目次
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2011-05-31 Smalltalk,Squeak, Etoys, and Scratch!
2011-07-22 3連休
2011-08-04 家族旅行
2011-08-04 家族旅行2日目
2011-08-17 ポケモンな1日
2011-10-06 ジュエルペット
2011-10-09 ピューロランド
2011-12-22 リモコン当たった
2012-01-05 あけましておめでとうございます
2012-01-05 最近のうちの子
2012-02-01 インフルエンザ
2012-02-02 人工衛星
2012-02-06 ビデオ圧縮
2012-02-24 親戚いっぱい
2012-02-27 おゆうぎ会
2012-02-29 閏日
2012-03-06 冒険遊び場
2012-03-06 B型
2012-03-14 次女発熱
2012-03-18 女の子向け
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altoの紹介(うわっ、1999年に書いた記事だ)の時に書いたが、Smalltalk というプログラム言語がある。
今では当たり前になった「オブジェクト指向プログラミング」の思想を実現した、最初の言語だ。
プログラムを簡単にする方法として、アラン・ケイは「オブジェクト指向」という基本的アイディアを示した。
Smalltalk は、これを「実験的に」実装したものだった。
実験してみたら、アイディアの不備もわかる。さらに良いアイディアも出る。
Smalltalk は、「言語」と言っても、OS に相当する部分を含む。
アプリケーションも全て Smalltalk で書かれている。
ライブラリ(オブジェクト)なども全て Smalltalk で書かれている。
インタプリタ言語なので、OS 部分のソースを読んで、自分で手を加えることも可能だ。
言語の仕組みそのものである「処理系」は Smalltalk では書かれていないものの、Smalltalk で書いたものを別のコンパイル言語に「コンバート」し、コンパイルすることで処理系を作ることが出来る。
つまるところ、Smalltalk を覚えた人間は、Smalltalk の全ての動作に手を加えることが出来る。
不備のあったアイディアや、後から出てきたアイディアは、どんどん Smalltalk に反映されていった。
Smalltalk は拡張を繰り返しながら充実し…現代的なオブジェクト指向言語に「必要な要件」は、大体このときに出揃っている、と考えても良い。
(後に C++ が導入したアイディアや、別の言語が導入したアイディアもあるが、それらは実のところ「些細な」問題だ)
Smalltalk は、実にすばらしいものだった。
…というか、アラン・ケイとその周辺が「すばらしい」と喧伝した。実際はどうだったか知らない。
だって、長い間非常に高価な商用システムしかなくて、一般人が触れる機会なんてなかったもの。
一般人は、Smalltalk のアイディアを C 言語に持ち込んだ「C++」でオブジェクト指向を勉強するくらいしかなかったけど、これは余りすばらしいとは思わなかったな。当時は。
もちろんオブジェクトが作れることは便利なのだけど、Smalltalk のようなエレガントさ…誰にでも使える単純明快さは、C++ にはなかった。
アラン・ケイと仲間たちは、Apple が販売していた商用の Smalltalk-80 をベースにして、新しい「フリーの」Smalltalk を作り上げた。
これが、Squeak 。
無料で配られているけど、Squeak というのは「商品名」だ。言語としては、Smalltalk になる。
(アラン・ケイが作った Squeak と言う言語、という書かれ方を散見するが、微妙に間違っている)
Squeak が作られた目的は、子供向けにプログラミングの教育を行うためだ。
ここはちょっと説明が必要。
そもそも、Smalltalk のアイディアの一部は、Logo から来ている。そして、Logo は「実用にする」言語ではなく、子供の教育のための言語だった。
だから、アラン・ケイも Smalltalk を子供たちに使わせた。
そして、子供にとってわかりにくい部分などを「言語の欠点」として修正した。
この過程で、Smalltalk は「使いやすさ」を獲得していった。
Squeak は、これを再びやるための環境だった。
…先に挙げた alto の記事では、最後に Squeak を紹介して終わっている。
しかし、アラン・ケイたちは、すぐに Squeak では十分でない事を知る。
コンピューター自体が珍しく、触っているだけで子供たちが熱中した時代なら Smalltalk があれば十分だったかもしれない。
でも、今の時代はコンピューターゲームなんて当たり前だし、複雑なプログラムを楽しもう、なんてことは難しいのだ。
そこで、EToys が作られた。
(商標の問題で、Squeak EToys と呼ばれることもある。表記も eToys だったり etoys だったり、かなりいい加減。)
実のところ、EToys は Smalltalk 上で動作するアプリケーションだ。
現状では、Smalltalk のフルセットに EToys がインストールされた形で配布されている。
EToys では、環境を起動するといきなり自動車の絵が動いている。
そして、それを動かすプログラムも表示されている。
プログラムの数値部分を適当にいじると、車の動きも変わる。
とりあえず「テレビゲームにしか興味がない」ような子供でも、引き込むための「掴み」の部分を持っているわけだ。
EToys はよくできていて、あらかじめ命令が書かれた「タイル」を並べるだけでプログラムを組むことが出来る。
タイルは人間にわかりやすいように書かれていて、多言語化もされている。
つまり、英語環境で組まれたタイルでも、日本語に変換して表示できる。
EToys は、「タイルで作られたプログラムを実行するアプリケーション」ではない。
タイルで作られたアプリケーションを Smalltalk に翻訳し、出来上がった Smalltalk プログラムを実行するアプリケーションなのだ。
だから、タイルで組んだものを Smalltalk のプログラムとして表示することも出来る。
アラン・ケイたちは、どうも Smalltalk の入門用として EToys を作ったようだ。
先に書いたように、Smalltalk は OS 部分を含む。
そして、Smalltalk は、世界で最初の GUI OS と言っても良い。
…つまり、操作方法が非常に古臭い。
EToys も、独自の古臭い GUI 作法で動いている。
Windows の操作に慣れている人でも、最初は戸惑って何も操作できないだろう。
Scratch は、アラン・ケイとは別のグループ(MIT)が、EToys と似たようなものを作ろうとして、Squeak をベースとして作り上げた環境。
別々に活動しているが、お互いに良い影響を与え合っているようだ。
EToys は、タイルでプログラムを組む、というわかりやすい方法を導入してはいるが、これは「キーボード入力の手間を省いた」程度の話で、実のところそれほどわかりやすくはなっていない。
Scratch では、タイルの形を工夫している。
プログラムの主要な流れである「連接」は、ジグソーパズルのような凹凸があるタイルで表されている。
また「繰り返し」や「条件分岐」は、 匚 のような形のタイルの中に、他のタイルをはめ込む形で表現される。(中にタイルを入れると、左の縦棒部分はどんどん延びる)
秀逸なのは、「永久ループ」の下には「連接」のための凹凸がないこと。
これによって、永久ループの下に命令を組むことは出来ないことが、視覚的に表現されている。
(詳しくは、この日記に付けられた画像を見てください)
他にも、条件式を入れる部分は六角形になっていて、条件式のブロックは六角形で表現されるとか、数値部分は長丸になっているとか、「そこにしか入らない」ことが視覚的にわかりやすい。
そして、形だけでなく色でも表現されているので、たくさんのブロックをつなげても構造がわかりやすい。
また、Scratch は、「現代的な」GUI 作法に従っている。
初めて遊ぶ子供でも、普通の GUI に慣れてさえいれば、それほど戸惑わない。
最も特徴的なのは、Scratch で作ったプログラムの発表の場を設けていること。
作ったプログラムは、すぐに WEB にアップロードでき、WEB 上の Java で動作する「Scratch インタプリタ」によって、誰でも見ることが出来る。
(習作で作ったゲームを発表してみた。…Java で動くと遅くてつまらないな…)
それどころか、ソースをダウンロードして「リミックス」を発表することもできる。
面白いプログラムは、複数の作者の手によって、どんどんバージョンアップされる。
これは、子供にとっても刺激的なことだろう。
もちろん、Scratch はいいことずくめではない。
タイルによるプログラムは、EToys よりも「簡略化」されている。
これは、わかり易さを目指してのことだろうが、表現力を削いでいる結果にもなる。
特に、初心者にはわかりにくい「オブジェクト指向らしさ」をなくしてしまっているのが難しいところ。
ハードルが下る一方で、ゲームなどを作り始めるとすぐに足枷になる。
インスタンスの生成も、メソッドも、パブリックなプロパティもないのだ。
大域変数はあるし、全てのオブジェクトに対する「メッセージ送信」と、「メッセージ起動されるプログラム」は作れるので、メソッドとプロパティの代用は出来る。
でも、インスタンス生成がないのは辛い。
Scratch では、画面に対する「描画」は、基本的にオブジェクトを定義することで行う。
つまり、インスタンスが生成できない、というのは、キャラクターが自由に表示できないことと同義なのだ。
これはゲーム作成の上では、かなりの足枷だ。
じゃぁ、足枷を感じたら別の言語に乗り換えられるか、というと、これも難しい。
EToys なら、Squeak に乗り換えやすいのだが、Scratch は「完全に閉じている」ために乗り換えられないのだ。
Scratch はプログラムの入門用言語としてよくできているが、将来を保証することは何も考えられていない。
と、急にこんな比較を始めたのは、子供に何かやらせてみたいと思ったから。
長男が小学校から帰った後、少しつまらなそうなので。
いろいろ検討して、Scratch を遊ばせて見た。
最初に用意されているサンプルキャラクター(スプライトオブジェクト)である「猫」に命令を出してみる。
最初はマウスカーソルを追いかけるプログラムを作って遊ぶ。
なんとなく理解したようで、いろんな部分の数値を書き換えて遊んでいる。
一気に 100000000 ドットとか動かして、画面の端にぶつかって震えるのを見て笑ったりしている。
でも、大人には無意味に思える事を試して笑うことが大切。
そうやって意味を覚えていくんだ。
自分で背景やキャラクターを描ける事を教えたら、背景をぐちゃぐちゃ描き始める。
最初は無意味だったが、やがて迷路のようになり、その中の一箇所に「花」を描いた。
僕がこれを受けて、迷路の壁は越えられないが、矢印キーで自由にキャラクターが動かせるプログラムを作る。
Scratch では「キーが押された」時に起動するプログラムを指定できるので、非常に簡単。
「常に」動いているプログラムに、「壁がなければ進む」ことだけ指定しておいて、矢印キーの各キーに、それぞれの方向を向かせる、たった1タイルのプログラムを割り振るだけ。
(日記に付けられた画像はこのプログラム)
最後に、「花」を切り出して新たなスプライトを作り、キャラクターが衝突したら音を出すプログラムを仕込む。(スプライトの衝突は、1タイルで簡単に検出できる)
なんとなく、花まで行くとゴールしたような感じになった。
花の上を歩くと、音が激しく鳴り続けるのを聞いて、長男はゲラゲラ笑っていた。
プログラムが楽しい、と思えればそれでいい。
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別年同日の日記
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金曜日だと言うのに、先日の土~月の三連休の話。
土曜日。家族で海へ。
長女(4歳)が7月頭くらいから行きたがっていたので、今年は夏休み前から海です。
昨年、平和に海遊びする方法を確立したので、大丈夫…なはずだった。
昨年の実績で、案外駐車場が混まないことを知ったので、少しゆっくり家をでる。
とはいえ、8時半には駐車場に着く。
市営駐車場に停めた後で、近くにタイムズの駐車場発見。
20分100円、上限1500円らしい。市営駐車場は1時間400円で上限なしなので、タイムズに停められるならそちらに停めたほうが良い…が、タイムズ駐車場、入り口がわからない。後で地図を見ても、大きく迂回しないと入れない位置にあるとわかった。
とにかく海遊び。
去年は何も持ってこなかったが、今年はお砂場セットや水遊びのセットを持ってきた。
長男(6歳)、長女(4歳)が、1~2個づつスコップやカップを持って遊んでいるが、次女(2歳)は、それ以外のすべてを入れた袋をつかんで離さない。
しかも、次女がしばらく遊んでから、急に「おかたづけするー」と言いながら、出ているものを袋に入れ始めた。
どうしたのかな、と思っていると「おかたづけした。おうちかえる。」
なんで? まだ遊ぶよ? と言っても、帰るの一点張り。どうやら海が怖いらしい。
去年は(なにもわかってなかったこともあって)楽しく遊んでいたのに、これは予想外。
結局、帰りたがる次女は妻がテントで面倒をみて、僕が長男・長女と遊ぶ。
2時間ほどあそんで、帰ろうと声をかけると「まだあそびたい」という。
じゃぁもう少し…を繰り返しているうちに、日が高くなってきた。じりじりと暑い。
結局、3時間近くを過ぎ、駐車場を出たのは12時過ぎ。1600円取られた。タイムズ駐車場は1500円上限…
案の定、「やけど」レベルに日焼けしていました。日焼け止めは塗っていたのだけど、水に何度も浸かったし、流されてしまったようだ。
でも、今回は僕だけではない。長男と長女も痛がるくらい日焼けした。
だから、次に海行く時には日が高くなる前に帰る、と言う約束が出来た。
というわけで、今年はあと2回くらい行くかな?
