楽しんできました。
僕は JAMSTEC の人たちが考えるグッズが結構好き。
だって、なんだか残念なことが多いから(笑)
今回一番のお気に入りは、地球深部探査船「ちきゅう」の絵が描かれた風船。
(記事冒頭の写真の物。クリックで拡大します)
この船、海の上に浮かびながら、数千メートル下の海底をドリルで掘削し、コアサンプル(土を崩さず、綺麗に掘り出したもの)を得ることができる、と言うすごいもの。
数千メートルの距離があるし、波もあれば海流もある。でも、狙ったところを 10cm とはずさずに掘れる、というハイテク船。
で、風船の絵も、下に向かって白いパイプが伸びています。
数千メートルどこまでもどこまでも…と、おそらく、風船に「白い糸」が付けられることを予期して、白いパイプが糸となって伸びていくことを踏まえたデザイン。
なのに、茶色い糸が付けられて配布されていました。
このデザインの意図、多くの人には理解できないし、身内である JAMSTEC 職員にすら理解されずに、想定外の色の糸を付けられてしまった、という残念感。
…馬鹿にしてるんじゃないよ。そういう、誰にも理解できないけど、理解した時に思わず膝ポンもののアイディアが好きなの。
#妻は「白いのは海中でドリルを保護するためのパイプで、海底から下に掘り進むパイプは茶色くて、それをイメージしているのではないか」と指摘しています。
もしかしたら、そうかも。いろいろ調べたのだけど、内部のパイプの色はよくわかりませんでした。
しかし、もしそうだとしても、やはり誰にも理解できないデザイン…
11日(日) 子供会の草取りと、大船祭り。
毎年恒例大船祭り。そして、毎年恒例でこの日は草取りがかぶる。
小学生の長男長女は妻と草取りに行き、保育園児の次女と僕は祭りへ。
なぜなら、大船祭りでは保育園の年長さんがパレードに参加し、その後踊るから。
次女の要望で、パレードの途中から一緒に(横の歩道を)歩く。
歩き疲れて「だっこ」とか言われるのだけど、来年は次女は年長、この道を歩かなくてはならないのだ。
ゴールまで歩く前に、上二人と妻が合流。
草取りの後子供会の総会があったのだけど、大船祭りがあるからと言って免除してもらったらしい。
おかげで、年長さんの踊りは全員で見られた。
長女にとっては1つ下の代の子たちで、顔見知りも多い。
同じように、見に来た「去年の保育園児」は多数いて、長女も違う小学校になってしまった友達との再会を喜んでいた。
16日(金) 長女の遠足
週末の家族日記、とは違うのだが、長女の小学校遠足。
場所は大船フラワーセンターだった。
17日(土) 次女の遠足
こちらは、次女の遠足だけど家族で参加。
場所は大船フラワーセンター。長女は2日連続で同じ場所に行くことになる。
でも、長女は前日の遠足では、案外忙しくてゆっくり見られなかったらしい。
初めての遠足は、「自主的に行動をする」ための練習みたいなもので、それほど自由時間長くないんだよね。
同じように家族参加の家が多いし、当然兄弟がいる家庭が、保育園 OB の子供を連れてきたりする。
だから、長男も長女も、一緒に遊ぶ友達がいる。
結構楽しんだようだ。
18日(日) あーすフェスタ
本郷台駅前にあーすぷらざ、という建物がある。
ここで、あーすフェスタというお祭りがある。土日で行われたのだが、土曜日はいけなかったので日曜日に見に行った。
ところで、最近長女は自転車の補助輪が外れた(1日練習して乗れるようになった)ので、大船祭り、フラワーセンター、あーすフェスタとも、自分の自転車で移動。
まだ危なっかしくてゆっくり移動になってしまうが、家族で自転車で遠出、と言うのも悪くない。
あーすフェスタは、10年くらい前には行ったことがあるのだが、それ以来。
規模がずいぶん大きくなっていて驚いた。
(毎年行く知人によれば、数年前に最大規模になり、近所迷惑になったので規模を縮小したらしい)
あーすフェスタは、異文化交流をテーマとしたお祭り。
多くの国の料理が屋台で出る。
変わったものをたくさん食うぞー! と意気込んだのだが、ケバブ、ナチョス、チョリソーあたりの販売が定番で非常に多い。
そんな中でも、家族5人で少しづつ、いろいろな国の料理を味わった。
「あの人真っ黒いよ」と、黒人さんを見て長女が言う。
真っ黒い、と言うのが生まれつきのものだし、見た目は違っても怖くないし、同じような人なんだよ、と説明する。
人種差別をする気は全くないし、始めてみた長女の驚きも理解できる。
その「真っ黒な人」の作った料理は今までに食べたことのない味で、でもとってもおいしかった、とは理解できたようだ。
#食べたのは牛肉のピーナッツソース煮と、セネガル風ドーナツ。
ドーナツは、レーズン入りのマフィンを揚げたような感じ。
多分、ブドウの常在菌(酵母)を使って醗酵させたのが原型なのだろう。
ステージにはいろいろなゲストがでて、トークをやっていた。
それぞれの国の紹介だったり、ボランティア活動の訴えだったり。
司会をしていた DJ の女性が「私も在日韓国人ですけど」と明るく喋っていた。
嫌韓デモとか行われている地域がある一方、あっけらかんとこのように喋り、その場にいる多くの人が当たり前のように受け入れている。
国と国が、施策の違いで衝突することもあるだろうし、それはそれで必要な事とも思う。
一方で国籍や人種によって差別が行われてはならない。
多くの国の人が同じ祭りに集まり、自分の国籍を堂々と言える、こういう雰囲気はいいな、と思った。
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パスワードの管理方法(令和元年版)【日記 19/07/14】
別年同日の日記
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昨日、14日の土曜日に次女の保育園の父の日参観。
昨年までは長女の方に出席していたので、実は次女の参観に出席するのは初めて。
(昨年までは、妻が次女の方に出席してくれていた。)
去年の秋ごろから、保育園で「つんでつんでピラミッド」が流行しているのは知っていた。
長女と次女が家でも歌っていたし、お迎えに行ったときに遊んでいるのも見たことがある。
ちゃんとルール理解していなかったけど。
歌に合わせて踊る…というのはお遊戯の一環。
でも、その歌の中に「♪積んで積んで…ピラミッド」と繰り返される部分があり、そこで用意された紙コップを積み上げる。
繰り返し部分は10秒程度。終わったら、また踊る。
この踊りは、積み上げたコップの周りを歩いたり、手をふったり。
で、また「♪積んで積んで…」と始まる。計3回、積み上げる時間がある。
4人程度が1チームで、どこのチームが一番高いピラミッドを作れるか、という遊び。
父の日参観で、子供のチームに混ざって一緒にやる。
普段4人でグループを作っている子供たちに、大人が混ざって8人構成。
単純な遊びだけど、これが結構難しい。
紙コップは不安定な上軽いので、周囲で踊らないといけなことを考えると、無理に縦に積み上げるだけでなく、安定した構造を作り出さないといけない。
紙コップの台形って結構きつくて、逆さにして並べると上は結構スカスカ。
ここに次のコップをきれいに並べる、というのがなかなか難しい。
立方細密格子を作ればいいのだな、と直感的にわかるのだけど、1回で作業できる時間はたった10秒。しかも、協調作業なのでそんな細かなことしてられない。
最初のチーム、6段でした。
ここで、保育士の先生から「子供の最高記録は、今のところ8段です」という情報。
お父さんすごい、と子供たちに思わせるためには、ここで記録を越えなければ、と妙なプレッシャー。
僕たちのチームは、一人お休みの子がいて6人。
これ、幸いしました。8人もいると人数多すぎてうまくいかないみたい。
最初の記録、9段。ここで子供たち大興奮。
1チーム2回、チャレンジする機会がありました。
2回目の記録は、なんと11段。
9段目あたりまでちゃんとピラミッド構造を作り、その上にまっすぐ伸びる塔を作り出す、という構造でした。
「じゃぁ、子供が入らない、大人だけの本気がみてみたい」ということになり3回目のチャレンジ。
しかし、これは全然振るわず。7段だったかな?
大人だけだと、綺麗で強固な構造を作ろうとしすぎて、上に伸びません。
子供が無茶するのを、大人の知恵で後付けで安定させていく、というのが良かったみたい。
ちなみに、大人だけでやった時の優勝チームは、立方細密格子にはせず、1枚の板を作り上げる形。
トランプのピラミッドみたいな感じね。
横からの力に弱いけど、立方細密格子を作ろうとするより簡単だし、作業も早い。
子供でも出来る簡単なゲームだけど、大人がやってもいろいろと戦略を考えさせられる、楽しい遊びでした。
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7/29,30で、毎年恒例、夏の家族旅行に行ってきました。
今年は箱根。
あの時、彫刻の森美術館で楽しく遊んだ長男が「また行きたい」と言っていたのが今回の決め手。
次女は3年前はうまく遊べなかったし、そもそもよく覚えていないようなのですが、写真などを見ると「行きたい」と言っていました。
当日、朝6時起きで7時には家を出発。
本当は6時半出発にしたかったのですが、少し遅くなってしまいました。
3年前は、朝の通勤ラッシュで「下りはたいしたことないだろう」と思っていたのですが、長時間立っていた子供から不満が漏れていました。
しかし今回はすぐに座れます。小田原まで直通ではない、平塚行きに乗ったせいもあるのだけど。
平塚で乗り換え、小田原で「箱根フリーきっぷ」を買ってさらに乗り換えます。
そして、これも箱根旅行恒例で、小田原駅内の売店で朝食を購入。
ここまで、軽くお菓子とかは食べているけど、朝ごはん食べてないんです。
箱根登山電車を待ちながら駅のホームでおにぎりを食べます。
ここら辺から、子供たちは「旅行だ!」という気分が乗ってきてみたいで、ハイテンション。
登山電車のホーム看板には標高が書いてあります。
小田原は標高 14m 。自宅付近よりも標高が低いです。
電車が来て出発。1駅ごとに、すごい勢いで標高が上がることに驚いています。
入生田駅の前には、しばらく前に遊びに来た「生命の星地球博物館」が。
あの時は車で来たのだけどね。
箱根湯本で乗り換え。ここから、本格的に「登山」電車。
これも運よく座れました。まだアジサイが残るシーズンで、結構観光客は多いのですが。
長男は覚えているけど、長女も前回来たのを覚えていないみたい。
この電車がどれほどすごいか…日本一、世界でも2番目の勾配を登ることや、非常に古いものなので、当時はトンネルを機械ではなく手で掘っていたことなどを教えます。
近くにいた別の子供も説明を聞いていて、車内はちょっとしたテーマパーク。
この時、「どっちに進んでいるか」も意識させておきます。
スイッチバックで、急に逆に走りだしたりするのが登山電車の面白さだからね。
終点の強羅の1つまえ、彫刻の森駅の手前で、彫刻の森美術館の散策路が一瞬電車から見えます。
これを見つけ、「あの公園なに! 楽しそう!」と興奮する長女と次女。
あれが、今から行く彫刻の森美術館だよ、というと、すごく楽しくなってきた様子。
駅に着いたのは10時少し前。
9時のオープン直後に来たかったのでちょっと予定おくれだけど、10時前ならまぁ十分でしょう。
「彫刻の森で遊びたい」と希望していた長男は、先頭をたって進んでいきます。
長男・長女は「ネットの森」に早くいきたがっているけど、まずは入り口付近から順番に。
3年前にもやっていた屋内展示、「コロコロゴロン」のスペースに入ります。
子供が触ってもいい、中に入って遊んだりもできる美術品を置いたコーナー。
テトラポッドのようなジャングルジム、巨大な滑り台、4つの穴に見える…けど2つはトランポリンの床、など。
4つ穴の床、トランポリンに隣り合った穴に、柵が付いていました。
