目次
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2010-08-31 1回忌
2010-09-22 ショウロンポー
2010-10-06 運動会
2010-11-01 遠足
2010-11-25 ディズニーランド公式ホテル
2010-12-01 スピードカレー
2010-12-06 誕生日に必要なもの
2010-12-13 盛りだくさんの週末
2011-01-13 あけましておめでとうございます
2011-01-14 おさんぽ
2011-01-31 見上げてごらん、夜の星を
2011-03-04 2月の出来事。
2011-03-08 カガクのココロ
2011-03-13 遠足とキャンプ
2011-03-17 自宅待機
2011-03-29 卒園式
2011-04-03 停電・節電
2011-04-06 入学式・入園式
2011-04-27 誕生日
2011-05-06 黄金週間
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父の死からちょうど1年。
そして、祖母の死からももうすぐ1年。
というわけで、8月28日に合同での1回忌が行われました。
1回忌は「ひとりづつ行うこと」とされていますが、親戚が何度も集まるのも大変ですし、日が近いのだからまとめてもいいでしょう。
父の考えは「生きているものが死者に惑わされてはいけない」でしたから、文句は出ないと思います。
場所は、墓地の近所の葬儀屋の会館。
自分の出身高校の近くでもあります。
この会館、会社員になってから、高校時代のクラスメイトが事故死した時の葬儀に使った覚えがあります。
それもやはり、高校の近くだから。
特に明記することも無い、普通の式です。
2人まとめてなので、お坊さんが2人やってきて一緒に読経したのが珍しいくらい。
親戚の数はやたら多いです。父の子供・孫だけでも多いし、祖母の側の親戚もいるので、非常に大所帯。
僕も家族で行きました。
最初から子供にはつまらないだろうとわかっていたので、トーマスランドで買ったお土産のおもちゃを持っていきます。
しかし、面白いかどうかより、食べ物のほうが重要でした。
途中から、長男が「お腹すいた」とぐずぐず。朝10時に家をでましたが、朝のおやつ食べてないからね。
読経が終わったら、墓に移動します。
会館は、子供たちが寒がるくらいに冷房が効いていたけど、外は猛暑。
礼服で移動するには辛いです。
長男はお腹が空いて元気が無い。顔色もなんだか悪い。
なんとか墓まで行って、簡単に読経。
…人数が多すぎて墓に近づくことができません。子供たちを遊ばせるためにあえて遠くの日陰に入り、手だけ合わせます。
お腹すいた、と相変わらず元気の無い長男をなだめながら、再び先ほどの会館へ。
会館では、もう会食の準備が整っていました。
「もう食べていい?」と期待して聞く長男に、ちょっと待ってね…と言いますが、この世の終わりのようにがっかりされます。
仕方が無い。無作法ですが、子供だからいいでしょう。食べていいよ、と許可。
その後、大人も乾杯して会食開始となります。
最初は、食べやすいものから食べながら、元気が無くて食べるスピードも遅かった長男ですが、やがて元気になります。
次女は僕に抱えられて、僕が取り分けた食べやすいものだけを食べていたのですが、やがて勝手にあちこちの皿に手を突っ込み、食べやすいものを食べ、一度口に入れたものが気に食わないとそっと元に戻す…と、やりたい放題。
#僕の席のものだけなので、自由にやらせています。
僕のコップには妻がウーロン茶を注いでくれていたのですが、ふと妻を見るとコップに何も入っていない。
目の前にはビール瓶が…。
「何か飲む? ビール飲んでもいいよ?」と言うと、嬉しそう。
つまり、ウーロン茶を薦めた時点で運転は僕に任せるということで、でもさすがに自分だけ飲むのは申し訳なくて、この言葉を待っていた、と。
とはいえ、他のテーブルで既に開いている瓶から、1杯だけもらって飲んだだけでした。
元気になった子供たち、ジュースやビールの瓶の王冠に興味深々です。
近頃瓶なんて見ないからね。
この時点で、王冠は3個。子供が飲んだジュースが2本に、僕が飲んだウーロン茶の分だけ。
これを、長男長女のどっちが2個取るかでもめています。
「あっちの席行って、王冠くださいって言っておいでよ」と長男をそそのかします。
あっちの席、と指差したのは、長男の従兄弟の子供たちがいる席。
長男も従兄弟は知っていますが、恥ずかしがってもじもじ。
じゃぁ、長女に行っておいで、と言ったのですが「おとうさん いっしょに行って」と面倒くさい。次女を抱えているので動きたくありません。
仕方なく、すぐ後ろの席にいた僕の次兄・次姉に、声をかけて、長女に「王冠ください」と言わせます。
事情を説明したら、もちろんくれました。
これで、長女の王冠は5個。長男は2個です。
「ずるい。僕も欲しい」と長男がやってきますが、当然もうありません。
「王冠ください」と言う長男に、次兄が「え、なに? 狼ください?」とふざけると、長男大笑い。
その後も「交換してください?」とか「オカンください?」とか言い返して、長男は笑い転げています。
それで気分がハイになった長男、他の席を回って王冠を集め始めます。
長女も、結局僕が付いていって王冠を集めます。
最終的に、(当然のことながら)全ての王冠を集め、合計64個。
長男が30個、長女が30個、次女が4個、ということで決着。
…きっと、今後10年間、親戚中から「あの時王冠集めてた子が」と言われ続けるのでしょう。
長男は、他にも従兄弟にDSやPSPのゲームを見せてもらい、それなりに面白かったようです。
午後2時になり、解散。
次回は、丁度1年後の8月28日がまた日曜日なので、そのつもりで予定を考えて置いてください、とだけ、親戚中に次兄が伝えました。
別年同日の日記
15年 DOSBoxで日本語表示・JP106キーボード・UBASIC
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長女(3歳5ヶ月)は、アンパンマンが大好き。
…アンパンマンに限らず、トーマスもチャギントンもポケモンも大好きですが、とりあえずアンパンマンの話。
9月10日放送分のお話に、「ショウ・ロン・ポー」という三兄弟が出てきた。もちろん、モチーフは小龍包。
何を感じたのか、長女がこの3人組を「かわいい!かわいい!」と大興奮。何度もビデオを見たがる。
長男は、ショウロンポーの3人が作る料理について、「あれ、肉まん?」と聞いてくる。
肉まんや焼売(シューマイ)は「包子(パオズ)」と呼ばれる料理の仲間で、小龍包もその仲間であること、それらは「点心」と呼ばれ、お茶を飲みながら点心を食べる事を「飲茶」と呼ぶことなどを教えたところ…
「僕、飲茶食べてみたい」
とまぁ、当然そういう気持ちになるだろうな。
というわけで、連休中の19日に家族でお出かけ。
題して、「中華街で小龍包を食べて、アンパンマンミュージアムでショー・ロン・ポーに会おうツアー」。
もう、名前のまんまの企画。
(この企画名、長男は面白がっているが長女には意図が伝わっていない)
アンパンマン子供ミュージアムには、以前行ったことがあります。
あそこは、午前中に行くところではないと悟りました。なので、家を出発したのが11時過ぎ。
中華街で昼食を食べてから行けば、午後の空いた時間に入れるだろうという算段です。
JRとみなとみらい線で中華街へ。
考えてみれば、JRのみでいったほうが安かったし、中華街の中心に入りやすかった。
「アンパンマン子供ミュージアム」の最寄り駅がみなとみらい線だったもので、みなとみらいせんを使う、と頭の中に入ってしまっていた。
で、目当ての店へ。
…すげー混んでいた。安くてそこそこの味の飲茶ができる店なので、ある意味混んでいるのは当然だったが、子供が腹をすかせているので待てない。
仕方が無く、近くにある別の店へ。値段は高くなったが、より本格的な飲茶体験となった。
小龍包、蒸し餃子、春巻き、胡麻団子、中華おこげ、鶏とカシューナッツの炒め、豚足、鶏足、愛玉子、ココナッツムース、マンゴープリン、胡麻プリン…などなど。
これを機に、点心に限らず子供が興味を持っていたものも食う。
「スープおこげ」のCMを見て、どういうものか質問されていたし、コッシーの歌にでてくる「カシューナッツ」がどんなものかも質問されていた。
長男も長女も、「お腹いっぱい」と言ってからも、次々出てくる珍しいものにまだ食べる。
大満足で店を後にした。(食べ放題だが、本格的な店なので値段もすごかった)
JR桜木町からあるいて、アンパンマン子供ミュージアムへ。結構距離がある。
午後3時ごろ到着。
さすがにこの時間になれば空いているだろう、と思ったが、まだミュージアム本館に入るには行列があった。
妻が並んでいる間に子供は周囲のショッピングモールを見物…と思っていたら、妻からすぐに「もう入るよ」と連絡。見物の時間は無かった。
アンパンマン好きの長女、大興奮。
走り回って遊んでいる。
長男には「ショウ・ロン・ポー見つけたら教えてね」と言っておく。
…結論から言うと、どこにもいませんでした(笑)
登場回数も数回あり、ビデオも発売されている、そこそこ重要キャラなのにね。
長男は2年ほど前に来ているが、あまり記憶していないようで新鮮に楽しんでいる。
ミュージアムは3階に最初に入り、2階、1階と階を下るにつれて、「見学・体験」から「体を動かす遊び場」へと変わっていくようになっている。
まだよくわかっていない次女も、大喜びで遊んでいる。
最後、1階の巨大なボールで遊べる広場では、次女も自分の背丈ほどのボールを持ち歩いて離さなかった。
ミュージアム内で、ドキンちゃんに遭遇したが、長女は「怖い」と言って近寄らなかった。
そういえば、長男もアンパンマンが大きいことに驚いて怖がっていたなぁ。
帰り間際、アンパンマンたちのショーをやっていたが、また長女は怖がるだろうと思い、ショーに人が集まっているのをいいことに、空いているおみやげ物屋で買い物をしていた。
しかし、長女は「アンパンマンとタッチしたかった!」と帰り道で怒っていた。
これが心残りなので「明日また行こうねー」と言われている。
…明日、ってことはないけど、まぁ、700日くらいたったら行こうね。
(今度は次女がアンパンマン適齢期に入るので)
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別年同日の日記
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子供の保育園の運動会。
一応、長男・長女・次女、三人とも参加。
長男は年長さんなので、フルタイムの参加。
長女は2歳児クラスなので、午前中だけ。
次女は0歳児クラスなので、基本的に親といっしょに観戦し、出場種目の時だけ先生のところへ連れてゆく。
今年の長男は赤組。
ということで、我が家は赤組、ということに。
(3歳未満のクラスは、参加するが順位付けなどは無い。当然競争にもならず、組分けが無い)
最初の得点種目である玉入れで、赤2連勝。
その後の種目でも赤が勝ち続け、点差は開く一方。
長男は徒競走と障害物走にでていましたが、徒競争では速いほう。
…と言っても、速い子は速い子だけ集めて走らせるので、2着でした。
そして、障害物走は全然ダメ。
押しが弱い性格なので(たぶん僕譲り)、最初の「輪くぐり」で輪の奪い合いになったときに他の子に譲ってしまい、そのままビリ独走。
三輪車もっていなかったのもひびいているのか、三輪車に乗って走るところでも、まともに走れなくて大人に押してもらう始末。
僕は次女を抱えたまま、ビデオ撮影に走り回る。
妻は今日はPTAのお手伝いで、運動会の裏方をやっています。
「楽しいおさんぽ」という種目(?)で、次女も長女も走ります。
まず次女。先生たちといっしょに、10mくらい歩くだけ。競争ではありません。
ゴールに僕が待っていたので、満面の笑みでやってきます。
続いて長女。
2歳児クラスはもう少しゲームらしくなって、途中で落ちているボール(赤か青)を拾い、同じ色の箱に入れてからゴールします。
これも競争ではありません。
やはり、満面の笑みでゴール。
2歳児はこれで終わり。ゴールで親と出会い、このまま観覧席へ。
午前中最後の種目は鈴割り。
毎年「手心」が入る種目です。
鈴は、絶対に割れないほど強固に作られており、途中で園長先生の「おまじない」が入ります。
…つまり、カッターで切れ目を入れるんですけど。
ここで、園長先生は必ず、負けているチームに肩入れします。
でも、今年はちょっと違った。
白が余りにも負けているので大きく切れ込みを入れたら…鈴が割れちゃった。
慌てて副園長先生がガムテープで補修します。
その結果、今度は強く留めすぎ、赤チームが勝つ、という事体に。
結局、午前中は赤チームが大差をつけて勝っている状態で終了。
お昼ごはん。
全体の進行が早く進みすぎており、昼休みが1時間半もあります。
ご飯を食べ終えた子供たちは、走り回って遊んでいます。
毎年、ここで決まって始まるのが、お菓子の交換会。
…親から見ると「交換会」なのだけど、実際は違うのね。
大抵の子供が、他の子にあげるのを楽しんでいて、自分がもらうことはあまり考えていない。
もらった子の親が、気にして「お返し」を持たすために交換に見えるだけ。
うちの子は、仲のいい子が持っていた「ポケモンキャンディー」の絵柄が気になって、たくさん欲しがっていました。
今度買ってやるからいくつももらいに行くのは禁止、となだめる。
午後の競技。
午後は綱引き、リレーなど、チーム戦が中心です。
しかも、綱引きもリレーも、OB(小学生)参加、親の参加もあり。
妻は毎年リレーに出ています。元陸上部。
で、毎年「因縁の対決」になっている別のお母さんがいます。その人も速い。
同程度に速い人がいっしょに走ると、保育園児向けの狭いコースでぶつかり合いになるために、いっしょに走りたくない、というのが妻の意向だったのですが…
2人とも、別チームの先頭ランナーにされています。
先頭は、本当に「競争」になってしまい、足の速さがわかるので、自信のない人は走りたがらないの。
子供の応援の前、妻は先に次の走者にバトンを渡しました。
もっとも、その後の走者が抜かされ、そのまま赤チームは負けましたが。
保育園児のリレー。
年少・年中・年長・先生、それに分園の子供たちも混ざって、大チームでのリレーです。
これも、最後には周回遅れになって赤チームの負け。
でも、赤チームのアンカーは一人で走っていても手を抜きませんでした。これには周囲から温かい拍手。
最終結果。
最後の種目の後は、点数掲示は外され、集計結果は最後に発表されます。
午前中は赤の圧勝、午後は白の圧勝でしたが結果は…赤の勝ち。
でも、子供たちはあまり勝ち負けを気にしていません。
同じクラスの仲良しなんかだと、チームが違っていても応援していたし。
点数は、「一生懸命やるように」という理由づけのためにあるだけ。
終わった後は、お土産をもらって帰ります。
長女などは、運動会の1ヶ月前から「ちゃんとやったらお土産もらえるんだよ」と、土産目的の発言。
いよいよお土産がもらえると、早く家に帰って開けたがります。
妻は手伝いの後片付けがあるので、僕が子供全員引き連れて帰ります。
#妻はこの後、酔っ払って帰ってきました。
これも毎年恒例なのでわかっていたことです。
(僕も別の日の保育園行事の手伝いでは酔って帰ります)
お土産は、全年齢共通のものと、年齢毎に違うものがありますが、共通の「おもちゃのハーモニカ」が気に入って、子供みんなでプープー吹いています。
…毎年、保育園の出入りの教材屋さんが無償提供してくれるおもちゃがあるのですが、どうやら「難あり品」で売れないものをくれるらしいのね。