日曜日は、日焼けの痛みで消耗しており、だらだらと過ごす。
そして、月曜日。
3日間家であそんで散らかったので、子供たちに片づけを命じる。
命じる、って言ったって、親がほとんど片付けるのだ。6歳以下に多くは期待していない。
でも、この日はちょっと違った。
子供の遊び部屋の片隅に、大きなダンボールで作ったダンボールハウスがある。
これ、4年前の1月に、当時まだ2歳だった長男のために妻が作ったもの。
妻の友人が泊りがけで遊びに来るため、通販で布団を買ったらとても大きな段ボール箱で送られてきた。
こんな大きなダンボールは珍しいから…と、僕が仕事で外出している間に作り、帰宅したら立派なものが置いてあった。
どれくらい立派だったかと言うと、「どうせこんなもの、すぐ壊れるだろう」と思っていたら、4年半も壊れずに残っていたくらい。思ったより強固でした。
長女の生まれる前からあったダンボールハウス、最近では長女の「秘密基地」になっていました。
4年半の間に、別途入手した大きなダンボールで妻が増築したため、奥で曲がって2部屋になっています。
そこに何でもかんでも持ち込み、長女・次女で遊んでいる。
自分のお気に入りの(脱いだ)服とか、かわいい絵の描いてあったお菓子の袋とかを持ち込むこともある。
…ゴキブリでも出るんじゃないかと、1年ほど前から妻が怖がり始め、最近は通称「魔窟」と呼ばれていました。
これが、以前からお片づけの邪魔。
LEGO ブロックとか、クレヨンとかも持ち込むうえ、奥が曲がって大人が入りにくいので、取り出すのが大変なのです。
今までにも何度か「壊そう」と呼びかけていたのですが、当然長女は猛抗議。そのたびに延命してきました。
この日も、いつものように気軽に「壊そう」と言うと、長女は「じゃぁ、わたし壊すーっ♪」と、いきなりダンボールハウスを拳で殴り始めます。
思わず「えっ 壊していいの?」と聞きなおしても「いいよー♪」とご機嫌で殴り続ける。
というわけで、解体。
本当に強固に出来ていたので、子供の力だけではとても壊れず、僕が大まかに分解したものを、子供がさらに壊す、と言う作業に。
30分程度で完全解体、紐で縛って部屋の隅へ置かれました。
別年同日の日記
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8月1・2日で、箱根へ家族旅行に行ってきました。
事の起こりは昨年の秋ごろ。
長女(4歳・当時3歳)が乗り物の絵本を見ながら、ロープウェイやケーブルカーに「のりたい」と言ったこと。
いや、3年前に乗ってるから、と言ったところで意味はない。
3年前は、長女は赤ん坊で記憶があるわけがない。
そこで、家族旅行の写真を引っ張り出して見せてみたが、「(長男)だけ乗ってずるい!」となった。
自分も写真に写っているが、赤ん坊なので認識できていない。
というわけで、また行こうね、と約束だけしておいた。
そんなわけなので、子供を3人抱えての旅行でも、車は使わず公共交通機関を乗り継ぐ。
朝6時起きで、大船駅へ。JRで小田原まで。そこでフリー切符を買って小田急で箱根湯本へ。
登山鉄道に乗って、まずは彫刻の森美術館まで。
彫刻の森美術館は、子供のころに来て楽しかった思い出がある。
当時で覚えているのは、透明プラスチックで作られたジャングルジムと、ステンドグラスの高い塔、鉄の箱から地下に入り、暗いところを歩いてガラスの箱から出てくる「彫刻作品」だった。
また、大学時分にもサークルの「夏合宿」(といいつつ遊ぶだけ)で来た。
このときには、企画展で Apple Macintosh を使用したコンピューター芸術展をやっていたように思う。
実のところ、これを見て「将来 Mac ユーザーになる!」と決めたのだ。
(実際後に Mac を買ったし、今でも好きではある。でも、普段使っているのは Windows と Linux だ)
さて、現代の話。
WEB で調べて事前に知っていたが、透明プラスチックのジャングルジム…「シャボン玉のお城」は、リニューアル工事中。
でも、子供たちは最初から興奮気味。
なぜなら、事前に彫刻の前知識を仕込んでおいてあるから。
彫刻の森の WEB ページに、子供向けの Flash 絵本がある。
この中に、彫刻の森に置かれている彫刻が、キャラクターとしてたくさん登場する。
彫刻の森に来れば、当然それらの「インパクトのある造形の」キャラクターに、実際に会えるわけだ。
「あっちに、あかいろさんとくろいろさんいた!」とか、「ピカピカボールさんみつけた!」とか、「おおきなおねえさんだ!」とか、「てつのおにいさんはどこ?」とか…
ちょっと親しみを持つだけで、芸術鑑賞はずっと面白くなる。
ところで、大学のころまで、芝生に入って、彫刻に触れても良かったように記憶しているのだが、それらは禁止されていた。ちょっと残念。
てつのおにいさんと、絵本にあるように手をつないで記念撮影しようと思っていたのに。
子供たちの一番のお気に入りは「ネットの森」。
ニット作家が作った巨大なハンモックで、積層構造を上っていくジャングルジムでもある。
ジャングルジムだけど、落ちても痛くない。全体が「セーフティーネット」だから。
そして、一番上ではネットが広場を作り、端のほうでは斜面になっているので、滑り台のようにも遊べる。
下にはボールがぶら下がるように編みこまれているので、ボールにつかまったりして遊ぶこともできる。
「虹色の世界にきたみたい!」と長男(6歳)長女(4歳)ともに大興奮。
次女(2歳)は、まだ恐がって中に入れず。
でも、タイヤチューブにニットをかぶせたものを「ドーナツ」と呼んで遊び、これも楽しそう。
僕の子供のころの思い出にもあった「ステンドグラスの塔」は、上ってみたら思ったよりも恐かった。
長男は途中で「恐いからもう降りる」と言い出したくらい。結局一番上まで登れたけど。
現地に行って「そういえばあった」と子供のころの記憶が思い出されたのが、星型の迷路。
でも、子供心にあまり面白くなかった思いがある。
うちの子たちも、それほどは楽しんでいなかった様子。
企画展スペース…大学のときに Mac 展をしていた所では、「コロコロゴロン」という展示をやっていた。
いくつかの、触ってもかまわない彫刻をおいてあり、子供に楽しんでもらおうと言うもの。
巨大滑り台と、穴が開いていたりトランポリンだったりする落とし穴? の展示が気に入って、ここも長時間遊んでいた。
「最後にもう一度」というのでネットの森に行き、そろそろ宿に向かわねば、と言う時間からさらに見ていない彫刻を見に行ったり、鯉にえさをあげたり…
彫刻の森を出たのは、予定の1時間半遅れだった。
そこから登山電車で強羅まで、ケーブルカーで早雲山まで、ロープウェーで桃源台まで進み、徒歩(5分)で湖尻まで。
さらにバス(フリー切符はつかえず、410円)で15分いくと、竜宮殿前バス停がある。
竜宮殿、がこの日の宿である。
プリンスホテルグループの和風旅館で、安宿…という微妙な位置づけ。
値段の割にはよかった。
和風旅館だけど、部屋付きの仲居さんはいない。ここら辺はホテルの感覚なのかもしれない。
でも、ネットでの評判を見ると、仲居さんが付かないこと、食事の際の仲居さんの態度があまりよくない事がかなりマイナス評価につながっている。
別料金だけど家族風呂もあった。というか、家族風呂が決め手でここを選んだのだけど。
ちゃんと時間予約制で、行けば入れる。当たり前だけど、3年前の箱根旅行ではそうではなかったので、ありがたい。
長くなったので、2日目は別記事に。
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別年同日の日記
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2日目は、基本的に「帰るだけ」の旅。
もし時間に余裕があったらどこかに寄ってもよい、と言うつもりで下調べはしてきた。
でも、最初から寄るつもりはあまりなかった。
宿を出たのは10時。
バスで元箱根まで行く(310円)。ここから「箱根海賊船」で、桃源台まで。
最初から桃源台に向かってもよいのだが、今回の旅の目的は「乗り物を楽しむ」なので。
桃源台からロープウェーで大涌谷まで。2日目の唯一の目的地。
ちょうど12時だったので、レストランが込む前に昼飯にする。
…大涌谷ロープウェー駅に付属のレストラン、あまりお勧めしません。
店員が、まったく気が利かない。
平日だから「いつも以上に」忙しかったと言うこともないと思うのだが、何から何まで待たされて…いや、待つと言うよりは放置されていて、子連れには先の予測ができなくてつらい。
名物であるカレーは悪くありませんでした。