「4つとも同じに見える」のが面白さだったのに、たぶん気づかずに飛び込んで怪我をした子供でもいたのでしょう。
美術品としては不恰好でつまらなくなってしまい、残念。
片隅に、モビールがぶら下がっています。
子供の目線から見ると見上げる形だし、地味であまり気づかれないようですが、子供が「あれなに?」と興味を持っています。
僕の子供の頃には、モビール作りって子供の遊びとして流行しました。
これ、大人になってから知ったのですが、非常に画期的な「芸術」だったのですね。
彫刻、と言えば、普通は大理石や鉄などを使って作られる、しっかりとした重たいものです。
しかし、それらの概念を打ち破り、「軽くて風で動いてしまう」彫刻が、彫刻家アレクサンダー・カルダーの考案した「モビール」でした。
ひとしきり遊び、「次はネットの森!」と長女が言うのに、長男は「その前に、真っ暗な中を地下に潜る奴行きたい」と言います。
これも入り口付近にある、タイトル「天を覗く穴」だったかな。
真っ暗な箱に入り、真っ暗な狭い道を進むと、明るい光の元に椅子があります。
座って上を見ると、明るい空が見える。
さらに進むと、ガラスの箱から外に出られます。
現代的な御胎内めぐり。
前回は工事中で遊べなかった「シャボン玉の城」が近くに見え、「遊びに行っていい?」と長男。
もちろんですとも。
透明な樹脂で作った、本当にシャボン玉のようなジャングルジム。
僕も小さかったときに遊んで楽しかった覚えがあります。…が、作成年代見ると、僕が8歳以降だな。
「小さいとき」の思い出だったけど、それほど小さくなかった。
夏で中が暑いのではないか、と危惧していたのだけど、結構空気穴が沢山開いていて、中はちっとも暑くないようです。
子供たちが遊んでいる間、親は近くの木陰で涼みます。
前回もそうだったのですが、子供たちに事前学習として「ハナさんとコウちゃん」というデジタル絵本を見せてきました。
シャボン玉のお城の後、「ネットの森!」と言っている子供たちに、まぁ待てと言って園内を巡りはじめます。
この絵本に出てくる、キャラクターとしての芸術作品たちに会うために。
入り口から右手に進むと、散策路になっています。
モーターや風で動く彫刻…「コロコロゴロン」にもあった、モビールの影響を受けた作品などもあります。
「あれ、割れちゃってるよ」と長女が作品を指さします。もちろん、本当に割れているのではなく、割れているように見せている作品。
そうやって驚いてくれる人が要れば、芸術としては成功なんだよ、ってことを教えます。
そして、「赤と黒の人」(絵本の中でのキャラクター名)のところへ…見つけて走っていく最中に、別の物を見つけてそちらへ。
まぁ、それはそれでいいや。
よろこんで走って行ったのは、「大きな目玉焼き」のところ。
絵本の中では、主人公のコウちゃんがなくした帽子を、ここで発見します。
そのすぐ近くに「ボクシングするうさぎさん」もいました。
で、そこまで行ったら、ネットの森が見えました。「行きたい」というのを、再度制止。
まずは、キャラクターめぐりを終わらせてから、ゆっくり遊べるようにしたいから。
大きなお姉さん、鉄のお兄さん…などなど。大体主要キャラクターを見終わったところで、ステンドグラスの塔が見えました。
上まで登れる、と聞いて次女が「はやくいきたい!」と言い出します。
長男、前回怖かった記憶があって「あれ、登るの怖いんだよ」などと行かないように次女を説得。
でも、結局登ることに。
…あれ、思ったより怖くない、と長男。3年たって成長したな。
今度は長女が怖がっていましたが、「外を見ないで、階段の足元だけ見て登りな」と言ったら、問題なく上まで登れました。
頂上からは、デジタル絵本のもう一人の主人公「歩く花」が見えました。
次はあそこまで行こう。
…でも、まずは塔の下で足湯でのんびり。
足湯があることも知っていたので、タオルもってきました。
持ってなくても、ハンドタオルを 100円で売ってますので、お土産にもなります。(前回は買った)
丁度12時。目の前のカフェでお昼にしようとも思っていたのだけど、非常にこんでます。
大体、前回も食べたけど、「カフェ」であって、お昼ご飯食べるほどのボリュームの料理は無いんだよね。
菓子パンとかは一杯持ってきているので、近くの木陰でちょっと食べます。
そして、歩く花のある、ピカソ館へ。
ピカソ館に行く最中、彫刻を見ながら長女が「この人もおしり出してる。なんでみんなおしり出してるの?」と。
裸が多いという視点ではなく、「おしりだしてる」という視点が新鮮で、これ以降彫刻を見ても「おしり出してるかどうか」が気になるようになってしまいました。
ピカソ館では、年代とは関係なしに「ピカソが良く作成したテーマ」別の展示をやっていました。
前回は、年代ごとの移り変わりだったのだよね。
年代ごとの移り変わりだと、非常に上手な絵から、だんだん変わっていくのがわかるのだけど、いきなり落書きっぽいものが多い。
これがなぜすごいのかを、子供たちにちゃんと説明します。
本当はすごく上手な絵を書ける人なのだけど、どんなにうまく書いても「絵は平面だ」という限界にぶつかって、なんとか3次元を表現しようとする。(ちゃんと、キュビズム時代の作品もありました)
落書きみたいだけど、絵がうまい人が始めたことだから、ちゃんと意味があるはずだとわかった人たちは、面白いと認めてくれた。
そのうち、キュビズムの絵が古代の壁画なんかに似ていることに気付いたピカソが、だんだんシンプルで力強いものを目指すようになっていく…
ピカソの目指したものが「シンプルな表現」と判った時点で、子供たちはどれが上手な省略をしているか、自分はどれが好きだ、というようなことを言いながら見るようになりました。
作者の意図がわかってきたら、後は好みの問題でもあるので、正解は無い。正しく芸術鑑賞できています。
この後、やっとネットの森へ。
子供3人とも非常に楽しく遊んでいましたが、途中で親のところに戻ってきた長男
「思ってたほど楽しくなかった。前はもっと楽しかったと思うのに。
さっきのシャボン玉の城の方が面白かったから、帰る前にもう一度行っていい?」
それもまた、成長でしょう。期待が膨らみ過ぎていた、というのもある。
でも、長女と次女は、ネットの森がちょうど楽しめる年齢だったみたい。
希望通り、最後にもう一度シャボン玉の城で遊び、入り口付近に戻ったところで「コロコロゴロン」ももう一度遊びます。
時間は15時前。さすがにお腹も減りました。
さぁ、これでもう十分遊んだかな? 宿に向かっていいかな? と念を押し、出口に向かいます。
出口の後のミュージアムショップで、長女と次女の「これお土産に買いたい」攻撃。
これがまた、別の場所でも買えそうなもの…
結局、もう1日旅行はあるけど、明日もっといいものがあっても買えないよ、と確認して、購入。
完全に外に出て歩き始めると、次女が「疲れたから抱っこー」と言ってきます。
抱っこはダメ、というと、「じゃぁ、これ持ってー」と、先ほど買ったお土産物を渡してきます。
それも、自分のリュックに入れな…と見ると、次女のリュックがない。
僕の荷物の中に入れてあるかと確認したけど、やっぱない。
慌てて家族全員集まり、最後に見たところを確認…シャボン玉の城の後は、背負っているのを僕が確認している。
ミュージアムショップで下したような形跡はなかった。…ころころゴロンで、おろして遊んでた!
妻が事情を話して再入場。走って取りに行きます。広い園内だけど、入り口付近で良かった。
思ったところにあったそうで、妻はすぐに戻ってきました。
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別年同日の日記
16年 Microsoft Office 発売日 (1989)
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箱根旅行記の続きです。
15時半ごろ彫刻の森駅に戻り、次の駅の強羅まで。
強羅からはケーブルカーが出ていて、次女は「乗りたい」と興味を持っていますが、今は駅を出ます。
箱根は何度か来ているけど、実は強羅で降りたのは初めて。今まで、ここはケーブルカーへの乗換駅、と言う感じでした。
本日の宿は、駅からすぐのところにある、「箱根パイプのけむり プラス」。
後で書きますが、非常にいい宿でした。
実は、今までの旅行で泊まった宿は、悪くなくても「もう一度泊まりたい」と言うほどの宿はありませんでした。
でも、ここはもう一度泊まりたい。それくらい良かった。
…ただし、「値段相応で」という前提が付くので、安宿に耐えられない人には勧めません。
(基本的には安宿ですので、多大な期待をしないように)
ともかく、宿についたのは16時前。本当は15時過ぎには来ようと思っていたのですが。
妻が疲れたーといってベッドに横になってしまったので、少し休憩タイム。
でも子供たちは「お腹空いたから早く散歩行こうよ」と。この後散歩がてら、強羅公園に行く予定でした。
10分ほど休み、散歩に出ます。
駅周辺にご飯を食べられそうなところは無いし、夕食も近いのでそれほど食べようとも思わない。
駅の隅に、サンドイッチとホットドックのお店がありました。
サンドイッチは今日は売り切れだというので、ホットドック3種類(これで全種類)をたのみ、家族で分けて食べます。
で、食べ終わって、長女が先ほど乗りたがっていたケーブルカーに乗ろうとすると…妻が「ホテルにフリーパス忘れてきた!」。
次の瞬間、「私、走っていくから先行ってて」と走り出す妻。元陸上選手です。
そんなわけで、子供たちとケーブルカーへ。
これも特殊な電車なので、仕組みなどを子供に説明します。
出発して、公園下…そういえば、どこで落ち合うか決めてなかった。走る妻は大変だろうけど、次の駅まで行くことにして「公園上にいるよ」とメールを送ってしまいます。で、公園上で降りる。
強羅公園は、日本初のフランス式庭園です。今年で100年になるそうで、昨年には「国登録記念物」に登録されたそうです。
駅を降りて少し歩いたら、丁度妻が坂を駆け上ってくるのが見えました。
子供たちは「おかあさんがんばれー」と応援。
合流して入り口に向かいます。
そうしたら…「入園時間は過ぎました」。開園時間は17時まで、入園時間は16時30分までだったようです。
時計を見ると 16時33分。あらら、残念。
「えー、行きたかったー」と長女から文句が出ますが、仕方がない。明日来れるようにスケジュールを考える、という約束でひとまず納得。
「全力坂をやっただけだった」と妻。坂道を走って登るのは本当にきつかったようです。
下り坂なので、ゆっくり散歩しながら皆で強羅まで歩きます。
駅前で、ホテルに向かわず売店へ。
持ち込み可なので酒でも買おう、と思ったのですが、秘密箱が充実した店でした。
組み木の手品…タバコが消えるシガレットケースとか、コインが消えるコインケースとか、子供たちにやってみせます。
長男はすぐにタネがわかったみたいだけど、次女は本当に驚いている。
何度も見せていると、外国人観光客らしいおばぁさんが、「これはどれ?」と棚を指さして聞いてきます。
これですよ、と指さすと、買い物籠へ。
僕がまた別の物を見つけて次女に実演すると、「これはどれ?」で、また買い物籠へ。
最後に、7回秘密箱を見つけて、カチャカチャと仕掛けを動かしながら開けてみせると、「これはどれ?」
え、お土産にするには結構高いですよ? と言ったけど、別に構わないようでお買い上げ。
まぁ、わざわざ高い旅費払って日本に来たのだから、数千円のお土産代はケチらないのでしょうね。
図らずも売り上げに貢献し、長男も展示してある秘密箱などで散々遊んでいたけど、うちはおいしそうな漬物を1つ買っただけ。
(この店は酒屋ではなく、酒は隣の店で買いました)
さて、ホテルに戻り、夕食前に風呂でさっぱりします。
この時は、男と女で別れる。
家族で入れる貸切風呂もあるのだけど、夜9時以降しか空いていなかったため、翌朝の朝風呂を予約してあります。
さっぱりして、夕食はバイキング。これが…おいしかった!