このハーモニカ、左の音程が高く、右の音程が低いです。まぁ、上下逆にすれば問題ありません(笑)
別年同日の日記
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子供の保育園の遠足で、八景島シーパラダイスへ。
10月29日(金)は、火曜日くらいまでの週刊予報では雨。
なにしろ、台風が迫っていましたし。
28日は大雨。台風の再接近は30日の予想。
…にもかかわらず、雨は降りませんでした。
風は強くて寒かったけど。
長男の担当の先生が「私、晴れ女なんですよ」と言っていたが、とにかく奇跡的でありがたい。
保育園近くからチャーターしたバスで八景島へ向かいます。
一応クラス別に分かれているみたいだけど、家族で乗れるだろう…
と予想していたら、座席の関係で、両親とも来れるうちの場合は、分かれてもらえないか、とのこと。
まぁ、バスの間だけで、降りたらいっしょに行動できるそうなので、協力しましょう。
長女が「お母さんといっしょがいい」と言うので、長男と次女は僕と、長女は妻と乗ります。
(次女は僕が抱っこしているのが安心感があるようで、知らない環境では僕にしがみついている)
が、現地で降りたら、すぐにクラス別にまとまって移動。
妻と合流できません。
そのままショーの見学へ。座席についても、子供がトイレに行きたいと言い出したりして、なかなか妻を捜せない。
ショーの始まる直前になってようやく合流。
現在、シーパラダイスではショーが…なんというか、地味。
というのも、夏に千葉で捕獲されたジンベイザメが1ヶ月前からシーパラで飼育されており、飼育に「暫定的に」ショーのための水槽を使っているため。
そのため、イルカやクジラはショーができず、アシカやペンギンだけのショーとなっています。
まぁ、それでも子供は楽しんでいましたが。
ショーの後はお弁当。
とにかく風が寒いので、ショーの会場の空いたベンチの中で、風が少ないところを探して食べる。
お弁当時間移行は基本的に自由行動なので、多くの人がどこかへ行ってしまいましたが…
#でも、シーパラダイス内にお弁当を食べられそうなところは他に無い。
晴れていれば芝生にレジャーシートもOKだけど。
だから、先生たちも近くで食べていたし、一度外にでてから戻ってきた人たちもいた。
長男は、早々に弁当を切り上げて、友達とお菓子の交換。
長女もお菓子の交換…をしたいのだが、友達が見つからない。
というのも、長女の年齢(2歳児クラス)だと、上の兄弟といっしょに行動していることが多く、「同じクラスの友だち」でまとまってないから。
仕方なく、先生のところに言って先生のお菓子をもらっていました。
この後は、水族館見学。これは単に見学なので特筆事項無し。
見学中に、長女が「おなかすいた」とわめきだしたので、適当に流し見て外へ。
寒いので、フードコートに入ってハンバーガーのセットを購入。
結構同じ保育園の人たちが休憩していた。
食べ終わったら、もう集合時間の時間が近い。イルカ水槽を見る。
片隅にあったおみやげ物コーナーで、長男が「これ欲しい」とシール付の塗り絵の本をねだる。
長女も「私も同じの欲しい」と駄々っ子になってしまった。
集合時間のこともあるし、何かお土産は買ってあげようと思っていたし、塗り絵なら健全だろう。
同じものを2つ買う。
以上で終了。
自由時間が長ければ遊園地スペースにも行きたかったのだが、今回は無理だった。
長女は、帰りのバスで「ぐるぐる回るの乗りたかった」(注:メリーゴーランドのこと)と恨み言を言っていた。
それはまた、近いうちに遊園地に行こうね、となだめておく。
…実際、計画中なのです。遊園地。
関連ページ
八景島シーパラダイス 開業日(1993)【日記 15/05/08】
別年同日の日記
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家族でディズニーリゾートに行ってきました。
…これは特筆すべきことではない。
家族日記としては書き留めておくべき内容だけど、WEBに公開する日記としてはたいしたネタではないから。
で、その際に公式ホテルである「ディズニーアンバサダーホテル」に泊まってきました。
今回のネタは、そのホテルの使い勝手。
一応、旅の全貌を。
長男が3歳くらいの時、保育園の同級生が、ディズニーランドに行きました。
その子は、上に兄弟がいるのね。上の子を連れて行く「おまけで」下の子も付いていったというだけ。
でも、長男は「ディズニーランド行ってみたい」と言い出した。
いつか行こうね、と口約束のまま、3年の月日がたちました。
来年は小学生。
そうなると、平日に自由に休む、ということも難しくなる。
それになにより、キャプテン EO は今しかやっていない(笑)
妻がマイケルのファンで見たがっているので、行くなら今!
…ということで、2ヶ月ほど前に熟考し、ホテルの予約を「えいやっ!」と入れました。
11月~2月は寒いため、平日は空いているそうです。
ただし、12月の下旬はクリスマスで混むので除外。
11月の17、18日に行こう、となったのです。
先に書いたとおり、予約を入れたのはアンバサダーホテル。
このホテル、さまざまなパックが用意され、値段は青天井なので敬遠している人もいるかもしれませんが、素泊まりだけなら1部屋3万9千円からと、それほど高くないです。
#舞浜周辺で親子5人で泊まる事を考えれば、の話。
公式ホテルに宿泊すると、「宿泊翌日に開園時間15分前にディズニーランドに入れる」という特典があります。
また、今は10周年、と言うことで、「好きなタイミングで使えるフリーパスチケット」が付いてくるのも嬉しいです。
#通常、フリーパスチケットは「列を離れても並んでいることにできる」という程度のもので、まずはアトラクションの発券機で受付しなくてはならない。
受け付け後は、指定された時間にアトラクションに戻ればすぐに入れるが、時間内に行かなければ無効になる。
さらに、自分としてはこれが一番の目当てだったのですが、ホテル宿泊者は2日間ディズニーランド、ディズニーシーの両方に、何度でも入れる券を購入できます。
ホテルで1泊するので子供には両方見せてやりたい一方で、シーは大人向けが中心で子供はそれほど遊ぶものが無いから…と考えていたので、この券の存在が嬉しいです。
家から舞浜までは、高速道路を使って1時間ほど。
そのつもりで家をでたら…こんな日に限って事故渋滞。
到着が予定より2時間ほど遅れました。
しかしまぁ、ホテルのチェックインを済ませてからディズニーランドへ。
ホテル宿泊者が無料で乗れる、「リゾートクルーザー」…つまりは送迎バスに、子供は大はしゃぎです。
車中、いたるところがミッキーだからね。音声案内までミッキーだ。
まずはディズニーシーへ。
あいにくの雨。
子供向け施設は、主に2箇所に集約されています。
マーメードラグーン周辺と、フォートレス・エクスプロレーション。
到着が2時間遅れたのと雨で、フォートレス・エクスプロレーションは早々に「行かない」ことに決定。
アスレチックみたいなものなので、子供が足を滑らせたら怖いから。
子供が電車に興味を持ったので乗りつつ、マーメードラグーンに向かって、遊びます。
遊び部分は割愛。最初に書いたとおり、たいしたネタではないから。
6歳の長男は大喜びだったけど、3歳の長女は「暗くて怖い」と言っていました。
#それでも楽しめた乗り物はあるが。
屋外のジェットコースターは、長男は怖がったけど、長女は楽しみました。
ところで、ディズニーシーではピノキオがいたので、一緒に写真を撮ってもらいました。
このピノキオが…なんというか、一言もしゃべらないのに、非常に饒舌。
「写真お願いします」と近寄ったら、同じく近寄っていた別の家族のカメラを指差し、僕を指差す。
…あー、つまりそういうことね。
「写真、僕が取りましょう!」と言葉に出したら、ピノキオは「わかってくれた!」と言う感じで、僕と相手のお父さんの手を取り、握手させる。
相手の家族の撮影後、当然のように僕ら家族は相手の家族のお父さんにとってもらう。
簡単なゼスチャーで、2人のお父さんを「家族の撮影役」の役割から解き放ち、家族全員で写真に納まれるようにしたわけだ。まさにディズニーマジック。
でも、他のキャラクターとも写真は数回撮ったけど、ピノキオのような「提案」はされなかった。
別に、こういう風にするようにキャスト教育がされているわけではなく、ピノキオが特別に気が利いた奴だったようだ。
午後1時ごろ、ディズニーランドへ移動。
こちらも雨なので、適当に食事を挟んで雨宿りなどしつつ、まずは全体をざっと回ります。
翌日もう一度来るので、子供が概要を把握できるように、と言うことが中心。
雨でとにかく寒かったので…昔の経験が役立ちます。
僕、大学が千葉だったので、ニューイヤーカウントダウンパーティーで入って、寒い思いをしたことがあります (^^;;
寒いときは、「魅惑のチキルーム」がオススメ。人気無くて空いている上に、屋外の公演待ちスペースは、岩に見せかけたベンチの中にヒーターが入っているから。
#でも、スティッチをフィーチャーすることで、昔より人気出ているようですね。
また、スプラッシュマウンテンふもとのレストランも穴場です。
内部が非常に広いので…店員の目の届かないところで寝ていても問題なし。
外のトイレが混んでいても、レストラン内のトイレは余裕あるし。
(基本的にはレストランの客しか使わないからね。…誰でも使えるようになっているにもかかわらず)
余りの寒さでキャプテン EO もすいていたので、それを見てこの日は終了。
リゾートライン(モノレール)でホテルに戻ります。
子供はこれにも大喜び。長男は乗り物を見るのが好きで、長女も長男の影響で無意味にはしゃぎまわってる。
ホテルの部屋は…一番端に近いところ。エレベーターホールから結構歩きます。
まぁ、一番安い部屋だから仕方が無いでしょうね。
ただ、多少の救いはあって、端のほうに近づくと、床の絨毯の模様が少し変わります。そこには、隠しミッキーが…。
うちの子は気づいて喜んでいました。安い部屋で無いと得られない喜びです。
また、一番端は、一番リゾートライン、およびリゾートクルーザー乗り場に近いところでもありました。
これも、子供は結構喜んでいました。
さて、今回の「ネタ」であるホテルの使い心地。
一番安い部屋だから、ということもあるけど…まぁ、期待ほどではありませんでした (^^;;
子供向けのパジャマ、なんかキャラクター入ってる事を期待していたけど、入ってなかった。
アメニティである歯ブラシとかも、キャラクターの「箱」には入っているけど、歯ブラシ自体は普通のもの。
キャラクター入っていたら、保育園でも使おうと思ったのに。
使い捨て(と言うことは持ち帰り OK )のスリッパには、ミッキーマウスの顔が入っていました。
なぜか次女(1歳半)がこれを気に入り、眠る時までずっと抱きかかえていました。
風呂、トイレの入り口には「魔法使いの弟子」で登場した、バケツを持ったほうきの絵が…。
彼らは、「水汲み」を命令されていましたからね。水周りには最適の絵柄です。
そういえば、ルームメイク担当者を伝えるカードにも、ほうきが描かれていました。
で、ライティングデスク(兼ドレッサー?)の前の鏡には、魔法使いのミッキーの絵が。
僕は「魔法使いの弟子」が好きなので(僕自身「魔法使い見習い」を名乗ってますし)、この絵柄はなんとなく嬉しい。
このライティングデスク、脇の照明が調光機能付です。
でも、寝るときに暗めに明かりをつけておこうと思ったら、うまく働きませんでした。
照明の中見てみたら、電球型の蛍光灯使ってました。これじゃ無意味。
(電球は電圧を落とせば暗くなりますが、蛍光灯は電圧を落としてもあまり明るさが変わらず、ある電圧を境に消えるだけ)
いい雰囲気が台無しですよ。高級ホテルとしてはお粗末。
翌朝。
6時半には起きよう、と思っていましたが、いつもの癖で5時半には目が覚めます。
皆を起こさないようにそうっと起き出し、ガイドブック片手に「今日の予定」を頭の中で整理。
6時前には長男も起きました。
6時ごろから、ディズニーリゾートラインも動き出します。時々走っているのを見て、興味深げ。
7時にはホテルのレストランが開きます。
予定が詰まっているので、5分前には部屋を出て、レストランへ。
レストラン近くに来たら、他の宿泊者もいっぱいいるので、入れるかな…と心配になりましたが、杞憂でした。
多くの人の目的は「シェフミッキー」。食事テーブルの近くにキャラクターたちが来てくれるレストランですが、高いです。
えーと。一番安い部屋に泊まっている貧乏人としては (^^;; 「Tic Tac ダイナー」が狙い。
ファーストフードショップです。朝のメニューは、サンドイッチ(サブウェイ的な)か、ホットケーキ(ミッキーの顔が焼き印してある)か、フルーツパイ(ミッキー型)の3種類だけ。
でも、飲み物とサラダの付いたセットで1200円。ファーストフードにしては高い。
ファーストフードなのでテイクアウトして部屋で食べることもできるけど、ここはイートインで。
せっかくなので雰囲気を楽しみます。
この店、「ファーストフード店」ではありますが、そこは高級ホテルの従業員が店員をやっているのですから、客の扱いが非常に丁寧です。
注文したサンドイッチは目の前で作ってくれますが、子供が興味をもって覗き込んでいたら、作っている工程を説明しながらやってくれる。
子供がいるとファーストフードでもすぐには食べ終わりません。
店を出たのはもう8時前。部屋に戻ってすぐに支度をまとめ、チェックアウト(あらかじめカードを提示しているので、部屋を出た印をつけるだけでよい)は8時過ぎ。
二手に分かれることにしました。
僕は車をディズニーランドの駐車場へ。妻は子供を引き連れ、リゾートクルーザーでディズニーランドへ。
分かれたのは、子供が3人もいると、チャイルドシートに座らせ、降ろすだけで一苦労だからです。
ランド正面ゲート前で落ち合ったのは、丁度8時45分。
落ち合ってすぐにゲートが開きました。
この時間に入れるのは、ホテル宿泊者だけの特典。
でも…。ちょっと不安になります。
公式ページに拠れば、早く入れることはできても、この時間に動いているのは「モンスターズインク」だけのはず。
ホテルの宿泊者だけ、といっても、ざっと見て3000人くらいはいます。全員が同じところに向かったら、すぐに行列になるはず。
実際のところは、この時間は「ファーストパス」の発券のみでした。
公式ページに書いてあることと内容が違いますが、まぁ、こちらのほうが妥当な運用かと思います。
でも、それなら公式ページの記述も直せばいいのに。
ファーストパスを受け取り、先にすすもう…と思いましたが、これはダメ。
開園時間までは、ワールドバザールから先には行けません。
しばらく待って規制が解かれても、子供連れで歩いていると、開園時間に入った人たちに追い抜かされる始末。
15分のアドバンテージって、子連れにとってはほとんど無意味。
長女が「クマのプーさん」が好きなので、プーさんのハニーハントへ。
開園直後なのもあって、待ち時間は10分程度。
(子供向けのライドと考えていましたが、大人も楽しめるくらい「よく動く」物でした。…長女は、「怖かった」ようです)
開園直後に入った、と言う効果もこの程度。あとは段々混んで、普通のディズニーランドです。
ところで、「混んでなさそうな日」を目標に11月18日を設定したのですが、この日は「ミッキーマウスのお誕生日」でした。
…だからと言って、混んでいたのかどうかは不明。
たぶん、「ミートミッキー」は平日にしては混んでいたのですが。
#午後になってから行きましたが、会えるまで70分待ちでした。
ミッキーに「お誕生日おめでとう」と言ったら喜んでいたよ!