が、ノーマルよりも甘口のほうがおいしかった。辛いのが好きな妻でもそういっているのだから、僕が辛いのだが苦手だ、とか言う話でもありません。
展望レストランだったのだけど、窓の外は何も見えず。…一面の霧でした。
3年前も、非常に天気が悪くてなにも見えなかった覚えが…。
でも、食べている間に晴れました。先に食べて正解だった。
食べ終わり、よく晴れてきたタイミングで外へ。
大涌谷を登ります。
15分ほど歩けば、茶屋がある。ここで黒たまごを購入。
前回「おいしかった」という記憶がある長男は、「ぼく3個食べる」と張り切っている。
でも、とりあえず5個パックを1袋。お昼ごはん食べた後だしね。
5人家族なので1人1個…はあっと言う間に食べ終わり、1袋追加購入。
2個目は熱くてなかなか剥けず、食べるのが遅くなったけど、「3個目食べる」という長男の要望で、3袋目購入。
食べ終わって満足した長男、「これで死ななくなるんでしょ?」
いや、死なないじゃなくて「死ぬまで長生き」だから。説明したが、どうも冗談が理解できていない様子。
ところで、3年前の日記に「キャッチコピーが変えられてしまっていて残念」と書いたが、今年はこのキャッチコピー自体を見かけなかった。
「薬事法が厳しくなったから、うかつな効用をいえなくなったんじゃない?」と妻。そうかもしれない。
ロープウェーで強羅まで降り、登山鉄道へ。
登山鉄道は混んでいたが、次女を抱えた僕を見て、親切な方が席を譲ってくれた。
そして、眠そうな長女を見て、隣の方も席を空けてくれた。好意をありがたく受け入れる。
長女は座ってすぐに寝てしまう。
しばらく運転席を眺めていた長男も、やがて眠そうになってきたので、僕と席を替わる。
さて、次女は抱えていないと仕方がないし、長男・長女とも寝てしまった。
この後の乗り換えどうしよう…と思っていたら、長男の隣に座っていて「寝るんならよっかかっていいよ」と肩を貸してくれていたおばあさんが、終着駅で長男を起こす。
眠いながらも長男は自分で移動。これで乗り換えは何とかなった。
小田原到着が4時少し前。
長女も目を覚ましたので、駅のコンビニでおやつを買い込んで JR へ。完全に帰途へつきました。
移動を楽しむたびだったので、基本的に「寄り道」は1日1箇所だけ。
でも、非常に楽しいたびでした。
長男・長女は「来年も彫刻の森行く」と今から言っています。
工事中で遊べなかった「シャボン玉のお城」で遊びたいんだそうです。もちろんネットの森もね。
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8月15日は長男の誕生日(7歳)。
昨年は本人もまだ保育園児だったせいか、ポケモン好きでありながら誕生日プレゼントにはプラレールを選んでいた。
でも、今年はずいぶん前から「ポケモンカードゲームが欲しい」と熱望。
小学校が夏休みで暇そうにしているのもあり(親が仕事を邪魔されるのがいやなのもあり)すこし前倒しで「ポケモンカードゲーム はじめてセット BW」をプレゼントする。
テレビ番組でルールを把握していたとはいえ、初めて戦ってみると勝手が違う。
「いろいろ知っているから強いよ」と自称していたが、父である僕との対戦でボロ負け。
でも、数回やるうちに(アドバイスしたこともあって)あっという間に腕が上がり、それなりに戦えるようになってきた。
十分なじんだところで、誕生日当日。
以前から見たがっていたポケモン映画に連れて行く。
昨年は長男だけがみたが、今年は長女(4歳)も見たがるので、子供2人分の前売り券を買ってある。次女(2歳)にはまだ早い。
ついでに、ポケモンセンター横浜にも連れて行ってやろう、と以前から計画していた。
そして、ランドマークタワーで行われているポケモンイベントに参加し、景品のトイレットペーパーをもらう、という妻の計画もあった。
朝、子供が起きる前に下調べ。
長女はレシラム派だが、長男はゼクロム派。
今回は「長男に映画を見せる」のが目的で、長女はおまけなので、ゼクロムで。
横浜の相鉄ムービルで朝10時からゼクロムをやっている。
じゃぁ、それを見てから桜木町に移動して、ポケモンセンターに行くとしよう。
10時だと、映画前におやつを食べないといけないだろう。家を8時半には出たい。
となると、いつもの平日のスケジュールで動く必要があるな、と画策。
子供たちが起きてくる。朝ごはんをたべさせて、洗顔、着替えさせて…
いよいよ出発の段になって、長男と長女が「ゼクロムとレシラムどっちを見るか」と話し始めた。
長女「ぜったいレシラム~!」
長男「ぼくもレシラムがいい~!」
…えぇーっ なんだってーーーっ!!
ちょっとまて、この前までゼクロムって言ってたろう、と長男に聞く。
先日テレビで双方の映画の冒頭15分をやっていたのだが、レシラムの冒頭にはゼクロムが出てくるのだそうだ。対して、ゼクロムの冒頭15分にはレシラムもゼクロムもでてこない。
「最初からかっこいいのがでてくるから、レシラムがいい」と長男の弁。
あわてて映画館を調べなおす。
ワールドポーターズのワーナーで、14時からレシラムをやっている。
じゃぁ、午前中にポケモンセンター行って遊び、午後は映画にしよう。
電車で桜木町に付いた時点で、子供たちはおなかがすいて元気がなくなっていた。
とりあえずおやつ食べよう、と言いながら、ランドマークタワーへ。
タワーの前に、ポケモンイベントの宣伝が出ていて、初めて今日の目的を知る子供たち。
どこでおやつを食べようかと歩いているうちに、イベント会場の一つが見えた。
(全国でイベントを行っているが、大抵は1箇所の広いイベントスペースでの行事。
しかし、ランドマークでは、各階に分散している。全館回ってもらう目論見なのだろう。)
朝早いこともあって空いていたので、先に遊んでしまう。
ポケモンキャラはすでに全種類そらんじている長男の活躍で、全員高得点。
(特に、何もできない次女は僕が手伝ったため、最高得点。最終評価では長男・長女は同じランクだったが、次女は上のランクだった。これには長男から「ずるい」と不平がでる)
トイレットペーパーをもらい、妻も喜んでおやつ食べに行く。
目の前にアンナミラーズがあったので入ってみました。
じつは入るの初めて。話題になったのは大学のとき、もう20年も前。
あの時、後輩たちが「純粋にうまいので、いろんなうわさもあるが色物だと思わずに一度食べるべき」と言っていたが、本当にうまかった。
ポケモンセンターへ移動。
お誕生日を証明できるものがあると特典がある、と知っていたので、保険証を持ってきてあった。
長男がなにやらわかってないうちに、お誕生日専用カウンターへ。
ここで、ポケモンカードゲーム…を特大に引き伸ばした形の、特別なバースデーカードをもらって、長男はすごくうれしそう。カードゲーム始めたばかりだからね。
「この技、強いけどカードが大きいからゲームに入れられない~」と長男。
いや、そんなに強いとも思わないのだけど、とにかくうれしくて、照れくさくて、いろいろと話し続ける。
その後「せっかくだから」と妻が長男・長女に一番くじを引かせてみる。
一等のトースターがあたるといいな、といいながら。
もちろんはずれ。
でも、一番はずれの景品でもそれほど悪くない、ということを確認してから引いているので、問題なし。
長男はポケモンカードのコーナーへ。
自分のお小遣い使うなら買ってもいいよ、と言ってある。
「ビクティニのデッキ欲しい」と言うが、それは止める。本人には言っていないが、実は誕生日プレゼントの「第2弾」として買ってあるのだ。ただ、ゲームに慣れていないのでまだ出していないだけ。
拡張パック2枚と、デッキケースと特別なカードが1枚付いた「ポケモンセンター特別パック」を購入。
長男が選んでいる間に、長女も「私お人形みたい」と言うので、本人の行きたいほうに行かしてみる。
先ほど通ったぬいぐるみコーナー…一番安いのでも千円はしたはず…と思っていたらぐんぐん進んで、「コレ」と示したのは、実物大のツタージャぬいぐるみ。5900円也。
いや、それは予算オーバー。長男が自分のお小遣いで買っているのに、長女にこんな高いものは与えられない。
あわてて塗り絵など見せると、ひらがな練習帳が気に入ったようで、購入。300円也。
次女は寝てしまったが、お土産にかわいい缶のドロップを購入しておく。これも300円。
1時を過ぎて、ワールドポーターズに移動。
わかっていたことだが、結構距離がある。ひたすら歩くが、暑さもあって子供はばて気味。
映画の前にお昼にしよう…と思ったが、1時を過ぎているのにどこも混んでいる。
まぁ、映画後にまた食べようと、喫茶店で軽食。
ここで急に、長女が「お母さんと一緒に映画見る」と言い出す。
…えぇーっ なんだってーーーっ!!
