2010年11月25日の日記です


ディズニーランド公式ホテル  2010-11-25 16:42:23  旅行記 家族

家族でディズニーリゾートに行ってきました。


…これは特筆すべきことではない。

家族日記としては書き留めておくべき内容だけど、WEBに公開する日記としてはたいしたネタではないから。


で、その際に公式ホテルである「ディズニーアンバサダーホテル」に泊まってきました。

今回のネタは、そのホテルの使い勝手。




一応、旅の全貌を。


長男が3歳くらいの時、保育園の同級生が、ディズニーランドに行きました。

その子は、上に兄弟がいるのね。上の子を連れて行く「おまけで」下の子も付いていったというだけ。


でも、長男は「ディズニーランド行ってみたい」と言い出した。

いつか行こうね、と口約束のまま、3年の月日がたちました。



来年は小学生。

そうなると、平日に自由に休む、ということも難しくなる。


それになにより、キャプテン EO は今しかやっていない(笑)

妻がマイケルのファンで見たがっているので、行くなら今!


…ということで、2ヶ月ほど前に熟考し、ホテルの予約を「えいやっ!」と入れました。

11月~2月は寒いため、平日は空いているそうです。

ただし、12月の下旬はクリスマスで混むので除外。

11月の17、18日に行こう、となったのです。



先に書いたとおり、予約を入れたのはアンバサダーホテル。

このホテル、さまざまなパックが用意され、値段は青天井なので敬遠している人もいるかもしれませんが、素泊まりだけなら1部屋3万9千円からと、それほど高くないです。


#舞浜周辺で親子5人で泊まる事を考えれば、の話。



公式ホテルに宿泊すると、「宿泊翌日に開園時間15分前にディズニーランドに入れる」という特典があります。

また、今は10周年、と言うことで、「好きなタイミングで使えるフリーパスチケット」が付いてくるのも嬉しいです。


#通常、フリーパスチケットは「列を離れても並んでいることにできる」という程度のもので、まずはアトラクションの発券機で受付しなくてはならない。

 受け付け後は、指定された時間にアトラクションに戻ればすぐに入れるが、時間内に行かなければ無効になる。



さらに、自分としてはこれが一番の目当てだったのですが、ホテル宿泊者は2日間ディズニーランド、ディズニーシーの両方に、何度でも入れる券を購入できます。


ホテルで1泊するので子供には両方見せてやりたい一方で、シーは大人向けが中心で子供はそれほど遊ぶものが無いから…と考えていたので、この券の存在が嬉しいです。






家から舞浜までは、高速道路を使って1時間ほど。

そのつもりで家をでたら…こんな日に限って事故渋滞。

到着が予定より2時間ほど遅れました。


しかしまぁ、ホテルのチェックインを済ませてからディズニーランドへ。

ホテル宿泊者が無料で乗れる、「リゾートクルーザー」…つまりは送迎バスに、子供は大はしゃぎです。

車中、いたるところがミッキーだからね。音声案内までミッキーだ。


まずはディズニーシーへ。

あいにくの雨。


子供向け施設は、主に2箇所に集約されています。

マーメードラグーン周辺と、フォートレス・エクスプロレーション。


到着が2時間遅れたのと雨で、フォートレス・エクスプロレーションは早々に「行かない」ことに決定。

アスレチックみたいなものなので、子供が足を滑らせたら怖いから。


子供が電車に興味を持ったので乗りつつ、マーメードラグーンに向かって、遊びます。





遊び部分は割愛。最初に書いたとおり、たいしたネタではないから。

6歳の長男は大喜びだったけど、3歳の長女は「暗くて怖い」と言っていました。


#それでも楽しめた乗り物はあるが。

 屋外のジェットコースターは、長男は怖がったけど、長女は楽しみました。




ところで、ディズニーシーではピノキオがいたので、一緒に写真を撮ってもらいました。

このピノキオが…なんというか、一言もしゃべらないのに、非常に饒舌。


「写真お願いします」と近寄ったら、同じく近寄っていた別の家族のカメラを指差し、僕を指差す。


…あー、つまりそういうことね。

「写真、僕が取りましょう!」と言葉に出したら、ピノキオは「わかってくれた!」と言う感じで、僕と相手のお父さんの手を取り、握手させる。


相手の家族の撮影後、当然のように僕ら家族は相手の家族のお父さんにとってもらう。

簡単なゼスチャーで、2人のお父さんを「家族の撮影役」の役割から解き放ち、家族全員で写真に納まれるようにしたわけだ。まさにディズニーマジック。


でも、他のキャラクターとも写真は数回撮ったけど、ピノキオのような「提案」はされなかった。