あとは「普通に遊んだ」だけなので割愛。
子供たちはトムソーヤ島が楽しかったようです。
子供たちが、トゥーンタウンのジェットコースターを楽しめるようなら、ホテルでもらった FP チケットで「スプラッシュマウンテン」でも行こうかと思ったのですが、怖がっていたので取りやめ。
ホテルでもらった FP は、「別に行こうと思ってなかったけど」、バズライトイヤーのアストロブラスターに使いました。
#「モンスターズインク」は、ゲームなのに得点が無くて不満。
「アストロブラスター」は、得点はあるが、ゲーム自体がわかりにくい(どこを狙っているのかわからない)のでゲーム自体がいまいち。
…というのは、元ゲーム屋の僕の感想。
長男はそれなりに楽しんでいた。長女と次女は、どちらも怖がっていた (^^;;
というわけで、ホテル情報を中心に日記をまとめてみたのですが、子連れではホテルに泊まるメリットは余り無いみたい、と言うのが結論。
用意された特典は、余り意味が無かったからね。
もっとも、「移動距離が短くて済む」と言うのはメリット。子連れで移動は大変だから。
FP チケットも、子供がジェットコースターくらい乗れる年齢なら使い勝手があるのだけど、そもそも FP 対応のアトラクションが少なすぎるので…
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ミッキーマウス&ポール・モカペトリス 誕生日【日記 13/11/18】
別年同日の日記
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時折、僕が料理を作ることがある。
このサイトでも「男の料理」なんてコーナーを設けているが、料理は割と好きなほう。
しかし、サイト作成初期の10年以上前は、料理は「下手の横好き」だった。
だからこそ、うまく行った料理はレシピを記録に残していたようなもので。
現在は違う。
冷蔵庫を見て適当な食材を見繕い、適当に料理をする。
料理が余りにも日常に馴染んでしまったので、わざわざレシピを記録しておかなくなった。
でも、やっぱり「男の料理」なので、手際が悪い。
休日の昼飯などは、なんとなく僕が担当することになっているのだが(メニューは大抵、チャーハンか焼きそば)、11時半から料理を始めると、12時過ぎに食べられるかな、と言う感じ。
簡単なメニューでこの程度だから、夕飯など作ることになったときは、その時間は推して知るべし。
…だったのだが、最近ちょっと、なにか…「見えてきた」。
先日、妻の仕事が忙しかったので休日の夕飯を僕が作ることになった。
自分の心積もりでは、簡単なパスタの予定。麺をゆでて、適当なソースを作って乗せるだけ。
でも一応、子供に「なに食べたい?」と聞いて見たら…「カレー」との答え。
うーむ。しばし考える。
時間は5時ちょっと前だった。
自分としては、「カレー」というのは2時間程度煮込んで、味を馴染ませるとおいしい料理、との認識。
でも、子供のリクエストは作ってやりたい。
そもそも、現在冷蔵庫に入っている食材は…
で、決めた。よし、カレー作ろう。
速攻で米を研ぐ。一番時間がかかるのは、米の炊き上がりだ。
炊飯器を高速モードにセット。高速モードでは、少し硬めに炊き上がるが、カレーだからそれで構わない。
薬缶に水を入れて沸かす。お湯が沸くのは結構時間がかかるものだから最初に。
玉葱の皮をむき、圧力鍋に油を入れて熱する。
油が温まるまでに玉葱をざくざくと四角く切って(小さくしすぎると、圧力鍋で溶ける)、温まった油で炒める。
冷蔵庫に鶏腿があったので、刻む。
鍋に投入して適当に混ぜておく。
ジャガイモの皮をむく。
普段は結構苦手な作業だが、思い切って「多少皮が厚く剥けても構わない」つもりで挑んだら、かなり時間短縮。
皮をむきながらも、時々鍋はかき混ぜる。鶏が焦げ付くといけないからね。
ジャガイモの皮を向いて、細かく切ったら鍋に投入。
人参が無かったので、大根を刻む。大根やレンコンなどの根菜類は結構カレーにあう。
大根はすぐ煮えるので少し大きめ。人参だったら時間短縮のために小さくしただろう。
これも鍋に入れる。
で、炒める。
ここはあえて、時間短縮を狙わずじっくり炒める。
先に入れた鶏肉は、周囲から熱が通っている。
玉葱も既にしんなりしている。
ジャガイモが軽く周囲から透明になってきたところで、お湯を入れる。
あえて時間を短くせずに炒めたのは、強火で火を通しておくことで、煮込み時間を短縮するため。
お湯を入れたら、圧力鍋の蓋をして、火力を最強に。
最初からお湯を使っているし、IH はガス火より強くできるので、すぐに圧がかかり始める。
そうしたら、火を弱めて5分。
ここまでの作業で、大体20分くらいだろうか。
待っている間に、カレールーをお湯に溶く。
固形ルーでも溶くのに結構時間がかかるものだが、このとき家にあったのがフレークのルーだったので。
フレークって、実は固形より溶けにくい。というか、ダマになってしまって綺麗に溶けない。
この時点で味見はできないし、子供に食べさせるものなので、ルーは少なめに。
これには、実は別の意味もあるけど、解説は後で。
鍋は5分たったら火を止めて…というか、IH なのでタイマーセットしておくだけだが、余熱でさらに5分。
この間はやることが無いので、さっきから僕の周囲に来たがっている子供たちと遊んでやる。
…さて、鍋の圧を落とし、蓋を開けてルーを入れる。
入れた後少し煮込んでから、味見。
…ん。カレーの香りはしているが、案の定味は薄い。でもこれは狙ったとおり。
カレーが煮込んだほうがおいしい理由の一つは、辛味が揮発したり、具が十分に煮崩れることで、味が全体に「まろやかになる」ため。
でもその時間は無いので、最初から辛味であるルーを余り入れない。
そして、具が煮崩れない分、ブイヨンを加えて全体の旨みを底上げする。
ルーが少ないので香りも弱め。
ここは、いわゆる「ソバ屋のカレー」を目指す。出汁醤油を少しと、鰹だしの素を少し入れる。
鰹・醤油の香りと、旨みが入ってずっと味がよくなる。
味が大体調ったところで、完成。
所要時間は、大体40分。
遊んでいた子供たちに片づけをさせてから夕飯にしたが、6時前には食事開始できた。
自分で作っておいてなんだけど、驚くくらいうまかった。
子供たちもいつもより御替りをしていた。
辛味はほとんど無いので、1歳半の次女もよく食べた。
自分は、こういう「スピード料理」は苦手だと思っていたのだが、いつの間にか出来る程度のスキルを持ち合わせていたらしい。
なんか、新しい世界が開けたようで、ちょっと嬉しかったので記録した次第。
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別年同日の日記
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子供の話。
先日、妻の誕生日に、たまたま子供の予防接種がかぶった。
妻は仕事で忙しかったため、僕が保育園に早めにお迎えに行き、そのまま予防接種へ。
長男(6歳)と長女(3歳7ヶ月)だけ連れて病院へ。次女は後で保育園に迎えに行く。
病院のあと、次女を迎えに保育園に戻ろう! と張り切る子供たちに、「実は、今日お母さん誕生日だから、買い物したいんだけど」と伝える。
「ローソク買いに行くの!?」と長女即答。なぜか嬉しそう。
えーと、ローソク買ってもいいんだけど、それをどうするの? と聞いたところ、しばらく悩んでいる。
すでに何を買うか理解している長男、「ローソクをどこに乗せるの?」とか、助け舟を出している。
悩んだ末の次女の答え
「火をつけるものも買うの?」
なかなか良いボケ倒しでした。
もう、面倒になったので「ケーキ買いに行くよ!」と告げたところ、やっと気づいて「わーい! ケーキ!」と喜んでいました。
別年同日の日記
22年 iPhone の Javascript で Howler.js を使う
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1ヶ月近く前、図書館で「ねこのパンヤ」という絵本を借りてきた。
絵柄がかわいかったし、ちょっと話は長めだけど、長男(6歳)なら大丈夫かな…
と思って借りてきたら、結構大人向けの絵本だった。
漢字が多いので、読み聞かせは可能だが、自分では読めない。
でも、絵柄がかわいいことと、途中でパンのレシピが載っていたり、長さの違う話が幾つか入っているという変則的な構成で、長男、長女(3歳)のお気に入りに。
返却日にも「また借りてきて」と言うので借りなおしたら、今度は「このパン作ってみたい」。
話の最初のほうに、主人公がパンを作る工程を、長々と書いてある部分がある。
それと同じようにパンを作ってみたい、というのだ。
ならば、やりましょう。
パン作りは2年ぶり。長女には始めての体験。
土曜日は、妻はPTAの仕事があって保育園へ。
子供と一緒に遊ぶ一環としてパンを作る。
まずは、イーストの予備発酵。
…冬だから、と言う理由ではなくて、2年前に買ったイーストだから。消費期限はとっくに過ぎてる。
予備発酵でなにも動きが無ければ、イーストが死んでいるということ。
イーストは問題なく生きていた。
長男を呼んで、小麦粉、塩、砂糖、イーストを混ぜて、ぐっちゃぐっちゃと捏ねる。
長女もやりたがるけど、この段階ではまだ触らせない。
次女(1歳7ヶ月)も見に来たけど、見せるだけ。問題外。
しばらく捏ねて、疲れてきた長男と交代。
長男は手を洗って、長女・次女と遊び始める。ある意味安心して任せておけるので、僕は生地を捏ねるのに力を注ぐ。
久しぶりだからどれくらい捏ねたものかわからなくて、20分くらい捏ねていた。
確か手に付かなくなってくるはずだけど…と思ったら、それはバターを入れてからの話だったとわかり、バターを追加。
全体に混ざったら1次発酵開始。
この時点で、改めて「ねこのパンヤ」を開いて、行程のどこまでやったかを子供たちに説明。
結構大変だったけど、まだパン作りの最初のほう。
絵本では、ここで「10分ほど寝かせる」と書いてあるのだが、イーストについていたレシピでも、オーブンについていたレシピでも、1時間発酵。こちらに従います。
そして、1次発酵終わり。
今度は、長女も参加して、生地を24等分する(ロールパン12個のレシピの倍量でやっている)。
ふたたび10分のベンチタイムを置いて、整形。
ここで、子供たちの好きなようにやらせてみる。
基本のロールパンは教えたが、長男は好きなように形を作る。
粘土ほど好きな形にはできないから、丸っこいものがいいよ、とは教えてあったので、丸い形を一生懸命考えている。
時計パンとか、ホットケーキパンとか…。「フライパンパン!」には笑った。
長女はうまく整形できるほどではないので、「ウサギさんつくって」のリクエストに答える。
自分でやってみたい、と作ったのは「お月様」という、ただの丸。
半分は僕が作る。
挑戦したのは、絵本に出てくる「にくきゅーパン」。
3つの小さな球と、大きな1つの球でできている。絵本では、それぞれ別の味が包まれているのだけど、一番大きな球に餡子を入れただけ。
それともう一つ、シナモンシュガーを巻き込んだロールパン。
さらに、生地が余ってしまったので、1つだけジャム入りのロールパンを作った。…これは失敗だった。
二次発酵。発酵中には、また絵本で行程を確認。
発酵が終わったら、大きく膨れて、細かな部分はわからなくなっている。
ウサギはクマみたいになったし、時計の針は埋没した。
ジャムロールは、巻きが解けてジャムが流れ出してる。
しかし、ドリュールを塗って、本格的に焼く。
焼きあがったパンは、家庭で作ったにしてはおいしいのではないか、と自画自賛できるものだった。
捏ねる時間がわからなくて必要以上に捏ね続けたのと、基本に忠実に作ったのが勝因かと。
夕飯は、このパンでシチュー。
シチュー作りも、長男が手伝ったもの。
2年前は人参を不器用にぶつ切りにしただけだったが…玉葱と人参の皮を剥き(人参はピーラー使用)、人参を切ってもらいました。
ちょっと進歩した。
翌日日曜日。
妻の友達で、子供たちが懐いている人が遊びに来る。
せっかく遊びに来てもらって悪いのだが、近所で餅つき大会があるというので、公園へ。
いつも子供たちが遊んでいる公園。その前の工務店の人が、2年前からこの時期に餅つき大会を開催している。
2年前は、開催日が雨だった。
雨が上がった後に(餅つき大会のことなど忘れていたが)公園に遊びに行ったら、残ったお餅少しと、水ヨーヨーをくれた。
去年は開催日のことなど忘れていて、参加しなかった。
なので、事実上今年が初参加。
少しぐらいお餅が食べられるかな、と言うつもりで行ったら、大盤振る舞いにびっくりした。
参加者は、まず受付でチケットをもらう。
で、チケットと引き換えで、食べ物がもらえる。
もらえるのは、焼きそばと、お餅と、豚汁。
あと、チケット不要で飲み物は自由に飲める。
焼きそばだけで、普通に夜店で買う焼きそばの分量がある。
これにお餅と豚汁があれば、大人でもおなかいっぱい。
でも、チケットは次女の分までもらった。
食べきれない分は持ち帰り。
長男・長女は、お餅を搗かせてもらった。
こちらは、お餅を搗く人募集していたのだが、みんなやらないのね。
餅つき大会なのに、多くの人は、食べるだけ。