朝は、長男・長女ともに「お父さんと」と言っていた。
だからこちらもそのつもりで準備している。
長男はお父さんと、と主張し、二人で言い争いに。
そうしたら、意味もわからず次女が「わたし お父さんと!」と主張。
これで決着。
次女は映画を見に行かないのだ。長女がお母さんと映画、次女がお父さんと居残り、なら多数決で決まりである。
長男は多少不満そうだが、ここで納得しないと映画の時間に間に合わない、と言われて了承。
さて、次女とどこで過ごそう。
…結構、映画見る気でいたんだけどな。昨年も妻が連れて行ったから。
ワールドポーターズ内を歩くも、次女が遊べそうなところは無い。
2時間もあるのだから、意を決してランドマークタワーに戻る。
時間の都合で行かなかったポケモンイベント会場へ。
こちらは、縁日みたいなゲームコーナーが並んでいる。ポケモンセンターで購入したレシートがあれば、ビクティニのサンバイザーをもらえる、というので、もらうつもり。
書いていないが、今年のヨーカドーポケモンラリーは13日だった。このラリー、回を重ねるごとに内容が「しょぼく」なっているのだが、今回はついにサンバイザーがもらえず、景品も紙団扇だけだった。
サンバイザーは子供たちは楽しみにしていたのだが、それがここで手に入ることになる。
もっとも、もらえるのは1枚だろうから、ここで待たされている次女にやってしまえ、との腹積もり。
でも、ポケモンセンターのお姉さんはやさしかった。
「何枚必要ですか?」と聞かれた。子供の数もらえるの? と聞いたら、そうだという。
「じゃぁ、今映画観にいっている子がいるから3枚お願いします。」
映画がゼクロムだ、というと、ありがとうございますと頭を下げられた。
いや、こちらも人数分もらえてありがとうございます。
縁日風ゲームは次女には難しいし、無視。
ポケモンの風船人形とか、タペストリがあったりしたので、記念撮影。
…写真は撮ったけど、次女だけ行った、というのは他の子に内緒だな。
映画が終わればもう午後4時。
長女大興奮。妻によれば、2時間も注意力が続かないのではないかと危惧した次女は、ずっと食い入るように見ていたそうだ。
で、興奮が過ぎたらそのまま寝てしまった。同じころ、次女も寝たので帰ることにする。
電車で家の近所まで戻ってから、デニーズで夕飯。
デニーズでポケモンフェアやっているのを知っていたので。
ゼクロムとレシラムのオムライス。すごい名前だけど、黒っぽくしたドミグラスソースと、ホワイトソースがかかっているだけです。
で、これにはおまけがある。白いレシラムカップか、黒いゼクロムカップ(どちらもプラスチックのコップだけど)のどちらかがもらえる。
もちろん、レシラム派の長女は白、ゼクロム派の長男は黒。
でも、翌日から家で使っているのは、長男は一番くじで当てたガラスのコップで、長女はなぜか黒いコップ。
次女は白いコップをちゃっかり使っています。
とにかく、一日中ポケモン漬けでした。
別年同日の日記
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長女(4歳)の今のお気に入りは、ジュエルペットである。
ジュエルペットって何ぞや? って人も多いと思うが、低年齢層向けのキャラクター。
セガとサンリオが共同で作り上げたものだ。
元はといえば、1年半前の3歳の誕生日に、保育園でジェルペットの文具セットをもらったことに始まる。
でも、このときは何だかわかっていなかったし、自分も子供にこれが何かは教えなかった。
…自分としては、セガ社はちょっと縁のある会社なので、子供に教えたくなかった、という感情もある。
今年の2月ごろ、マクドナルドのハッピーセットにジュエルペットが登場した。
開始日前の予告テレビCM を見て「かわいい! これほしい!」という長女。
でも、これが何か知っているの? というと、わからないという。
何かわかったら買ってあげるよ、と約束したら、ハッピーセットの終了日直前に、自分の文具セットに書かれたキャラクターが同じものである、と「発見」した。
約束どおり、マクドナルドへいっておもちゃ購入。
終了日近かったので主人公キャラは売り切れているかな…と焦った。
ほしい、というキャラクターが売り切れていて泣かれても面倒だ。
行ってみると、主人公は残っていた。
でも、長女がほしがったのはサブキャラだった。
せっかく何者であるか認識したので、CATV のキッズチャンネルで、ジュエルペットのアニメを録画。
最初のシリーズの再放送を途中から見る。
自分もこのとき初めてアニメを見たが…
まぁ、なんというか、いい意味でB級な作品だった。
途中から見た、とはいえ、前半はポケモンを意識して作っているのがわかる。
多数の「かわいい」キャラクター、三悪の存在、時々勃発するバトル…
でも、女の子向けなので、主人公やその仲間の恋物語も入っている。
ところが、途中から三悪がレギュラーを降りた。
…この三悪のキャラ設定、申し訳ないが「いけてない」ものだった。
製作者側もそれを認識しておろしたのかもしれない。
で、その後の話は多少暴走含み。
「いい意味で」アニメ製作者側のやりたい放題。
ジュエルペットが魔法を使える、という設定から、急に主人公(主人公ジュエルペットの飼い主)を魔法世界の魔法学校に通わせ、悪と対峙するときに急に「魔法少女」に変身させたり、かと思えば仲間と一緒に戦うときには戦隊もののパロディーにしたり。
悪の首領は、ジュエルペットの猫。そして、悪のアジトにはコタツが置いてある。
最終回近くで登場する、悪の首領を倒すための「最終兵器」は、巨大コタツだった。
いや、これはこれで、ぶっ飛んでいて楽しい話でした。
低年齢向けアニメだけど、両親の世代の懐かしいもののパロディを盛り込んで、家族で楽しめるつくりだったから。
第2シリーズ。
ジュエルペットてぃんくる。
こちらは、ずいぶんと話のテイストが変わる。
行き当たりばったりの「やりたい放題」はしない。正統派の青春群像劇だ。
主人公の女の子(小学6年生)と、その仲間たちが成長していく過程が描かれている。
設定にも緻密さを感じる。
最初は、あまりにも内容が違うので違和感を感じたが、これはこれでOK。
ただ、低年齢層向け、と考えると違和感を感じる。たぶん、小学校3年生~向け。
現在放送中なのは第3シリーズ。
ジュエルペット サンシャイン。
ふたたび行き当たりばったりの、やりたい放題。
第1シリーズは中学生、第2シリーズは小学生だったが、第3シリーズは高校生。
でも、低年齢層向けを意識しているためか、主人公たちは小学生のように単純に書かれている。
(学校でも九九のお勉強中してるし。…高三という設定にもかかわらず)
第1シリーズよりもストーリー性は無く、1話15分を基本としている。
低年齢層向け、と考えれば、アンパンマン等と同じ構成で悪くない。
(その割には、夏休み中は4回連続、2時間で1話という構成だったけど。映画?)
…なんで、こんなにシリーズごとに内容の「ぶれ」が大きいんだ?
…ところで、続編の名前のつけ方に、「セガらしさ」を感じる。
きっと、第4弾は「ジュエルペットよ~ん」で、第5弾は「フィーバー」なのだ。
主人公は、大学生か? それとも幼稚園児か?
(魔道幼稚園、というものを設定してきたら、それはそれでOK)
さて、そんな長女が、保育園で「サンリオピューロランド」の割引チケットをもらってきた。
もらってきた、というか、全員に配布されたのだな。サンリオの…謀略で。
ジュエルペット(に似ても似つかないキグルミ)の写真を見て、行きたがる。
今度いってこようと思う。
で、ピューロランドの WEB ページを見ていたら、ジュエルペットの紹介として「てぃんくる」のアニメの公式ページへのリンクがあり、しかも「放送は終了しました」と明記してある。
終了した、とわざわざ書いているのだから、設置しっぱなしで忘れられたリンクではない。
ならば、最新の「サンシャイン」のページにリンクすればいいのに。
…と思って気づいた。つまり、そういうことか。
ジュエルペットは、セガとサンリオが共同で開発したキャラクターだ。
おそらく、持ちかけたのはセガ。
セガ(厳密に言えば、セガトイズ)は、おもちゃメーカーとしては致命的なことに、人気のある「オリジナルキャラクター」を持っていない。
だから、アニメに出資して「エバンゲリオン」を作らせたのだが、バンダイと違って注文のつけ方になれていなかったので、完全に食い物にされてしまった。
(造型がおもちゃ向きでない。結果、おもちゃのためにアニメに出資したのに、アニメだけが成功して、おもちゃにしずらかった。結局はおもちゃ化はバンダイにもっていかれ、ゲーム等に活かせたので無駄ではなかったけど)
後には伊藤園と「お茶犬」なんてキャラクターも開発したけど、これもぱっとせず。
伊藤園はキャラクタ商売の会社じゃないからねぇ。
でも、お茶犬のキャラクターバラエティから、「多キャラ展開したい」ことは読み取れた。
エバンゲリオンは「バンダイ商売」を狙って失敗したから、多キャラ展開で「タカラトミー商売」(ポケモンだね)をしたかったのだろう。
で、ジュエルペットになる。
かわいいキャラクターを作るには一日の長があるサンリオと組んで、マルチメディア展開はセガが行う。
ジュエルペットが「多キャラ展開」なのも、最初のアニメが途中までポケモンを意識していたのも、セガトイズが「ポケモンのようなもの」を欲しがったためなのだろう。
おそらく、最初のアニメの詳細を決めたのはセガ。
でも、サンリオも権利を持っているので、「てぃんくる」の詳細を決めたのはサンリオ。
そして、「サンシャイン」はまたセガ。奇数番と偶数番ですみ分けた、と考えると、内容が大きくぶれているのも理解できる。
つまり、サンリオは得意の「小学生の女の子」をターゲットにしようとしていて、セガトイズは「アンパンマン・ミッフィーちゃん世代」をターゲットにしようとしているのだ。
(セガトイズの主軸キャラクターは、アンパンマンとミッフィー。両方とも低年齢層ターゲットだ)
ちなみに、この日記の最初にリンクした「ジュエルペット」のページは、セガトイズが所有するもの。
総合的な「ジュエルペットの紹介サイト」になっているし、ドメイン名もジュエルペットだが、サンリオはジュエルペットの紹介に、あえて「てぃんくる」の公式ページを使う。
つまり、共同開発したキャラクターであっても、お互い「自分の領域」の中に、キャラクターのイメージを固定化したいのだ。
翌日追記
サンリオも、ジュエルペットの公式ページ持ってました。jp がセガで、info がサンリオなのね。
そして、このページ内では「サンシャイン」の紹介もしている。
昨日書いた「サンリオはてぃんくる押し」というのは邪推だったかな?
