2002年11月10日の日記です


献血  2002-11-10 23:53:58  その他

数日前に献血に行った。

風邪を惹いたりしていたので、1ヶ月くらい間があいた。


しかし、この1ヶ月の間に大きな異変が…


献血制度は、もともと売血を追放するために確立されたわけで、完全な善意のみに基づいて行われている。

とはいえ、実際問題としてはデメリットだらけでメリットのほとんど無い献血を行う人なんかほとんどいないわけで、血液をいかに確保するかが問題になっている。


というわけで、実際問題として献血すると「薄謝」がいただける。

図書券や Quo カードという形で、1回 500円程度だが。(それも、1時間以上時間のかかる成分献血などに限られる。「血を売っている」のではなく、拘束時間に対してアルバイト代が出ているような感覚)



…というのが、1ヶ月前までの話。

この1ヶ月で、この「金券」の提供が売血にあたるのではないかということで、全国的に一斉に禁止となってしまったらしい。


以前もボランティアについて日記で書いたことがあるのだが、どうも日本では「ボランティア」という言葉が「大損をする」ことと同義になっている感じがする。


成分献血は実際時間もかかるし、リスクもあるし、体に負担もかかるし、何より針を刺されるのは痛い。

「時間拘束分」程度の金券をもらっても十分ボランティアだとは思うのだが、それすらも献血制度下では許されないらしい。



まぁ、実際は売血云々の問題ではなく、田舎で儲かっていないために金券が出せないような献血センターもあるので、不平等を無くすために「悪い方に揃えた」のだと思うけど。

これは平等ではなくて、悪平等って奴だと思うのだけど。




で、僕はどうするのかって言うと、まだ献血続けるでしょうね。ボランティアの「自己満足感」が好きなので。

しかし、頻度は多少…いや、かなり減るかもしれない。




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