次女は豚汁が気に入ったようだ。
紙コップに移して冷ましてあげたら、非常によく飲んだ。
焼きそばは余り気に入らなかったようだが、餅はよく食べた。
工務店が主催しているので、端のほうで子供向けの工作コーナーがあった。
釘・金槌・木工用ボンドと、端切れが山ほど用意してあり、好きなように工作してよい。
小学校高学年くらいになると、自分で小さなテーブルを作り、それで食事をしていた。
(腰を下ろせるように、非常に広い範囲にゴザを敷いてある。そこに、小さなテーブルを持ち込んだ形)
長男は、何か作るといって妻と一緒に何かやっていたが…
なんだか、ガラクタを作っていた。
一応説明を聞くところによると、トミカの秘密基地らしい。
まぁ、初めて釘と金槌を使って木工工作したにしては、よくできている。
さて、イベントは午後2時まで。
家に帰っても、だらだら食べ続けていたので、おやつを食べる気はしない。
そのままゆるく時間を過ごし、さて、夕飯どうしよう? となる。
実は、先日が妻の誕生日。
妻の友人は、その1週間前が誕生日だ。
選択肢は4つ。
・先ほどもらってきた焼きそばと餅を温めて食べる。
・なんか適当に作る。とはいえ、実は食材が余り無い。
・誕生日だし、豪華に外食
・誕生日だし、豪華に出前を取る
まぁ、最初の2つはほとんど捨て案ですね (^^;
最初から散在しよう、と言うのも悪いので、対案を出しただけ。
そういえば、妻宛にレッドロブスターから、誕生日割引の葉書が来ていたな…
と言う時点で、妻はソフトシェルクラブを食べる気満々。
葉書は江の島店から来ているが、ここは遠いので、近所の港南台店に…
と、ネットで調べてみたら港南台店は3ヶ月前に閉店したばかりだった。
「もう食べる気満々だったのに」と妻が言うので、じゃぁ行きますか、と江の島まで車を出す。
急な外食に行くとしては少し遠いが、車で30分は驚くほど遠い距離ではない。
長男は、久しぶりの江の島で喜んでいる。
今日は遊べるわけではないが、江の島近辺は楽しい思い出が多いので、「江の島」というだけで嬉しいらしい。
店に入ったのは6時。1時間くらいで出るつもりだったが、実際店を出たのは8時だった。
ところで、妻と友人は、「誕生日である」と店に告げると、ケーキがサービスされた。
長男と長女は、お子様ランチにアイスクリームがついていた。
次女は…まぁ、食事を頼んでいないのでよいとして、食後に何も無いのは僕だけ。
妻のケーキを少しもらったけどね。
というわけで、盛りだくさんな週末でした。
家に帰りついたら8時半。子供はいつもなら寝る時間。
そこから風呂に入り、絵本を読んで寝たら、いつもより1時間遅れ。
寝かしつけたらなんか気疲れして、パン作りがもう1週間も前の出来事のように思えました。
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別年同日の日記
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おいおいいまさらかよ、というツッコミもありそうですが。
年末年始は保育園がお休みなので子供の相手に忙しく PC に向かえませんでしたし、年始に親戚で集まった際に風邪をうつされ、保育園始業後も寝込んでいました。
年賀状が届いていない方、申し訳ありません。まだなにも作っていません。
葉書は買ってあるので、抽選日までには届けられればと思います。
今年の御節料理は、少なめ、かつ手抜きに。
だって、昨年の正月は、子供は御節食べてくれなかったし。
というわけでつくったのは、
栗きんとん、伊達巻、鳥ハム、黒豆、煮しめ、酢蓮、田作り、松前漬け(するめと昆布を切ったパック購入)だけ。
秋に筋子からイクラを作って冷凍しておいたものを出し、買ってきた数の子・蒲鉾も入れて、おせち完成。
…そしたら、今年は子供がよく食べる!
栗きんとん、伊達巻、鳥ハム、田作りは大好評で、2日の朝にはなくなってしまった。
もっと作ればよかったか。
いやでも、少ないくらいが丁度いいのかも。
大晦日は、長女は昼寝をせず、6時ごろに眠いと言い出す。
慌ててソバをゆでるが、食べずに寝てしまった。
また、年末は妻が体調を崩し、寝込んでいた。
31日も子供を寝かしつけた後、おせちの仕上げをしている最中に辛そうだったので、寝るように促す。
…おせちを仕上げ、後片付けをしていたら、行く年来る年が始まった。
僕は、年が変わる瞬間はのんびりしたい。食洗機の動作音はうるさいが、お茶を入れてテレビをつける。
…あけましておめでとう。
妻は居間の片隅で寝ている。一人で年越し。
しかし、その直後に長女が起きる。
お腹空いたと言うので、置いておいたソバを温める。
この騒ぎで妻がおきたので、ちゃんと寝るように促す。
…で、年明け早々から、トムとジェリーを見ることに。
「年が明けた」の意味がわかっていない長女をつれて庭に出ると、除夜の鐘が聞こえた。
意味がわからないなりに「特別な夜」と言うことは理解できたらしい。
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別年同日の日記
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8~10日の三連休の話。
年末年始にも子供をどこにも連れて行ってやらなかったし、どっか行ったほうがいいかな…と思っていると、長女(3歳8ヶ月)が「私、お外で三輪車の練習したーい」と言い出す。
これに呼応して、長男(6歳)が「僕、見晴台行きたい」。
見晴台とは、保育園の近くの山の中にある、大船の街と富士山が見えるスポットのこと。
金曜日に長女が保育園のお散歩で見晴台に行ったことを報告していたのだが、それを聞いた長男は、年長さんになってからは見晴台に行っていない、と言っていた。(おそらく、保育園に近すぎるため、年長組みの散歩コースではないのでしょう)
どうやらそれを思い出した様子。
大抵は僕が子供を連れて遊びに行くのだが、このときは妻の手も空いていたので、それじゃぁみんなで行こうか、となる。
言い出した時刻が10時半。おそらく今から行くとお昼になるから、お弁当買って行って食べるか…じゃぁ温かいお茶くらいは用意しよう…などと準備していて、出発は11時。
保育園の駐車場に自転車を停めて、少し歩くと山道への入り口がある。
長男は一番最初の入り口から入りたがったが、長女は奥の入り口から行きたいと主張するので、まずは奥へ進む。確か、長男の入りたがっている道から降りてくることもできたはずだし。
「あのねー、トトロのバス停あるんだよ。私、見に行くの」と長女。
妻はこの山には1度しか入ったことが無い。僕は3度入ったことがあるが、そういえばトトロのバス停、と言うのは何か見た覚えがある。さて、どこにあったか…
見晴台は、山の中を歩いて5分ほど。
でも、途中で遊びながら進んだので、15分くらいかかった。
到着したら、もう12時前。
敷物を広げ、来る途中に買ったおにぎり等を食べる。
家の近所なのに、ちょっとしたピクニック気分。
付近の山肌を登るのも、保育園だと禁止されているのだが、今日は親同伴なので解禁。怪我しても自己責任で。
まぁ、6歳なら問題なく登れるような場所なのだけど…長女も長男についていって、上手に登っている。
ご飯が終わったら、先に進む。
見晴台周辺の道、ループになっている。先に進んでも最初の地点に戻って、終了。
あれ? 最初に長男が「行きたい」と言っている道に行かなかった。
見晴台に行く手前で別の道に入ればそちらに出られたはずなのだが、そのルートを通らなかったためだ。
長男も長女も、そこに入りたいというので、改めて入山。
この道は少し滑りやすい。注意して登ると…
あぁ、「トトロのバス停」があるのはここだったか。
畑の脇の物置小屋なのだけど、なんとなくバス停のような佇まい。
そして、屋根に「トトロのバス停」と書かれている。
「トトロのバス停、これだよー」と長女が言っている。
畑の持ち主の方が丁度いたため、あいさつ。
持ち主の方は茶目っ気で書いたようなのだが、保育園で結構話題になっていることは知らないらしい。
子供たちは結構楽しんでますよ、と話すと、「じゃぁ、今度はバス停の標識も立てるかぁ」とのこと。
この先で、行った事のない分岐があったため、そちらに行ってみる。
長男が2年位前に、別の場所からも山に入れる事を言っていたので、おそらくそこに出るのだろうと予想していると…まさに予想通りだった。
山を降りたので、これで終了。
ずっと僕が抱っこしていた次女は、寝てしまった。
子供たちは、「自分たちのテリトリーに親を招待した」という形で、非常に喜んでいた。
連休だからどこかに遊びに行こうか、と考えていたが、子供はこれで十分満足。
距離やお金は、子供の満足には関係ないのだなぁ、と思った次第。
別年同日の日記
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夕方5時半頃、子供たちを保育園に迎えにゆく。
夏なら7時ごろまで明るいため、子供たちが園庭で遊んでいる。
しかし、冬は5時半で既に暗い。
家に帰るのは6時過ぎ。
正月前後から、6歳の長男が「どれが星座?」と聞くようになってきた。
ある日、聞かれたときに丁度オリオン座が良く見えたため、説明。
縦に3つ星が並び、周囲を4つの星が囲む、と言う形はわかりやすい。
説明を聞いていた、3歳の長女にもわかったようだ。
これから数日、毎日のように「星三つ見えた!」と子供たちが喜んでいた。
じゃぁ、これは良い機会だ、ということで、洋光台の子供科学館へ。
行くのは10年ぶりだぁ、と思っていたら、名前が「はまぎん こども宇宙科学館」に変わっていた。そういえばネーミングライツが話題になっていた気がする。
内容も変わったのかな、と思っていたら、ほぼ変わらず。
ただ、以前は内容に「雑多」な印象があったのだが、全てを「宇宙」テーマで無理やり統合したことにより、楽しみやすくなっている。見せ方って重要ね。
最初にプラネタリウムに入って星座を見せよう、と思っていたが、上映開始まで少し時間がある。
ミュージアムショップに入ったら、何も見る前から「これ欲しい」とお土産を物色し始める。
帰りにもう一度見ようね。
プラネタリウムは長女には暗くて少し怖かったらしい。
次女(1歳8ヶ月)は、僕の膝の上で寝ていた。
しかし、星座に興味を持っている長男は大満足。
そのまま、最上階から順に見てまわる。
長男には全ての展示が面白いようだが、長女には退屈なものも多い。
ゲームのルールも理解できない年齢なので、難しい理論をゲーム仕立てで解説したものでも、面白くないんだよね。
でも、3階の「宇宙トレーニング室」は子供全員大喜び。
トレーニング室、って名前になっているけど、つまりはアスレチックだ。
ボールを転がして遊ぶ巨大おもちゃ(趣旨は重力の実験なのだけど)などもあって、多くの子供がここに長時間滞在する。
余りにも子供たちが離れようとしないため、昼時だったのをいいことに「ご飯食べに行こう」と誘い、1階のカフェスペースへ。
値段の割には量が少ないハンバーガー類を食べ、カフェを出たところでは、期間限定の科学ワークショップをやっていた。
いろいろな「科学おもちゃ」が置いてあり、希望するものをどれか一つ、作ることができる。
長男はスライムに興味を持った。
いろいろな色が置いてあって、どれがいい? と聞くと「これとこれが…」と数色選ぼうとする。
どれか1色、といわれて薄紫を選んだ。
で、長男が色を選んでいたら、なんだかよくわからないままに長女も「私はオレンジ!」と選ぶ。
そんなわけで2人ともスライムを作ることに決定。
洗濯糊に食紅を入れて混ぜ、さらにホウ砂の飽和水溶液を混ぜる。
あっという間にどろどろに固まった。スライムの完成。
「1日くらい置いてからのほうが、スライムらしく遊べるようになります」と説明を受ける。
後で遊んだら、いわゆる「スライム」よりも固めの出来だった。
日本人のスライムのイメージは、ドラクエの「ぷよぷよしたやつ」なので、固めがウケるのかもしれない。
地下2階には巨大な「ロボット」がいて、内部は滑り台になっている。
子供たちは、またここで大はしゃぎ。
ここにある、レール上をボールが転がる「芸術作品」…以前に来た時も感心したのだが、よくできている。
でも、この作品のすごさは子供にはわからないようだ。釘付けになってみているのは、主に大人。
最後に、見ていなかった2階へ。
ここにはパソコン体験コーナーがある。
…小学生の頃、まだできたばかりの「こども科学館」では、ここに FM-7 や PC-6001 が置いてあり、ゲームが動いていた。
子供たちがたくさんいて、順番待ちしないと遊べなかったっけ。
でも、今はそんな無法地帯ではない。
パソコン体験、と言っても、「室内だけ」で送受信できる、特殊なメールごっこ遊びができるようになっているだけ。
余り人気が無いようで、閑散としていた。パソコンが珍しくない世の中では「体験」程度の遊びではこどもの興味を引かないのかも知れない。
ところで、開館当時に発行された雑誌を今でも持っている。
そこでは、「横浜こども科学館」が、当時のこども科学館としては珍しくパソコンを大量に導入していることや、館内案内に NAPLPS を採用していることなどが、誇らしげにレポートされている。