食べ放題だし、安宿だからそれほど期待していなかった、というのが実際のところ。
でも、非常においしいものでした。和食も洋食もデザートもあり、みんな「食べ過ぎた」と言うほど食べた。
特に、デザートコーナーにアイスクリームマシンが置いてあり、トッピングを自由に選んでパフェが作れるのが子供に大人気。
お腹いっぱい、と言ってからも食べ続け、最後には「寒い」と言い出す始末。
部屋に戻ります。
このホテル、部屋は基本的にベッドが並び、ユニットバスがあるだけ。ビジネスホテルのような作りです。
入った部屋からは、電車の線路が良く見えます。子供には大人気。
でも、電車が見える部屋は安いので、「騒音が嫌がられる」という側面もあるのでしょう。
ベッドは1部屋に4つ。
うちは5人家族ですが、未就学児童は「ベッドなし」が選べるので、2つのベッドをくっつけて子供3人で寝てもらうことにしました。
…が、寝相が悪くて長女が長男の蒲団に潜り込み、長男は何度も起こされて最後には怒っって蹴りだしたようです。
これで長女は寝ながらしくしく泣いていて、長男に「さっきまで長女の寝ていたところで寝な」と促したら、別の場所に行ってすぐ寝息を立て始めます。
次女もまた、布団をけっ飛ばして寒くてしくしく泣いていました。
(布団を掛けてあげたらおさまった)
朝になって、長女は位置が入れ替わっているのを不思議がりました。
貸切風呂で朝風呂。
家族5人が入るには十分ですが、大浴場よりはずっと狭いです。まぁ、当然かな。
風呂は、屋根はあるけど壁がない半露天。
オプション料金で 700 円ですが、チェックイン時に申請した早い者勝ち。
これが15時過ぎにチェックインしたかった理由でもあるのだけど、16時前になってしまったので当日夜は取れなかったのでした。
朝ごはんも、バイキング。
もちろん夕食とは内容が変わりますが、やはり和食、洋食、デザートコーナーとあります。
これも非常においしかった。
そして、全員性懲りもなくアイスを食べました。
さすがに、寒くなるほどは食べなかったけど。
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箱根旅行記の続きです。
9時前にチェックアウトし、強羅駅から再びケーブルカーで公園上へ向かいます。
隣の席に座っていた外人さんが、しきりに妻に話しかけて何か言っています。
よく聞くと、妻が来ている服に書いてあるロゴが何か知っているか? とのこと。
いや、良く知らないで着ている、と答えると
「それは、ニューヨークの小さなレコードレーベルのロゴだ。僕はニューヨークから来ていて、日本でそのロゴを見るとは思わなかった」
とのこと。(英語でしゃべっていたけど意訳)
妻は、この服をインドネシア旅行中に購入しました。
そう言ったら、ニューヨーク、インドネシア、日本と言う関係性に一層驚いてました。
公園上まではすぐ着きます。Have a nice trip! と言って別れます。
昨日見られなかった強羅公園。
フランス式庭園として、左右対称に作られているのが大きな特徴です。
飲食店まで左右対称に2つあります。
本当は公園下の方に正門があり、上に登っていくように作られてます。
100年前はケーブルカーなんてないから、山の下側から上に向かって登っていくのが正しいルートなのね。
でも、結構坂がきついので、上から降りていくと楽。
風景は下から見上げると見事なように設計されているので、時々振り返るのを忘れずに。
公園造園中に苗木が植えられた、というヒマラヤスギは、今では巨木。
「およそ樹齢100年」という説明に納得。
公園内にはガラスや陶芸の工房もあって、体験できます。
でも、この日は時間がないのでやらないよ、と言ったら、次女が「風鈴作ってみたかった」と。
(ガラス風鈴がいっぱいぶら下がって売っていた)
じゃぁ、と工房を覗きに行ったら、ちゃんと見学しやすいようになってました。
遠くから見ただけですが、非常に熱いガラスに近づかねばならない、ということに恐れをなして、次女は「また今度にする」と言ってました。
強羅公園は10時前には切り上げ、再びケーブルカーへ。
早雲山でロープウェイに乗り換えます。
長男、ここでも「高くて怖かった覚えがある」と言ってましたが、乗ってみたら案外大丈夫でした。
前日の彫刻の森もそうでしたが、子供の3年間は案外感覚を変えます。
次女は、対向するロープウェイの人に一生懸命手を振ってます。
子供連れや、老夫婦、外国人は結構手を振ってくれます。
絶対ふらないのが、40~50代男性一人。
もっとコミュニケーション能力を磨いた方がいいです。
大涌谷。
「黒卵食べる」と、行く前から楽しみにしていた長女。
3年前の記憶はあまりないけど、黒卵だけは覚えていたようです。
でも、硫黄臭に「くさいくさい」と連発。
まずは、この3年の間に出来た新施設、「ジオミュージアム」を見ます。
これは、地学を専攻していた妻がぜひ見たがっていたところ。
…非常に小さな博物館、とは知っていましたが、想像以上に小さい。
それでも知らなかった内容もあり、それなりに楽しめました。
妻曰く、「近くの富士山や、ハワイのキラウェア火山との対比をすると、火山について知らない人でももっと楽しめる内容になるのに」とのこと。
箱根の火山が特徴的である、ということを伝えようとしているのに、他との対比がないので専門家でないと理解できず、しかし専門家には物足りないくらいの情報しかないのだそうです。
大涌谷を登ります。
くさいくさい、と言っていた長女「お腹が痛くなってきた」と言い出します。
どうも、匂いが嫌で心因性の腹痛。
しかしなんとか進んで、黒卵を売っている茶屋までたどり着きます。
卵を2袋購入したけど、茹でたてだったようで非常に熱い。冷めるまでゆっくり待ってから食べました。
時間的にはそろそろお昼。2個ぺろりとたいらげます。
記念写真撮ったりもしたけど、「くさい」と言い続ける長女・次女もかわいそうなので先に進むことにします。
ロープウェイ駅に戻り、芦ノ湖を目指します。
次女は下山中に、妻におんぶされたまま寝てしまいました。
案外混んでいて、乗れるまで20分くらい。妻はずっとおんぶしていましたが(変わろうか? と何度か聞いたが、面倒なのでそのままで良い、と言われた)さすがに20分は長かったようです。
ロープウェイに乗ってやっと下せる…と座らせたら起きました。
芦ノ湖につき、そろそろ13時。
昼ごはんどうしよう? と妻に相談したら、ロープウェイ駅で1件しかないレストランを選ぶより、箱根町まで行けばいくらか選べるのではないか、との判断。
じゃぁそうしよう、と子供に伝えたらそれでよいとのこと。
ちょうど船も来ていましたし、食べないのならすぐ乗れます。乗船。
「海賊船」と聞いてワクワクしていた子供たちも、ひとしきり船内を見て回り、座席に座ってしまえばただの船なので飽きました(笑)
リュックから紙を出してお絵かきして遊んでます。
箱根町。
レストランは沢山あるのですが、観光客相手の、値段の高い店が並びます…
(町の定食屋、みたいな内容で客単価千円程度)
お子様ランチで千円、と言う感じですが、店に入ります。
僕は680円のたぬきそばで。次女が絶対食べきれないで残すから。
…案の定、お子様ランチは残ったので僕が食べました。
予想外なことに長女まで残したので、たぬきそばもいらなかったくらい。
もう14時です。15時くらいには帰途につきたいのですが、その前に行きたいところが…
箱根関所跡を探します。
近くのお土産物屋さんが「中を抜けると関所まで近道」と出していたので、策略だとわかりつつ中に入ります。
そして、箱根細工のコーナーがあったので、箱根細工好きな僕としてはまんまと策略に引っかかります。
長男も、昨日少しいじった「秘密箱」などが楽しかったので、興味を持っているようです。
お土産で買える程度の金額、ということで、ここで組み木細工のパズルを購入。
(僕も、小学生の頃は組み木細工好きでいくつか持っていました)
関所跡の近くに、箱根細工のからくり箱の美術館がオープンした、という情報を、駅で無料配布していた情報誌で見ていました。
それを探したいのですが…ありました。
からくり箱、というのは、秘密箱の延長上にあって、新たな仕掛けなどの考案している職人たちが競って作っている商品につけられた共通ブランドのようです。
今回の旅行まで知りませんでした。
秘密箱は、箱を開けられるまでの操作回数により、3回、5回、7回、10回…上は80回越えまであるのですが、慣れてくると操作方法が大体予想できるようになってきます。
20回くらいを超えると、もう楽しいというよりは作業しているだけの感じ。
それだけの回数の「操作」を正しくしないと開かない、という仕掛けの工作精度には感心するのですが、それだけな感じ。
しかし、今回「からくり箱」を見たら、もっと「開ける喜び」を持った作品が多いのに驚きました。
「新ひみつ箱」と銘打ったものでも、従来の秘密箱以上の工作精度で、予想もしない動きをしながら開けるようになっています。
それでも、新ひみつ箱は名前の通り、秘密箱の延長上にある感じ。
もっと予想もしない開け方をする作品がいっぱいありました。
作家さんによっては、同じサイズ、同じ見た目の作品をシリーズのように作り続けていて、すべて開け方が全く違う。
予想もしないような動きや、仕掛けとしては単純だけど発想の転換がないと開けられないものなど、遊んでいて楽しいです。
「ひみつ箱」は、他人には開けられない宝箱のような意味合いで作られているのですが、からくり箱は純粋にパズル。
知恵の輪のような立体パズルです。開けて、元に戻せれば正解。
「ひみつ箱」との大きな違いとして、「からくり箱」は、開いたときに共通のロゴマークが見えるようになっているようです。
ピタゴラ装置の最後のロゴマークが書かれていて「終わり」とわかるように、このマークが出たら「正解」。
ちょっとした工夫なのですが、喜びの演出として悪くありません。
この「美術館」では、いくつかの作品を実際に触れますし、作家さんの作った作品の展示もあります。
(見た目の美しい、飾っておいて様になる細工物も多い)
明治時代に作られた、という元祖秘密箱も展示されていますし、からくり家具や、普通に開けようとしても開かない「からくりドア」など、大きなものもあります。
ひみつ箱は好きで、いつか大掛かりなものを買いたいと思いつつ、実際目にすると躊躇して買わない、ということを20年間繰り返してきたのですが…
「からくり箱」は久しぶりに買いたくなり、1つ購入してしまいました。4千円程度の小物ですが。
でもこれ、シリーズでそろえたほうが楽しめるんだろうな (^^;;
さて、これで終わり。
家族みんなで(5歳の次女まで!)からくり箱を開けるのを楽しんでいたため、15時半になってしまいました。
元箱根まで歩くと、そこから箱根湯本行きのバスが出ているようです。
15分程度、とのことだったの歩きますが、これ、大人の足で、という時間だった。
子供がいるのでもっと時間かかりました。
でも、途中旧街道があったので、歩いたのは正解。子供に旧東海道の話などしながらのんびり進みました。