別に、こういう風にするようにキャスト教育がされているわけではなく、ピノキオが特別に気が利いた奴だったようだ。




午後1時ごろ、ディズニーランドへ移動。



こちらも雨なので、適当に食事を挟んで雨宿りなどしつつ、まずは全体をざっと回ります。

翌日もう一度来るので、子供が概要を把握できるように、と言うことが中心。



雨でとにかく寒かったので…昔の経験が役立ちます。

僕、大学が千葉だったので、ニューイヤーカウントダウンパーティーで入って、寒い思いをしたことがあります (^^;;


寒いときは、「魅惑のチキルーム」がオススメ。人気無くて空いている上に、屋外の公演待ちスペースは、岩に見せかけたベンチの中にヒーターが入っているから。


#でも、スティッチをフィーチャーすることで、昔より人気出ているようですね。


また、スプラッシュマウンテンふもとのレストランも穴場です。

内部が非常に広いので…店員の目の届かないところで寝ていても問題なし。

外のトイレが混んでいても、レストラン内のトイレは余裕あるし。

(基本的にはレストランの客しか使わないからね。…誰でも使えるようになっているにもかかわらず)


余りの寒さでキャプテン EO もすいていたので、それを見てこの日は終了。




リゾートライン(モノレール)でホテルに戻ります。

子供はこれにも大喜び。長男は乗り物を見るのが好きで、長女も長男の影響で無意味にはしゃぎまわってる。


ホテルの部屋は…一番端に近いところ。エレベーターホールから結構歩きます。

まぁ、一番安い部屋だから仕方が無いでしょうね。


ただ、多少の救いはあって、端のほうに近づくと、床の絨毯の模様が少し変わります。そこには、隠しミッキーが…。

うちの子は気づいて喜んでいました。安い部屋で無いと得られない喜びです。


また、一番端は、一番リゾートライン、およびリゾートクルーザー乗り場に近いところでもありました。

これも、子供は結構喜んでいました。



さて、今回の「ネタ」であるホテルの使い心地。

一番安い部屋だから、ということもあるけど…まぁ、期待ほどではありませんでした (^^;;


子供向けのパジャマ、なんかキャラクター入ってる事を期待していたけど、入ってなかった。

アメニティである歯ブラシとかも、キャラクターの「箱」には入っているけど、歯ブラシ自体は普通のもの。


キャラクター入っていたら、保育園でも使おうと思ったのに。


使い捨て(と言うことは持ち帰り OK )のスリッパには、ミッキーマウスの顔が入っていました。

なぜか次女(1歳半)がこれを気に入り、眠る時までずっと抱きかかえていました。



風呂、トイレの入り口には「魔法使いの弟子」で登場した、バケツを持ったほうきの絵が…。

彼らは、「水汲み」を命令されていましたからね。水周りには最適の絵柄です。

そういえば、ルームメイク担当者を伝えるカードにも、ほうきが描かれていました。


で、ライティングデスク(兼ドレッサー?)の前の鏡には、魔法使いのミッキーの絵が。

僕は「魔法使いの弟子」が好きなので(僕自身「魔法使い見習い」を名乗ってますし)、この絵柄はなんとなく嬉しい。


このライティングデスク、脇の照明が調光機能付です。

でも、寝るときに暗めに明かりをつけておこうと思ったら、うまく働きませんでした。


照明の中見てみたら、電球型の蛍光灯使ってました。これじゃ無意味。

(電球は電圧を落とせば暗くなりますが、蛍光灯は電圧を落としてもあまり明るさが変わらず、ある電圧を境に消えるだけ)


いい雰囲気が台無しですよ。高級ホテルとしてはお粗末。




翌朝。


6時半には起きよう、と思っていましたが、いつもの癖で5時半には目が覚めます。

皆を起こさないようにそうっと起き出し、ガイドブック片手に「今日の予定」を頭の中で整理。


6時前には長男も起きました。

6時ごろから、ディズニーリゾートラインも動き出します。時々走っているのを見て、興味深げ。


7時にはホテルのレストランが開きます。

予定が詰まっているので、5分前には部屋を出て、レストランへ。


レストラン近くに来たら、他の宿泊者もいっぱいいるので、入れるかな…と心配になりましたが、杞憂でした。

多くの人の目的は「シェフミッキー」。食事テーブルの近くにキャラクターたちが来てくれるレストランですが、高いです。


えーと。一番安い部屋に泊まっている貧乏人としては (^^;; 「Tic Tac ダイナー」が狙い。

ファーストフードショップです。朝のメニューは、サンドイッチ(サブウェイ的な)か、ホットケーキ(ミッキーの顔が焼き印してある)か、フルーツパイ(ミッキー型)の3種類だけ。