なんというか…いや、個人的に懐かしいだけ。
最後にミュージアムショップへ。
最初には車のおもちゃ(太陽電池とモーターで動く。一応電気の実験)が欲しいといっていた長男は、星座早見盤付の星座の本を購入。
長女はなぜか恐竜のシールブック。恐竜なんて興味ないし、宇宙科学間には化石などの展示も無かったし、別のシールブックもあったのに、なぜかこれがいいの一点張り。
しかも、次女のお土産も「一緒のやつ買お? ね?」と次女に強要し、恐竜シールブックを2冊購入。
(まぁ、次女はなんだか判らないなりにシールで遊んで喜んでいるの良いのだが)
数時間で帰る予定だったのだが、丸一日遊んでいた。遅くなったので夕飯も外食。
そして、家に帰ったら「面白かった! 明日も行きたい!」と、長男と長女で口々に言っている。
明日は無いと思うが、そのうち科学館めぐりをすることには異論は無い父である。
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別年同日の日記
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ついうっかり、2月には日記を書かなかった。
それなりにいろいろなイベントがあったのに。
2月19日、子供の保育園で「ひな祭りおゆうぎ会」があった。
一応全園児参加だが、年長さんの卒業記念の色合いが濃い。
3歳未満クラスは自分の出番が終わったらいつでも帰って良いのだが、長男が年長組なので、最後まで観覧。
とはいえ、ステージ上でも兄弟やその友達が出てくると判るようで、結構楽しんでいた。
その翌週、26日の土曜日に、次女が発熱。
おやおや、風邪かと思っていたら、長女も発熱。そして、長女はよく吐く。
同じ風邪かなぁ、と思っていたら、長女は日曜日中に回復。次女は火曜日まで38度以上の高熱が続いた。
月曜日に保育園の先生に聞いたところでは、長女のクラスではロタが流行っていたそうだ。
(ロタ・・・3歳程度までの子供がかかりやすい、嘔吐と下痢が主な症状の風邪)
あぁ、なるほど。
日記に書かなかったが、2月上旬には、次女のクラスでロタが流行していて、次女も罹患した。
それが上のクラスにも波及したか。
で、次女のクラスでは高熱の風邪が流行していて、10人ほどいるクラスなのに、月曜日には3人しか出席していなかった。
この時点では気づいていなかったが、全経過を見守った今となっては、これはインフルエンザだったと確信。
以前はインフルエンザは高熱と関節の痛みが主症状で、キャリアになるとほぼ発病する、とされていたが、昨年の新型インフルエンザ騒ぎの中で、そうではないことが次々判明していた。
通常なら、インフルエンザの症状が無いために「ただの風邪」といわれていたものでも、昨年は詳細検査を望む人が多かったために検査したら、熱のでないインフルエンザや、発症しないキャリアもいることが判明したためだ。
で、今年のインフルエンザは、38度台の熱にとどまるものが流行しているそうだ。
次女の症状と合致する。
別年同日の日記
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週末、子供と出かけた際にマクドナルドに入った。
「おもちゃは買わないよ」と約束して入ったのだが、手持ちのクーポンやらセットの情報やら総合して考えると、ハッピーセットを混ぜて買うのが安いと判明。大人の都合でおもちゃをもらう。
ドラえもんの、どこでもドアの形をした赤青3D眼鏡。赤青印刷されたカードが4枚ついている(裏表に絵がある)。
週末限定のカードももらった。こちらは同時配布のおもちゃの宣伝で、4種類のおもちゃで遊べる「絵」が書かれている。
…このカードを見て思った。すごく科学的だ。
ドラえもんの「秘密道具」らしさを出すために、科学トリックを上手に取り込んである。
1つは、3D眼鏡用の絵。
まぁ、これは多くの人がわかるだろう。青と赤で少しずれた絵が描いてある。右目と左目に赤と青のフィルタをつけると、視差が生じて立体に見える。
1つは、赤のランダムドットノイズに青の線で絵を描いた絵。
そのままでは絵が見えにくいが、赤いライトを当てることで赤いノイズを見えなくすると、青い線の絵がくっきりと浮かび上がる。
(実のところ、3D眼鏡の赤をフィルタとして使っても、絵が浮き出る)
1つは、水に濡れると絵が出てくる印刷。絵が書かれた上から特殊インクをかぶせてあり、この特殊インクが水で透明になる。乾くと元に戻る。
1つは導電性インクを使った印刷。見た目には同じ「黒」の印刷でも、導電性インクを使った部分とそうでない部分があり、電気が流れるかどうかでクイズの答えがわかるようになっている。
マクドナルドのおもちゃは、言っては悪いが「子供だまし」がかなり多い。
今回もらったおもちゃだって、作りはかなり安っぽい。
でも、こうした「科学おもちゃ」であれば、適切な科学解説をつけることで価値はずっと高まるはずだ。
ドラえもんの版権元は小学館なのだから、小学館の学習雑誌スタッフに頼んで解説を書いてもらい、ホームページで公開するだけでも評価が高まるだろう。
でも、ホームページを確認してもそのような情報はなかった。
子供のおもちゃが「お勉強」になってしまうと嫌われる、という側面もあって慎重なのかもしれないが、嫌な子は情報を読まずに捨てればよい、と言うだけのこと。
遊びの中で仕入れる経験こそ、本当に身につくのだから、大人は子供の疑問に答えなくてはならない。
必要なのは科学知識ではなく、「なんでこうなるんだろう?」という、カガクのココロだ。
マクドナルドの話だけではない。
近年、あとちょっとで非常に良い科学解説になるのに、と残念に思うことが多い。
「飛び出せ科学くん」という番組があるのだが、深夜に放映している時は正しく「科学番組」だった。
でも、ゴールデンタイムになってからは、すっかり似非科学番組。
ゴールデンタイムだから内容を平易にしたのかもしれないが、平易であっても「科学番組」であれば、正しい解説が付けられるはず。起こっている現象に対する説明が明らかに間違えている、と言うのはいただけない。
(この番組の中では、明らかに間違った説明が非常に多い)
同様のことが「所さんの目がテン」にも言える。日曜朝にやっていた頃はいい科学番組だったのに、土用の夕方になってから、似非科学が増えた。
どちらも「時間帯が変わったから、視聴者層に合わせた」とかではない。
なぜなら、どちらの番組も、時々非常に鋭く科学的なことがあるからだ。
これはつまり、「製作スタッフの質が落ちた」のである。
毎週行われる番組は、製作スタッフが幾つかの班に別れ、1つの班は1ヶ月くらいかかって製作準備をしている。
以前はどの班にもそれなりの「カガクのココロ」を持った人が入っていたのだが、今ではそうした人が減った結果、正しく科学的な番組を作れる班と、似非科学になってしまう班に分かれてしまっているのだ。
#ところで「目がテン」に登場した話題は、半年程度たって科学くんにも登場することが多い。
安易な盗作と言うわけではなさそうで、おそらく、企画製作を行う会社が、「科学番組」を作るのが得意な下請プロダクションで、両方の番組で同じ会社なのだろう。
一方、科学番組を標榜しているわけではない「鉄腕DASH」などは、非常に良い科学番組となっている。
NHK の「大科学実験」も良質な番組だ。
キャッチフレーズの「やってみなくちゃわからない」の言葉通り、やってみたら案外つまらなかった、という回も多いが、それでも仮説を立て、実験し、検証するという科学らしさはでている。
地上波放送ではないが、海外番組の「怪しい伝説」も良い。
これは科学番組ではないし、出演者も科学の知識はそれほど無いため間違った前提に立って実験を行うことも多いのだが、仮説・実験・検証というカガクのココロは備わっている。
…最近、人気にあやかったのか「怪しい伝説・日本版」というのも作っていたが、こちらはいただけなかった。
科学プロデューサーに面白い化学実験をやってもらっているにもかかわらず、番組内での取り上げ方にカガクのココロが感じられない。
どうも、「目がテン」や「科学くん」と同じ現象が起こっているようだ。
つまり、スタッフにカガクのココロを持った人が存在しないのに、科学番組を作ろうとしている。
急に話題はそれる。
1960年代の MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生たちの間で、チャイナタウンで中華料理を食べるのが流行した時期があったそうだ。
メニューは中国人向けと、アメリカ人向けがあった。内容はだいたい同じだが、書いてある言語が違う。また、中国人向けメニューには、アメリカ人好みではない味の料理も載っていた。
彼らは中国語の辞書を持参し、あえて中国人向けメニューを使い、漢字の意味を調べながら注文し、出てくるものを楽しんだ。
そして、中国料理の「料理名」が非常にシステマティックにできており、組み合わせられた漢字が、素材や料理法を記していることに徐々に気づいていった。
そして、ある年のエイプリルフール、彼らは「実験」を行う。
メニューに書いてないものでも、素材と料理法を適切に組み合わせてあれば、料理が出てくるはずだと考えたのだ。
彼らは、メモに「甘酢苦瓜」と書いて、これが作れるかと聞きながら店主に渡した。
店主は「作ることはできるけど、不味くて食べられない。ダメだよ」と突っ返した。
作ることができる、というのは、彼らの考えた「素材と料理法」の組み合わせが間違ってはいないことを意味する。
ならば、完成形が想像通りか確かめたい。
彼らは「中国系移民は知らないかもしれないが、アメリカ人は4月1日には毎年これを食べている」と言い切って、とにかく作ってもらうように頼んだ。
できた料理は、不味くて食べられなかった。
でも、彼らが思っていた通りの素材が、思っていた通りの料理法で作られてきた。
彼らは、漢字と言う未知の記号を面白がり、注文を通してよく観察し、仮説を立てたうえで、メニューにない料理を注文する、という「実験」をした。
そして、でてきた料理が想像通りである事を検証した。仮説は正しかったのだ。
馬鹿馬鹿しいとお思いの方もいるかもしれないが、それがどんなことであれ、興味を持ったら仮説を立てて実験して検証する。
これが「カガクのココロ」である。
(参考資料「ハッカーズ」)
科学は特別なものじゃない。
知識すら必要ではない。
「面白い」「なんでこうなるんだろう?」と感じること。
自分なりの仮説を立てること。
その仮説にしたがって実験を行い、検証すること。
カガクのココロを持ったものにとっては、チャイナタウンのレストランだって面白い実験対象だ。
日常はカガクの機会にあふれているが、多くの人は気づいていない。
このことが非常にもったいない。
この話、2年半後の追記があります。
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チキンラーメンの誕生日(1958)【日記 14/08/25】
別年同日の日記
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3月11日は、子供の保育園の「お別れ遠足」でした。
1年間一緒に過ごしたクラスメイトと、クラス毎に設定された目的地まで歩きます。
親は参加しませんが、弁当をもたせるために早起きしなくてはなりません。
3歳以上の「制服組」の目的地は毎年同じ。保育園から1時間ほど歩いたところにある、自然公園です。
このコースの丁度真ん中あたりで、うちの目の前を通ります。
なので、毎年子供たちが通る時に家の前で「後半分、がんばれ!」などと声を掛けるのを楽しみにしています。
今年は、長男が「年長さん」なので、応援する気満々。
・・・なのに、往路の応援に失敗しました。
子供たちの声が聞こえたから家をでたら、年中さんクラス。
先生に「年長さんは、もう先に行きましたよ」といわれてがっかり。
午後の復路に賭けます。
午後1時半ごろ、窓から子供たちの姿が見えたので、家をでて応援します。
うちの長男(6歳)は「もう、ここで家に帰りたい」という感じでしたが、「後で迎えに行くから、保育園まで頑張りな」と言っておきました。
「迎えって、どれくらいに来る?」と聞くので、いつもと同じで夕方に行くよ、と答えます。
子供たちも行ったし、さぁ仕事…(自宅で仕事しています)。
…1時間ほど集中して仕事をして、午後2時46分、大きな地震。
1分半ほどゆれが続きました。かなり大きいです。
ただ「長い時間揺れていた」というだけで、何ひとつモノが落ちることもありませんでした。
長いけど大きくはない? と言うと、妻は「この揺れは、遠くて大きい地震だ」と断定します。
妻は地震に敏感です。阪神大震災の際も、関東にいながら揺れを感じて「遠くで大地震が起きた」と直感したそうで。
そのすぐ後、つけていたラジオで、宮城で震度7、マグニチュード7.9、と言っています。
もっと詳細が知りたくてテレビをつけると…震源地を示す図がでていました。
しかし、その瞬間に停電。
UPS が電源停止を意味するアラームを響かせます。
UPS が役に立ったのは初めてです。サーバー2台と、家庭内の主要データを全て入れている RAID-NAS (およびバックアップ系)は生きています。
この停電の原因は何か?