バスターミナルについたのは16時少し前。
16時過ぎに、丁度始発の急行箱根湯本行きがあります、というので、一番乗りで座ります。
出発すると…あらら、予想外のコース。
6年前に乗った、急行でないバスは、小涌谷まで山を登って登山電車と並走するように箱根湯本に向かうのですが、急行だと逆方向…さっき自分たちが歩いてきた方角に進むようです。
しかも、途中のバス停から乗ることもできる。歩かなくてもよかった、ということですね。
歩きながら「疲れた」と言っていた長女が恨めしそう。でも、始発に乗れたから座れてよかったじゃない。
急行だと、箱根新道を通って行くコースのようです。
バスの中で子供たちは寝てしまったけど、箱根湯本についたところで起こしたら、次女以外は起きました。
次女は僕が抱きかかえておりましたが、すぐに目を覚まします。
朝、宿から送った荷物を駅で受け取ります。
箱根家族旅行は3度目ですが、毎回荷物を受け取る場所が変わり、場所を探すのがちょっと大変です。
(過去2回、駅は工事中だった。今回工事は終わっていたので、今後は場所が固定されるのだろうと思う)
ここで、ホームまで入ってから、大事なことを思い出しました。
箱根旅行中、各所のお土産物屋さんなどに、スタンプラリーのスタンプが置いてありました。
実は、「からくりパズルを広める会」が主催するもので、当選するとからくり箱などがもらえます。
スタンプは1個からでも応募可能で、押すほど当選確率が上がります。
最後に、どこかのお土産物屋さんでポストに入れないといけなかったのに、まだかばんに入っている。
電車の出発まであと8分くらい。
駅から出て、近辺のお土産物屋さんを探してみますが、用紙に名前のある店がありません。
観光案内所で用紙を見せて尋ねると、少し先の土産物屋さんの名前がある、とのこと。
その土産物屋さんに行くと、「その用紙は見た覚えがあるけど、ポストなんてあったかな」という反応。
でも、店の一番奥の用紙置き場まで案内してくれて…ちゃんと、ポストがありました。
案内してくれて何か買ってあげたかったけど、電車の時間も迫っているし、お礼だけ言って店を出ます。
ダッシュして、電車には何とか間に合いました。
帰りの電車の中は、子供たちは寝るかとおもいきや、お土産のおもちゃで楽しそうに遊んでました。
特に2日目は移動が多かったけど、それなりに楽しめた様子。
だんだん、子供たちの「楽しい」ことも変化してきたので、次に来るときは乗り物を楽しむだけでなく、美術館巡りなどやってみたいところ。
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別年同日の日記
16年 Microsoft Office 発売日 (1989)
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長男、10歳になりました。
妻から「お父さんお母さんになって10年」と言われて、違う感慨が。
…そうか、すごいことだな。
余り物欲の無い長男、誕生日プレゼントに欲しいものも特にない、という。
じゃぁ、なにか食べたいものある? と聞くと、ピザ食べたいという。
なるほど。
長男が想定しているのは「宅配ピザ」だと思うが、ここは思い切りピザを食べさせてやろう、と目論む。
まぁ、ピザ食べ放題と言えばシェーキーズだよね、と思って探すが、我が家から遠い。茅ヶ崎まで行く必要がある。
電車で出かける場所としては、桜木町駅前にあった店がいつの間にかなくなっている。
横浜駅の店はまだあるが、子連れで横浜駅行っても遊ぶ場所がない。桜木町ならみなとみらいに行って、今年のピカチュウ大発生イベントでも見るのだが。
妻が、「茅ヶ崎に行くことにして、辻堂海浜公園で遊ぶのは?」と言った。
そうか、辻堂海浜公園なんて忘れてた。4年前に1度行ったきりだし。
じゃぁ、あわよくばジャンボプールにも行ってみよう、と水着の支度をする。
9時前に出るつもりが、妻が準備が遅れて9時半ごろ家を出る。
辻堂海浜公園は…というか、ジャンボプールは想像を絶する込み具合だった。
駐車場はすでに満車で、路上での駐車場待ちを禁じるため、警察指導により「閉鎖」。
プールは混んでいたらやめる、と子供たちには言ってあったので、交通公園で遊ぶことにする。
出発支度が遅れた妻が責任を感じて、周辺の駐車場を探してくるというので、僕と子供たちで楽しむが、妻がなかなか来ない。
しばらく遊んでいても妻から連絡無いのでメールすると、「周辺ぐるぐる回ったけど駐車場空かないし、周辺の有料駐車場もない。離れたところで車停めて待つから、移動するつもりになったら連絡して」との返事。
交通公園内は、4年前に比べ、いろいろと老朽化していました。
「金星の広場」にあった滑り台はなくなり、なにもない更地になっていました。
金星の広場と地球の広場を結ぶ、ゆらゆら揺れる高架橋は「腐食のため危険なので使用禁止」と張り紙がありました。
交通展示館の中も、セガの AS-1 みたいなバーチャルライド型シミュ―レータは動かなくなったそうで「運用終了」。機械だけは残っていました。
以前は人気があって待たないといけなかったので乗ってなくて、結局どんなものだったのか不明。
実写映像を使った電車の運転シミュレータ(本物の操作台を使ったトレインシミュレータみたいなやつ)も、老朽化による不具合? で、まともに遊べない状況になっていた。
特定のコマを再生すると、画像の読み取りに失敗し、数秒前のコマに戻ってしまうようだ。
通常速度である 80Km程度を超えて120km 程度で走っているとバグが出にくい。でも、駅で停まろうとするとおかしくなるので、事実上遊べない。
いろいろと残念。
その一方、昔にはなかったものが新設されたりもしていた。
特に、小高い丘からのそりすべりは、次女が非常に気に入った。
他の子が別のところで遊びたい、というので「またあとで遊ぶ」といってやめたのだけど、そのまま忘れていて終了してしまったので、「またいつか遊びに行く」という約束になってしまった。
いろいろ楽しみ、12時半ごろに「お腹空いた」というので妻に連絡。
公園裏手の車どおりが少ないところで待ち合わせ。
そのまま、茅ヶ崎のシェーキーズに向かいます。店に入ったのは1時過ぎ。
この店、10年くらい前に一度だけ食べに入ったことがある。
食べ放題、ジュース飲み放題で、長男の好きなカレーも有り、想像していたよりもずっと多くの種類のピザも、まったく想像してなかった「甘いデザートピザ」もあり、長男は大満足。
長女、次女もたらふく食べました。
昔とは当然ながらメニューも変わっているのだけど、僕が昔好きだった「カスタードとパイナップルのピザ」は無くなってしまったようだ。
でも、「ココナッツとクリームチーズのピザ」が味の傾向を受け継いでいた感じがする。パイナップルも入っていたし。
子供が調子に乗って取って「お腹いっぱい」で残した分を全部食べたら、僕もお腹いっぱい。
午後になって、駐車場情報を見ると、少し空きが出始めたみたい…
ということで、再び辻堂海浜公園へ。目指すはジャンボプール。
時間は3時前。待った方がより空くだろうし、3時半を過ぎるとプールの入場料は安くなるらしい。
セブンイレブンのポケモンスタンプラリーが完了していないので、寄り道をしながら向かいます。
公園に近づくころ、どんどん雲行きが怪しくなっていました。
これで慌てて帰る人もいれば、うちと同じで今から来る人もいる。
3時45分ごろ、駐車場はちゃんと入れました。でも、プール前はまだ入場待ちの長蛇の列。
プールに入ったのは4時過ぎで、6時の閉園まで、ゆっくり遊びます。
2時間も遊べば子供は満足。長男はウォータースライダーが、長女は流れるプールが、次女は波の出るプールが気に入ったようです。
ちなみに、僕は水遊びプールにあったアルキメデスのポンプを気に入りました。
そういうものを置いてある、と言うことが面白い。
土日は非常に混むらしいので、仕事の都合が付けば、次は平日に行きたいところ。
今年はもういいかな。来年以降の話。
別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |
少し日が開いてしまったのだけど、8/30 に TenQ を見てきました。
せっかくなのでレポートを。
TenQ 、東京ドームシティ内に出来た、新しい施設です。
プラネタリウムでも科学館でもなく、宇宙を新しい切り口で見せてくれる、という話題の施設だったのですが…
最初に断わっておきますが、辛口評価です。
以前に、メガスターで有名な大平さんの作ったイベントでも、かなり辛口の評価を出しています。あれ、人気あるんですけどね。
説明しておけば、僕も妻も天文は結構好きなのですが、「科学」視点で見ています。
星が好きな人には、星を見ると言う行為(夜通し起きていたり、真っ暗な中で孤独を味わったり)自体が好きとか、星座の歴史的背景(メソポタミヤ文明やギリシア神話など)が好きな人もいますが、全然視点が違うことを断って置きます。
僕が辛口の評価だから出来が悪い、と言うわけではない、と言う意味です。
さて、TenQ 。
まず、入り口でシステムに疑問を持ちます。
込み合っている中で映像を楽しんでもらうため、一定時間ごとにまとまった人数を入場させる方式なので、最初に整理券をもらう必要があります。
この整理券をもらうためには、入場資格を持つことを示す必要があります。
基本的に入場人数を制限しているので、あらかじめ予約を入れ、料金を前払いしている「証明」をするのね。
整理券をもらった時点で、入場資格を持っていることは確定しています。
中に入ると、待合スペースがあります。ミュージアムショップも併設しているので、先にお土産物を選んだりしといてもいいでしょう。
そして、時間が来ると整理番号に書かれた数字で呼び出しがかかるので、整理券を見せて入り口前に並びます。
先に書いた通り、整理券を持っている人は「入場資格」を持っていることが確認されているはずです。
でも、入場時刻になったら、一人づつ、入場チケットに印刷されている QR コードを入場ゲートに読み込ませないと入れないのです。
このゲートが1台しかない上に QR コードの認識効率が悪く、子供(5歳児から)も必ず「一人一枚」読み込ませながら入らないといけないので、妙に手間取ります。
一人入るのに 5 秒程度かかると思ってください。ただ入れるだけなら、一人1秒もかからないはずなのに。
この先は映像を見せるスペースがあるのですが、「見せる準備」が整ってから入場が開始され、全員が入場できるまでに5分程度かかります。
この間、お客さん全員が「待たされる」のです。
このシステム、絶対に考えた人は頭が悪い。
この時点で、展示内容も頭が悪いのではないか、と言う危惧が頭をよぎります。
入り口入ると、どうやら「ビッグバン以前の虚空」を表現したらしい長い通路があります。
…単に通路です。まぁ、これは変に突っ込む必要もないからいいや。
その後、プロジェクションマッピングで展示のオープニングを飾る映像体験が…
…プロジェクションマッピングすることに意味が感じられません。
むしろ、ただの映像にした方がよかったのでは?
