しばらく前に、普段いかないスーパーに入った。
この店、なかなか品ぞろえが面白かった。
牛の胃とか、豚の耳とか普通に売っているのだ。
別にそういう専門店ではなく、ごく普通のスーパーであるところが重要。
郊外型の店で、車で来るお客さんが中心ではあるが。
僕も妻も、そういうの大好き。さっそくハチノス(牛の第2胃)とモミジ(鶏足)を買ってきた。
ハチノスはその数日後、たまたまお客様が来たのでトマト煮込みにした。
来客には好評で、僕も妻もおいしく食べたのだが、子供たちはさすがにダメだった。
で、モミジが冷凍庫にずっと入ったまま。結構量があるし、子供が嫌がると消費できないな、と思うとなかなか料理できないでいた。
しかしいつまでも置いておくのももったいない。本日、思い切って料理してみた。
中華風の旨煮を作る。
キッチンばさみで爪を全部落とす。
作業をしていたら、長女(6歳)が「なにやってるのー?」と寄ってくる。
作業を見て「私もやりたい!」と言い出した。
しかし、爪は結構鋭いし、硬くてはさみで切るのも難しい。
(爪も、足の中にある骨も硬くて切るのは難しい。その間に肉しかない部分があるので、そこを切る)
作業後、さっとゆでる。1~2分で茹だる。
手のひらにあたる部分に、毛(鱗?)がついているので、これをむしり取る。簡単に取れる。
また長女が「私もやりたい」と言い出したので手伝ってもらう。
新しいお湯を沸かす。ネギの青いところ、にんにく3かけ、生姜(チューブ入りのすりおろし)適当を入れる。
庭でとれた人参の葉があったので、葉をむしって茎だけも入れて置いた。
匂い消しなので、とにかく香草を入れるのはよいはずだ。
あと、鷹の爪(唐辛子)を丸ごと3本。
で、圧力鍋で5分加圧。10分放置。
ふたを開け、ネギ、人参の茎、唐辛子を取り出す。
…水分を減らしたいのだが、最初の量が多すぎた。
ひたひたに入れたけど、上の方の足が水から出てしまうくらいの量でよかったかも。
(肉が縮むので、その程度の量でも煮込み始めれば「ひたひた」になる)
仕方ないのでフライパンに煮汁を取り、鍋の横のコンロでも煮詰める。
鍋の方には砂糖を入れる。
15分くらい煮込んで、酒、しょうゆ、オイスターソースを入れる。
全部自分の勘を信じて、適当な量をどぼどぼ入れる。
さらに15分煮込む。
子供が見たがっていたので煮込みはじめと同時にプリキュアの録画を見ていたが、一緒に30分番組の最後まで見てしまった。
適当に水分も煮詰まったので(フライパンの煮汁も再度合流した)完成。
食べられないかな、と心配した次女(4歳)は、おいしいおいしいとパクパク食べる。
ただ、骨があるのはうまく食べられないようで、全部外してやる必要がある。
これが案外大変。
肉好きの長男はお変わりして、3本も食べた。
そして、手伝いまでして興味津々だった長女は、「私これだめー」と言ってギブアップ。
まぁ、子供にはわかりにくい食べ物だと思うし、僕が食べました。
しかし、味がダメだった、というのはともかく、こんなものを気持ち悪がらずに食べられるのは、子供として偉いと思う。
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