1日目補遺集

本文中、話の腰を折るのもなんなので書ききれなかった話題です。


十分話は脱線しまくっているが、これでも「抑え目に」したところがたくさんあるので…


旅立ちの泉成田空港の中に噴水がありました。見ると、小銭がいっぱい落ちています。

「また日本人は、水を見るとお金を投げ入れたがるんだから…」などと思ってよく見ると、ここの噴水に入れられたお金はユニセフに寄付されると書いてあります。旅行で余った小銭を寄付してもらおう、という趣旨。

実は、帰りにここにお金を寄付しようと思っていたのですが、入国カウンターから出るときにはこの泉を通らないのでした…



e-airport成田空港で、「e-airport」と名づけて IT 化の実験を行っていました。

一つは、無線LANによる接続実験。成田の数箇所に無線LANの接続エリアを設け、そのエリア内では無料でインターネット接続ができるようにしてあります。

もちろん、無線LAN接続可能な端末が必要です。詳しいことはわかりませんが、きっとDHCPでIPアドレスを割り振ってくれるのではないかと思います。2002年7月31日まで実験中。

もう一つは、PDA(WinCE端末)を使用した翻訳機のデモ。ただのデモだけのようですが、僕が見たときにはそれすらやっておらず、ポスターだけ貼ってありました。

音声入力で文章にし、自動的に翻訳し、音声出力してくれるという優れもの。現在実用化されている技術の組み合わせですが、実用になればたいしたもの。

しかし、実用にするのが難しいからこそ、「デモ」のみで、しかも「旅行会話」に限っているのでしょう。こちらはいつまでやっているのか不明。



つぶれたペットボトル本文中に書いた「気圧差でつぶれたペットボトル」の写真です。

上空でお茶を飲み、蓋を閉めた状態で着陸したらこうなっていました。ペットボトルがやわらかいといっても、結構な気圧差だということはわかります。



ホノルル空港内のバスで、降りる際に運転手さんがつたない日本語で「アキモトニ キヲツケテ クダサイ」といいました。

…秋元に気をつけろ? うんうん、秋元康は怪しげだし、気をつけたほうがいいと思うよ。

いや、「足元に」なのはわかっているのだけど、妙に面白かったというだけの話。


OLI OLI フォン無料で貸し出される OLI OLI フォン。万が一のときの連絡用に持ち歩いていたのですが、日本の携帯に比べると使い勝手が悪く、妙に大きいので邪魔です。

ストレートタイプでボタンが大きく、鞄などに入れればボタンが押されてすぐに誤動作します。しばらくいじっていてキーロック方法を発見しましたが、今度はその解除方法がわからず…

キーロック解除方法は「→11」でした。ディスプレイに「F11で解除」とは書いてあるのだけど、Fキーってないのだもの。

仕事柄の技術的興味にしたがって記しておけば、端末的にはWAP端末に近いような感じです。しかし、「OS的に」操作がWAPの作法に似ているだけで、ネット接続機能はない模様。



OLI OLI カードこちらは OLI OLI カード。JTB ツアー客の証として、これを見せれば OLI OLI トロリー、OLI OLI トラム、OLI OLI スニーカーなどの交通機関に無料で乗ることが出来ます。


ちなみに、トロリーはワイキキ全域をカバー、トラムはトロリーの駅のうち市街中心部のみをカバー。スニーカーは郊外の観光名所を回る観光バスです。

日本であらかじめ申し込んでおいた場合のみ、クレジットカードとしての機能をつけることが出来ます。その場合、ベースとなるクレジットカードの制限をそのまま引き継ぐので、気をつけないと上限に達して使えない…なんてことになります (^^;

あと、DFSギャラリア(Duty Free Shop:免税店)に入る時にもこのカードが必要となります。



テレビメニュー部屋に置いてあったテレビを点けると、こんな画面が出ます。…メニューには、MOVIES、INTERNET、NINTENDO、SERVICES等の文字が並びます。

もちろん普通にテレビも見られます(日本語放送もあります)が、有料で映画見たり、有料でインターネットをやったり、有料でNintendo64で遊んだりできるのです。SERVICESは、ホテルのチェックアウトをオンラインで行ったりできるようです。これは無料のようですが使っていないので機能は良くわかりません。


N64コントローラー当然テレビにはN64のコントローラーがついています。これが特殊仕様で、増設されたキーでいつでもテレビのメインメニューに戻ったり出来ます。

これらのキーはテレビのリモコンにもついています。また、当然キーボードもテレビについているのですが、そちらにもメニュー操作キーがついています。



足跡アラモアナSCのバス停留所近くにあった「足跡」。コンクリートに、足跡っぽい模様が延々とつけられていました。特に深い意味はなさそうなので、茶目っ気でしょう。

些細な部分で人を楽しませようとする…という精神に、やはりディズニーランドに近いものを感じます。TDLのToonTownにも「足跡」がいっぱいあったよね。



信号あちらの信号は日本とずいぶん違います。…いや、見た目の問題だけでなく。

日本では、青の間は進んでよく、青の点滅になると「もうすぐ赤になる」しるし、赤は「止まれ」です。

ハワイでは、青は「スタートしろ」の意味。ほんの数秒で赤の点滅になります。赤の点滅時間はずいぶん長く、これは「渡っている最中の人だけ進みつづけてよい」です。赤は当然止まれ。

最初は、青信号があっという間に終わってしまうので結構ビビッてました。



異形の者OLI OLI トラム内に描かれていた異形のものです。ガラス面の反射でちょっと見にくいですが…。

トラムだけでなく、いたるところに描いてありました。キャラクタグッズも見かけました。「なにものだ、コイツは」と思っていたのですが、上映中の新作ディズニー映画、lilo&stitchのキャラクターでした。ハワイ観光協会がディズニーと共同で作った映画だとか…やはりハワイはディズニーランドであったか。


lilo と聞いて「LInux LOader」を、stitch と聞いてキャノンデジカメ用ソフトの「PhotoStitch」を思い浮かべた私は、立派なコンピューターオタクです。

テレビで宣伝をやっていたのでざっと内容紹介すると、乱暴な宇宙人 stitch が、追われて逃げ込んだ地球のハワイで女の子 lilo と知り合い、素朴でやさしい島の人々との交流の中でやさしくなっていく…というストーリーのようです。

絵で見て「かわいくない」と思っていた stitch も、実際動いているところを見るとかわいいし。さすがはディズニーです。日本では2003年春公開予定だそうです。

(ページ作成 2002-07-06)

前記事:とても長かった1日     戻る     次記事:教会へ
トップページへ

-- share --

0000

-- follow --




- Reverse Link -