プロジェクションマッピングは、映写機(プロジェクター)で、スクリーンではなく建造物等に映像を投影する技術です。
スクリーンのような平面ではなく、凹凸のある建造物に映像を投影すると、映像がゆがんでしまいます。
しかし、あらかじめ凹凸を測定し、コンピューターで計算して、歪みを最初から考慮した「変換映像」(日本語で写像、英語ではマッピング)を作ったとしましょう。
すると、凹凸のある建造物をスクリーンとしても、画像はゆがまずに正しく表現されます。
これが「プロジェクションマッピング」です。
この際、映像は「建造物の窓などの凹凸を活かした」ものにするのが普通。窓には、はっきりと「窓」だとわかる映像をあえて投影します。
しかし、長い映像表現の中で、時々その枠組みを超えて見せる。たとえば、開くはずの無い窓でも、両開きに開く映像を投影してみる。
…すると、人間の脳は、動くはずのない建造物が動いているかのように錯覚を起こすことがあります。
この錯覚(眩暈)体験が、プロジェクションマッピングの醍醐味。
でもね、TenQ は屋内施設で、壁はもともと平面。
ここに、「プロジェクションマッピングをしたいから」わざわざ凹凸を付けています。
プロジェクションマッピングが「必要だった」から使ったのではなく、プロジェクションマッピングしたいという要求が先にあって、そのために凸凹を付けているのです。
何かが表現したかったのではなく、まず技術ありき。
まぁ、百歩譲ってそこまでは良しとしましょう。
この際、観客は正面、または下から映像を見上げる形になるのに、映写機は天井から下向きに投射する形になっています。
そのため、凹凸の下には「影」ができ、映像に隙間があいてしまうのです。
建造物へのプロジェクションマッピングであれば、相手が巨大すぎて映写機も下から投射します。
このため、映像に隙間は出来ず、先に書いたような「動かないものが動きだす」感覚を得られるのですが、TenQ では映像に影ができるせいですべてがぶち壊し。
つまり、技術ありきなのに、その技術の使い方を間違っている。余りにもお粗末な失敗です。
映像の内容自体は…一応、科学の歴史を非常に短い映像体験としてまとめたものでした。
でも、科学史を理解していないと良くわからないと思います。説明するのではなく「体験」してもらいたいのだろうけど、単に説明不足で意味不明な映像になっている。
次。
最大の売りである、4k x 4k のスクリーンによる、見おろし型の映像体験。
これがまた、がっかりする内容。
紹介される静止画写真などでは地球の映像が映っているものが多いため、見おろし型と相まって、「宇宙ステーションに滞在する気分で地球のいろいろな姿でも見せてくれるかな」と思っていたのですが…
最初はちょっと面白いです。
月面についた、アームストロング船長の足跡から始まり、だんだんズームアウトしていく。
どんどん、どんどんカメラが引くと、月の全体が現れる。
この時点で「Powers of Ten をやりたいのかな?」と思ったら…さにあらず。
宇宙の虚空を感じさせることなく、縮尺が完全に狂った形で月のすぐそばに地球が現れます。
その後は地球上の美しい光景とかを見せてくれるのだけど、実は 4k x 4k スクリーンは、数台のプロジェクターの映像をつないで作っています。
そして、その…つなぎ目が、明らかにおかしいのが見ていて気になるんですね。
星が現れれば、つなぎ目で2重に見えるのがわかる。映像がパンすれば、つなぎ目あたりで「うねる」のがわかる。
余りに気になるのでそのあたりを見ないように、広い画面の「ほんの一部だけ」を集中してみるようにしていれば良いのですが、映像は大画面を活かして、全体を見ないと面白くないような作りになっている。
さらに、これだけ大画面の映像なのに、MPEG か何かで圧縮しているようで、圧縮ノイズが出ます。
動きがダイナミックなところでは、背景の星などの「動き」データが圧縮時に省略されるようで、動きがガクガクになり、破綻します。
一例をあげると、太陽を回り込みながらプロミネンスを見せる CG 映像があります。
そこでは「動くプロミネンスのそばに背景の星が流れる」ようになっているのですが、視線が集まるプロミネンスの背景で、ガクガクと星が動いてしまうのです。
今 CG 映像と書きましたが、CG 多用されています。綺麗ではありますが、実際の映像の迫力、と言うのはない、作りものです。
そして、この CG が科学的におかしい…
惑星を次々と旅行するような映像で、「小惑星」といって、岩の塊が数個固まっているのが写るだけ、とか。
小惑星は「小惑星帯」なのだから、広がりを表現しないとおかしいだろう。
さて、実はツッコミどころが多すぎて困ってしまうのは、基本的にここまで。
プロジェクションマッピングと 4k 映像を最大の売りとしているのですが、その売りがダメなだけで、後はなかなか素晴らしい施設でした。
このあと、研究エリアに入ります。
学者が常駐している研究所をエリア内に設け、研究している姿を見せている…というのは、ほとんど意味を感じられない展示ではあるのですが、面白い試みです。
その研究所はエリアのほんの一部で、周囲には太陽系の惑星探査の成果がパネル・模型・映像で展示されています。
南極で発見された火星由来隕石のかけらを、触ってよい状態で展示していたり、NASA が送ってきた最新の火星映像(といっても、NASA が「公開してよい」と判断したものなので、2週間程度は前の物)を見せてくれたり。
科学館として、なかなか悪くない展示内容です。
ただし、ここの内容は急に高度になりすぎているのに、説明が不十分。
十分な知識を持っていない人には「なんだかよくわからない」ようでしたし、十分な知識を持っていても、展示意図が意味不明なものもありました。
(さんざん考えて、多分こういうことが伝えたいのだ、と類推することは出来ましたが、知識がないと絶対に伝わらない)
次。
子供も喜ぶ体験学習エリア。
タッチパネルで動かせる「ボール型ロボット」を操作して、時間内にゴールに入る、という面白そうなゲームが置いてありました。
このボール型ロボット自体も、惑星探査などを想定して作られた物みたい。
これは面白そう、是非やろう…と、行列を並んでやりましたが、出来が悪くてゲームの体をなしていませんでした。
「操作する」のだけど、「操作できない」のね。
ボールを前後左右に動かす、という指令をタッチパネルで送れるのだけど、ボールのどちらが「前」に当たるのかが、ボールが移動する際にランダムに変わりやすいのでした。
特に、ボールがどこかにぶつかると変わりやすい。補正の仕組みがあるのだけど、補正の仕組みは広いところでない使えないようになっている。
障害物のある細い橋を渡って通る、と言うゲーム内容なのだけど、橋の入り口に来るまでに壁が多数あり、ぶつかってしまう。
そして、どちらが前かわからない状態で橋を渡らないといけない。
「前」を補正したければ、広いところでないとできないので、一度橋から落ちなくてはならない。
…というムリゲーでした。
もしかしたら、タッチパネルだから操作性が悪い、と言うのもあったかも。
アナログジョイスティック使えたらもうちょっと簡単なゲームになった気もします。
それ以外は、体験学習エリアは基本的によく出来ていたかな。
「太陽系テーブル」という、知識を持った人には面白いのだけど、そうでない人にはなんだかわからない考えオチにちかい展示があって、それはなかなか楽しめました。
あと、宇宙に興味を持ってもらおうと「宇宙の不思議な話」などを文字で書いてあるコーナーがあるのだけど、内容はムーです。
アステカ文明に宇宙飛行士のレリーフがあるとか、江戸時代の宇宙人との遭遇記とされる「うつろ船」の話とか…
すでに否定されているムー的話題をそのまま紹介しているのってどうなの?
他には、宇宙関係の人の「偉人の名言」を映像作品にしたスペースとかありました。
わかる人には結構泣ける言葉もあるのだけど、名言って文脈から切り離すと意味を失うから。
(まぁ、ここでは「宇宙」という大文脈がったから、それほど切り離されてなかったけど)
ロシア語を習ったことのある妻によれば「ヤーチャイカ」がロシア語でそのまま表示されていたのが素晴らしかった、とのこと。
(ロシア人で、初の女性宇宙飛行士テレシコワの言葉。意味は「私はカモメ」。
自分が空から地球を見下ろしていることを詩的に表現した言葉として話題を呼んだが、「カモメ」は単に彼女の通信用コードネーム)
…と、これが TenQ の大まかな内容。
最初に書いた通り、僕は「科学」視点で見ているので、CG で合成された映像で迫力だけを出そうとするような部分には非常に批判的。
でも、そういう部分ですら、見もしないで批判することは無いよ、と付け加えておきます。
4k x 4k ディスプレイは、先に書いた通りつなぎ目の処理が悪いけど、それでも一見の価値はある映像を見せてくれます。
ただ、映像が素晴らしいものだったからこそ、科学的な部分が甘いのが残念でならないだけ。
お金を払う価値はちゃんとあるよ、と言うのを最後のまとめにしておきます
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先週の土曜日(4日)、鎌倉オクトーバーフェスト 2014 に行ってきました。
このイベント、数年前からやっています。
でも、子連れで酒飲みに行くわけにはいかんだろ、と今まで行ってませんでした。
前日に急に妻が「これ面白そう」と見つけてきて、一番下の子ももう5歳なので、おいしいご馳走食べれれば喜んでいくだろう、と行ってみることにした次第。
ちなみに、鎌倉ってドイツ文化が色濃く入ってきています。
ハム・ソーセージを日本で最初に作った会社は鎌倉に作られましたし、地ビール会社も多いです。
パン屋さんなんかも、ドイツ風のパンを売る店は多い気がします。
だから、オクトーバーフェストは、非常に鎌倉らしい祭りな気がする。
酒飲みたいので、車で行くという選択肢は無し。
電車で行くかな…と思っていたら、最近自転車乗るのが楽しい長女(7歳)が「自転車で行きたい」と言い出します。
長女はまだ自転車で行くには遠い距離じゃないかな…と思いつつ、ゆっくりいけばいいかな、と早めに家を出ることにします。
危険なところはゆっくり慎重に進み、疲れたら休めば何とかなるでしょう。
#次女は僕の自転車の後ろ。
そしたら、案外長女は大丈夫でした。
開始時刻の昼12時の30分前についてしまいます。
さてどうしよう…。
銭洗辨財天への方向表示が見えたので、なんとなくそちらに進んでみます。
他の神社から離れているから、めったに行かないんだよね。
お金を水で洗う、という奇妙な体験を子供たちも喜んだ後で、「お腹空いた」というのでいよいよオクトーバーフェストへ。
市役所の駐車場でやっています。これも非常にローカル感。
12時半。始まったばかりで、みんな食べ始めたところだから、席の確保に手間取りました。
でも、おいしそうな屋台がいっぱい出ていて、子供大喜び。
肉好きの長男は、とにかく肉を食いたがります。
実際、鎌倉ハムとかすごく安く屋台出してるんだよね。
(鎌倉近辺の祭りでは、鎌倉ハムさんの屋台はすごくお買い得なのだ)
東北の支援を目的とした屋台もあります。
そうしたお店でも食事を購入。ついでに、クジラ肉の缶詰なんて買ってみました。
震災の時に「鯨缶詰を模したタンク」が津波に流されて話題になった、木の屋石巻水産の物。
酒は、サントリーの物を2杯と、地ビールを2杯のセット券を購入。
妻と僕で2杯づつ。二人ともそれほど飲めないので、これで十分。
てきとーに席を陣取り、てきとーに屋台で食べ物を買って来つつ、てきとーに食べる。
通路を歩いていると、何か煮込み料理をお盆に載せて売っている人がいます。
なんですか? と聞きながら気づいた。ハチノス(牛の胃)のトマト煮込みでした。
すぐに名前が思い出せず「あ、牛の胃だ」と口走ったら、おぉ、ご存知ですか、トリッパ(イタリア語)の煮込みです、との返事。
この時は、長男のリクエストで焼きそばを買いに行くところだったので「大好きなので、後で必ず買います」と言って通りすぎます。
…で、後で買いに行ったら、驚いてた。
「後で買います」はよくある逃げ口上なんでしょうね。
大船で以前から気になっていた沖縄料理店も店を出していたので、沖縄そばを食べます。
気になってはいたが入りづらくて入っていなかった、と言うと、ぜひ来てください、と誘われました。
基本的に飲み屋なので、子供がいると行きにくいのですが、おいしそう。今度行こうかな…
なんか、こういう交流があるのも楽しい。
交流ついでに、ようは「大規模飲み会」なので、ステージ上に誰かが来ると、そのたびに乾杯となります。
みな、「かんぱーい」と言いつつ、自分のグループの殻に閉じこもっています。もったいない。
「かんぱーい」と言うときに、ただ近くの別グループの人の顔を見るだけでいいです。
大抵は笑って言い返してくれます。それだけで終わりだけど、こうした一瞬の交流は大好きなんです。
#もし話ができるならそれも楽しいのだけど、こっちも子供がいるのでゆっくりはできない。
舞台にはヨーデル歌手の人がいました。
ヨーデルって、スイスとかのイメージあるけど、ドイツのパブでも歌ってるイメージあります。