配電盤を見ます。…ブレーカーは落ちていない。本物の停電か?
ともかく、100V 電源は使えない。iPod に電池で動く携帯スピーカーを接続し、ラジオを聴きます。
東京電力は案外強いので、30分以内には復旧するだろう、と考えます。
しかし、念のためサーバーをシャットダウン。
この作業の間、妻は保育園に迎えに行く準備をします。
・動いている間も情報収集できるように、携帯 AM ラジオ
・携帯ラジオと一緒に出てきた乾電池ラジオに、名前を書いた紙を貼り付け。
(場合によっては、保育園に貸し出すつもり)
・「確かに子供を引き取りました」と示す、署名入りのメモ。
こういう状況では情報が錯綜しやすいので、確かな証拠を残すと良い。
引き取りました、のメモなんていうのはなかなか思いつかない。
妻は大学で地学を専攻していたので、地震はある意味専門分野だ。
災害の時は車を使ってはいけない。妻と一緒に、自転車で保育園へ。
信号が消えており、いつも朝「緑のおじさん」をしてくれている近所の老人会の方が、交通整理をしていました。
停電からそれほど時間もたっておらず、誰に頼まれたわけでもないと思うのに、フットワークの軽さに脱帽。
保育園についたのは丁度3時。長女(3歳10ヶ月)はおやつ前だったようで、
「まだ食べてない。おやつ食べたい」と泣きそうです。
「家で好きなもの食べていいよ」となだめます。
#次女(1歳10ヶ月)は、おやつの準備はできていたのでもらって帰ります。
長男は食べ終わっていました。「いただきます」をした直後に地震があったそうです。
保育園児たちは泣くこともなく、おとなしく机の下に入っていました。先生たちも冷静です。
この保育園、毎月避難訓練しているんだよね。
親も巻き込んでの「引き取り訓練」も毎年2回行われ…予定では来週土曜日が引き取り訓練でした。訓練前に本番をやることになったわけですが。
帰り道に、近所のスーパーが営業しているのが見えました。
可能であれば、食パンを買っておきたい。
長女はパン食が好きなのですが、我が家は基本的に朝食は米飯です。
ただし、「保育園が休みの日」は朝余裕があるので、パン食でも OK 。
長女は土日の朝ごはんを心待ちにしています。
そして、明日は土曜日なのです。
家に帰って妻にそういうと、妻が買い物に行ってくれることになりました。
POS は停止しているだろうから、と電卓を持って出かけます。
子供たちはその間におやつ。
珍しく早い時間に家に帰ったので、おやつの後は3人で楽しそうに遊んでいます。
…妻の帰りが遅い。やはり店は混乱はしているのだろう。
停電は30分もすれば復旧するだろう、と思っていたのですが、すでに1時間が過ぎていました。
ラジオによれば、幾つかの発電所を停止しているようです。
これは、どうやら長引きそうなパターン…
思い立って、部屋を片付けます。子供たちがおもちゃを出しっぱなしにしているので、このまま暗くなると危険です。動線確保しないと。
箱を用意して、長男にも「綺麗な片づけでなくてよいから、今遊ばないおもちゃはこの箱に入れる」ように指示を出します。
片付けている最中に、妻が戻りました。
店に入ったらレジがすごい行列だったので帰ろうと思ったら、目の前で「今店内にいる人で最後にして、閉店する」決定をしていたので、待ってでも買うことにしたのだとか。ギリギリで間にあいました。
レジが混んでいた原因は、「商品の値段がわからないから」。
電卓を持って行っても、そもそも値段がわからないから調べるのにすごく時間がかかるのね。
#権限のない「店員」レベルでは、とにかく正確な値段を調べないといけない。
なので、客が値段を自己申請しても裏付ける必要があり、非常に時間がかかる。
もし自分がその場にいて「権限」があるなら、とにかくお客さんの連絡先と持っていくものをメモに書かせ、後日清算する事にして、自己申請の金額で「とりあえず」販売するだろう。
嘘をつく人もいるかもしれないが、こういう非常時には大抵この方法でうまくまわる。
ラジオで発電所が停止していると言っていたので、暗くなる前に片付けている、と告げると、妻も別の箇所を片付け始めます。
一緒に片付けながら相談。
オール電化の我が家では、このままだと夕食も作れない。
キャンプ用のストーブもあるのだが、残念ながら燃料を用意していない。
パンを買ってきてもらったので、サンドイッチでも作ろうと思うがどうか?
基本方針に異論はなかったので、僕が夕食を作ります。
この時点で4時半でしたが、早くしないと真っ暗になります。
冷蔵庫(電源が切れているので、長時間あけていてはいけない)の食材と相談します。
きゅうり、スライスチーズ、マーマレードがありました。
今朝子供たちに用意したお弁当の残りで、ゆで卵とトマトもあります。
マヨネーズもあるので、卵フィリングを作ります。
料理をしているのを見て、子供たちが寄ってきます。
いつもより早い時間に作っているので、「なんでご飯作ってんの?」と長女に聞かれます。
そこで、今電気が使えないこと、おそらく夜になっても使えないこと、そのままでは真っ暗だから、明るいうちにご飯にしてしまいたいことなどを話します。
これを聞いて、長女が泣きそうになります。
慌てて「今日は保育園で遠足だったから、今度は家の中でキャンプごっこしよう」と持ちかけます。
「キャンプは、電気を使わないで、暗い中でみんなでご飯食べるんだよ」などと教えると、ちょっと嬉しそう。
サンドイッチを作っていると知った長男が「自分ではさむの?」と聞いています。
好きな具をはさむのは、長男のお気に入りの食べ方。
でも、今日は暗い中での食事となるので、あらかじめ全部作ってしまいます。
「じゃぁ僕、組み合わせ考える」と、紙にクレヨンで「きゅうり + チーズ」とか、思いつく組み合わせを書いています。
リクエストに答えてあげたいけど、待っている余裕はないのでどんどん作ります。
長男と話しながら料理している間に、妻はなにやら始めたようです。
サンドイッチができた時点で今後の相談をしに行くと…庭で、七輪に炭火を熾していました。
「サンドイッチだけだと寂しすぎるから、温かいスープくらい作ろう」だそうです。
この行動力はありがたい。
いつもの食事の部屋とは違う、夕方でも一番明るい部屋にテーブルを出し、そこで食事にします。
妻が「いいものがあった」と、庭に埋め込んであったソーラー LED ライトを引き抜いてもって来ました。
ロウソク程度の明るさしかありませんが、真っ暗よりもずっといいです。
子供たちは食べ終わって遊び始めましたが、妻は時々戻ってくる以外は、七輪のほうでなにか作業しています。
たまたま窓から外を見たら、星空がすごく綺麗です。
街が真っ暗になることなんて、こんなときで無いとありえないですからね。
妻が戻ってきて「いつ復旧するかもわからないから、ジャガイモと玉葱煮てる」と言います。
じゃぁ、ついでに卵もゆでといて、と言うと「既にやった」とのこと。行動が早い。
そして「外、すごく星が綺麗だよ」と。
…あーあ、言っちゃった。気づいても口に出してなかったのに。
最近星座好きの長男が、外に出て星を見たがります。
長男が出るといえば、長女も出たがる。そうしたら次女も出たがる。一家でベランダに出ることになりました。
そして、七輪を見て大はしゃぎ。
「なんか焼いて食べたい!」
…急遽、お餅を焼くことになりました。
でも、外は思ったより寒くない。
お餅の香ばしい匂いを感じながら、しばし天体観測。被災地は大変なことになっているのに、のんきなものです。
お餅を食べたら、そろそろ寝る時間。
「お風呂入りたい」と長男が言い出します。
あらかじめ、今日は風呂は無理だと思う、と言っておいたのですが、遠足も行って汗をかいたのでさっぱりしたいらしい。
そこで、ジャガイモと玉葱を煮込んだお湯でタオルを絞り、体を拭くことにします。
妙にいい香りのスープで体を拭いて…翌日見たら、タオルが見事な「玉葱染め」になっていました。
そろそろ8時半。いつもの就寝時間です。(約束どおりに寝ることはあまりありませんが)
歯を磨いていると、急に明かりがつきました。電力が復帰したようです。
「キャンプごっこはこれでおしまい。電気ついたから、寝る前の絵本も読んであげよう。」
これで皆、素直にベッドに移動。
遠足の疲れと、なれない暗闇生活の気疲れで、すぐに寝てしまいました。
時々携帯がけたたましくなる緊急地震速報も、子供たちは不安がりながらも、皆で固まって抱き合っているのは楽しそうでもありました。
マグニチュードは、当初7.9でしたが、その後上方修正され8.4、8.8と上がりました。
(後日追記…13日には9.0とされました)
停電時間、およそ5時間半。自分の人生の中でも、最長の停電時間です。
我が家はほとんど被害がなかったのでのんきにしていましたが、関東でもかなり被害が出ていた、と知ったのはこの後。
我が家の被害が少ない理由の一つは、スウェーデンハウスが強固に出来ているからだと思います。
それに加えて、妻が地学をやっていたこともあって、家の中の地震対策にかなり気を使っているのもあります。
明かりは全部シーリングライトで、ペンダントライトはありません。家具は基本的に壁に固定しています。
スウェーデンハウスは窓が家に密着しているので、揺れても鳴りません。
つまり、地震があっても、それを如実に示すようなものが、何もないのです。
これらの効果で、実際の揺れ以外には「揺れている」と感じさせるものがありません。これは、心理的に非常に大きいです。
実は、この日は一瞬みぞれが降りました。
その程度には寒かったのですが、暖房をつけない状態でも、部屋の中は20度ありました。
これもスウェーデンハウスの断熱性のおかげです。
#2階のほうが少しでも明るいため、2階で過ごした。
暖かい空気は上に上がるので、2階は1階より暖かい。
停電によって換気が停まってしまったので、外の冷気が入らなくなった、というのも大きい。
とにかく忙しい一日でした。
子供には、おそらく一生忘れられない「遠足の日」となったでしょう。
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東北地方の大震災で、とりあえず自宅待機生活。
いつもう一度大きな余震が起こり、ライフラインが停止するかわからない、という覚悟で望む。
最初の揺れでも水道は使えたけど、念のため麦茶用のボトルなどに水を取り、順番に使うことにする。
充電池は電気が使えるうち、かつ電力需要が低いはずの昼間・深夜に充電しておいた。
もともと、子供のおもちゃ用、および仕事柄電子機器に囲まれた生活をしているので、充電地(エネループ)を3ダース以上持っている。
また、家はオール電化で深夜電力が安いので、充電モノは深夜に充電する生活を送っていた。そのために時間で通電を ON/OFF できるタイマーも持っている。
すばやい情報を得るため、ラジオで NHK を付けっぱなし。ちなみに、このラジオは太陽電池のついた充電式だ。神戸震災のしばらく後に、安く売っていたのを買い求めた。
(神戸震災の時は、直後に防災グッズの需要があったのでお店もたくさん仕入れていたが、しばらくしたら「不良在庫」となって安売りしたりしていた)
いつ何が起こるかわからないので、週末の2日間は家で缶詰生活。
当初は緊急地震速報に驚いていた子供たちも、徐々に「音が聞こえたら安全な箇所に逃げ込む」というゲームのように捉え、楽しみ始めた。
ラジオで不協和音がなると、キャーキャー笑いながら「安全」だと教えてある場所に逃げ込む。
親もそこに行って、皆を抱きかかえる。これがまた嬉しいようだ。
こんな状況の中でも笑いが絶えないのはありがたい。
とはいえ、電気がないからとテレビをほとんど見ないのは、子供たちにとっての一番の不満のようだ。
電力需要が少ないはずの時間帯を狙ってなら、僅かな時間テレビを解禁している。
(普段からハードディスクレコーダーを使っているので、放映時間、という概念は余りない)
長男(6歳)は、稚拙な概念ながら、これが大惨事である事を理解している。
長女(3歳10ヶ月)は、まだ惨事と言う概念はないようだ。新聞写真などを見ても「おうち燃えてるー」程度で、人の生き死にと言う想像には至らない。
次女(1歳10ヶ月)に至っては、なぜ毎日外出できないのか理解できず、玄関を指差したりして外に出たい意思を表明する。
月曜日。輪番停電の開始。
政府の「通勤通学の自粛」要請を受け、市でも保育園の保育自粛を決定したようだ。
保育園から連絡網で、可能なら自宅待機を、と通達があったため、自宅待機とする。
状況把握のためにラジオは手放せないが、外遊びも行うことにする。
といっても、家から 5m のところにある広場だけ。
それでも、近所の保育園友達が遊びに来ていて、皆で楽しそうに遊んでいる。
自分は通勤も何も、普段から自宅で仕事をしている。
しかし、この日は交通網が大混乱だったそうで、遭遇した方はお疲れ様。
初日は、うちの停電時刻は、15:20~19:00 の予定だった。
このうちの最大3時間、なので、4時前に夕ご飯を作ることにする。
もし 15:20 から停電が始まってしまった場合は、18:20 には終了するので、それから料理をしても良いだろう。