しかし、共同でページ立ち上げようとか…思わないのだろうなぁ。
それぞれが、自社コンテンツへの導線を自由に作りたいだろうから。
キャラクター育てたいなら、版権管理会社作ればいいのに。
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別年同日の日記
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…というわけで、サンリオピューロランドに行ってきた。
率直な感想を言おう。
非常に良かった。感心した。
事前に下調べして「大人の鑑賞に堪えうる」という評判を知ってはいたのだが、それでも驚くくらい良かった。
サンリオを見くびっていたことを、素直に申し訳ないと思う。
今回、割引券があったので、フリーパスが大人2900円で購入できた。
通常なら4400円だ。ずいぶん割り引かれている。
しかし、割引がなかったとしても、やはり「安い」と思えるような内容だった。
それくらい良かったのだ。
1980年代後半の東京ディズニーランドの大成功を受けて、全国に「テーマパーク」が乱立した。
しかし、テーマパーク事業は規模が大きすぎ、収益性は実はそれほど高くない。
そこで、1990年代には小さな敷地で収益性を上げた、「ミニテーマパーク」と呼ばれるものが増える。
ピューロランドは、その先陣を切ったひとつだ。
ミニテーマパークで著名なのは、ナムコのナンジャタウン、セガのジョイポリスだろう。
ゲーム会社がテーマパーク事業に乗り出したのは、それがもともとエンターテインメント産業であるから、ということだけではなく、風俗営業法の問題も大きい。
ゲームセンターは風俗営業法で営業に制限があるが、ほぼ同様の内容であっても「テーマパーク」を名乗りさえすれば、風俗営業法の枠が外れるからだ。
事実、ジョイポリスは大規模ゲームセンターと実質的に変わらず、すぐ飽きられる。
当初計画では、各都道府県に1つづつつくる、としていたのだが、一度建設したところからも相次いで撤退し、現在3箇所しか残っていない。
ナンジャタウンはもう少しまともな「遊園地」であったが、こちらも飽きられるのが速く、「フードテーマパーク」という新たな活路を見出し、当初の内容とはずいぶん変わってしまった。
しかし、ピューロランドは、いわゆる「遊園地」ではない。
体感型の劇場だと考えたほうが良いだろう。
内部には複数の小劇場を持っていて、20~30分程度のミュージカルを繰り返し上演している。
これだけなら「ミニ劇場の複合体」であって、わざわざ体感型劇場とは言わない。
よくできているのは、劇場を出ても、中央の広場では繰り返しパレードや、短いミュージカルが上演されている、というところなのだ。
劇場を出たつもりでも、常に劇を見ている形になる。
見るつもりがなくても、「そうした異質の空間」に身をおいていることは変わらない。
これが、日常ではありえない、不思議な体験をかもし出す。
そして、1つ1つの劇は、非常にクオリティが高い。
…なにせ、宝塚や劇団四季などにゆかりのあるスタッフを起用しているのだ。
演劇としては、トップクラスに属すると考えても良いだろう。
トップクラスの演劇を見れば、2時間で1万円程度は普通の値段だ。
それが、1日中その空間に身をおいて、5千円未満。
これが「安い」と評する理由だ。
ちなみに、妻は「ミュージカルは嫌い」と以前から言っていた。
その妻が「楽しかった」という。それほどクオリティが高い。
まぁ、遊園地的なところもないではない。
イッツァスモールワールド風のアトラクションとか、ミートミッキー風のアトラクションとか。
いちいに「ディズニーランドでの元ねた」を感じてしまうのは、やはりディズニーランドをまねて作ったミニテーマパークだからだろう。
そして、両手ばなしで絶賛できる部分ばかりでもない。
「夢の空間」にしては、壁に描かれた絵が色あせていたり、展示に埃がかぶっていたり。
ここらへん、ディズニーランドと違って「総合力」が足りないのだろう。
とはいえ、ミニテーマパークの目的が「ディズニーランドと類似のものを、もっと高い収益性で」とだと考えると、手が回らないのではなくて、あえて手を入れていないのかもしれない。
それでも、がっかりさせるほどのものではない。
実際、リピーターは多いようだ。
熱狂的なファンだから、というのでもない。
やはり「楽しいから」来る人が多いのだろう。
パレードの際に「みんなで踊りましょう」というダンス(混んでいても、座ったままでも大丈夫なように、手の動きだけ)は、結構複雑なのにもかかわらず、完璧に踊れている人を散見した。
とある劇は、終わった後のスペースで「お財布ケータイで」アクセスすることで、待ち受け画面などがもらえた。
これ、見に来た回数でもらえる物が変わり、最高15回見ないともらえないものもある。
15回来る、というのが、「不可能ではない」程度には実際に来る人がいる、ということを物語る。
ミュージカルを身近にしてくれる、こういう施設がもっとあればよいのに。
日本では、演劇は金にならない。
小さな劇団は、持ち出しで公演している。その公演を支える劇場側も赤字で、お客さんも「チケットが高い」と文句を言う。誰も儲からない構造だ、とよく言われている。
そうでないのは、宝塚と劇団四季くらい、とも言われる。
でも、それでは「トップ」と「底辺」が離れすぎているのだ。
もっと、間をつなぐものがほしい。
しっかりとした技術を磨きながら、演劇を志す人のステップアップの場が少なすぎるのだ。
サンリオピューロランドは、そうした「隙間を埋める」施設のひとつだと思った。
サンリオはちゃんと収益を上げられているし、僕が書いたようにお客さんにとっても「安い」と思える。そして、ここで採用されたアクターにとっては、確実にステップアップの場にできるだろう。
でも、サンリオが雇えるアクターは限られている。
しかも、実際のところ中国人アクターも多い。
ミュージカルともなると、単に「演劇を志している」レベルの人材ではだめなのだ。
バレエもできて、身体的にも研ぎ澄まされていなくてはならない。
日本では、そうした人材が少ない。だから中国人を雇わないといけない。
(たぶん、近年中国からの団体客が多い、という事情もあるとは思うが)
人材が少ないのは、演劇で食っていくことは難しく、活躍できる場が限られているからだ。
人材が少ないから劇場が育たず、劇場が少ないから人材が育たない。悪循環。
だからこそ、もっとこういう施設が増えればいいのに、と真剣に思った。
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ピカチュウリモコンあたりました。
「東京12チャンネル」という社名で始まった、現・テレビ東京が、地上デジタル化で「7」という縁起のいい(?)数字に移動になったのを記念して作ったものです。
7777名にプレゼントされ、7チャンネルだけボタンが特大、しかも押すと「ピカチュウ!」としゃべる。
まぁ、子供が喜ぶかと思って、家族中の名前を使ってプレゼントに応募しておいたのですが、当たったのは妻名義。
妻は運がよくて、懸賞によくあたります。
そんな力がここでも発揮されるとは。
よく考えると、子供が見ている番組のほとんどが、7チャン(テレ東)か、2チャン(NHK Eテレ)。
ほとんど録画で見ているから、テレビリモコンの出番はあまりないんですけどね。
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別年同日の日記
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毎年のことながら、「営業開始日」になってやっとご挨拶です。
子供の世話していると、ゆっくりPCに向かえないから。
ゆっくりPCに向かえないので、年賀状も出していません。
これも例年通りのことだけど、くれた方たちすみませぬ。
今年のおせち料理。
豚の角煮、ゆで卵、鳥ハム、伊達巻、栗金団、松前漬け、いくら。
以上は僕が作ったもの。いくらは、秋に筋子から作って冷凍しておいた。
ゆで卵は、角煮の煮汁に漬け込んだもの。
田作り、酢蓮、菊の酢の物、煮しめ。
以上は妻が作ったもの。菊の酢の物は、秋に庭に咲いた菊で作って冷凍しておいた。
黒豆、白花豆、かまぼこ。
以上は買ってきたもの。正月用ではない、安物。
年末の29日に風邪で熱を出した。
翌日には治ったのだが、いろいろと計画が狂い、今年は、思いっきり手抜きをして作った。
角煮は、いつもは皮目を焼くことから始めるのだが、今年はいきなり煮込む。
鳥ハムも、塩や胡椒を刷り込まず、ただ袋に投入してもんだだけ。
伊達巻も金団も、レシピを調べず「適当に」調味料をぶち込んだ。
…そうしたら、今年のおせちは非常に味がよい。
いつもの「丁寧な仕事」はなんだったのかと思うくらいのできばえ。
来年からも手を抜こう。
2日に実家で親戚の集まり。
親戚と言っても僕の兄弟だが。
角煮、鳥ハム、栗金団、伊達巻を差し入れ。
角煮に八角を入れて煮たのが、「中華っぽい」と話題に。
スターアニスや紹興酒が余っていたから入れてみただけなのだけど。
そんなのが「余っている」時点で普通ではない、僕が凝り性だ、まめだ、と話のネタにされる。
実家の長兄は、毎年カレーを作って待っている。
子供も来るので余り辛くしない、というのが常なのだが、今年はうっかり辛くなってしまったらしい。
しかし、これが非常にうまい。
「みんなに食わすから、鶏がら買ってきてスープから作った」そうで…
さっき、長兄に凝り性だと笑われた気がするが、同じ血だ。
今年は次姉の家は時間がなく、おせちを余り作れなかったそうだ。
しかし、毎年おいしい差し入れを持ってくる。
次兄は料理は余りしない。
しかし、一連の話をしていた中で、「そういえば、年末の年越しそばは常に次兄の担当だった」という話題が出る。
そういえばそうだった。そして、次兄にそばを作らせると、非常にうまかった。
なんのことはない。
兄弟みな、料理が好きなのである。
おそらく、死んだ父が台所に気軽に立っていた影響が大きい。
男だから、と言う抵抗感は皆無。
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別年同日の日記
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長女(4歳)は、練習が好き。
クリスマスに、サンタさんから自転車をもらった。
早速練習して、最初はペダルをこぐのもたどたどしかったが、翌日には暴走族になっていた。
1週間経った年明けには、補助輪をはずしてみたが、これはちょっと時期尚早。また戻した。
2ヶ月くらい前から、「口笛」が長女のブーム。
暇さえあれば、所構わずピーピー口笛を吹いている。
2ヶ月前には、音は出なかった。
音は出ないけど、「口笛を吹きたい」と急に言い出して、練習を始めたのだ。
今では綺麗な音が出る。音程はまだあまり出せない。
口笛ブームの前は、「逆立ち」が2ヶ月くらい続いた。
これも、最初は逆立ちできなかったのが、壁を支えにいつでもすぐに逆立ちできるようになり、ご飯を食べている最中でも席を離れて逆立ちするので怒られ続け、口笛ブームで熱が冷めた。
逆立ちブームの途中から現在まで、「ひらがな」もブームである。
子供によくある「お手紙書くの」とかではなく、ひたすら同じ字を練習し続ける。
読めなかったのが読めるようになり、怪しいながらも書けるようになり、現在はカタカナが一部読める。