…その場でスマホで調べると、ドイツはアルプスの端に位置するから、ヨーデルが歌われる地域なのね。
アルペンホルンの演奏もあったので、子供に「遠くまで音が届くから、2~3km離れた山の中の人と会話ができるんだよー」なんて教えます。
2~3kmが正しいかは不明。酔っぱらいの言うことだから。
でも、遠距離通信に使われた楽器だというのは事実ですよ。
ハンドベルの演奏もしてました。
最後には、子供たちに適当にハンドベル持たせて、適当に鳴らして練り歩く。形なんてどうでも、楽しそうならいい。
さて、実は今日の日記の一番のハイライト。
大道芸人が来ていました。
来るのは事前に知っていたのですが、小学6年生。
正直なところ、「子供だからかわいい、というレベルでたいしたことないだろう」と思ってました。
…まったくそんなことない。大人でも難しいような技を、次々繰り出します。
追記 2019.10.28
もともと、ここに彼を撮影したビデオを表示していました。(本人了承済み)
しかし、本人から「活動方針変更のため、削除してほしい」との直接依頼が来たため、削除しています。
僕は大道芸とか好きですが、わざわざ見に行くほどではない。
でも、やっているのを見かけたら最後まで見て、十分楽しめたと思ったらおひねりも必ず出します。
で、僕の判断基準から言えば、トップレベルの演技です。
一番得意だというディアブロ(中国ゴマ)の演技では、片手を離す、両手を離すといった、見たことのない技を連発。
クラブジャグリングもなかなかのもの。はしご芸、アートバルーン、ダイススタッキング、手品…などなど、演技の種類も多彩。
一つ一つの演目も、大人の大道芸人でもできない人が多いような技を次々繰り出す。
本当は演技時間は 30分だったのですが、その15分前から「練習」と称して演技を始め、45分間を途中ダレルこともなく、見事に演じ切りました。
これ、大人でもかなりのレベルです。「子供なのにすごい」ではなく、大道芸人としてすごく高いレベル。
是非おひねりを出したかったのだけど、「市役所に呼ばれてきているので」ということで、受け付けてもらえませんでした。
妻は、「お金がダメなら、そこらへんで菓子折り買ってきて差し入れたい」と言ってました。
そんな手間をかけても、何かあげたいレベルの演技だったのです。
彼の名前は、ハンド君。
彼はまだ子供なので WEB ページとか持っていないようですが、お父様が宣伝を兼ねたブログ書いてます。
見ると、大道芸イベントにはかなり参加しているらしい…
やっぱ遠くまでわざわざ出かけて、とはならないのだけど、また近所で出ることがあったら、是非見に行きたい。
年齢を聞いたら「12歳」。…と答える彼の横から、お母さんが「まだ11歳でしょ」と。
「今月には12歳なんだからいいじゃん」と言い返す彼。
お母さんは、まだ若いのに天才! と言わせたいのだろうし、彼は男の子らしく、早く大人に見られたい。
こんなやり取りもほほえましい。
彼曰く、Youtube なんかへの投稿は大歓迎だそうです。
というわけで、先のビデオは家族ビデオとして撮っていたものを編集したものです。
おひねり出せなかったから、せめてもの応援のつもり。
家族ビデオのつもりだったので、会話が入っていたりします。
その点はご容赦ください (^^;
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別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |
10月の11、12日の2日間、福島県いわき市のスパリゾート・ハワイアンズに遊びに行ってきました。
ほかの人の参考になりそうな情報は、先にまとめてあります。
以下は家族日記として、旅行記をまとめます。
今年の夏、ハワイアンズは大々的にテレビなどで宣伝を行っていました。
震災から3年たち、そろそろ完全復活したということかな…
「♪連れてって 連れてって」と繰り返す単純な CM ソングに感化され、子供たちが行きたがっていました。
妻も東北地方に暮らした時期があり、様子を見に行きたがっていました。
というわけで、秋に旅行しよう、と決めます。
当初は9月の連休(9月13、14日)に行こう、と思っていたのですが、8月末に予約を入れようとしたら残念ながらホテルが満室。
1か月遅れの10月の連休の予約を入れたのでした。
大々的な宣伝の一部なのだと思いますが、夏ごろにテレビで「フラガール」「がんばっぺ フラガール」の映画も放映していました。
そこでこれらも録画しておき、旅行が近づいてから子供たちに見せます。
我が家ではいつものことなのだけど、少し知識があるだけで旅行はずっと楽しいものになるから。
特に「がんばっぺ」を見せたのは、東日本大震災があったことの再確認でもあります。
長男は3年半前の地震をまだ覚えていますが、長女・次女にとってはもう記憶が薄れつつあることです。
旅行が近づいてから、何を持っていくべきかとかいろいろ調べたのですが…
公式ホームページ、案外役に立ちません。
「よくある質問」コーナーはあるのだけど、通り一遍のことしか書いてません。
本当に必要な情報は、載っていたとしてもページの奥底の方。
たとえば、クレスト館に宿泊しようとして、アメニティに何が揃っているのか調べてもわからない。
結果から言えば、「ホテルハワイアンズ」に準じているので書いていないようなのですが、スタッフにとっては当たり前のことでも、利用者の視点ではわからない、という基本的なことを見落としている。
他にも、行ってみないとわからなかったこともありました。
そうしたところをまとめて置いたら、後から旅行する人に便利かもしれない、と思って別ページにまとめてあります。
これ、決して「サービスが悪い」のではないので勘違いなさらぬように。
サービスは非常に良いものでした。スタッフやホテルマンには、たぶん非常に教育が行き届いているのね。
ホームページ作っているのは多分広報担当なのでしょう。
広報担当は実際のお客さんと現場で接することが少ないので、意見が十分汲み取れてない。
わずかな情報から「よくある質問」を作っても、かゆいところに手が届かない。
ハワイアンズに限らず、よくある構図です。
さて当日。
何とも運が悪いことに、妻が前日から風邪気味。
熱は無いのですが、喉が痛いのです。
また、これも運が悪いことに台風が近づいています。
丁度1週間前に「戦後関東に上陸したものでは最大」という…但し書きが多いけどとにかく強い台風が過ぎていました。
で、それよりも大きな台風が近づいていて、1週間前の予報では旅行当日に直撃だったのです。
でも、少し動きが遅いようで、3日前の予報では「2日目に雨を降らせる」程度に。
念のために雨具なども持っていきます。
我が家は横浜駅からの無料送迎バスを利用しました。
この無料送迎バスの中で、ハワイアンズについてのビデオ上映があるのね。
「こんなところまでハワイっぽい」と思いました。ハワイって、入国審査待ちの間に観光ビデオ上映しているんだよね。
#「旅行中限りのクレジットカードが発行される」とか、「アロハを着ていることが何かと得になる」とか、ハワイらしさをうまく取り入れています。
高速道路を使っておよそ4時間。
9時20分に出発して、到着は1時予定…だったのですが、連休の自然渋滞、さらに事故渋滞も重なり、到着は1時間遅れます。
1時半からフラダンスのショーがあったのですが、これを見るのは早々に諦めます。
あらかじめ席を予約してあった場合、こういう際はキャンセル料なしで解約になるようです。
(と、バスの運転手さんが言ってました)
ホテルにチェックインし、部屋に到着したら部屋で水着とアロハに着替えてしまい、ハワイアンズへ。
荷物は1つにまとめて、更衣室の1日借りられるロッカーへ。
…中に入ってから多数ロッカーがあるのを知りました。
これもまとめに書いておきましたが、更衣室のロッカーに預けるのは不便。
あらかじめ知っておきたいことです。
昼ご飯食べたいな、と思ったけど、子供たちはまず遊びたがるので遊びます。
最初に入ったのが流れるプール。
温水プールだと思っていたのに、案外冷たい! 風邪気味の妻にはちょっと辛い。
次女の浮き輪を持ってきていましたが、長女と奪い合い。
流れるプールでは、浮き輪で浮いて流される方が楽しいためです。
ただ流れるだけでなく、上から水が落ちてくるポイントが多数あります。
ハワイの自然の中で遊んでいる、という雰囲気にしてあり、滝とかが作りこんであるのね。
次女、滝には打たれたがるのに、鹿威しのように落ちてくる水は嫌がる、というよくわからない行動パターン。
でも、きゃぁきゃぁ言いながら喜んでいます。
夕食は5時からなので、2時スタートだと3時間しか遊べない。
ある程度楽しんだら「他のところも見てみよう」と誘いながら、プールを梯子します。
飽きる前に別の場所に行く、と言う感じなので、これがテンポ良くて結構楽しい。
スプリングパーク(ローマ風呂)に行き、スパガーデン(屋外プール)へ。
遊び倒してから「もう一度流れるプール行く」と言うのでウォーターパークに戻ります。
流れるプールを少し楽しんだところで、やっと「お腹空いた」という要望。
もう4時前です。夕ご飯5時からなのに。
でも、ウォーターパークの軽食スペースへ。
夕食が近いからと、鳥のから揚げとフライドポテトのバスケットと、ピザを1枚だけ注文。
丁度、ステージで体験ショーが始まっていました。
子供たちが一緒に踊りを習い、楽器演奏も体験するものでしたが、うちの子供たちは食べるのに夢中。
ショーの最後、体験した子たちがレイ(花の首飾り)を貰う段になって「私も欲しかった」と次女。
食べるのに夢中で、やらないといったのはあなたでしょうが。
食べたら長女が「眠い」と言い出したので、これで終わりにして一旦ホテルに戻ります。
実は、5時からの夕食を6時からと勘違いしていました。
眠いなら1時間くらい寝て…と思っていたら、ホテルに戻って「すぐ夕食の時間だった」と気づきます。
でも、ちょっと体を休めてから再び夕食に。ホテルハワイアンズまで、ちょっと歩きます。
夕食はバイキング。この時は秋の味覚のフェア、ということで、大人一人に半身、オマールエビが用意してありました。
バイキングは非常に盛りだくさん。酒は有料ですが、多めにお金を払えばこちらも飲み放題に。
でも、妻が風邪で喉が痛い、というので酒は飲まず。
和洋中いろいろ取り揃え、バイキングは非常においしいものでした。
カレー好きの長男、最初にいきなりカレーを見つけてたくさん食べ、後から別の物をいろいろ興味を持つも「お腹いっぱい」と悔しそう。
次女も目移りして、あれもこれもと取ってきたものが、半分以上残って「お腹いっぱい。お父さんたべてー」。
あぁ、案の定。僕もいろいろ食べたかったのに、これで結構満腹に。
しかし次女、お腹いっぱいと言いつつデザートは別腹。
デザートコーナーには、綿あめ製造機が2台置いてありました。
これが子供に大人気。綿あめって、自分で作ることあまりないですからね。
長女と次女は、それぞれ5本くらい食べたかな。
1回にザラメ1匙だから、分量としてはたいしたことないのですけどね。
他に、小さなケーキも取り放題、アイスも3種類食べ放題。
長男は「チョコアイスがおいしい」と、2回もチョコアイスを食べる。さらにバニラも食べる。
その後みんなが「メロンシャーベットがうまい」と言い出したときには「アイスはもうお腹いっぱい」と…
カレーで失敗したのに同じ失敗を繰り返す。
6時半ごろまで夕食を食べ、その後「与市」に入浴へ。
まとめの方に書きましたが、与市は広いです。
こんなに広いのに、どうしてお湯が冷めないのだろう? と、長男と探求。
大きな滝が見えます。鑑賞用だから入るな、と書いてあるのだけど、この滝が源泉で、大量に熱いお湯が供給されているのでは? と予想。
手を伸ばして滝に触ってみたら、ちっとも熱くない。どころかぬるい。
風呂の中を歩き回ってみると、だんだんぬるくなっていく方向がある。
じゃぁ、と逆方向に歩いていくと、だんだん熱くなり、源泉が流れ込んでいる個所を発見。
源泉に近づいてみると、すごく熱い。火傷をしないギリギリくらいの温度まで上がっている。
というわけで、広いのにお湯が冷めないのではなく、冷めているのだけど十分暖かく感じるくらい源泉近くは熱い、と判明。
好きな温度のあたりを探してゆっくり入るといいです。
与市では非常に星がきれいに見え、真上に夏の大三角…らしいものが見えました。
十字に見えるように星が並んでいるから白鳥座かな、と思いつつ、星はそんなに詳しくないので自信なし。
後で星に詳しい妻に確認すると、あってました。
30分で出ようと妻と約束していたので、丁度の時間に出ます。
5分ほど待っていても出てこないので、携帯メールに「フラダンスショーの席を取りに行く」と送り、長男と席取りに。
ショーの座席は、良い席は全部予約制。
1階後方席は空いていたけど、実は2階席が邪魔になって上の方が見えませんし、前の人のあたまが邪魔になって小さな子にはステージ自体が見えにくい。
それよりは、少し遠いけど2階席の前の方を探します。
幸い、ショー開始30分前なら、「それほど悪くない席」ならある程度まとまって確保できました。
