まだゴールデンウィーク途中なのだけど、ここまでの日記をまとめておこう。
29日(昭和の日)。
子供たちが、以前から「おかあさんと行きたい」と言っていた、理科ハウスへ。
もちろん妻も一緒。
前回から2週間程度しかたっていないけど、子供が「誕生日に行くと何かあるらしい」と言っていたので。
25日が誕生日で29日ならいいかな、と思ったのですが、これは「当日」限定でした。
(基本的には、その場にいるみんなでお祝いしよう、ということのようでした)
初めて来たときは、プラネタリウムの特別展示中でした。
2回目(前回)は、そのドームをそのまま使い、「ピカリ展」という特別展示をしていました。
で、今回は初めての「定常状態」を見たのですが、人気があるのだけど場所取るからしまってた、というようなものが出されていて、非常に楽しめました。
まず、「初めて来た人にはやってもらっている」という、ちょっとしたゲーム。
僕が始めてきた時は、子供たちに出題されたのを一緒に考えていただけ。
しかも、スタッフの方が忙しくて、答え合わせしなかった。
でも、今回は「妻への」問題。
大人向けは、いろいろ工夫されていて真剣なゲームになっています。
問題は、色とりどりの風船の中に入れられた物質を、ゴム膜越しに触った感触で当てる、というもの。
塩・砂糖・味の素・重曹・でんぷん・上新粉・小麦粉、だったかな。
いろいろ考えながら触るのだけど、結構どれがどれだかわからない。
多分これ…と思った名前の前に、風船を順に置いていきます。
子供向けだったら、これだけで終了。
でも、大人向けは一味違う。
缶ボトルに入った同じ粉が出てきます。
缶を開けてはいけないけど、振ることが許される。そのわずかな感触は、指で押すのとはまた異なったもの。
さらに、同じ量の水に、同じ重量の各粉を溶かした、という試験管が出てきます。
よく見ると、試験管の「水量」が違います。
ここで「粉は重さで同じにしてある」ことが活きてくる。
さらに、「どれか一つだけ選んで、赤か青のリトマス紙を漬けていいです」と言われます。
どれを選ぶか、悩みどころ。
結果、4つは正解で、3つは間違っていました。
でも、正解数がどうかというよりは、その思考過程が非常に面白い。
スタッフの方も、思考過程を見るのが楽しみで、はじめて来る人にこの問題を出しているのだそうです。
#だから、上でも思考過程は書きませんでした。
是非、行って自分でもやって見てね。
もう一つ、人気があるけど冬の間は片づけていた、というゲーム。
幅1メートルくらいの、巨大な元素周期表が置いてあります。
ここに、3つの箱に入った、様々なものを置いていく。
箱は、レベル分けされています。
まず、レベル1から。
塩、1円玉、5円玉、10円玉、100円玉、ビー玉、「空気」と書いた風船、鳥の骨…などなど。
塩だったら、NaCl だから、Na か Cl のどちらに置いてもいい。
1円玉はアルミだから Al に。空気は混合気体だから、それらの元素のどこにでも…という具合。
ただし、1つのマスには1つしか入れられないのね。
全部置いたら、スタッフの判定が入って、全問正解ならレベル2へ。
塩分カットの塩「やさしお」とか、光触媒レンジフィルタとか、フライパンとかがある。
レベル2では、1マスに2つまで入れていい。
今まで置いたものでも、うまくいかないなら動かして構わない。
たとえば、僕はフライパンをアルミに分類しました。
でも、さらに「アルミ」にしたいものが出てきた。
しばらく悩んで、「あ、このフライパンフッ素加工してある」と気づいて、フッ素に変更。
これで、アルミに別のものを入れられます。
レベル2が全問正解ならさらにレベル3に進むようですが、ここで3問間違えた。
1レベルごとに20個の品物が入っているので、37点でした。
これ、非常に良い記録だそうで、最近の「3位」に入りました。
名前と点数を書いて、掲げといてくれる。
ちなみに、1位は高校で理科を教えている先生、2位は理系大学生の2人組だそうで、「特に専門にしていない人で37点はすごい」とのこと。
この後、妻もチャレンジしました。
(チャレンジしたいから、と、僕のやっていることがヒントにならないように、わざわざ遠くに行っていた)
で、妻の点数は38点でした。
これ、判定する品物は、時々入れ替えるのだそうです。
ゲーム内容同じでも、品物が変わるので「暗記攻略」はできない。
この日、NHK for School アワード 2015 の取材がやってきていました。
NHK の教育番組を活用した取り組みをしている団体などを表彰する賞…らしい。
早速 WEB にアップされて、アワード通信 Vol.1 の後半(3分あたりから)取り上げられていますね。
1回目の時は、以前書いたのだけど近所で手伝っている方に出会いました。
2回目は、どこかの教員の方かな? 視察に来ていた。
で、3回目はNHKです。ちいさな科学館だけど、関係している・参考にしたい人たちが、常にいる。
以前も書いたけど、こんな施設がある街は幸せだと思います。
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