こちらはまだ飽きていない。
長男(7歳)は、練習が嫌い。
新しいことを始めるのに勇気がいるようで、「できるとわかっていること」しか、しようとしない。
自転車は2年ほど前に買って、去年の春に補助輪をはずした。
しかし、少し練習して、「難しい」と投げ出していた。
夏休みにも少し練習したが、続かない。
乗れなくはないのだが危なっかしい、と言う状態だった。
それが、
長女が自転車の練習をしていて、急に目覚めたらしい。
「やる」と言い出して猛練習。1日で乗れるようになってしまった。
「そういえば最近逆立ちしなくなったね」と長女に言ったところ、急に逆立ちを始める。
これを見て、今まで逆立ちをしようとしなかった長男、急に逆立ちを始める。
一生懸命がんばって、壁を支えに逆立ちできたところで「見てみて」と大喜び。
小学生なのだから、これくらいできても普通なのだが、すごいじゃん、とほめておく。
ある程度勘が出来上がると、長男も猛練習するタイプなんだけどね。
新しいことを始めるのが、恥ずかしいのか、多少怖さもあるのか、なかなかできないようだ。
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インフルエンザが流行しています。気をつけましょう。
…といわれても、どっか他人事だった。
毎年この時期になると、子供が誰かしら風邪をもらってきて家族中に蔓延するのだけど、今年はみな元気だし。
そしたら先日、長男の小学校のPTA 緊急連絡網(携帯向けメールシステム)で、「5年●組 学級閉鎖」のお知らせが。
あらあら、他人事じゃなかった、と思った数日後、今度は「1年1組 学級閉鎖」というお知らせが。
…1組って、長男のクラスじゃない。
そんなわけで、長男は現在自宅待機中。
つまんない、遊びに行きたい、と言われても、ほかのクラスの近所の友達は学校行っているし、どうしようもない。
大体、学級閉鎖って子供同士の接触を減らして感染を防ぐ意味合いもあると思うので、友達と遊んでよいかすら不明。
そんなわけで、震災以来使っていなかった Wii が復活し、長男はおよそ1年ぶりに「ポケモンスクランブル」やってます。
十分に強いポケモンで最初のステージに挑み、一人で4人分あやつって、「すごい強い!」と笑ってます。
別年同日の日記
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子供を迎えに行った、保育園の帰り道。
「おつきさまー」と長女が言うので、次女も「おつきさまー」と空を見上げる。
自転車練習中の長男も、一緒に迎えに行っていた。
長男ならわかるだろう、と「月の近くに明るく光ってる星が、木星ね。で、あっちが金星」などと教えると、長女も「どれ? どれ?」と探す。
そんなことをして、30秒ほど月の近くをみなで見ていたら、すーっと、明るく光りながら近づくものがあった。木星よりも明るい。
なんだろう? 飛行機にしては何かおかしい。でも、確定的でないので、子供に注意を促してみる。
「なんか動いてる明るいの見えるかな? 人工衛星かもしれない。…飛行機かもしれないけど、たぶん人工衛星」
自分でも自信のないまま話していたが、違和感が「点滅しない」ことだと気づいた。
人工衛星確定。
光は、やがて雲の中に入り…雲の中で急激に暗くなって視界から消えた。
家に帰り、長男が興奮気味に妻に報告。
「どっちから、どっちに飛んでた?」と僕が聞かれる。北西から南東、かな?
「じゃぁ、おそらく ISS。」と、即答。
以前も書いたが、震災のときに空が綺麗で、そのとき以来、妻はすっかり「星を見る人」。
ISS の見かけ上の動きは時期により異なるが、3日くらい前に調べたときは、日本上空では北から南だった、とのこと。
(一週間くらいは同じ向きなのだそうだ。)
そうか。自分が知っている衛星よりずいぶん明るかったけど、ISS は大きいから輝いているのか。
…と思ったら、翌日妻から訂正が入った。
「ごめん。調べたら、その時間はイリジウム。しかも、ほぼ最大輝度。みたかったなぁ。」
イリジウムは、太陽電池の形状などから、地上に強く光を反射する、というのは知っていた。
明るいときは昼間でも見えるそうだ。
妻も以前イリジウムを見て、「あれは、ハマる人の気持ちがわかるね」などと言っていたのだが、妻も最大輝度近いものは見たことがない。
子供たちといたときに皆で見れて、ちょっと運がよかった。
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別年同日の日記
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半年前にPCを買い換えたとき、目的の一つに「家族のビデオを圧縮する」ことがあった。
家族のビデオは、miniDV テープで撮ってあったものを、デジタルデータのままPCで吸出し、NAS に置いてある。
しかし、LAN の伝送速度の問題で気軽に見られず、データ容量を小さくしたい、という目的だった。
#保存容量の問題ではない。miniDV テープ1時間分のデータ容量は、およそ 10GByte 。
1TByte の NAS を使っているので、100本は入るが、そんなに撮ってない。
その後、Picasa にアップロードしてしまったほうが気軽に見れることが判明し、結局再圧縮は行わず。
大学の先輩から、「大学祭のビデオを発掘したので公開する」というメールが来た。
公開、といっても、もちろん関係者のみ。
先輩のサーバーに、パスワードつきでおいてあるから、見たい人はダウンロードするように、との通達。
メールには、「事実上のバックアップ要請」とも書いてあった。
つまり、間違って消えたときに備えて、みんなで分散して持っていろと。
気軽にダウンロードに行って驚いた。
1本 7G の mpeg2 データが、 7本置いてある。しかも、個人サーバーなので転送速度は遅め。
ダウンロードのために PC をつけっぱなしにはしたくない。
幸い低消費電力サーバーがあるので、 wget にダウンロード指示を出しておいて、ほったらかし。
2日後、全部ダウンロードできていたので、内容を「少しだけ」見てみる。
もう、20年も前の画像だ。自分たちが若くて驚いた、初公開時の comet が懐かしかった、という感想はさておき、20年置いておかれた VHS ビデオなので、画質は悪い。時々同期が狂って縦スクロールする。未編集なので、灰色画面が5分続くところもあったりする。
まぁ、このままおいておく必要もないだろう。圧縮してみる。
Freemake Video Converterを使って圧縮。
mpeg4 ビデオ、H.264 圧縮にしてみる。
2時間のビデオが、20分ほどで圧縮完了した。
どうせ元画質が悪いのだからと圧縮率を上げたら、7G が 700M ほどに縮んだ。1/10 だ。
気をよくして、家族ビデオの圧縮に取り掛かってみる。
まずは、SD 画質時代のもの。(DVフォーマット)
DV フォーマットは、MotionJPEG に類似の方法で記録されているため、圧縮率はそれほど高くない。
家庭用ビデオ画像で、特に動きが激しかったりもしないので、「標準設定」で圧縮してみる。
…2.5% に縮んだ。縮みすぎて笑った。
HD 画質のものも圧縮してみる。(HDVフォーマット)
こちらも同じ miniDV カセットを使う(つまり、同じビットレートだ)が、mpeg2 圧縮。
もともと圧縮されているので、それほど圧縮は利かない。とはいえ、20% 程度になった。
しかし、HD 画質だと、圧縮に時間がかかる。
i3 の 3GHz で、大体実時間。
SandyBridge だから、QuickSyncVideo 対応ソフトがあれば、劇的に速くなるはずなのだけど、「圧縮したいものが多すぎて困る」ほどではないので、このままでいいや。
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別年同日の日記
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1週間前の話だが、18日に一泊で義父母の家に行ってきた。
諸般の事情があって、子供たちは「母方の祖父母」に会ったことがなかったが、この日初対面。
特に何があった、と言うわけではないのだが、義父の提案で、妻のいとこなど、親戚一同がホテルで会食した。
僕は義父・義母には結婚前に挨拶していたが、結婚式はだれも呼ばなかったので、そのほかの方々は初対面。
うちの子は、いとこ・はとこと初対面だが、すぐに仲良く遊んでいる。
子供の順応性は高い。
ただ食事だけでは面白くないだろう、とビンゴ大会が催された。
商品は会のはじめから並べられており、子供たちは興味深々だった。
しかし、ビンゴのカードは配られたが、ビンゴマシーンはない。
…借りると高いから、と、あらかじめ乱数を生成して表にしてきたそうだ。
どうなの、それ (^^;;
っていうか、あらかじめ言ってくれればビンゴプログラムくらいポケコンで作って持っていったのに。
でも、乱数表はカードを見ないで作られたものだし、カードはランダムに配られた。
ビンゴゲームが「運」で決まることに違いはない。
最初にビンゴをそろえたのは、なんとうちの長女。
大喜びで、並んだ景品の中から…ルービックキューブ(偽)を選ぶ。
家にあるのに、「自分の」がほしかったらしい。
その後、次女はモールのセット、長男はコンパス・分度器などの文具セットをもらう。
僕も当たったので、子供たちが興味を持っていた「外国のコインセット」をもらう。
義父母が海外旅行に行ったお土産らしい。
(単に換金できなかった端数、という話もあるが)
さらには、全員にお土産で12色クレヨンセットをもらう。
…子供だけじゃなく、大人にもクレヨンセットです。
うちの子はまだ小さいし、いきなり義父母家に泊まるのも迷惑だろう、と、この日はホテルを取ってあった。
ホテルで、さっそくクレヨンでお絵かきをはじめる。
モールで遊ぶ。コンパスで丸を描いて遊ぶ。
ともかく、子供たちはもらったものがうれしくて仕方がない。
この状態は翌日まで続いた。
ホテルをチェックアウトして、義父母の家に行ったが、すぐに「お絵かきしたい」と言い出し、クレヨンを取り出した。
しかし、もらったものですごく楽しんでいる、というのは義父母にとってもうれしかったらしい。
非常に喜んでくれて、「クレヨンまだあるからあげるよ」と、さらに12色クレヨンセットを1ダース戴いた。
…当面クレヨンには困りません。
#仕事の関係者から、不用品を大量に戴いたものだったらしい。
翌日は学校もあるし、早めにお暇するつもりだったが、子供たちも喜んだし、義父母も喜んでくれたので、結局夕方までお邪魔していた。
いままで孫にあわせてあげられなかった分、これからは時々顔を出したいと思う。
#といっても、片道2時間半掛かるので、年に1~2度だとは思うが。
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先週土曜日、25日は、保育園の「ひなまつりおゆうぎ会」。
毎年恒例だが、今年はちょっと楽。
長男は小学生になったから無関係(でもないのだけど)だし、長女は「制服組」になったので、保育園に預ける形。
次女は1歳児クラスなので親と一緒にいるが、0歳児のときのように、親が一緒に壇上に上る必要はない。
去年は、長男は年長で出番が多く、長女と次女は親と一緒にいて、次女出演の時には壇上に親と一緒に上った。
もう、その忙しさといったら!