どこに席を取ったかメールで送ろうとしていたところに、妻がやってきました。
ショーは十分素晴らしいものでしたが、子供には少し退屈だったみたい。
子供の寝る時間…8時半から始まって、途中休憩を挟んで1時間は長いです。
休憩時間に、昼見たような「踊りの体験」をする時間がありました。
次女長女とも、すかさず「やる!」と。昼できなかったので即決です。
かなり多くの子供がステージに上り、一生懸命踊りを真似していました。
レイを貰って満足げに戻ってきます。
後半、ファイアーダンスのショーは素晴らしいものでした。
ただ、勇壮な音楽は次女には「うるさい」ものだったみたい。
ショーが終わるころ、子供たちはみんな「ねむい」と言い出しています。
部屋に戻ってバタンキュー。おやすみなさい。
2日目に続く。
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家族旅行2日目。
僕もつかれていたのですが、いつもの習慣で5時前に目が覚めます。
天気は良いみたい。スマホで調べると、台風は明日には関東に雨を降らせ、ハワイアンズ周辺は明日の夕方から雨のようです。
逆に言えば、旅行中は晴れたままらしい。よかった。
天気予報を探してテレビを小さな音で見ていたら、長男が起きました。
旅行の時は、早起きの長男と一緒に朝風呂に行くことが多いので、また行こうか…と思って調べると、クレスト館の大浴場は朝6時から。
朝食は朝6時半からだから、これはダメかな。
…でも、6時前になっても、他に誰も起きない。
朝風呂に行くことにします。
大浴場、大きいのだけど前日に与市を見ているので、大きいように見えない。
熱い風呂を浴びて目が覚めます。
長男より少し早くあがり、ロビーで新聞を読む。
旅行で出かけた地方の新聞を読むと、東京近郊とは違う視点が得られるので好きです。
福島の地方新聞、まだ震災復興には程遠いことがよくわかります。
東京近郊の新聞では、全然報じられていないことが沢山書かれている。
部屋に戻り、そろそろ朝ごはんだからと長女・次女を起こします。
妻は、風邪がこじれて声が出ません。ただ、喉が痛いだけで熱っぽさなどは無いのが幸い。
朝ごはんもバイキング。もちろん昨夜とは違う内容です。
でも、次女はまたあれもこれもと皿に載せる。この時点で嫌な予感はしますが、やはり後で「お父さんたべてー」になりました。
洋食もいろんな種類のパンがあっておいしいけど、和食がすごくおいしい。
焼き魚、ごはんに載せる海苔の佃煮やシラス、味噌汁に入れるワカメやとろろ昆布など、海産物が多いのは地元の物なのでしょうね。
#お米だって福島産だろう。和食がおいしいのは道理。
そしてまたデザート。
ヨーグルトとか、杏仁豆腐とかありました。
ゼリーだと思って杏仁豆腐を取ってきた次女、実は杏仁豆腐は嫌いです。
これもまた「お父さんたべてー」。まぁ、杏仁豆腐は僕は好きなので食べますけど。
部屋に戻り、帰り支度。
ホテルのクロークに預けるもの、着替えのために男女別に分けるもの、プールサイドに持ち込むものなど、考えながら荷物を整理すると、袋が足りない。
もう少しバッグを持ってくればよかったかも。
荷物整理の間に、子供たちが布団を畳みます。
まだ要領が悪いから全然うまくいっていないのだけど、「布団を畳もう」と思う心が嬉しいです。
次女が、アロハを気に入って前日から「貰って帰れるの?」と聞いていました。
これは返さないといけない、と判ってからも「帰る前に写真撮りたい」と。
アロハはサイズによって柄が違いました。我が家は5人全員違う模様。
そこで、ホテルの人に頼んで家族写真を撮ってもらいます。
#柄は宿泊したホテルによっても違うようで、サイズが違っても家族全員で揃っているのも見ました。
全員違うというのも楽しいし、全員一緒というのもまた楽しい。いろいろ考えてあるようです。
帰りのバスはホテルハワイアンズの前から出ます。
そのため、荷物などはホテルハワイアンズのクロークに預けられます。
不要な荷物は全部預け、ハワイアンズへ。
…後知恵ですが、靴もバッグに入れて預けちゃえばよかった。その場合でもサンダルを借りられます。
5人分の靴をしまうだけで、ロッカーの半分くらいのサイズになっちゃうんだよね。
1日目で勘が掴めているので、荷物はプールサイドまで持ち込んでロッカーへ。
写真なんかも全然撮ってないので、防水の携帯電話は手荷物として持ち歩きます。
やっぱり最初は流れるプール。
その後、昨日と同じようにいろんなプールを渡り歩きます。
実は、1日目はローマ風呂の中のジャグジーとサウナに気付いていませんでした。
ある程度知って、余裕があっていろんな場所を見ていて気づいたこと。
それでも、どんなものがあるかはわかっているので、本当に面白いと思うところは時間たっぷりと。
それほど面白くないところには寄らずに、思い切り楽しみます。
やはり、一通り見てからまた流れるプールに戻ります。
でも、流れるプールは水温低め。たっぷり遊んでいたら、次女が寒がりはじめた。
すぐ近くに40度の浴槽があるので、そこで温まります。
温まっていたら「お腹空いた」と言いだします。時間もそろそろお昼。コインロッカーに戻り、お金を取ってきます。
ウォーターパークの軽食コーナーへ。
…すごく混んでます。妻も風邪気味で温かいもの食べたいというので、ラーメンを出しているローマ風呂横の食堂を目指します。
すると、こちらは非常にすいている。
食堂としては、施設の一番奥に位置するので穴場になっているのですね。
フライドポテトが食べたいという次女、食べながら「眠い」と言って、ポテトを握ったまま机に突っ伏してしまいます。
時間はすでに1時近く。9時から遊んで4時間、疲れたのでしょう。
長男・長女はまだ遊びたいというので、目の前のスパガーデンで遊ぶのを許可。
妻に次女を見てもらっといて、僕は荷物を引き出しに戻ります。
食堂のすぐ下にローマ風呂の更衣室があります。もう、帰り支度をしてしまいましょう。
食堂の座席は空いていたので、そのまま次女は寝かせて置き、1時半ごろ、妻と長女で着替えに行きます。
10分ほどで戻ってきたので、今度は僕と長男。
戻ってきたら、妻と長女で、次女を寝かせたままうまく着替えさせてました。
というか、着替えさせられて次女もちょうど起きたところ。
時間は2時前。2時半にはバスに向かわねばなりません。
長女と次女が「おみやげ買いたい」と言っていたので、お土産物屋さんへ。
長女も次女も、アクリル製のキラキラ詰め放題をやりたいと言っていたのですが、買うつもりで見に行ったら次女はかわいい髪ゴムに心変わり。
ハワイらしい大きな花(プルメリア)の造花がついた髪ゴムです。
長男は1000円の安物ウクレレを興味深く見ていました。
長女・次女の買い物が決まったところで、長男に「千円なら買ってあげるよ」というと、別にいらないとのこと。
最初は興味があってみていたのですが、構造が理解できたところで興味が無くなったそうです。
#置いてあるすべてのウクレレでチューニングが全然違う、というのも興味が失せた理由。
どれが正しい音かわからないので、音楽をやってみようにも信頼性が無い、とのこと。
まぁ、おもちゃだからね (^^; わが子ながら的確な観察力だ。
これで時間丁度。
バス乗り場に行き、クロークから荷物を引き出し、アロハを返し終わったらちょうどバスが到着しました。
ハワイアンズを出発する際、バスが見える範囲にいるスタッフは皆、バスを見送って手を振ってくれます。
些細なことなんだけど、子供たちは手を振り返して喜び、「また来たいなー」と言ってました。
帰り道はまた渋滞。
予定を1時間オーバーし、横浜に就いたのは夜9時前。
もっとも、バスの中で寝たので子供たちは家まで寝ることなく帰りつけました。
家着いてほっとしたら、風呂も入らず寝ちゃったけど。
…というか、2日間風呂に入りっぱなしだったので、風呂入ってなくてもお肌つるつるですよ。
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申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 【りか】 明日行ってきます (2017-05-03 16:34:46)【みかん】 行ったことありますよ♪もっと楽しく遊べます! (2016-03-01 18:05:34) |
先月中旬から、あまり「家族の記録」としての日記を書いてない。
週末がなにかと忙しくて、週末に仕事をできなくなったあおりで平日も忙しくて、書いてる暇がない、というところ。
書き忘れていることもある。
そこで、古いことをメモ書き程度に書き残し、この週末のことも書く。
(家族のための日記なので、他の方がみても面白くはない)
9月28日。次女の保育園のおゆうぎ会。
例年年度末の3月に行われ、子供の成長を見せる場、と位置づけられていたおゆうぎ会。
3年前に震災があり、その後公共の建物などの耐震性が改めてチェックされた。
この影響で昨年の夏に、毎年おゆうぎ会を行っていた建物の「立ち入り禁止」が決定。
(その後、耐震補強工事をしても十分な安全が確保できない、と判定され、取り壊し決定)
昨年は急遽、別のホールを借りたのだけど、平日しか借りられなかった。
おゆうぎ会は保育園のOBの子供たちも集まる場として設定されているのだけど、平日では集まれない。
それどころか、保護者の中にも仕事の関係で来られない人も多数。非常に寂しいものだった。
そこで今年は、とにかく週末に借りられる日を押さえることにした、らしい。
結果として、年度末ではなく秋にずれこんでしまった。
それでも、保育園の子供たちは、夏休み期間にぐんと成長する。
夏休みは来ない子もいるけど、その分園に来ていた子は濃密な関係を作り上げる。
夏休み中に来なかった子も、秋から新しい関係にちゃんと取り込まれる。
それから1か月足らずの練習期間で、みな、しっかりとしたおゆうぎをしていた。
もちろん年度末の方が望ましいのだろうけど、秋になってしまったからレベルが低かった、ということは無い。
10月11~12はハワイアンズに旅行、というところは書いた。
翌週18日は保育園の運動会。昨年保育園前の「ひろば」が整備され「公園」となったあおりで、使用制限が増えた。
このため昨年の運動会は盛り上がりに欠けたのだが、今年は工夫され、非常に盛り上がる。
ちなみに、「保育園の」と書いたが、OBの小学生も、保護者も、全員参加。
子供を応援しているだけでなく、本当に家族で楽しめる運動会。
その翌週は特に何もなかった…のだけど、そもそも「何もない週末」が少ないので、必要なものを買いに家族で外出。
さらに翌週、3連休でした。
まず土曜日。すでに書いたが「懐かしのホビーパソコンオフ会」。
これは家族でなくて、僕だけのイベントですね。
翌日朝、長男が朝起きてくるなり「目が痛い」と。見ると両目とも、真っ赤に充血している。
目が開けられないほど痛いし、光がすごくまぶしく感じる、と。
ゴミが入ったとかではなく、ウィルス性の結膜炎が疑われた。
日曜日だけど、やっている眼医者あるかな…と調べると、駅前に春にオープンしたばかりの眼医者が、休日もやっているらしい。
オープン時間を待ち、連れていく。
休日診療やっているところは珍しいこともあり、かなり混んでいた。
この頃には少し痛みが治まった、とは言っていたが待っている間も辛そう。でも、仕方がない。
結局、医者の診断は「ウィルス性の急性結膜炎」。
医者としてはアデノウィルスを疑い、ウィルス検査もしたのだけど陰性。
でも「陽性なら必ず存在するけど、存在しても陰性の場合がある検査方法」とのことで、アデノだろうとの判断。
目薬2種類処方されました。日和見感染を防ぐ抗生物質と、炎症を抑える痛み止め。
対症療法しかなくて、自然治癒を待つということですね。
この時医者でもらった「急性結膜炎」の小冊子があって、子供に細かな症状聴きながら判断すると、たぶんエンテロウィルスによるもの。
エンテロだと、アデノよりも急に症状が進み症状が重いのだけど、その分早く治る、というのが不幸中の幸い。
なお、こちらも知識がなくてあまり細かな症状を伝えられていなかったので、医者の誤診と言うわけではない。
「感染症だから学校は休んで」という医者の判断で、2日間お休み。
お休み期間は目が充血しているだけで痛みもそれほどなく、体は元気なので「つまらない~ 学校行きたい~」と言っておりました。
さて、長男の発症と同時並行で、この週末は妻もオフ会。
詳細は知らないけど、妻の知り合いがイベントを行うというので「見に行く」つもりでいたら、うっかりチケットを買い逃していた。
すると、その知り合いから「手が足りないので、手伝うならチケットなしで見せてやる」という寛大な言葉を頂いたようだ。
スタッフの一人となったことで、「打ち上げ」にもお呼ばれして、2日連続で外出。
生物系のイベントで、珍しい食べ物なんかも売っている。
おみやげに珍しいおにぎりいただきました。
「桜の葉のみを食べる毛虫の糞を一緒に炊いた炊き込みごはん」で作ってあり、具は蚕の甘露煮。
ごはん全体に桜の香りが付いていて、具も非常においしいごはんでした。
