今日、長男が小学校を卒業した。
もう、感傷にふけるだけの日記なので、人が読んで面白いものではないよ、と最初に断っておきます。
また4月になったら、長男はいつもと同じように学校に通い、ただその先が中学になるだけ。
卒業したから何が変わるというわけではないのだけど、やっぱり一つの区切りではあるわけだ。
平日だから仕事はあったのだけど、午前中だけ休みをもらって式に出席してきた。
長女・次女は今日は自宅学習なので、初めてのお留守番。
(長男と一緒に留守番したことはあるのだけど)
1年生の時、泣いて帰ってきたこともある。
誰かと喧嘩でもしたのかと思ったら、保育園と違う環境で緊張していて、学校がえりにふと気が緩んだら涙が出てきた、というだけだった。
そんな長男も、今では頼もしいお兄ちゃんになった。
6年間というのは子供が成長するのに十分な時間で、その分自分も老けているのだろうと思う。まだ若いつもりだけど。
#このページで PDP-11 とかの話をよく出しているけど、使ったことないよ。
ファミコン世代ではあるけど。
僕らの頃と違い、今は子供が少ないので、式にも時間の余裕がある。
だから、卒業証書を受け取る前に、1人づつ想いを言葉にする時間がある。
卒業に際し、楽しかった学校生活の思い出を言う子がいる。
育ててくれた親、周囲の大人に感謝を述べる子がいる。
中学に行ったら部活に励む! と頑張りを魅せる子がいる。
遠い将来の夢を語る子がいる。
小学校には、長男が保育園の頃に一緒に通っていた子たちが大勢いる。
僕は子供の送り迎えをしていたので、オムツをしていたころから知っている子たち。
その子たちが、それぞれ全く知らない夢を語るのは、成長を感じた。
サッカー選手、バスケ選手、医者、管理栄養士、ゲームプログラマー…
テニスのコーチとか、宮大工とかとかもいたな。
テニスコーチ、と言ったのは、低学年の頃はゲームが好きでうちの長男と気が合っていたけど、その後サッカー少年になって疎遠になった子。
でも、夢はサッカー選手ではなく、テニス選手でもなく、コーチなんだ。
1年見ないと子供の興味はどんどん変わる。
「コーチ」という変化球だって、彼なりにいろいろ考えて出てきた、今の夢なのだろう。
みんながみんな、夢をかなえられるわけではないだろう。
挫折もあるし、もっと楽しいことを見つけて、夢が変わることだってある。
今の夢とは違う職業に就くかもしれない。もしかしたら、それは意にそぐわない結果かもしれない。
だとしても、常に自分に胸を張って、目の前の仕事を楽しめる、そんな強さを身に着けてくれるといいと思う。
式の後、先生と一緒に記念撮影したり、友達とふざけたりしていた長男、急にこっちに戻ってきて
「おなかすいたから帰ろう!」と元気に言った。
友達と別れを惜しんだりしないのかな、と思ったら、「ほとんど全員同じ中学だから、べつに」とのこと。
まぁ、違う中学に行ったとしても、近所に住んでいるのだから会えないわけでもないしね。
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