0歳、1歳児は、早くしないと「お昼寝」してしまう可能性がある。
だから、出番は最初のほう。
泣かないように、朝から「みんなの前で踊るんだよ」「間違えてもいいから、思い切り踊ってね」と繰り返し言っておいた。
いざ出番が近づき、妻と一緒に舞台袖へ。
このときも「がんばる!」と嬉しそうに向かっていった。
でも、先生に引き渡して妻が戻ろうとすると、泣き出したらしい。
妻と一緒に舞台に上ると思っていたのだ。去年はそうだったからね。
泣いているんじゃないか、それがお友達にも伝播しているのではないか(1歳程度にはよくあるが、周囲が泣いていると、意味もなく泣き始めることがある)と心配していたが、舞台に出てくるときはニコニコしていた。
が、大人数の前で怖気づいたか、音楽が始まっても突っ立ったまま。
元気に踊る隣の子に釣られて、途中からやっと踊り始めた。
音楽が終わったくらいのときが一番ノリノリで、そのままピョンピョン跳ねながら舞台脇に消えていった。
長女のクラス…の、お友達が先に踊る。
子供たちの通う保育園、各学年1クラスだが、年少・年中は混ぜて「縦割り」にしたクラスもあります。
学年割りは花の名前、年少・年中を混ぜて2クラスにしたものは、動物の名前。
応用して、年少を2クラス、年中を2クラスに分けることもある。
お遊戯かいも、この「最小クラス」で行う踊りがある。
でも、練習風景はみんな見ているから、実は全員が、全員の踊りをなんとなくわかってる。
「○○ちゃんは、これ踊るのー」と、自分が踊らない踊りを家で披露してくれていたりもする。
だから、長女が出演しない踊りでも、全部ビデオにとっておく。
別の学年のものは、さすがに全部はとらないけど、少しづつ全部を納める。
いよいよ長女の踊り。
このときだけは、ちょっと席を離れて、舞台の近くで撮影。
大変よく踊れました、と思うのはたぶん親バカだから。
その後、休憩。
ずっと見ているだけで飽きてきている長男と、次女が「おなかすいた」というので、用意しておいた菓子パンを食べる。
次女は、出演後にもらったお土産のお菓子も食べたいと言う。
舞台のあるホール内は一食禁止。ロビーに出て食べていたが…
長男が食べ終わってから遊んでいて、ホールに近づき「あっ、もう始まってるよ!」と教えてくれる。
しまった!
休憩明け最初の舞台は、長女のクラス全員の踊りだ!
次女が食べ散らかしているお菓子をあわてて片付け、そのままホールに突入。
一気に舞台近くにかけていき、ビデオ撮影を始める…が、少し撮影したらもう終わり。
…うぅ、長女が怒るのが目に見える… (^^;;
#実際、あとで「なんで最初から撮れてないの!」と怒られた。
その後は年中さんの舞台劇があり、昼休み。
でも、昼休みだって10分しかない。お弁当を食べていたら、また次が始まるタイミングを逃した。
というか、これは自分の子供関係ないからいいかな、と、わざと見逃した。
でも長男は見たかったようで、「始まってる」とホールに駆け込んだ。
まぁ、せっかくなのでビデオ撮影はしておく。
午後は全部年長さん。
長男は飽きて…というか、保育園OBの小学生は、飽きてうろうろしている。
長男もそれに合流。
次女は僕に抱っこされたままお昼寝。
午後は妻はPTAで着替えのお手伝い。僕一人で延々とビデオ撮影。
(年長は今年は関係ないのでダイジェストだけど)
最後は、毎年恒例「かわむら」のお菓子をもらって帰りました。
「かわむら」のお子さんも、ここの保育園のOBなのね…
別年同日の日記
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4年に一度の閏日なので、日記に日付を残してみる。
今朝未明(4時ごろ)から降り出した雪は、まだ降り続いている。
朝7時過ぎにはすでに積もっていたため、保育園の娘二人は朝ごはんをあっと言う間に食べ終え、外ではしゃいで遊んでいた。
(いつもそれくらい早く食べてくれればいいのに)
小学生の長男は…遊ばないの? と聞いたが、明確に答えないまま室内で遊んでいた。
結構寒がりだから、雪は楽しそうなのだが、外に出るのが嫌なのだろう。
妻が、神奈川では3月に降ることがおおいね、と言う。
そうかもしれない。
寒いのは2月なので、2月に降るような気がしているが、2月は乾燥するので降水自体が少ない。
妻の実家も関東だが、神奈川よりは雪が降る。
妻が大学時代をすごした場所は…雪国だ。
雪が降っていたほうが暖かかったそうだ。
#吹き溜まりによって風除けができるのと、雪の持つ潜熱のため。
別年同日の日記
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3月3日(土)に、歩いて30分ほどの場所にある公園で、「冒険遊び場」が開催された。
すぐ近くの横浜市港南台などでは、毎週のように開催されている。
しかし、この地域では、年に1度の開催だ。
小学生になった長男に誘いが来ていたので、子供3人をつれて初参加。
ちなみに妻は、この日保育園の懇談会&PTA活動があり、参加できず。
「子供が何をやっても、大人が温かく見守る会」がこの会の基本だ。
よほど危険がない限り、子供が何をやってもよい。遊び道具はある程度大人が準備している。
裏を返せば、子供に自主性がないと面白くない。
受付で名前などを登録したら、…長男と長女は、それぞれ興味のあるところに散っていった。
次女だけが僕の傍らに残る。
1週間前に降った雪が、まだ一部に残っていた。
長女はこの雪で遊んでいる。
長男は、山の斜面を登っている。
それも、誰かが上っているところではなく、「誰もいない場所」を。
こういうところを開拓したがるのは長男の性分。
そして、いつの間にか後に続く子が現れ、探検隊長になっている。
長女が戻ってきて、「五平餅作り」に興味を示したので、挑戦。
細長く割った竹に、ご飯をくっつけて気長に焚き火で焼く。
実は、「五平餅も作れるよ」とチラシに書いてあったので、少なくとも焚き火はあると判断して、握り飯をもってきてあった。
ちゃんとご飯も用意されていた。
結構むずかしい。
僕が作ったものはちゃんと焼くことができたが、多くの子供が、焼いている最中に落としてしまう。
途中で長男が寄ってきて、自分で挑戦していたが、案の定落とした。
焼き芋も作っていた。
実は、芋も持ってきてあったが、こちらも用意されていた。
こちらは、大人が焼いて、焼きあがったのをテーブルに放り出しておく。
ほしい子が勝手に食べる、と言うのが基本。
焚き火で焼いた、こげた芋。躊躇する子もいたが、普段から庭で焼いている、うちの子は躊躇しない。
適当に食べたら、長男はまた山の斜面へ。
今度は長女も続いて上ったが、途中で降りられなくなった。
少し滑落して泣き出したので、救出に向かう。
一緒に降りようとしていた3歳くらいの男の子にも「こっちおいで」と手を伸ばしたが、拒否された。
どんなに難しくても、自分でやりたいらしい。さすが男の子。
ロープワークで遊び場を作っている大人がいた。
基本的に、木と木の間に上下2本のロープを渡し、下のロープに乗り、上のロープをつかんでバランスをとって遊ぶ、というもの。
滑車を使ってターザンロープなども。
上級生には大人気。うちの子には怖いみたいで、近寄らず。
長女、時々いなくなったかと思うと、受付のおばちゃんのところに行って、今何をしていたのか、どういう楽しいことがあったか、など説明している。
うちの子は、すぐに誰とでも仲良くなる。屈託がなく、評判がよい。
でも、長女が受付にあしげく通っていたのは、そこに飴玉があったからのようだ。おばちゃんと話をしては、飴玉をひとつづつもらってくる。
ベーゴマ、お手玉、ヨーヨー、けん玉などを置いた昔遊びコーナー。
どうも、今の子供には人気がないようだ。
…いや、「今の子供には」などとえらそうにいえない。僕だってベーゴマは回せない。
(小学校の頃、散々練習して、3回に1回くらいまわせた。でも、その程度の習熟度なので、すでにまわせなくなっている)
壊れたお手玉がひとつあった。
中には、エルボパスタ。…いまどきのお手玉だ。妙に納得。
固さもちょうどよいし、小豆より安い。
木工コーナー。
ずっと僕について回るだけだった次女が、珍しく自発的に入って行ったかと思うと、のこぎりをもって「お父さん、なんか切って!」と主張する。
適当な枝を持ってきて切ると、大喜び。
次々切って小さくなった断片を、両手に持って大喜び。
長男もやってきて、ドリルを見つけて、丸太にひたすらドリルで穴を開ける。
なんか楽しいらしい。
長女は、木工コーナーの片隅で、太い竹を見つけた。
そして、それを切れと言う。竹はのこぎりで切るのは結構大変。
一生懸命切ったら、中に雪を詰め込んで遊んでいた。
ダンボール。
山ほど置いてあったが、荷物運搬用かと思って誰も手を出していなかった。
そうしたら、会の終了時刻が近づいてから、「使って遊んでいいんだよ」という声があり。
そうだったのか。
でも、最初から一部のダンボールを使い、誰かが長いトンネルを作っていた。
そのトンネルでひとしきり遊ぶ。
全体では3時間だけ。
でも、たっぷり遊んで、子供たちは泥だらけになった。
家から遠いのでバスできたが、そのままではバスに乗れないくらい。
まぁ、その程度のことは予期してあり、着替えを持ってきていたが。
我が家では、洗濯は僕の担当です。家に帰って大量の洗濯物を洗いました。