これ、先に説明うけたら食べれない人も多そうだけど、何も言われなかったら「すごく美味」の部類です。
ちなみに僕は、説明うけてから食べました。
(ちゃんとおいしい食べ物として作られた物であれば、なんでも抵抗なく食べるタイプ)
さて、この週末。金曜日は保育園の遠足。僕は仕事があったので妻に行ってもらう。
土曜日は、近所の「こどもフェスティバル」の日。
近隣の小学校4校の持ち回りで行われている「こどものための」お祭りなのだけど、中学生や高校生も参加しているし、子供を持つ親も参加している。
妻はお手伝いに参加して、ひたすら「スライム」作りの材料用意していました。
子どもが通う小学校PTAの出店で、毎年スライムづくりやってます。PVAに硼砂入れて作る奴ね。
お手伝いの2時間、ひたすら硼砂水溶液を 5ml づつフィルムケースに入れていくお仕事。
大人気で、休む暇もなかったようですが、理系出身者としては「客対応よりも気が楽だった」ようです。
色を4種類から選べ、さらに中に「ラメ」を3色から選んで入れられます。
無料で、一人3回まで。
うちの子供たちももちろん3回作って大喜びでした。
さて、フェスティバル終了後、再び妻のオフ会。
前週のとは別の人が主催なのだけど、メンバーは結構被るそうです。
「今日、科学未来館でサイエンスアゴラやってるんだよねー」と妻。急に言われてもよくわからん。
聴けば、研究者が各種発表を行うイベントで、自由にブースを見て回る形が中心なので、時間拘束が無いので子供でも見られるだろう、とのこと。
科学未来館と言えば、先日なにかテレビで企画展の宣伝をやっていて、次女が見たがっていた…
と話をしていたら、聞きつけた次女が「あれ見たい! 今日行こう!」と言い出す。
連日外出の妻が疲れてなければ、と思ったけど、妻はこんな話を持ち出したくらいで問題ないらしい。
(当初は疲れているだろうから行かない、と思っていたけど、案外大丈夫なので言ってみたらしい)
というわけで急遽外出。
まず最初に書いておくと、次女がみたがっていたイベント、今月末からでした (^^;
宣伝は事前告知するための物。残念、また来ましょう。
サイエンスアゴラは、科学館だけでなく、周囲のビルにも分散して行われるイベントでした。
まぁ、気軽な「研究者の発表会」だと思っていいでしょう。
講演会をする人もいるし、
子連れでビル間を廻るのは大変なので、科学館部分のみ見る。
(これも、子供はいろいろ見たがるため、一部見られただけ)
各種研究者の発表、家族みんなが一番興味を持ったのは、「カードに対するプロジェクションマッピング技術」。
天井にカメラとプロジェクタがあり、テーブルに多数のカードがあります。
このカードを識別して、トランプの絵柄が投影されている。カードを動かせば当然絵柄も動く。
(一瞬遅れてついてくるのが、子供にとっては非常に面白いらしい)
トランプの絵柄は動いていて、マークがクルクル回ったり、絵札がウィンクしたり。
ジョーカーなんて、常に踊っている。(ジョーカーは、カラーと白黒の2種類ある)
カードには9個の点が付いているのは、誰が見てもすぐわかる。
でも、表と裏をちゃんと認識している。クルクルひっくり返しても、表も裏も9個の点で、あまり違いは無さそう。
興味深くずっとクルクルしていたら「表と裏で、少し違う形になっているんです」と説明された。
…よく見ると、確かに違う。「あー、これで表裏見分けているんだ」と言ったら、それだけでなく、54種類全部のカードを見分けているという。
しかも、カードの「向き」もちゃんと認識して、正しく投影する。組み合わせてカードの「テント」を作っても、斜めになっているのを認識している。
カメラに映るサイズで距離も把握していて、上下にカードを動かしても、常に適切なサイズで画像を投影します。
カードの「点」が隠されると認識できなくなるので、重ねて開くことはできない。
上から投影しているので、カードを手に持っていると消えてしまう。
だから、7並べもできない。多分、できるのは神経衰弱程度。
ただ、別にカードゲームがやりたいのではなくて、これは「現状で可能な範囲の技術デモ」にすぎません。
本来は、カーテンや服などの「柔らかいもの」に投影するのを目的としているようです。
なので、このシステムがそのまま世に出ることは無いのでしょう。
しかし、うちの長女は新発売のおもちゃだと思ったようで、家に帰ってから「あれ買いたい」と言っていました。
発売されないし、特別な展示だったので次にあの科学館に行っても遊べないし、本来の目的はカード表示ではないので、研究が進んだらもう2度とみられないだろう、と言ったらすごく残念そうでした。
そのほか興味持ったもの。
折り紙を応用することで、小さくたたんで大きく展開できる構造物。
ミウラ折の延長にある、と言えばわかる人はわかるでしょうが、単に平面に展開するのではなく、ドーム状になるなどダイナミックな構造物が作れます。
ヒラムシの動きをロボットで作る研究。
ヒラムシは、プラナリアの仲間だそうです。名前の通り平たく、直系5cm位までの生物。
長女がエイの動きが好きで、ロボット見て「エイだ~」と言っていたら、みんなにエイと言われるけどヒラムシなんですよー、と残念そうな研究者さんが。
ロボット自体は非常に単純(3つの腕しかない)なのですが、柔らかな素材で作られていることで、裾が綺麗なサイン波を描き泳ぎます。
試薬をピペットで正確に測りつつ、パレットに入れていくロボットがありました。
デモとして延々と試薬を入れたり、吸ったり、パレットを移動したり、ピペットを捨てて交換したり…を繰り返していたのですが、それを見た子供が「何やってるの?」と。
昨日お母さんが、スライム作るための薬をずっと測りつづけていたでしょ?
あれを自動でやってくれるロボット、と言ったら、一発で何をするものか理解しました。
3Dプリンタで、分子モデルを作り出すデモをやっているグループがいました。
3Dプリンタに興味を持って子供が寄っていく。そこには、チェスのコマなどもいっぱいありました。
「こんなので簡単につくれたら、チェス買う人いなくなっちゃうよ?」と長男。
大量生産の方が安いこと、でも1つづつ自由な形を作れると応用が利くこと、などを教えます。
研究者の方が分子モデル見せてくれました。ポンデリングみたいの出てきたから「ベンゼン環ですね」というと、「お、正解。こちらわかりますか?」と別のを。
判らなかったので答えが出ます。エタノールでした。
エタノール、という名前で長男はちゃんとわかります。
妻が「あー、エタノールかわいいって、バケガクの人みんな言いますよねー」と。
研究者の方も「そうなんですよー、立体モデルにすると、ぬいぐるみみたいでしょー」って、なかなか判ってくれる人はいないようです。
あー、なるほど。僕は初めて聞いたけど、確かにぬいぐるみっぽいかも。
「虫を食べる」ことを研究している人たちの場所もあったのだけど、行き忘れた。
先に書いた、虫おにぎりとか作ってた人たちが出店しているらしい。
(この日は妻の友達はいなかったようです)
ちょっと食べたかった。
サイエンスアゴラ以外にも、もちろん科学館の中も見ました。
以前に来ているので特筆すべきものは無いのだけど…以前から見たかった「アナグラのうた」をやっと体験できた。
「原因不明の理由で世界がほろんだ1000年後」の設定で作られたスペース。
滅ぶ直前に、5人の博士が「世界を救うために」研究していた装置が残されている。
これ、計画し、作成中に震災があったそうです。
「世界が滅んだ」などの設定を追い越すような現実に戸惑ったとか。オープンは2011年の夏。
で、先にリンクしたものも含め、当時の記事はそれなりにあるので、「展示内容」については特に書きません。
それよりも、3年たった「今」見に行った、当時の「最先端研究」について書きます。
これ、出来た時から興味ありましたが、もし当時見ていたら、展示を見て「面白い」で思わっていたでしょう。
この展示は、博士たちの残した「研究内容」を示すビデオをみて、その研究内容が展示全体にリンクしていること、そして、それは展示だけではなく、我々が住む世界を大きく変えるかもしれない技術であることを感じてもらう、というのがテーマです。
でも、3年前なら、絵空事でしかなかった。
多分、研究内容は先進的過ぎて意味がりかいできず、「面白い空間だった」で終わり。
「世界を変える技術の説明を受けた」という感情は残らなかったでしょう。
でも、今だからこそ見るべきです。
ネタバレになるかもしれないけど、博士たちの研究技術は、みんなの「ライフログ」を、個人のプライバシーに配慮したうえでビッグデータとして活用し、他の人に情報を伝えることで生活を豊かにする、というものです。
たとえば、車が現在走っているところを伝えることで、渋滞情報などを共有する。
…いまは当たり前ですね。でも、3年前は「最先端技術」で、まだ十分な活用はされていなかった。
震災の時、ホンダのナビゲーションシステムだけが、位置情報を共有するシステムを持っていました。
でも、これはホンダ車にオプションで取り付けないと使えないシステムで、使えるデータが少ないので精度も十分ではありませんでした。
それでも、震災時にグーグルに情報が提供され、渋滞情報ではなく「走れる道の情報」としてグーグルマップに示され、物資輸送で力を発揮しました。
それからたった3年で、自動車間で渋滞情報を共有するナビゲーションシステムは一般化し、無料で使えるようになりました。
データが多いため精度も十分に出ます。
ただ、こうしたシステムが急激に整備されたため、「個人の位置を常にサーバーに送り続けるのは気持ち悪い」と感じる人もいる。
そうした人こそ、「アナグラのうた」を体験すべきでしょう。
そこでは、データを活用しながらプライバシーを確保する、ということにどれだけ気が使われているか、どのような方法でプライバシーを保護しているか、などの博士の研究を見ることができます。
そして、実際に簡単な形で「体験」できます。
アナグラのうたでは、いくつかの展示を好きなように見て回りますが、自分の歩いた経路は常に監視されています。
ここにプライバシーは存在しないのです。
でも、それを「活用」して、皆が幸せになる歌を作り出せる。
この際、データを匿名化するか、自分のデータとして明示されて良いか選べます。
自分のデータで歌を作れば、歌の中に名前が織り込まれたりする。
匿名化すれば、その部分はすべて「キミ」などの代名詞となる。
でも、匿名化しても自分だけは、自分のために作られた歌だとわかります。
周囲の人もその歌を聴くことはできるから、みんなで幸せになれる…かもしれない。
歌の内容が自分の行動を意味しているので、それでもプライバシー侵害だ、と思う人もいるかもしれない。
自分のデータは提供しないけど、人のデータは欲しい、というわがままな人もいるかもしれない。
そういうこと全てを、考えさせる内容になっています。
アナグラのうたは「原因不明で人類が滅んだ1000年後」の設定です。
設定を理解するためのヒントは用意されていますし、ここの展示が人類を救うための物だった、とは示されますが、滅んだ原因はわかりません。
プライバシーが守られなかったことによるストレスかもしれない。
お互いのデータを十分活用できなかったことによる、エネルギーや資源の無駄遣いかもしれない。
プライバシーを気にするあまり、人々のコミュニケーションが失われたせいかもしれない。
いろんな原因が思い浮かぶようになっています。
そして、プライバシーとデータ活用という「相反する」内容をどう考えるか、展示を見た後に宿題として残される形になっています。
WEB 見てると、余りにも的確に自分の興味内容の広告が出るので不気味、という問題ありますよね。
その一方、知らなかったおすすめ商品を教えてもらえてうれしい場合もある。
これが「プライバシー侵害」なのかどうか、という問題。
個人のトラッキングはしているけど、その個人が何処のだれかは全くわからず、匿名化されている。
これを許せないと思えば、おすすめ商品で、気づかなかった良いものに巡り合うこともできない。
Google のナビで現在位置を送って「渋滞情報」を教え合うのも同じ。
でも、これは実は携帯位置の追跡でもあり、持ち主はちゃんとログを見られるようになっている。
持ち主は、ということは、個人と結びついた現在地データが収集されているわけです。
ただ、「利用するときは匿名化している」という言葉を信じるしかない。
これは気持ち悪い、という人もいるでしょうが、渋滞情報を使えるのは実際に便利。
自分が使わせてもらうのだから、自分のデータも送った方が良いようには思う。
多分、アナグラのうたがオープンした直後に行ったら、こんなに身近な例が思い当らなかった。
でも、たった3年の間に、技術が大きく進歩したからこそ、この壮大なテーマが身近に感じられます。
5年間の期間限定展示、ということなのだけど、3年で現実がこんなに変わってしまうことを考えると、5年と言うのは適切な期間なのかも。
そろそろ、理解しやすくなっているうえに、当初ほど混まなくなっています。
今だからこそ、見ていない人は見に行くと良いかと思う展示です。
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