でも、飲み物とサラダの付いたセットで1200円。ファーストフードにしては高い。


ファーストフードなのでテイクアウトして部屋で食べることもできるけど、ここはイートインで。

せっかくなので雰囲気を楽しみます。


この店、「ファーストフード店」ではありますが、そこは高級ホテルの従業員が店員をやっているのですから、客の扱いが非常に丁寧です。

注文したサンドイッチは目の前で作ってくれますが、子供が興味をもって覗き込んでいたら、作っている工程を説明しながらやってくれる。




子供がいるとファーストフードでもすぐには食べ終わりません。

店を出たのはもう8時前。部屋に戻ってすぐに支度をまとめ、チェックアウト(あらかじめカードを提示しているので、部屋を出た印をつけるだけでよい)は8時過ぎ。


二手に分かれることにしました。

僕は車をディズニーランドの駐車場へ。妻は子供を引き連れ、リゾートクルーザーでディズニーランドへ。

分かれたのは、子供が3人もいると、チャイルドシートに座らせ、降ろすだけで一苦労だからです。


ランド正面ゲート前で落ち合ったのは、丁度8時45分。

落ち合ってすぐにゲートが開きました。

この時間に入れるのは、ホテル宿泊者だけの特典。



でも…。ちょっと不安になります。

公式ページに拠れば、早く入れることはできても、この時間に動いているのは「モンスターズインク」だけのはず。

ホテルの宿泊者だけ、といっても、ざっと見て3000人くらいはいます。全員が同じところに向かったら、すぐに行列になるはず。


実際のところは、この時間は「ファーストパス」の発券のみでした。

公式ページに書いてあることと内容が違いますが、まぁ、こちらのほうが妥当な運用かと思います。

でも、それなら公式ページの記述も直せばいいのに。



ファーストパスを受け取り、先にすすもう…と思いましたが、これはダメ。

開園時間までは、ワールドバザールから先には行けません。


しばらく待って規制が解かれても、子供連れで歩いていると、開園時間に入った人たちに追い抜かされる始末。

15分のアドバンテージって、子連れにとってはほとんど無意味。




長女が「クマのプーさん」が好きなので、プーさんのハニーハントへ。

開園直後なのもあって、待ち時間は10分程度。

(子供向けのライドと考えていましたが、大人も楽しめるくらい「よく動く」物でした。…長女は、「怖かった」ようです)


開園直後に入った、と言う効果もこの程度。あとは段々混んで、普通のディズニーランドです。


ところで、「混んでなさそうな日」を目標に11月18日を設定したのですが、この日は「ミッキーマウスのお誕生日」でした。

…だからと言って、混んでいたのかどうかは不明。

たぶん、「ミートミッキー」は平日にしては混んでいたのですが。


#午後になってから行きましたが、会えるまで70分待ちでした。

 ミッキーに「お誕生日おめでとう」と言ったら喜んでいたよ!



あとは「普通に遊んだ」だけなので割愛。

子供たちはトムソーヤ島が楽しかったようです。


子供たちが、トゥーンタウンのジェットコースターを楽しめるようなら、ホテルでもらった FP チケットで「スプラッシュマウンテン」でも行こうかと思ったのですが、怖がっていたので取りやめ。

ホテルでもらった FP は、「別に行こうと思ってなかったけど」、バズライトイヤーのアストロブラスターに使いました。


#「モンスターズインク」は、ゲームなのに得点が無くて不満。

 「アストロブラスター」は、得点はあるが、ゲーム自体がわかりにくい(どこを狙っているのかわからない)のでゲーム自体がいまいち。

 …というのは、元ゲーム屋の僕の感想。

 長男はそれなりに楽しんでいた。長女と次女は、どちらも怖がっていた (^^;;





というわけで、ホテル情報を中心に日記をまとめてみたのですが、子連れではホテルに泊まるメリットは余り無いみたい、と言うのが結論。

用意された特典は、余り意味が無かったからね。


もっとも、「移動距離が短くて済む」と言うのはメリット。子連れで移動は大変だから。

FP チケットも、子供がジェットコースターくらい乗れる年齢なら使い勝手があるのだけど、そもそも FP 対応のアトラクションが少なすぎるので…




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