3月3日(土)に、歩いて30分ほどの場所にある公園で、「冒険遊び場」が開催された。
すぐ近くの横浜市港南台などでは、毎週のように開催されている。
しかし、この地域では、年に1度の開催だ。
小学生になった長男に誘いが来ていたので、子供3人をつれて初参加。
ちなみに妻は、この日保育園の懇談会&PTA活動があり、参加できず。
「子供が何をやっても、大人が温かく見守る会」がこの会の基本だ。
よほど危険がない限り、子供が何をやってもよい。遊び道具はある程度大人が準備している。
裏を返せば、子供に自主性がないと面白くない。
受付で名前などを登録したら、…長男と長女は、それぞれ興味のあるところに散っていった。
次女だけが僕の傍らに残る。
1週間前に降った雪が、まだ一部に残っていた。
長女はこの雪で遊んでいる。
長男は、山の斜面を登っている。
それも、誰かが上っているところではなく、「誰もいない場所」を。
こういうところを開拓したがるのは長男の性分。
そして、いつの間にか後に続く子が現れ、探検隊長になっている。
長女が戻ってきて、「五平餅作り」に興味を示したので、挑戦。
細長く割った竹に、ご飯をくっつけて気長に焚き火で焼く。
実は、「五平餅も作れるよ」とチラシに書いてあったので、少なくとも焚き火はあると判断して、握り飯をもってきてあった。
ちゃんとご飯も用意されていた。
結構むずかしい。
僕が作ったものはちゃんと焼くことができたが、多くの子供が、焼いている最中に落としてしまう。
途中で長男が寄ってきて、自分で挑戦していたが、案の定落とした。
焼き芋も作っていた。
実は、芋も持ってきてあったが、こちらも用意されていた。
こちらは、大人が焼いて、焼きあがったのをテーブルに放り出しておく。
ほしい子が勝手に食べる、と言うのが基本。
焚き火で焼いた、こげた芋。躊躇する子もいたが、普段から庭で焼いている、うちの子は躊躇しない。
適当に食べたら、長男はまた山の斜面へ。
今度は長女も続いて上ったが、途中で降りられなくなった。
少し滑落して泣き出したので、救出に向かう。
一緒に降りようとしていた3歳くらいの男の子にも「こっちおいで」と手を伸ばしたが、拒否された。
どんなに難しくても、自分でやりたいらしい。さすが男の子。
ロープワークで遊び場を作っている大人がいた。
基本的に、木と木の間に上下2本のロープを渡し、下のロープに乗り、上のロープをつかんでバランスをとって遊ぶ、というもの。
滑車を使ってターザンロープなども。
上級生には大人気。うちの子には怖いみたいで、近寄らず。
長女、時々いなくなったかと思うと、受付のおばちゃんのところに行って、今何をしていたのか、どういう楽しいことがあったか、など説明している。
うちの子は、すぐに誰とでも仲良くなる。屈託がなく、評判がよい。
でも、長女が受付にあしげく通っていたのは、そこに飴玉があったからのようだ。おばちゃんと話をしては、飴玉をひとつづつもらってくる。
ベーゴマ、お手玉、ヨーヨー、けん玉などを置いた昔遊びコーナー。
どうも、今の子供には人気がないようだ。
…いや、「今の子供には」などとえらそうにいえない。僕だってベーゴマは回せない。
(小学校の頃、散々練習して、3回に1回くらいまわせた。でも、その程度の習熟度なので、すでにまわせなくなっている)
壊れたお手玉がひとつあった。
中には、エルボパスタ。…いまどきのお手玉だ。妙に納得。
固さもちょうどよいし、小豆より安い。
木工コーナー。
ずっと僕について回るだけだった次女が、珍しく自発的に入って行ったかと思うと、のこぎりをもって「お父さん、なんか切って!」と主張する。
適当な枝を持ってきて切ると、大喜び。
次々切って小さくなった断片を、両手に持って大喜び。
長男もやってきて、ドリルを見つけて、丸太にひたすらドリルで穴を開ける。
なんか楽しいらしい。
長女は、木工コーナーの片隅で、太い竹を見つけた。
そして、それを切れと言う。竹はのこぎりで切るのは結構大変。
一生懸命切ったら、中に雪を詰め込んで遊んでいた。
ダンボール。
山ほど置いてあったが、荷物運搬用かと思って誰も手を出していなかった。
そうしたら、会の終了時刻が近づいてから、「使って遊んでいいんだよ」という声があり。
そうだったのか。
でも、最初から一部のダンボールを使い、誰かが長いトンネルを作っていた。
そのトンネルでひとしきり遊ぶ。
全体では3時間だけ。
でも、たっぷり遊んで、子供たちは泥だらけになった。
家から遠いのでバスできたが、そのままではバスに乗れないくらい。
まぁ、その程度のことは予期してあり、着替えを持ってきていたが。
我が家では、洗濯は僕の担当です。家に帰って大量の洗濯物を洗いました。
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