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さて、冒険遊び場から帰り、大量の洗濯物を終わらせると、なんだか背中が痛い。
まぁ、ずっとしゃがんで洗濯していたから…と思い、少し横になる。
ここのところ、週末の外出が続いて部屋が掃除できていない。
(掃除は僕の担当。主に週末に掃除をしている)
しかし、なんか疲れた…と思いながら、ひな祭りなので、リクエストにより太巻き寿司を作る。
(チラシより巻き寿司が食べたい、と言われた。料理は妻と僕がそのときのノリで分担しているが、太巻きは僕が作ることが多い)
その後、子供たちを風呂に入れる。
疲れた。寝る前に熱を測ると、37度を超えていた。
翌日は、部屋の掃除をしようと思っていたが、調子が悪くてパス。
日曜日は家事と子供の相手は全部妻に任せ、ずっと寝込む。
熱は、37度台後半。
夜になったら、今度は妻が不調に。
そして、長女も発熱。
月曜日。
雨が降る、寒い日だった。
朝起きてから、全員の熱を測る。
僕は37度を下回る程度に下がってきた。
妻は37度台。
長男は平熱。
長女、37度後半。
次女は平熱。
長男は学校にやり、長女、次女は保育園を休ませる。
次女も休んだのは、親が気力がなくて連れて行けないのと、長女一人よりも、遊び相手がいたほうが親が楽なため。
長女を病院に連れて行くか迷うが、行かない。
インフルエンザにしては、37度後半は低めだし、雨の寒い日に外出して悪化しても困る。
しかし、夜になり熱が上がり、38度後半へ。
本日、火曜日。
朝は雨だったが、やがてやみ、暖かくなる。
次女は相変わらず平熱だが、鼻水とくしゃみがひどくなる。
病院にいく。
長女、B型インフルエンザと判定。
…今週は保育園に預けられないことが確定。
次女は、症状が軽いとの医者の判断で検査していない。
僕と妻は、すでに病状が落ち着いてきているので、検査していない。
でも、おそらくみんな同じ。
長男だけ大丈夫なのは、すでにB型の流行で学級閉鎖し、その直後に発熱しているからだろう。
あの時は医者にかかって「インフルエンザではない」との判定が出たが、検査は完璧ではなく、何割かの範囲で誤判定が出る。
医者で、長女のクラスの子に会った。
やはりB型と判定されたそうだ。
家の前で、長男のクラスの子とあった。この子の弟は、長女と同じクラス。
やはりB型で休んでいるそうだ。
となると、長女のクラスで流行しているのか。
冒険遊び場で僕がもらってきた、と思っていたのだが、その前に長女のクラスに迎えに行ったときにもらっていたか。
冒険遊び場でもらって、その夜発症、だと潜伏期間が短すぎると思っていたが、これだと納得。
後日追記
妻、3月7日の夜発熱。インフルエンザ。
4日に不調になっていたのは、インフルエンザとは関係なかったらしい。
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別年同日の日記
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僕、長女、妻と回ったインフルエンザも、やっとひと段落。
先週は長女は保育園にいけず、「つまらない!」とやり場のない怒りを僕にぶちまけていたが、月曜からやっと登園。
…それなのに。
月曜日夕方、保育園から電話。
「(次女)ちゃんが吐きまして。熱はないのですが、一応ご連絡を」
熱はないといわれたが、早めに迎えに行く。
「すぐ」ではなく、「早めに」なのは、長女は久しぶりの保育園を楽しんでいるだろうから。
夕方に次女を迎えに行ったら、長女も一緒に帰ることになるからね。
その後経過観察しても何もなく、翌日も保育園に行ったが…結果から言えば、ロタの初期症状だった。
(ロタ=ロタウイルス性急性胃腸炎。主に1~4月に、3歳までの子供がかかり易い)
翌日の夜中、激しく吐く。
この時点では熱もなかったし、下痢もしていなかったので、ロタを疑いつつも確信できなかった。
しかし、吐き気がおさまり、わずかな時間寝た後、熱が出た。
さらに、「ウンチでた」というのでオムツを替えたら、軟便で白っぽかった。
ロタ確定。
小児科に行くか悩み、携帯サイトで混み具合を見たら、今日はいつも以上に混んでいる。
ロタに利く薬はない。
…それどころか、対症療法で下痢止めなどを使うと、治りが遅いことが知られているため、行きつけの小児科はロタには薬を出さない。
一応、腸内細菌を整えるための乳酸菌製剤はくれるけど、気休めだしね。
というわけで、わざわざ混んでいる小児科に行って次女を疲れさせるよりも、昼寝したほうがよい、と、医者に行かないことを決定。
しかし、これで3週続けて「仕事にならない」状態が確定した。
ちょっとまずい。
別年同日の日記
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うちの長女(もうすぐ5歳)が、最近「女の子向け」なものに興味を持ち始めた。
3歳ごろは、長男の真似をしていたので、車とかポケモンに興味があった。
女の子として大丈夫かな、と思っていたが、3歳をすぎたくらいからは「アンパンマン」に興味がシフトし、4歳になって「ジュエルペット」や「ccさくら」が大好きなアニメになった。
先日、長女・次女は、はじめて「サンリオショップ」に足を踏み入れた。
家から車で30分ほど走ったところにあるショッピングモール。
何度か来たことはあったし、ここのサンリオショップは昔からある。
でも、それが何であるか、長女も次女も認識していなかったのだ。
ここが、いつも見ているテレビ番組の CM ででてくるグッズを売っているお店だ、と理解して大はしゃぎ。
以前から、CM をみて「ジュエルペットの髪ゴムほしい」と長女は言っていた。
次女も、意味もわからず真似をして「ほしい」と言っていた。
そこで、長女には「自分のためたお小遣いで、好きなものを買ってよい」と許可を出した。
次女はまだお小遣いをあげていないので、好きな髪ゴムを1つ選んでよい。
目を輝かして、店内を物色する長女。
そして、「あれほしい」「これほしい」と言う物は…たしかに、以前から CM を見てほしがっていたものだが、長女のためたお小遣いでは手が届かないものばかり。
「それはお金足りないから買えないよ」を繰り返されるうち、半狂乱になって泣き出す。
最終的に、ジュエルペットの第1シリーズに出てきた「ジュエルステッキ」の食玩を買った。
同じものを、ピューロランドでも買って持っているのだけどね。
(知っているものの安心感、というものが働いたようだ)
翌日から、次女は自分の髪ゴムでおしゃれして喜んでいる。
長女は、保育園のバザーでもらったパッチン留めで同じようにおしゃれをし始めたのだが…
保育園のバザーでもらったくらいだから、安物なのね。
すぐに壊れてしまった。長女大泣き。
「今度こそ、自分のお小遣いで髪ゴムを買う」と近所のスーパー内おもちゃコーナーへ。
しかし、サンリオショップではないので、ジュエルペットの髪ゴムは売っていなかった。
このおもちゃコーナー、商品陳列の仕方が謎だ。
「髪ゴムコーナー」があったが、一切サンリオキャラクターが置いていない。
いくらなんでも、まったくないということはないだろう、と店内を探すと、別の場所に「サンリオコーナー」があった。
…シナモロールのパッチン留めはあったが、ジュエルペットはない。
(シナモロールパッチン留めは、次女の強い主張で購入。値下げ処分品だった)
さらに探すと、離れたところに「ジュエルペットコーナー」があった。
ここには…「髪ゴム」と書かれた値札はあったが、商品は売り切れていた。
仕方がないから、今度別の店に行こう、と長女を説得。
移動しようとすると、さらに別の場所に「女の子向けぬりえなど」が置かれていて、一角にサンリオコーナーができていた。
ここで、ジュエルペットてぃんくる(第2シリーズ)の紙着せ替え人形を発見。
…こういうの、まだ売っているんだ。素直に感心。
自分が子供だった30数年ほど前、妹が買ってもらって遊んでいた(自分も多少一緒に遊んだ)記憶がある。
結局、長女は自分のお小遣いでこれを買った。
後で、すべてのパーツを切り抜くのは僕だ、と気づいたときに、大変なものを買ってしまったと思った。
#ミシン目が入っているが、パーツ形状自体複雑なので、案外切り出すのが難しい。
カッター片手に格闘することになった。
#現在第3シリーズが終了間近なのに、なぜ第2シリーズ? と疑問に思ったが、考えてみれば第2シリーズは「変身魔法少女もの」だったので、着せ替えには最適だった。第3シリーズは、学園ラブコメになっていて、変身とかはしない。
ccさくら は…いま(いまさら?)、うちの子の間で一番流行しているアニメ。
14年前に大ブームになっていたことは知っていたけど、僕は(当時は)ぜんぜんアニメに興味がなかったので内容すら知らなかった。
我が家の加入するケーブルテレビで、ジュエルペットてぃんくるの再放送の後番組が、ccさくらだった。
この流れで、「なんとなく」見始めて、長女が大はまり。
今朝も、子供3人で「汝のあるべき姿にもどれ!クロウカード!」とか叫びながら、ポケモンカードを投げて遊んでました。
ジュエルペットも主にケーブル局の再放送で見ているのだけど、一応リアルタイムで放送続いているし、キャラクター商品は売っている。友達と話をしても理解してもらえる。
しかし、ccさくらは… (^^;;
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