米は、うちの炊飯器は釜が厚いので、炊き上げてから電気を消しても、2時間くらい暖かいまま。
おかずは密閉容器に入れて、電子レンジで温めた「ゆたぽん」と一緒に保温バッグへ。
結局、この日の停電は見送られたが、2時間後の18時に食事を食べても、十分な暖かさを保っていた。
震災当日に「暗闇生活」も経験しているし、料理にも問題が無いとわかった。
工夫次第で当面乗り切れそうだ。
オール電化は昼間電力が高い、と言う理由でもともと家電品を余り使わないように心がけている。
電気ポットは使っていない。薬缶でお湯を沸かして、ポットに入れている。
ただ、このポット、某ホームセンターチェーンのオリジナルブランドで、1.8リットル容量を980円で購入したものだが、保温能力が低い。
というか、熱湯を入れたら外側が暖かいってダメだろ。熱が逃げているのが判るレベルなんだから。
そのため、普段から妻の手製の「服」を着せているのだが、先に書いた夕食時の知恵から、さらに保温バッグをかぶせるようにしている。
これと一緒に、有名魔法瓶メーカーの500ミリリットルの携帯用ポットも使用。
これで、3時間の停電の間、コーヒーを飲むのに困らないくらいのお湯は確保できている。
また、停電しない時でも、できるだけ節電には協力している。
震災以来、暖房(我が家は全部エアコン)は使っていなかった。
…過去形なのは、今朝4時半から6時に使ったから。今朝は寒かった(外気温0度)ので。
電力需要の少ない時間なので許していただきたい。
煮物を作る時、火が通ったら鍋全体を布で包んでおいて置くと、ゆっくりと具材に火が通り、おいしく仕上がる。
(料理の際、強い温度に晒しすぎると具材が固くなるが、それが起こらない)
節電に協力するだけでなく、普通よりおいしく仕上がる。ただし時間はかかるけど。
キャンプ料理なんかだとよく使われる方法です。
まぁ、そんなわけで、多少の不便はあるけど、不満はない生活を送っております。
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別年同日の日記
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25日をもって、長男が保育園を卒園しました。
…まだ保育園には行っているのだけどね。26日以降は春休みだけど、3月いっぱいは扱いとして「保育園児」なので、預かってもらえます。
いまは、友達との別れを名残惜しんで、思いっきり毎日遊んでいる状態。
卒園式は、3歳児以上の「制服組」と、卒園児である年長組の家族だけが参加できます。
うちの場合、長女・次女も家族なので参加しました。ただ後ろで見ているだけだけど。しかも、途中で飽きて帰りたがっていたけど。
卒園児代表の言葉などは、園児とその親が一緒に…というか、長いので親が読み上げる。
長い子では6年。兄弟がいる人の場合、親は10年近くも保育園にお世話になっていることがある。子供は大丈夫でも、親が感極まって泣いたりする。
うちは、まだあと5年はお世話になるので、まだ泣いたりしない。5年後は泣くかもね。
年長組の先生は、卒園式後に泣いてました。
ある意味、親よりも長い時間子供たちを見てくれています。
親は「一緒にいる時間」は長いけど、実はほとんど睡眠時間だったり。
だって、保育園にいる子達は、みんな両親とも働いている(もしくは片親)から、日中のほとんどの時間を保育園で過ごしているんだよね。
卒園記念にもらった「小学国語辞典」は、早速長男のお気に入り。
今まで、ポケモン辞典を散々読み倒したので、すぐに辞典の使い方は習得しました。
もともと質問小僧なのだけど、疑問が出たらすぐに辞典を引いています。
保育園でも、いままで先生を質問攻めにしていたのに、卒園式を過ぎたとたんに「家帰ったら辞典で調べる!」と言っているので、先生は成長が嬉しい反面、寂しいそうです。
別年同日の日記
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すでに世の中に山ほどの節電・停電対策情報がある。
なので、わざわざそのような情報を書こうとは思わない。
以下は、単に日記として、3月中の我が家の様子を記すものである。
3月11日の地震発生時、すぐに停電。5時間半後に復旧。
最初にやったことは、仕事先のサーバーが生きていること(サービス無停止だったこと)の確認でした。
幸い、23区内にある仕事先サーバーは停電せずに生きていた様子。
これ、後から考えたら「不慮の停電」ではなく、輪番停電が発表される以前に行われた、輪番停電ですね。
まだルールが定まっていなかったら「3時間」以上停電していた、というだけで。
この最中にやったことは、以前の日記に書いたとおり。
最初はこれが「計画的な停電」だなんて思っていなかったので、3日程度電気が来ないことを覚悟して、炭火を熾して食材煮込んでおいたりしました。
その後、土日は大丈夫だが週明けから停電せざるを得ない、との発表。また、節電に努めて欲しいとのお願い。
まず最初にやったことは、夜中に充電池をできる限り充電することでした。
他の人が電力を使っていない時間であれば電力を使っても問題ないだろうから、その時間帯の電気を充電して、電力が使用される時間帯の停電に備えたわけです。
幸い、子供のおもちゃ(プラレールなど)用と、各種電子機器向けに、単3の充電池は3ダースほどあります。
また、土日の間にサーバーを整備。
もともと、Atom を使用した省電力サーバーを2台使用し、家庭内向けの仕事用と、外向けの WEB・メールサーバーにしています。
障害耐性をつけるために両方とも Xen を使用して仮想化しており、障害時にできるだけ迅速に対応できるように、毎日仮想サーバー(の仮想ディスクイメージ)をバックアップ、さらに、互いのサーバーに rsync で送ってありました。
これを、片側に寄せます。1台の中にバーチャルサーバー2台を入れ、1台はコンセントを抜く。
また、データバックアップに使用していた RAID-NAS を停止します。
RAID-NAS には自動バックアップ用の外付けハードディスクが接続してあったので、これも停止します。
自分が使用しているメインマシンは、毎日深夜に起動してバックアップを取ったり、ディスクのデフラグをしたりしています。これを停止。
深夜だからピーク時の節電とは無関係ですが、バックアップ先が停止した NAS なので、いずれにしても無意味なのです。
この後、物流が滞り、供給量が落ちたことで、小売店は軽いパニックに陥っていました。
パニックに陥ったからこそ「いつもより少し多めに買った」人はいるようですが、棚に商品がないのは、政府や AC が言うような「買占め」のせいではなく、供給量が落ちたためです。
1週間も耐えれば、ある程度状況は改善し、2週間で「不便ながら普通に生活できる」レベルになるだろうと目算をつけました。
幸い、米は買ったばかりの上に、新聞の購読契約の更新で 4Kg ほどもらっていました。
11日が子供の遠足だったため、お弁当用にいろいろな食材も買った直後でした。
自動車のガソリンも入れた直後でしたが、できる限り車は使わないことに決めます。
お菓子が見えると子供は食べたがるので、普段のおやつ庫に少しだけ残し、保存が利くお菓子類を別の場所に移します。
非常時は情報収集が重要です。
生活をしながら常に情報を集められるように、積極的にラジオを活用。
テレビだと、見ていないとわからない情報も多いので生活ができなくなるし、何よりもこの状況下では電気を使いすぎます。
なぜ、節電を呼びかけるテレビ各社・AC が「今すぐテレビを消せ」といわないのかが不思議でしょうがない。
それを言えないのだとしたら、テレビ各社はまだ、本気で社会貢献しようとは思ってないんでしょうね。
計画停電初日である14日は、我が家地区では結局停電はなし。
でも、停電しても良いつもりで行動し、良い練習になりました。
実際の初停電は17日。13時50分からの予定でしたが、少しずれ込んで14時過ぎから。
これも、停電を予定した行動を取っていました。
自宅で仕事をしているので、停電したら何もできません。そこで、停電中でも街で買い物ができるのか、視察に行きます。
震災後、本格的な買い物に行くのは初めて。(軽い買い物は近所の店などでやっていました)
…大船と言う街は面白いところで、普段から POS 等を使わずに電卓で計算している店が多いです。
大きくて品揃えが豊かで、かつ安い八百屋は、普段から電卓計算なので、停電でも混乱はないはず。
行ってみると、予想通り普通に営業していました。
この日は、福島産の苺が大安売りだったので買います。大粒で揃ったものが、4パック1箱で450円。
風評被害などで安くなっている、と噂に聞いた葉物野菜は普通の値段でした。買おうと思っていたのに。
普段 POS を使用している別の八百屋は、営業を続けてはいるけど多少客捌きが停滞気味。
肉屋のうち、普段使っている店は停電中は閉店。別の店は、店の奥から在庫を出してきて、路上販売に切り替えました。
他にもいろいろと視察し、仕事にならない停電中に買出しにでるのは可能だ、と判断。
もっとも、この判断は、その後今まで役に立っていません(笑)。昼に停電したのはこれ1回限りでしたから。
この日は寒く、「いっそうの節電を」と呼びかけていたため、居間のテレビ周辺にある、LAN の HUB 、無線 LAN ステーション、 Wii を、コンセントから引き抜いた。(テレビと HDD レコーダは活きている)
また、2階においてある2台目テレビと、その周辺にある、 LAN の HUB 、iMac 、 PS3 をコンセントから引き抜いた。
節電のためではなく、24時間換気の電源も切った。
昼間エアコンなしで過ごすのは少し寒いが、外気が流入しなければ多少暖気を保てる。
ただし、換気を切りっぱなしは危険なので、深夜に電源を入れて、ついでにエアコン暖房もかけさせてもらう。
スウェーデンハウスなら、最低気温 0 度の日でも、これでなんとか過ごせる。
次は翌日、18日の18時20分から。
夜にかかるので、子供にあらかじめ予告しておき、早めに保育園に迎えに行って、明るいうちに風呂に入ってしまいます。
風呂に入れている間に妻が夕食の準備。実はまだ電気はつくのですが、途中で暗くなると怖がるかもしれない、と考えて、最初から「キャンプごっこ」で電気を使わずに食べます。
これは子供が結構喜んでいました。
そして、7時前に停電。
食事後は、将来子供部屋にする予定で、今は広い遊び場にしている部屋に移動します。
地震当日も、夜の暗い時間はこの部屋で過ごしたためです。あまり物を置いていないので、暗くても危険が少ないのです。
窓から見える月が、非常に綺麗でした。満月の少し前かな、と言う感じ。非常に明るいです。
満月が明るい、ということはちゃんと知っているのだけど、それにしても明るく感じる。周囲が暗いとこんなにも違うものか。
…後で知ったことですが、2日後が本当の満月で、しかも地球に一番近い「近星点」だったのですね。明るいわけです。
この日はそれなりに雲があり、月を隠すことも多かったのですが、子供たちは「お月様」を待ちながら、楽しい時間を過ごしました。
そして、窓の外の月を見ながら寝られるところに布団を敷くと、3人仲良く眠りにつきました。
実は、寝る直前の8時半頃に、停電が終了したのは気づいたのだけどね。
長男も気づいたようですが、妹たちが寝かかっているのを気遣って、電気をつけたいとは言いませんでした。
そして、23日。こちらも18時20分から。
夜の停電も3度目ともなるとなれたもので、子供たちも騒ぐことなく協力します。
18日は、妻は時間の都合もあり、暗くなってから風呂に入りました。
長男(6歳)が「暗いお風呂入ってみたい」というので、23日は風呂のスケジュールだけ多少異なります。
#後で聞いたら、暗いお風呂は「思ったより怖かった」らしいです。
この日は満月も過ぎた上に曇りがちなので、早い時間の綺麗な月には期待できません。
そこで、「電池節約のため」なるべく使わなかった懐中電灯の使用を解禁します。
食事も、天井に懐中電灯を吊り下げます。
いつもはガーデンライトで食事をしていたのですが、少し明るめ。
この懐中電灯の明かりが楽しいようなので、食事の後も部屋を移動せず、テーブルなどを端に寄せて居間で遊びます。
これは、長男と妻が風呂を出るのを待つ意味合いもあったので、その後はいつもの広い部屋に移動。
懐中電灯は2台あったのですが、妻が「取って置きの」1台を取り出してきます。
…えーと、妻がファンクラブに入っている「とある歌手」の実家の電気屋さんで買った懐中電灯。
だからどうした、と言うわけではないのですが、なんとなくファングッズで未開封。
3台で部屋を隅から照らすと、かなり明るくなりました。
僕が影絵遊びをしてみせると、長男も真似をします。
…どうもわかってなくて、ただ光を遮って暗いだけだったりもしますが。
3月中は、我が家地域で実行された計画停電はこの3回のみ。
震災当日の停電を含めて、夜3回、昼1回ですね。
その後の停電はありませんが、長女(3歳)は「何で停電無いの!」と怒ります。
暗い中での食事が気に入って、またやりたい様子。
一度など、長女が強攻策に出て、食事中に勝手に電気を消しました。これはこれで面白かったし、節電は悪いことではないのでそのまま食事をしましたが。
今日(4月2日)、子供たちが懐いている、妻の大学時代の友人が遊びに来ました。
本当は12日に来てもらう予定だったのですが、その後のびのびになっていたのです。
妻の友人の住んでいる場所では、まだ計画停電が1度も実行されていないそうです。
そして、計画停電のグループ分けでは、2つのグループにまたがって該当する地区で、自分の家がどちらに属するのがわからないとか。
備えはしているそうなのですが、なにぶんまだ1度も停電を経験していないので、乗り切れるかどうかに多少の不安があるとか。
グループが不明なままなのも不安の種で、1度でも停電してくれればグループが判明するのに、と言っていました。
うちの地域の、計画停電3回が多いのか少ないのかは知りません。
でも、停電しない地域の人が喜んでいるのかといえば、そうではないのだなぁ、と思いました。
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昨日4月5日、長男が小学校に入学しました。
本日4月6日、長女が保育園の「制服組」(3歳児以上クラス)になりました。
そして、次女は…以前は「チューリップ組」で、今日からも「チューリップ組」。
0・1歳児は同じクラスなの。(一応、0歳チューリップとか、1歳チューリップと呼ばれることはあるが)
小学校はまだ給食が始まらないので、当分午前中に帰ってきます。
自宅で仕事をしている人間としては、仕事になりません。
段々と、一人で遊ぶ事を覚えてもらわなくては。
今年の頭くらいから、「どうぶつしょうぎ」を買おうと思っていた。
僕はゲーム好きだが、それはテレビゲームに限定しない。
むしろ、ボードゲームを皆で囲むのは好きだ。
子供がゲームを理解できる年齢になったら、一緒に遊びたいと思っていた。
で、「どうぶつしょうぎ」は、ブームが起きる前から注目していたのだが、子供が始めるのに十分な年齢ではない、と考えていたので購入していなかった。
それが、今年の頭くらいからトランプなど、様々なゲームに興味を持ち始めたので、買おうと思っていたのだ。
ただ、一緒に遊ぼうとすると問題なのは、長女や次女が「自分もやりたい」と言って邪魔することだった。
そして、買おうと思っただけで買わないまま、小学生が近づいてきた。
小学校に入ると、保育園ほど長い時間預かってもらえるわけではない。長女・次女は保育園にいるまま、長男は家で過ごす時間が長くなる。
そこで再び、どうぶつしょうぎを買おうと思い始めた。その矢先に震災が起きた。
節電しなくてはならない。
長男はテレビゲームも好きだが、こんな時こそボードゲームだ。
そこで、小学校で使う筆箱などを買うついでに、おもちゃ売り場のゲームコーナーに行き、どうぶつしょうぎを購入…しようとした。
隣に、オセロ(もどき)が置いてあった。
長男はオセロは遊んだことがある。戦略がまだわからないので全然勝負にならなかったが「オセロのほうが欲しい」という。
そのゲーム版は、オセロを含めて10種類のゲームが遊べた。
見たところ、どうぶつしょうぎのほうが「初めて遊ぶボードゲーム」としては適しているのだが…
子供の希望は無視できない。欲しがるほうを購入。
早速オセロで遊んだ長男、他のゲームにも興味を持つ。
小学校1年生の漢字を大体覚えてきているので、漢字が駒に書かれている「将棋」に興味がでる。
でも、長男にはまだちょっと難しすぎる。
…なんだか、当初目的に戻ってきたぞ。
ペーパークラフトのどうぶつしょうぎを WEB で発見。
早速作り、遊んでみる。子供にもすぐ理解できたし、自分としても予想以上に面白い。
盤面が狭すぎて、常に詰め将棋状態になっている、というのが良い。
また、駒も少ないので、どの駒をどの駒が守っている、という状況が把握しやすい。
要素を大きくそぎ落としたことで、非常にテンポの良いゲームに仕上がっている一方で、そぎ落としたことにより不満を感じるような箇所はほとんどないようになっている。
このバランス感覚に脱帽。
一応ゲームの製作側にまわっていたこともある人間として書いておけば、市販されているどうぶつしょうぎと同じものを「ペーパークラフト」等の形で発表していることには、なんら法的な問題はない。
ゲームのルールは著作権や特許の保護範囲外にある。絵柄などを盗用していれば著作権違反だが、WEB で公表されているペーパークラフトは絵柄などはオリジナルだ。
でも、「問題ないからこれで遊び続けよう」とは思わない。
自分はゲームの作成側の人間だったし、今でもその一員であると思っているので、評価できるアイディアに対しては正当な対価を払いたい。
…すぐさま、楽天 Books でどうぶつしょうぎとどうぶつしょうぎのほんをセットで購入。
どうぶつしょうぎ自体はルールは簡単だが、それでも戦うための「コツ」はある。
そのコツを、子供にわかりやすいように解説したのが「ほん」のほう。
これは、どうぶつしょうぎが面白かったので、僕自身が戦略を知りたくて購入する側面もあります。
決して子供だけのためではない。
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長女と次女が相次いで誕生日。
4歳と2歳になりました。
しかも、保育園の「4月のおたんじょうび会」が、21日でした。
というわけで、21日は次女は保育園でみんなに祝ってもらい、家に帰ると大好きな焼き鳥にケーキ。
その理由はよくわかっていないみたいだけど、とにかくニコニコしていました。
ケーキは、コージーコーナーのチーズスフレ。
お誕生日プレートを乗せて、ロウソクを立てればこれで十分。
というか、生クリームだらけのケーキは、2歳児には食べにくいので。
次女のお祝いに対し、長女は「わたしもお誕生日?」。
まだだよ、と言うと「明日? 明日の明日? 明日の明日の…」。
週末をはさんだので、ことある事に誕生日を待っていました。
で、月曜日の25日。朝起きるなり「今日はわたし誕生日!」。
保育園ではもうお誕生会は終わっていますが、今日が自分の誕生日である事をアピールし、みんなから「おめでとう」と…強制的に言わせてまわります。
僕はと言うと、夕食に向けて準備。
長女の好きなご飯は…焼き魚。とくにホッケの干物。
でも、それは御馳走感がない。
何より、やはり魚好きの長女の要望で、前日に回転寿司に言ったばかりです。
ということで、妻がポトフを作ろうといいます。
ポトフも長女の好きな食べ物。
じゃぁ、僕はパンを買ってきます。数日前に、「パンダ☆パンだ! 食べたい」と言っていました。
これは、近所のスーパーに入っているベーカリーの作っている菓子パン。
名前の通りパンダの顔になっています。
小学生になった長男と一緒に買いに言ったので、彼の希望で「かめろんパン」も一緒に買います。
こちらは、カメの形のメロンパン。
同じスーパー内の不二家でケーキを買おうと思ったのですが…
こちらも、長女の要望あり。回転寿司のデザートに各種ベリーの乗ったケーキがあったのですが、「最後に食べる」と言っていたのに、お腹いっぱいになって食べ忘れたのです。
というわけで、要望は「苺のいっぱい乗ったやつ!」。
不二家には苺のショートケーキはあるけど、長女の欲しがっているものとは少し違った。
買い物を終えたら、その足で保育園に迎えに行こうと思っています。
余り時間はない。長男をせかして、車で少し離れたシャトレーゼのお店へ。
「チョコのケーキがいい」という長男に、でも長女が欲しがっているのは苺のやつだから、と説得すると、「じゃぁ、今回は譲ってあげるー」。
譲るも何も、長女の誕生日だから、長女の希望が重要なのだ。
大きいケーキだと、たっぷり苺やベリー類が乗っている。でも、高いし分量多すぎ。
小さなケーキだと、苺は5つ。ただ、中にも苺ムースや苺のコンポートが入っている。
…散々迷って、小さい方。ケーキの前の御馳走もあるし、これくらいで無いと食べきらないから。
お誕生日のお祝いに、長女はニコニコ。大喜びでした。
でも、ケーキを買うのに走り回って、父は重要な事を忘れていました。
前からせがまれていた、誕生日プレゼント買わなかったよ… (^^;;
誕生日当日は、大喜びでプレゼントのことは気にならなかった様子。翌日もまだ忘れてた。
3日目の今朝になってやっと「らくがき教室は?」と聞かれた。
次のお休みにみんなで買いにいこうねー、と誤魔化しました。
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特になんの予定も立てていなかったのだが、ゴールデンウィークなので子供たちをどこか遊びに連れて行ってやらねば、と思う。
そんなわけで、4月29日は、金沢自然公園へ。
長男(6歳)は何度か遊びに来た記憶があるようだが、長女(4歳)はまったく覚えていない。
混む事は予想済みだったので早めに行ったのだが、100m の滑り台はすでに長い待ち行列。
でも、これは後の時間に比べれば短いものだった…
次女(2歳)も、6~12歳指定の遊具(アスレチック)で果敢に遊ぶ。
というか、ほとんど遊んでいる子供は4歳前後。
公園の管理側も理解しているようで、危なそうなところにはネットを張ってあったりする。
子供たちの様子次第では途中から動物園に行ったり、ということも想定していたが、一日中滑り台を何度もすべって、大満足で帰宅。
5月4日は、東京タワーへ。
…日本科学未来館へ行こうと予定していたのだが、事前に調べたら、震災で一部が壊れたので休館中だった。
東京タワーは、候補の一つとして考えていたのだが、前日子供に見せていたテレビ番組の中に東京タワーが出てきて、「行ってみたい」と言われたために、決定。
遠くから見ても、まだ先端が曲がっていた。応急処置はしたようだけど。
…すごく混んでいました。
入場に並ぶ。特別展望台に登るのにまた並ぶ。
特別展望台から降りるのに並ぶ。大展望台からも降りるのに並ぶ。
食事を食べるのに並ぶ。特別イベント「大恐竜展」に入るのにまた並ぶ。
並ぶのは親の仕事で、子供たちはその間別の場所で遊んでいたので不満はなかったようだけど。
東京タワーのキャラクターである、ノッポンの缶バッチを「半強制的に」渡されました。
でも、これが次女に大うけ。すごく気に入ったようで、家に帰ってからも「のっぽん いたよー」と言い続けていました。
5月5日は、近所のイトーヨーカドーへ。
半年に一度くらいの頻度で、ヨーカドーが「ポケモンクイズラリー」をやっている。
この日もやっていたのをチラシで知っていたのだが、子供にはそのことは言わないで、「買い物に行くよ」とだけ言ってある。
到着してすぐ、おもちゃ売り場に向かって、「クイズラリー参加したいんですけど」と店員に告げる。
長男はこの言葉で理解して喜び始める。
店員から、ゲームのルールを説明され、3人分のサンバイザーをもらう。
長女は、この時点で「えっ? もしかして、ミジュマルのやつ?」と理解した。
昨年夏のクイズラリーのサンバイザーは、今でも家においてあり、長女と次女は時々かぶって遊んでいるのだ。
(もちろんボロボロになり、補修だらけ。長男のは綺麗なまま、大事においてある)
毎回参加しているので、店がどこら辺に「チェックポイント」を用意しているかは、大体把握している。
店内ぐるりと一周して、クイズ制覇。
今回の問題は、ポケモンカードゲームに関するもの。遊んだことはないけど、長男はポケモンスマッシュを見ているのでルールは把握できていた。
全問正解の賞品に、シールとカードゲームのサンプルカード3枚をもらって大喜び。
…子供たちには「買い物」と言っていたが、実は買いたいものなんてない。
子供たちが外の公園で遊びたい、と言うので公園へ。
じゃぁ、せっかくだからと妻がその間に買い物。
その後昼になったので食事。マクドナルド。
長男はハンバーガー大好き。次女はポテト大好き。長女は…あれば食べる、と言う程度。
でも、子供の日だからとたまには奮発して、おもちゃセットを購入。
食べ終わった子供たち、「もう家に帰るの?」と聞いてくるので、もう一つだけ買い物に付き合って、と、またおもちゃコーナーの方向へ。
…何をするのかは告げていなかったが、長男が「わかった! (長女)ちゃんの誕生日プレゼントだ!」。
鋭すぎます。正解。
でも、長女は聞いていなかったようで、状況理解していない。
前から欲しいといっていたおもちゃの前に到着して、やっと「あ! わたしこれ欲しいって言ってた!」と気づく。
おもちゃを購入し、すごく喜んで「家に帰って遊ぶー!」と言っていたけど、家に帰るまでに長女と次女が、家に帰ってからは長男も昼寝してしまいました。
連日の遊びで疲れたらしい。
…夜になって目覚めて、おもちゃ取り合いで遊んで、親に怒られていましたが。
そして、寝すぎで夜寝る時間になっても眠れないという…
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